JP3239564B2 - 静電分別装置 - Google Patents

静電分別装置

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JP3239564B2
JP3239564B2 JP28562693A JP28562693A JP3239564B2 JP 3239564 B2 JP3239564 B2 JP 3239564B2 JP 28562693 A JP28562693 A JP 28562693A JP 28562693 A JP28562693 A JP 28562693A JP 3239564 B2 JP3239564 B2 JP 3239564B2
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    • B03C7/00Separating solids from solids by electrostatic effect
    • B03C7/02Separators
    • B03C7/06Separators with cylindrical material carriers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂、ゴム等の粉体や
粒体の混合物を材料の種類に応じて分離分別するための
静電分別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の静電分別装置として、摩擦帯電
と静電界を利用した装置があり、例えば、図7に示され
る如く、互いに所定間隔を有して対向配置された対の電
極1、2と、両電極1、2間上方に配置された帯電被分
別物供給部3と、両電極1、2間下方に配置された捕集
部4とを備えた構造の装置がある。
【0003】そして、両電極1、2間に高電圧を印加し
て両電極1、2間に静電界を形成した状態で、予め帯電
された樹脂、ゴム等の粉体や粒体の混合物を帯電被分別
物供給部3から静電界中に供給する。
【0004】この混合物の自然落下中において、混合物
のそれぞれの粉体や粒体の帯電極性に応じてそれぞれ反
対の電極側に引き付けられ、左右横方向に分離されなが
ら落下し、落下位置の相違により仕切壁4a、4bを備
えた捕集部4に分別捕集される。
【0005】この種の装置として、ドイツkali u
nd Salz Entstorgung社の公表して
いる(雑誌 日経ニューマテリアル 1992年11月
16日号P.32〜33参照)垂直平行平板の対向電極
タイプのものがある。
【0006】また、別の装置として、図8に示される如
く、所定方向に回転するドラム6の斜め上方に離隔して
回転電極7を設け、ドラム6上方の帯電被分別物供給部
8から帯電した混合物を供給し、ドラム6と回転電極7
間の静電界中を混合物が落下する際、混合物のそれぞれ
の粉体や粒体の帯電極性の差に応じて、誘引、反発およ
びその中間の形で分離分別される構造のものがある。
【0007】なお、図8において、9、10は分離板、
11、12は捕集容器、13はかき取り片、14はガイ
ド体である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示される上記従来構造にあっては、装置を連続して稼働
していると、電極1、2表面に混合物の微粉や静電気に
より吸引されたゴミ等が付着する。
【0009】これらの付着物を放置しておくと、混合物
の粒体が電極1、2に当たるときの振動や外的なフィー
ダー等の機械的振動により、それらの堆積した付着物が
不定期に塊状で落下して捕集部4の分離分別された粒体
や粉体に混じり、分離精度の低下を招くおそれがあると
共に、着火を誘発する電荷の蓄積を生じるおそれもあ
る。
【0010】そこで、装置の稼働を停止させて、定期的
かつ頻繁に電極1、2表面に付着する付着物をかき取
り、もしくははたき落とすメンテナンスを実施する必要
があり、稼働率の低下を招く原因になっていた。
【0011】また、このメンテナンスを実施する場合に
は、作業者が電極1、2表面から、付着した微粉、ゴミ
等をかき取り、またははたき落とす必要があり、むき出
し状とされている電極の高電圧の部位や、電荷の溜まっ
ている場所に触れる可能性があり、感電するおそれが大
であった。
【0012】また、図8に示される上記従来構造にあっ
ても同様に、回転電極7表面に付着する付着物をかき取
り、もしくははたき落とす際、装置の稼働を停止させる
必要があり、稼働率の低下を招くと共に、回転電極7が
むき出し状となっているため、故障等のメンテナンス時
に感電するおそれが大であった。
【0013】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、装置
の稼働率の向上および安全性の向上を図った静電分別装
置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段は、互いに間隔を有して配置された両電極
間に発生する静電界中に、帯電した粉粒体を落下させ、
粉粒体の帯電極性の差による落下位置の相違により粉粒
体を分離分別する静電分別装置において、前記両電極の
互いに対向する側を覆って、絶縁性を有するエンドレス
ベルトがそれぞれ回走自在に対向配置されると共に、各
エンドレスベルトは両電極間の向かい合っている部分で
互いに下方向に回走自在とされ、前記両電極間に発生す
る静電界が作用する位置から離れた位置で、各エンドレ
スベルトの外面側にその幅方向全長にわたって接触する
付着物かき取り部材がそれぞれ設けられた点にある。
【0015】
【作用】本発明によれば、両電極間に発生する静電界中
を、帯電した粉粒体が落下する際、粉粒体の帯電特性の
差に応じてそれぞれ反対の電極側に引き付けられ、分離
されながら落下し、所望に分別される。
【0016】そして、この静電分別の稼働中に、各エン
ドレスベルトを回走させれば、各エンドレスベルトの外
面側、即ちエンドレスベルト表面に付着する微粉やゴミ
等の付着物が付着物かき取り部材でかき取り除去され
る。
【0017】従って、各エンドレスベルト表面は、絶え
ずきれいな状態となり、微粉やゴミ等の混入による分別
能力の低下が防止でき、定期的な付着物除去のためのメ
ンテナンスも不要となり、静電分別装置の稼働率の向上
が図れる。
【0018】また、微粉やゴミ等の付着速度がそれほど
早くない場合には、各エンドレスベルトは連続的に回走
させる必要がなく、定期的に、微粉やゴミ等が溜まった
時点で回走駆動させればよく、設備稼働におけるランニ
ングコストの低減が図れる。
【0019】さらに、両電極の互いに対向する表面側
を、絶縁性を有するエンドレスベルトで覆った構造であ
り、しかもエンドレスベルト表面に付着する微粉やゴミ
等の帯電物質はきれいに除去されるため、設備点検やそ
の他のメンテナンス等において、人体に対する感電の可
能性がきわめて低くなり、安全性が向上できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて
説明すると、図1乃至図5に示される如く、静電分別装
置20は、左右対の電極ユニット機構21、22と、粉
体や粒体、即ち粉粒体の混合物を所定位置に供給する被
分別物供給機構23と、分離分別された粉粒体を捕集す
る回収容器24と、制御部25とから主構成されてい
る。
【0021】各電極ユニット機構21、22は略対称に
構成されており、アングル材等で枠組み構成された支持
架台26、27と、両支持架台26、27の互いに対向
する側に所定間隔を有して対向状に張り出し配置され、
かつ各支持架台26、27にそれぞれ取付け支持された
電極28、29と、両電極28、29の互いに対向する
側を覆ってそれぞれ循環回走自在に対向配置された絶縁
性を有するエンドレスベルト30、31とを備えてい
る。なお、エンドレスベルト30、31の絶縁性として
は、100MΩcm以上の絶縁性を有していればよい。
【0022】また、各エンドレスベルト30、31は、
各支持架台26、27にそれぞれ回転自在に支持された
複数のガイドローラ32、33にわたって巻き掛け状に
支持されており、支持架台26、27に左右方向に移動
調整自在に支持されたテンションローラ34、35によ
って適宜張力が付与されている。この際、両電極28、
29の対向面側とエンドレスベルト30、31とは極僅
かの間隙を有した構造とされている。
【0023】そして、各支持架台26、27に取付け支
持された駆動モータ36、37および伝動ベルト機構等
の伝動機構を介して前記複数のガイドローラ32、33
の1個所を回転駆動することにより、図1、図4、図5
に矢印で示される如く、エンドレスベルト30、31が
両電極28、29間の向かい合っている部分で互いに下
方向に回走するように循環回走自在とされている。
【0024】また、両電極28、29間に発生する静電
界が作用する位置から離れた支持架台26、27の下部
には、付着物かき取り部材38、39がそれぞれ設けら
れている。図4および図5にも示される如く、各付着物
かき取り部材38、39は各エンドレスベルト30、3
1の外面側にその回走方向と直行する幅方向全長にわた
って下方側より圧接状に接触される、即ち弾性的に接触
状とされる金属板等からなる付着物かき取り片40と、
該付着物かき取り片40を支持する支持台41とからな
り、支持台41が各支持架台26、27の所定位置にそ
れぞれ取り付けられている。
【0025】さらに、一方の支持架台27は敷設された
ガイドレール42に沿って左右方向に移動自在に載置さ
れており、他方の支持架台26に対して接離操作可能に
構成されている。
【0026】そして、両電極ユニット機構21、22の
電極28、29間の下方に位置して回収容器24が出し
入れ自在に設置されている。この回収容器24の左右方
向中間部には仕切板24aが備えられており、内部空間
を左右に仕切っている。なお、仕切板24aは図7に示
される如く、2枚等、複数枚備えられた構造であっても
よい。
【0027】前記被分別物供給機構23は、予め帯電さ
れた粉粒体が収容される被分別物収容タンク44と、固
定側の電極ユニット機構21の支持架台26上部に備え
らたホッパー45、振動フィーダー46、および両電極
28、29間上方に配置された被分別物供給口部47
と、吸引ブロワ48により被分別物収容タンク44内の
粉粒体を吸引してホッパー45に供給する供給パイプ機
構49とから構成されている。
【0028】また、前記制御部25は、電極28、29
の電圧を制御する高圧電源コントローラ50やエンドレ
スベルト30、31の回走を制御するベルト駆動コント
ローラ51等を備えている。
【0029】さらに、両電極28、29の前後位置、即
ち両エンドレスベルト30、31の前後位置には、粉粒
体の前後方向への飛散を防止すべく、透明板等からなる
飛散防止板が固定もしくは開閉自在に適宜、備えられて
いる。
【0030】本発明の第1実施例は以上のように構成さ
れており、その使用に際しては、高圧電源コントローラ
50を操作して一方の電極28に高電圧を印加する。こ
の際、他方の電極29はアースされている。ここに、両
電極28、29間に静電界が形成される。また、ベルト
駆動コントローラ51を操作して各エンドレスベルト3
0、31を極低速で所定方向に回走させる。
【0031】一方、被分別物収容タンク44内には、予
め帯電された粉粒体の混合物が収容されている。この混
合物としては、ポリ塩化ビニール(PVC)とポリプロ
ピレン(PP)の混合ペレットのような単純二成分系か
ら種々雑多な多成分系であってもよい。多成分系の例と
しては、使用済みの電線、ケーブルやワイヤーハーネス
等を回収後解体して銅導体を回収した残りの樹脂、ゴム
等の混合物(いわゆるナゲット屑)等がある。
【0032】そして、吸引ブロワ48の作動により、被
分別物収容タンク44内の粉粒体の混合物が供給パイプ
機構49を通じてホッパー45に吸引供給される。ホッ
パー45に供給された粉粒体の混合物は振動フィーダー
46の一端側に供給され、振動フィーダー46の振動に
より他端側の被分別物供給口部47上方に案内される。
その後、被分別物供給口部47内に落下し、被分別物供
給口部47下端の供給口から両エンドレスベルト30、
31間、即ち両電極28、29間の静電界中に落下供給
される。
【0033】この粉粒体の自然落下中において、粉粒体
のそれぞれの帯電特性の差に応じてそれぞれ反対の電極
28、29側に引き付けられ、左右方向に分離されなが
ら落下し、下方に配置された回収容器24の仕切板24
aにより粉粒体が左右に分別捕集される。
【0034】この際、非常に細かい粉粒体の微粉やゴミ
等の付着物がエンドレスベルト30、31外面側、即ち
エンドレスベルト30、31表面に付着するが、エンド
レスベルト30、31の回走時に、静電界が作用する位
置から離れた下部位置で付着物かき取り片40によって
これら付着物がかき取り除去される。
【0035】従って、各エンドレスベルト30、31表
面は、絶えず清掃されたきれいな状態となり、微粉やゴ
ミ等の混入による分別能力の低下が防止でき、定期的な
付着物除去のためのメンテナンスも不要となり、ここ
に、付着物除去のメンテナンスのために頻繁に静電分別
装置20の稼働を停止する必要がなく、静電分別装置2
0の稼働率の向上が図れる。
【0036】また、両電極28、29の互いに対向する
表面側を、絶縁性を有するエンドレスベルト30、31
で覆った構造であり、しかもエンドレスベルト30、3
1表面に付着する微粉やゴミ等の帯電物質はきれいに除
去されるため、設備点検やその他のメンテナンス等にお
いて、人体に対する感電の可能性がきわめて低くなり、
安全性が向上できる。
【0037】なお、微粉やゴミ等の付着速度がそれほど
早くない場合には、各エンドレスベルト30、31は連
続的に回走させる必要がなく、定期的に、微粉やゴミ等
が溜まった時点で回走駆動させればよく、この場合には
設備稼働におけるランニングコストの低減が図れる。
【0038】また、付着物かき取り片40でかき取られ
る付着物が静電界場で分離分別されたものと混ぜてもよ
い場合には、静電界場に近い位置に付着物かき取り部材
38、39を配置してもよく、逆に、ゴミとして廃棄す
る等の場合のように混ざると支障がある場合には、静電
界場から遠く離れた位置に付着物かき取り部材38、3
9を配置すればよい。
【0039】図6は第2実施例を示しており、従来例に
開示のドラムタイプに適用した構造を示している。即
ち、図において、一方が高圧電極55とされ、他方がア
ース電極56とされている。また、適宜駆動される駆動
ローラ57、58およびガイドローラ59、60が備え
られており、これら各電極55、56、駆動ローラ5
7、58、ガイドローラ59、60にわたって、エンド
レスベルト61、62が張設されている。そして、駆動
ローラ57、58の駆動によりエンドレスベルト61、
62が所定方向に循環回走自在に構成されている。
【0040】また、63は帯電被分別物供給部、64は
ガイド体、65は分離板、66、67は回収容器、6
8、69はかき取り部材である。
【0041】そして、帯電被分別物供給部63から供給
された粉粒体の混合物は、自重によりエンドレスベルト
62の傾斜に沿って滑り落ちる間に分離分別される。
【0042】この際、図8に示される従来構造にあって
は、ドラム6自体がアースとなっており、ドラム6表面
に粉粒体が多量に付着するため、ドラム6を常に回転さ
せ、遠心力を利用して分離する必要があり、また、安定
した分別能力を発揮、維持させるためには混合物の粉粒
体に働く力(クーロン力、鏡像力、重力等)の条件を一
定にするため、常時一定速度でドラム6および回転電極
7を回転させる必要があり、電気代がかさむという問題
もあった。
【0043】これに対し、本実施例にあっては、両電極
55、56の互いに対向する側を覆ってエンドレスベル
ト61、62がそれぞれ設けられており、両電極55、
56間のエンドレスベルト61、62間に発生する静電
界中に帯電した粉粒体を落下させる方式であり、電極5
5、56に粉粒体が多量に付着する事態も生じず、電極
55、56を回転させる必要がなく、電気代がかさむと
いう問題もない。
【0044】なお、微粉やゴミ等の付着速度がそれほど
早くない場合には、第1実施例同様、各エンドレスベル
ト61、62は連続的に回走させる必要がなく、定期的
に、微粉やゴミ等が溜まった時点で回走駆動させればよ
い。また、かき取り部材68、69の配置位置も適宜決
定すればよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の静電分別装置に
よれば、両電極の互いに対向する側を覆って、絶縁性を
有するエンドレスベルトがそれぞれ回走自在に対向配置
されると共に、各エンドレスベルトは両電極間の向かい
合っている部分で互いに下方向に回走自在とされ、前記
両電極間に発生する静電界が作用する位置から離れた位
置で、各エンドレスベルトの外面側にその幅方向全長に
わたって接触する付着物かき取り部材がそれぞれ設けら
れたものであり、装置の稼働中に、各エンドレスベルト
を回走させることにより、エンドレスベルト表面に付着
する微粉やゴミ等の付着物が付着物かき取り部材でかき
取り除去され、エンドレスベルト表面は、絶えずきれい
な状態となり、微粉やゴミ等の混入による分別能力の低
下が防止でき、定期的な付着物除去のためのメンテナン
スも不要となり、静電分別装置の稼働率の向上が図れ
る。
【0046】また、両電極の互いに対向する表面側を、
絶縁性を有するエンドレスベルトで覆った構造であり、
しかもエンドレスベルト表面に付着する微粉やゴミ等の
帯電物質はきれいに除去されるため、設備点検やその他
のメンテナンス等において、人体に対する感電の可能性
がきわめて低くなり、安全性が向上できるという利点も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体正面図である。
【図2】同一部拡大図である。
【図3】同一部左側面図である。
【図4】同一部拡大斜視図である。
【図5】同一部拡大正面図である。
【図6】第2実施例の説明図である。
【図7】従来例の説明図である。
【図8】従来例の説明図である。
【符号の説明】
20 静電分別装置 21 電極ユニット機構 22 電極ユニット機構 23 被分別物供給機構 24 回収容器 25 制御部 26 支持架台 27 支持架台 28 電極 29 電極 30 エンドレスベルト 31 エンドレスベルト 32 ガイドローラ 33 ガイドローラ 34 テンションローラ 35 テンションローラ 36 駆動モータ 37 駆動モータ 38 付着物かき取り部材 39 付着物かき取り部材 40 付着物かき取り片 41 支持台

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隔を有して配置された両電極間
    に発生する静電界中に、帯電した粉粒体を落下させ、粉
    粒体の帯電極性の差による落下位置の相違により粉粒体
    を分離分別する静電分別装置において、 前記両電極の互いに対向する側を覆って、絶縁性を有す
    るエンドレスベルトがそれぞれ回走自在に対向配置され
    ると共に、各エンドレスベルトは両電極間の向かい合っ
    ている部分で互いに下方向に回走自在とされ、前記両電
    極間に発生する静電界が作用する位置から離れた位置
    で、各エンドレスベルトの外面側にその幅方向全長にわ
    たって接触する付着物かき取り部材がそれぞれ設けられ
    たことを特徴とする静電分別装置。
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