JP3240352B2 - 電動式射出成形機 - Google Patents

電動式射出成形機

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JP3240352B2 JP29808298A JP29808298A JP3240352B2 JP 3240352 B2 JP3240352 B2 JP 3240352B2 JP 29808298 A JP29808298 A JP 29808298A JP 29808298 A JP29808298 A JP 29808298A JP 3240352 B2 JP3240352 B2 JP 3240352B2
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screw
rotation transmission
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淳 小出
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機台の上面に射出
装置及び型締装置を配設してなる電動式射出成形機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、駆動源としてサーボモータを用い
た電動式射出成形機は、特開平9−11290号公報等
で知られている。
【0003】この種の電動式射出成形機の場合、例え
ば、スクリュ進退駆動部は、機台の上面に設置したモー
タ取付盤にスクリュ進退用サーボモータを取付け、同サ
ーボモータのモータシャフトに設けたボールネジ機構の
ネジ部を、前後方向に移動自在に支持されたスライダに
設けたネジ部に螺合することにより、当該スライダの先
端に回動自在に支持されたスクリュを進退移動可能に構
成するとともに、スクリュ回転駆動部は、スライダにス
クリュ回転用サーボモータを取付け、同サーボモータの
モータシャフトに設けた駆動ギアを、スクリュのシャフ
ト部に設けた被動ギアに噛合させることにより、スクリ
ュを回転可能に構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の電動式射出成形機は、次のような解決すべき課題が
存在した。
【0005】第一に、サーボモータは被回転伝達部の近
傍に設置されるため、重量の大きい大型のサーボモータ
が成形機の上部や側部に配されることになる。したがっ
て、成形機全体の重量バランスに偏りを生じ、運搬時や
設置時等に不安定となる。
【0006】第二に、サーボモータは作業者に近い位置
に露出した状態で設置されるため、モータ騒音に対する
防音性(静粛性)に劣る。
【0007】第三に、サーボモータの制御ユニットは、
通常、機台の内部に収容されるため、制御ユニットとサ
ーボモータの接続コードが長くなるとともに、接続コー
ドが外部に露出するため、物が引掛かるなどの接続コー
ドが外部に露出することに伴う各種不具合を生ずる。
【0008】本発明は、このような従来の技術に存在す
る課題を解決したものであり、成形機全体の重心を下
げ、かつ重量バランスの平衡性を高めることにより、運
搬時や設置時等における安定性を確保するとともに、防
音性を高めることにより静粛性を高め、しかも、接続コ
ードが外部に露出することに伴う各種不具合を解消する
ことができる電動式射出成形機の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明
は、機台2の上面に射出装置Mi及び型締装置Mmを配
設してなる電動式射出成形機1を構成するに際して、射
出装置Mi及び型締装置Mmにおける被回転伝達部6,
7,8を有する部位に、下部が機台2の内部空間Sに至
るモータ支持部12,13,14をそれぞれ取付け、こ
のモータ支持部12,13,14の下部に、被回転伝達
部6,7,8に対応し、かつ機台2の左右方向Xの中央
に配した少なくともスクリュ回転用モータ3,スクリュ
進退用モータ4及び型締用モータ5を含む大型モータを
それぞれ取付けるとともに、各大型モータ(3,4,
5)を、回転伝達ベルト9b,10b,11bを用いた
回転伝達機構9,10,11を介して対応する各被回転
伝達部6,7,8に接続してなることを特徴とする。
【0010】この場合、好適な実施の形態により、機台
2の前後方向Yの両端側にスクリュ進退用モータ4と型
締用モータ5をそれぞれ配するとともに、スクリュ進退
用モータ4と型締用モータ5の中間にスクリュ回転用モ
ータ3を配する。また、機台2の内部空間Sに、各大型
モータ(3,4,5)に加えて射出装置進退用モータ1
5及びエジェクタ用モータ16を含む小型モータを収容
し、各小型モータ(15,16)を機台2の左右方向X
の中央に配するとともに、射出装置Mi及び型締装置M
mにおける被回転伝達部17,18とこの被回転伝達部
17,18に対応する各小型モータ(15,16)を回
転伝達ベルト19b,20bを用いた回転伝達機構1
9,20を介してそれぞれ接続してもよい。
【0011】これにより、少なくとも重量の大きい大型
モータ(3,4,5)、望ましくは小型モータ(15,
16)も含む各モータが、機台2の内部空間Sに収容さ
れ、かつ機台2の左右方向Xの中央に配されるため、成
形機全体の重心が下がり、かつ重量バランスの平衡性が
高められるとともに、静粛性も高められる。また、機台
2の内部空間Sに配される制御ユニットに対しては、接
続コードを外部に引き回すことなく直接接続可能とな
る。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
1〜図5を参照して詳細に説明する。
【0013】本実施例に係る電動式射出成形機1はボッ
クス形の機台2を備え、この機台2の上面に、型締装置
Mm及び射出装置支持機構Uにより支持される射出装置
Miを配設する。
【0014】射出装置支持機構Uは、機台2の上面にお
ける一側の端部に起立させて固定した背盤21と、中間
部に起立させて固定した型置盤22を有し、型置盤22
と背盤21は相対峙する。また、型置盤22と背盤21
間には一対の主タイバー23a,23bを架設するとと
もに、この主タイバー23a,23bに、一対の副タイ
バー24a,24bにより連結した前支持盤25と後支
持盤26をスライド自在に装填し、さらに、主タイバー
23a,23b及び副タイバー24a,24bには中間
支持盤27をスライド自在に装填する。以上により、射
出装置支持機構Uが構成され、この射出装置支持機構U
により射出装置Miが支持される。
【0015】この射出装置支持機構Uの構成を図5に原
理的模式図で示す。型置盤22,背盤21,前支持盤2
5,後支持盤26及び中間支持盤27は、いずれも正面
視を矩形状に形成し、主タイバー23a,23bは、各
盤21,22…に対する一方の対角線上であって、後述
するスクリュ28に対する両側対称位置、具体的には、
正面(型置盤22側)から見て右上と左下にそれぞれ配
する。他方、副タイバー24a,24bは、各盤21,
22…に対する他方の対角線上であってスクリュ28に
対する両側対称位置、具体的には、正面から見て右下と
左上にそれぞれ配する。
【0016】一方、前支持盤25には、加熱筒29の後
端を取付ける。加熱筒29は、先端に射出ノズル30
を、後部上端にホッパー31をそれぞれ備えるととも
に、内部にはスクリュ28を挿入する。
【0017】また、中間支持盤27には、加熱筒29に
挿入したスクリュ28を回転させるスクリュ回転駆動部
32を設ける。中間支持盤27は図2に示すように、前
後に長いブロック状に形成し、前部にはベアリング33
を介して回転シャフト34(被回転伝達部6)を回動自
在に支持する。回転シャフト34はスクリュ28に対し
て同軸上に配し、前部は中間支持盤27から前方へ突出
させる。そして、突出した回転シャフト34の前部には
被動プーリ35を取付けるとともに、前端にスクリュ2
8の後端を結合する。さらに、中間支持盤27の前端
(被回転伝達部6を有する部位)にはモータ支持部12
の上端を取付け、このモータ支持部12の下部は機台2
の内部空間Sに至らせる。そして、内部空間Sに収容さ
れるモータ支持部12の下部に、スクリュ回転用サーボ
モータ3を取付けるとともに、サーボモータ3のモータ
シャフトには駆動プーリ36を取付け、この駆動プーリ
36と被動プーリ35間に無端タイミングベルト(回転
伝達ベルト)9bを架け渡してスクリュ回転駆動部32
を構成する。この場合、被動プーリ35,駆動プーリ3
6及び無端タイミングベルト9bは回転伝達機構9を構
成する。
【0018】これにより、計量工程ではスクリュ回転駆
動部32が駆動制御され、ホッパー31から加熱筒29
の内部に供給される成形材料が可塑化(溶融)される。
この場合、スクリュ回転用サーボモータ3の作動により
スクリュ28が回転して計量が行われるとともに、この
際、後述するスクリュ進退駆動部37の背圧制御によ
り、スクリュ28及び中間支持盤27が後退する。な
お、背圧はベアリング33に付設したロードセル(圧力
センサ)により検出される圧力に基づいて制御される。
【0019】他方、後支持盤26には、スクリュ回転駆
動部32を進退移動させるスクリュ進退駆動部37を設
ける。後支持盤26は、ボールネジ機構38におけるネ
ジ部38sのシャフト部(被回転伝達部7)を、ベアリ
ング39を介して回動自在に支持し、このシャフト部の
後部は、後支持盤26の後方へ突出させることにより被
動プーリ40を取付ける。また、後支持盤26の前方に
突出するネジ部38sは、上述した中間支持盤27の後
部に一体に設けたナット部38nに螺合する。さらに、
後支持盤26の下端(被回転伝達部7を有する部位)に
はモータ支持部13の上端を取付け、このモータ支持部
13は機台2の内部空間Sに至らせる。そして、内部空
間Sに収容されるモータ支持部13に、スクリュ進退用
サーボモータ4を取付けるとともに、サーボモータ4の
モータシャフトには駆動プーリ41を取付け、この駆動
プーリ41と被動プーリ40間に無端タイミングベルト
(回転伝達ベルト)10bを架け渡してスクリュ進退駆
動部37を構成する。この場合、被動プーリ40,駆動
プーリ41及び無端タイミングベルト10bは回転伝達
機構10を構成する。よって、前支持盤25,中間支持
盤27及び後支持盤26に支持される射出装置Miが構
成される。
【0020】これにより、射出工程ではスクリュ進退駆
動部37が駆動制御され、計量された樹脂が金型キャビ
ティCa(図1参照)に射出充填される。この場合、ス
クリュ進退用サーボモータ4の作動によりボールネジ機
構38のネジ部38sが回転し、ナット部38nに一体
の中間支持盤27及びスクリュ28が設定された射出速
度により前進移動する。
【0021】一方、背盤21には、後支持盤26を進退
移動させる射出装置進退駆動部42を設ける。射出装置
進退駆動部42は、背盤21と後支持盤26間に取付け
た左右一対のボールネジ機構43a,43b(被回転伝
達部17)と、このボールネジ機構43a,43bを回
転駆動する射出装置進退用サーボモータ15を備える。
この場合、ボールネジ機構43a,43bは、スクリュ
28(射出ノズル30)に対する両側対称位置にそれぞ
れ配する。各ボールネジ機構43a,43bは、ネジ部
43as,43bsのシャフト部をベアリング44a,
44bを介して背盤21の左右に回動自在に取付けると
ともに、このシャフト部の後部を背盤21の後方に突出
させることにより被動プーリ45a,45bをそれぞれ
取付ける。また、前方に突出するネジ部43as,43
bsは、後支持盤26の左右に一体に設けたナット部4
3an,43bnに螺合する。さらに、背盤21の後面
(被回転伝達部17を有する部位)にはモータ支持部4
6の上端を取付け、図1に示すように、下方へ延設する
ことにより機台2の内部空間Sに至らせる。そして、内
部空間Sに収容されるモータ支持部46の下部にサーボ
モータ15を取付けるとともに、サーボモータ15のモ
ータシャフトには、駆動プーリ47を取付け、この駆動
プーリ47と被動プーリ45a,45b間に無端タイミ
ングベルト(回転伝達ベルト)19bを架け渡して射出
装置進退駆動部42を構成する。この場合、被動プーリ
45a,45b,駆動プーリ47及び無端タイミングベ
ルト19bは、回転伝達機構19を構成する。なお、4
8a,48bはモータ支持部46に取付けた回動自在の
空転プーリであり、タイミングベルト19bの外面に当
接して同ベルト19bをガイドする。
【0022】これにより、射出装置進退駆動部42を駆
動制御すれば、ノズルタッチ及びノズルタッチ解除を行
うことができる。この場合、サーボモータ15の作動に
よりボールネジ機構43a,43bのネジ部43as,
43bsが回転するため、ナット部43an,43bn
に一体の後支持盤26がスクリュ28の軸方向に進退移
動する。後支持盤26及び前支持盤25は副タイバー2
4a,24bを介して一体であるため、射出装置支持機
構Uにより支持される射出装置Mi全体が進退移動す
る。よって、前方に移動すれば、射出ノズル30は、図
2に仮想線で示す位置まで前進することにより、型置盤
22に取付けた固定型Acにノズルタッチし、金型キャ
ビティCaに溶融樹脂を射出充填することができる。他
方、後方に移動すれば、ノズルタッチが解除される。
【0023】このように、射出装置Mi側では、機台2
の内部空間Sに、スクリュ回転用サーボモータ(大型モ
ータ)3,スクリュ進退用サーボモータ(大型モータ)
4及び射出装置進退用サーボモータ(小型モータ)15
が収容され、図3に示すように、各サーボモータ3,4
及び15は機台2の左右方向Xの中央、即ち、同図に示
す中央線c上に配される。
【0024】次に、型締装置Mmについて説明する。機
台2の上面における他側の端部には、圧受盤51を起立
させて固定し、この圧受盤51と型置盤22間に、四本
のタイバー52…架設する。そして、タイバー52…に
は可動盤53をスライド自在に装填し、この可動盤53
には可動型Amを取付ける。なお、可動型Amと固定型
Acは金型キャビティCaを有する金型Aを構成する。
【0025】また、可動盤53の背面にはエジェクタブ
ロック54を取付け、このエジェクタブロック54の内
部にエジェクタ駆動部55を収容する。エジェクタ駆動
部55は、ボールネジ機構56を構成するネジ部56s
及びナット部56n(被回転伝達部18),金型キャビ
ティCaに臨むエジェクタピン57,ナット部56nに
取付けた被動プーリ58を備える。さらに、エジェクタ
ブロック54(被回転伝達部18を有する部位)には、
モータ支持部59の上端を取付け、このモータ支持部5
9は機台2の内部空間Sに至らせる。そして、内部空間
Sに収容されるモータ支持部59に、エジェクタ用サー
ボモータ16を取付けるとともに、サーボモータ16の
モータシャフトには駆動プーリ60を取付け、この駆動
プーリ60と被動プーリ58間に無端タイミングベルト
(回転伝達ベルト)20bを架け渡す。なお、被動プー
リ58,駆動プーリ60及び無端タイミングベルト20
bは回転伝達機構20を構成する。
【0026】これにより、エジェクト工程ではエジェク
タ駆動部55が駆動制御され、金型キャビティCa内の
成形品に対する突き出しが行われる。この場合、エジェ
クタ用サーボモータ16の作動によりボールネジ機構5
6のナット部56nが回転し、ネジ部56s及びこのネ
ジ部56sに一体のエジェクタピン57が進退移動す
る。
【0027】一方、圧受盤51には、可動盤53を進退
移動させる可動盤進退駆動部61を設ける。圧受盤51
は、ボールネジ機構62におけるナット部62n(被回
転伝達部8)を、ベアリング63を介して回動自在に支
持し、このナット部62nの端部に被動プーリ64を取
付ける。この場合、ナット部62nは前後端の開放され
た筒状となる。また、ナット部62nに螺合するネジ部
62sは、可動盤53側に延出し、先端をエジェクタブ
ロック54に結合する。さらに、圧受盤51(被回転伝
達部8を有する部位)にはモータ支持部14の上端を取
付け、このモータ支持部14は機台2の内部空間Sに至
らせる。そして、内部空間Sに収容されるモータ支持部
14に、型締用サーボモータ5を取付けるとともに、サ
ーボモータ5のモータシャフトには駆動プーリ65を取
付け、この駆動プーリ65と被動プーリ64間に無端タ
イミングベルト(回転伝達ベルト)11bを架け渡して
可動盤進退駆動部61を構成する。この場合、被動プー
リ64,駆動プーリ65及び無端タイミングベルト11
bは回転伝達機構11を構成する。
【0028】これにより、型締工程では可動盤進退駆動
部61が駆動制御され、金型Aの開閉及び型締が行われ
る。この場合、型締用サーボモータ5の作動によりボー
ルネジ機構62のナット部62nが回転し、ネジ部62
sが進退する。この結果、可動盤53はタイバー52…
に沿って進退移動し、金型Aの開閉及び型締を行うこと
ができる。
【0029】このように、型締装置Mm側では、機台2
の内部空間Sに、型締用サーボモータ(大型モータ)5
及びエジェクタ用サーボモータ(小型モータ)16が収
容され、図4に示すように、各サーボモータ5及び16
は機台2の左右方向Xの中央、即ち、同図に示す中央線
c上に配される。したがって、本実施例に係る電動式射
出成形機1によれば、図1に示すように、前述したスク
リュ回転用サーボモータ(大型モータ)3,スクリュ進
退用サーボモータ(大型モータ)4及び射出装置進退用
サーボモータ(小型モータ)15と併せ、電動式射出成
形機1で使用される主要部の全モータが、機台2の内部
空間Sに収容されるとともに、図3に示すように、機台
2の左右方向Xの中央に配される。しかも、図1に示す
ように、スクリュ進退用サーボモータ4と型締用サーボ
モータ5は、相互に向きを反対にして機台2の前後方向
Yの両端側にそれぞれ配するとともに、スクリュ進退用
モータ4と型締用モータ5の中間にスクリュ回転用モー
タ3が配されるため、成形機全体の重心が下がり、かつ
重量バランスの平衡性が高められ、運搬時や設置時等に
おける安定性が確保される。また、防音性が高められる
ことにより静粛性も高められる。しかも、機台2の内部
空間Sに配される制御ユニットに対しては、接続コード
を外部に引き回すことなく直接接続可能となり、接続コ
ードが外部に露出することに伴う不具合、例えば、接続
コードが長くなったり、邪魔な存在による物の引掛かり
やメンテナンス性の低下、接続コードの切断、外観性
(商品性)の低下等の各種不具合を解消できる。
【0030】なお、型置盤22と背盤21は、スクリュ
28に対する両側対称位置に配した一対の主タイバー2
3a,23bにより支持されるため、機械的強度(固定
強度)が確保されるとともに、前支持盤25及び後支持
盤26は、スクリュ28に対する両側対称位置であって
主タイバー23a,23bとは異なる位置に配した一対
の副タイバー24a,24bにより連結されるため、そ
の機械的強度が確保される。したがって、型置盤22及
び射出装置Miが傾斜する従来の不具合は解消され、射
出装置Mi全体の耐久性の向上及び故障防止が図られ
る。
【0031】さらに、主タイバー23a,23bは、前
支持盤25及び後支持盤26を支持(ガイド)するた
め、前支持盤25と後支持盤26に対する支持機能及び
ガイド機能を兼用する。さらに、主タイバー23a,2
3b及び副タイバー24a,24bは、中間支持盤27
を支持(ガイド)するため、中間支持盤27に対する支
持機能及びガイド機能を兼用する。このように、主タイ
バー23a,23b及び副タイバー24a,24bは機
能を兼用することになり、低コスト化に貢献できる。
【0032】一方、背盤21に射出装置進退駆動部42
を設けるとともに、射出装置進退駆動部42には、スク
リュ28に対する両側対称位置に一対配したボールネジ
機構43a,43bと、このボールネジ機構43a,4
3bを回転駆動するサーボモータ15を備え、この射出
装置進退駆動部42により後支持盤26を進退移動させ
るため、ノズルタッチ時の反力は背盤21の面垂直方向
に付加され、型置盤22及び射出装置には無用な応力が
付加されない。したがって、型置盤22や射出装置を固
定し又は支持する機構に対して機械的強度を確保するた
めの余分なコストも回避される。
【0033】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,形状,数量,配置等において、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除できる。
例えば、実施例は、射出装置進退用モータ15及びエジ
ェクタ用モータ16を機台2の内部空間Sに収容した場
合を示したが、このような小型モータは必ずしも内部空
間Sに収容することを要しない。また、内部空間Sに収
容するモータは例示以外の他のモータであってもよく、
同様に収容できる。
【0034】
【発明の効果】このように、本発明に係る電動式射出成
形機は、射出装置及び型締装置における被回転伝達部を
有する部位に、下部が機台の内部空間に至るモータ支持
部をそれぞれ取付け、このモータ支持部の下部に、被回
転伝達部に対応し、かつ機台の左右方向中央に配した少
なくともスクリュ回転用モータ,スクリュ進退用モータ
及び型締用モータを含む大型モータをそれぞれ取付ける
とともに、各大型モータを、回転伝達ベルトを用いた回
転伝達機構を介して対応する各被回転伝達部に接続して
なるため、次のような顕著な効果を奏する。
【0035】 少なくとも大型モータは、機台の内部
空間に収容されるとともに、機台の左右方向の中央に配
されるため、成形機全体の重心が下がり、かつ重量バラ
ンスの平衡性が高められるため、運搬時や設置時等にお
ける安定性を確保できる。
【0036】 騒音発生源となる少なくとも大型モー
タは、機台の内部空間に収容されるため、静粛性、さら
には静粛性に基づく作業環境を高めることができる。
【0037】 各モータは機台の内部空間に配される
制御ユニットに対し、接続コードを外部に引き回すこと
なく直接接続可能となるため、接続コードが外部に露出
することに伴う各種不具合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る電動式射出成形機
の一部断面側面図、
【図2】図1中J位置から見た電動式射出成形機の背面
図、
【図3】図1中K位置から見た電動式射出成形機の正面
図、
【図4】同電動式射出成形機における射出装置の一部断
面平面図、
【図5】同電動式射出成形機の射出装置支持機構の構成
を示す原理的模式図、
【符号の説明】
1 電動式射出成形機 2 機台 3 スクリュ回転用モータ 4 スクリュ進退用モータ 5 型締用モータ 6 被回転伝達部 7 被回転伝達部 8 被回転伝達部 9 回転伝達機構 9b 回転伝達ベルト 10 回転伝達機構 10b 回転伝達ベルト 11 回転伝達機構 11b 回転伝達ベルト 12 モータ支持部 13 モータ支持部 14 モータ支持部 15 射出装置進退用モータ 16 エジェクタ用モータ 17 被回転伝達部 18 被回転伝達部 19 回転伝達機構 19b 回転伝達ベルト 20 回転伝達機構 20b 回転伝達ベルト Mi 射出装置 Mm 型締装置 S 内部空間 X 機台の左右方向 Y 機台の前後方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/46 - 45/84 B22D 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台の上面に射出装置及び型締装置を配
    設してなる電動式射出成形機において、前記射出装置及
    び前記型締装置における被回転伝達部を有する部位に、
    下部が前記機台の内部空間に至るモータ支持部をそれぞ
    れ取付け、このモータ支持部の下部に、前記被回転伝達
    部に対応し、かつ前記機台の左右方向中央に配した少な
    くともスクリュ回転用モータ,スクリュ進退用モータ及
    び型締用モータを含む大型モータをそれぞれ取付けると
    ともに、各大型モータを、回転伝達ベルトを用いた回転
    伝達機構を介して対応する各被回転伝達部に接続してな
    ることを特徴とする電動式射出成形機。
  2. 【請求項2】 前記機台の前後方向両端側に前記スクリ
    ュ進退用モータと前記型締用モータをそれぞれ配すると
    ともに、前記スクリュ進退用モータと前記型締用モータ
    の中間に前記スクリュ回転用モータを配してなることを
    特徴とする請求項1記載の電動式射出成形機。
  3. 【請求項3】 前記機台の内部空間に、前記各大型モー
    タに加えて射出装置進退用モータ及びエジェクタ用モー
    タを含む小型モータを収容し、各小型モータを機台の左
    右方向中央に配するとともに、前記射出装置及び前記型
    締装置における被回転伝達部とこの被回転伝達部に対応
    する各小型モータを回転伝達ベルトを用いた回転伝達機
    構を介してそれぞれ接続してなることを特徴とする請求
    項1記載の電動式射出成形機。
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