JP2001121035A - プラスチック選別装置 - Google Patents
プラスチック選別装置Info
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- JP2001121035A JP2001121035A JP30615599A JP30615599A JP2001121035A JP 2001121035 A JP2001121035 A JP 2001121035A JP 30615599 A JP30615599 A JP 30615599A JP 30615599 A JP30615599 A JP 30615599A JP 2001121035 A JP2001121035 A JP 2001121035A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】リサイクル化に伴うプラスチック片の選別を種
類ごとに高精度で選別し得るプラスチック選別装置を提
供する。 【解決手段】金属ドラム電極6にプラスチック片2を供
給する定量供給装置5が、摩擦帯電されたプラスチック
片2を定量ずつ供給する定量供給容器21と、この定量
供給容器21と金属ドラム電極6との間で所定角度下向
きに傾斜して配置され、定量供給容器21から供給され
たプラスチック片2を金属ドラム電極6に導く板状の供
給トレイ22と、この供給トレイ22に振動を与える振
動装置23と、供給トレイ22の上方に配置され、この
供給トレイ22の表面と所定高さのすき間31を形成す
る仕切り部材32とから構成されたもの。
類ごとに高精度で選別し得るプラスチック選別装置を提
供する。 【解決手段】金属ドラム電極6にプラスチック片2を供
給する定量供給装置5が、摩擦帯電されたプラスチック
片2を定量ずつ供給する定量供給容器21と、この定量
供給容器21と金属ドラム電極6との間で所定角度下向
きに傾斜して配置され、定量供給容器21から供給され
たプラスチック片2を金属ドラム電極6に導く板状の供
給トレイ22と、この供給トレイ22に振動を与える振
動装置23と、供給トレイ22の上方に配置され、この
供給トレイ22の表面と所定高さのすき間31を形成す
る仕切り部材32とから構成されたもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リサイクル化に伴
うプラスチック片を種類ごとに選別するためのプラスチ
ック選別装置に関する。
うプラスチック片を種類ごとに選別するためのプラスチ
ック選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ごみのリサイクル化が急速に推進
されつつある中で、粉砕されたプラスチック片を選別す
る技術として、図6に示すようなプラスチック選別装置
101がある。このプラスチック選別装置101は、複
数種のプラスチック片102を投入するホッパ103の
下方に配置されて、プラスチック片102を種類ごとの
極性・帯電量に帯電させるための摩擦帯電装置104
と、この摩擦帯電装置104の下方に配置されて、帯電
したプラスチック片102を極性・帯電量に応じて分離
するための静電分離装置105とから構成されている。
されつつある中で、粉砕されたプラスチック片を選別す
る技術として、図6に示すようなプラスチック選別装置
101がある。このプラスチック選別装置101は、複
数種のプラスチック片102を投入するホッパ103の
下方に配置されて、プラスチック片102を種類ごとの
極性・帯電量に帯電させるための摩擦帯電装置104
と、この摩擦帯電装置104の下方に配置されて、帯電
したプラスチック片102を極性・帯電量に応じて分離
するための静電分離装置105とから構成されている。
【0003】そして、この静電分離装置105は、摩擦
帯電装置104のシュートの下方に配置された金属ドラ
ム電極106と、この金属ドラム電極106の斜め上方
に配置された高電圧電極107と、金属ドラム電極10
6の外周面に付着したプラスチック片102を掻き落と
すためのブラシ108とを備えている。なお、前記金属
ドラム電極106は、水平軸心回りに所定方向に回転自
在に構成されているとともに接地され、前記高電圧電極
107には例えば高圧電源装置109の陰極が接続さ
れ、高圧電源装置109の陽極は接地されている。この
接続により、高電圧電極107と金属ドラム電極106
との間に選別用静電場110が形成される。また、この
選別用静電場110を通過したプラスチック片102を
種類別に回収するため、セパレータ111によって仕切
られた第一分離容器112および第二分離容器113が
金属ドラム電極106の下方に配置し固定されている。
帯電装置104のシュートの下方に配置された金属ドラ
ム電極106と、この金属ドラム電極106の斜め上方
に配置された高電圧電極107と、金属ドラム電極10
6の外周面に付着したプラスチック片102を掻き落と
すためのブラシ108とを備えている。なお、前記金属
ドラム電極106は、水平軸心回りに所定方向に回転自
在に構成されているとともに接地され、前記高電圧電極
107には例えば高圧電源装置109の陰極が接続さ
れ、高圧電源装置109の陽極は接地されている。この
接続により、高電圧電極107と金属ドラム電極106
との間に選別用静電場110が形成される。また、この
選別用静電場110を通過したプラスチック片102を
種類別に回収するため、セパレータ111によって仕切
られた第一分離容器112および第二分離容器113が
金属ドラム電極106の下方に配置し固定されている。
【0004】上記プラスチック選別装置101におい
て、プラスチック片102をホッパ103へ投入する
と、プラスチック片102がホッパ103から摩擦帯電
装置104へ投入されて攪拌され、プラスチック片10
2ごとにその種類による帯電列に従って所定の極性・帯
電量に摩擦帯電される。その後、静電分離装置105に
落下して選別用静電場110を通過したプラスチック片
102は極性・帯電量ごとに別々の容器112、113
に収納される。
て、プラスチック片102をホッパ103へ投入する
と、プラスチック片102がホッパ103から摩擦帯電
装置104へ投入されて攪拌され、プラスチック片10
2ごとにその種類による帯電列に従って所定の極性・帯
電量に摩擦帯電される。その後、静電分離装置105に
落下して選別用静電場110を通過したプラスチック片
102は極性・帯電量ごとに別々の容器112、113
に収納される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記静電分
離装置105では、図7に示すように、摩擦帯電したプ
ラスチック片102が回転する金属ドラム電極106に
落下すると、このプラスチック片102には、鏡像力F
mと遠心力Fcが作用する。さらに、このままプラスチッ
ク片102が移動して静電場110内に入ると金属ドラ
ム電極106と逆極性に帯電、すなわちマイナスに帯電
したプラスチック片114には金属ドラム電極106に
吸着する方向に、また金属ドラム電極106と同極性に
帯電、すなわちプラスに帯電したプラスチック片115
には金属ドラム電極106に反発する方向に静電力FS
が働く。このとき、Fm、Fc、FSのベクトルの和が金
属ドラム電極106の外方向であれば、プラスチック片
115はドラムから離れる方向に移動し、金属ドラム電
極106の中心方向であればプラスチック片114は金
属ドラム電極106の下方に落下する。
離装置105では、図7に示すように、摩擦帯電したプ
ラスチック片102が回転する金属ドラム電極106に
落下すると、このプラスチック片102には、鏡像力F
mと遠心力Fcが作用する。さらに、このままプラスチッ
ク片102が移動して静電場110内に入ると金属ドラ
ム電極106と逆極性に帯電、すなわちマイナスに帯電
したプラスチック片114には金属ドラム電極106に
吸着する方向に、また金属ドラム電極106と同極性に
帯電、すなわちプラスに帯電したプラスチック片115
には金属ドラム電極106に反発する方向に静電力FS
が働く。このとき、Fm、Fc、FSのベクトルの和が金
属ドラム電極106の外方向であれば、プラスチック片
115はドラムから離れる方向に移動し、金属ドラム電
極106の中心方向であればプラスチック片114は金
属ドラム電極106の下方に落下する。
【0006】そして、プラスチック片102の分離は、
上述したプラスチック片102に作用する力を制御する
ように、高圧電源装置109の電圧、セパレータ111
の位置等の装置側の条件を設定して行う。従って、高精
度の分離を行うための条件の一つとして、プラスチック
片102に作用する力である鏡像力Fmおよび遠心力Fc
を確実に作用させることが必要であり、そのためには、
すべての供給されるプラスチック片が一層でもって金属
ドラム電極106上に分散される必要がある。
上述したプラスチック片102に作用する力を制御する
ように、高圧電源装置109の電圧、セパレータ111
の位置等の装置側の条件を設定して行う。従って、高精
度の分離を行うための条件の一つとして、プラスチック
片102に作用する力である鏡像力Fmおよび遠心力Fc
を確実に作用させることが必要であり、そのためには、
すべての供給されるプラスチック片が一層でもって金属
ドラム電極106上に分散される必要がある。
【0007】しかし、摩擦帯電装置104からシュート
を介して供給されるプラスチック片102は、積層され
て塊状でもって金属ドラム電極106上に供給されて積
層状態になり易く、従ってプラスチック片102に対し
て上記鏡像力Fmおよび遠心力Fcがうまく作用せず、プ
ラスチック片102の分離を確実に行えない場合があ
る。
を介して供給されるプラスチック片102は、積層され
て塊状でもって金属ドラム電極106上に供給されて積
層状態になり易く、従ってプラスチック片102に対し
て上記鏡像力Fmおよび遠心力Fcがうまく作用せず、プ
ラスチック片102の分離を確実に行えない場合があ
る。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決し得るプ
ラスチック選別装置の提供を目的とする。
ラスチック選別装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1のプラスチック選別装置は、粉砕された複
数種のプラスチック片を攪拌して摩擦帯電させるための
摩擦帯電装置と、この摩擦帯電装置の下方に配置されて
帯電したプラスチック片をその極性・帯電量に応じて静
電分離して選別するための静電分離部と、上記摩擦帯電
装置で帯電されたプラスチック片を上記静電分離部に供
給するための供給装置と、上記静電分離部を通過して分
離されたプラスチック片を別々に回収するための回収部
とが設けられ、上記静電分離部は、所定の水平軸回りに
回転自在なドラム電極と、このドラム電極に選別用静電
場となる分離用空間を介して配置される対向電極とを備
え、上記摩擦帯電装置で種類ごとの極性・帯電量となっ
たプラスチック片を、上記分離用空間を通過させて分離
回収するようにしたプラスチック選別装置であって、上
記供給装置に、帯電されたプラスチック片を上記ドラム
電極上に導く供給トレイと、この供給トレイを振動させ
るための振動装置とが具備されているものである。
に、請求項1のプラスチック選別装置は、粉砕された複
数種のプラスチック片を攪拌して摩擦帯電させるための
摩擦帯電装置と、この摩擦帯電装置の下方に配置されて
帯電したプラスチック片をその極性・帯電量に応じて静
電分離して選別するための静電分離部と、上記摩擦帯電
装置で帯電されたプラスチック片を上記静電分離部に供
給するための供給装置と、上記静電分離部を通過して分
離されたプラスチック片を別々に回収するための回収部
とが設けられ、上記静電分離部は、所定の水平軸回りに
回転自在なドラム電極と、このドラム電極に選別用静電
場となる分離用空間を介して配置される対向電極とを備
え、上記摩擦帯電装置で種類ごとの極性・帯電量となっ
たプラスチック片を、上記分離用空間を通過させて分離
回収するようにしたプラスチック選別装置であって、上
記供給装置に、帯電されたプラスチック片を上記ドラム
電極上に導く供給トレイと、この供給トレイを振動させ
るための振動装置とが具備されているものである。
【0010】上記構成によると、プラスチック片をドラ
ム電極へと導く供給トレイに、振動装置を具備させたこ
とにより、供給トレイ上を塊状でもって流れるプラスチ
ック片に振動を与えることができ、従って薄い層にする
ことができる。また、請求項2のプラスチック選別装置
は、請求項1のプラスチック選別装置において、供給ト
レイの上方に、このトレイ表面との間に所定高さのすき
間を形成する仕切り部材が設けられたものである。
ム電極へと導く供給トレイに、振動装置を具備させたこ
とにより、供給トレイ上を塊状でもって流れるプラスチ
ック片に振動を与えることができ、従って薄い層にする
ことができる。また、請求項2のプラスチック選別装置
は、請求項1のプラスチック選別装置において、供給ト
レイの上方に、このトレイ表面との間に所定高さのすき
間を形成する仕切り部材が設けられたものである。
【0011】上記構成によると、プラスチック片が仕切
り部材と供給トレイとの間に形成されたすき間を通過す
るので、このすき間の高さに応じた薄い層にすることが
できる。さらに請求項3のプラスチック選別装置は、請
求項1または請求項2のプラスチック選別装置におい
て、供給トレイの表面に多数の突起が形成されているも
のである。
り部材と供給トレイとの間に形成されたすき間を通過す
るので、このすき間の高さに応じた薄い層にすることが
できる。さらに請求項3のプラスチック選別装置は、請
求項1または請求項2のプラスチック選別装置におい
て、供給トレイの表面に多数の突起が形成されているも
のである。
【0012】上記構成によると、供給トレイ上に多数の
突起を形成することにより、プラスチック片が確実に薄
い層となるように、プラスチック片の流れを均一化する
ことができる。
突起を形成することにより、プラスチック片が確実に薄
い層となるように、プラスチック片の流れを均一化する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
るプラスチック選別装置を、図1〜図5に基づき説明す
る。本発明におけるプラスチック選別装置は、異なる複
数種の樹脂系のプラスチック片を各種類毎に分離回収す
るものである。すなわち、プラスチック片は摩擦帯電装
置により摩擦帯電させると、帯電列に従いプラスあるい
はマイナスのどちらかに帯電するが、例えばプラスチッ
ク片としてPP(ポリプロピレン)とPE(ポリエチレ
ン)を摩擦帯電装置で攪拌して帯電させると、PPは
(−)に、PEは(+)に帯電し、種類毎に分離回収さ
れる。なお、PP、PEは、例えば予め5mm以下に破
砕されたものが用いられる。
るプラスチック選別装置を、図1〜図5に基づき説明す
る。本発明におけるプラスチック選別装置は、異なる複
数種の樹脂系のプラスチック片を各種類毎に分離回収す
るものである。すなわち、プラスチック片は摩擦帯電装
置により摩擦帯電させると、帯電列に従いプラスあるい
はマイナスのどちらかに帯電するが、例えばプラスチッ
ク片としてPP(ポリプロピレン)とPE(ポリエチレ
ン)を摩擦帯電装置で攪拌して帯電させると、PPは
(−)に、PEは(+)に帯電し、種類毎に分離回収さ
れる。なお、PP、PEは、例えば予め5mm以下に破
砕されたものが用いられる。
【0014】すなわち、図1に示すように、本発明の実
施の形態におけるプラスチック選別装置1は、プラスチ
ック片2としてPP、PEを混入させて投入した状態で
摩擦帯電させる摩擦帯電装置3と、この摩擦帯電装置3
における開閉自在な排出口4の下方に配置され、プラス
チック片2を供給する定量供給装置5と、この定量供給
装置5の下方近傍に配置されて所定の水平軸回りに回転
自在に構成されて接地された金属ドラム電極6と、この
金属ドラム電極6の斜め上方に配置されるとともに選別
用静電場となる分離用空間7を介して配置される高電圧
電極(対向電極)8と、この高電圧電極8に陰極が接続
されるとともに正極が接地されて高電圧電極8に電圧を
印加するための高圧電源装置9と、上記金属ドラム電極
6の外周面下部に配置されて金属ドラム電極6に付着し
たプラスチック片2を掻き落とすためのブラシ10と、
上記分離用空間7の下方に、これを通過して極性・帯電
量ごとに分離されたプラスチック片2を別々に回収する
ための回収容器11を有する回収部12とから構成され
ている。
施の形態におけるプラスチック選別装置1は、プラスチ
ック片2としてPP、PEを混入させて投入した状態で
摩擦帯電させる摩擦帯電装置3と、この摩擦帯電装置3
における開閉自在な排出口4の下方に配置され、プラス
チック片2を供給する定量供給装置5と、この定量供給
装置5の下方近傍に配置されて所定の水平軸回りに回転
自在に構成されて接地された金属ドラム電極6と、この
金属ドラム電極6の斜め上方に配置されるとともに選別
用静電場となる分離用空間7を介して配置される高電圧
電極(対向電極)8と、この高電圧電極8に陰極が接続
されるとともに正極が接地されて高電圧電極8に電圧を
印加するための高圧電源装置9と、上記金属ドラム電極
6の外周面下部に配置されて金属ドラム電極6に付着し
たプラスチック片2を掻き落とすためのブラシ10と、
上記分離用空間7の下方に、これを通過して極性・帯電
量ごとに分離されたプラスチック片2を別々に回収する
ための回収容器11を有する回収部12とから構成され
ている。
【0015】また、上記定量供給装置5には、図2に示
すように、摩擦帯電されたプラスチック片2を定量ずつ
供給する定量供給容器21と、この定量供給容器21と
金属ドラム電極6との間で所定角度下向きに傾斜して配
置され、定量供給容器21から供給されたプラスチック
片2を金属ドラム電極6に導く板状の供給トレイ22
と、この供給トレイ22に振動を与える振動装置23と
から構成されている。
すように、摩擦帯電されたプラスチック片2を定量ずつ
供給する定量供給容器21と、この定量供給容器21と
金属ドラム電極6との間で所定角度下向きに傾斜して配
置され、定量供給容器21から供給されたプラスチック
片2を金属ドラム電極6に導く板状の供給トレイ22
と、この供給トレイ22に振動を与える振動装置23と
から構成されている。
【0016】この振動装置23は、上記トレイ22の下
面に接触するようにかつ偏心した位置で回転自在に支持
された円筒体24(板状であってもよい)と、この円筒
体24を回転させる電動機(図示せず)と、トレイ22
を振動可能にその支持フレーム25に支持するための複
数個の弾性支持部材26とから構成されている。この弾
性支持部材26は、例えば、複数個のコイルバネにより
構成され、上記トレイ22の複数箇所、例えばトレイ2
2の底面および端壁部に連結されて、トレイ22を円筒
体24から離れないように、支持フレーム25側に支持
するものである。勿論、複数個のコイルバネの取付け方
向および取付け位置については、適宜、変更し得るもの
である。
面に接触するようにかつ偏心した位置で回転自在に支持
された円筒体24(板状であってもよい)と、この円筒
体24を回転させる電動機(図示せず)と、トレイ22
を振動可能にその支持フレーム25に支持するための複
数個の弾性支持部材26とから構成されている。この弾
性支持部材26は、例えば、複数個のコイルバネにより
構成され、上記トレイ22の複数箇所、例えばトレイ2
2の底面および端壁部に連結されて、トレイ22を円筒
体24から離れないように、支持フレーム25側に支持
するものである。勿論、複数個のコイルバネの取付け方
向および取付け位置については、適宜、変更し得るもの
である。
【0017】さらに、上記供給トレイ22の上方には、
この供給トレイ22の表面と所定高さのすき間31を形
成する仕切り部材32が配置され、供給トレイ22上を
流れるプラスチック片2は、上記すき間31を通過する
ことにより、すき間31の高さに応じて均一に薄くなっ
てトレイ22上を流れるようにされている。この仕切り
部材32は、上記すき間31を形成する矩形状の仕切り
板33と、この仕切り板33を支持する矩形状の支持板
34と、この支持板34に仕切り板33をその高さ方向
で調節可能に支持する支持具35とから構成されてい
る。
この供給トレイ22の表面と所定高さのすき間31を形
成する仕切り部材32が配置され、供給トレイ22上を
流れるプラスチック片2は、上記すき間31を通過する
ことにより、すき間31の高さに応じて均一に薄くなっ
てトレイ22上を流れるようにされている。この仕切り
部材32は、上記すき間31を形成する矩形状の仕切り
板33と、この仕切り板33を支持する矩形状の支持板
34と、この支持板34に仕切り板33をその高さ方向
で調節可能に支持する支持具35とから構成されてい
る。
【0018】また、この支持具35は、下部が仕切り板
33に連結されるとともに上部にねじ部が形成された支
持棒36と、上記支持板34に固定されるとともに上記
支持棒36のねじ部が挿通される孔(図示せず)が形成
されたブラケット37と、このブラケット37に挿通さ
れた支持棒36を調節可能に固定する一対のナット38
とから構成されている。そして、これら一対のナット3
8を回転させることにより仕切り板33をその高さ方向
に移動させ、仕切り板33と供給トレイ22とのすき間
31を調整することができる。
33に連結されるとともに上部にねじ部が形成された支
持棒36と、上記支持板34に固定されるとともに上記
支持棒36のねじ部が挿通される孔(図示せず)が形成
されたブラケット37と、このブラケット37に挿通さ
れた支持棒36を調節可能に固定する一対のナット38
とから構成されている。そして、これら一対のナット3
8を回転させることにより仕切り板33をその高さ方向
に移動させ、仕切り板33と供給トレイ22とのすき間
31を調整することができる。
【0019】また、図1に示すように、上記回収部12
は、平面視矩形状の回収容器11と、その内部で金属ド
ラム電極6側に配置される第1セパレータ(仕切り壁)
41および高電圧電極側8に配置される第2セパレータ
(仕切り壁)42と、この2つのセパレータ41、42
で仕切られることにより形成される3つの回収室、すな
わち金属ドラム電極6の下方に配置される第1回収室4
3と高電圧電極8の下方に配置される第2回収室44お
よび上記第1、第2回収室の間に配置される第3回収室
45と、上記第1および第2セパレータ41、42の位
置を制御する制御部46とから構成されている。また、
各回収室43、44、45の下方には回収されたプラス
チック片2を運搬するコンベア51、52、53がそれ
ぞれ配置されている。
は、平面視矩形状の回収容器11と、その内部で金属ド
ラム電極6側に配置される第1セパレータ(仕切り壁)
41および高電圧電極側8に配置される第2セパレータ
(仕切り壁)42と、この2つのセパレータ41、42
で仕切られることにより形成される3つの回収室、すな
わち金属ドラム電極6の下方に配置される第1回収室4
3と高電圧電極8の下方に配置される第2回収室44お
よび上記第1、第2回収室の間に配置される第3回収室
45と、上記第1および第2セパレータ41、42の位
置を制御する制御部46とから構成されている。また、
各回収室43、44、45の下方には回収されたプラス
チック片2を運搬するコンベア51、52、53がそれ
ぞれ配置されている。
【0020】上記第1および第2セパレータ41、42
はそれぞれ水平に配置された移動レール(図示せず)で
両側をガイドされるとともに、上記移動レールに平行に
配置されモータ等の駆動装置54により回転されるねじ
機構55(ボールねじなどが用いられる)によって、上
記金属ドラム電極6に近接離間するよう水平方向に移動
可能とされている。
はそれぞれ水平に配置された移動レール(図示せず)で
両側をガイドされるとともに、上記移動レールに平行に
配置されモータ等の駆動装置54により回転されるねじ
機構55(ボールねじなどが用いられる)によって、上
記金属ドラム電極6に近接離間するよう水平方向に移動
可能とされている。
【0021】そして、投入するプラスチック片2の種
類、混合比、印加する電圧等から算出されるプラスチッ
ク片2の落下位置に応じて、最適な回収率および純度を
得られるように、上記制御部46で駆動装置54を介し
て各セパレータ41、42の位置を調節している。な
お、セパレータの移動手段としては、ねじ機構の他、シ
リンダー装置等を用いてもよい。
類、混合比、印加する電圧等から算出されるプラスチッ
ク片2の落下位置に応じて、最適な回収率および純度を
得られるように、上記制御部46で駆動装置54を介し
て各セパレータ41、42の位置を調節している。な
お、セパレータの移動手段としては、ねじ機構の他、シ
リンダー装置等を用いてもよい。
【0022】上記構成において、投入されたプラスチッ
ク片2は摩擦帯電装置3において帯電され、その排出口
4から定量供給容器21に投入された後、定量ずつ供給
トレイ22上に落下供給される。このとき、塊状でもっ
て落下供給されたプラスチック片2は、回転する円筒体
24による振動を受けるため、供給トレイ22上で均一
にならされ、さらに、供給トレイ22と仕切り部材32
とのすき間31を通過することにより、プラスチック片
2はすき間31の高さに応じた均一で薄い層となって金
属ドラム電極6上に供給される。従って、従来の技術で
説明した鏡像力および遠心力がプラスチック片2に対し
確実に作用する。
ク片2は摩擦帯電装置3において帯電され、その排出口
4から定量供給容器21に投入された後、定量ずつ供給
トレイ22上に落下供給される。このとき、塊状でもっ
て落下供給されたプラスチック片2は、回転する円筒体
24による振動を受けるため、供給トレイ22上で均一
にならされ、さらに、供給トレイ22と仕切り部材32
とのすき間31を通過することにより、プラスチック片
2はすき間31の高さに応じた均一で薄い層となって金
属ドラム電極6上に供給される。従って、従来の技術で
説明した鏡像力および遠心力がプラスチック片2に対し
確実に作用する。
【0023】そして、このプラスチック片2が金属ドラ
ム電極6と高電圧電極8によって形成される静電場7に
移動すると、摩擦帯電装置3により(+)に帯電したP
Eは、陰極が接続された高電圧電極8に引き寄せられる
方向に、また(−)に帯電したPPは、金属ドラム電極
6に引き寄せられる方向にそれぞれ静電力が働く。この
とき、(−)に帯電したPEに作用する上記3つの力、
すなわち鏡像力、遠心力、静電力のベクトル和は金属ド
ラム電極6の外方向となるため、PEは高電圧電極8に
引き寄せられ、第2回収室44に回収される。一方、
(+)に帯電したPPに作用する力のベクトル和は、金
属ドラム電極6の中心方向となるため、金属ドラム電極
6に引き寄せられて第1回収室43に回収され、また金
属ドラム電極6に付着したPPはブラシ10によって第
1回収室43に掻き落とされて回収される。そして、帯
電量の少ないPPおよびPEは、第1回収室43と第2
回収室44の間の第3回収室45に回収される。
ム電極6と高電圧電極8によって形成される静電場7に
移動すると、摩擦帯電装置3により(+)に帯電したP
Eは、陰極が接続された高電圧電極8に引き寄せられる
方向に、また(−)に帯電したPPは、金属ドラム電極
6に引き寄せられる方向にそれぞれ静電力が働く。この
とき、(−)に帯電したPEに作用する上記3つの力、
すなわち鏡像力、遠心力、静電力のベクトル和は金属ド
ラム電極6の外方向となるため、PEは高電圧電極8に
引き寄せられ、第2回収室44に回収される。一方、
(+)に帯電したPPに作用する力のベクトル和は、金
属ドラム電極6の中心方向となるため、金属ドラム電極
6に引き寄せられて第1回収室43に回収され、また金
属ドラム電極6に付着したPPはブラシ10によって第
1回収室43に掻き落とされて回収される。そして、帯
電量の少ないPPおよびPEは、第1回収室43と第2
回収室44の間の第3回収室45に回収される。
【0024】上記第3回収室45に回収されたプラスチ
ック片2に関しては、除電後、再度摩擦帯電装置3に投
入して摩擦帯電させ、上記動作を繰り返す。これによ
り、純度の低いプラスチック片2を再度分離回収し、回
収率を向上させることができる。このように、本発明の
実施の形態によれば、上記定量供給装置5における供給
トレイ22上でプラスチック片2に振動を与えるととも
に、所定高さのすき間31を通過させて、均一で薄い層
にするため、金属ドラム電極6上で、上記鏡像力および
遠心力を確実に作用させることができる。従って、各プ
ラスチック片2の落下位置は大きく変動することがな
く、予めこれらの力等に基づいて設定されたセパレータ
41、42等の装置側の条件を調整する必要がないた
め、安定したプラスチック片2の分離回収を行うことが
できる。
ック片2に関しては、除電後、再度摩擦帯電装置3に投
入して摩擦帯電させ、上記動作を繰り返す。これによ
り、純度の低いプラスチック片2を再度分離回収し、回
収率を向上させることができる。このように、本発明の
実施の形態によれば、上記定量供給装置5における供給
トレイ22上でプラスチック片2に振動を与えるととも
に、所定高さのすき間31を通過させて、均一で薄い層
にするため、金属ドラム電極6上で、上記鏡像力および
遠心力を確実に作用させることができる。従って、各プ
ラスチック片2の落下位置は大きく変動することがな
く、予めこれらの力等に基づいて設定されたセパレータ
41、42等の装置側の条件を調整する必要がないた
め、安定したプラスチック片2の分離回収を行うことが
できる。
【0025】なお、上記仕切り部材32における支持具
35を調節して仕切り板33の高さを調整することによ
り、仕切り板33と供給トレイ22のすき間31の距離
を変更することができるため、プラスチック片2の種類
に応じて適正なすき間31を得ることができる。ところ
で、上記実施の形態の変形例として、図3〜図5に示す
ように、上記供給トレイ22の表面上に多数の突起を形
成することもできる。すなわち、図3および図4は、供
給トレイ22の表面上に半球状の突起61または逆V字
状の突起62をそれぞれ千鳥状に多数配置したものであ
る。また、図5は、斜面方向に対して互いに反対側に傾
斜させた一対の矩形状の板を、所定距離はなして配置し
た略V字形の突起であり、大小の2種類の突起63、6
4を列ごとに交互に配置したものである。
35を調節して仕切り板33の高さを調整することによ
り、仕切り板33と供給トレイ22のすき間31の距離
を変更することができるため、プラスチック片2の種類
に応じて適正なすき間31を得ることができる。ところ
で、上記実施の形態の変形例として、図3〜図5に示す
ように、上記供給トレイ22の表面上に多数の突起を形
成することもできる。すなわち、図3および図4は、供
給トレイ22の表面上に半球状の突起61または逆V字
状の突起62をそれぞれ千鳥状に多数配置したものであ
る。また、図5は、斜面方向に対して互いに反対側に傾
斜させた一対の矩形状の板を、所定距離はなして配置し
た略V字形の突起であり、大小の2種類の突起63、6
4を列ごとに交互に配置したものである。
【0026】このような突起61、62、63、64が
形成された供給トレイ22を振動させることにより、プ
ラスチック片2が確実に薄い層となるように、供給トレ
イ22上におけるプラスチック片2の流れを均一化する
ことができ、さらに仕切り部材32とトレイ22の間を
通過させるので、プラスチック片2を所定高さの薄い層
にすることができる。
形成された供給トレイ22を振動させることにより、プ
ラスチック片2が確実に薄い層となるように、供給トレ
イ22上におけるプラスチック片2の流れを均一化する
ことができ、さらに仕切り部材32とトレイ22の間を
通過させるので、プラスチック片2を所定高さの薄い層
にすることができる。
【0027】なお、上記実施の形態の変形例では、突起
が形成された供給トレイ22と仕切り部材32の両方を
用いているが、仕切り部材32を用いず、突起が形成さ
れたトレイ22のみを振動させた場合であっても、プラ
スチック片2を薄い層にすることができる。また、上記
実施の形態では、各セパレータ41、42はねじ機構2
0によりそれぞれ水平方向へ移動可能とされていたが、
各セパレータ41、42の下端部にサーボモータを備え
た支軸を挿通固定し、このサーボモータで支軸を回転さ
せることによりセパレータを支軸回りに揺動させて、回
収室の開口部の幅を調節するようにしてもよい。
が形成された供給トレイ22と仕切り部材32の両方を
用いているが、仕切り部材32を用いず、突起が形成さ
れたトレイ22のみを振動させた場合であっても、プラ
スチック片2を薄い層にすることができる。また、上記
実施の形態では、各セパレータ41、42はねじ機構2
0によりそれぞれ水平方向へ移動可能とされていたが、
各セパレータ41、42の下端部にサーボモータを備え
た支軸を挿通固定し、このサーボモータで支軸を回転さ
せることによりセパレータを支軸回りに揺動させて、回
収室の開口部の幅を調節するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明のプラスチック選別
装置によると、摩擦帯電されたプラスチック片をドラム
電極へと導く供給トレイに、振動装置を具備させたの
で、上記トレイ上を塊状でもって流れるプラスチック片
に振動を与えて、薄い層にすることができる。従って、
ドラム電極上に供給されるプラスチック片に鏡像力およ
び遠心力を確実に作用させることができるので、落下位
置の変動が少なく、回収部におけるセパレータの位置等
を調節する必要がないので、効率のよい回収をすること
ができる。
装置によると、摩擦帯電されたプラスチック片をドラム
電極へと導く供給トレイに、振動装置を具備させたの
で、上記トレイ上を塊状でもって流れるプラスチック片
に振動を与えて、薄い層にすることができる。従って、
ドラム電極上に供給されるプラスチック片に鏡像力およ
び遠心力を確実に作用させることができるので、落下位
置の変動が少なく、回収部におけるセパレータの位置等
を調節する必要がないので、効率のよい回収をすること
ができる。
【0029】また、上記供給トレイの上方に、この供給
トレイ表面と所定高さのすき間を形成する仕切り部材を
配置することにより、プラスチック片はこのすき間を通
過し、より薄い層となってドラム電極に供給される。さ
らに、上記供給トレイ上に多数の突起を形成することに
より、プラスチック片が確実に薄い層となるように、ト
レイ上におけるプラスチック片の流れを均一化すること
ができる。
トレイ表面と所定高さのすき間を形成する仕切り部材を
配置することにより、プラスチック片はこのすき間を通
過し、より薄い層となってドラム電極に供給される。さ
らに、上記供給トレイ上に多数の突起を形成することに
より、プラスチック片が確実に薄い層となるように、ト
レイ上におけるプラスチック片の流れを均一化すること
ができる。
【図1】本発明の実施の形態におけるプラスチック選別
装置の概略構成を示す断面図である。
装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態における定量供給装置の要
部断面図である。
部断面図である。
【図3】本発明の実施の形態における供給トレイの変形
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図4】本発明の実施の形態における供給トレイの変形
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図5】本発明の実施の形態における供給トレイの変形
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図6】従来のプラスチック選別装置の概略構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】従来のプラスチック選別装置における静電分離
部の概略構成を示す断面図である。
部の概略構成を示す断面図である。
1 プラスチック選別装置 2 プラスチック片 3 摩擦帯電装置 5 定量供給装置 6 金属ドラム電極 7 静電分離空間 8 高電圧電極 12 回収部 22 供給トレイ 23 振動装置 32 仕切り部材 61 半球状突起 62 逆V字状突起 63、64 略V字状突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前畑 英彦 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 加藤 剛 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 Fターム(参考) 4D054 GA01 GA09 GB01 GB09
Claims (3)
- 【請求項1】粉砕された複数種のプラスチック片を攪拌
して摩擦帯電させるための摩擦帯電装置と、この摩擦帯
電装置の下方に配置されて帯電したプラスチック片をそ
の極性・帯電量に応じて静電分離して選別するための静
電分離部と、上記摩擦帯電装置で帯電されたプラスチッ
ク片を上記静電分離部に供給するための供給装置と、上
記静電分離部を通過して分離されたプラスチック片を別
々に回収するための回収部とが設けられ、上記静電分離
部は、所定の水平軸回りに回転自在なドラム電極と、こ
のドラム電極に選別用静電場となる分離用空間を介して
配置される対向電極とを備え、上記摩擦帯電装置で種類
ごとの極性・帯電量となったプラスチック片を、上記分
離用空間を通過させて分離回収するようにしたプラスチ
ック選別装置であって、上記供給装置に、帯電されたプ
ラスチック片を上記ドラム電極上に導く供給トレイと、
この供給トレイを振動させるための振動装置とが具備さ
れていることを特徴とするプラスチック選別装置。 - 【請求項2】供給トレイの上方に、このトレイ表面との
間に所定高さのすき間を形成する仕切り部材が設けられ
たことを特徴とする請求項1記載のプラスチック選別装
置。 - 【請求項3】供給トレイの表面に多数の突起が形成され
ていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
のプラスチック選別装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30615599A JP2001121035A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | プラスチック選別装置 |
KR10-2004-7018450A KR100503173B1 (ko) | 1999-09-20 | 2000-09-20 | 플라스틱 선별장치 |
CN008130574A CN1216696C (zh) | 1999-09-20 | 2000-09-20 | 塑料分选装置 |
TW89119524A TW496776B (en) | 1999-08-04 | 2000-09-20 | Apparatus for sorting plastics |
EP00961135A EP1219355A4 (en) | 1999-09-20 | 2000-09-20 | SORTING DEVICE FOR PLASTIC |
PCT/JP2000/006436 WO2001021318A1 (fr) | 1999-09-20 | 2000-09-20 | Trieur de plastique |
KR10-2002-7003047A KR100503171B1 (ko) | 1999-09-20 | 2000-09-20 | 플라스틱 선별장치 |
US10/070,984 US6720514B1 (en) | 1999-09-20 | 2000-09-20 | Plastic sorter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30615599A JP2001121035A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | プラスチック選別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001121035A true JP2001121035A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17953721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30615599A Pending JP2001121035A (ja) | 1999-08-04 | 1999-10-28 | プラスチック選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001121035A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010119911A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Mitsubishi Electric Corp | 静電選別方法および静電選別装置 |
CN102962139A (zh) * | 2012-11-14 | 2013-03-13 | 邵道德 | 混合颗粒静电分选装置及其应用 |
KR101361035B1 (ko) * | 2013-04-05 | 2014-02-24 | 대륙영농조합법인 | 곡물선별기 |
-
1999
- 1999-10-28 JP JP30615599A patent/JP2001121035A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010119911A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Mitsubishi Electric Corp | 静電選別方法および静電選別装置 |
CN102962139A (zh) * | 2012-11-14 | 2013-03-13 | 邵道德 | 混合颗粒静电分选装置及其应用 |
KR101361035B1 (ko) * | 2013-04-05 | 2014-02-24 | 대륙영농조합법인 | 곡물선별기 |
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