JP3239693B2 - 糸束装填方法および装置 - Google Patents

糸束装填方法および装置

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JP3239693B2
JP3239693B2 JP17412895A JP17412895A JP3239693B2 JP 3239693 B2 JP3239693 B2 JP 3239693B2 JP 17412895 A JP17412895 A JP 17412895A JP 17412895 A JP17412895 A JP 17412895A JP 3239693 B2 JP3239693 B2 JP 3239693B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料水の浄化装置等に
用いる中空糸束濾過膜分離器の製造工程において用いら
れる糸束装填方法および装置に係り、特に、U字形態中
空糸濾過膜集合体(全体が略U字状のかたちをしてなる
糸束)を分離器ケースに装填するための糸束装填方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中空糸濾過膜分離器の製造工程の
うち、糸束(中空糸濾過膜集合体)を筒状の分離器ケー
スの中に装填する工程で用いられる糸束装填方法とし
て、特開平7−39730号公報に記載されている方法
がある。この従来の方法は、極力手作業を避けて機械装
置によって自動的に糸束の装填が可能となる優れた方法
であって、手作業に頼る方法での問題、つまり、無菌状
態を維持するための身体露出部の殺菌作業など余分な衛
生上の配慮が必要になる、作業能率が悪く生産性が低い
ことからコスト高になる、という問題を解消することが
できる方法として注目される。すなわち、上記公報にか
かる従来方法の要点は、糸束を筒状のケース内へ装填す
るにあたり、予め筒状に形成されたシート状物内に糸束
を挿入し、シート状物を周囲より糸束ごと半径方向に前
記ケースの内径以下まで絞り込むことにより、糸束の径
を縮めておいて、縮めたままの糸束をシート状物の内面
をいわばガイドとして前部の方へ滑らせるようにしなが
らそのままケースの内へ押し出して装填するところにあ
る。
【0003】上記公報記載の従来方法の場合、シート状
物を周囲より半径方向にケースの内径以下まで絞り込む
具体的構成は次の通りである。シート状物の外周に複数
の紐状物を巻き付けておき、糸束が挿入された状態で紐
状物を引き込むことによって、シート状物を巻き込んで
絞り込みを行う。勿論、シート状物の絞り込みに伴って
糸束の径が縮まることになる。周囲より半径方向にケー
スの内径以下まで絞り込めるシート状物を巧みに利用し
て速やかに糸束をケース内に充填することのできる上記
の従来方法は、比較的作業能率がよく生産性を高めるこ
とが可能な方法と言いえるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来法の場合、U字形態の糸束に対しては、以下に述べる
問題がある。すなわち、U字形態の糸束を筒状のケース
内に装填する場合、シート状物内で絞り込んだ糸束をそ
のままケースの内に押し込み装填するには、U字形態の
保持と糸の保護のために巻かれた厚手の結束帯を予め取
り外しておく必要があるが、厚手の結束帯を取り外して
しまっても、糸束のU字形態が崩れないようにケースか
ら突き出る糸束の先端部を結束帯で縛っておかなければ
ないない上、糸束をケースの内に装填したあと糸束の先
端部を縛った結束帯を再び取り外す必要がある。その結
果、U字形態の糸束の場合、作業能率が落ちて生産性が
低下し、コスト高という問題を改めて招来してしまうの
である。
【0005】それだけでなく、厚手の結束帯を取り外し
た状態で糸束をシート状物内へ挿入して絞り込むように
する場合、シート状物のエッジに糸束が当たって単糸の
折れや糸束の乱れが生じてしまい、結果的に、糸束の適
切な装填が妨害されるという問題もある。さらに、シー
ト状物内で絞り込んだ糸束をそのままケース内に押し込
むときに、糸束のU字頭部に押出し用部材が直に当たる
ため、U字頭部において単糸つぶれが生じるという問題
もある。また、従来の場合、糸束の太さによっては、糸
束装填操作の実施中にシート状物自体の筒形状が不安定
となるという問題がある。ケースの内径よりぐんと太目
の糸束をケースに装填してから、シート状物を抜き取る
必要があるなどの場合、シート状物がケース側にずれた
りして、シート状物の絞り込みが解除されてシート状物
の径が広がった場合に元通りの筒形状に戻らないことが
往々にして起こり、次の糸束挿入が正常に行われなくな
るという問題が生じてしまうのである。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、周囲より半径方向にケースの内径以下まで絞り
込めるシート状物を利用した従来の糸束装填方式の利点
を失わずに、シート状物のエッジによる装填妨害やU字
頭部における単糸つぶれを回避しながら、U字形態の糸
束を筒状のケースの内に能率よく装填することのできる
糸束装填方法および装置を提供することを第1の目的と
し、また、これに加えて、糸束装填操作の実施中に起こ
るシート状物の筒形状の不安定性解消も図れる糸束装填
方法および装置を提供することを第2の目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するため、以下のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の糸束装填方法は、全体が略U字状
のかたちをしてなる糸束を筒状のケース内へ装填する方
法において、前記糸束を薄物によりU字の両先端部は残
してU字の折れ曲がり部分を束ね纏めて被覆した状態
で、予め筒状に形成されたシート状物内の前部から奥部
へ前記糸束をU字の折れ曲がり部分が奥部側となるよう
にして挿入し、前記糸束を内蔵した前記シート状物を周
囲より半径方向に前記ケースの内径以下まで絞り込む一
方、前記シート状物の前部側開口と前記ケースの開口を
合わせておいて、前記シート状物を絞り込んだ状態のま
まで前記糸束を、前記シート状物の前部方向へ、前記糸
束のU字の先端部が前記ケースの端より飛び出す位置ま
で押出して後、前記糸束のU字の先端部と前記ケースを
把持しながら、前記薄物をケースから抜き取ることによ
り、前記糸束をケースに装填することを特徴とするもの
である。
【0008】請求項2に記載の糸束装填方法は、請求項
1に記載の方法において、絞り込んだ状態のシート状物
の前部をケース内に入れることにより、前記シート状物
の前部側開口と前記ケースの開口を合わせるとともに、
薄物の抜き取りに先き立って、ケース内のシート状物を
抜くようにするというものである。
【0009】請求項3に記載の糸束装填方法は、請求項
1または2に記載の方法において、糸束のU字の折れ曲
がり部分を束ね纏めて被覆する薄物として、摩擦抵抗が
小さくかつ一端に接着性テープが止着されているシート
を用い、このシートの他端を糸束が包まれるようにして
巻き込んだ後、この巻き込んだシートの表面に前記接着
性テープをさらに巻き回して前記糸束の束ね纏めを行う
というものである。
【0010】請求項5に記載の糸束装填装置は、全体が
略U字状のかたちをしてなる糸束を筒状のケース内へ装
填するための装置において、予め筒状に形成されたシー
ト状物と、前記糸束を前記シート状物内へ挿入するため
の糸束挿入手段と、前記シート状物を周囲より半径方向
に絞り込むための絞り込み手段とを備え、前記糸束挿入
手段により、薄物によりU字の両先端部は残してU字の
折れ曲がり部分を束ね纏めて被覆した状態の糸束が、シ
ート状物内の前部から奥部へU字の折れ曲がり部分を奥
部側として挿入されて後、前記絞り込み手段により、前
記糸束を内蔵したままで前記シート状物が前記ケースの
内径以下まで絞り込まれるようになっている一方、前記
シート状物の前部側開口に前記ケースの開口を合わせる
ための口合わせ手段と、前記糸束を前記シート状物の前
部方向へ押出す糸束押出し手段と、前記ケース側へ移動
した糸束およびケースを把持するための把持手段と、前
記ケース側へ移動した糸束から前記薄物を抜き取るため
の薄物抜き取り手段とを備え、前記口合わせ手段によ
り、前記シート状物の前部側開口と前記ケースの開口と
が合わせられて後、前記糸束押出し手段により、前記シ
ート状物を絞り込んだ状態のままで前記糸束が前記シー
ト状物の前部方向へ前記糸束のU字の先端部が前記ケー
スの端より飛び出す位置まで押出されてから、前記把持
手段により、前記糸束のU字の先端部と前記ケースが把
持されながら、前記薄物抜き取り手段により、前記薄物
だけがケースから抜き取られるようになっていることを
特徴とするものである。
【0011】請求項6に記載の糸束装填装置は、請求項
5に記載の装置において、前記口合わせ手段により、絞
り込まれた状態のシート状物の前部がケース内に入れら
れて前記シート状物の前部側開口と前記ケースの開口が
合わせられる一方、薄物の抜き取りに先き立って、前記
ケース内の前記シート状物が抜かれるようになっている
ものである。
【0012】請求項7に記載の糸束装填装置は、請求項
5または6に記載の装置において、糸束のU字の折れ曲
がり部分を束ね纏めて被覆する薄物として、摩擦抵抗が
小さくかつ一端に接着性テープが止着されているシート
が用いられていて、このシートの他端が糸束を包むよう
にして巻き込まれているとともに、この巻き込まれたシ
ートの表面に前記接着性テープがさらに巻き回されて前
記糸束の束ね纏めがなされているというものである。
【0013】また、本発明は、上記第2の目的を達成す
るため、以下のような構成をとる。すなわち、請求項4
に記載の糸束装填方法は、請求項1から3までのいずれ
かに記載の方法において、前記シート状物の外周に、円
周方向に伸縮自在なガイド用部材を配設しておくととも
に、前記ガイド用部材の間において紐状物を巻き付けて
おき、この紐状物を引き込むことにより前記シート状物
を巻き込んで絞り込みを行うというものである。
【0014】請求項8に記載の糸束装填装置は、請求項
5から7までのいずれかに記載の装置において、シート
状物を絞り込むための絞り込み手段が、前記シート状物
の外周に配設された円周方向に伸縮自在なガイド用部材
と前記ガイド用部材の間において巻き付けられた紐状物
とを有していて、この紐状物を引き込むことにより前記
シート状物が巻き込まれて絞り込みがなされるというも
のである。
【0015】
【作用】本発明の作用は,次の通りである。すなわち、
請求項1に記載の糸束装填方法によれば、糸束を筒状の
ケース内へ装填するにあたり、予め筒状に形成されたシ
ート状物内に糸束を挿入し、内蔵した糸束ごとシート状
物を周囲より半径方向に前記ケースの内径以下まで絞り
込むことにより、糸束の径を縮めておいて、縮めたまま
の糸束をシート状物よりケースの方へ押し出して装填し
ており、シート状物の半径方向の絞り込みによる糸束径
の縮小機能と、シート状物の内面によるガイド機能が十
分活用されている。また、糸束のU字の折れ曲がり部分
を束ね纏めて被覆しているのが薄物であるため、被覆を
外さないままシート状物に挿入しても、絞り込みが支障
なく行え、改めて糸束の先端部を結束帯で予め縛ってお
くとか、またその結束帯を装填後に解いたりするといっ
た必要がない。それに、薄物の被覆により、糸束が十分
に保護されているからシート状物のエッジによる妨害を
回避することができるし、押出し用部材がU字頭部に直
に当たらないためU字頭部での単糸つぶれも回避するこ
とができる。
【0016】請求項2に記載の糸束装填方法によれば、
絞り込んだ状態のシート状物の前部がケース内を出入す
るようにしており、シート状物の内面によるいわばガイ
ド機能が、より十分に生かされて糸束の押し出しがより
スムーズになされる上、構成上はシート状物の長さが長
くなる程度のことであるから実施に格別な困難を伴うこ
ともない。
【0017】請求項3に記載の糸束装填方法によれば、
薄物のシートで糸束を巻いた上から接着性テープを重ね
て巻くだけであるから、被覆作業が能率よく行える上に
施した被覆も解け難く、しかも、シートの摩擦抵抗が小
さいから、シートが糸束を擦って損傷してしまうといっ
たこともなく、円滑に薄物の抜き取りが行える。
【0018】請求項4に記載の糸束装填方法によれば、
シート状物は、外周に巻設された紐状物を引き込むこと
で小径に巻き込まれて絞り込みがなされ、逆に、紐状物
の引き込みを緩めることでシート状物自身の弾力性で巻
き込みが解けて大径に復帰する。紐状物の両側にはガイ
ド用部材が配設されていて、シート状物の軸方向のずれ
が阻止されるため、大径に復帰した際のシート状物の筒
形状は常に変わらず安定することになる。シート状物の
筒形状が常に安定していれば、十分に絞り込んで糸束の
径を大幅に縮小して装填し易くすることができるように
なる。ガイド用部材は、シート状物の円周方向に伸縮自
在であるから、シート状物の径の縮小・拡大動作に支障
を来すこともない。
【0019】請求項5に記載の糸束装填装置によれば、
上記の請求項1に記載の方法を実施する装置であって、
シート状物の半径方向の絞り込みによる糸束径の縮小機
能と、シート状物の内面によるいわばガイド機能を十分
に活用する一方、U字形態の糸束はU字の折れ曲がり部
分で束ね纏めて被覆している薄物を着けたままで、シー
ト状物のエッジによる妨害と、押出し用部材による単糸
つぶれとを、薄物による被覆で回避しながら、全体が略
U字状のかたちをしてなる糸束を筒状のケース内へ速や
かに装填させられる。
【0020】請求項6に記載の糸束装填装置によれば、
加えて、シート状物の長さを長くする程度の簡単な構成
付加により、シート状物の内面によるいわばガイド機能
をより十分に生かして糸束の押し出しをより円滑に行う
ことで、全体が略U字状のかたちをしてなる糸束を筒状
のケース内へより速やかに装填させられる。
【0021】請求項7に記載の糸束装填装置によれば、
加えて、能率よく巻かれた上に解け難くて収束・保護機
能十分な摩擦抵抗が小さい薄物を糸束を損傷せずにスム
ーズに抜き取りることにより、全体が略U字状のかたち
をしてなる糸束を筒状のケース内へより速やかに装填さ
せられる。
【0022】請求項8に記載の糸束装填装置によれば、
加えて、紐状物の両側に配設されているガイド用部材に
より、シート状物の軸方向のずれを阻止してシート状物
の筒形状を常に安定させながら、糸束の径を十分に縮め
ることにより、全体が略U字状のかたちをしてなる糸束
を筒状のケース内へより速やかにかつ着実に装填させら
れる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の糸束装填方法の一例を本発明
の糸束装填装置により実施する様子を説明する。図1は
実施例にかかる糸束装填装置により筒状のケースへ糸束
を納めるまでの様子を順を追ってあらわしていて、図2
は、実施例装置により筒状のケース内へ納められた糸束
から薄物を抜き取る様子を順を追ってあらわしており、
これらの図1,2を参照しながら実施例装置の構成と動
作を同時並行的に説明してゆく。
【0024】図1に示す実施例装置中の1は、糸束Wを
小径に絞り込む(径を縮める)ための糸束絞り込み部で
あって、この糸束絞り込み部1は、円筒状のシート状物
2aと、同シート状物2aを周囲より半径方向に絞り込
むための絞り込み手段3を具備し、絞り込み手段3は、
円筒状のシート状物2aの外周に均等な間隔で上下にわ
たって少なくとも1回巻回されてなる複数の紐状物3a
および、これら紐状物3aの両端を支持する一対の固定
バー4とからなる。なお、シート状物2aは、紐状物3
aが緩められている状態では、その内径が糸束Wの最大
外形よりも大きく解放され、また、その長さは糸束Wの
約2倍あり、紐状物3aがシート状物2a奥部側を巻回
するように構成されている。
【0025】(1)まず、図1(A)に示すように、シ
ート状物2aは外周の紐状物3aが緩められて解放され
た待機状態にある。この状態において糸束供給手段5に
より糸束Wが、シート状物2aの開口部近くに搬送され
てくる。糸束Wは、勿論、薄物であるシートKによりU
字の両先端部は残してU字の折れ曲がり部分を束ね纏め
て被覆されている。
【0026】(2)実施例の装置は、糸束Wをシート状
物2a内へ挿入するための糸束挿入手段として、シート
状物2aの軸方向に対する進退移動が可能な挿入部材6
を備えている。この挿入部材6がシート状物2aの軸方
向へ進出するに従って、待機状態にある糸束Wがシート
状物2aの方へ押されて、図1(B)に示すように、シ
ート状物2aの紐状物3aが巻回されている奥部まで挿
入される。そして、挿入部材6は元の方に後退移動させ
られる一方、搬送手段18により、ケース8をシート状
物2aと向かい合うところまでまず搬送し待機させる。
【0027】(3)次に、固定バー4を介してシート状
物2aの外周に巻き付けられた紐状物3aを引っ張りな
がら、シート状物2aを巻き込んで、図1(C)に示す
ように、糸束Wごとシート状物2aをケース8の内径以
下まで絞り込む。シート状物2aの絞り込みに伴い糸束
Wの径もケース8の内径以下の径まで縮むことになる。
シート状物2aがケース8の内径以下まで絞り込まれた
ら、把持手段9でケース8をシート状物2aの方へ向か
って再び移動させることにより、図1(C)に示すよう
に、その内部にシート状物2aを入れる。なお、ケース
8はシート状物2aを20%以上入れるようにする。こ
れでシート状物2aの前部側開口とケース8の開口が合
わせられたことになる。つまり、この実施例では、把持
手段9は口合わせ手段ともなっているのである。
【0028】(4)この状態で、シート状物2a内を軸
方向に対し進退移動可能となるように糸束絞り込み部1
(図の左側)に備えられた押出し部材(糸束押出し手
段)7をケース8の方へ前進させる。押出し部材7を前
進させることによって、絞り込まれた状態の糸束Wをケ
ース8内に移動させ、図1(D)に示すように、糸束W
のU字の両先端部がケース8の後端より飛び出す位置ま
で押し出すようにする。
【0029】(5)ついで、糸束Wとケース8をふたつ
の把持手段9,10によって把持する。すなわち、把持
手段9によりケース8の中程を把持する一方、把持手段
10により糸束Wの先端部を把持し、その後、押出し部
材7が糸束WのU字頭部に当てられた状態を保ちなが
ら、そのまま把持手段9,10をケース8ごと右方向に
移動させると、図1(E)に示すように、糸束絞り込み
部1側に固定されているシート状物2aの前部がケース
8から自然と抜けて、シートKで束ね纏められた糸束W
がケース8内に装填された状態となる。その後、押出し
部材7を後退させるとともに、紐状物3aを緩めシート
状物2aの絞り込みを解き、シート状物2aの開口近く
に次の糸束Wを搬送することにより、再び図1(A)の
待機状態となる。
【0030】(6)糸束Wが装填されたケース8は、図
2(F)に示すように、把持手段9,10による把持を
維持した状態で、搬送手段18により、装置内のシート
抜き取り部20へと搬送する。
【0031】(7)次に、糸束Wを把持手段10によ
り、図2(G)に示すように、糸束WのU字頭部をケー
ス8の前端より5〜10mm飛び出す位置まで一旦押し
出す。そして、シートを抜き取り易くするために、シー
ト抜き取り部20に設けられたシート吸引管21をケー
ス8の前端開口にあてがい、シート吸引管21に接続さ
れたポンプ等の吸引力発生手段(図示せず)により、シ
ートKの先を吸引して少し引き出しておく。
【0032】(8)この状態で糸束Wを元の位置まで戻
し、次に、図2(H)に示すように、シート抜き取り部
20側に固定的に設けられたシート把持手段22でシー
トKの先端を把持する。
【0033】(9)続いて、シート抜き取り部20を移
動手段(図示せず)により、図2(I)に示すように、
ケース8と反対の方向に移動させると、シート把持手段
22に把持されたシートKがケース8より引き出されて
抜き取られ、ケース8には糸束Wのみが残る。その後、
シート把持手段22による把持を解除して、シートKを
シート吸引管21の内に吸い込ませたのち、吸引を停止
するとともに、シート抜き取り部20を元の位置まで移
動させることにより、図2(F)の待機状態となり、以
後、上記動作を繰り返し行う。なお、上のことから、実
施例装置では、薄物抜き取り手段はシート吸引機構、シ
ート抜き取り部の移動機構、シート把持機構で構成され
ていることになる。このようにして、糸束Wを損傷する
ことなく、かつ、スムーズにケース内に装填することが
できるのである。
【0034】次に、上記の糸束Wまわりの詳細な説明を
行う。図3、および、図4は、それぞれ、シートK(薄
物)による糸束Wの被覆を行うとき様子をあらわす平面
図である。筒状のケースへ装填する糸束Wは、図3
(A)や図4(A)に示すシートKにより、図3(B)
や図4(B)に示すように、U字の両先端部は残してU
字の折れ曲がり部分を束ね纏めて被覆することになる。
糸束Wの被覆に用いるシートKは、厚み20〜100μ
mで摩擦抵抗の小さいもの、例えば、ポリエステル織布
やポリエステル不織布などのシートが適当である。薄す
ぎると必要な結束や保護が行えなくなり、厚すぎると糸
束Wの径の絞り込みやケースへの挿入に支障が起こるよ
うになるからである。図4(A)に示すシートKは一端
Kaにいわゆるラップフィルムからなる細長の自己接着
性テープが止着されているが、図3(A)に示すシート
Kでは自己接着性テープ31が止着されていない。長方
形のシートKの他端Kb側に糸束Wを片寄せる一方、糸
束Wの先端をシートKの下端Kcよりはみ出させておい
て、シートKの他端Kbを糸束Wが包まれるようにして
巻き込んだ後、この巻き込んだシートKの表面へ一端K
aを重ね合わせて後、図4(A)に示すシートKの場合
は接着性テープ31をさらに巻き回して、糸束Wの束ね
纏めを行うようにするとともに、シートKの上端Kdか
らはみ出し部分を折り返して巻き込んだシートKの表面
へ重ねるようにする。
【0035】図3(A)に示すシートKは、長さL1:
巻き込み回数が2回程度になる長さ、幅L2:糸束Wの
長さLと同じ程度の長さのものが適当であり、具体的に
は、ポリエステル加工糸(20デニール×50デニー
ル)で織られた織布が例示される。図4(A)に示すシ
ートKとしては、長さL1:巻き込み回数が1回半程度
になる長さ、幅L2:糸束Wの長さLと同じ程度の長さ
のものが適当であり、具体的には厚み50μmの極薄不
織布が例示される。また、自己接着性テープ31は、長
さL4:巻き込み回数が1回半程度になる長さ、幅L
3:ケースから抜き取るときの摩擦抵抗の増大を防ぐ見
地からは10〜20mm程度のものが適当であり、具体
的には厚み10μmの極薄ポリエチレンフィルムが例示
される。摩擦抵抗の小さいシートKが自己接着性に乏し
くて重ね合わせるだけでは解けてしまう場合には、細い
自己接着性テープ31を使ったり、あるいは、接着剤を
使ったりして解けないようにするとよい。
【0036】続いて、より有用な糸束絞り込み部の構成
例の詳細な説明を行う。図5は、糸束絞り込み部の他の
構成例をあらわす斜視図である。図5に示すように、糸
束絞り込み部40は、両端が重複するように、円筒状に
巻き込まれ、その内周面が梨地加工されたポリエステル
製フィルム2e(厚み約50μm)と、その外周に同じ
ように円筒状に巻き込まれたステンレス製鋼板2c(厚
み約100μm)と、更にその外周に均等な間隔で少な
くとも1回巻き付けられたステンレス製ワイヤ3b(直
径1.5mm)と、ステンレス製鋼板2cの外周におけ
るワイヤー(紐状物)3bの両側位置へ等間隔で貼着さ
れた円周方向に伸縮自在なワイヤガイド2dと、更にワ
イヤ3bの両端を支持する一対の固定バー4とを備え、
固定バー4を介してワイヤ3bを引っ張ることにより、
ステンレス製鋼板2cおよびフィルム2eを深く巻き込
む、すなわち、絞り込んで小径化することにより、糸束
Wの径を縮めるように構成されている。
【0037】なお、ワイヤ3bにより絞り込まれたフィ
ルム2eが、その剛性が低くて、ワイヤ3bを緩めて
も、元の状態に回復しない場合、あるいは、回復速度が
遅い場合には、フィルム2eの外周面へ別のフィルム材
(例えば、厚み200μm)を貼着してもよい。また、
ステンレス製鋼板2cとワイヤ3bとの摩擦抵抗は低い
方が両者の寿命を長く保てるので、ワイヤ3bの表面に
油剤を塗布したり、いわゆるテフロンコーティングを施
したりしてもよい。あるいは、ステンレス製鋼板2cの
外周面に、フィルムを貼着したり、低摩擦材のメッキを
施したりしても効果がある。そして、ステンレス製鋼板
2cの外周に配設せしめたワイヤガイド2dとしては、
ステンレス製鋼板2cを深く巻き込む、すなわち巻き込
み径を小径化するときの抵抗が小さいゴム材(例えば厚
さ1mm、幅5mm)を貼着したものなどが例示され
る。このワイヤガイド2dは、ステンレス製鋼板2cを
抜くときに、ステンレス製鋼板2cがケース8側にずれ
ることを防止する働きをする。ステンレス製鋼板2cが
ケース8側にずれ難いことは、十分な絞り込みを行って
糸束Wを高密度なまでに縮められて、円滑にケース8へ
装填できるようになる。
【0038】本発明は、以下のように変形実施すること
ができる。 (1)実施例の場合、シート状物2aの開口とケース8
の開口の口合わせの際、シート状物2aの前部がケース
8の内まで入る構成であったが、図6(A)にみるよう
に、ケース8の内にケース内周面より摩擦係数の小さい
シート状の筒状物51を予め納めるようにして、シート
状物2aの前部がケース8の内に入らず開口同志が対面
するだけという、シート状物2aの開口とケース8の開
口の口合わ状態で、図6(B)にみるように、糸束Wを
ケース8の内へ押し出したあと、図6(C)にみるよう
に、把持手段9,10で糸束Wとケース8を把持する一
方、把持手段52でシート状の筒状物51の前端部を把
持して固定しておいて、ケース8側だけを移動させるこ
とにより、シート状の筒状物51だけを抜くという構成
であってもよい。この構成は、シート状物2aがケース
8と糸束Wに挟まれないため、シート状物2aのずれが
起こり難い構成ではあるが、シート状の筒状物51や把
持手段52が必要ともなる。
【0039】(2)実施例の場合、糸束Wを被覆する薄
物は平らなシートKであったが、袋状の薄物を用いて、
これを糸束WのU字頭部側から被せて束ね纏めるという
ようなことであってもよい。
【0040】(3)実施例の場合、シートKを糸束Wか
ら抜き取る際、先ず吸引してシートKの先を掴みやすい
ように引っ張り出していたが、シートKに掴みしろとな
るものを予めシートKに着けておき、これを把持してシ
ートKを糸束Wから抜き取れるようにしてもよい。
【0041】
【効果】以上の説明から明らかなように、請求項1に記
載の発明によれば、シート状物の半径方向の絞り込みに
よる糸束径の縮小機能と、シート状物の内面によるいわ
ばガイド機能とを十分に活用して糸束をケースに速やか
に送り込めるとともに、糸束を被覆するのが薄物である
ため取り外す必要がない上、薄物の被覆によってシート
状物のエッジによる妨害や押出し用部材による単糸つぶ
れも回避することができるから、適切な糸束装填が能率
よく行え、非常に有用であるということができる。
【0042】請求項2に記載の糸束装填方法によれば、
シート状物の内面によるいわばガイド機能がより十分に
生かされて糸束装填がより円滑となる上、構成の複雑化
も招来せず実施が容易であるから、有用性が高い。
【0043】請求項3に記載の糸束装填方法によれば、
糸束に対する薄物被覆作業が能率よく行える上に被覆が
解け難く、しかも、シートの摩擦抵抗が小さいから糸束
を損傷せずに薄物の抜き取りがスムーズに行え、装填ミ
スが少なくなり、有用性は顕著である。
【0044】請求項4に記載の糸束装填方法によれば、
シート状物の径の縮小・拡大動作が安定しており、適切
な糸束の径の十分な縮小が確実に行えるため、糸束装填
がより円滑・安定なものとなり、有用性は顕著である。
【0045】請求項5に記載の糸束装填装置によれば、
適切な糸束装填が能率よく行える請求項1に記載の方法
を速やかに実施することが出来るから、有用性のある装
置であるということができる。
【0046】請求項6に記載の糸束装填装置によれば、
糸束装填がより円滑に行える請求項2に記載の方法を容
易に実施することが出来、有用性の高い装置である。
【0047】請求項7に記載の糸束装填装置によれば、
糸束の損傷が少なくより適切な糸束装填がより能率よく
行える請求項3に記載の方法を速やかに実施することが
出来るから、有用性の高い装置であるということができ
る。
【0048】請求項8に記載の糸束装填装置によれば、
適切な糸束装填が能率よく安定して行える請求項4に記
載の方法を速やかに実施することが出来るから、有用性
の高い装置であるということができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置による糸束の筒状のケースへの充填
までを順に示す概略図である。
【図2】実施例装置によるケース内の糸束よりの薄物抜
き取り動作を順に示す概略図である。
【図3】本発明の糸束WとシートKの構成例を示す平面
図である。
【図4】本発明の糸束WとシートKの他の構成例を示す
平面図である。
【図5】本発明におけるより有用な糸束絞り込み部の構
成例を示す斜視図である。
【図6】変形実施例による糸束の筒状のケースへの充填
動作の一部を順に示す概略図である。
【符号の説明】
1…糸束絞り込み部 2a…シート状物 2d…ワイヤガイド 3a…紐状物 3b…紐状物 8…ケース 20…シート抜き取り部 40…糸束絞り込み部 W…糸束 K…シート(薄物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−39730(JP,A) 特開 昭61−86906(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 69/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体が略U字状のかたちをしてなる糸束
    を筒状のケース内へ装填する方法において、 前記糸束を薄物によりU字の両先端部は残してU字の折
    れ曲がり部分を束ね纏めて被覆した状態で、 予め筒状に形成されたシート状物内の前部から奥部へ前
    記糸束をU字の折れ曲がり部分が奥部側となるようにし
    て挿入し、 前記糸束を内蔵した前記シート状物を周囲より半径方向
    に前記ケースの内径以下まで絞り込む一方、 前記シート状物の前部側開口と前記ケースの開口を合わ
    せておいて、 前記シート状物を絞り込んだ状態のままで前記糸束を、
    前記シート状物の前部方向へ、前記糸束のU字の先端部
    が前記ケースの端より飛び出す位置まで押出して後、 前記糸束のU字の先端部と前記ケースを把持しながら、
    前記薄物をケースから抜き取ることにより、前記糸束を
    ケースに装填することを特徴とする糸束装填方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の糸束装填方法におい
    て、絞り込んだ状態のシート状物の前部をケース内に入
    れることにより、前記シート状物の前部側開口と前記ケ
    ースの開口を合わせるとともに、薄物の抜き取りに先き
    立って、ケース内のシート状物を抜くようにする糸束装
    填方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の糸束装填方法
    において、糸束のU字の折れ曲がり部分を束ね纏めて被
    覆する薄物として、摩擦抵抗が小さくかつ一端に接着性
    テープが止着されているシートを用い、このシートの他
    端を糸束が包まれるようにして巻き込んだ後、この巻き
    込んだシートの表面に前記接着性テープをさらに巻き回
    して前記糸束の束ね纏めを行う糸束装填方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかに記載の
    糸束装填方法において、前記シート状物の外周に、円周
    方向に伸縮自在なガイド用部材を配設しておくととも
    に、前記ガイド用部材の間において紐状物を巻き付けて
    おき、この紐状物を引き込むことにより前記シート状物
    を巻き込んで絞り込みを行う糸束装填方法。
  5. 【請求項5】 全体が略U字状のかたちをしてなる糸束
    を筒状のケース内へ装填するための装置において、 予め筒状に形成されたシート状物と、前記糸束を前記シ
    ート状物内へ挿入するための糸束挿入手段と、前記シー
    ト状物を周囲より半径方向に絞り込むための絞り込み手
    段とを備え、 前記糸束挿入手段により、薄物によりU字の両先端部は
    残してU字の折れ曲がり部分を束ね纏めて被覆した状態
    の糸束が、シート状物内の前部から奥部へU字の折れ曲
    がり部分を奥部側として挿入されて後、前記絞り込み手
    段により、前記糸束を内蔵したままで前記シート状物が
    前記ケースの内径以下まで絞り込まれるようになってい
    る一方、 前記シート状物の前部側開口に前記ケースの開口を合わ
    せるための口合わせ手段と、前記糸束を前記シート状物
    の前部方向へ押出す糸束押出し手段と、前記ケース側へ
    移動した糸束およびケースを把持するための把持手段
    と、前記ケース側へ移動した糸束から前記薄物を抜き取
    るための薄物抜き取り手段とを備え、 前記口合わせ手段により、前記シート状物の前部側開口
    と前記ケースの開口とが合わせられて後、前記糸束押出
    し手段により、前記シート状物を絞り込んだ状態のまま
    で前記糸束が前記シート状物の前部方向へ前記糸束のU
    字の先端部が前記ケースの端より飛び出す位置まで押出
    されてから、前記把持手段により、前記糸束のU字の先
    端部と前記ケースが把持されながら、前記薄物抜き取り
    手段により、前記薄物だけがケースから抜き取られるよ
    うになっていることを特徴とする糸束装填装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の糸束装填装置におい
    て、前記口合わせ手段により、絞り込まれた状態のシー
    ト状物の前部がケース内に入れられて前記シート状物の
    前部側開口と前記ケースの開口が合わせられる一方、薄
    物の抜き取りに先き立って、前記ケース内の前記シート
    状物が抜かれるようになっている糸束装填装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の糸束装填装置
    において、糸束のU字の折れ曲がり部分を束ね纏めて被
    覆する薄物として、摩擦抵抗が小さくかつ一端に接着性
    テープが止着されているシートが用いられていて、この
    シートの他端が糸束を包むようにして巻き込まれている
    とともに、この巻き込まれたシートの表面に前記接着性
    テープがさらに巻き回されて前記糸束の束ね纏めがなさ
    れている糸束装填装置。
  8. 【請求項8】 請求項5から7までのいずれかに記載の
    糸束装填装置において、シート状物を絞り込むための絞
    り込み手段が、前記シート状物の外周に配設された円周
    方向に伸縮自在なガイド用部材と前記ガイド用部材の間
    において巻き付けられた紐状物とを有していて、この紐
    状物を引き込むことにより前記シート状物が巻き込まれ
    て絞り込みがなされる糸束装填装置。
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