JP3241077U - 防振ラチェットレンチ - Google Patents

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Abstract

Figure 0003241077000001
【課題】本体が打撃や外力の衝撃を受けたりした際に生じる振動がラチェット部材に伝わるのを弱め、防振効果を達成する防振ラチェットレンチを提供する。
【解決手段】防振ラチェットレンチは、本体と、ラチェット部材と、弾性部材とを含む。本体は駆動部を含む。駆動部は貫通孔と駆動軸を有する。ラチェット部材は駆動部の貫通孔に套設され、且つラチェット歯部と、外側溝とを含む。ラチェット歯部はラチェット部材の内環面に周設される。外側溝はラチェット部材の外環面に周設される。弾性部材は外側溝に設置され、且つラチェット部材と駆動部の間に位置する。ラチェット部材は、駆動軸に平行な方向において所定の高さを有し、外側溝の設置位置は、上述の高さの3分の1から上述の高さの3分の2の間に位置する。これにより、本考案の防振ラチェットレンチは、外部からの衝撃力を受けた時の防振効果を達成することができる。
【選択図】図1

Description

本考案はラチェットレンチに関し、特に防振ラチェットレンチに関する。
使用者が手工具を用いて精密部品を有する機械を締結する際に、もし機械が外力による衝撃、衝突又は衝突によって生じる振動を受けるなら、それによって機械中の精密部品が損傷する可能性がある。また、使用者が手工具を用いて稼働中の機械を締結する際に、機械自体の振動が手工具を通じて使用者の手部に伝わり、使用者の操作効率が下がったり、手部に不快感を覚えたりする可能性もある。
そのため、衝撃力を吸収し、且つ振動を弱めることが可能な防振ラチェットレンチを開発することは、産業において重要且つ速やかに解決されるべき課題となっている。
本考案は、本体とラチェット部材の間に弾性部材を設置することによって、本体が打撃や外力の衝撃を受けたりした際に生じる振動がラチェット部材に伝わるのを弱め、防振効果を達成する、防振ラチェットレンチを提供することを目的としている。
本考案の構造態様に基づく実施形態が提供する防振ラチェットレンチは、本体と、ラチェット部材と、弾性部材とを含む。本体は、駆動部を含む。駆動部は、貫通孔と、駆動軸を有する。ラチェット部材は、駆動部の貫通孔に套設され、且つラチェット歯部と外側溝を含む。ラチェット歯部は、ラチェット部材の内環面に周設される。外側溝は、ラチェット部材の外環面に周設される。弾性部材は、外側溝に設置され、且つラチェット部材と駆動部の間に位置する。ラチェット部材は、駆動軸に平行な方向において所定の高さを有し、外側溝の設置位置は、上述の高さの3分の1から上述の高さの3分の2の間に位置する。
これにより、本考案の防振ラチェットレンチが稼働中の機械上で締結部材を操作するとき、締結部材からラチェット部材に伝わる振動を弾性部材が吸収することにより、使用者が操作時に手部に不快感を覚えて操作スピードが遅くなったり、力を加えることができなくなったりすることを回避する。
上述の実施形態の他の実施例は以下の通りである。上述のラチェット部材は、突出部をさらに含むことができる。突出部はラチェット部材の一端に位置し、且つ駆動軸から本体に向かって突出しており、突出部はラチェット部材を貫通孔に位置決めするのに用いられる。
上述の実施形態の他の実施例は以下の通りである。上述の防振ラチェットレンチは、係着固定部材と、2つのパッキンと、防塵ワッシャーとをさらに含むことができる。係着固定部材は、ラチェット部材の突出部から離れた他端に係着固定される。2つのパッキンは、ラチェット部材の外環面を取り囲み、そのうちの1つのパッキンはラチェット部材と駆動部の間に設置され、もう1つのパッキンは駆動部と係着固定部材の間に設置される。防塵ワッシャーは、係着固定部材とラチェット部材の間に設置される。ラチェット部材は、第1溝をさらに含み、係着固定部材は、第2溝を含み、第1溝と第2溝とが環形状空間を形成し、防塵ワッシャーは、環形状空間に設置される。
上述の実施形態の他の実施例は以下の通りである。上述の本体は、打撃部と、接続部とをさらに含むことができる。打撃部は駆動部から離れており、打撃工具で打撃するのに提供される。接続部は、打撃部と駆動部を接続する。打撃部の厚さは接続部の厚さよりも大きい。
上述の実施形態の他の実施例は以下の通りである。上述の打撃部は、2つの円弧面と、2つの平面とを含む。2つの円弧面は、互いに相対して設けられている。2つの平面は、互いに相対して設けられ、且つ各平面は2つの円弧面に接続されている。
本考案の構造態様に基づく別の実施形態が提供する防振ラチェットレンチは、本体と、ラチェット部材と、弾性部材とを含む。本体は、打撃部と、駆動部とを含む。打撃部は、本体の一端に位置しており、打撃工具で打撃するのに提供される。打撃部は、収容空間を有しており、収容空間は、套接棒の一端を取り外し可能に套設するのに提供される。駆動部は、本体の他端に位置しており、貫通孔と、駆動軸とを有する。ラチェット部材は、駆動部の貫通孔に套設され、且つラチェット歯部と、外側溝とを含む。ラチェット歯部は、ラチェット部材の内環面に周設される。外側溝は、ラチェット部材の外環面に周設される。弾性部材は、外側溝に設置され、且つラチェット部材と駆動部の間に位置する。ラチェット部材は、駆動軸に平行な方向において所定の高さを有し、外側溝の設置位置は、上述の高さの3分の1から上述の高さの3分の2の間に位置する。
これにより、本考案の防振ラチェットレンチは、本体が外部の衝撃力を受けた際に生じる振動を弾性部材によって吸収するだけでなく、同時に本体からラチェット部材に伝わる振動を弱め、これによって締結しようとする精密部品が振動によって損傷するのを回避し、さらに打撃部の収容空間に套接棒を介して異なる長さの接続管を取り外し可能に套接することで、防振ラチェットレンチを様々な環境で使用することが可能となる。
上述の実施形態の他の実施例は以下の通りである。上述の本体は、接続部をさらに含むことができる。接続部は、打撃部と駆動部を接続し、打撃部の厚さは接続部の厚さよりも大きい。
上述の実施形態の他の実施例は以下の通りである。上述のラチェット部材は、突出部をさらに含むことができる。突出部はラチェット部材の一端に位置し、且つ駆動軸から本体に向かって突出しており、突出部はラチェット部材を貫通孔に固定するのに用いられる。
上述の実施形態の他の実施例は以下の通りである。上述の防振ラチェットレンチは、係着固定部材をさらに含むことができる。係着固定部材は、ラチェット部材の突出部から離れた他端に係着固定される。
上述の実施形態の他の実施例は以下の通りである。上述の防振ラチェットレンチは、接続管をさらに含むことができる。接続管は、套接棒の他端に套接される。
本考案の第1実施例である防振ラチェットレンチの立体概念図である。 図1に基づく防振ラチェットレンチの立体分解図である。 図1に基づく防振ラチェットレンチの断面概念図である。 図1に基づく防振ラチェットレンチの別の立体概念図である。 本考案の第2実施例である防振ラチェットレンチの立体概念図である。 図5に基づく防振ラチェットレンチの断面概念図である。
以下、図面を参照しつつ本考案の複数の実施例について説明する。明確に説明するため、以下の記述中では多くの実務上の詳細も併せて説明する。なお、それらの実務上の詳細は本考案を限定するものではないことを理解されたい。即ち、本考案の一部の実施例中、それらの実務上の詳細は不要である。また、図面を簡略化するため、公知慣用の構造及び構成要素は、図面中に簡単に概略する方法で示している。また、重複する構成要素は同じ符号で示されている場合がある。
また、本明細書において、ある構成要素(又はユニット若しくはモジュールなど)が別の構成要素に「接続される」場合、その構成要素が別の構成要素に直接接続されることを意味することもできるし、ある構成要素が別の構成要素に間接的に接続されることを意味することもでき、即ち、その構成要素と別の構成要素との間に他の構成要素が介在することを意味する。しかし、ある構成要素が別の構成要素に「直接接続される」と明示された場合には、その構成要素と別の構成要素との間に他の構成要素が介在しないことを示す。第1、第2、第3などの用語は、様々な構成要素を説明するためのものに過ぎず、構成要素自体を限定するものではないため、第1構成要素は第2構成要素と称することも可能である。本明細書における構成要素/ユニット/電気回路の組み合わせは当該分野において一般に公知、常套又は既知の組み合わせではなく、構成要素/ユニット/電気回路自体が既知か否かによってその組み合わせ関係が当業者によって容易に実施され得るか否かを判断することはできない。
図1~図3を参照されたい。図1は、本考案の第1実施例である防振ラチェットレンチ100の立体概念図である。図2は、図1に基づく防振ラチェットレンチ100の立体分解図である。図3は、図1に基づく防振ラチェットレンチ100の断面概念図である。防振ラチェットレンチ100は、本体120と、ラチェット部材130と、弾性部材140とを含む。本体120は、駆動部123を含む。駆動部123は、貫通孔123aと、駆動軸123bを有する。ラチェット部材130は、駆動部123の貫通孔123aに套設され(ラチェット部材130は、駆動部123の貫通孔123a内に内嵌される、又は、駆動部123の貫通孔123aがラチェット部材130の外側を嵌合する)、且つラチェット歯部131と、外側溝132とを含む。ラチェット歯部131は、ラチェット部材130の内環面130aに周設される。外側溝132は、ラチェット部材130の外環面130bに周設される。弾性部材140は、外側溝132に設置され、且つラチェット部材130と駆動部123の間に位置する。ラチェット部材130は、駆動軸123bに平行な方向において高さHを有し、外側溝132の設置位置は、高さHの3分の1から高さHの3分の2の間に位置する。
これにより、本考案の防振ラチェットレンチ100が稼働中の機械上で締結部材を操作するとき、締結部材からラチェット部材130に伝わる振動を弾性部材140が吸収することにより、使用者が操作時に手部に不快感を覚えて操作スピードが遅くなったり、力を加えることができなくなったりすることを回避する。
具体的には、本体120は、打撃部122と、接続部124とをさらに含むことができる。打撃部122は、本体120の一端に位置しており、打撃工具(図示しない)で打撃するのに提供される。接続部124は、打撃部122と駆動部123を接続し、打撃部122は駆動部123から離れており、打撃部122の厚さH3は接続部124の厚さH2よりも大きい。本体120の打撃部122、接続部124及び駆動部123は順に接続され、一体成形で製造することができる。弾性部材140は、スナップリングか又はその他の弾性部材でよいが、本考案はこれらに限定されない。本体120の打撃部122の厚さH3は、本体120全体において厚い部分であり、打撃工具で打撃しやすい広い面積の打撃面を提供しており、接続部124の厚さH2は、打撃部122の厚さH3及び駆動部123の厚さH1よりも小さく、防振ラチェットレンチ100の重量を効果的に軽減することができ、打撃部122の厚さH3の厚みを増やすと同時に、本考案の防振ラチェットレンチ100が打撃部122の厚さH3に対するニーズによって重くなりすぎることを回避している。
さらに、本考案の防振ラチェットレンチ100は、手工具を駆動するときに駆動軸123bが軸心となって手工具を駆動し回転させる。ラチェット部材130の高さHは、一端から他端までをH31、H32、H33に三等分することができる。外側溝132の設置位置は等分H32内に位置し、図3の実施形態では、外側溝132の設置位置は高さHの2分の1に位置しているが、本考案はこれに限定されない。
これにより、本考案の防振ラチェットレンチ100の弾性部材140がラチェット部材130の中間部分(即ち高さHの等分H32内)に設置され、且つラチェット部材130の外環面130bを完全に取り囲んで、本体120が外部の力による衝撃を受けたときの緩衝となり、本体120が打撃を受けて生じる振動や本体120の各方向からラチェット部材130に伝わる衝撃力を吸収し、締結される精密部品が衝撃力により生じる振動によって破損することが回避される。
ラチェット部材130は、突出部133をさらに含むことができる。突出部133はラチェット部材130の一端に位置しており、且つ駆動軸123bから本体120に向かって突出しており、突出部133はラチェット部材130を貫通孔123aに位置決めするのに用いられる。防振ラチェットレンチ100は、係着固定部材150をさらに含むことができる。係着固定部材150は、ラチェット部材130の突出部133から離れた他端に係着固定される。
言い換えると、ラチェット部材130は環状円筒であり、ラチェット部材130の一端は突出部133が突出しており、突出部133の外径は駆動部123の貫通孔123aの直径よりも大きく、これによりラチェット部材130を貫通孔123aに位置決めする。係着固定部材150の内径はラチェット部材130の突出部133から離れた他端とフィットし、係着固定部材150の外径は駆動部123の貫通孔123aの内径よりも大きく、これによりラチェット部材130を本体120に係着固定する。このように、本考案の防振ラチェットレンチ100は、係着固定部材150によりラチェット部材130を本体120に設置して、衝撃吸収効果を達成する。
防振ラチェットレンチ100は、2つのパッキン160a、160bと、防塵ワッシャー170をさらに含むことができる。パッキン160a、160bは、ラチェット部材130の外環面130bに周設される。そのうちの1つのパッキン160aは、ラチェット部材130と駆動部123の間に設置され、もう1つのパッキン160bは、駆動部123と係着固定部材150の間に設置される。防塵ワッシャー170は、係着固定部材150とラチェット部材130の間に設置される。詳述すると、ラチェット部材130は、第1溝134をさらに含み、係着固定部材150は、第2溝154を含み、第1溝134と第2溝154とが環形状空間(図示しない)を形成し、防塵ワッシャー170は、環形状空間に設置される。
具体的には、パッキン160a、160bはO型ガスケット、O型リングでよく、防塵ワッシャー170はO型ガスケット又はC型ガスケットでよいが、本考案はこれらに限定されない。パッキン160a、160bは、ラチェット部材130及び係着固定部材150が本体にしっかり密着して設置されるようにし、ラチェット部材130、係着固定部材150と本体120の間に隙間が存在して揺れ動くのを防止する。
図4を参照されたい。図4は、図1に基づく防振ラチェットレンチ100の別の立体概念図である。図4から分かるように、打撃部122は、2つの円弧面122a、122bと、2つの平面122c、122dとを含むことができる。円弧面122a、122bは、互いに相対して設けられている。平面122c、122dは、互いに相対して設けられ、且つ平面122cは2つの円弧面122a、122bに接続されており、平面122dも2つの円弧面122a、122bに接続されている。詳述すると、使用者が防振ラチェットレンチ100を操作して締結部材を締結又は緩めようとするときには、平面122c、122dのうちの一方を打撃工具で打撃することができ、使用者が力を加えるのに有利であり、また打撃位置ではない円弧面122a、122bは円弧形状に構成され、使用者が打撃可能な位置を見分けられるようになっており、使用者が誤った位置を打撃して締結部材を締結又は緩められないという状況が回避される。
図5及び図6を参照されたい。図5は、本考案の第2実施例である防振ラチェットレンチ200の立体概念図である。図6は、図5に基づく防振ラチェットレンチ200の断面概念図である。防振ラチェットレンチ200は、本体220と、ラチェット部材230と、弾性部材240とを含む。本体220は、打撃部222と、駆動部223と、接続部224とを含む。打撃部222は、本体220の一端に位置しており、打撃工具で打撃するのに提供される。打撃部222は、収容空間222eを有しており、収容空間222eは、套接棒270の一端を取り外し可能に套設するのに提供される。駆動部223は、本体220の他端に位置しており、貫通孔(図示しない)と、駆動軸223bを有する。接続部224は、打撃部222と駆動部223を接続し、打撃部222の厚さH3は接続部224の厚さH2よりも大きい。ラチェット部材230は、駆動部223の貫通孔に套設され、且つラチェット歯部231と、外側溝232とを含む。ラチェット歯部231は、ラチェット部材230の内環面230aに周設される。外側溝232は、ラチェット部材230の外環面230bに周設される。弾性部材240は、外側溝232に設置され、且つラチェット部材230と駆動部223の間に位置する。ラチェット部材230は、駆動軸223bに平行な方向において高さHを有し、外側溝232の設置位置は、高さHの3分の1から高さHの3分の2の間に位置する。
具体的には、ラチェット部材230は、突出部233をさらに含むことができる。突出部233はラチェット部材230の一端に設けられ、且つ駆動軸223bから本体220に向かって突出しており、突出部233はラチェット部材230を貫通孔に位置決めするのに用いられる。防振ラチェットレンチ200は、係着固定部材250をさらに含むことができる。係着固定部材250は、ラチェット部材230の突出部233から離れた他端に係着固定される。
本実施形態中、本体220、ラチェット部材230、弾性部材240、係着固定部材250、駆動部223、接続部224、ラチェット歯部231、外側溝232及び突出部233のそれぞれは、第1実施例の本体120、ラチェット部材130、弾性部材140、係着固定部材150、駆動部123、接続部124、ラチェット歯部131、外側溝132及び突出部133の構造と同様であり、説明は省略する。特別な点として、防振ラチェットレンチ200は、接続管280をさらに含むことができ、接続管280は套接棒270の他端に套接され、使用者が把持・操作するのに有利となる。
これにより、本考案の防振ラチェットレンチ200は、本体220が外部の衝撃力を受けた際に生じる振動を弾性部材240によって吸収するだけでなく、同時に本体220からラチェット部材230に伝わる振動を弱め、これによって締結しようとする精密部品が振動によって損傷するのを回避し、さらに打撃部222の収容空間222eに套接棒270を介して異なる長さの接続管280を取り外し可能に套接することで、防振ラチェットレンチ200を様々な環境で使用することが可能となる。
上述の実施形態から分かるように、本考案は以下の特長を有している。1つ目に、本考案の防振ラチェットレンチが稼働中の機械上の締結部材を操作するとき、締結部材からラチェット部材に伝わる振動を弾性部材が吸収することにより、使用者が操作時に手部に不快感を覚えて操作スピードが遅くなったり、力を加えることができなくなったりすることが回避される。2つ目に、本考案の防振ラチェットレンチの弾性部材はラチェット部材の中間部分に設置され、且つラチェット部材の外環面を完全に取り囲んで、本体が外部の力による衝撃を受けたときの緩衝となり、本体が打撃を受けて生じる振動や本体の各方向からラチェット部材に伝わる衝撃力を吸収し、締結される精密部品が衝撃力により生じる振動によって破損することが回避される。3つ目に、本考案の防振ラチェットレンチは係着固定部材によりラチェット部材を本体に設置して、衝撃吸収効果を達成する。4つ目に、本考案の防振ラチェットレンチは、本体が外部の衝撃力を受けた際に生じる振動を弾性部材によって吸収するだけでなく、同時に本体からラチェット部材に伝わる振動を弱め、これによって締結しようとする精密部品が振動によって損傷するのを回避し、さらに打撃部の収容空間に套接棒を介して異なる長さの接続管を取り外し可能に套接することで、防振ラチェットレンチを様々な環境で使用することが可能となる。
本考案を上述の通り実施形態により開示したが、それらは本考案を限定するものではなく、当業者であれば本考案の精神及び範囲を逸脱することなく各種の変更や修飾を行うことが可能であり、本考案の保護範囲は添付の実用新案登録請求の範囲が定めるところに準ずるものとする。
100、200 防振ラチェットレンチ
120、220 本体
122、222 打撃部
122a、122b 円弧面
122c、122d 平面
123、223 駆動部
123a 貫通孔
123b、223b 駆動軸
124、224 接続部
130、230 ラチェット部材
130a、230a 内環面
130b、230b 外環面
131、231 ラチェット歯部
132、232 外側溝
133、233 突出部
134 第1溝
140、240 弾性部材
150、250 係着固定部材
154 第2溝
160a、160b パッキン
170 防塵ワッシャー
222e 収容空間
270 套接棒
280 接続管
H 高さ
H31、H32、H33 等分
H1、H2、H3 厚さ

Claims (10)

  1. 貫通孔及び駆動軸を有する駆動部を含む、本体と、
    ラチェット部材であって、前記駆動部の前記貫通孔に套設され、且つ、
    前記ラチェット部材の内環面に周設されるラチェット歯部、
    及び前記ラチェット部材の外環面に周設される外側溝を含む、ラチェット部材と、
    前記外側溝に設置され、且つ前記ラチェット部材と前記駆動部の間に位置する、弾性部材と、を含み、
    前記ラチェット部材は、前記駆動軸に平行な方向において所定の高さを有し、前記外側溝の設置位置は、前記高さの3分の1から前記高さの3分の2の間に位置する、防振ラチェットレンチ。
  2. 前記ラチェット部材は、
    前記ラチェット部材の一端に位置して前記駆動軸から前記本体に向かって突出している突出部をさらに含み、前記突出部は前記ラチェット部材を前記貫通孔に位置決めするのに用いられる、請求項1に記載の防振ラチェットレンチ。
  3. 前記ラチェット部材の前記突出部から離れた他端に係着固定される、係着固定部材と、
    2つのパッキンであって、前記ラチェット部材の前記外環面を取り囲み、そのうちの1つの前記パッキンは前記ラチェット部材と前記駆動部の間に設置され、もう1つの前記パッキンは前記駆動部と前記係着固定部材の間に設置される、2つのパッキンと、
    前記係着固定部材と前記ラチェット部材の間に設置される、防塵ワッシャーと、をさらに含み、
    前記ラチェット部材は、第1溝をさらに含み、前記係着固定部材は、第2溝を含み、前記第1溝と前記第2溝とが環形状空間を形成し、前記防塵ワッシャーは、前記環形状空間に設置される、請求項2に記載の防振ラチェットレンチ。
  4. 前記本体は、
    前記駆動部から離れており、打撃工具で打撃するのに提供される、打撃部と、
    前記打撃部と前記駆動部を接続する、接続部と、をさらに含み、前記打撃部の厚さは前記接続部の厚さよりも大きい、請求項1に記載の防振ラチェットレンチ。
  5. 前記打撃部は、
    互いに相対して設けられている、2つの円弧面と、
    互いに相対して設けられている、2つの平面と、をさらに含み、各前記平面は前記2つの円弧面に接続されている、請求項4に記載の防振ラチェットレンチ。
  6. 防振ラチェットレンチであって、
    本体を含み、前記本体は、
    打撃部であって、前記本体の一端に位置しており、打撃工具で打撃するのに提供され、前記打撃部は、収容空間を有しており、前記収容空間は、套接棒の一端を取り外し可能に套設するのに提供される、打撃部と、
    前記本体の他端に位置しており、貫通孔及び駆動軸を有する、駆動部と、を含み、前記防振ラチェットレンチはさらに、
    ラチェット部材であって、前記駆動部の前記貫通孔に套設され、且つ、
    前記ラチェット部材の内環面に周設されるラチェット歯部、
    及び前記ラチェット部材の外環面に周設される外側溝を含む、ラチェット部材と、
    前記外側溝に設置され、且つ前記ラチェット部材と前記駆動部の間に位置する、弾性部材と、を含み、
    前記ラチェット部材は、前記駆動軸に平行な方向において所定の高さを有し、前記外側溝の設置位置は、前記高さの3分の1から前記高さの3分の2の間に位置する、防振ラチェットレンチ。
  7. 前記本体は、
    前記打撃部と前記駆動部を接続する、接続部と、をさらに含み、前記打撃部の厚さは前記接続部の厚さよりも大きい、請求項6に記載の防振ラチェットレンチ。
  8. 前記ラチェット部材は、
    前記ラチェット部材の一端に位置して前記駆動軸から前記本体に向かって突出している突出部をさらに含み、前記突出部は前記ラチェット部材を前記貫通孔に位置決めするのに用いられる、請求項6に記載の防振ラチェットレンチ。
  9. 前記ラチェット部材の前記突出部から離れた他端に係着固定される、係着固定部材をさらに含む、請求項8に記載の防振ラチェットレンチ。
  10. 套接棒の他端に套接される、接続管をさらに含む、請求項6に記載の防振ラチェットレンチ。
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