JP3240229B2 - 位相比較器 - Google Patents

位相比較器

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JP3240229B2
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L2207/00Indexing scheme relating to automatic control of frequency or phase and to synchronisation
    • H03L2207/14Preventing false-lock or pseudo-lock of the PLL

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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相比較器に関し、主
としてデジタル伝送用クロック抽出PLL(位相同期ル
ープ)回路に用いられる位相比較器に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル伝送では、一般にデータのみを
伝送路へ送り出し、受信側においてこのデータから同期
クロックを抽出、さらに本クロックによってデータを再
同期化し、同期クロックと本クロックに同期したデータ
として再生し、このデータを後段のシステムへと伝送す
る。上記のデータから同期クロックを抽出する回路とし
て、位相同期ループ回路(以後、PLL回路と称する)
が用いられている。
【0003】PLL回路は、通常図5に示すように、位
相比較器1、ループフィルタ2、電圧制御形発振器(以
後、VCOと称する)3により構成されている。ここ
で、位相比較器1は2つのデジタル信号を入力して、こ
の2つの入力信号の位相差に応じた位相進み信号(以
下、UP信号と称する)、位相遅れ信号(以下、DOW
N信号と称する)を発生する。ループフィルタ2は上記
UP信号もしくはDOWN信号をそれぞれ正の電圧,負
の電圧に変えて、フィルタに入力し、フィルタの出力は
UP,DOWN信号の電圧を平均化した平均電圧を発生
する。VCO3はこの平均電圧により発振周波数を変化
させる。ここで、動作説明を簡単にするため、VCO3
の発振周波数は入力電圧に正比例し、入力電圧が上がる
と周波数が上ることにする。この周波数出力を位相比較
器1に入力することにより、負帰還を構成する。
【0004】最も簡単な位相比較器1は、排他論理回路
(以後、XOR回路と称する)であり、この場合は図6
〜図8に示すように動作する。すなわち、XOR回路
は、2つの入力が両方共に論理値“High”(以後、
“1”とする)もしくは両方共論理論理値“Low”
(以後、“0”とする)の時に、その出力は“0”であ
り、2つの入力が相反する場合(一方が“1”、一方が
“0”)の時に“1”を出力する。この場合、出力
“1”がUP信号に相当し、出力“0”がDOWN信号
に相当する。
【0005】図6のように、入力信号とVCO出力信号
が同じ周波数であり、かつ位相差が90°ずれている同
期時の場合には、位相比較器1の出力の“1”と“0”
の期間は等しくなるために相殺され、ループフィルタ2
の出力電圧は一定となり、VCO3の出力も変化せず安
定し、同期した状態となる。また、図7のように入力信
号とVCO出力信号の位相が90°以上ずれている引き
込み時の場合には、位相比較器1の出力の“1”と
“0”の比率が等しくならず、“1”の期間が“0”の
期間よりも長いために、ループフィルタ2の出力は上昇
し、VCO3の発振周波数が上り、位相を進め、最終的
には図6の状態となって安定する。
【0006】しかし、図8のように入力信号とVCO出
力信号の周波数が整数倍となる場合でも、位相比較器1
の“1”と“0”の比率が等しくなり、PLL回路が安
定してしまう。これを一般にフォールスロックと云い、
位相比較器を用いた場合の欠点であった。
【0007】これに対し改良された、図9に示す周波数
位相比較器は、単に位相を比較するだけでなく、周波数
をも比較して、上記のフォールスロックを防ぐ機能を有
している。図9中のの部分は各入力とリセット信号I
を比較する回路であり、,の部分は入力信号が
“1”となったことを記憶する回路であり、はリセッ
ト回路である。また、A〜Iは信号、4は2入力NAN
D回路、5は3入力NAND回路、6はインバータ、7
は4入力NAND回路である。
【0008】この周波数位相比較器のタイミングチャー
トを図10,図11に示す。T1は引き込み時、T4は
VCO出力の入力信号の2倍の周波数の時、およびT2
はデータ伝送信号を入力した時を表わすものである。図
10のT1時のように、VCOの出力が“0”から
“1”に変化すると、信号Aが“0”となり、これによ
りの記憶回路の信号Cが“1”、信号Dが“0”に変
化し、VCO出力が“1”になったことを記憶する。同
様の手順で、入力信号が“0”から“1”に変化する
と、の比較回路の信号Eが“0”、信号Gが“1”に
変化し、の記憶回路のHが“0”となる。
【0009】次に、VCO出力が“1”から“0”に変
化すると、信号Aが“1”となり、信号Bが“0”にな
り、DOWN信号が“1”になる。また、これと同様
に、入力信号が“1”から“0”に変化すると、信号E
が“1”となり信号A,C,E,Gが“1”であるため
に、のリセット回路であるNAND回路によりリセッ
ト信号Iが“0”となる。これにより、,の記憶回
路がリセットされ、信号Bが“1”となり、DOWN信
号が“0”に戻る。このようにして、VCO出力と入力
信号の立ち下りエッジの差を本周波数位相比較器の回路
は出力し、VCO出力と入力信号の立ち下りエッジが一
致(位相が一致)した場合は、UP信号およびDOWN
信号は出力されず、安定状態となり、同期する。
【0010】また、入力信号とVCO出力の周波数が整
数倍の場合でも、図10のT4のように、位相差が大き
く出力される。これはの記憶回路において、リセット
信号Iが“0”となるまで信号Cを“1”に保つため
に、信号Bが“0”、DOWN信号が“1”となり続
け、通常よりも長い期間DOWN信号が出力され、ルー
プフィルタの出力電圧を下げ、VCOの周波数を通常よ
りも大きく変え、前述のようなフォールスロックを防ぐ
働きをする。そこで、入力信号立ち上りエッジで信号E
が“1”から“0”へ変化し、これにより信号Gが
“0”から“1”へ変化するので、信号E,Gがこの時
同時に“1”とはならず、そのためリセット信号Iは
“0”とはならない。このように、周波数位相比較器で
は、XOR位相比較器では不可能であった周波数差も検
出することができるという利点がある。
【0011】しかしながら、データ伝送におけるRTZ
伝送信号では、図11のように、データ値“1”の時
に、“0”→“1”→“0”のパルスであり、データ値
“0”の時は1bit間“0”で変化しないために、上
記の従来の周波数位相比較器を用いると、本来同期した
状態でも、フォールスロック状態として判断して、UP
信号もしくはDOWN信号を出力し、同期からはずれて
しまう(脱ロックと称する)。
【0012】このため、データ伝送では図9の周波数位
相比較器は用いることができず、図12のような入力信
号が存在する時のみ位相を比較する位相比較器を用いて
いた。この回路は、AND回路8とXOR回路9とから
構成され、図13のように入力信号が“1”の時のみ位
相を比較するので、入力信号のデータ値が“0”の時に
は位相比較を行わず、同期を保つことが可能であるが、
周波数比較が行われないので、入力信号とVCO出力信
号の周波数が整数となる場合は、前述のXOR位相比較
と同様に図14のようにフォールスロックを起こしてし
まう。このためフォールスロック対策として、図15の
ようにPLL回路の中心周波数を同じ周波数でするよう
に、中心周波数調整回路11および周波数補正回路12
を用い、ループフィルタ2とVCO3間に接続した加算
器10を介して合わせ込んでいた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
図15に示すような従来のPLL回路では、前者の中心
周波数調整回路は調整後の装置環境変化により中心周波
数がずれてしまうと云う問題があり、また後者の周波数
補正回路は回路規模が大きくて消費電力に関しても不利
であったという解決すべき課題があった。
【0014】そこで、本発明は、以上の点に鑑み、中心
周波数調整回路や周波数補正回路を不要にした比較的簡
単な論理回路により構成し、かつ位相比較だけでなくあ
る程度の周波数比較を行うことにより、データ伝送信号
に対しても処理でき、フォールスロックを起こさないよ
うにした主としてデジタル伝送用クロック抽出PLL回
路に用いられる位相比較器を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、セットリセットフリップフロップからな
入力信号とリセット信号の立ち下りエッジの差を検出
して負出力を第1の位相差として出力する第1の位相差
出力回路と、セットリセットフリップフロップからなり
前記入力信号が前記リセット信号が発生する前に立ち上
ったことを記憶し、正出力として出力する第1の記憶回
路と、セットリセットフリップフロップからなり電圧制
御形発振器のVCO出力と前記リセット信号の立ち下り
エッジの差を検出して負出力を第2の位相差として出力
する第2の位相差出力回路と、セットリセットフリップ
フロップからなり前記VCO出力が前記リセット信号が
発生する前に立ち上ったことを記憶し、正出力として出
する第2の記憶回路と、前記第1の位相差出力回路、
前記第2の位相差出力回路および前記第2の記憶回路の
それぞれの正出力のNAND論理を取ることにより前記
リセット信号を発生するリセット回路と、負出力である
前記第1の位相差を反転して、これをPLL回路の位相
を進ませるためのUP信号として出力する第1のインバ
ータ回路と、負出力である前記第2の位相差を反転し
て、これをPLL回路の位相を遅らせるためのDOWN
信号として出力する第2のインバータ回路とを有するこ
とを特徴とする。
【0016】また、本発明はその一形態として、前記第
1の位相差出力回路の正出力が前記第1の記憶回路の
ット入力に接続し、前記第1の記憶回路の正出力が前記
第1の位相差出力回路のリセット入力に接続し、前記第
2の位相差出力回路の正出力が前記第2の記憶回路の
ット入力に接続し、前記第2の記憶回路の正出力が前記
第2の位相差出力回路のリセット入力に接続しているこ
とを特徴とすることができる。
【0017】また、本発明は他の形態として、前記第
1、第2の位相差出力回路と前記第1、第2の記憶回路
はそれぞれ論理レベル“0”を入力するとセットもしく
はリセットすることができるセットリセットフリップフ
ロップ回路であることを特徴とすることができる。
【0018】
【作用】本発明では、入力信号に対する記憶回路である
RS−FFの正出力をリセット回路に接続しないこと
で、位相比較を立ち下りエッジにて行い、UP信号とD
OWN信号の差を取ることをやめ、入力データが“0”
の時には位相比較をせず、入力データが“1”の時のみ
位相比較を行い、かつ入力信号が“1”の期間中に抽出
クロックが“1”とならない場合には、次の抽出クロッ
クの立ち下りエッジまで位相差をして出力し続ける。こ
れにより、周波数差を検知し、PLL回路をフォールス
ロックから脱出させる。従って、本発明によればデジタ
ル伝送において、フォールスロックしないPLL回路を
周波数調整回路および周波数補正回路等を用いずに実現
することが可能となる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例の位相比較器の回
路構成を示す。ここで、,,およびは論理レベ
ル“0”を入力するとセットもしくはリセットすること
ができるセットリセットフリップ・フロップ回路(以
後、RS−FFと称する)である。RS−FFは入力
信号とリセット信号Iの立ち下りエッジの差を検出し位
相差Fとして出力する第1位相差同回路であり、RS−
FFは入力信号がリセット信号Iが発生する前に立ち
上ったことを記憶する第1記録回路であり、RS−FF
はVCO出力とリセット信号Iの立ち下りエッジの差
を検出し位相差Bとして出力する第2位相差出力回路で
あり、RS−FFはVCO出力がリセット信号Iが発
生する前に、立ち上ったことを記憶する第2記録回路で
ある。また、はRS−FF,,の正出力E,
A,CのNAND論理を取ることにより、リセット信号
I(論理値“0”)を発生するリセット回路であり、3
入力NAND回路5からなる。
【0021】RS−FFは、2入力NAND回路4と
3入力NAND回路5とから構成され、そのセット入力
に入力信号を接続し、そのリセット入力にRS−FF
の正出力Gおよびリセット信号IのAND信号を入力す
る。RS−FFは一対の2入力NAND回路4から構
成され、そのセット入力にRS−FFの正出力Eを入
力し、そのリセット入力にリセット信号Iを接続する。
RS−FFは2入力NAND回路4と3入力NAND
回路5とから構成され、そのセット入力にVCO出力を
接続し、そのリセット入力にRS−FFの正出力Cお
よびリセット信号IのAND信号を入力する。RS−F
Fは一対の2入力NAND回路4から構成され、その
セット入力にRS−FFの正出力Aを接続し、そのリ
セット入力にリセット信号を接続している。6はそれぞ
れ位相差をRS−FFの負出力FおよびRS−FF
の負出力Bの負論理を取って出力するインバータであ
る。これらインバータ6により、RS−FFの負出力
FはPLL回路の位相を進ませるためのUP信号とな
り、RS−FFの負出力BはPLLの位相を遅らせる
ためのDOWN信号となる。
【0022】なお、本実施例の回路を図9の従来例の回
路と比べて見ると、本実施例はRS−FFの正出力G
をリセット回路に入力しないという点が異なる。
【0023】上記のように、RS−FF,の正出力
G,CをRS−FF,のリセット入力に接続してい
るので、それぞれ入力信号、VCO出力信号の立ち上り
でRS−FF,の正出力G,Cの論理値が“1”と
なり、RS−FF,のリセットを解除し、また入力
信号、VCO出力の立ち下りでRS−FF,の負出
力F,BによりUP信号およびDOWN信号を発生し、
これら信号をリセット信号Iが論理値“0”となるまで
出力し続ける。このように立ち下り位相比較器として機
能する。
【0024】また、リセット信号IはRS−FF,
の正出力E,AのNAND論理を取っているので、入力
信号,VCO信号の両信号が論理値“0”となった時
に、発生する本リセット信号Iを用いると、立ち下りエ
ッジの位相比較器となる。
【0025】さらに、RS−FFがVCO出力の立ち
上りを記憶しているので、リセット信号IとしてRS−
FF,,の正出力E,A,CのNAND論理を取
ることで、入力信号がVCO出力の整数倍となるような
時でも、UP信号が出力されると、VCO出力の立ち下
りエッジが発生するまで、UP信号を発生し続けるとい
う周波数比較の機能も有する。
【0026】さらに、RS−FFの正出力Gをのリ
セット信号論理に加えないので、RTZ信号のデータ値
“0”の時に、入力信号を1bit期間中論理値“0”
のまま変化しないが、この入力信号中にVCO出力が立
ち下がった時にはリセット信号Iを発生し、位相比較を
行わない回路となる。
【0027】このように、本実施例では、RTZのデー
タ伝送用PLL回路の位相比較器として、入力信号のR
TZ信号のデータ値が“0”の時は位相比較をせずに、
入力信号のデータ値“1”の時には位相比較をし、さら
に入力信号がVCO出力の整数倍の時でも位相比較を可
能とするので、後述のようにフォールスロックを起こさ
ない、あるいはフォールスロックから容易に脱出すると
いう利点を有する。
【0028】さらに、図2,図3および図4のタイミン
グチャートを参照して本実施例の動作を詳述する。図2
〜図4中、T1は位相引き込み時、T2は同期時、T3
はVCO出力が入力信号の半分の周期の時、T4および
T5はそれぞれVCO出力が入力信号の2倍の周期の時
とする。
【0029】図1の本実施例の論理回路は上述のよう
に、入力信号に対する記憶回路であるRS−FFの信
号(正出力)Gをリセット回路である3入NAND回
路5に入力していないので、図2のT2に示すように、
入力信号がデータ値“0”の場合には位相比較を行わ
ず、また図2のT1のように通常の位相引き込み時は図
9の従来例の周波数位相比較器と同じ動作(図10参
照)となる。また、図3のT3のように、入力信号の周
波数がVCO出力の周波数よりも速い場合にはUP信号
が大きく出力され、フォールスロックを起こさない。
【0030】しかし、図3のT4のように、VCO出力
が入力信号の偶数倍であり、かつ入力信号の立ち上りエ
ッジがVCO出力の立ち下りエッジと重なる場合にの
み、フォールスロックを起こす。これは、周波数位相比
較器から見た場合、入力信号のデータ値が“0”である
場合と区別できないためである。しかし、VCO出力が
入力信号の偶数倍であっても、入力信号の立ち上りエッ
ジがVCO出力の立ち下りエッジと重ならない場合に
は、図4のT5のようにDOWN信号が大きく出力さ
れ、フォールスロックを起こさない。また、通常の伝送
データにはノイズが多く、そのため図3のT4の状態が
長期間続くことは考えにくく、最終的には図4の状態と
なり、フォールスロックから脱出することになる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ伝送用PLL回路を中心周波数調整回路および周
波数補正回路を用いずに実現することができるという顕
著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の周波数位相比較器の構成を
示す論理回路図である。
【図2】図1の本発明実施例の周波数位相比較器の位相
引き込み時T1と同期時T2の出力特性を示すタイミン
グチャートである。
【図3】図1の本発明実施例の周波数位相比較器のVC
O出力が入力信号の半分の周波数の時T3と、VCO出
力が入力信号の2倍の周波数の時で入力信号の立ち上り
エッジがVCO出力の立ち下りエッジと重なる場合の時
T4の出力特性を示すタイミングチャートである。
【図4】図1の本発明実施例の周波数位相比較器のVC
O出力が入力信号の2倍の周波数の時で入力信号の立ち
上りエッジがVCO出力の立ち下りエッジと重ならない
場合の時T5の出力特性を示すタイミングチャートであ
る。
【図5】従来例の通常のPLL回路の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図6】従来のXOR位相比較器の周期時の出力特性を
示すタイミングチャートである。
【図7】従来のXOR位相比較器の位相引き込み時の出
力特性を示すタイミングチャートである。
【図8】従来のXOR位相比較器のフォールスロック時
の出力特性を示すタイミングチャートである。
【図9】従来例の周波数位相比較器の構成を示す論理回
路図である。
【図10】図9の従来例の周波数位相比較器の位相引き
込み時T1とVCO出力が入力信号の2倍の周波数の時
T4の出力特性を示すタイミングチャートである。
【図11】図9の従来例の周波数位相比較器のデータ伝
送信号を入力した時T2の出力特性を示すタイミングチ
ャートである。
【図12】従来例のクロック再生用PLL回路の位相比
較器の構成を示す論理回路図である。
【図13】図12の従来の位相比較器の周期時の出力特
性を示すタイミングチャートである。
【図14】図12の従来の位相比較器のフォールスロッ
ク時の出力特性を示すタイミングチャートである。
【図15】従来例のデータ伝送用クロックリカバリー型
PLL回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 RS−FF(セットリセットフリップフロップ回
路)(第1位相差出力回路) RS−FF(第1記憶回路) RS−FF(第2位相差出力回路) RS−FF(第2記憶回路) リセット回路 比較回路 第2記録回路 第1記憶回路 リセット回路 1 位相比較器 2 ループフィルタ 3 電圧制御形発振器(VCO) 4 2入力NAND回路 5 3入力NAND回路 6 インバータ 7 4入力NAND回路 8 AND回路 9 排他的論理回路(XOR回路) 10 加算器 11 中心周波数調整回路 12 周波数補正回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セットリセットフリップフロップからな
    入力信号とリセット信号の立ち下りエッジの差を検出
    して負出力を第1の位相差として出力する第1の位相差
    出力回路と、セットリセットフリップフロップからなり 前記入力信号
    が前記リセット信号が発生する前に立ち上ったことを記
    し、正出力として出力する第1の記憶回路と、セットリセットフリップフロップからなり 電圧制御形発
    振器のVCO出力と前記リセット信号の立ち下りエッジ
    の差を検出して負出力を第2の位相差として出力する第
    2の位相差出力回路と、セットリセットフリップフロップからなり 前記VCO出
    力が前記リセット信号が発生する前に立ち上ったことを
    記憶し、正出力として出力する第2の記憶回路と、 前記第1の位相差出力回路、前記第2の位相差出力回路
    および前記第2の記憶回路のそれぞれの正出力のNAN
    D論理を取ることにより前記リセット信号を発生するリ
    セット回路と、 負出力である前記第1の位相差を反転して、これをPL
    L回路の位相を進ませるためのUP信号として出力する
    第1のインバータ回路と、 負出力である前記第2の位相差を反転して、これをPL
    L回路の位相を遅らせるためのDOWN信号として出力
    する第2のインバータ回路とを有することを特徴とする
    位相比較器。
  2. 【請求項2】 前記第1の位相差出力回路の正出力が前
    記第1の記憶回路のセット入力に接続し、前記第1の記
    憶回路の正出力が前記第1の位相差出力回路のリセット
    入力に接続し、前記第2の位相差出力回路の正出力が前
    記第2の記憶回路のセット入力に接続し、前記第2の記
    憶回路の正出力が前記第2の位相差出力回路のリセット
    入力に接続していることを特徴とする請求項1に記載の
    位相比較器。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2の位相差出力回路と前記
    第1、第2の記憶回路はそれぞれ論理レベル“0”を入
    力するとセットもしくはリセットすることができるセッ
    トリセットフリップフロップ回路であることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の位相比較器。
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