JP3241389U - プルトップ付き缶の蓋開け機能を有する箸 - Google Patents
プルトップ付き缶の蓋開け機能を有する箸 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】本考案は、缶詰等のプルトップ付き缶のプルトップを容易に起こすことができ、かつ強い力を要することなく容易に該缶の蓋を開けることができる蓋開け機能を有する菜箸、食事用箸等の箸を提供する。【解決手段】本体1の握り部2の端部とその近辺に尖り部4と滑り止め用溝部3を設け、反対側に箸として食品類をつまむ、つまみ部5とから構成される。該尖り部4をプルトップと蓋の間に滑り込ませ本体1を持ち上げることにより梃方式でプルトップを直立状態付近まで起こした後、該プルトップの穴に尖り部4を差し込み尖り部4と蓋との接点を支点にして梃方式で本体1を持ち上げて作用点のプルトップを引き上げることにより該プルトップと一体に固定された蓋も容易に引き上げられて開けられる機能を有している。【選択図】図1
Description
本考案は、プルトップ付缶の蓋開け機能を有する菜箸、食事用箸等に関する。
従来、指を使用して開ける缶詰等のプルトップ付きの缶の蓋を開ける際に、プルトップと該蓋との隙間が狭いためプルトップが起こしにくく、また該プルトップの穴に指を差し込んで蓋を引き上げて開ける時強い力を要しており、従来これらの解決手段を有する菜箸や食事用の箸類は存在しなかった。
本考案は、下記課題を解決する手段を有する箸を提供する。
1. プルトップ付きの缶詰等の蓋を通常指で開ける際に先ずプルトップを起こす操作を行うが、プルトップ下面と蓋との間の隙間が小さいため該プルトップを起こしにくい。
2. 起こしたプルトップの穴に指を差し入れて引き上げる際、強い力を必要とするため高齢者や子供にとって厄介な操作である。
1. プルトップ付きの缶詰等の蓋を通常指で開ける際に先ずプルトップを起こす操作を行うが、プルトップ下面と蓋との間の隙間が小さいため該プルトップを起こしにくい。
2. 起こしたプルトップの穴に指を差し入れて引き上げる際、強い力を必要とするため高齢者や子供にとって厄介な操作である。
本考案は、箸本体の握り部側の端部に尖り部を、また該端部近辺に滑り止め用の1個または複数個の溝から成る溝部を設けており、該尖り部をプルトップ下部に滑り込ませて本体の中間部付近を持ち上げることにより梃式でプルトップを直立状態付近まで起こす。次に起こしたプルトップの穴に反対側より尖り部を差し込み缶の蓋と接した該尖り部の先端を支点に、滑り止め用の溝に引っ掛けたプルトップ穴の外枠を作用点に、本体の中間付近を力点として持ち上げると梃の原理で作用点のプルトップが引き上げられると同時に該プルトップと一体に固定された蓋も引き上げられて開けられる。
本考案は下記の効果が期待できる。
1. プルトップを起こす操作において、尖り部をプルトップの下面に滑り込ませて行うため該プルトップ下面と蓋表面との隙間が狭くても容易に行うことができる。
2. 起こしたプルトップの穴に差し込んだ尖り部の先端を支点に、溝部に引っ掛けたプルトップを作用点、本体1の中間点を力点として梃の原理で作用点のプルトップを引き上げて該プルトップと一体に固定された蓋を開けるため、指を使用せず、かつ小さな力で済むため高齢者や子供でも蓋開け操作が無理なく行うことができる。
3. 蓋開けに使用した本考案の箸を使って、握り部と反対側のつまみ部でそのまま缶の中身を取り出すことができるため効率よく食事等の準備ができる。
4. 本考案による蓋開け機能は、容易にかつ安価に従来の箸に付加することが可能であり、かつ従来の箸の本来の機能を損なうことはない。
1. プルトップを起こす操作において、尖り部をプルトップの下面に滑り込ませて行うため該プルトップ下面と蓋表面との隙間が狭くても容易に行うことができる。
2. 起こしたプルトップの穴に差し込んだ尖り部の先端を支点に、溝部に引っ掛けたプルトップを作用点、本体1の中間点を力点として梃の原理で作用点のプルトップを引き上げて該プルトップと一体に固定された蓋を開けるため、指を使用せず、かつ小さな力で済むため高齢者や子供でも蓋開け操作が無理なく行うことができる。
3. 蓋開けに使用した本考案の箸を使って、握り部と反対側のつまみ部でそのまま缶の中身を取り出すことができるため効率よく食事等の準備ができる。
4. 本考案による蓋開け機能は、容易にかつ安価に従来の箸に付加することが可能であり、かつ従来の箸の本来の機能を損なうことはない。
通常箸類は全く同一形状の2本を対にして使用しているため本考案の図の表示、説明等は代表として対の内の1本について行う事とし、本考案の実施形態について図面に従って説明する。図1は本考案の正面図、図2は平面図であり、本体1は、端部と近辺にそれぞれ尖り部4と複数個の溝から成る溝部3を形成した握り部2と、反対側に通常の箸として野菜や食品類をつまむ、つまみ部5とから構成されており、尖り部4は先端を鋭角にしてプルトップ6の下面と缶の蓋の上面との狭い隙間に滑り込ませ易い形状であり、溝部3は箸の軸に対して略直角方向に形成され、プルトップ6が梃式で本体1により引き上げられる際の作用点11の滑り止めであり、プルトップのサイズや引き起こされた角度に対応すべく複数の溝を有している。
本考案の実施例を、プルトップ付き缶詰の蓋を開ける場合について図5、図6に従って説明する。図5はプルトップ付き缶詰の缶12の蓋開けを実施するときの説明図で平面状態を示し、本体1の握り部2の端部に形成された尖り部4を図のようプルトップ6の下側に滑り込ませてプルトップ6の穴8に差し込んだ後、図6の上図に示すように本体1の中間付近を力点10として持ち上げ該プルトップ6を直立状態付近まで起こす。次に該本体1を引き抜き図6の下図に示すように反対側から直立状態のプルトップ6の穴8に尖り部4を差し込み該尖り部4の先端と蓋7との接点を支点9に、滑り止め用溝部3に引っ掛けたプルトップ6の穴8の外枠を作用点11とし、本体1の中間点付近を力点10として持ち上げることにより梃の原理で該プルトップ6と一体に結合された蓋7が作用点11のプルトップ6とともにも引き上げられて該蓋7が開けられる。その後通常の箸としてつまみ部5を使用して缶の中身を取り出す。
1 本体
2 握り部
3 溝部
4 尖り部
5 つまみ部
6 プルトップ
7 蓋
8 穴
9 支点
10 力点
11 作用点
12 缶
2 握り部
3 溝部
4 尖り部
5 つまみ部
6 プルトップ
7 蓋
8 穴
9 支点
10 力点
11 作用点
12 缶
Claims (1)
- 握り部側の端部に尖り部と、該尖り部の近辺に滑り止め用の溝1個または複数個から成る溝部とを設けたことを特徴とするプルトップ付き缶の蓋開け機能を有する箸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023000212U JP3241389U (ja) | 2023-01-25 | 2023-01-25 | プルトップ付き缶の蓋開け機能を有する箸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023000212U JP3241389U (ja) | 2023-01-25 | 2023-01-25 | プルトップ付き缶の蓋開け機能を有する箸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3241389U true JP3241389U (ja) | 2023-03-27 |
Family
ID=85706955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023000212U Active JP3241389U (ja) | 2023-01-25 | 2023-01-25 | プルトップ付き缶の蓋開け機能を有する箸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3241389U (ja) |
-
2023
- 2023-01-25 JP JP2023000212U patent/JP3241389U/ja active Active
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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