JP3839752B2 - エジェクタ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エジェクタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、射出成形機、例えば、竪(たて)型射出成形機においては、下プラテンと対向させて上プラテンが上下方向に移動自在に配設され、前記下プラテンに下金型が、前記上プラテンに上金型が取り付けられ、前記上プラテンを進退させることによって、上金型を下金型に接離させることができるようになっている。そして、型締装置を作動させることによって、上金型を下金型に接触させて型閉じを行うのに伴って、上金型と下金型との間にキャビティ空間を形成し、続いて、上金型を下金型に所定の型締力で押し付けて型締めを行い、射出ノズルから射出された樹脂が前記キャビティ空間に充填(てん)される。そして、充填された樹脂は冷却されて成形品になる。
【0003】
次に、前記上プラテンを上方に移動させ、上金型を下金型から離して型開きを行うとともに、下金型側に配設されたエジェクタ装置を作動させ、成形品を突き出すことによって、成形品を取り出すことができる。
【0004】
図2は従来のエジェクタ装置の要部を示す概念図である。
【0005】
図において、11は下プラテンであり、該下プラテン11に図示されない下金型が取り付けられる。前記下プラテン11より上方に、下プラテン11と対向させて図示されない上プラテンが進退自在に配設され、該上プラテンに図示されない上金型が取り付けられる。また、前記下プラテン11の下方には、図示されない型締装置が配設され、該型締装置を作動させることによって、前記上プラテンを進退させ、上金型を下金型に接離させて、型閉じ、型締め及び型開きを行う。
【0006】
そして、前記上金型を下金型に接触させて型閉じを行うのに伴って、上金型と下金型との間にキャビティ空間を形成し、続いて、上金型を下金型に所定の型締力で押し付けて型締めを行い、図示されない射出ノズルから射出された樹脂が前記キャビティ空間に充填される。続いて、充填された樹脂は冷却されて成形品になる。
【0007】
次に、前記上金型を下金型から離して型開きを行うとともに、下金型側に配設されたエジェクタ装置12を作動させ、成形品を突き出すことによって、成形品を取り出すことができる。
【0008】
前記エジェクタ装置12は、進退(図において上下方向に移動)自在に配設されたエジェクタロッド14、図示されない制御部によって駆動されるサーボモータ21、該サーボモータ21を駆動することによって発生させられた回転の回転運動を直進運動に変換するボールねじ22、伝動機構部23等を備える。
【0009】
そして、前記下プラテン11の所定の位置、例えば、中央に、下プラテン11を貫通させる貫通穴13が形成され、該貫通穴13に前記エジェクタロッド14が進退自在に配設される。そのために、前記貫通穴13の内周面の二箇所には、エジェクタロッド14を摺(しゅう)動自在に支持するための筒状のブッシュ16、17が配設される。また、前記エジェクタロッド14の後端(図において下端)に、エジェクタロッド14を保持するエジェクタロッド保持部24が取り付けられる。
【0010】
また、前記サーボモータ21の出力軸25は、カップリング26を介して伝動軸27と連結される。該伝動軸27は、ベアリングb1を介して図示されないフレームに対して回転自在に配設され、前記サーボモータ21を駆動することによって発生させられた回転がカップリング26を介して前記伝動軸27に伝達される。該伝動軸27の所定の箇所には、ボールねじ軸28が形成され、該ボールねじ軸28とボールナット29とが螺(ら)合させられて前記ボールねじ22が構成される。
【0011】
そして、前記ボールナット29は、図示されないガイドによって進退自在に配設されたナットホルダ31を貫通して延び、前記ボールねじ軸28に伝達された回転運動は、ボールねじ22によって直進運動に変換されてボールナット29に伝達され、更にナットホルダ31に伝達される。
【0012】
ところで、前記伝動軸27とエジェクタロッド14とは異なる軸上に配設され、ナットホルダ31に伝達された直進運動は、伝動機構部23を介してエジェクタロッド14に伝達される。そのために、前記伝動機構部23は、前記フレームに対してリンクサポートq1を中心に揺動自在に配設された水平リンク32、該水平リンク32とエジェクタロッド保持部24とを連結する縦リンク33、及び前記水平リンク32とナットホルダ31とを連結する縦リンク34を備える。
【0013】
前記縦リンク33は、エジェクタロッド保持部24に取り付けられたブラケット35に対して連結軸q2によって、前記水平リンク32に対して連結軸q3によって、それぞれ揺動自在に連結され、水平リンク32が揺動するのに伴って、連結軸q3がエジェクタロッド14の軸心から偏心したときに、揺動して偏心量を吸収する。また、前記縦リンク34は、ナットホルダ31に対して連結軸q5によって、水平リンク32に対して連結軸q6によって、それぞれ揺動自在に連結され、水平リンク32が揺動するのに伴って、連結軸q6が伝動軸27の軸心から偏心したときに、揺動して偏心量を吸収する。
【0014】
前記構成のエジェクタ装置12において、前記サーボモータ21を正方向に駆動すると、伝動軸27が回転させられ、該伝動軸27の回転運動がボールねじ軸28に伝達され、ボールねじ22において直進運動に変換され、ボールナット29及びナットホルダ31が後退(図において下方に移動)させられる。それに伴って、縦リンク34が後退させられ、図の二点鎖線で示されるように、水平リンク32が反時計回りに回転させられ、縦リンク33が前進(図において上方に移動)させられる。その結果、エジェクタロッド14が前進させられ、成形品が突き出される。
【0015】
一方、前記サーボモータ21を逆方向に駆動すると、伝動軸27が回転させられ、該伝動軸27の回転運動がボールねじ軸28に伝達され、ボールねじ22において直進運動に変換され、ボールナット29及びナットホルダ31が前進させられる。それに伴って、縦リンク34が前進させられ、図の実線で示されるように、水平リンク32が時計回りに回転させられ、縦リンク33が後退させられる。その結果、エジェクタロッド14が後退させられ、元の位置に戻される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のエジェクタ装置においては、水平リンク32の揺動に伴って連結軸q3がエジェクタロッド14の軸心から偏心したときに、偏心量を吸収するために縦リンク33を配設する必要があるので、軸方向の寸法が大きくなってしまう。また、縦リンク33が偏心した状態でエジェクタロッド14を作動させるので、エジェクタロッド14に偏心荷重が加わってしまう。
【0017】
本発明は、前記従来のエジェクタ装置の問題点を解決して、軸方向の寸法を小さくすることができるエジェクタ装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のエジェクタ装置においては、進退自在に配設され、前進に伴って成形品を突き出すエジェクタロッドと、該エジェクタロッドを保持するエジェクタロッド保持部と、該エジェクタロッド保持部内において移動自在に配設された連結移動部材と、突出し用の駆動部と、前記連結移動部材と連結軸によって連結され、前記駆動部を駆動することによって揺動させられ、駆動力を伝達して前記エジェクタロッド保持部を進退させるリンクとを有する。
【0019】
そして、前記連結移動部材は、前記リンクの揺動に伴って、前記連結軸がエジェクタロッドの軸心から偏心したときに偏心量を吸収する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0024】
図1は本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置の要部を示す概念図、図3は本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置の要部を示す概略図、図4は本発明の実施の形態における二山ナックル形状リンクを示す断面図である。
【0025】
図において、11は第1のプラテンとしての下プラテンであり、該下プラテン11に第1の金型としての図示されない下金型が取り付けられる。前記下プラテン11より上方に、下プラテン11と対向させて、第2のプラテンとしての図示されない上プラテンが進退自在に配設され、該上プラテンに第2の金型としての図示されない上金型が取り付けられる。また、前記下プラテン11の下方には、図示されない型締装置が配設され、該型締装置を作動させることによって、前記上プラテンを進退させ、上金型を下金型に接離させて、型閉じ、型締め及び型開きを行う。
【0026】
そして、前記上金型を下金型に接触させて型閉じを行うのに伴って、上金型と下金型との間にキャビティ空間を形成し、続いて、上金型を下金型に所定の型締力で押し付けて型締めを行い、前記上プラテンに形成されたスプルーブッシュを介して、図示されない射出ノズルから射出された樹脂が前記キャビティ空間に充填される。続いて、充填された樹脂は冷却されて成形品になる。
【0027】
次に、前記上金型を下金型から離して型開きを行うとともに、下金型側に配設されたエジェクタ装置12を作動させ、成形品を突き出すことによって、成形品を取り出すことができる。
【0028】
前記エジェクタ装置12は、進退(図1において上下方向に移動)自在に配設され、前進(図1において上方に移動)に伴って成形品を突き出すエジェクタロッド14、図示されない制御部によって駆動される突出し用の駆動部としてのサーボモータ21、該サーボモータ21を駆動することによって発生させられた回転の回転運動を直進運動に変換する運動方向変換部としてのボールねじ22、伝動機構部23等を備える。
【0029】
そして、前記下プラテン11の所定の位置、例えば、中央に、下プラテン11を貫通させる貫通穴13が形成され、該貫通穴13に前記エジェクタロッド14が進退自在に配設される。そのために、前記貫通穴13の内周面の二箇所には、エジェクタロッド14を摺動自在に支持するための筒状のブッシュ16、17が配設される。また、前記エジェクタロッド14の後端(図1において下端)に、エジェクタロッド14を保持するエジェクタロッド保持部51が取り付けられる。なお、前記エジェクタロッド保持部51は図示されないガイドによって進退自在に案内される。
【0030】
また、前記サーボモータ21の出力軸25は、カップリング26を介して伝動軸27と連結される。該伝動軸27は、ベアリングb1を介してフレームFに対して回転自在に配設され、前記サーボモータ21を駆動することによって発生させられた回転がカップリング26を介して前記伝動軸27に伝達される。該伝動軸27の所定の箇所には、第1の変換要素としてのボールねじ軸28が形成され、該ボールねじ軸28と第2の変換要素としてのボールナット29とが螺合させられて前記ボールねじ22が構成される。
【0031】
そして、前記ボールナット29は、前記フレームFに配設されたガイド61、62によって進退自在に配設されたナットホルダ31を貫通して延び、前記ボールねじ軸28に伝達された回転運動は、ボールねじ22によって直進運動に変換されてボールナット29に伝達され、更にナットホルダ31に伝達される。
【0032】
なお、本実施の形態においては、運動方向変換部としてボールねじ22が使用されるが、ボールねじ22に代えてローラねじを使用することもできる。その場合、該ローラねじは、第1の変換要素としてのローラねじ軸及び第2の変換要素としてのローラナットを備え、前記ローラねじ軸に伝達された回転運動は、ローラナットによって直進運動に変換される。
【0033】
ところで、前記伝動軸27とエジェクタロッド14とは異なる軸上に配設され、ナットホルダ31に伝達された直進運動は、伝動機構部23を介してエジェクタロッド14に伝達される。そのために、前記伝動機構部23は、前記フレームFに対してリンクサポートq1を中心に揺動自在に配設された第1のリンクとしての水平リンク32、該水平リンク32とエジェクタロッド保持部51とを連結する連結移動部材としての角形のブッシュ52、及び前記水平リンク32とナットホルダ31とを連結する第2のリンクとしての縦リンク34を備える。なお、前記水平リンク32、縦リンク33、34等のリンクによってリンク機構が構成される。
【0034】
前記エジェクタロッド保持部51には、前記ブッシュ52を、移動自在に、かつ、摺動自在に支持するための支持部としての収容穴53が形成される。該収容穴53は、前記ブッシュ52をエジェクタロッド14の軸方向に対して直角の方向(以下「幅方向」という。)に移動させることができるように、幅方向の寸法がブッシュ52の幅方向の寸法より大きくされる。
【0035】
そして、前記ブッシュ52は、水平リンク32に対して連結軸q7によって揺動自在に連結され、水平リンク32が揺動するのに伴って、連結軸q7が円弧軌道を移動してエジェクタロッド14の軸心から偏心したときに、収容穴53内を摺動して偏心量を吸収する。また、前記縦リンク34は、ナットホルダ31に対して連結軸q5によって、水平リンク32に対して連結軸q6によって、それぞれ揺動自在に連結され、水平リンク32が揺動するのに伴って、連結軸q6が円弧軌道を移動して伝動軸27の軸心から偏心したときに、揺動して偏心量を吸収する。
【0036】
前記構成のエジェクタ装置12において、前記サーボモータ21を正方向に駆動すると、伝動軸27が回転させられ、該伝動軸27の回転運動がボールねじ軸28に伝達され、ボールねじ22において直進運動に変換され、ボールナット29及びナットホルダ31が後退(図1において下方に移動)させられる。それに伴って、縦リンク34が揺動しながら後退させられ、水平リンク32が反時計回りに回転させられ、エジェクタロッド保持部51が前進させられる。このとき、収容穴53内においてブッシュ52が摺動させられる。その結果、図1及び3の二点鎖線で示されるように、エジェクタロッド14が前進させられ、成形品が突き出される。
【0037】
一方、前記サーボモータ21を逆方向に駆動すると、伝動軸27が回転させられ、該伝動軸27の回転運動がボールねじ軸28に伝達され、ボールねじ22において直進運動に変換され、ボールナット29及びナットホルダ31が前進させられる。それに伴って、縦リンク34が前進させられ、水平リンク32が時計回りに回転させられ、エジェクタロッド保持部51が後退させられる。その結果、図1及び3の実線で示されるように、エジェクタロッド14が後退させられ、元の位置に戻される。
【0038】
なお、前記水平リンク32におけるリンクサポートq1の近傍の部分は、近傍の部材を回避するために、図3に示されるように、「コ」字状に湾曲させられ、前記部材を迂回して延びる。また、水平リンク32は二山ナックル形状リンクから成り、水平リンク32における連結軸q7側の端部は、図4に示されるように、二つのアーム65、66に分岐させられ、連結軸q7は、アーム65、ブッシュ52及びアーム66を貫通して延びる。
【0039】
このように、エジェクタロッド14が進退するのに伴って、連結軸q7が円弧軌道を移動し、エジェクタロッド14の軸心から偏心したときに、ブッシュ52が収容穴53内を摺動して偏心量を吸収するので、偏心量を吸収するためにエジェクタロッド14の後端側にリンクを配設する必要がない。したがって、エジェクタ装置12の軸方向の寸法を小さくすることができる。また、エジェクタロッド14に偏心荷重が加わることがない。
【0040】
また、前記ブッシュ52は、焼結層から成り、無給油材料によって形成され、収容穴53の内周面と無給油条件下で摺動する摺動面、及び連結軸q7の外周面と無給油条件下で摺動する摺動面を備える。したがって、前記摺動面に潤滑剤を供給する必要がないので、エジェクタ装置12の構造を簡素化することができる。
【0041】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0042】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、エジェクタ装置においては、進退自在に配設され、前進に伴って成形品を突き出すエジェクタロッドと、該エジェクタロッドを保持するエジェクタロッド保持部と、該エジェクタロッド保持部内において移動自在に配設された連結移動部材と、突出し用の駆動部と、前記連結移動部材と連結軸によって連結され、前記駆動部を駆動することによって揺動させられ、駆動力を伝達して前記エジェクタロッド保持部を進退させるリンクとを有する。
【0043】
そして、前記連結移動部材は、前記リンクの揺動に伴って、前記連結軸がエジェクタロッドの軸心から偏心したときに偏心量を吸収する。
【0044】
この場合、前記リンクの揺動に伴って、前記連結軸がエジェクタロッドの軸心から偏心したときに、前記連結移動部材が偏心量を吸収するので、偏心量を吸収するためにエジェクタロッドの後端側にリンクを配設する必要がない。したがって、エジェクタ装置の軸方向の寸法を小さくすることができる。また、エジェクタロッドに偏心荷重が加わることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置の要部を示す概念図である。
【図2】従来のエジェクタ装置の要部を示す概念図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるエジェクタ装置の要部を示す概略図である。
【図4】本発明の実施の形態における二山ナックル形状リンクを示す断面図である。
【符号の説明】
12 エジェクタ装置
14 エジェクタロッド
21 サーボモータ
22 ボールねじ
32 水平リンク
34 縦リンク
51 エジェクタロッド保持部
52 ブッシュ
53 収容穴
q7 連結軸

Claims (4)

  1. (a)進退自在に配設され、前進に伴って成形品を突き出すエジェクタロッドと、
    (b)該エジェクタロッドを保持するエジェクタロッド保持部と、
    (c)該エジェクタロッド保持部内において移動自在に配設された連結移動部材と、
    (d)突出し用の駆動部と、
    (e)前記連結移動部材と連結軸によって連結され、前記駆動部を駆動することによって揺動させられ、駆動力を伝達して前記エジェクタロッド保持部を進退させるリンクとを有するとともに、
    (f)前記連結移動部材は、前記リンクの揺動に伴って、前記連結軸がエジェクタロッドの軸心から偏心したときに偏心量を吸収することを特徴とするエジェクタ装置。
  2. 前記連結移動部材は、前記エジェクタロッド保持部内に形成された支持部によって摺動自在に支持される請求項1に記載のエジェクタ装置。
  3. 前記駆動部とリンクとの間に運動方向変換部が配設され、該運動方向変換部において、前記駆動部によって発生させられた回転の回転運動が直進運動に変換される請求項1又は2に記載のエジェクタ装置。
  4. 前記リンクは、前記運動方向変換部によって発生させられた直進運動を前記エジェクタロッド保持部に伝達する請求項1〜3のいずれか1項に記載のエジェクタ装置。
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