JP6190428B2 - コード巻取り装置、及びコード巻取り方法 - Google Patents

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Description

本発明は、イヤホンコード等のコードを巻き取るためのコード巻取り装置、及びコード巻取り方法に関する。
携帯電話や携帯オーディオプレーヤー等の機器に使用するイヤホンコードは、不使用時には、一般に、束ねることなくそのまま、あるいは、簡単に束ねたり、あるいは機器本体に巻き付けたりして機器本体とともに、衣服のポケット、鞄、バッグ等に収納される。
こうして収納されたイヤホンコードは、機器を使用すべく、ポケット等から取り出した際に、絡まったりよれたりするため、解いてきちんと延ばすのに手間がかかるという問題があった。
特許文献1には、このような不具合を解消したイヤホンコード巻き付け収納装置が提案されている。
この収納装置は、面状ファスナ等の着脱手段が設けられた軟質シートと、その内面に取り付けられた巻付け部(一対のリールやクランク状体)とを備えている。イヤホンコードを収納する際には、着脱手段を外して軟質シートを開き、巻付け部にイヤホンコードをぐるぐると巻き付ける。その後、着脱手段を閉じて軟質シートを2つ折りあるいは筒状とすることにより、イヤホンコードを軟質シートの内側に収納する。これにより、イヤホンコードの絡まりや損傷の防止を図っている。
特許第4705187号
しかしながら、上述の収納装置は、イヤホンコードの絡まりや損傷は防止できるものの、以下のような問題点があった。
(1)イヤホンコードを巻き付けるための巻付け部が必要であり、その分、構成が複雑になる、
(2)巻付け部が比較的小さいため(後述する、本発明における親指や人差指と比較して)、イヤホンコードの巻付け作業が行いにくく、また、巻付け作業中にイヤホンコードが巻付け部から外れやすい、
(3)巻付け部に対するイヤホンコードの巻付け方向(例えば、右巻き)が同じであるため、イヤホンコードに捩じれが生じて癖が付き、巻解き後に絡みやすくなり、また、断線の原因になる、
(4)巻解き作業は、基本的には1巻き(1周回)ずつ巻付け部から外す作業となるため、煩雑で時間がかかる、
といった問題である。
なお、以上の問題は、イヤホンコードに限らず、比較的細い、一般的なコードについてもあてはまる問題である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、上述の問題点を解消あるは低減することができるコード巻取り装置及びコード巻取り方法、すなわち、
(1a)巻付け部が不要で、コンパクトな構成である、
(2a)巻付け作業がやりやすく、かつ巻付け作業中にコードが外れにくく、さらに巻付け後もコード束が安定的に保持される、
(3a)コードに捩じれが発生することを防止して、絡みや断線を防止あるいは抑制できる、
(4a)巻解き作業が簡単で、短時間で行い得る、
コード巻取り装置及びコード巻取り方法を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、コード巻取り装置において、一方の手の第1の指(例えば、親指)が挿入される第1の指挿入部を有する第1の挟持部材と、前記一方の手の第2の指(例えば、人差指)が挿入される第2の指挿入部を有する第2の挟持部材と、前記第1,第2の挟持部材を開閉自在に連結する連結部と、前記第1,第2の挟持部材の一方に設けられて、他方に係合することにより、前記第1,第2の挟持部材を2つ折りの閉鎖状態に維持する係止部と、を備え、前記第1,第2の挟持部材は、開放状態において、前記第1,第2の指挿入部に挿入された前記第1,第2の指に、他方の手で8の字状に巻き付けられるコードをガイドし、前記第1,第2の指を狭めて8の字状の前記コードの交差部を押さえた状態で、他方の手によって前記連結部で2つ折りされることにより、8の字状の前記コードを前記交差部から2つ折りにし、前記他方の手で前記係止部を前記他方に係合させるとともに、前記第1,第2の指を前記第1,第2の指挿入部から抜くことにより、前記コードを前記交差部から2つ折りにして重ね合わせた状態で挟持する、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係るコード巻取り装置において、前記第1,第2の挟持部材のうちの少なくとも一方は、前記コードに取り付けるための取付部を有する、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に係るコード巻取り装置において、前記第1,第2の挟持部材のうちの少なくとも一方は、前記コードと一体に構成されている、ことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、連結部によって開閉自在に連結されるとともに、係止部によって2つ折り状態で閉鎖される第1,第2の挟持部材を備えたコード巻取り装置を使用したコード巻取り方法において、開放状態の前記第1の挟持部材の第1の指挿入部に一方の手の第1の指を挿入し、前記第2の挟持部材の第2の指挿入部に前記一方の手の第2の指を挿入する指挿入工程と、挿入した前記第1,第2の指に他方の手でコードを8の字状に巻き付ける巻付け工程と、8の字状に巻かれた前記コードの交差部を前記第1,第2の指で押さえる押さえ工程と、前記他方の手で前記第1,第2の挟持部材を2つ折りに閉鎖することにより、8の字状の前記コードを前記交差部から2つ折りにして重ねる折り工程と、前記係止部を係合させて、前記第1,第2の挟持部材の2つ折りの閉鎖状態を維持して、前記コードを挟持する挟持工程と、前記第1,第2の指挿入部から前記第1,第2の指を引き抜く指引抜き工程と、を有する、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、コード巻取り装置は、一方の手の第1の指が挿入される第1の指挿入部を有する第1の挟持部材と、一方の手の第2の指が挿入される第2の指挿入部を有する第2の挟持部材と、第1,第2の挟持部材を開閉自在に連結する連結部と、第1,第2の挟持部材の一方に設けられて、他方に係合することにより、第1,第2の挟持部材を2つ折りの閉鎖状態に維持する係止部と、を備えている。
そして、第1,第2の挟持部材は、開放状態において、第1,第2の指挿入部に挿入された第1,第2の指に、他方の手で8の字状に巻き付けられるコードをガイドし、第1,第2の指を狭めて8の字状のコードの交差部を押さえた状態で、他方の手によって連結部で2つ折りされることにより、8の字状のコードを交差部から2つ折りにし、他方の手で係止部を他方に係合させるとともに、第1,第2の指を第1,第2の指挿入部から抜くことにより、コードを交差部から2つ折りにして重ね合わせた状態で挟持する。
請求項1のコード巻取り装置は、以下のような効果を奏する。
(1a)一方の手の第1,第2の指が巻付け部(従来例のリール等)の代わりとなるので、巻付け部が不要なコンパクトな構成とすることができる。
(2a)第1,第2の指及び両指間の間隔によって構成される空間は、前述の従来技術の巻付け部よりも大きいと推察され、さらに、他方の手の巻付け動作に連動させて、適宜に動かすことが可能であるため、8の字状の巻付け動作が容易で、かつ、一旦、巻き付けたコードが外れにくい。また、8の字状の巻付け時に、開放状態の第1,第2の挟持部材がガイドとなるため、巻付け動作を円滑に行うことができ、8の字も一定の大きさ、形状で巻き上げることができるとともに、巻付け後のコードが、指の付け根側に不要に移動するのを阻止することができる。
(3a)従来と同様に、コードを一方向にぐるぐると巻き付ける場合には、コードは、各巻付けの周回ごとに捩じれが発生するため、コードの絡みや断線の原因となる。これに対し、コードを8の字状に巻き付ける場合には、8の字を1巻き(1周回)とすると、コードは半巻きごとに逆向きに捩じれて1巻き単位で捩じれが解消されるため、コードの絡みや断線を防止することができる。
(4a)コードを巻き解く際には、従来とは異なり、巻取り部に相当するものがないため、1周回分ずつ巻き解く動作が不要で、簡単に巻き解くことができる。しかも、巻き付けられたコードの8の字状の交差部は、コードの上下関係(巻き動作の先後関係)が守られており、かつ、(3a)で説明したように、コードは8の字の1巻き分で捩じれが解消されて、真っ直ぐに延びようとする復元力が作用するため、コードの絡まりを防止しつつ、簡単な短時間の作業でコードの巻解きを行うことができる。
請求項1のコード巻取り装置によれば、以上のような効果を奏する。
請求項2の発明によれば、取付部によって、コード巻取り装置をコードに取り付けることができる。つまり、
(5a)コード巻取り装置を常時、コードと一体にしておくことができる、
という効果がある。
請求項3の発明によれば、
(6a)第1,第2の挟持部材のうちの少なくとも一方がコードと一体に構成されている場合には、コード巻取り装置がコードから外れるおそれがない、
という効果がある。
請求項4のコード巻取り方法は、指挿入工程、巻付け工程、押さえ工程、折り工程、挟持工程、及び指引抜き工程を有していて、請求項1と同様の効果を奏することができる。
図1〜図9は実施形態1のコード巻取り装置1を説明する図であり、図1はフレーム(第1の挟持部材)10、フレーム(第2の挟持部材)20が開放された開放状態(開放位置)P1のコード巻取り装置1を説明する斜視図である。 コード巻取り装置1の分解斜視図である。 コード巻取り装置1にコードCを取り付けた状態を説明する斜視図である。 コードCの巻き始めを説明する斜視図である。 コードCの巻き終わりを説明する斜視図である。 コードCの8の字状の交差部T3を親指F1と人差指F2とで押さえた状態を説明する斜視図である。 フレーム10,20が2つ折りに畳まれた閉鎖状態(閉鎖位置)P2のコード巻取り装置1を説明する正面図である。 フレーム10,20が2つ折りに畳まれた閉鎖状態(閉鎖位置)P2を説明する側面図である。 コード巻取り方法の工程を説明する図である。 実施形態2の、フレーム(第1の挟持部材)10A、フレーム(第2の挟持部材)20Aが開放された開放状態(開放位置)P1のコード巻取り装置2を説明する斜視図である。 実施形態3の、フレーム(第1の挟持部材)10B、フレーム(第2の挟持部材)20Bが開放された開放状態(開放位置)P1のコード巻取り装置3を説明する斜視図である。
以下、本発明を適用した実施形態を、図面に基づいて詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同一又は類似の構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図9を参照して本発明を適用した実施形態1に係るコード巻取り装置1について説明する。
図1〜図9のうち、図1は、フレーム(第1の挟持部材)10、フレーム(第2の挟持部材)20が開放された開放状態(開放位置)P1のコード巻取り装置1を説明する斜視図である。また、図2は、コード巻取り装置1の分解斜視図である。
なお、以下の説明では、巻取り対象となるコードCが、例えば、スマートフォンS(図4〜図6参照)に使用されるイヤホンコードである場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。このコードCが、イヤホンコードの場合、中間部から二股に分かれた紐状のコード本体Caと、このコード本体Caの二股側の端部にそれぞれ設けられた2個のイヤホンCbと、他方の端部に設けられて、スマートフォンSのジャック(不図示)に挿脱されるプラグCcとを有している。なお、以下では、特にコードCとコード本体Caとを区別する必要がない場合には、適宜、コードCという。
また、以下では、第1の指が親指F1であり、第2の指が人差指F2である場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。
コード巻取り装置1は、図1、図2に示すように、第1の挟持部材としてのフレーム10、第2の挟持部材としてのフレーム20、連結部30、及び係止部40を備えている。これらフレーム10〜係止部40は、例えば、プラスチック(合成樹脂)や金属などにより、適度に弾性を有するように形成されている。
このうち、フレーム(第1の挟持部材)10は、ほぼ長方形の額縁状に形成されている。フレーム10は、相互に対向する基端部11と先端部12とが短辺を構成し、また、相互に対向する2つの側端部13,14が長辺を構成している。これら基端部11、先端部12、及び側端部13,14における、長手方向に直交する断面形状は、ほぼ方形となっている。なお、フレーム10の形状は、長方形に限らず、例えば、楕円状や陸上競技のトラック形状等であってもよい。
フレーム10の内側は、第1の指挿入部R1となっている。第1の指挿入部R1は、親指F1(図4参照)を挿入することができ、また、挿入した親指F1を側端部13,14に沿って移動させることができる空間である。指挿入部R1は、フレーム10の内側に形成された長方形状の空間であり、その幅寸法(基端部11及び先端部12に沿った長さ)は、親指F1の太さよりも少し広くなっている。一方、第1の指挿入部R1の長さ寸法(側端部13,14に沿った長さ)は、図4に示すように、開放状態P1のフレーム10,20の第1,第2の指挿入部R1,R2にそれぞれ親指F1、人差指F2を挿入してこれらの指を広げた際の、両指の先端間の距離のほぼ半分よりも少し短く設定されている。
側端部13,14の外側には、それぞれ2箇所、合計で4箇所に取付部17が設けてある。これら取付部17は、コードCを係合させるものである。なお、取付部17の数は、1箇所以上あれば何箇所でもよいが、先端部12に一番近い取付部17の位置に注意が必要である。すなわち、親指F1、人差指F2に巻付けたコードCを、親指F1を側端部13,14に沿って交差部T3まで移動して交差部T3にて押えるにあたり、巻き付けたコードCが交差部T3方向に束となって移動できるようにするために、先端部12に一番近い取付部17の位置は、交差部T3にて押えてできた8の字状のコードCの円周とフレーム10との交点上あるいは交点に近い位置に置く必要がある(図6参照)。
ここで、2本の側端部13,14に平行で、これらから等距離にある直線を中心線Mとすると、フレーム10全体は、この中心線Mを通って基端部11及び先端部12に直交する平面(不図示)を基準として面対称となっている。
本実施形態においては、フレーム(第2の挟持部材)20は、上述のフレーム(第1の挟持部材)10と同様に形成されている。
すなわち、フレーム(第2の挟持部材)20は、ほぼ長方形の額縁状に形成されている。フレーム20は、相互に対向する基端部21と先端部22とが短辺を構成し、また、相互に対向する2つの側端部23,24が長辺を構成している。これら基端部21、先端部22、及び側端部23,24における、長手方向に直交する断面形状は、ほぼ方形となっている。なお、フレーム20の形状は、長方形に限らず、例えば、楕円状や陸上競技のトラック形状等であってもよい。
フレーム20の内側は、指挿入部(第2の指挿入部)R2となっている。指挿入部R2は、人差指F2(図4参照)を挿入することができ、また、挿入した人差指F2を側端部23,24に沿って移動させることができる空間である。指挿入部R2は、フレーム20の内側に形成された長方形状の空間であり、その幅寸法(基端部21及び先端部22に沿った長さ)は、人差指F2の太さよりも少し広くなっている。一方、指挿入部R2の長さ寸法(側端部23,24に沿った長さ)は、図4に示すように、開放状態P1のフレーム10,20の第1,第2の指挿入部R1,R2にそれぞれ親指F1、人差指F2を挿入してこれらの指を広げた際の、両指の先端間の距離のほぼ半分よりも少し短く設定されている。
側端部23,24の外側には、それぞれ2箇所、合計で4箇所に取付部27が設けてある。これら取付部27は、コードCを係合させるものである。なお、取付部27の数は、1箇所以上あれば何箇所でもよいが、先端部22に一番近い取付部27の位置に注意が必要である。すなわち、親指F1、人差指F2に巻付けたコードCを、人差指F2を側端部23,24に沿って交差部T3まで移動して交差部T3にて押えるにあたり、巻き付けたコードCが交差部T3方向に束となって移動できるようにするために、先端部22に一番近い取付部27の位置は、交差部T3にて押えてできた8の字状のコードCの円周とフレーム20との交点上あるいは交点に近い位置に置く必要がある(図6参照)。
ここで、フレーム20全体は、上述の中心線Mを通って基端部21及び先端部22に直交する平面(不図示)を基準として面対称となっている。
以上のように、本実施形態においては、フレーム20は、上述のフレーム10と同様に形成されている。
なお、上述のフレーム10の取付部17を省略して、フレーム10とコード本体Caとを一体に成形してもよい。あるいは、上述のフレーム20の取付部27を省略して、フレーム20とコード本体Caとを一体に成形してもよい。この場合には、コード巻取り装置1がコード本体Caから外れることがない。
連結部30は、フレーム10,20を開閉可能(開閉自在)に連結している。なお、本実施形態では、連結部30は、フレーム10,20とは別な部材として構成されている。
連結部30は、図1中の矢印A方向から見た形状が「C」字形に形成されていて、長さは、基端部11,21の長さよりも少し短く形成されている。連結部30は、屈曲部31,32を有している。屈曲部31,32は、その内側でフレーム10,20の基端部11,21を回転可能に支持することにより、フレーム10,20全体を揺動可能に支持している。連結部30によって揺動可能に支持されたフレーム10,20は、図1に示す、開放された開放状態(開放位置)P1と、図7及び図8に示す、2つ折りに畳まれた閉鎖状態(閉鎖位置)P2とをとることができる。なお、上述では、連結部30の形状が「C」字形である場合を説明したが、これに限らず、「S」字形や「ロ」字形であってもよい。
なお、図8に示すように、連結部30は、複数回巻かれて厚くなったコード本体Caを安定して挟持すべく、閉鎖状態P2のフレーム10,20の基端部11,21が多少、離間するようになっている。
係止部40は、フレーム10,20の閉鎖状態P2を維持し、または、開放を可能とする。なお、本実施形態では、係止部40は、フレーム10,20とは別な部材として構成されている。
係止部40は、図1中の矢印B方向から見た形状が「S」字形に形成されている。係止部40は、切欠環状部41,42を有している。図示例では、係止部40は、一方の切欠環状部42がフレーム20の先端部22に係合されていて、他方の切欠環状部41が、図7、図8に示す閉鎖状態P2のフレーム10の先端部12に係脱されるようになっている。なお、上述では、係止部40の形状が「S」字形である場合を説明したが、これに限らず、「C」字形であってもよい。
次に、図3〜図9を参照して、コード巻取り装置1の動作を含む、コード巻取り方法について説明する。
ここで、図3は、コード巻取り装置1にコードCを取り付けた状態を説明する斜視図である。また、図4は、コードCの巻き始めを説明する斜視図である。また、図5は、コードCの巻き終わりを説明する斜視図である。また、図6は、コードCの8の字状の交差部T3を親指F1と人差指F2とで押さえた状態を説明する斜視図である。また、図7は、フレーム10,20が2つ折りに畳まれた閉鎖状態(閉鎖位置)P2のコード巻取り装置1を説明する正面図である。また、図8は、フレーム10,20が2つ折りに畳まれた閉鎖状態(閉鎖位置)P2を説明する側面図である。また、図9は、コード巻取り方法の工程を説明する図である。
コード巻取り方法は、以下の1〜6のステップ(工程)、すなわち、
1 指挿入工程S1
2 巻付け工程S2
3 押さえ工程S3
4 折り工程S4
5 挟持工程S5
6 指引抜き工程S6
を有している。以下、この順に説明する。
なお、以下では、スマートフォンSで使用されていたコードCを巻き取る場合を例に説明する。このとき、コードCは、プラグCcがスマートフォンSのジャック(不図示)に挿入されて、コード本体Caが引き延ばされ、さらに、図3に示すように、コード本体CaのプラグCcの近傍に、コード巻取り装置1が取付部17,27等を介して装着されているものとする。
指挿入工程S1は、図3に示す開放状態P1のフレーム10,20の第1,第2の指挿入部R1,R2にそれぞれ左手(一方の手)HLの親指F1、人差指F2を挿入する工程である。
このとき、親指F1、人差指F2は、フレーム10,20の第1,第2の指挿入部R1,R2に、下側から上側に貫通するように挿入し、また、図4に示すように、スマートフォンSを手の平と残りの3本の指(中指F3、薬指F4,及び小指F5)とによって保持する。
巻付け工程S2は、第1,第2の指挿入部R1,R2に挿入した親指F1、人差指F2に右手(他方の手)HRでコードCを8の字状に巻き付ける工程である。
このとき、図4に示すように、第1,第2の指挿入部R1,R2に挿入した親指F1、人差指F2の指先をフレーム10,20の各先端部内側にしっかり押し当てるまで広げるとよい。これにより、コードCの巻付け作業が容易になり、8の字を安定した形状で巻付けることができ、さらに、巻き付けたコードCが親指F1、人差指F2から外れにくくなる。また、このとき親指F1、人差指F2が挿通された、開放状態P1のフレーム10,20は、巻き付けられるコードCのガイドとなって円滑な巻付け作業を助けるとともに、巻付け後のコードCが親指F1、人差指F2の付け根側に不要にずれることを防止する。
この巻付け工程S2により、コードCは、8の字状に何周にもわたって巻き付けられる。その結果、図5に示すように、親指F1側の涙形の周回部T1と、同じく人差指F2側の涙形の周回部T2と、これら周回部T1,T2の間の交差部T3とを有する8の字状部Tが構成される。
ここで、上述の交差部T3においては、コードCの上下関係(先後関係)が守られる。つまり、先に巻かれたコードCが下に位置し、次に巻かれたコードCがその上に位置するといったように、次々と下から上へと整然として積み上げられる。このため、後述するように、巻き取られたコードCを巻き解いて延ばす際に、コードCの絡まりを抑制することができる。
押さえ工程S3は、8の字状部(コードCにおける8の字状に巻かれた部分)Tの交差部T3を親指F1と人差指F2とで押さえる工程である。
図5に示すように、巻付け作業時には広げていた親指F1と人差指F2の指先を、巻付け作業終了後には、図6に示すように狭めて8の字状部Tの交差部T3を軽く押さえる。別な言い方をすれば、親指F1と人差指F2の指先を接触させて輪を作り、その輪の内側に交差部T3が入るようにする。指を広げた状態で巻上げられた8の字状部Tの周回部T1,T2を交差部T3方向に引き寄せるため、交差部T3にて押えられた周回部T1,T2は、涙形から円形状に変形するとともに、幅寸法(基端部11に沿った長さ)が広がって、図6に示すようにフレーム10,20から幅方向にはみ出る。
折り工程S4は、右手(他方の手)HRでフレーム10,20を2つ折りに閉鎖することにより、コードCの8の字状部Tを交差部T3から2つ折りにして周回部T1,T2を重ね合わせる工程である。
フレーム10,20が2つ折りに折り畳まれて閉鎖状態P2となることにより、8の字状部Tは、交差部T3を基準として2つ折りにされて、周回部T1,T2が重ね合わされる。このとき、前の押さえ工程S3によって周回部T1、T2はフレーム10,20から幅方向にはみ出ているので、フレーム10,20を2つ折りにした際、コードCを4点(4箇所)でしっかりと挟み込むことができる。すなわち、重ね合わされて1つの円形状となったコード束(周回部T1,T2)を、フレーム10の側端部13とフレーム20の側端部24との間、及びフレーム10の側端部14とフレーム20の側端部23とによって、4箇所で確実に挟み込むことができる。さらに、8の字状部Tの交差部T3が親指F1と人差指F2の指先で押さえられているため、8の字状部Tは、大きく型崩れすることなく、周回部T1,T2がほぼ円形状のコード束として重ね合わされる。
挟持工程S5は、係止部40を係合させて、フレーム10,20の2つ折りの閉鎖状態P2を維持して、コードCを挟持する工程である。
上述の折り工程S4に続く挟持工程S5では、フレーム20の先端部22に切欠環状部42が係合されている係止部40の切欠環状部41を、フレーム10の先端部12に係合させることにより、フレーム10,20を2つ折りの閉鎖状態P2に維持する。これにより、8の字状部Tを交差部T3で2つ折りにして周回部T1,T2を重ね合わせた円形状のコート束の状態で、フレーム10,20の間で挟持し、その挟持状態を維持する。
なお、このとき、上述のようにフレーム10,20は、適宜な弾性を有しているので、重ね合わされた円形状のコード束を強すぎない力で、しかも型崩れすることなく確実に挟持することができる。
指抜き工程S6は、フレーム10,20の第1,第2の指挿入部R1,R2から親指F1、人差指F2を引き抜く工程である。
この指抜き工程S6の終了により、コード巻取り動作が終了する。
ここで、コード巻取り動作によって巻き取られたコードCは、係止部40の係合を解除し、イヤホンCb側をもってコードCを引っ張ることで、容易に巻き解くことができる。
8の字状部Tは、上述のように、8の字状の周回を複数回繰り返すことによって構成されている。この8の字状の1回の周回においては、親指F1側の周回方向と人差指F2側の周回方向とが逆方向となるため、8の字状の1回の周回、さらにはその複数の周回においては、コードCに対して捩じる方向の力は作用しない。このため、8の字状部Tを上述のように、交差部T3で折り曲げて、周回部T1,T2を重ねて円形状のコート束の状態で、図7,図8に示すように、フレーム10,20で挟持した場合には、円形状のコード束を構成する周回部T1,T2には、元の8の字状部Tに戻ろうとする復元力が作用する。
したがって、係止部40の切欠環状部41の、フレーム10の先端部12に対する係合、または、切欠環状部42の、フレーム20の先端部22に対する係合を解除すると、フレーム10,20は、特に積極的な開放動作を行うことなく、周回部T1,T2が8の字状部Tに戻ろうとする復元力によって開放される。この状態で、プラグCc側を引っ張ると、コードCは、上述のように、8の字状部Tの交差部T3において、上下関係(先後関係)がきちんと守られているため、絡みあうことなく簡単に引き延ばすことができる。
以下に、上述したコード巻取り装置1及びコード巻取り方法の効果を整理する。
(1a´)左手(一方の手)HLの親指F1と人差指F2とが巻付け部(従来例のリール等)の代わりとなるので、巻付け部が不要なコンパクトな構成とすることができる。
(2a´)親指F1と人差指F2ならびに両指間の間隔で構成される空間は、従来の巻付け部よりも大きいと推察され、さらに、右手(他方の手)HRの巻付け動作に連動させて、適宜に動かすことが可能であるため、8の字状の巻付け動作が容易で、かつ、一旦、巻き付けたコードが外れにくい。また、8の字状の巻付け時に、開放状態P1のフレーム(第1,第2の挟持部材)10,20がガイドとなるため、巻付け動作を円滑に行うことができ、8の字も一定の大きさ、形状で巻き上げることができるとともに、巻付け後のコードCが、親指F1、人差指F2の付け根側に不要に移動するのを阻止することができる。
さらに、フレーム10,20を閉鎖状態P2として両者間に挟持した、コードCを安定的に確実の保持することができる。
すなわち、開放状態P1のフレーム10,20の第1,第2の指挿入部R1,R2に挿入して指先を広げた親指F1,人差指F2に、コードCを巻き付けて形成した8の字状部Tは、その縦寸法が、開放状態P1のコード巻取り装置1の全長(フレーム10,20のそれぞれの先端部12,22間の距離)にほぼ等しく、また、横寸法は、フレーム10の側端部13,14間の距離、及びフレーム20の側端部23,24間の距離とほぼ等しくなる。このため、親指F1と人差指F2を狭めて8の字状部Tの交差部T3を押さえて、フレーム10,20を2つ折りにして閉鎖状態P2にすると、8の字状部Tは、交差部T3から2つ折りされて、2つの周回部T1,T2が重ねられて円形状のコード束となる。この円形状のコード束は、縦寸法がフレーム10の長さ寸法(側端縁13,14に沿った長さ)よりも短い。また、円形状のコード束の横寸法は、フレーム10の幅寸法(側端縁13,14間の距離)よりも長い。つまり、2つの周回部T1,T2が重ねられた形成された円形状のコード束は、フレーム10の長さ寸法よりも小さく、幅寸法よりも大きくなる。このため、円形状のコード束は、フレーム10,20によって、周方向に沿っての異なる4点で挟持されて、安定的に確実に保持されることになる。
さらに加えて、フレーム20の先端部22に取り付けられた係止部40は、円形状のコード束の外側から、フレーム10の先端部12に係脱されるため、その係脱動作が、円形状のコード束によって邪魔されることがなく、円滑で確実な係脱動作及び係合状態の維持が可能となる。
(3a´)従来と同様に、コードCを一方向にぐるぐると巻き付ける場合には、コードCは、各巻付けの周回ごとに捩じれが発生するため、コードCの絡みや断線の原因となる。これに対し、コードCを8の字状に巻き付ける場合には、8の字を1巻き(1周回)分とすると、コードは半巻きごとに逆向きに捩じれて1巻き単位では捩じれが解消されるため、コードの絡みや断線を防止することができる。
(4a´)コードCを巻き解く際には、従来とは異なり、巻取り部に相当するものがないため、1周回分ずつ巻き解く動作が不要で、簡単に巻き解くことができる。しかも、巻き付けられたコードの8の字状部Tの交差部T3は、コードCの上下関係(巻き動作の先後関係)が厳密に守られており、かつ、(3a´)で説明したように、コードCは8の字の1巻き分で捩じれが解消されて、真っ直ぐに延びようとする復元力が作用するため、コードCの絡まりを防止しつつ、簡単な短時間の作業でコードCの巻き解きを行うことができる。
(5a´)取付部17,27によって、コード巻取り装置1をコードCに取り付けることができる。つまり、コード巻取り装置1を常時、コードCと一体にしておくことができる。
(6a´)フレーム(第1,第2の挟持部材)10,20のうちの少なくとも一方がコードCと一体に構成されている場合には、コード巻取り装置1がコードCから外れるおそれがない。
<実施形態2>
図10を参照して、本発明を適用した実施形態2に係るコード巻取り装置2について説明する。
ここで、図10は、フレーム(第1の挟持部材)10A、フレーム(第2の挟持部材)20Aが開放された開放状態(開放位置)P1のコード巻取り装置2を説明する斜視図である。
コード巻取り装置2は、第1の挟持部材としてのフレーム10A、第2の挟持部材としてのフレーム20A、連結部30A、及び係止部40Aを備えている。
フレーム10A,10Bは、図1に示す開放状態P1において、双方を合わせて「S」字形となるように形成されている。
フレーム10A,10Bは、それぞれ半「S」字形に形成されていて、それぞれの基端部11A,21Aが、円筒状の連結部30Aによって、回転可能に支持されている。これにより、フレーム10A,20Aは、図10に示す開放状態P1と、2つ折りに畳まれた閉鎖状態(実施形態1の図7、図8の閉鎖状態P2参照)とをとることができる。
フレーム10A,20Aの先端部12A,22A近傍の内側には、第1,第2の指挿入部R1,R2が設けられている。
なお、係止部40A、取付部17A,27Aについては、実施形態1のコード巻取り装置1の係止部40、取付部17,27と同様であるので、説明は省略する。。
以上の構成のコード巻取り装置2の動作(コード巻取り方法)及び効果は、コード巻取り装置1とほぼ同様である。
本実施形態2のコード巻取り装置2のフレーム10A,20Aは、実施形態1のコード巻取り装置1のフレーム10,20と比較して、構成が簡単である。つまり、フレーム10A,20Aは、フレーム10,20の一部を割愛したものであるといえる。
なお、第1,第2の挟持部材としては、これらのフレーム10,20,10A,20Aに代えて、例えば、長板状の板状部材(不図示)に、指挿入部(指挿入孔)を設けたものであってもよい。ただし、この場合の指挿入部は、指の挿脱動作及び開いたり狭めたりする動作を円滑に行い得る長孔とすることが望ましい。
<実施形態3>
図11を参照して、本発明を適用した実施形態3に係るコード巻取り装置3について説明する。
ここで、図11は、フレーム(第1の挟持部材)10B、フレーム(第2の挟持部材)20Bが開放された開放状態(開放位置)P1のコード巻取り装置3を説明する斜視図である。
コード巻取り装置3は、実施形態1のコード巻取り装置1がフレーム10,20と別体の連結部30を備えていたのに対し、連結部30Bがフレーム10B,20Bの一部によって構成されている点が異なり、それ以外の構成はほぼ同様である。以下、相違点を主に説明する。
コード巻取り装置3は、第1の挟持部材としてのフレーム10B、第2の挟持部材としてのフレーム20B、これらフレーム10B,20Bの一部によって構成された2箇所の連結部30B、及び係止部40Bを備えている。
フレーム10Bは、先端部12B、側端部13B,14Bによって全体として「U」字形に形成されており、側端部13B,14Bの基端側には、連結部30Bの一部を構成する円板状の台座30aが形成されている。この台座30aからは、外側に向かって軸部30bが突設されている。
一方、フレーム20Bは、先端部22B、側端部23B,24Bによって全体として「U」字形に形成されており、側端部23B,24Bの基端側には、連結部30Bの一部を構成する円環状の軸受部30cが形成されている。この軸受部30cは、フレーム10B側の軸部30bを回転自在に支持している。これにより、コード巻取り装置3は、フレーム10B,20Bが、図11に示す開放状態P1と、閉鎖状態(図7参照)とをとることができる。
すなわち、コード巻取り装置3は、フレーム10Bの一部である台座30a及び軸部30bと、フレーム20Bの一部である軸受部30cとによって連結部30Bを構成している。
なお、取付部17B,27B、係止部40Bについては、実施形態1のコード巻取り装置1の取付部17,27、係止部40Bと同様であるので説明は割愛する。
本実施形態のコード巻取り装置3は、実施形態1のコード巻取り装置1の作用、効果に加え、さらに、コード巻取り装置1では、必要であった別体の連結部30が不要となるため、その分、部品点数を減らして全体構成を簡略化することができる。
1 実施形態1のコード巻取り装置
2 実施形態2のコード巻取り装置
3 実施形態3のコード巻取り装置
10,10A,10B フレーム(第1の挟持部材)
17,27,17A,27A,17B,27B 取付部
20,20A,20B フレーム(第2の挟持部材)
30,30A,30B 連結部
40,40A,40B 係止部
C コード
F1 親指(第1の指)
F2 人差指(第2の指)
HL 左手(一方の手)
HR 右手(他方の手)
P1 開放状態
P2 閉鎖状態
R1 第1の指挿入部
R2 第2の指挿入部
T 8の字状部
S1 指挿入工程
S2 巻付け工程
S3 押さえ工程
S4 折り工程
S5 挟持工程
S6 指抜き工程
T1 親指側の周回部
T2 人差指側の周回部
T3 交差部

Claims (4)

  1. 一方の手の第1の指が挿入される第1の指挿入部を有する第1の挟持部材と、
    前記一方の手の第2の指が挿入される第2の指挿入部を有する第2の挟持部材と、
    前記第1,第2の挟持部材を開閉自在に連結する連結部と、
    前記第1,第2の挟持部材の一方に設けられて、他方に係合することにより、前記第1,第2の挟持部材を2つ折りの閉鎖状態に維持する係止部と、を備え、
    前記第1,第2の挟持部材は、
    開放状態において、前記第1,第2の指挿入部に挿入された前記第1,第2の指に、他方の手で8の字状に巻き付けられるコードをガイドし、
    前記第1,第2の指を狭めて8の字状の前記コードの交差部を押さえた状態で、他方の手によって前記連結部で2つ折りされることにより、8の字状の前記コードを前記交差部から2つ折りにし、
    前記他方の手で前記係止部を前記他方に係合させるとともに、前記第1,第2の指を前記第1,第2の指挿入部から抜くことにより、前記コードを前記交差部から2つ折りにして重ね合わせた状態で挟持する、
    ことを特徴とするコード巻取り装置。
  2. 前記第1,第2の挟持部材のうちの少なくとも一方は、前記コードに取り付けるための取付部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコード巻取り装置。
  3. 前記第1,第2の挟持部材のうちの少なくとも一方は、前記コードと一体に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコード巻取り装置。
  4. 連結部によって開閉自在に連結されるとともに、係止部によって2つ折り状態で閉鎖される第1,第2の挟持部材を備えたコード巻取り装置を使用したコード巻取り方法において、
    開放状態の前記第1の挟持部材の第1の指挿入部に一方の手の第1の指を挿入し、前記第2の挟持部材の第2の指挿入部に前記一方の手の第2の指を挿入する指挿入工程と、
    挿入した前記第1,第2の指に他方の手でコードを8の字状に巻き付ける巻付け工程と、
    8の字状に巻かれた前記コードの交差部を前記第1,第2の指で押さえる押さえ工程と、
    前記他方の手で前記第1,第2の挟持部材を2つ折りに閉鎖することにより、8の字状の前記コードを前記交差部から2つ折りにして重ねる折り工程と、
    前記係止部を係合させて、前記第1,第2の挟持部材の2つ折りの閉鎖状態を維持して、前記コードを挟持する挟持工程と、
    前記第1,第2の指挿入部から前記第1,第2の指を引き抜く指引抜き工程と、を有する、
    ことを特徴とするコード巻取り方法。

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