JP3240911U

JP3240911U - 層状屋根を備えた折りたたみ式テント

Info

Publication number: JP3240911U
Application number: JP2021600068U
Authority: JP
Inventors: 渊儒孫; 偉軍徐; 健何
Original assignee: 浙江健盛休▲閑▼用品有限公司
Priority date: 2021-02-02
Filing date: 2021-03-26
Publication date: 2023-02-15
Anticipated expiration: 2031-03-26
Also published as: US11634925B2; WO2022165951A1; CN112922440A; US20220268052A1; CN112922440B

Abstract

本考案は、層状屋根を備えた折りたたみ式テントを開示し、脚パイプ、脚パイプ同士間に連結されるビームアセンブリ及びタープを支持するための屋根アセンブリを備え、前記屋根アセンブリが第１屋根ユニット及び第２屋根ユニットを含み、前記第１屋根ユニットが中部に設けられ、前記第２屋根ユニットが前記第１屋根ユニットの周りに設けられ、前記第１屋根ユニットが第１タープ、前記第１タープを支持するためのタープサポート及び前記タープサポートを折りたたむように連動するためのリンケージレバーを含み、前記タープサポートの中部が第１支持ロッドにヒンジ連結され、前記タープサポートの一端が前記リンケージレバーにヒンジ連結され、他端が自由端であり、前記リンケージレバーの他端が第２支持ロッドにヒンジ連結される。本考案は、安定したコンパクトな構造を有し、スムーズに広げたり折りたたんだりする特性を有する。
【選択図】図１

Description

本考案は、屋外用折りたたみ式テントの技術分野に関し、特に層状屋根を備えた折りたたみ式テントに関する。

アウトドアレジャー商品として、テントは、ビーチや中庭、芝生などで広く使用されており、テントの通気性を実現するために、二重屋根のテントが誕生した。従来の二重屋根のテントには、そのトップ部に設けられた小屋根は、通常、固定構造であり、かつ全体が固定式のテントであり、折りたたみ式テントの中では、中部に吊り屋根の構造が比較的まれであり、折りたたみ式テントは１分で開閉でき、操作が簡単で、取り付けやすく、折りたたみ式テントは軽くて耐久性があり、持ち運びが簡単で、幅広い市場の見通しがある。

このため、ＣＮ２８２８２２３号公報は、二重屋根付きの折りたたみ式日よけを開示し、下部折りたたみ式ルーフフレーム及び下部ルーフ用タープを含み、下部ルーフ用タープが下部ルーフフレームに覆われてそれと連結して中部開口を固定し、上部折りたたみ式ルーフフレームが下部ルーフフレームに可動的に連結され、上部ルーフ用タープが上部ルーフフレームに覆われてそれと連結して固定される。しかし、この構造では、テントが広げられるときに、上部折りたたみ式ルーフフレームの一体展開性能がより低下し、同時に、折りたたみ式の上部ルーフと下部ルーフフレームが揺れやすくなり、中心屋根の支持効果がより不十分になり、同時に、該構造の展開、コンポーネントの組み立てはより複雑であるため、その全体的な使用効果の低下につながる。さらに、テントが折りたたまれた後は、内部の折りたたみ式ルーフの干渉により、その全体積が比較的大きくなり、パッケージのサイズに影響する。また、従来の二重屋根付きの折りたたみ式テントの中心屋根は通常、構造上の制限により、全体のカバー領域が比較的小さく、要件に応じて調整することはできない。従来の上部ルーフフレームは、折りたたまれた後、通常、上部ルーフ用タープに向かって連続的に外側に拡張し、それにより、上部ルーフ用タープに継続的な張力がかかり、長期間使用すると、上部ルーフ用タープが伸びすぎるおそれがあり、折りたたみ式テントを広げると、上部ルーフ用タープにはへこみが発生しやすく、外観に影響する。

本考案の目的は、上記の技術的問題を解決するために、層状屋根を備えた折りたたみ式テントを提供することであり、安定したコンパクトな構造及びスムーズな伸縮特性を有する。

本考案によって解決される技術的問題は、以下の技術的解決手段を採用することによって実現することができる。

層状屋根を備えた折りたたみ式テントであって、脚パイプ、脚パイプ同士間に連結されるビームアセンブリ及びタープを支持するための屋根アセンブリを備え、前記屋根アセンブリが第１屋根ユニット及び第２屋根ユニットを含み、前記第１屋根ユニットが中部に設けられ、前記第２屋根ユニットが前記第１屋根ユニットの周りに設けられ、前記第１屋根ユニットが第１タープ、前記第１タープを支持するためのタープサポート及び前記タープサポートを折りたたむように連動するためのリンケージレバーを含み、前記タープサポートの中部が第１支持ロッドにヒンジ連結され、前記タープサポートの一端が前記リンケージレバーにヒンジ連結され、他端が自由端であり、前記リンケージレバーの他端が第２支持ロッドにヒンジ連結され、折りたたみ式テントが完全に広げられると、前記タープサポートの自由端が外向き及び上方に傾斜し、前記タープサポートの自由端が第１タープを支持するために使用される。

前記タープサポート内に嵌合溝及びポール貫通穴が設けられ、折りたたみ式テントが折りたたまれる場合、前記嵌合溝に前記第１支持ロッドが係合され、前記第１支持ロッドが前記ポール貫通穴を貫通して、前記ポール貫通穴の両側壁にヒンジ連結される。

前記タープサポートにタープフックがさらに設けられ、前記タープフックが第１タープの隅部を固定し、前記タープフックが前記嵌合溝の後ろに設けられる。

前記タープサポートは、タープポール本体及び前記タープポール本体の端部に設けられるタープフックホルダーを含み、前記タープフックホルダーが前記タープサポートの自由端に設けられ、前記タープポールの本体中部が第１支持ロッドにヒンジ連結され、他端がリンケージレバーにヒンジ連結される。

リンケージレバーと第２支持ロッドとがヒンジ連結シートによってヒンジ連結され、前記ヒンジ連結シートの両端がそれぞれ前記リンケージレバーと前記第２支持ロッドの端部に連結される。

前記ヒンジ連結シートの一端が前記リンケージレバーの端部にヒンジ連結又は固定係合され、他端が前記第２支持ロッドの端部にヒンジ連結される。

第１支持ロッドの一端が中心トップディスクにヒンジ連結され、他端が第２支持ロッドにヒンジ連結され、前記第２支持ロッドの他端が脚パイプのトップシートにヒンジ連結され、前記脚パイプのトップシートが前記脚パイプの上部に設けられる。

前記第１支持ロッドと前記第２支持ロッドとのヒンジ連結点が前記第２支持ロッドの端部位置寄りに設けられ、かつ該ヒンジ連結点と前記第２支持ロッドの端部との間に係止スリーブがさらに設けられている。

前記係止スリーブは、スリーブ部及び係止溝部を含み、前記スリーブ部が第２支持ロッドに固定嵌合され、前記係止溝部に開放溝が設けられ、前記開放溝が第１支持ロッドを係止する。

前記中心トップディスクの下部にセンターシャーシが設けられ、前記センターシャーシに複数の短骨ポールがヒンジ連結され、前記短骨ポールの他端が第１支持ロッドの中部にヒンジ連結され、前記センターシャーシ及び前記中心トップディスクにより、中心ロックを構成する。

従来の技術と比べて、本考案は、以下の顕著な利点及び効果を有する。リンケージロッドと組み合わせられたタープサポートの設計を最適化することにより、本考案は、第１支持ロッド及び第２支持ロッドとの伸縮を実現する。第１タープの層状構造を容易にすることができ、吊り屋根構造を構成し、全体的な外観を改善するとともに、屋根の排気を容易にし、折りたたみ式テントの使用性能を向上させる。ヒンジ連結シート構造を採用し、全体の伸縮性をよりスムーズにする。タープサポートを最適化させ、折りたたんだ後の体積の干渉を回避し、元の体積を保持するとともに、優れた吊り屋根の支持効果を持っている。

本考案の特徴は、本件の図面及び以下の好ましい実施形態の詳細な説明を参照することによって明確に理解することができる。

本考案の全体的な展開構造の概略図の一である。本考案の全体的な半展開構造の概略図の一である。本考案の全体的な折りたたみ構造の概略図の一である。図１の部分Ａの部分的に拡大された構造の概略図である。本考案の展開されたときのタープサポートの状態の構造概略図の一である。本考案の半分展開されたときのタープサポートの状態の構造概略図の一である。本考案において折りたたまれたときのタープサポートの状態の構造概略図の一である。本考案のタープサポートの構造概略図の一である。本考案の係止スリーブの構造概略図である。本考案の全体的な展開構造の概略図の二である。本考案の全体的な半展開構造の概略図の二である。本考案の全体的な折りたたみ構造の概略図の二である。図１０の部分Ｂの部分に拡大された構造の概略図である。本考案の展開されたときのタープサポートの状態構造概略図の二である。本考案の半展開時のタープサポートの状態構造概略図の二である。本考案の折りたたんだときのタープサポートの状態構造概略図の二である。本考案のタープサポートの構造概略図である。本考案のタープ付きの全体構造の概略図である。

本考案によって実現される技術的手段、創造的特徴、目的及び効果を理解しやすくするために、以下で、本考案を具体的な図面と併せてさらに説明する。

図１～１８に示すように、層状屋根を備えた折りたたみ式テントであって、脚パイプ１、脚パイプ１同士間に連結されるビームアセンブリ７及びタープを支持するための屋根アセンブリを備え、ビームアセンブリ７が通常、複数のビームポールにより互いにヒンジ連結してなり、折りたたみ式テントの中心位置が内端である。

好ましくは、屋根アセンブリは、第１屋根ユニット及び第２屋根ユニットを含み、第１屋根ユニットが中部に設けられ、第２屋根ユニットが第１屋根ユニットの周りに設けられ、通常、第１屋根ユニットが第２屋根ユニットよりも高く、第１屋根ユニットが中心位置に設けられ、第２屋根ユニットの中部の開口を覆うことができる限り、第１屋根ユニットを正方形の屋根、ドームなどの他の形状にすることができる。

第１屋根ユニットは、第１タープ９１、第１タープ９１を支持するためのタープサポート３及びタープサポート３を折りたたむように連動するリンケージレバー４を備え、タープサポート３の中部が第１支持ロッド２１にヒンジ連結され、タープサポート３の一端がリンケージレバー４にヒンジ連結され、他端が自由端であり、リンケージレバー４の他端が第２支持ロッド２２にヒンジ連結され、折りたたみ式テントが完全に広げられたとき、タープサポート３の自由端が外向き及び上方に傾斜し、タープサポート３の自由端が第１タープ９１を支持し、タープサポート３の可動的な構造設計を利用し、リンケージレバー４を組み合わせることで、タープサポート３をフリップするように駆動し、折りたたみ式テントを速く全体的に広げることができ、その展開又は折りたたみが非常にスムーズで、干渉することがない。タープサポート３のフリップ構造設計により、第１タープ９１を収縮するときに、第１タープ９１をふわふわした状態にし、継続的な張力を避け、第１タープ９１の展開時の張力を避け、耐用年数を延ばす。

折りたたみ式テントが完全に広げられると、タープサポート３の自由端は外向き及び上方に傾斜し、タープサポート３の自由端は、第１タープ９１が緩い状態から張力状態に展開するように、第１タープ９１を支持する。折りたたみ式テントが折りたたまれたとき、タープサポート３の自由端が内側にフリップし、タープサポート３の自由端を使用して第１タープ９１を張力状態から緩い状態に折りたたむ。

好ましい実施形態の１つでは、タープサポート３には、第１タープ９１の隅部を固定するためのタープフック３３がさらに設けられ、タープフック３３が、タープの固定設置を容易にするために、嵌合溝３１の後ろに配置される。

好ましい実施形態の１つでは、タープサポート３内に嵌合溝３１及びポール貫通穴３２が設けられ、折りたたみ式テントが折りたたまれるとき、嵌合溝３１に第１支持ロッド２１が係合され、第１支持ロッド２１がポール貫通穴３２を貫通して、ポール貫通穴３２の両側壁にヒンジ連結され、嵌合溝３１が三角溝構造であり、テントが展開されたとき、溝の深さは、第１支持ロッド２１に近い位置から自由端の外側に向かって徐々に減少し、嵌合溝３１の設計構造を最適化し、その全体積を減少させ、全体的に折りたたんだ後のパッケージサイズへの影響を回避する。タープサポート３の部材体積が第１支持ロッド２１と重なって、サイズを縮小し、第１支持ロッド２１がポール貫通穴３２を貫通する構造設計により、タープサポート３の全体的な安定性を高めることができ、クロスデザイン構造は、体積を減らし、よりコンパクトで合理的にすることができる。該タープサポート３は、型を開くことによって直接射出成形されるプラスチック部品であり、タープサポート３の自由端の設計は、必要に応じて長さを調整できるため、第１屋根ユニットのカバー領域が制限されなくなり、必要に応じて増減できる。

好ましい実施形態の１つでは、タープサポート３は、以下の設計構造を採用することができる。それは、タープポール本体３４及びタープポール本体３４の端部に設けられるタープフックホルダー３５を含み、タープフックホルダー３５がタープサポート３の自由端に設けられ、タープポール本体３４の中間部が第１支持ロッド２１にヒンジ連結され、他端がリンケージレバー４にヒンジ連結される。該デザインは上記構造に対してより簡潔で、嵌合溝３１及びポール貫通穴３２を備えたタープサポート３よりもタープポール本体３４のコストが低く、タープフックホルダー３５が第１タープ９１の縁部に固定設置され、同時に該設計構造がタープポール３の長さ、即ち自由端から外側への延長長さを増やすことができ、第１屋根ユニットのカバー面積を増加させることができ、タープサポート３の自由端の設計は、必要に応じて長さを調整することができ、それにより、第１屋根ユニットのカバー面積が制限されなくなり、必要に応じて増減できる。

好ましい実施形態の１つでは、リンケージレバー４と第２支持ロッド２２とがヒンジ連結シート８によってヒンジ連結され、ヒンジ連結シート８の両端がそれぞれリンケージレバー４及び第２支持ロッド２２の端部に連結され、ヒンジ連結シート８の一端がリンケージレバー４の端部にヒンジ連結され、他端が第２支持ロッド２２の端部にヒンジ連結され、第１支持ロッド２１と第２支持ロッド２２とのヒンジ連結位置、ヒンジ連結シート８、リンケージレバー４とタープサポート３とのヒンジ連結位置、タープポール３と第１支持ロッド２１とのヒンジ連結位置は、可動な略四辺形を形成し、テントを折りたたんだり広げたりすると略四辺形が変わる。ヒンジ連結シート８の構造の設計を最適化して、リンケージロッド４と第２支持ロッド２２との間の移動ストロークを増加させ、この設計では、リンケージレバー４が第２支持ロッド２２に直接連結可能であり、ただし、この設計の全体的な変形活動が比較的硬く、干渉を引き起こしやすく、ヒンジ連結シート８により変形のフォールトトレランスを高め、全体的な展開又は折りたたみをよりスムーズで便利にし、通常、ヒンジ連結シート８と第２支持ロッド２２、及びヒンジ連結シート８とリンケージロッド４とはいずれもヒンジ連結構造であり、変形量を増加させることができ、さらに、本実施例では、一端がヒンジ連結端で、他端は固定端であってもよく、通常、ヒンジ連結シート８は、リンケージロッド４の端部に固定係合される。

好ましい実施形態の１つでは、第１支持ロッド２１の一端が中心トップディスク５にヒンジ連結され、他端が第２支持ロッド２２にヒンジ連結され、第２支持ロッド２２の他端が脚パイプのトップシート１１にヒンジ連結され、第１支持ロッド２１と第２支持ロッド２２は、通常、組み合わせてポール２を構成し、主にタープを支持する役割を果たし、脚パイプのトップシート１１が脚パイプ１の上部に設けられ、第２支持ロッド２２が第２タープ９２を支持し、第１支持ロッド２１の外端部分が第２タープ９２を支持し、又はタープサポート３の自由端の最外端が第２支持ロッド２２の端部まで延在し、第１支持ロッド２１が第２タープ９２を支持せず、第１支持ロッド２１と第２支持ロッド２２とのヒンジ連結点が第２支持ロッド２２の端部位置に近く、かつ該ヒンジ連結点と第２支持ロッド２２の端部との間に係止スリーブ２３がさらに設けられ、係止スリーブ２３がスリーブ部２３２及び係止溝部２３１を含み、スリーブ部２３２が第２支持ロッド２２に固定嵌合され、係止溝部２３１に開放溝が設けられ、開放溝が第１支持ロッド２１を係止し、係止スリーブ２３により、テントが展開された後の第１支持ロッド２１及び第２支持ロッド２２の安定性を高める。

その他の実施例において、第２支持ロッド２２はまた、２つ以上の支持ロッドが端から端までヒンジで固定されてなり、従来の折りたたみ式テントの仕様及びサイズに応じて設計されてもよい。

好ましい実施形態の１つでは、中心トップディスク５の下部にセンターシャーシ５１が設けられ、センターシャーシ５１に複数の短骨ポール６がヒンジ連結され、短骨ポール６の他端が第１支持ロッド２１の中部にヒンジ連結され、センターシャーシ５１及び中心トップディスク５により中心ロックが構成され、センターロック構造は、従来技術で一般的に使用されている設計構造を採用しており、その具体的な構造はここでは繰り返さない。

本考案の具体的な動作原理は次のとおりである。折りたたみ式テントが収縮状態にあるとき、全体的に展開すると、ビームアセンブリ７及び屋根全体が、脚パイプ１が分離するにつれて展開し、従来の技術における折りたたみ式テントの展開構造を参照されたい。折りたたみ式テントが収縮状態にあるとき、第１支持ロッド２１の内端が高い位置にあり、第１支持ロッド２１と第２支持ロッド２２のヒンジ連結位置が低い位置にあり、第２支持ロッド２２と脚パイプのトップシート１１とのヒンジ連結位置が高い位置にあり、折りたたみテントが展開するにつれて、リンケージロッド４が第１支持ロッド２１の片側に近接又は密着し、第１支持ロッド２１と第２支持ロッド２２とのヒンジ連結位置が変わり、第１支持ロッド２１と第２支持ロッド２２との間の元の角度が０°になり、角度が徐々に増加する。第２支持ロッド２２の駆動により、ヒンジ連結シートが変化し、それにより、ヒンジ連結シート８が、リンケージロッド４を第１支持ロッドから徐々に離れるように駆動し、第１支持ロッド２１と第２支持ロッド２２のヒンジ連結位置、ヒンジ連結シート８、リンケージロッド４とタープサポート３のヒンジ連結位置、タープポール３と第１支持ロッド２１のヒンジ連結位置によって形成される略四辺形が変形し、テントを展開し続けると、略四辺形が長方形になるそうであったとき、通常、第１支持ロッド２１と第２支持ロッドとの間の角度が９０°であるとき、折りたたみ式テントを広げ続けて、折りたたみ式テント全体が展開されるまで、リンケージロッド４が、徐々に第１支持ロッド２１に近づき、折りたたみ式テント全体が展開されたとき、リンケージロッド４が、通常、第１支持ロッド２１の片側に近接又は密着し、このとき、第１支持ロッド２１と第２支持ロッド２２との間の角度が、１８００°になる傾向があり、同時にリンケージロッド４がタープサポート３を駆動してフリップさせ、タープサポート３の自由端が弧状の軌道でフリップを完了し、それにより第１タープ９１を展開する。

本考案は、リンケージロッドと組み合わせたタープサポートの設計を最適化することにより、第１支持ロッドと第２支持ロッドの伸縮調整を実現し、第１タープを層別に張ることを容易にし、吊り屋根構造を形成する。そして全体的な外観を改善させ、屋根の排気を容易にし、折りたたみ式テントの使用性能を向上させ、ヒンジ連結シート構造を採用し、全体的な伸縮をよりスムーズにし、タープサポートを最適化し、折りたたんだ後の体積干渉を避け、元の体積を確保するとともに、優れた吊り屋根の支持効果を有する。

本考案は、その精神又は本質的な特徴から逸脱しない他の実施形態によって実施されてもよいが、技術的常識から知ることができる。したがって、上記で開示された実施形態は、すべての局面において単に例示的なものであり、排他的ではない。本考案の範囲内又は本考案と同等の範囲内のすべての変更は、本考案に含まれる。

１脚パイプ
１１脚パイプのトップシート
２ポール
２１第１支持ロッド
２２第２支持ロッド
２３係止スリーブ
２３１係止溝部
２３２スリーブ部
３タープサポート
３１嵌合溝
３２ポール貫通穴
３３タープフック
３４タープポール本体
３５タープフックホルダー
４リンケージレバー
５中心トップディスク
５１センターシャーシ
６短骨ポール
７ビームアセンブリ
８ヒンジ連結シート
９１第１タープ
９２第２タープ

Claims

脚パイプ（１）、脚パイプ同士間に連結されるビームアセンブリ（７）及びタープを支持するための屋根アセンブリを備え、前記屋根アセンブリが第１屋根ユニット及び第２屋根ユニットを含み、前記第１屋根ユニットが中部に設けられ、前記第２屋根ユニットが前記第１屋根ユニットの周りに設けられる、層状屋根を備えた折りたたみ式テントにおいて、
前記第１屋根ユニットは、第１タープ（９１）、前記第１タープ（９１）を支持するためのタープサポート（３）及び前記タープサポート（３）を折りたたむように連動するためのリンケージレバー（４）を含み、前記タープサポート（３）の中部が第１支持ロッド（２１）にヒンジ連結され、前記タープサポート（３）の一端が前記リンケージレバー（４）にヒンジ連結され、他端が自由端であり、前記リンケージレバー（４）の他端が第２支持ロッド（２２）にヒンジ連結され、折りたたみ式テントが完全に広げられると、前記タープサポート（３）の自由端が外向き及び上方に傾斜し、前記タープサポート（３）の自由端が第１タープ（９１）を支持するために使用されることを特徴とする折りたたみ式テント。
前記タープサポート（３）内に嵌合溝（３１）及びポール貫通穴（３２）が設けられ、折りたたみ式テントが折りたたまれるとき、前記嵌合溝（３１）に前記第１支持ロッド（２１）が嵌合され、前記第１支持ロッド（２１）が前記ポール貫通穴（３２）を貫通して、前記ポール貫通穴（３２）の両側壁にヒンジ連結されていることを特徴とする請求項１に記載の層状屋根を備えた折りたたみ式テント。
前記タープサポート（３）にタープフック（３３）がさらに設けられ、前記タープフック（３３）が第１タープ（９１）の隅部を固定し、前記タープフック（３３）が前記嵌合溝（３１）の後ろに設けられていることを特徴とする請求項２に記載の層状屋根を備えた折りたたみ式テント。
前記タープサポート（３）は、タープポール本体（３４）及び前記タープポール本体（３４）の端部に設けられるタープフックホルダー（３５）を含み、前記タープフックホルダー（３５）が前記タープサポート（３）の自由端に設けられ、前記タープポール本体（３４）の中部が第１支持ロッド（２１）にヒンジ連結され、他端がリンケージレバー（４）にヒンジ連結されていることを特徴とする請求項１に記載の層状屋根を備えた折りたたみ式テント。
リンケージレバー（４）と第２支持ロッド（２２）とがヒンジ連結シート（８）によってヒンジ連結され、前記ヒンジ連結シート（８）の両端がそれぞれ前記リンケージレバー（４）と前記第２支持ロッド（２２）の端部に連結されていることを特徴とする請求項１～４のいずれか一項に記載の層状屋根を備えた折りたたみ式テント。
前記ヒンジ連結シート（８）の一端は、前記リンケージレバー（４）の端部にヒンジ連結又は固定係合され、他端は、前記第２支持ロッド（２２）の端部にヒンジ連結されていることを特徴とする請求項５に記載の層状屋根を備えた折りたたみ式テント。
第１支持ロッド（２１）の一端が中心トップディスク（５）にヒンジ連結され、他端が第２支持ロッド（２２）にヒンジ連結され、前記第２支持ロッド（２２）の他端が脚パイプのトップシート（１１）にヒンジ連結され、前記脚パイプのトップシート（１１）が前記脚パイプ（１）の上部に設けられていることを特徴とする請求項５に記載の層状屋根を備えた折りたたみ式テント。
前記第１支持ロッド（２１）と前記第２支持ロッド（２２）とのヒンジ連結点が前記第２支持ロッド（２２）の端部位置寄りに設けられ、かつ該ヒンジ連結点と前記第２支持ロッド（２２）の端部との間に係止スリーブ（２３）がさらに設けられていることを特徴とする請求項７に記載の層状屋根を備えた折りたたみ式テント。
前記係止スリーブ（２３）は、スリーブ部（２３２）及び係止溝部（２３１）を含み、前記スリーブ部（２３２）が第２支持ロッド（２２）に固定嵌合され、前記係止溝部（２３１）に開放溝が設けられ、前記開放溝が第１支持ロッド（２１）を係止することを特徴とする請求項８に記載の層状屋根を備えた折りたたみ式テント。
前記中心トップディスク（５）の下部にセンターシャーシ（５１）が係合され、前記センターシャーシ（５１）に複数の短骨ポール（６）がヒンジ連結され、前記短骨ポール（６）の他端が第１支持ロッド（２１）の中部にヒンジ連結され、前記センターシャーシ（５１）及び前記中心トップディスク（５）により中心ロックを構成することを特徴とする請求項７に記載の層状屋根を備えた折りたたみ式テント。