JP4177242B2 - 動力送風機 - Google Patents
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Description
図15は、従来の技術の基本構成を説明する図であり、従来のエンジン付きハンディブロア201は、エンジンカバー202と、ハンドル203と、ハンドル203とエンジンカバー202(取り付け座205)との間に設けた防振部材204とを備え、防振部材204によって優れた防振性能を発揮するというものである。
つまり、軸部に取っ手を一方向から嵌めることで、取り付けることができ、取っ手の組み付けは容易になり、組み立ての効率化を図ることができるという利点がある。
取り付け部は、外面に当接する当接内周部と、当接内周部の両端に連ねて一体に形成し制振部材の一端、他端を保持する当接端部と、を備えているので、まず、取っ手に制振部材を取り付ける場合に、取り付け部の当接内周部と当接端部とで制振部材を保持することができる。
図1は、本発明の動力送風機の左側面図であり、動力送風機(携帯型送風機)10は、ファンハウジング12と、このファンハウジング12に収納した送風ファン13と、この送風ファーン13を駆動するためにファンハウジング12に外付けした原動機14と、ファンハウジング12からエアを吐出するためにファンハウジング12の吐出口15に取り付けた吐出ダクト(送風管)16と、ファンハウジング12の吸い込み口17に取り付けたファンカバー18と、ファンハウジング12の上部に取り付けた取っ手(ハンドル)19(前部21、後部22)と、を主要構成とするハンディブロアである。
送風部11は、ファンハウジング12、送風ファン13、ファンカバー18とからなる。C1は吐出ダクト16の軸としての中心軸、C2は吐出ダクト16の中心軸C1に直交する面(図3参照)を示す。
吐出ダクト16の中心軸C1に直交する面C2は、動力送風機10の使用状態によっては、垂直な面となることも多く、ここでは、垂直な面と同等なものとし、Y軸(鉛直軸)、Z軸を含む面とする。
原動機14は、始動するためのリコイルスタータ用ノブ23と、原動機14に供給する燃料を貯留する燃料タンク24と、この燃料タンク24の給油口25に被せるキャップ26と、原動機14を覆う原動機カバー27と、を備え、シリンダブロック28内をピストンが上下運動する汎用エンジンである。
送風部11は、既に説明したように、ファンハウジング12と、送風ファン13と、ファンカバー18と、からなり、気体の昇圧を主な目的とする。
ファンハウジング12は、ファンカバー18を取り付ける左ファンハウジング31と、原動機14(図1参照)を取り付ける右ファンハウジング32と、から構成する。
吐出ダクト16は、吐出口15に取り付ける後ダクト57と、この後ダクト57に取り付ける前ダクト58とからなる。
図中、図中央の61は原動機14(図1参照)を右ファンハウジング32に取り付けるボルト、62はファンカバー18を左ファンハウジング31に取り付ける取り付けねじ、63は左・右ファンハウジング31,32を組み合わせる取り付けねじである。
取っ手19は、左半割り体71と、この左半割り体71に合わせる右半割り体72と、
からり、制振機構73でファンハウジング12に取り付ける。
第1・第2取り付け部83,84は、左半割り体71と右半割り体72とを合わせて一体的なものとしたときにできる筒状の形態であり、合わせ後のものを意味する。
次に制振機構73を具体的に説明する。
制振部材85は、筒状のベース部96の外周に山部97,97,97を連ねて、周3等配のピッチPで形成し、これらの山部97・・・のそれぞれの中心軸C3とほぼ同心に弾性調整肉抜き孔98・・・を開け、山部97・・・のそれぞれに中央に連ねて回り止め凸部101・・・をほぼ四角形に形成し、ファンハウジングに取っ手を組み付ける際には、図に示すように、1個の山部97v(添え字は鉛直方向に配置したものを示す。)をY軸(鉛直軸)方向に配置する。
制振部材85の材質は、ゴムであり、ゴムの具体的な特性は任意である。
制振部材85は、既に説明したように、ファンハウジング12の第1軸部81と取っ手19の端(前部21)に形成した筒状の第1取り付け部83との間に介在させたものである。
第1取り付け部83の嵌合凹部105に制振部材85の回り止め凸部101を嵌める。同様に、残りの2個も嵌める。
このように各嵌合凹部105・・・に制振部材85の回り止め凸部101・・・を各々嵌めると、制振部材85はC軸回りに回転せず、山部97vを常に鉛直軸方向に固定することができる。
制振部材85はまた、取っ手19に形成した第1取り付け部83に3個の山部97,97,97が接触する制振部材である。
このように、取っ手19の前部21の制振機構73では、第1取り付け部83は、制振部材85の山部97,97,97に当接するので、主に山部97,97,97が弾性的に変形して、原動機14(図1参照)や送風ファン13(図1参照)からファンハウジング12及び第1軸部81に伝わる上下(Y軸方向)に揺れる振動、前後(X軸方向)に揺れる振動、左右(Z軸方向)に揺れる振動や斜め(例えば、X軸とY軸の間で2時の方向)に揺れる振動を吸収することができる。
第1軸部81は、前に説明したように、前支持部43に一端を固定し、軸本体107及び段差面88を形成し、軸本体107の他端87に位置決めボス108を形成し、一端に周3等配で回動制限凸部109・・・を形成した軸である。
(a)は原動機カバーの正面図であり、原動機カバー27は、本体65の上部に形成した抜け止め部材としての抜け止め部68を有する。
(b)は(a)のb−b線断面図であり、抜け止め部68は、取っ手の第1取り付け部83(図6参照)の当接端部104(図6参照)に干渉しない外径で円柱部111を形成し、円柱部111に当て面112を制振部材85の一方の端面91に当てるように形成するとともに、当て面112に嵌合穴113を第1軸部81(図6参照)に形成した位置決めボス108(図6参照)に嵌るように形成した部位である。
第2取り付け部84は、第1取り付け部83と同様であり、制振部材85の外面92に、第2軸部82に干渉しない範囲で嵌合するように形成したもので、嵌合凹部105・・・(図12参照)と、回動制限凹部106・・・と、からなるとともに、第2軸部82側に対して、移動可能な移動代S1,S2,S6を形成し、抜け止め部材94に対して、移動可能な移動代S7を形成したものである。
抜け止め部材94は、円板を用いた。
このように各嵌合凹部105・・・に制振部材85の回り止め凸部101・・・を各々嵌めると、制振部材85はC軸回りに回転せず、山部97vを常に鉛直軸方向に固定することができる。
制振部材85はまた、取っ手19に形成した第2取り付け部84に3個の山部97,97,97が接触する制振部材である。
このように、取っ手19の後部22の制振機構73では、第2取り付け部84は、制振部材85の山部97,97,97に当接するので、第2軸部82からの振動を吸収することができる。
つまり、動力送風機の3方向振動減衰機構73では、上下(Y軸方向)に揺れる振動、前後(X軸方向)に揺れる振動、左右(Z軸方向)に揺れる振動の3方向の振動を吸収することができる。従って、簡単な構成で、取っ手に伝わる振動をより抑制することができるという利点がある。
第1軸部82は、第1軸部81とほぼ同様であり、後支持部44に一端を固定し、軸本体107及び段差面88を形成し、一端に周3等配で回動制限凸部109・・・を形成した軸である。
まず、図4に示すように、取っ手19に制振部材85,85を取り付ける。その次に、制振部材85,85を取り付けた取っ手19を、ファンハウジング12の第1・第2軸部81,82に一方向(矢印cの方向)から嵌める。最後に、第1・第2軸部81,82に原動機カバー27及び止め部材94を取り付ける。
Claims (1)
- 送風ファンを収納したファンハウジングに制振機構を介して取り付けた取っ手と、前記ファンハウジングの吐出口に取り付けた吐出ダクトと、を備えた、動力送風機において、 前記制振機構は、ファンハウジングの上部に突出する支持部と、支持部に一端を固定した軸部と、軸部の他端から嵌合し、軸部の段差面に一方の端面が当接する制振部材と、制振部材の外面に、前記軸部に干渉しない範囲で嵌合するように前記取っ手に形成した取り付け部と、前記軸部の他端に取り付けて制振部材の他方の端面を押える抜け止め部材と、からなり、
前記取り付け部は、前記外面に当接する当接内周部と、該当接内周部の両端に連ねて一体に形成し前記制振部材の一端、他端を保持する当接端部と、前記軸部に干渉しない範囲で嵌合するように前記軸部側に対して移動可能に設定した移動代と、を備えていることを特徴とする動力送風機。
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