JP3240603B2 - 蛍光ランプ - Google Patents

蛍光ランプ

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JP3240603B2
JP3240603B2 JP17973497A JP17973497A JP3240603B2 JP 3240603 B2 JP3240603 B2 JP 3240603B2 JP 17973497 A JP17973497 A JP 17973497A JP 17973497 A JP17973497 A JP 17973497A JP 3240603 B2 JP3240603 B2 JP 3240603B2
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glass bulb
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tubular
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允済 吉田
俊行 寺田
友則 阿部
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Stanley Electric Co Ltd
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蛍光ランプに関する
ものであり、詳細には一方の電極が外部電極として放電
室外に設けられ、他方の電極が中心電極として放電室内
に設けられ、誘電体である管状ガラスバルブを介して放
電を行わせる構成とした蛍光ランプに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の蛍光ランプ90の構成の
例を示すものが図4であり、内面に蛍光体膜92が塗付
された管状ガラスバルブ91の両端は排気、ガスの封入
が行われて封止が行われて放電室91aが形成され、前
記管状ガラスバルブ91の外面には外部電極93が形成
されている。
【0003】そして、前記放電室91a内には管状ガラ
スバルブ91の軸方向の略中心に金属ワイヤーによる中
心電極94が架設されるものであるが、管状ガラスバル
ブ91と金属ワイヤー(中心電極94)との熱膨張係数
の差により生じる過剰な引張り応力、或いは、弛みの発
生などを防止するために、前記金属ワイヤーはコイル状
に形成され、架設は適宜の張力を与えた状態で行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の構成の蛍光ランプ90においては、前記中心電
極94をコイル状としたことで、確かに熱膨張係数の差
により生じる問題点は解決されるものとは成ったが、そ
の反面で振動により中心電極94に共振を生じて自由振
動し、蛍光体膜92に接触してこの蛍光体膜92にスク
ラッチ傷、剥離を生じさせると言う新たな問題点を生じ
るものとなっている。
【0005】この問題点は、前記蛍光ランプ90が、例
えば、車載用のテレビジョン受像機、或いは、カーナビ
ゲーションシステムなどの表示画面である液晶表示装置
のバックライト光源として使用されることが多いので、
車両の走行による振動を受け易く、上記の問題点は無視
できないものとなり、この点の解決が課題とされるもの
となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、管状ガラスバ
ルブの外面には外部電極が設けられ、内面にはこの管状
ガラスバルブの軸方向に沿いコイル状に形成された中心
電極が設けられて成る蛍光ランプにおいて、前記中心電
極は、コイル状とされた内径をガラス部材により支持が
行われ、前記ガラス部材は前記管状バルブの内面の軸方
向に沿う略中心に端部をこの管状バルブに接続して設け
られる支柱であることを特徴とする蛍光ランプを提供す
ることで課題を解決するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1に示すものは本発明
に係る蛍光ランプ1の第一実施形態である。この第一実
施形態においても、管状ガラスバルブ2は両端が封止さ
れて放電室2aが形成され、この放電室2aの外面とな
る管状ガラスバルブ2の外径には外部電極3が設けら
れ、同じ管状ガラスバルブ2の内径には蛍光体膜4が設
けられ、前記放電室2aの略中心にはコイル状とした中
心電極5が設けられているものである点は従来例のもの
と同様である。
【0008】ここで、この第一実施形態では前記中心電
極5がコイル状の形状とされたことにより生じる外部か
らの振動による共振を支柱6を設けることで防止するも
のであり、このときに、前記支柱6は前記管状ガラスバ
ルブ2と略同一な温度膨張係数となるようにガラス部材
を用いて形成されている。
【0009】そして、前記支柱6は、前記放電室2aの
軸に沿う方向で且つ略中心となる位置に、両端が前記管
状ガラスバルブ2と接続されている円柱状として形成さ
れている。また、前記支柱6の外径は、例えば、蛍光ラ
ンプ1の最低保存温度でも中心電極5の内径に対して余
裕を有するなど、適宜な寸法のものとされて、前記中心
電極5のコイル状とされた内径に挿入されている。
【0010】次いで、上記の構成とした本発明の蛍光ラ
ンプ1の作用および効果について説明する。前記中心電
極5のコイル状とされた内径に支柱6が挿入されたこと
で、蛍光ランプ1が例えば車載用の機器の光源など外部
からの振動を受け易い場所に採用されたときにも、前記
中心電極5は支柱6に支持されているので共振による自
由振動を生じることがなく、従って、自由振動に起因す
る蛍光体膜4の損傷は防止できるものとなる。
【0011】図2に示すものは本発明の第二実施形態で
あり、前の第一実施形態では中心電極5はコイル状とし
たときの内径側で支柱6により支持が行われていたが、
この第二実施形態においては、中心電極7はコイル状と
した外径側で管状ガラスバルブ2の内径に支持されるも
のとして、前記支柱6を不要としている。
【0012】この目的に沿うために、前記中心電極7の
少なくとも1個所にはコイル径を大きくした支持部7a
が設けられ、この支持部7aの外径は前記管状ガラスバ
ルブ2の内径と同じ、若しくは適宜に大きい径とされて
いる。尚、前記支持部7aを形成するときに、上記した
コイル状とするときのピッチの変更を行うことは自在で
ある。
【0013】このように形成した中心電極7を管状ガラ
スバルブ2の内径に挿入するときには、中心電極7に適
宜な張力を与え、前記支持部7aの外径を管状ガラスバ
ルブ2の内径よりも小径となるように変形させる。よっ
て、挿入は容易に行えるものとなるので、所定位置への
挿入が終わった時点で上記した張力を開放すれば、支持
部7aの外径は本来の径に復帰し、管状ガラスバルブ2
の内壁2bに当接し中心電極7の保持が確実に行えるも
のとなる。
【0014】このときに、この第二実施形態において
は、中心電極7の支持部7aが管状ガラスバルブ2の内
壁2bに当接するものとなるが、この内壁2bには蛍光
体膜4が設けられているので、支持部7aの当接により
蛍光体膜4が損傷することも考えられる。よって、この
第二実施形態においては、支持部7aの当接が予定され
る部分の蛍光体膜4は予めに取除かれているものとされ
ている。
【0015】但し、上記の蛍光体膜4の部分的な削除は
必要条件ではなく、例えば蛍光ランプ1が直接に観視さ
れることのない場合などには省略しても良いものであ
る。また、外部から加わる振動が著しい機器などに採用
する場合、前記中心電極7の管状ガラスバルブ2内への
設置後に、図示のように管状ガラスバルブ2の支持部7
aの両側に対応する位置に突出部2cを設け、軸方向へ
の移動を防止して一層に耐震性を向上させるなども自在
である。
【0016】以上の構成としたことで、この第二実施形
態の蛍光ランプ1においては、本質的な構成部品である
管状ガラスバルブ2を利用して中心電極7の支持を行わ
せるものとなるので、前の第一実施形態の支柱のように
支持を行わせるために別途の部品を用意することなく、
即ち、部品点数の増加を来すことなく中心電極7の支持
が行えるものとなる。尚、上記以外の作用、効果は前の
第一実施形態と同様であるので、ここでの詳細な説明は
省略する。
【0017】図3に示すものは本発明の第三実施形態で
あり、前の第二実施形態では中心電極7に設ける支持部
7aの外径を管状ガラスバルブ2の内径に略一致させる
ものであり、これにより、外部電極3と支持部7aとの
距離が近付き、この支持部7aの部分に放電電流が集中
する傾向が認められるものとなり、例えば輝度ムラなど
の原因となる場合を生じるものとなっていた。
【0018】この第三実施形態では、上記の点の解決を
図るものであり、この第三実施形態では管状ガラスバル
ブ8の適宜個所には内、外径を縮小させた絞込部8aが
設けられ、中心電極7に設けられる支持部7aも前記絞
込部8aの内径に対応するものとされている。
【0019】また、前記管状ガラスバルブ8の外径に設
けられる外部電極3は、この管状ガラスバルブ8の基準
径、即ち、絞込部8aが設けられた部分以外の径として
形成されていて、これにより、絞込部8aが設けられた
部分においては間隙部9を生じるものとされている。
尚、この第三実施形態においても、支持部7aが接触す
る所となる絞込部8aの内径の部分の蛍光体膜4を取除
くなどを行うことは自在である。
【0020】以上の構成としたことで、この第三実施形
態において、外部電極3と中心電極8とに点灯を行わせ
るための電圧を印加すると、絞込部8aの部分では大気
が存在する間隙部9を介して放電が行われるものとな
る。従って、絞込部8aの部分では間隙部9が存在する
ことによる放電電圧の上昇を生じ、絞込部8aの部分に
対する電流の集中の度合いは緩和されるものとなる。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、中
心電極は、コイル状とされた内径をガラス部材により支
持が行われ、前記ガラス部材は前記管状バルブの内面の
軸方向に沿う略中心に端部をこの管状バルブに接続して
設けられる支柱である蛍光ランプとしたことで、管状ガ
ラスバルブとの熱膨張係数の差を緩和させるために中心
電極をコイル状として形成したために、外部からの振動
により共振し蛍光体膜などに当接し傷発生の要因とな
り、車載用の機器など振動の加わる場所での光源として
は不適当なものとなっていたこの種の蛍光ランプを、管
状ガラスバルブとほぼ同一の熱膨張係数を有するガラス
部材による支柱で支持させることで、熱膨張係数の差の
緩和の作用を失うことなく共振を生じないものとし、採
用可能とするものであり、これにより、この種の蛍光ラ
ンプの耐久性の向上と用途の拡大とに極めて優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る蛍光ランプの第一実施形態を示
す説明図である。
【図2】 同じく本発明に係る蛍光ランプの第二実施形
態を示す説明図である。
【図3】 同じく本発明に係る蛍光ランプの第三実施形
態を示す説明図である。
【図4】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……蛍光ランプ 2、8……管状ガラスバルブ 2a……放電室 2b……内壁 2c……突出部 8a……絞込部 3……外部電極 4……蛍光体膜 5、7……中心電極 7a……支持部 6……支柱 9……間隙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 65/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状ガラスバルブの外面には外部電極が
    設けられ、内面にはこの管状ガラスバルブの軸方向に沿
    いコイル状に形成された中心電極が設けられて成る蛍光
    ランプにおいて、前記中心電極は、コイル状とされた内
    径をガラス部材により支持が行われ、前記ガラス部材は
    前記管状バルブの内面の軸方向に沿う略中心に端部をこ
    の管状バルブに接続して設けられる支柱であることを特
    徴とする蛍光ランプ。
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JP4013923B2 (ja) * 2003-09-04 2007-11-28 ウシオ電機株式会社 エキシマランプ
JP4575123B2 (ja) * 2004-11-29 2010-11-04 浜松ホトニクス株式会社 誘電体バリア放電ランプ
JP2006216454A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Ushio Inc エキシマランプ

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