JP3240259U - グレーチング切断送り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 製造コストの削減と作業効率の改善を図ったグレーチング切断送り装置を提供する。【解決手段】 グレーチング切断送り装置(1)は、グレーチング素材(103)を乗せて切断機(107)へと搬送する搬送手段(5)と、搬送手段(5)に乗せられたグレーチング素材(103)を押圧する押圧手段(13)と、を備え、好ましくは、押圧手段(13)はグレーチング素材(103)を押圧する面に弾性体(12)が張り付けられており、さらに好ましくは、グレーチング素材(103)のツイストバー(102)を挟み込んで支持する支持手段(14)を備える。【選択図】 図1
Description
本考案は、グレーチング切断送り装置に関する。
図5は、グレーチングの外観図である。グレーチング100は道路側溝等に用いられる格子状の金属蓋であり、一般的に、フラットバーまたはベアリングバー(以下、フラットバー101という)と呼ばれる金属長板を複数枚所定間隔に並べ、それらをツイストバー102と呼ばれる捩じり金属棒で溶着連結して作られる。
ツイストバー102の溶着側がグレーチング100の「表面」になる。また、Lはグレーチング100の全長、Hはグレーチング100の高さ(フラットバー101の高さ)、P1はフラットバー101の間隔、P2はツイストバー102の間隔である。これらの値(L、H、P1、P2)はグレーチング100の種類や用途に応じて様々である。
ところで、グレーチング100の製造に際しては、あらかじめ作られた長尺(たとえば6m程度)のグレーチング素材を、所望の長さ(L)に切断して種類や用途に応じたグレーチング、つまり図5のグレーチング100が作られることがある(たとえば、特許文献1参照)。
図6は、グレーチング切断の概念図である。長尺のグレーチング素材103を所定の長さ(L)ごとに切断する際の切断線104は、グレーチング素材103の長手方向に平行な線105に対して正確に直交していなければならない。
図7は、グレーチング切断の作業例を示す図である。この図において、長尺のグレーチング素材103がローラコンベア106の上に載置されている。このグレーチング素材103は手動または何らかの機械的手段によって切断機107に搬送投入され、切断されるが、この搬送に際しては、前述(図6)のとおり、切断機107における切断線104と、グレーチング素材103の長手方向に平行な線105とが正確に直交するようにグレーチング素材103の向きを修正する必要があり、この修正に手間がかかっていた。
そこで、この手間をなくすために、フラットバー101を挟み込む爪と呼ばれる保持具108を使用することが考えられる。この保持具108により、ローラコンベア106の上に載置されているグレーチング素材103の向きを規制し、上記の修正作業を不要にできる。
しかしながら、上記の対策にあっては、グレーチング100の種類や用途ごとの保持具108が必要で製造コストが嵩むという問題点がある。また、種類や用途の異なるグレーチング100を製造するたびに保持具108を入れ替えなければならず作業効率が悪いという問題点がある。
本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、製造コストの削減と作業効率の改善を図ったグレーチング切断送り装置を提供することにある。
請求項1記載の考案は、グレーチング素材を乗せて切断機へと搬送する搬送手段と、前記搬送手段に乗せられたグレーチング素材を押圧する押圧手段と、を備えたことを特徴とするグレーチング切断送り装置である。
請求項2記載の考案は、前記押圧手段は前記グレーチング素材を押圧する面に弾性体が張り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のグレーチング切断送り装置である。
請求項3記載の考案は、さらに、前記グレーチング素材のツイストバーを挟み込んで支持する支持手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のグレーチング切断送り装置である。
請求項2記載の考案は、前記押圧手段は前記グレーチング素材を押圧する面に弾性体が張り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のグレーチング切断送り装置である。
請求項3記載の考案は、さらに、前記グレーチング素材のツイストバーを挟み込んで支持する支持手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のグレーチング切断送り装置である。
本考案によれば、製造コストの削減と作業効率の改善を図ったグレーチング切断送り装置を提供することができる。
以下、本考案の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案に係るグレーチング切断送り装置1の概念構成図である。このグレーチング切断送り装置1は、床面2に固定された下部架台3と、その下部架台3の上に固定され、多数のフラットバー101をツイストバー102で溶着連結して作られたグレーチング素材103を乗せて切断機107へと搬送する搬送装置(ここでは多数のローラ4を配列したローラコンベア5)と、ローラコンベア5の両側面に固定された一対のレール6(うち一つはローラコンベア5の裏面に隠れて見えていない)と、それらのレール6に滑動可能に取り付けられた上部架台7とを備える。
図1は、本考案に係るグレーチング切断送り装置1の概念構成図である。このグレーチング切断送り装置1は、床面2に固定された下部架台3と、その下部架台3の上に固定され、多数のフラットバー101をツイストバー102で溶着連結して作られたグレーチング素材103を乗せて切断機107へと搬送する搬送装置(ここでは多数のローラ4を配列したローラコンベア5)と、ローラコンベア5の両側面に固定された一対のレール6(うち一つはローラコンベア5の裏面に隠れて見えていない)と、それらのレール6に滑動可能に取り付けられた上部架台7とを備える。
さらに、上部架台7には、グレーチング素材103の表面に対して鉛直方向に延在する2本のシャフト(以下、第一のシャフト8、第二のシャフト9)が取り付けられており、これらの第一のシャフト8及び第二のシャフト9は手動または機械的な上下駆動機構(以下、第一の駆動機構10、第二の駆動機構11)によって個別に上下動できるようになっている。
第一のシャフト8の下端には底面にゴム等の弾性体12が張り付けられた押圧具13が取り付けられており、第一の駆動機構10を操作して第一のシャフト8を下方移動することにより、この押圧具13によってグレーチング素材103の表面を押圧できるようになっている。押圧具13の底面(つまり押圧面)に弾性体12を設けているので押圧時におけるグレーチング素材103の表面保護をすることができる。なお、押圧具13の底面積(弾性体12の面積)は、グレーチング素材103に対する押圧力の局所的な印加を回避するために、ある程度大きくすることが望ましく、たとえば、300mm×300mm程度とすることができる。
また、第二のシャフト9の下端には先端挟み状の支持具14が取り付けられており、第二の駆動機構11を操作して第二のシャフト9を下方移動することにより、この支持具14によってグレーチング素材103のツイストバー102を挟み込んで支持できるようになっている。
次に、グレーチング切断送り装置1の作用を説明する。
(1)まず、ローラコンベア5の上にグレーチング素材103を乗せ、前述(図6)のとおり、切断機107における切断線104と、グレーチング素材103の長手方向に平行な線105とが正確に直交するように初期修正する。
(1)まず、ローラコンベア5の上にグレーチング素材103を乗せ、前述(図6)のとおり、切断機107における切断線104と、グレーチング素材103の長手方向に平行な線105とが正確に直交するように初期修正する。
(2)この初期修正が完了すると、グレーチング素材103の表面を押圧する。
図2は、押圧工程の概念図である。この押圧工程においては、第一の駆動機構10を操作して第一のシャフト8を下方移動し、押圧具13によってグレーチング素材103の表面を押圧することにより、以降の工程におけるグレーチング素材103の直交状態の変化、つまり、切断機107における切断線104と、グレーチング素材103の長手方向に平行な線105との直交状態の変化を規制する。
図2は、押圧工程の概念図である。この押圧工程においては、第一の駆動機構10を操作して第一のシャフト8を下方移動し、押圧具13によってグレーチング素材103の表面を押圧することにより、以降の工程におけるグレーチング素材103の直交状態の変化、つまり、切断機107における切断線104と、グレーチング素材103の長手方向に平行な線105との直交状態の変化を規制する。
(3)次いで、望ましくは、グレーチング素材103のツイストバー102の支持工程を実行する。
図3は、支持工程の概念図である。この支持工程においては、第二の駆動機構11を操作して第二のシャフト9を下方移動し、支持具14によってグレーチング素材103のツイストバー102を挟み込んで支持する。この支持工程を実行することにより、以降の工程におけるグレーチング素材103の直交状態の変化をより確実に規制することができる。
図3は、支持工程の概念図である。この支持工程においては、第二の駆動機構11を操作して第二のシャフト9を下方移動し、支持具14によってグレーチング素材103のツイストバー102を挟み込んで支持する。この支持工程を実行することにより、以降の工程におけるグレーチング素材103の直交状態の変化をより確実に規制することができる。
(4)次いで、グレーチング素材103の切断機107への搬送工程を実行する。
図4は、搬送工程の概念図である。この搬送工程においては、レール6に沿って上部架台7を切断機107の方向に移動させることにより、押圧具13によって押圧されたグレーチング素材103を切断機107へと搬送することができるが、この搬送に際しては、前述したグレーチング素材103の直交状態の変化、つまり、切断機107における切断線104と、グレーチング素材103の長手方向に平行な線105との直交状態の変化を招くことがない。
図4は、搬送工程の概念図である。この搬送工程においては、レール6に沿って上部架台7を切断機107の方向に移動させることにより、押圧具13によって押圧されたグレーチング素材103を切断機107へと搬送することができるが、この搬送に際しては、前述したグレーチング素材103の直交状態の変化、つまり、切断機107における切断線104と、グレーチング素材103の長手方向に平行な線105との直交状態の変化を招くことがない。
以上のとおりであるから、実施形態のグレーチング切断送り装置1によれば、冒頭で説明した保持具108(図7参照)を使用しないので製造コストが嵩むという問題点を回避でき、しかも、保持具108の入れ替え作業も必要としないので作業効率の改善を図ることができる。
1 グレーチング切断送り装置
5 ローラコンベア(搬送手段)
12 弾性体
13 押圧具(押圧手段)
14 支持具(支持手段)
103 グレーチング素材
107 切断機
5 ローラコンベア(搬送手段)
12 弾性体
13 押圧具(押圧手段)
14 支持具(支持手段)
103 グレーチング素材
107 切断機
Claims (3)
- グレーチング素材を乗せて切断機へと搬送する搬送手段と、前記搬送手段に乗せられたグレーチング素材を押圧する押圧手段と、を備えたことを特徴とするグレーチング切断送り装置。
- 前記押圧手段は前記グレーチング素材を押圧する面に弾性体が張り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のグレーチング切断送り装置。
- さらに、前記グレーチング素材のツイストバーを挟み込んで支持する支持手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のグレーチング切断送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003491U JP3240259U (ja) | 2022-10-21 | 2022-10-21 | グレーチング切断送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003491U JP3240259U (ja) | 2022-10-21 | 2022-10-21 | グレーチング切断送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3240259U true JP3240259U (ja) | 2022-12-16 |
Family
ID=84418161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022003491U Active JP3240259U (ja) | 2022-10-21 | 2022-10-21 | グレーチング切断送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3240259U (ja) |
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2022
- 2022-10-21 JP JP2022003491U patent/JP3240259U/ja active Active
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