JP3240607B2 - プリプラ式射出装置を備えた竪型成形機 - Google Patents
プリプラ式射出装置を備えた竪型成形機Info
- Publication number
- JP3240607B2 JP3240607B2 JP28370697A JP28370697A JP3240607B2 JP 3240607 B2 JP3240607 B2 JP 3240607B2 JP 28370697 A JP28370697 A JP 28370697A JP 28370697 A JP28370697 A JP 28370697A JP 3240607 B2 JP3240607 B2 JP 3240607B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection device
- plasticizing
- spring member
- molding machine
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/53—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using injection ram or piston
- B29C45/54—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using injection ram or piston and plasticising screw
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、射出装置と可塑
化装置とを並設したプリプラ式射出装置を下向きに設置
した竪型に関するものである。
化装置とを並設したプリプラ式射出装置を下向きに設置
した竪型に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】通常のプリプラ式射出
装置は、加熱筒内に射出スクリュ又はプランジャを有す
る射出装置と、加熱筒内に可塑化スクリュを有する可塑
化装置の両方を並行に備え、両装置の加熱筒先端とにわ
たり設けた連絡管を樹脂路として、可塑化装置で溶融・
混練（以下可塑化と称する）した樹脂を、射出装置の加
熱筒前部に計量してのち、射出プランジャの前進により
金型へ射出する構成からなる。
装置は、加熱筒内に射出スクリュ又はプランジャを有す
る射出装置と、加熱筒内に可塑化スクリュを有する可塑
化装置の両方を並行に備え、両装置の加熱筒先端とにわ
たり設けた連絡管を樹脂路として、可塑化装置で溶融・
混練（以下可塑化と称する）した樹脂を、射出装置の加
熱筒前部に計量してのち、射出プランジャの前進により
金型へ射出する構成からなる。
【０００３】このようなプリプラ式射出装置を機台上に
横に設置した場合には、射出装置の上に可塑化装置を載
置しても、可塑化装置の重量が先端部の連絡管に作用す
ることはない。しかし型締装置に竪に設置するような場
合には、射出装置と可塑化装置とを同時移動させるため
に一体化が必要となるが、射出装置と可塑化装置との加
熱筒における加熱温度の相違から、加熱筒の熱膨張に差
が生じているので、一体化を行うと熱膨張による両加熱
筒の伸びの差が連絡管の接続両端に作用して大きな負担
となる。したがって、プリプラ式射出装置を竪型成形機
に採用する場合には、これらの課題を解決しなければな
らないとされている。
横に設置した場合には、射出装置の上に可塑化装置を載
置しても、可塑化装置の重量が先端部の連絡管に作用す
ることはない。しかし型締装置に竪に設置するような場
合には、射出装置と可塑化装置とを同時移動させるため
に一体化が必要となるが、射出装置と可塑化装置との加
熱筒における加熱温度の相違から、加熱筒の熱膨張に差
が生じているので、一体化を行うと熱膨張による両加熱
筒の伸びの差が連絡管の接続両端に作用して大きな負担
となる。したがって、プリプラ式射出装置を竪型成形機
に採用する場合には、これらの課題を解決しなければな
らないとされている。
【０００４】この発明は、上記課題を解決せんとするも
のであって、その目的は、ばね部材の採用によって、プ
リプラ式射出装置の構成及び装置の支持手段を大幅に変
更することなく、連結管の負担を軽減して接続端の損傷
を防止することができる竪型成形機を提供することにあ
る。
のであって、その目的は、ばね部材の採用によって、プ
リプラ式射出装置の構成及び装置の支持手段を大幅に変
更することなく、連結管の負担を軽減して接続端の損傷
を防止することができる竪型成形機を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、射出装置と可塑化装置とを連絡管により先端部を連
通して並設し、その両方を型締装置の上部に一対ごとに
立設した支柱に個々に下向きに挿通支持するとともに、
可塑化装置を調圧可能なばね部材を介して射出装置側部
のアームに保持し、該ばね部材により可塑化装置の自重
及び両装置の熱膨張差による上記連結管の負担を軽減し
てなる、というものである。
は、射出装置と可塑化装置とを連絡管により先端部を連
通して並設し、その両方を型締装置の上部に一対ごとに
立設した支柱に個々に下向きに挿通支持するとともに、
可塑化装置を調圧可能なばね部材を介して射出装置側部
のアームに保持し、該ばね部材により可塑化装置の自重
及び両装置の熱膨張差による上記連結管の負担を軽減し
てなる、というものである。
【０００６】このような構成では、可塑化装置が射出装
置に対して縦方向に自由な状態で保持され、ばね部材に
よって常に上方へ弾圧されているので、可塑化装置の重
量がばね圧により相殺されて連結管の負担が解消される
ようになる。また両装置における熱膨張に差があって
も、そこに生ずる伸びの差はばね部材の伸縮により吸収
されるので、熱膨張差による連絡管の負担も解消され
て、連結管の接続端が損傷し難くなり、長期にわたる稼
働でも堅牢性を維持する。この結果、これまで横型とし
て使用されていたプリプラ式射出装置を竪型成形機にも
採用して、その特性を有効に活用することが可能とな
る。
置に対して縦方向に自由な状態で保持され、ばね部材に
よって常に上方へ弾圧されているので、可塑化装置の重
量がばね圧により相殺されて連結管の負担が解消される
ようになる。また両装置における熱膨張に差があって
も、そこに生ずる伸びの差はばね部材の伸縮により吸収
されるので、熱膨張差による連絡管の負担も解消され
て、連結管の接続端が損傷し難くなり、長期にわたる稼
働でも堅牢性を維持する。この結果、これまで横型とし
て使用されていたプリプラ式射出装置を竪型成形機にも
採用して、その特性を有効に活用することが可能とな
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】図中１は射出装置で、先端にノズ
ル１０を有する加熱筒１１の後部に射出シリンダ１２を
一体に有し、加熱筒内には図では省略したが射出スクリ
ュが射出シリンダ内のラムと連結して回転かつ進退自在
に内装され、その回転用のモータ１３が上記射出シリン
ダ１２の端部に取り付けてある。
ル１０を有する加熱筒１１の後部に射出シリンダ１２を
一体に有し、加熱筒内には図では省略したが射出スクリ
ュが射出シリンダ内のラムと連結して回転かつ進退自在
に内装され、その回転用のモータ１３が上記射出シリン
ダ１２の端部に取り付けてある。
【０００８】２は可塑化装置で、加熱筒２１の後部にホ
ッパー２０を側部に備えたシリンダ２２を一体に有し、
加熱筒内には図では省略したが、可塑化スクリュが回転
自在に内装され、その回転用のモータ２３が上記シリン
ダ２２の端部に取り付けてある。
ッパー２０を側部に備えたシリンダ２２を一体に有し、
加熱筒内には図では省略したが、可塑化スクリュが回転
自在に内装され、その回転用のモータ２３が上記シリン
ダ２２の端部に取り付けてある。
【０００９】上記射出装置１と可塑化装置２は、加熱筒
１１の先端部と加熱筒２１の先端とにわたり斜めに配設
した連絡管３により接続されており、その連絡管内を樹
脂路として可塑化装置２で可塑化した樹脂を加熱筒１１
の前部内に供給し、計量後に射出スクリュの前進により
金型へ射出する構成からなる。
１１の先端部と加熱筒２１の先端とにわたり斜めに配設
した連絡管３により接続されており、その連絡管内を樹
脂路として可塑化装置２で可塑化した樹脂を加熱筒１１
の前部内に供給し、計量後に射出スクリュの前進により
金型へ射出する構成からなる。
【００１０】この射出装置１と可塑化装置２は、型締装
置４の固定盤４１上に水平に載置固定した座板４２に、
所要間隔を置いて一対ごとに立設した支柱４３，４４
に、互いに並行に自由状態にて個々に挿通支持して、型
締装置４の上にそれぞれ縦に設置してあり、支柱４３，
４４は上端をＵ形の連結板４５により一体に結合されて
垂直に両装置を支持している。また射出装置１は射出シ
リンダ１２の側部に水平に突設した一対のアーム１５を
有し、そのアーム１５を可塑化装置側の上記支柱４４に
挿通している。
置４の固定盤４１上に水平に載置固定した座板４２に、
所要間隔を置いて一対ごとに立設した支柱４３，４４
に、互いに並行に自由状態にて個々に挿通支持して、型
締装置４の上にそれぞれ縦に設置してあり、支柱４３，
４４は上端をＵ形の連結板４５により一体に結合されて
垂直に両装置を支持している。また射出装置１は射出シ
リンダ１２の側部に水平に突設した一対のアーム１５を
有し、そのアーム１５を可塑化装置側の上記支柱４４に
挿通している。
【００１１】図示の例では、射出装置１の両側に設けた
油圧作動のノズルタッチシリンダ１４を支柱４３に挿通
し、支柱４３をピストンロッドに兼用してシリンダ側を
射出装置１と共に昇降移動するようにしている。またア
ーム１５はコ状形の部材１６を射出シリンダ１２の側部
にボルト付けして設けられている。
油圧作動のノズルタッチシリンダ１４を支柱４３に挿通
し、支柱４３をピストンロッドに兼用してシリンダ側を
射出装置１と共に昇降移動するようにしている。またア
ーム１５はコ状形の部材１６を射出シリンダ１２の側部
にボルト付けして設けられている。
【００１２】このアーム１５の上面には、複数枚の皿ば
ねによるばね部材５が上下に受座５０，５１を施して載
置してある。また下受座５０にはアーム１５の下面から
ねじ込んだボルトによる調圧部材５３が当接してあり、
ボルトの回転により下受座５０を介してばね部材５の圧
力調整が任意に行えるようにしてある。
ねによるばね部材５が上下に受座５０，５１を施して載
置してある。また下受座５０にはアーム１５の下面から
ねじ込んだボルトによる調圧部材５３が当接してあり、
ボルトの回転により下受座５０を介してばね部材５の圧
力調整が任意に行えるようにしてある。
【００１３】このばね部材５は、受座５０，５１及び上
記可塑化装置２のシリンダ両側の挿通部２４との間に位
置する管状のスペーサー５２と共に、上記支柱４４に挿
通してアーム１５の上面に設けられ、そのスペーサー５
２とばね部材５とを介して可塑化装置２は射出装置１に
保持されている。
記可塑化装置２のシリンダ両側の挿通部２４との間に位
置する管状のスペーサー５２と共に、上記支柱４４に挿
通してアーム１５の上面に設けられ、そのスペーサー５
２とばね部材５とを介して可塑化装置２は射出装置１に
保持されている。
【００１４】このような保持により可塑化装置２の重量
は、ばね部材５を介して射出装置１に受け持たれ、また
常に上方へ弾圧されていることから、加熱筒２１の先端
の上記連絡管３に重量が大きな負荷として作用せず、こ
のため可塑化装置２の自重による連絡管３の負担が殆ど
無くなって、荷重の集中による接続端の破損が防止され
るようになる。
は、ばね部材５を介して射出装置１に受け持たれ、また
常に上方へ弾圧されていることから、加熱筒２１の先端
の上記連絡管３に重量が大きな負荷として作用せず、こ
のため可塑化装置２の自重による連絡管３の負担が殆ど
無くなって、荷重の集中による接続端の破損が防止され
るようになる。
【００１５】また射出装置１による可塑化装置２の保持
は載置によるので、両装置は縦方向において互い干渉し
合うことはなく自由状態にあり、このため両装置の加熱
筒１１，２１において熱膨張に差があっても、そこに生
ずる伸びの差はばね部材５の伸縮により吸収される結
果、熱膨張差による連絡管３の接続端の負担も解消され
て、長期にわたる稼働でも接続端は堅牢に保たれるよう
になる。
は載置によるので、両装置は縦方向において互い干渉し
合うことはなく自由状態にあり、このため両装置の加熱
筒１１，２１において熱膨張に差があっても、そこに生
ずる伸びの差はばね部材５の伸縮により吸収される結
果、熱膨張差による連絡管３の接続端の負担も解消され
て、長期にわたる稼働でも接続端は堅牢に保たれるよう
になる。
【図１】 この発明に係わるプリプラ式射出装置を備え
た竪型成形機の正面図である。
た竪型成形機の正面図である。
【図２】 可塑化装置側からの一部を切除した側面図で
ある。
ある。
【図３】 同上の平面図である。
【符号の説明】 １ 射出装置 ２ 可塑化装置 ３ 連絡管 ４ 型締装置 ５ ばね部材 １１ 加熱筒 １２ 射出シリンダ １５ アーム ２１ 加熱筒 ２２ シリンダ ４３，４４ 支柱 ５０ 下受座 ５２ スペーサー ５３ 調圧部材
Claims (1)
- 【請求項１】 射出装置と可塑化装置とを連絡管により
先端部を連通して並設し、その両方を型締装置の上部に
一対ごとに立設した支柱に個々に下向きに挿通支持する
とともに、可塑化装置を調圧可能なばね部材を介して射
出装置側部のアームに保持し、該ばね部材により可塑化
装置の自重及び両装置の熱膨張差による上記連結管の負
担を軽減してなることを特徴とするプリプラ式射出装置
を備えた竪型成形機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28370697A JP3240607B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | プリプラ式射出装置を備えた竪型成形機 |
| US09/174,395 US6168417B1 (en) | 1997-10-16 | 1998-10-14 | Vertical molding machine provided with pre-plastication injection unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28370697A JP3240607B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | プリプラ式射出装置を備えた竪型成形機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115007A JPH11115007A (ja) | 1999-04-27 |
| JP3240607B2 true JP3240607B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=17669035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28370697A Expired - Fee Related JP3240607B2 (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | プリプラ式射出装置を備えた竪型成形機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6168417B1 (ja) |
| JP (1) | JP3240607B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW200722268A (en) * | 2005-12-05 | 2007-06-16 | Ind Tech Res Inst | Injection unit of two-step injection molding machine |
| US7954991B2 (en) * | 2007-11-09 | 2011-06-07 | Leistritz Extrusionstechnik Gmbh | Screw extruder with plunger feeder |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2156818A1 (de) * | 1971-11-16 | 1973-05-24 | Karl Hehl | Maschine zur verarbeitung von kunststoffen |
| US3807924A (en) * | 1971-04-10 | 1974-04-30 | A Mingotti | Volumetric injector particularly for delivering batches of fluid plastics material |
| DE2907557C2 (de) * | 1979-02-27 | 1981-04-23 | Hehl, Karl, 7298 Loßburg | Verwendung einer Justiereinrichtung für eine Kunststoff-Spritzgießmaschine |
| JPS6063123A (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-11 | Kobe Steel Ltd | 射出成形機ホツトランナ− |
| JP3369412B2 (ja) * | 1995-12-05 | 2003-01-20 | 東海興業株式会社 | 押出成形用ダイ装置 |
| US5914139A (en) * | 1996-10-08 | 1999-06-22 | Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. | Electric motor injection apparatus for vertical injection molding machine |
| US5863567A (en) * | 1997-07-28 | 1999-01-26 | Cincinnati Milacron Inc. | Two-stage electric injection unit for a molding machine |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP28370697A patent/JP3240607B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-10-14 US US09/174,395 patent/US6168417B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11115007A (ja) | 1999-04-27 |
| US6168417B1 (en) | 2001-01-02 |
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