JP3240153U - 座位姿勢時の運動用具 - Google Patents

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【課題】コンパクトな構成によって装着が容易であり、長時間装着しながらも空いた時間や気付いた時間にも使用できる座位姿勢時の運動用具を提供する。【解決手段】座位姿勢時の運動用具1は、少なくとも両大腿部に掛け渡し可能な所定寸法の左右幅(体側方向)と前後長さ(膝前後方向)を持った平面状部材2と、平面状部材2の略中央部に取り付けた弾性及び柔軟性を持った団塊体4と、から構成する。また、団塊体4は大腿部に挟み込める適宜の径を持った大きさの球体に形成し、平面状部材2はある程度の保形性を有するフィルム材や紙等の板材の他、厚手の布材から形成する。団塊体4の平面状部材2への取り付けは、その全体を保持可能又は垂下保持可能な円筒状の網体から成る保持具3を介して行い、団塊体4の着脱を容易可能としている。【選択図】図3

Description

本願に係る考案(以下、「本考案」)は運動用具に関し、特に座位時に骨盤まわりや大腿部内側の筋肉強化用の鍛錬、腰周りの筋肉の凝りの緩和解消、及び姿勢改善を目的とする座位姿勢時の運動用具に関する。
昨今、ライフスタイルの変遷によって歩行する機会が減ったうえ、一定姿勢で長時間のデスクワークを行う人々が増えてきている。このような人々にとっては、大腿部や骨盤まわりの筋肉の凝りや筋力低下、座位時の姿勢悪化(猫背など)がストレスとなっていた。
このため、デスクワーク時の隙間時間などに、座位姿勢のまま大腿部や骨盤まわりの筋力を鍛錬できると共に、姿勢改善にも役立つ用具が開発されて用いられてきた。
例えば、特許文献1では筋力トレーニング用具が提案されている。この用具は、硬質材からコ字状に形成した枠体の各内側面に、第1袋体及び第3袋体を配置し、中央に垂下するように隣接させて第3袋体、第4袋体を配置して構成されている。また、第1袋体と第2袋体と内部空間とを連通させると共に、第3袋体と第4袋体とを同様に連通させて、使用者の作動によって第1袋体及び第2袋体との間、及び第3袋体及び第4袋体との間の空気の移動によって、挿入した両大腿部を鍛錬するものであった。
また、特許文献2には股関節運動具が提案されている。この運動具は、円状のゴムチューブの内側に袋を固定し、その内部にゴムボールを内包して構成されている。使用者は環状のゴムチューブに両大腿部を挿入して、両膝でゴムボールを挟むことにより鍛錬する。
特開2021-104199号公報 実用新案登録第3110373号公報
しかし、特許文献1で開示された筋力トレーニング用具は、コ字状の枠体を硬質材から形成し、その両端が大腿部の外側まで延びる大きさであるため、椅子座面から両端が外側に大きくせり出し、枠体が硬質材であることもあって柔軟性がなく取り扱いが不便であった。
また、使用者の大腿部に合せて、第1~4の袋体の内部空間の容量を使用者毎に事前に調節する必要があった。このため、特定の使用者の専用具と成らざるを得ず、多人数で利用には煩雑であった。
特許文献2で開示された股関節運動具においては、ゴムボールを収納する袋がゴムチューブの内側の上下に縫い付けられているため、装着には使用者が両足を環状のゴムチューブに挿入しなければならず煩雑であった。
また、装着時にはゴムチューブが膝部付近の大腿部を締め付けるため、長時間送着しておくには適するものではなかった。
そこで、本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、使用者の両大腿部の上面側を覆うと共に膝間で挟み込むことが可能なコンパクトな構成でありながら、各使用者にとって装着が容易であり、長時間送着しながらも空いた時間や気付いた時間にも使用できる座位姿勢時の運動用具を提供するものである。
上記課題に鑑みて、本考案の座位姿勢時の運動用具(以下、「運動用具」と称する。)は、次のように構成している。
すなわち、少なくとも両大腿部に掛け渡し可能な所定寸法の左右幅(体側方向)と前後長さ(膝前後方向)を持った平面状部材と、前記平面状部材の略中央部に取り付けた弾性及び(又は)柔軟性を持った団塊体と、から成ることを特徴としている。この団塊体は、大腿部に挟み込める適宜の径を持った大きさの球体(ゴムボール等)に形成している。
前記平面状部材は、ある程度の保形性を有するフィルム材や紙等の板材の他、厚手の布材から形成してもよい。
また、前記団塊体の平面状部材への取り付けは、その全体を保持可能又は垂下保持可能な袋体、網体、ベルト、係止材、又は接着部材(以下、「袋体等」)を介して行い、かつ前記袋体等からの前記団塊体の着脱を容易可能としたことを特徴としている。
上記構成の運動用具は、平面状部材の幅が使用者の両大腿部を合わせた程度であり、その中央側に団塊体を配置したコンパクトな構成である。このため、椅子等に座った状態で上方から膝間に吊り下げ状にして団塊体を挟みこむだけで容易にかつ素早く装着できる。これにより、デスクワークの隙間時間にも容易に装着して鍛錬することができる。なお、運動用具は、大腿部の鍛錬だけでなく座位姿勢時の凝りの緩和にも役立ち一種の気分転換にもなる。
また、団塊体を着脱自在としているため、弾性力や大きさが異なる多様な団塊体を適宜に取り付けることができ、子供から大人や老人まで体格の異なる多くの使用者に利用可能となるだけでなく、特定の使用者にとっても強度の調節が容易となる。
本実施形態に係る運動用具の斜視図である。 本実施形態に係る運動用具の一部切り欠き組立斜視図である。 本実施形態に係る運動用具の使用状態を示す説明図である。 本実施形態に係る運動用具の変更例を示す組立斜視図である。 他の実施形態に係る運動用具の組立斜視図である。 他の実施形態に係る運動用具の使用状態を示す説明図である。
以下に、運動用具にかかる実施形態の例について、図面を基に説明する。ただし、本考案は、以下に示す実施形態の記載内容に限定して解釈されるものではなく、上記本考案の技術的思想の範囲内で、構成要素の具体的形状を適宜に変更することは可能である。また、図示する実施態様は、理解を容易にするために、特定の部材を全体において比較的大きく図示する場合、または小さく図示する場合などがあるが、いずれも運動用具の各構成要素の寸法比率を何ら限定するものではない。
[構成]
図1において、図示符号1は、本実施形態に係る運動用具を(以下、「本用具」と称する。)を示す。
本用具1は、主に以下の平面状部材2と、この平面状部材2の一方側の面に固定配置した団塊体4と、から構成している。
本実施例では、団塊体4として市販されているゴム製の「小さなバランスボール20cm」(羽立工業(株)製)を利用しているが、これに限らず適宜な大きさの柔らかいボールを用いてもよい。
平面状部材2は、少なくとも両大腿部に掛け渡し可能な所定寸法の左右幅(体側方向)と前後長さ(膝前後方向)の面積をもった長方形状の平面材である。大きさは、左右幅を35±3cm、前後長さを25±3cm、厚さは1~2cmの寸法に設定している。この大きさは、中肉中背の大人の体格用を想定しているが、使用者の体形に合せて適宜に形成すればよい。
材質としては、両大腿部に掛け渡した場合に、ずれ落ちない程度の保形力を有し、かつ柔軟性や撓み性を持った構成としている。本用具1では、布材で袋状に形成したカバー体21の内部に、保形性のある矩形状の軟質フィルム材21aに加えて薄板状のスポンジ材21bを充填して形成している。また、ある程度の保形性や柔軟性を維持できれば、カバー体21は布材の他に不織布、カーゼ、又はキルティング生地を用いてもよく、内部の充填材も厚紙、綿、又は複数の樹脂ビーズ、等に変更してもよい。
団塊体4は、上記平面状部材2の長手方向の略中央付近の中央線22に沿って固定した保持具3を介して取り付けており、所定の弾発性及び柔軟性を持って構成している。本実施例での団塊体4は、球形のゴムボール41を使用しており、その直径は18~22cm程度である。ゴムボール41としては、大腿部間に収まる大きさが適している。なお、団塊体4は、図2に示すように、その大きさや弾力性が区々のものを適宜変更して使用することが好ましい。
上記の保持具3は、網状伸縮素材31から円筒状を成し、母線の一部を平面状部材2の中央線22に沿って固定している。保持具3の母線長さは平面状部材2の前後長さより若干短めな寸法に設定している。
また、この団塊体4を保持する保持具3は、上記の袋体と網体を兼ねた網状伸縮素材31の他に、団塊体4に伸縮性のあるベルト(又は帯体)を巻回して保持する方式でもよく、またクリップ等の係止材や面ファスナー等の接着部材を用いてもよい。
さらに、上記した保持具3の平面状部材2への取り付けは、平面状部材2が布材であれば縫い付けてもよく、または上記と同様にクリップ等の係止材や面ファスナー等の接着部材を用いてもよい。
[作用効果]
上記の構成の本用具1は、以下のようにして使用する。
まず、予め保持具3に適宜な団塊体4を保持させて本用具1を組み立てておく。
次に、使用者Hは椅子Cに座り、平面状部材2を両大腿部上面に載せた状態で、団塊体4を股の間で挟み込みようにして装着する。
装着後は、必要時に股間を閉じるようにして団塊体4を圧縮させて運動する。これにより筋肉(特に、内転筋群、背筋、又は腰回りの筋肉、等)を鍛錬することができる。
上記のように本用具1の装着は、上記平面状部材2を支持部材として、大腿部間に吊り下げ状に保持するものであるため、デスクワーク中の隙間時間に手軽に運動ができるだけでなく、座位姿勢時の筋肉の凝りを緩和させることができ、一種のリラックス効果も期待できるものである。
また、本用具1は、装着時の締め付けがないため、長時間に亘って装着し続けることができ、気が向いた時に使用することもできる。加えて、平面状部材2の上面に種々の物(例えば、パソコン、タブレット、ゲーム機、等)を載せて利用することもでき、または膝掛けや膝掛け毛布、等としても利用することができる。
なお、考案者の経験に基づく効果として、デスクワーク間に使用することにより、猫背などの姿勢が矯正される効果もあった。他にも、弾性力をより強化した筋トレ用具として積極的に本用具1を継続利用した場合、骨盤症候群の強化トレーニングと同等の効果が得られた。さらに、今後データを取得し検討する必要もあるが、高齢女性に多い内反変形(O脚)の予防や肛門の引き締めや所謂ヒップアップ効果も期待できる。
[変更例]
上記構成の本用具1は以下のように変更することも可能である。
前記の団塊体4については、ゴムボール41だけでなく、楕円球状体42、円柱状体43、直方体44、などに形成したクッション材を用いてもよい。
また、平面状部材2の両側や前側に、所望の大きさの布生地材23などを取り付けて防寒を兼ねた膝掛け状としてもよい。
[他の実施形態例]
さらに、本用具1は、平面状部材2を保形性がない布部材5に変更してもよい。布部材5としては、大腿部との係りが弱いために、装着時の安定性を確保と共に防寒性も付加できるため、下肢部全体を覆う大きさのひざ掛けとすることもできる(図6参照。)。このため、団塊体4の保持具3は、中央線52に沿った一方側に偏った位置に固定し、装着時における前掛け部51を形成するようにしている。
また、保持具3は平面状部材2及び布部材5に関わらず、網体伸縮素材31から伸縮機能がない袋体32に変更してもよい。
最後に、上記した本願考案にかかる運動用具1は、主に柔軟性や可撓性を有するもので構成しているため、平面状部材2や保持具3や団塊体4を縮形して折り畳むことにより、持ち運び性や収納性に富んだものであり、利便性のあるものとして産業上の利用性に寄与するものである。
1 本用具
2 平面状部材
21 カバー体
21a 軟質フィルム材
21b スポンジ材
22 中央線
23 布生地材
3 保持具
31 網状伸縮素材
32 袋体
4 団塊体
41 ゴムボール
42 楕円球状体
43 円柱状体
44 直方体
5 布部材
51 前掛け部
52 中央線
C 椅子
H 使用者

Claims (3)

  1. 少なくとも両大腿部に掛け渡し可能な所定寸法の左右幅(体側方向)と前後長さ(膝前後方向)を持った平面状部材と、
    前記平面状部材の略中央部に取り付けた弾性及び(又は)柔軟性を持った団塊体と、
    から成ることを特徴とした座位姿勢時の運動用具。
  2. 前記団塊体の取り付けにおいて、
    その全体を保持可能な袋体、網体、ベルト、係止材、又は接着部材(以下、「袋体等」)を介して行い、かつ前記袋体等からの前記団塊体の着脱を容易可能としたことを特徴とする請求項1記載の座位姿勢時の運動用具。
  3. 前記平面状部材が、
    布材から成ることを特徴とした請求項1、又は2記載の座位姿勢時の運動用具。
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