JP3241280B2 - ダイナミック型半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
導体記憶装置に係り、特にダイナミック型ランダムアク
セスメモリ(DRAM)のビット線対の電位差を検知・
増幅するビット線センスアンプ回路およびビット線対を
プリチャージ・イコライズするためのビット線プリチャ
ージ・イコライズ回路に関する。
は、これを構成するダイナミック型のメモリセルが比較
的簡素であるので、現在では最も高集積化が進み、64
MビットDRAMの量産も開始されようとしており、試
作段階では1GビットDRAMの発表も始まっている。
このような高集積化の背景には、微細加工技術の進歩が
挙げられる。
性の確保の観点からデバイスに印加する電源電圧VCCを
低電圧化する必要が生ずる。例えば、16MビットDR
AMの世代において、従来のVCC=5VからVCC=3.
3Vへの移行の時代を迎え、さらに256MビットDR
AMの世代ではVCC=2.5Vに対応したDRAMが生
産されると思われる。
μm程度が必要と予想される1GビットDRAMの世代
に至っては、VCC=1.5V程度まで低電源電圧化する
必要があると言われている。
セルに蓄積されている信号電荷量が微少であるので、こ
れを検知・増幅し外部に読み出すためには高感度のビッ
ト線センスアンプが必要である。
のNMOSトランジスタをクロスカップル接続したNM
OSセンスアンプと2組のPMOSトランジスタをクロ
スカップル接続したPMOSセンスアンプとから構成さ
れたダイナミック型の差動増幅回路が用いられている。
れているビット線のプリチャージ電圧としては、電源電
圧の1/2であるVCC/2プリチャージ方式が採用され
ることが多い。
特徴を簡単に説明する。まず、外部制御信号の1つであ
る/RAS(ローアドレスストローブ)が“H”レベル
にあるプリチャージサイクルにおいてビット線対をVCC
/2にプリチャージする。
ルに遷移し、DRAMがアクティブモードに入ると、前
記プリチャージが停止し、ビット線がフローティング状
態となり、外部入力アドレスにより選択されたワード線
が駆動され、このワード線により選択駆動されたメモリ
セルのデータがビット線へ読み出される。
て、ビット線に読み出された微小な電位差が検知・増幅
される。具体的に述べると、ビット線対の“L”レベル
側はNMOSセンスアンプにより接地電位VSSまで放電
され、ビット線対の“H”レベル側はPMOSセンスア
ンプにより電源電圧VCCまで充電される。
位はイコライズされ、再びVCC/2の電位にプリチャー
ジされる。このようなVCC/2プリチャージ方式を用い
たDRAMでは、センスアンプを構成するトランジスタ
(以下、センスアンプトランジスタと記す)のセンスア
ンプ動作時におけるゲート・ソース間電圧(VCC/2)
が、前述した電源電圧の低電圧化により必然的に降下し
てしまい、その結果、センス動作(センス時間)が大幅
に遅れる、あるいは、最悪の場合にはセンス不能になる
危険性がある。
の場合、センスアンプトランジスタのゲート・ソース間
にはVCC=0.75Vしか印加されない。実際には、セ
ンスアンプトランジスタの共通ソース配線の抵抗による
電圧降下が発生し、特に初期センス時においては、この
電圧降下の値がさらに小さくなる(0.5V以下程度に
なる)ことが予想される。
圧Vth(NMOSセンスアンプでは正、PMOSセンス
アンプでは負)の絶対値|Vth|は、カットオフ特性を
保証するために最低限0.3V〜0.5V程度が必要で
ある。
ンプトランジスタのバックゲート効果と相俟って実質的
な|Vth|はさらに上昇している。ゆえに、初期センス
動作時におけるセンスアンプトランジスタのゲート・ソ
ース間電圧と閾値電圧が極めて近くなり、初期センス動
作が大幅に遅れ、高速DRAMの実現上の最大の障害と
なる。
平4−184787公報に開示された手法がある。これ
に開示された第1の実施例について、主要コアの等価回
路を図8、その動作波形(タイミングチャート)を図9
に示す。
第1のポイントは、ビット線群を二分し、片方(第1の
グループ)を接地電圧VSS、他方(第2のグループ)を
電源電圧VCCにプリチャージし、センス時には、第1の
グループのセンスアンプ31のセンスアンプ駆動線SA
Pと第2のグループのセンスアンプ32のセンスアンプ
駆動線SANとの間に接続されている電荷転送ゲートQ
45を信号PSQによりオンさせてSAP・SAN間を
短絡させ、電荷の移動が終了した時点でセンスアンプ駆
動信号/SEP・SENによりセンスアンプ駆動用トラ
ンジスタQ43、Q44をオンさせ、センスアンプ3
1、32を活性化させることによりセンスする点であ
る。
センスアンプ駆動用トランジスタQ43、Q44を非活
性状態にした後、前記信号PSQにより前記電荷転送ゲ
ートQ45をオンさせてSAP・SAN間を短絡させる
ことにより、VSSにプリチャージすべきビット線対のう
ち“H”側のビット線の電荷を、VCCにプリチャージす
べきビット線対のうちの“L”側のビット線へ移動さ
せ、その後、正規のプリチャージ電位まで駆動する点で
ある。
VCC/2プリチャージ方式と同様の消費電力量でありな
がら、センスアンプの動作スピードに大きく寄与するセ
ンスアンプトランジスタのゲート・ソース間電圧を倍増
させる方式を実現できる。
初期センス動作時にはセンスアンプトランジスタのゲー
ト・ソース間にはVCC/2の電圧しか印加されず、DR
AMの高速読み出しに重要な初期センス動作の時間的遅
れは避けられない。
84787には、第2の実施例として、図10に示すよ
うに、初期センス動作時には信号PSQにより電荷転送
ゲートQ45をオフさせる(SAP・SAN間の短絡を
行わない)ように制御しておき、センスアンプ駆動信号
/SEP・SENによりセンスアンプ駆動用トランジス
タQ43、Q44をオンさせ、センスアンプ31、32
を活性化させる方法が開示されている。
の電荷の有効移動が行われないので、センス動作に伴う
ビット線充放電電流量が第1の実施例に比べて50%増
加するという問題点がある。
た高密度DRAMにおいて、従来と同様なVCC/2プリ
チャージ方式を採用した場合には、将来的には電源電圧
の低電圧化によりセンスアンプの動作が著しく劣化する
という問題点がある。
重要な初期センス時におけるセンスアンプトランジスタ
のゲート・ソース電圧を大きくする従来の手法を採用す
ると、ビット線充放電電流量がVCC/2プリチャージ方
式に比べて大きくなるという問題点がある。
VCC/2プリチャージ方式を採用したDRAMは、将来
的には電源電圧の低電圧化によりセンスアンプの動作が
著しく劣化するという問題点があった。また、DRAM
の動作スピードに極めて重要な初期センス時におけるセ
ンスアンプトランジスタのゲート・ソース電圧を大きく
する従来の手法を採用すると、ビット線充放電電流量が
VCC/2プリチャージ方式に比べて大きくなるという問
題があった。
たもので、VCC/2プリチャージ方式の低消費電力特性
を活かしながら、低電源電圧条件下においても安定な高
速センス動作を可能としたDRAMを提供することを目
的とする。
れぞれ同一導電型のメモリセル選択用トランジスタとキ
ャパシタとからなる複数のダイナミック型メモリセルが
マトリクス状に配置されたメモリセルアレイと、前記メ
モリセルアレイのメモリセルを選択駆動するための複数
本のワード線と、前記メモリセルアレイの選択されたメ
モリセルとの間でデータの授受を行う複数対のビット線
と、前記各ビット線対にそれぞれ対応して設けられたビ
ット線センスアンプと、前記複数対のビット線を二分し
て得られる第1、第2のグループのうち、第1のグルー
プのビット線対に対応して設けられ、それらのビット線
対を電源電圧の1/2と接地電位との間の第1のプリチ
ャージ電位にプリチャージする第1のプリチャージ回路
と、前記複数対のビット線を二分して得られる第1、第
2のグループのうち、第2のグループのビット線対に対
応して設けられ、それらのビット線対を前記電源電圧の
1/2と第1のプリチャージ電位との差分だけ電源電圧
の1/2より高い第2のプリチャージ電位にプリチャー
ジする第2のプリチャージ回路と、前記第1のプリチャ
ージ回路および第2のプリチャージ回路のそれぞれのプ
リチャージ動作を時間差を持たせて順次行わせるように
制御するプリチャージ制御回路とを具備することを特徴
とする。
施の形態を詳細に説明する。 (1)実施例1(図1、図2) 図1は、本発明の第1の実施例のDRAMのコア回路の
主要部を示している。図1に示すDRAMにおいては、
図8を参照して前述したDRAMと同様に、複数個のダ
イナミック型メモリセル1がマトリクス状に集積・配置
されたメモリセルアレイが構成されている。また、各メ
モリセル1はNMOSトランジスタからなるメモリセル
選択用トランジスタとキャパシタとから構成されてい
る。
択駆動するための複数本のワード線と、メモリセルとの
データの授受を行う複数対のビット線が互いに交差して
配設され、その各交点にメモリセルが配置された構成を
採用している。
ビット線対(BL11・bBL11)、(BL12・b
BL12)、(BL21・bBL21)、(BL22・
bBL22)、1本のワード線WLに接続された4個の
メモリセル1および1本のダミーワード線DWLに接続
された4個のダミーセル2のみが示されている。
リセルの選択駆動によりビット線対に生じる電位差をセ
ンス期間に検知・増幅してメモリセルのデータを読み出
すためのビット線センスアンプ3(本例ではPMOSセ
ンスアンプおよびNMOSセンスアンプの一対からな
る)が設けられており、さらに、カラムアドレスのデコ
ード出力CDLiにより選択されたビット線対のデータ
を外部出力するためのカラム選択ゲート5を介してデー
タ線対(DQ、bDQ)に接続されている。
分割されており、第1のグループは、ビット線プリチャ
ージイコライズ回路4を介して電源電圧の1/3の電位
に相当するVCC/3(以下、第1のプリチャージ電位)
にプリチャージされ、第2のグループは、ビット線プリ
チャージイコライズ回路4を介して電源電圧の2/3の
電位に相当する2VCC/3(以下、第2のプリチャージ
電位)にプリチャージされる。
チャージイコライズ回路4および第2のグループのビッ
ト線プリチャージイコライズ回路4は、それぞれ対応し
てイコライズ制御信号EQL1、EQL2により制御さ
れ、/RASプリチャージ時にはこれらの信号EQL
1、EQL2がそれぞれ“H”となることにより各ビッ
ト線対はそれぞれ所望の電位にプリチャージ及びイコラ
イズされる。
ープのビット線イコライズ制御信号EQL1、EQL2
により制御される書き込み用NMOSトランジスタQW
が接続されており、プリチャージ時にはVDC(本例では
VCC/2)が書き込まれる。
OSセンスアンプの共通ソース配線およびNMOSセン
スアンプの共通ソース配線は、前記二分されたビット線
対グループに対応して第1のグループの共通ソース配線
SAP1・bSAN1および第2のグループの共通ソー
ス配線SAP2・bSAN2に二分されている。
AP2は、信号bSEP1・bSEP2により対応して
駆動されるPMOSセンスアンプからなるPMOSセン
スアンプ駆動回路により活性化され、共通ソース配線b
SAN1およびbSAN2は、信号SEN1・SEN2
により対応して駆動されるNMOSセンスアンプからな
るNMOSセンスアンプ駆動回路により活性化される。
スアンプの共通ソース配線SAP1と第2グループのN
MOSセンスアンプの共通ソース配線bSAN2との間
には、これらの信号線を所定のタイミングで短絡させて
電荷を移動させる電荷転送ゲート用のNMOSトランジ
スタQ45が配置され、このNMOSトランジスタQ4
5のゲートには第3のイコライズ信号EQL3が入力さ
れる。
第2のグループに相当するビット線対を各2組ずつ示し
たが、実際のDRAMにおいては図1に示した構成を基
本として複数対のビット線対がそれぞれのグループに分
けられた構成を採用している。
の電源回路(プリチャージ電源回路)、7は前記イコラ
イズ信号EQL1〜EQL3を供給する制御回路であ
る。また、通常のDRAMと同様に、外部アドレスを取
り込むアドレスバッファ回路(図示せず)から出力する
ロウアドレス信号をデコードして任意のワード線を選択
駆動するロウデコーダ・ワード線ドライバ8、アドレス
バッファ回路から出力するカラムアドレス信号をデコー
ドして任意のカラム選択スイッチを選択指定するカラム
デコーダ9、メモリセルから読み出されて検知・増幅さ
れたデータを外部に出力する出力バッファ回路(図示せ
ず)、外部から入力するデータを取り込む入力バッファ
回路(図示せず)、各種制御信号を発生するクロックジ
ェネレータ等 (図示せず)が設けられている。
作について図2に示したタイミング図を用いて説明す
る。/RASが“H”から“L”に遷移してRASアク
ティブ状態に入ると、ビット線イコライズ制御信号EQ
L1・EQL2が“L”となり、ビット線はフローティ
ング状態になる。
ード線WLとダミーワード線DWLが立ち上がり、メモ
リセルおよびダミーセルからデータがビット線に読み出
される。
ータとしてVCCが書き込まれていたとすると、VCC/3
にプリチャージされた第1のグループのビット線対の電
位(例えばビット線対BL11・bBL11の電位VBL
11、VbBL11 )は、ビット線容量をCB 、メモリセル1
およびダミーセル容量2をそれぞれCS として電荷分配
則を適用して解くと、 VBL11 =VCC×{(CB /3)+ CS }/(CB +CS ) …(1) VbBL11 =VCC×{(CB /3)+(CS /2)}/(C
B +CS )…(2)となる。
2のグループのビット線対の電位(例えばビット線対B
L21・bBL21の電位VBL21、VbBL21 )は、 VBL21 =VCC×{(2CB /3)+ CS }/(CB +CS) …(3) VbBL21 =VCC×{(2CB /3)+(CS /2)}/(CB +CS )…(4) となる。
(1)、(2)の差分および式(3)、(4)の差分か
ら得られ、いずれのグループのビット線対の電位差、即
ち、センスアンプ3に入力される信号電圧Vsignalは、 Vsignal=VCC×CS /2(CB +CS ) …(5) となる。
とダミーセル2の容量を同じ値CSにし、ダミーセル2
の書き込み電圧VDCとしてVcc/2に相当する電位を
採用しているので、前式(5)の信号電圧Vsignalの値
は、メモリセル1の記憶論理によらず一定となる。
て、第1のグループのセンスアンプ活性化信号bSEP
1、SEN1が活性状態に遷移し、第1のグループのセ
ンスアンプの共通ソース配線のうちSAP1が電源電圧
へ、bSAN1が接地電圧へ駆動される。
あるいは第2のグループのビット線対に接続されたセン
スアンプトランジスタのゲート・ソース間には、電源電
圧の2/3に相当する2VCC/3の電位が印加される。
式(この場合のセンスアンプトランジスタのゲート・ソ
ース間電圧は前述したようにVCC/2)に比べ、33%
増の電圧が印加されることになり、低電源電圧条件下に
おいても高速センス動作が可能となる。
第2のグループのセンスアンプ活性化信号SEN2、b
SEP2が活性状態に遷移することにより、第2のグル
ープのセンスアンプの共通ソース配線bSAN2、SA
P2がそれぞれ対応して接地電位、電源電位まで駆動さ
れ、各ビット線対の“L”レベル側は接地電圧まで、
“H”レベル側は電源電圧まで駆動され、メモリセルデ
ータが再書き込みされる。
RASプリチャージ状態になると、ワード線WLが非選
択状態に戻る。これに続いて、センスアンプ活性化信号
bSEP1、SEN2、SEN1、bSEP2がそれぞ
れ非活性状態になった後、まず、第1のグループのイコ
ラズ制御信号EQL1が“H”へ遷移し、第1のグルー
プのビット線対が短絡される。
EQL3も“H”へ遷移し、トランジスタQ45を介し
てセンスアンプ駆動線SAP1とbSAN2が短絡され
る。その結果、第2のグループのビット線対のうちでセ
ンス期間に“L”(接地電位)に駆動された一方のビッ
ト線のみが第1のグループのビット線対と短絡される。
駆動された1本のビット線(第1のグループのビット線
対のうちの一方のビット線)と接地電位まで駆動された
2本のビット線(第1のグループのビット線対のうちの
他方のビット線および第2のグループのビット線対のう
ちの一方のビット線)とが一度に短絡されることにな
り、その結果、電荷の移動のみで上記3本のビット線に
VCC/3の電位が生成される。
イズ制御信号EQL2が“H”になると同時に第3のイ
コライズ制御信号EQL3は“L”へ遷移し、第2のグ
ループのビット線対がイコライズされる。この時、前記
したように第2のグループのビット線対のうちでセンス
期間に“L”に駆動された一方のビット線は先のイコラ
イズ動作によりVCC/3の電位に設定されているので、
第2のグループのビット線対のうちでセンス期間に
“H”(電源電位)に駆動された他方のビット線と短絡
されることにより、電荷の移動のみで第2のグループの
ビット線対に2VCC/3の電位が生成される。
階に分けてビット線をプリチャージ及びイコライズする
ことにより、VCC/3のプリチャージ電位および2VCC
/3のプリチャージ電位をビット線の電荷の移動のみで
生成可能となる。これにより、プリチャージサイクルに
おいては、電源からの電荷の供給を必要としない。
グループのビット線のうち“H”側を電源電圧の2/
3、第2のグループのビット線のうち“H”側を電源電
圧の1/3程度駆動している。その結果、ビット線充放
電に伴う消費電力は、VCC/2プリチャージ方式の場合
と同一となり、低消費電力化が可能となる。
/2プリチャージ方式の低消費電力特性を活かしなが
ら、VCC/2プリチャージ方式の場合に比してセンスア
ンプトランジスタのゲート・ソース間電圧を33%も増
大させることが可能となる。
クルに活性化される全ビット線対群を2つのグループに
分割し、第1のグループのビット線プリチャージ電位を
VCC/3とし、他方の第2のグループのそれを2VCC/
3に設定する。
ループのビット線に接続されたセンスアンプ駆動線(セ
ンスアンプ3の共通ソース線)SAP1とbSAN1を
それぞれVCCとVSSまで駆動するとともに第2のグルー
プのビット線に接続されたセンスアンプ駆動線(センス
アンプ3の共通ソース線)SAP2とbSAN2をそれ
ぞれVCCとVSSまで駆動することにより、全てのセンス
アンプトランジスタのゲート・ソース間電圧を2VCC/
3まで大きくすることが可能なる。
線プリチャージを2段階に行い、前記した第1のグルー
プのビット線プリチャージ電位(VCC/3)および第2
のグループのビット線プリチャージ電位(2VCC/3)
に相当する電圧をビット線の電荷の移動のみで生成する
ことで、ビット線充放電に伴う消費電力を抑制する。
のVCC/2プリチャージ方式に比べ、消費電力が同一で
センス動作に重要なセンスアンプトランジスタのゲート
・ソース間電圧を33%増加させることができ、将来的
な低電源電圧条件下においても安定で高速な低消費電力
方式のセンス回路を提供することが可能となる。
2に示すような動作タイミングを有する第1の実施例と
比べて、プリチャージサイクルにおいて第1のグループ
のビット線プリチャージ電位を第2のグループのビット
線プリチャージ電位に先行して生成する回路の具体例が
異なる。
のビット線対に接続されたNMOSセンスアンプの共通
ソース配線bSAN2と第1のグループのビット線対に
接続されたNMOSセンスアンプの共通ソース配線bS
AN1の間に電荷転送ゲートQ45を配置している。こ
の場合も、図2に示したタイミングと同一タイミングで
動作し、第1の実施例と同様の効果が得られる。
と比べて、プリチャージサイクルにおいて第1のグルー
プのビット線プリチャージ電位を第2のグループのビッ
ト線プリチャージ電位に先行して生成する回路の具体例
が異なる。
のグループに接続されたNMOSセンスアンプの共通ソ
ース配線bSAN2と第1のグループのビット線プリチ
ャージイコライズ回路4に接続されている第1のプリチ
ャージ電源線40の間に電荷転送ゲートQ45を設けて
いる。
40と第1のプリチャージ電源(第1のグループのビッ
ト線プリチャージ電位発生回路)との間にPMOSトラ
ンジスタQ46を新たに追加し、そのゲート電極に第3
のイコライズ制御信号EQL3を入力することにより、
電荷転送ゲートQ45が活性化されている期間において
上記PMOSトランジスタQ46をオフ状態に制御して
第1のビット線プリチャージイコライズ回路4と第1の
プリチャージ電源とを遮断することが望ましい。
ージ電源からの電荷供給パスを非導通化し、ビット線の
電荷の移動のみで第1のグループのビット線プリチャー
ジ電圧を生成することが可能である。
一タイミングで動作し、第1の実施例および第2の実施
例と同様の効果が得られる。 (4)実施例4(図1、図5) 第4の実施例は、前記したように図1に示した構成と図
2に示すような動作タイミングを有する第1の実施例と
比べて、コア回路の主要部の構成は全く同一であるが、
その動作タイミングが異なり、プリチャージサイクルに
おける第1のグループのビット線プリチャージ電圧と第
2のグループのビット線プリチャージ電圧の生成順を逆
にした点が異なる。
2のグループのビット線プリチャージ電位に相当する2
VCC/3の電位を生成した後、第1のグループのビット
線プリチャージ電位に相当するVCC/3の電位を生成す
るようにした。
示している。この第4の実施例の動作タイミングと図2
に示した第1の実施例のタイミングとの違いは、/RA
Sプリチャージサイクルにおいて、第1のグループのビ
ット線のイコライズ制御信号EQL1に先だって第2の
グループのビット線のイコライズ制御信号EQL2を活
性化する点にある。
に第3のイコライズ制御信号EQL3も“H”へ遷移
し、第1のグループのビット線対のうちでセンス期間に
“H”に駆動された一方のビット線のみが第2のグルー
プのビット線対とが短絡される。これにより、電源電圧
まで駆動された2本のビット線(第1のグループのビッ
ト線対のうちの一方のビット線と第2のグループのビッ
ト線対のうちの一方のビット線)と接地電位まで駆動さ
れた1本のビット線(第2のグループのビット線対のう
ちの他方のビット線)が一度に短絡されることになり、
その結果、電荷の移動のみで上記3本のビット線に2V
CC/3の電位が生成される。
コライズ制御信号EQL1が“H”になると同時に第3
のイコライズ制御信号EQL3は“L”へ遷移し、第1
のグループのビット線対がイコライズされる。この時、
前記したように第1のグループのビット線対のうちでセ
ンス期間に“H”(電源電位)に駆動された一方のビッ
ト線は先のイコライズ動作により2VCC/3の電位に設
定されているので、第1のグループのビット線対のうち
でセンス期間に“L”(接地電位)に駆動された他方の
ビット線はと短絡されることにより、電荷の移動のみで
第1のグループのビット線対にVCC/3の電位が生成さ
れる。
施例と同様の効果が得られる。 (5)実施例5(図6、図5) 第5の実施例は、前記したように図1に示した構成と図
3に示すような動作タイミングを有する第4の実施例と
比べて、プリチャージサイクルにおいて第2のグループ
のビット線プリチャージ電位を第1のグループのビット
線プリチャージ電位に先行して生成する回路の具体例が
異なる。
のビット線対に接続されたPMOSセンスアンプの共通
ソース配線SAP1と第2のグループのビット線対に接
続されたPMOSセンスアンプの共通ソース配線SAP
2の間に電荷転送ゲートQ45を配置している。この場
合も、図5に示したタイミングと同一タイミングで動作
し、第4の実施例と同様の効果が得られる。
と比べて、プリチャージサイクルにおいて第2のグルー
プのビット線プリチャージ電位を第2のグループのビッ
ト線プリチャージ電位に先行して生成する回路の具体例
が異なる。
のグループに接続されたPMOSセンスアンプの共通ソ
ース配線SAP1と第2のグループのビット線プリチャ
ージイコライズ回路4に接続されている第2のプリチャ
ージ電源線70の間に電荷転送ゲートQ45を設けてい
る。
70と第2のプリチャージ電源(第2のグループのビッ
ト線プリチャージ電位発生回路)との間にPMOSトラ
ンジスタQ46を新たに追加し、そのゲート電極に第3
のイコライズ制御信号EQL3を入力することにより、
電荷転送ゲートQ45が活性化されている期間において
上記PMOSトランジスタQ46をオフ状態に制御して
第2のビット線プリチャージイコライズ回路4と第2の
プリチャージ電源とを遮断することが望ましい。
ージ電源からの電荷供給パスを非導通化し、ビット線の
電荷の移動のみで第2のグループのビット線プリチャー
ジ電圧を生成することが可能である。
一タイミングで動作し、第4の実施例および第5の実施
例と同様の効果が得られる。即ち、上記各実施例によれ
ば、1サイクルに活性化される全ビット線対群が二グル
ープに分割され、ビット線対のプリチャージサイクルに
おいて、第1のグループでは電源電圧の1/3の電位
に、第2のグループでは電源電圧の2/3の電位にプリ
チャージされる。
ス動作時においては、第1のグループのビット線センス
アンプに繋がる共通ソース配線(センスアンプ駆動線)
を電源電位VCCに、第2のグループのビット線センスア
ンプに繋がる共通ソース配線(センスアンプ駆動線)を
接地電位VSSに駆動することで、従来のVCC/2プリチ
ャージ方式に比べ、センスアンプトランジスタのゲート
・ソース間電圧を電源電圧の2/3まで大きくする(V
CC/2プリチャージ方式に比べて33%大きくする)こ
とが可能になる。
においては、時間的に動作タイミングの異なる2つのプ
リチャージ回路を設けておき、ビット線プリチャージを
2段階に行う。即ち、はじめに第1のグループあるいは
第2のグループのビット線プリチャージ電位に相当する
電位をビット線の電荷の移動のみで生成し、これに続い
て未だ生成されていない第1あるいは第2のグループの
ビット線プリチャージ電位をビット線の電荷の移動のみ
で生成する。これによりビット線充放電に伴う消費電力
を従来のVCC/2プリチャージ方式と同一にすることが
可能となる。
に比べて消費電力を同一に保ったままで将来の低電圧条
件下で大きな問題となるセンス動作の大幅な遅れやセン
ス不能の事態を回避可能なDRAMが実現できる。
異なるプリチャージ電位を電荷の移動により生成するこ
とが可能な組み合わせは複数存在するが、2回のプリチ
ャージ動作で前記第1のプリチャージ電位と第2のプリ
チャージ電位をビット線の電荷の移動により生成するこ
とが可能な組み合わせは、第1のプリチャージ電位を電
源電圧の1/2と接地電位との間の電位に設定し、第2
のプリチャージ電位を、電源電圧の1/2と第1のプリ
チャージ電位との差分だけ電源電圧の1/2より高く設
定すればよい。
により一般的に表現すると、メモリセルアレイのカラム
数の基本単位2n(nは正の整数)に応じて次式に示す
ように設定することが可能である。
り、ビット線プリチャージ電位の組み合わせの具体例は
次に示すようになる。
/12 & 4/12 24 =16…9/17 & 8/17, 10/18 & 8/18, 11/19 & 8/1
9, 12/20 & 8/20,13/21 & 8/21, 14/22 & 8/22, 15/23
& 8/23, 16/24 & 8/24, 25 =32…17/33 & 16/33,18/34 & 16/34, 19/35 & 1
6/35, 20/36 & 16/36,21/37 & 16/37,22/38 & 16/38,… なお、初期センス動作に重要なセンスアンプトランジス
タのゲート・ソース間電圧の最大値は、VCC×(2n+
m)/(2n+1+m)であり、この値は、nの値がいず
れの場合でも、mが大きくなるほど2VCC/3に漸近す
ることになる。
CC/2プリチャージ方式に比べて同一に保つ場合にセン
スアンプトランジスタのゲート・ソース間電圧を最大に
設定できるのは、前記各実施例のように第1のプリチャ
ージ電位としてVCC/3、第2のプリチャージ電位とし
て2VCC/3を選択した場合である。
のではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施することができる。上述した説明では、特にD
RAMを中心に従来例・実施例を示したが、本発明は、
メモリセル情報を検知・増幅するビット線センスアンプ
としてダイナミック型差動増幅器を採用したPROM
等、他のメモリにおいても適応可能である。
2プリチャージ方式の低消費電力特性を活かしながら、
低電源電圧条件下においても安定で高速なセンス動作を
可能としたDRAMを提供することができる。
ア回路の主要部の構成を示す回路図。
ア回路の主要部の動作例を示すタイミング波形図。
ア回路の主要部の構成を示す回路図。
ア回路の動作例を示すタイミング波形図。
ア回路の主要部の構成を示す回路図。
ア回路の主要部の構成を示す回路図。
す回路図。
形図。
波形図。
アンプ、4…ビット線プリチャージイコライズ回路、5
…カラム選択ゲート、6…プリチャージ電源回路、7…
制御回路、8…ロウデコーダ・ワード線ドライバ、9…
カラムデコーダ、40、70…プリチャージ電源線、Q
45…電荷転送ゲート、Q46…PMOSトランジス
タ、BL11、bBL11、BL12、bBL12…第
1のグループ(VCC/3プリチャージ電圧)のビット線
対、BL21、bBL21、BL22、bBL22…第
2のグループ(2VCC/3プリチャージ電圧)のビット
線対、WL…ワード線、DWL…ダミーワード線、DQ
・bDQ…データ線対、EQL1・EQL2・EQL3
…イコライズ制御信号、SEN1・bSEP1、SEN
2・bSEP2…センスアンプ制御信号、VDC…ダミー
セル書き込み電圧。
Claims (12)
- 【請求項1】 それぞれ同一導電型のメモリセル選択用
トランジスタとキャパシタとからなる複数のダイナミッ
ク型メモリセルがマトリクス状に配置されたメモリセル
アレイと、 前記メモリセルアレイのメモリセルを選択駆動するため
の複数本のワード線と、 前記メモリセルアレイの選択されたメモリセルとの間で
データの授受を行う複数対のビット線と、 前記各ビット線対にそれぞれ対応して設けられたビット
線センスアンプと、 前記複数対のビット線を二分して得られる第1、第2の
グループのうち、第1のグループのビット線対に対応し
て設けられ、それらのビット線対を電源電圧の1/2と
接地電位との間の第1のプリチャージ電位にプリチャー
ジする第1のプリチャージ回路と、 前記第2のグループのビット線対に対応して設けられ、
それらのビット線対を前記電源電圧の1/2と第1のプ
リチャージ電位との差分だけ電源電圧の1/2より高い
第2のプリチャージ電位にプリチャージする第2のプリ
チャージ回路と、 前記第1のプリチャージ回路および第2のプリチャージ
回路のそれぞれのプリチャージ動作を時間差を持たせて
順次行わせるように制御するプリチャージ制御回路とを
具備することを特徴とするダイナミック型半導体記憶装
置。 - 【請求項2】 複数のダイナミック型メモリセルがマト
リクス状に配置されたメモリセルアレイと、 前記メモリセルアレイのメモリセルを選択駆動するため
の複数本のワード線と、 前記メモリセルアレイの選択されたメモリセルとの間で
データの授受を行う複数対のビット線と、 前記各ビット線対にそれぞれ対応して設けられ、前記ワ
ード線によるメモリセルの選択駆動によりビット線対に
生じる電位差をセンス期間に検知・増幅するPMOSセ
ンスアンプおよびNMOSセンスアンプの一対からなる
センスアンプと、 前記複数対のビット線を二分して得られる第1、第2の
グループのうち、第1のグループのビット線対に接続さ
れ、それらのビット線対を前記センスアンプ期間の終了
後で第1のプリチャージ期間に電源電圧の1/3に相当
する第1のプリチャージ電位にプリチャージする第1の
プリチャージ回路と、 前記第2のグループのビット線対に接続され、それらの
ビット線対を前記センス期間の終了後で前記第1のプリ
チャージ期間とは開始タイミングが異なる第2のプリチ
ャージ期間に電源電圧の2/3に相当する第2のプリチ
ャージ電位にプリチャージする第2のプリチャージ回路
と、 前記第1のグループのビット線対に接続され、前記第1
のプリチャージ期間に第1のグループのビット対間を短
絡させる第1のビット線イコライズ回路と、 前記第2のグループのビット線対に接続され、前記第2
のプリチャージ期間に第2のグループのビット対間を短
絡させる第2のビット線イコライズ回路と、前記第1のグループのビット線対と第2のグループのビ
ット線対のうちの前記センス期間の終了後における低電
位側のビット線との間で電荷を移動させてこれらのビッ
ト線に第1のプリチャージ電位を生成するための荷移動
経路とを具備し、 前記第1のプリチャージ期間は第2のプリチャージ期間
よりも開始タイミングが先行していること を特徴とする
ダイナミック型半導体記憶装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のダイナミック型半導体記
憶装置において、 前記電荷移動経路形成部は、前記第2のグループのビッ
ト線対に接続されたNMOSセンスアンプの共通ソース
配線と第1のグループのビット線対に接続されたPMO
SセンスアンプあるいはNMOSセンスアンプの共通ソ
ース配線のいずれかの間に設けられ、前記2つのプリチ
ャージ期間の開始タイミングの時間差の期間にオン状態
に制御される電荷転送ゲートを有することを特徴とする
ダイナミック型半導体記憶装置。 - 【請求項4】 請求項2記載のダイナミック型半導体記
憶装置において、 前記第1のプリチャージ回路は、前記第1のグループの
ビット線対との間に接続された第1のビット線プリチャ
ージ回路と、前記第1のビット線プリチャージ回路と第
1のプリチャージ電源との間に接続された第1のプリチ
ャージ電源線とを具備し、 前記電荷移動経路形成部は、前記第2のグループのビッ
ト線対に接続されたNMOSセンスアンプの共通ソース
配線と前記第1のプリチャージ電源線との間に設けら
れ、前記2つのプリチャージ期間の開始タイミングの時
間差の期間にオン状態に制御される電荷転送ゲートを有
することを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のダイナミック型半導体記
憶装置において、 前記第1のプリチャージ電源線と第1のプリチャージ電
源との間に挿入され、前記2つのプリチャージ期間の開
始タイミングの時間差の期間にオフ状態に制御されるス
イッチ素子をさらに具備することを特徴とするダイナミ
ック型半導体記憶装置。 - 【請求項6】 複数のダイナミック型メモリセルがマト
リクス状に配置されたメモリセルアレイと、 前記メモリセルアレイのメモリセルを選択駆動するため
の複数本のワード線と、 前記メモリセルアレイの選択されたメモリセルとの間で
データの授受を行う複数対のビット線と、 前記各ビット線対にそれぞれ対応して設けられ、前記ワ
ード線によるメモリセルの選択駆動によりビット線対に
生じる電位差をセンス期間に検知・増幅するPMOSセ
ンスアンプおよびNMOSセンスアンプの一対からなる
センスアンプと、 前記複数対のビット線を二分して得られる第1、第2の
グループのうち、第1のグループのビット線対に接続さ
れ、それらのビット線対を前記センスアンプ期間の終了
後で第1のプリチャージ期間に電源電圧の1/3に相当
する第1のプリチャージ電位にプリチャージする第1の
プリチャージ回路と、 前記第2のグループのビット線対に接続され、それらの
ビット線対を前記センス期間の終了後で前記第1のプリ
チャージ期間とは開始タイミングが異なる第2 のプリチ
ャージ期間に電源電圧の2/3に相当する第2のプリチ
ャージ電位にプリチャージする第2のプリチャージ回路
と、 前記第1のグループのビット線対に接続され、前記第1
のプリチャージ期間に第1のグループのビット対間を短
絡させる第1のビット線イコライズ回路と、 前記第2のグループのビット線対に接続され、前記第2
のプリチャージ期間に第2のグループのビット対間を短
絡させる第2のビット線イコライズ回路と、 前記第2のグループのビット線対と第1のグループのビ
ット線対のうちの前記センス期間の終了後における高電
位側のビット線との間で電荷を移動させてこれらのビッ
ト線に第2のプリチャージ電位を生成するための荷移動
経路とを具備し、 前記第2のプリチャージ期間は第1のプリチャージ期間
よりも開始タイミングが先行していることを特徴とする
ダイナミック型半導体記憶装置。 - 【請求項7】 請求項6記載のダイナミック型半導体記
憶装置において、 前記電荷移動経路形成部は、前記第1のグループのビッ
ト線対に接続されたPMOSセンスアンプの共通ソース
配線と第2のグループのビット線対に接続されたPMO
SセンスアンプあるいはNMOSセンスアンプの共通ソ
ース配線のいずれかの間に設けられ、前記2つのプリチ
ャージ期間の開始タイミングの時間差の期間にオン状態
に制御される電荷転送ゲートを有することを特徴とする
ダイナミック型半導体記憶装置。 - 【請求項8】 請求項6記載のダイナミック型半導体記
憶装置において、 前記第2のプリチャージ回路は、前記第2のグループの
ビット線対との間に接続された第2のビット線プリチャ
ージ回路と、前記第2のビット線プリチャージ回路と第
2のプリチャージ電源との間に接続された第2のプリチ
ャージ電源線とを具備し、 前記電荷移動経路形成部は、前記第1のグループのビッ
ト線対に接続されたPMOSセンスアンプの共通ソース
配線と前記第2のプリチャージ電源線との間に設けら
れ、前記2つのプリチャージ期間の開始タイミングの時
間差の期間にオン状態に制御される電荷転送ゲートを有
することを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。 - 【請求項9】 請求項8記載のダイナミック型半導体記
憶装置において、 前記第2のプリチャージ電源線と第2のプリチャージ電
源との間に挿入され、前記2つのプリチャージ期間の開
始タイミングの時間差の期間にオフ状態に制御されるス
イッチ素子をさらに具備することを特徴とするダイナミ
ック型半導体記憶装置。 - 【請求項10】 請求項1記載のダイナミック型半導体
記憶装置において、前記ビット線の電荷を移動させるこ
とにより電圧の異なる前記2種類のプリチャージ電位を
異なるタイミングで生成する電荷移動回路をさらに具備
することを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。 - 【請求項11】 請求項10記載のダイナミック型半導
体記憶装置において、 前記電荷移動回路は、前記第1あるいは第2のグループ
のビット線対のプリチャージ動作が開始され、第2ある
いは第1のグループのビット線対のプリチャージ動作が
開始されるまでの時間のみ活性化されることを特徴とす
るダイナミック型半導体記憶装置。 - 【請求項12】 請求項11記載のダイナミック型半導
体記憶装置において、 前記電荷移動回路が活性化される期間にビット線プリチ
ャージ電源とビット線イコライズ回路を遮断する回路を
さらに具備することを特徴とするダイナミック型半導体
記憶装置。
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