JPS6063123A - 射出成形機ホツトランナ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、Ｌ字形ホットランナを有する射出成形機に関
する。

通常、横型プレス装置に横型射出装置が、縦型プレス装
置に縦型射出装置が用いられ、一部に横型プレス装置に
縦型射出装置を又はその逆の組合せが採用されている。

これらの装置は、材料の流動性を良くするために金型内
のランチ長さを最短に形成しているが、金型自体にホッ
トランナ部を形成しなければならないため、成形品の形
状に応じて金型からホットランナ部まで備えた専用機を
必要とし、装置コストを高くすると共に、金型の冷却効
゛果を低くしている。

このような問題点を解消するものとして、特開昭５ｏ＝
ａｓｓｓｓ号公報に開示された射出成形機がある。この
従来装置は、金型とホットランナ部とを分離して、Ｌ字
形ホットランナ部を形成するノズル及びシリンダヘッド
を上下動自在にして、ノズルを金型に当接することによ
り材料供給を可能にしたものである。

しかしこの従来装置においては、シリンダヘッドと可塑
化シリンダとが直結されていて、ノズルタッチのための
上下動は、可塑化シリンダの基部を枢支して可能ならし
めているので、ホットランナ部の水平部が熱膨張すると
、その膨張を逃すことができず、ノズルタッチ位置が狂
い、材料洩れを生じたり、熱応力を発生したりすること
がある。

本発明は、このような従来装置の問題点に鑑み、Ｌ字形
ホットランナを有するランチ体の押出機側端部を、支持
部に対して揺動自在に且つ長手方向摺動自在に支持する
ことにより、ランチ体が熱膨張してもその長手方向の膨
張を吸収でき、且つ金この目的を達成するだめの本発明
の特徴とするところは、略り字形ホットランチを有する
ランチ体を揺動して、その一端に設けられたノズルを金
型に押圧して樹脂材料を射出する射出成形機において、
前記ランチ体の押出機に接続されている他端部は、支持
部に揺動自在に且つ長手方向゛摺動自在に支持されてい
る点にある。

以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。

第１図において、射出成形機ｆｔ）は縦型プレス装置の
金型（２）の下方に配置されている。（３）は略水平状
に配置されたランナ体で、外周部が多数のヒータ部（４
）で包囲されており、その内部にＬ字形ホットランナ（
５）を有している。

ホットランナ（６）は水平部（５ａ）がランチ体（３）
の長手方向に沿っていて、その左端から上方へ垂直部（
５ａ）が形成されている。このランチ体（３）の左端に
は第２図に示すようにノズル（６）が螺合されており、
ノズルチップ（６ａ）が金型（２）のタッチ部（２ａ）
と密接分離自在となっている。

ランチ体（３）の第１図右端は支持部（７）によって横
軸廻り回動自在に且つ、長手力、摺動自在に支持されて
偽る。支持部（７）は第５図及び第４図に示す如く、機
台（８）上にボルト固定された１対のブラケット（９）
に横軸状ピン（１０）を設け、このピン（１ｏ）にトラ
＝、１−ン（１１）を回動自在に支持し、このトラニオ
ン（＋１１内にランナ体（３）の右端を挿入している。

従って、ランチ体（３）はピン（１０）を中心に上下方
向に揺動自在であり、金型（２）に対してノズル（６）
を上下動することができ、また、ランナ体（３）はトラ
ニオン（１１）に対して固着されていなく、段部（１１
）はトラニオン（ＩＩ）端面（１１ａ）との間に間隙（
Ｉ３）を有していて、段部０２１が当接するまで右方向
へ摺動自在であり、ノズル（６）側を位置規制した場合
のランチ体（３）の長手方向の熱膨張を許容する。

また、ランチ体（３１の右端にはノズルアダプタ（１４
１が螺合されていて、この〕身ルアダプタ圓の外端の球
面（１４ａ）に押出機ａυ（可塑化シリンダ）のノズル
ｔｉｌｌが当接している。図示していないが、この押出
機Ｑｆ９は全体として又はノズル（ＩＩのみが、樹脂材
料押出方向に摺動自在であり、ノズルｔ１ｇ＋はノズル
アダプタＱ４１と相対回動自在で且つ分離しないような
接続構造となっている。

即ち、ランチ体（３）は押出機−によってノズル（６）
側へ押圧されており、その押圧による移動規制をすべく
ランチ体（３）の左端側にはストッパ（ｌｄが設けられ
ている。ストッパＱ１は機台（８）にポル）（１１１１
で固定されたブロック−にストッパプレートＩ２１）全
固定し、またその前後にガイドプレート翰を取付けてい
る。

ランナ体（３）は第１図の状態でノズル（６）が金型ｆ
２１に当接した射出状態位置であり、左端面（３ａ）は
ストッパプレー）１２１１に当接しており、熱膨張は左
端面（３ａ）を基端として右方向へ生じ、ノズル（６）
の位置は略不変となる。ランチ体（３）の上下動はガイ
ドプレー）ｔ２２によって案内され、その上限はブロッ
ク四の突出部（２０ａ）によって設定されている。

（′２３はストッパ（Ｉｄの位置調整機構で、機台（８
）に固定の基準ブロック（２局に水平方向の２本のセッ
トボルト（社）が螺合されていて、各セットボルト（２
鴫はブロック−に当接されていて、ブロック四のボルト
四を弛めてセットボルト（四を進退することによりブロ
ック（２０）のボルト孔のガタの範囲内でストッパプレ
ー）ｆ２１）の位置調整、即ち、ノズル吐の位置調整が
できる。

（２′６は金型固定盤で、中央にノズル（６）用挿入孔
伝□□□が形成されていて、円筒部材−が設けられてい
る。

（３０）は金型固定盤（２）ηとランナ体（３］及びス
トッパ州との間に配置された湯道形成部材で、平板上に
平面視Ｕ字状板材を溶接して形成され、Ｕ字状板材のア
ール部は前記円筒部材間の外側に位置している。

前記円筒部材−には第１図左側に切欠部（２９ａ）が形
成されていて湯道形成部材（３０）内と連通していて、
この円筒部材−内から切欠部（２９ａ）を経て湯道形成
部材間内へ至る経路が、ノズルチップ（６ａ）から洩れ
た樹脂材料をランチ体（３）のヒータ部（４）へ侵入さ
せないための湯道（３１）となっている。また、この湯
道ｔ３１）を形成することによって、洩れ材料の清捕除
去を容易にしている。

ランナ体（３）の左端下方にはこれを上動させるための
駆動機構（３２が配置されている。（綱は油圧又は水圧
等の液圧シリンダで、そのピストンロッド（ｌＥｉ＆）
はブツシュロッド（３４１と直結又は同芯状に当接され
ており、このブツシュロッドｌ３４１がランナ体（３）
の左端下面に固定の当て板（３−に当接して、う／す体
（３）をビン（１０）を中心に上方へ押上げ可能となっ
ている。

ランナ体（３）の下降は自重による。

（３ＥＩ　（３ηは機台（８）の上下にボルト固定され
たアラ・くプレートとボトムプレートで、夫々はブツシ
ュを介してブツシュロッド１３４を摺動自在に支持して
おり、ボトムプレート０７）には液圧シリンダ（綱を取
付けるための箱形状のフレームの樽が固定されている。

この箱形状のフレーム＠樽の内側には、液圧シリンダ（
３：１のコントロールパルプ（図示せず）を制御するた
めの制御機構（３１が配置されている。第１図及び第６
図において、フレーム（至）にはプラケットられ、ピス
トンロッド（Ｓａａ）にはアクチュエータリング（４′
４が嵌着されており、その環状溝（４２ａ）にアクチュ
エータ＠鴫が係合されている。アクチェエータ（４３は
固定ブラデツ）　（４４］の横軸（４［９に枢支されて
いて、一端に環状溝＋４２８）内に挿入されたピン〔匂
を有し、他端が上下動によってセンサ（４１）の作動片
（ｎｘａ）を作動可能になっている。

前記制師機溝（至）は、液圧シリンダ（３３１を作動し
てピストンロッド（３３ａ）及びブツシュロッド（３４
を介してランチ体（３）を押上げ、ノズル（６）を金型
（２）に当接した時点で、アクチュエータ（４３１がセ
／す（４１）を作動して、それ以上のノズル（６）上昇
を阻止すべく、液圧シリンダ瞥の作動を停止するもので
ある。

以上詳述した本発明によれば、Ｌ字形ホットランナ（５
）を有するランチ体（３）は、押出機σ５）側の端部が
支持部（７）によって、揺動自在に且つ長手方向（水平
部（５ａ）方向）にｆＭ動自在に支持されているので、
射出成形作業中のヒータ部（４）の熱によって長手方向
に膨張しても、支持部（７）に対して摺動するだけで、
金型（２）に対してノズル（６）は正常にタッチするこ
とができ、ノズルタッチ位置に狂いが生じたり、材料洩
れ及び熱応力等の発生を防止することができる。また、
ランチ体（３）を押出機０扮と分離しているので、一体
のものに比べて液圧シリンダＯ均による押動が容易であ
り、且つノズルタッチ力をより一定に維持し易く、正確
な射出成形ができる。

尚、本発明は縦型プレス装置に横型射出成形機を組合せ
た形式となっているが、横型プレス装置に適用して例え
ば第１図を平面図と視る構造にすることもでき、その場
合はブツシュロッド（３彎とランチ体（３）とを枢支連
結し、湯道形成部材−を筒状に形成する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示しており、第１図は射出成形
機の金体の一部断面正面図、第２図はランチ体のノズル
取付部分の断面図、第３図は支持部の一部断面側面図、
第４図は同じく支持部の一部断面平面図、第５図は第１
図のマ矢視図、第６図は第１図の■−■線断面図である
。 （１）・・・射出成形機、（２）・・・金型、（３）・
・・ランチ体、（５）・・・ホットランナ、（６１・・
・ノズル、（７）・・・支持ｓ、（イ）・・・押出機：
舖・・・ストツバ、（３３１・・・液圧シリンダ。 手続補正書（自発］ 昭和５９年７月２１日 昭和５８年ｌｒ＃　許　願第１７１７５８　シｊ２、発
　明　の名称 射出成形機のホットランナ− ３、補正をする渚 事（Ｉ＋との関係　持許田願人 ６　補正の対象 ・明ＩｕＪ書の発明の詳細な説明の個 ７、　補正の内容 ｉｌ＋　明細四第８頁第１３〜１４行に「それ以上・・
・・・・するものである。」とあるを、「ノズルが金型
に当接し几ことを確認するものである。ｌた、このセン
サ虹金型交換時にノズルが金型より外れた（Ｆり７ｔ）
ことを確認δせるためにも使うことができる。」と補正
する。 （２）添付図面の巣ｌ　、　２図を別紙の通り補正する
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　略り字形ホットランナを有するう／す体を揺動し
   て、その一端に設けられたノズルを金型に押圧して樹脂
   材料を射出する射出成形機において、前記ランナ体の押
   出機に接続されている他端部は、支持部に揺動自在に且
   つ長手方向摺動自在に支持されていることを特徴とする
   射出成形機のホットランナー。