JP3239418U - 多機能健康ローラー - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトで、かつ多様な利用が可能な多機能健康ローラーを提供する。【解決手段】健康ローラー1は、クッション部材2、管状部材3、外袋4及びカバー部材5で構成される。管状部材3は、略半円形状の横断面を有する半円筒状を呈しており、クッション部材2の外周面の略半分を覆うように設けられている。管状部材3は、硬質の紙管で構成される。外袋4は、両端に開口部が設けられた筒状の布体から成り、クッション部材2及び管状部材3を覆うように設けられる。カバー部材5は、外袋4の胴部4cを覆うように設けられる。外袋4は、端部4bにおいて、紐体により絞り込んで閉じられている。【選択図】図1
Description
本考案は、身体に押し当てて使用する健康器具に関するものである。
従来から、健康器具として、竹製の踏み具が用いられている。しかしながら、一般に竹材の表面は滑りやすく、硬質であるため、不安定であるといった問題がある。
そこで、半円筒状の支持体の外周面を覆うように凹凸を有するゴム製の部材が設けられた足踏み具が知られている(特許文献1を参照)。これによれば、滑り難く、適正な弾性を有し、足の裏に対して適正な刺激を与えることができるとする。
しかしながら、特許文献1の足踏み具では、支持体の外周面に弾性部材が設けられるため、強い刺激を求めるユーザには適さず、また、踏むことはできても、転がして利用することができないため、多様な用途に利用できないという問題がある。
そこで、半円筒状の支持体の外周面を覆うように凹凸を有するゴム製の部材が設けられた足踏み具が知られている(特許文献1を参照)。これによれば、滑り難く、適正な弾性を有し、足の裏に対して適正な刺激を与えることができるとする。
しかしながら、特許文献1の足踏み具では、支持体の外周面に弾性部材が設けられるため、強い刺激を求めるユーザには適さず、また、踏むことはできても、転がして利用することができないため、多様な用途に利用できないという問題がある。
また、多様な用途に利用できる健康器具としても、サイズが大きくなると、携帯性が低く、利便性が低下するという問題がある。
上記状況に鑑みて、本考案は、コンパクトで、かつ多様な利用が可能な多機能の健康ローラーを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本考案の健康ローラーは、略半円形状の横断面を有する半円筒状かつ硬質の管状部材と、中袋に粒状物が充填された棒状のクッション部材と、両端に開口部が設けられた外袋を備え、クッション部材は、管状部材の凹部に設けられ、クッション部材及び管状部材は、外袋により覆われる。
管状部材が設けられることにより、一般的な踏み竹のように足裏で踏むことで、ツボを刺激でき、健康増進効果が得られる。
クッション部材が設けられることにより、クッション部材自体をユーザの身体に当接させてマッサージに用いることができる。また、一般的な踏み竹のように管状部材側を足裏で踏む場合には、クッション部材側を床上に当接させて、滑り止めとして用いることができる。
クッション部材が管状部材の凹部に設けられることにより、全体として略円筒形状となり、踏むだけでなく、転がして利用することが可能となる。また、管状部材の凹部にクッション部材が設けられるため、管状部材に設けられる空間を有効に利用でき、コンパクトな形状となる。
管状部材が設けられることにより、一般的な踏み竹のように足裏で踏むことで、ツボを刺激でき、健康増進効果が得られる。
クッション部材が設けられることにより、クッション部材自体をユーザの身体に当接させてマッサージに用いることができる。また、一般的な踏み竹のように管状部材側を足裏で踏む場合には、クッション部材側を床上に当接させて、滑り止めとして用いることができる。
クッション部材が管状部材の凹部に設けられることにより、全体として略円筒形状となり、踏むだけでなく、転がして利用することが可能となる。また、管状部材の凹部にクッション部材が設けられるため、管状部材に設けられる空間を有効に利用でき、コンパクトな形状となる。
本考案の健康ローラーは、留め具が更に設けられ、留め具を用いて外袋の両端が閉止されることでもよい。留め具としては、紐体でもよいし、ゴムなどの弾性部材でもよいし、金属製部材又は樹脂製部材でもよい。
本考案の健康ローラーにおいて、クッション部材は、粒状物の充填率を調整する縛り紐を有することでもよい。縛り紐は、クッション部材の袋の中央部分などに縛り付けられることにより、袋の内部の空間における粒状物の充填率を調整できる。例えば、縛り紐によりクッション部材をしっかりときつく縛ることで、充填率を高め、粒状物の自由な移動を抑え、クッション部材を硬めで転がりやすい構造とすることができる。また、縛り紐を緩く縛り、或いは、縛らないことにより、クッション部材が柔らかく、袋の内部の空間に空隙を持たせ、転がりにくい構造とすることができる。これにより、多様な用途に利用できる。
本考案の健康ローラーにおいて、管状部材は、竹材等の自然素材から成ることでもよいし、樹脂製又は金属製でもよいが、半円筒形状の紙管であることが好ましい。
本考案の健康ローラーによれば、コンパクトで、かつ多様な利用が可能となるといった効果を有する。本考案の健康ローラーを継続的に使用することで、健康維持、筋力アップ、フレイルの防止などに役立つといった効果がある。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本考案の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
図1は、本考案の健康ローラー1の構成説明図を示している。図1に示すように、健康ローラー1は、クッション部材2、管状部材3、外袋4及びカバー部材5で構成される。
クッション部材2の内部には、粒状物として小豆(図示せず)が充填されている。
管状部材3は、略半円形状の横断面を有する半円筒状を呈しており、クッション部材2の外周面の略半分を覆うように設けられている。管状部材3は、硬質の紙管で構成されているが、竹材などその他の硬質素材を用いてもよい。
外袋4は、両端に開口部が設けられた筒状の布体から成り、クッション部材2及び管状部材3を覆うように設けられる。
カバー部材5は、外袋4の胴部4cを覆うように設けられる。カバー部材5は、ゴム紐などの弾性素材が含まれるため、紐体などを用いずに、クッション部材2、管状部材3及び外袋4を覆い固定できる。また、カバー部材5は、ユーザの足等に直接触れる部位であるため、抗菌性の高い素材で構成される。カバー部材5が設けられることにより、肌触りが良く、使用感が向上する。また、カバー部材5を取り換えることで、多様なデザインを楽しむことができる。
クッション部材2の内部には、粒状物として小豆(図示せず)が充填されている。
管状部材3は、略半円形状の横断面を有する半円筒状を呈しており、クッション部材2の外周面の略半分を覆うように設けられている。管状部材3は、硬質の紙管で構成されているが、竹材などその他の硬質素材を用いてもよい。
外袋4は、両端に開口部が設けられた筒状の布体から成り、クッション部材2及び管状部材3を覆うように設けられる。
カバー部材5は、外袋4の胴部4cを覆うように設けられる。カバー部材5は、ゴム紐などの弾性素材が含まれるため、紐体などを用いずに、クッション部材2、管状部材3及び外袋4を覆い固定できる。また、カバー部材5は、ユーザの足等に直接触れる部位であるため、抗菌性の高い素材で構成される。カバー部材5が設けられることにより、肌触りが良く、使用感が向上する。また、カバー部材5を取り換えることで、多様なデザインを楽しむことができる。
図2は、本考案の健康ローラー1の外観斜視図を示している。図2に示すように、外袋4は、端部(4a,4b)において、紐体6により絞り込んで閉じられている。
カバー部材5の長手方向の長さL1は、例えば、30cm前後である。また、紐体6により両端が閉止された状態での端部4aの長さL2と、端部4bの長さL3は、それぞれ4~5cmであり、端部(4a,4b)を両手で把持して使用することができるサイズとなっている。また、健康ローラー1の重さは、凡そ1000~1200gである。このように、携帯性が高いため、いつでもどこでも短時間でリフレッシュできる。
カバー部材5の長手方向の長さL1は、例えば、30cm前後である。また、紐体6により両端が閉止された状態での端部4aの長さL2と、端部4bの長さL3は、それぞれ4~5cmであり、端部(4a,4b)を両手で把持して使用することができるサイズとなっている。また、健康ローラー1の重さは、凡そ1000~1200gである。このように、携帯性が高いため、いつでもどこでも短時間でリフレッシュできる。
図3は、本考案の健康ローラーの断面図であり、図1におけるA-A断面図を示し。図3に示すように、クッション部材2の中袋2aには、粒状物として小豆2bが充填されている。クッション部材2の上方には、管状部材3が設けられ、クッション部材2及び管状部材3を覆うように、外袋4、カバー部材5が順に設けられている。図3に示すように、クッション部材2に多くの小豆2bを充填しているため、ユーザの足8aで踏みつけた場合でも、容易には形状変化が起こらない構造である。
なお説明の便宜上、図4,6~12においては、外袋4、カバー部材5及び紐体6を省略し、図13,15においては、カバー部材5及び紐体6を省略している。
なお説明の便宜上、図4,6~12においては、外袋4、カバー部材5及び紐体6を省略し、図13,15においては、カバー部材5及び紐体6を省略している。
(立位での使用について)
図4は、立位での使用イメージ図を示している。図4に示すように、健康ローラー1は、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように床9上に配置されている。健康ローラー1は、一般的な竹製の踏み具と異なり、クッション部材2が設けられているため、転がりやすい形状となっている。したがって、かかる場合には、図4に示すように、ユーザ8は、机7上に手を置いた状態で、両足を健康ローラー1上に乗せることで安全に利用できる。
図4は、立位での使用イメージ図を示している。図4に示すように、健康ローラー1は、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように床9上に配置されている。健康ローラー1は、一般的な竹製の踏み具と異なり、クッション部材2が設けられているため、転がりやすい形状となっている。したがって、かかる場合には、図4に示すように、ユーザ8は、机7上に手を置いた状態で、両足を健康ローラー1上に乗せることで安全に利用できる。
図5は、本考案の健康ローラーの断面イメージ図であり、上方から強く踏みつけた場合を示している。図5に示すように、管状部材3とは異なり、クッション部材2は、外部からの圧力に応じて変形するため、上方から強く踏みつけた場合は、健康ローラー1は、左右に転がり難くなる。このように、健康ローラー1は、転がして利用することもできるし、圧力をかけて転がり難くして利用することもでき、多様な利用が可能である。
(足踏みマッサージの使用について)
図6は、足踏みマッサージのイメージ図であり、(1)は管状部材を利用した場合、(2)はクッション部材を利用した場合を示している。図6(1)に示すように、健康ローラー1を、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように配置すると、ユーザ8の足裏が硬質の管状部材3に当接し、爪先、土踏まず又は踵などの足つぼに対して、効果的に刺激を与えることができる。
これに対して、健康ローラー1を、クッション部材2が上方、管状部材3が下方となるように配置すると、ユーザ8の足裏がクッション部材2に当接し、充填された小豆により適度な刺激効果が得られる。なお、管状部材3が下方となるように配置した場合は、健康ローラー1が床上を転がり易くなるため、机に手をついて身体を支えるなど、転倒を予防する措置をとった上で使用することが好ましい。
このように、ユーザのニーズに合わせて、管状部材3とクッション部材2の何れを足裏に当接させるかを自由に選択可能である。
図6は、足踏みマッサージのイメージ図であり、(1)は管状部材を利用した場合、(2)はクッション部材を利用した場合を示している。図6(1)に示すように、健康ローラー1を、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように配置すると、ユーザ8の足裏が硬質の管状部材3に当接し、爪先、土踏まず又は踵などの足つぼに対して、効果的に刺激を与えることができる。
これに対して、健康ローラー1を、クッション部材2が上方、管状部材3が下方となるように配置すると、ユーザ8の足裏がクッション部材2に当接し、充填された小豆により適度な刺激効果が得られる。なお、管状部材3が下方となるように配置した場合は、健康ローラー1が床上を転がり易くなるため、机に手をついて身体を支えるなど、転倒を予防する措置をとった上で使用することが好ましい。
このように、ユーザのニーズに合わせて、管状部材3とクッション部材2の何れを足裏に当接させるかを自由に選択可能である。
(アキレス腱伸ばしの使用について)
図7は、アキレス腱伸ばしのイメージ図を示している。図7に示すように、ユーザ8の踵を床9に付けるようにして利用すると、アキレス腱がよく伸びて、ストレッチ効果が得られる。ここでは、クッション部材2が床9に当接することで、図5に示したような滑り止め効果が得られるため、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように健康ローラー1を配置しているが、ニーズに応じて、クッション部材2が上方、管状部材3が下方となるように配置してもよい。
図7は、アキレス腱伸ばしのイメージ図を示している。図7に示すように、ユーザ8の踵を床9に付けるようにして利用すると、アキレス腱がよく伸びて、ストレッチ効果が得られる。ここでは、クッション部材2が床9に当接することで、図5に示したような滑り止め効果が得られるため、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように健康ローラー1を配置しているが、ニーズに応じて、クッション部材2が上方、管状部材3が下方となるように配置してもよい。
(屈伸運動の使用について)
図8は、屈伸運動のイメージ図を示している。図8に示すように、健康ローラー1は、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように配置され、ユーザ8は机7に掴まりながら屈伸運動を行っている。前述のように足踏みしながら、屈伸運動を行うことで、足つぼの刺激と同時に筋力アップトレーニングを行うことができる。
図8は、屈伸運動のイメージ図を示している。図8に示すように、健康ローラー1は、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように配置され、ユーザ8は机7に掴まりながら屈伸運動を行っている。前述のように足踏みしながら、屈伸運動を行うことで、足つぼの刺激と同時に筋力アップトレーニングを行うことができる。
(内腿のストレッチの使用について)
図9は、内腿ストレッチのイメージ図であり、(1)は膝を曲げた状態、(2)は膝を伸ばした状態を示している。図9(1)に示すように、健康ローラー1は、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように配置されている。ユーザ8は、立位の状態で、健康ローラー1に片足を乗せる。ここでは、軸足を伸展し、健康ローラー1に乗せた足を曲げた状態となっている。かかる状態から、図9(2)に示すように、健康ローラー1に乗せた足を横にスライドさせて、軸足となる他方の足を曲げる。硬質の管状部材3が上方に配置されているため、健康ローラー1に乗せた足を滑らせ易く、また、クッション部材2が下方に配置されているため、滑り止め効果も発揮される。これにより、内腿のストレッチを効果的に行うことができる。
図9は、内腿ストレッチのイメージ図であり、(1)は膝を曲げた状態、(2)は膝を伸ばした状態を示している。図9(1)に示すように、健康ローラー1は、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように配置されている。ユーザ8は、立位の状態で、健康ローラー1に片足を乗せる。ここでは、軸足を伸展し、健康ローラー1に乗せた足を曲げた状態となっている。かかる状態から、図9(2)に示すように、健康ローラー1に乗せた足を横にスライドさせて、軸足となる他方の足を曲げる。硬質の管状部材3が上方に配置されているため、健康ローラー1に乗せた足を滑らせ易く、また、クッション部材2が下方に配置されているため、滑り止め効果も発揮される。これにより、内腿のストレッチを効果的に行うことができる。
(椅座位での使用について)
図10は、椅座位での使用イメージ図を示している。図10に示すように、健康ローラー1は、床9上に、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように配置されている。ユーザ8は、椅子10に座りながら、机7上に置かれたPCを用いて作業を行っている。かかる状態で、健康ローラー1上に足を乗せて足踏みを行うことで、足裏の刺激効果が得られる。また、健康ローラー1を、クッション部材2が上方、管状部材3が下方となるように配置して、足裏を用いて健康ローラー1を転がすように利用してもよい。椅座位での使用は、在宅ワーク中などにも行えるため、幅広い利用が可能である。
図10は、椅座位での使用イメージ図を示している。図10に示すように、健康ローラー1は、床9上に、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように配置されている。ユーザ8は、椅子10に座りながら、机7上に置かれたPCを用いて作業を行っている。かかる状態で、健康ローラー1上に足を乗せて足踏みを行うことで、足裏の刺激効果が得られる。また、健康ローラー1を、クッション部材2が上方、管状部材3が下方となるように配置して、足裏を用いて健康ローラー1を転がすように利用してもよい。椅座位での使用は、在宅ワーク中などにも行えるため、幅広い利用が可能である。
(長座位での使用について)
図11は、長座位での使用イメージ図であり、(1)は全身のイメージ図、(2)はマッサージ方法の説明図を示している。図11(1)に示すように、健康ローラー1は、長座位であるユーザ8の膝上に、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように配置されている。ユーザ8は、自らの手で硬質の管状部材3を叩いて、刺激を与えている。刺激を与える位置としては、図11(2)に示す手8aのように、掌外沿を用いてトントンと叩くことでもよいし、手8bのように、手の甲を用いて叩くことでもよい。また、手8cのように、掌を用いてパタパタと叩くことでもよい。叩き方を変えることで、異なる刺激効果が得られ、効果的に手のマッサージを行うことができる。ここでは、ユーザ8の膝上に健康ローラー1を配置しているが、机7などに置いて使用してもよい。また、手に対する刺激を弱めたい場合には、クッション部材2が上方となるように配置して使用すればよい。
図11は、長座位での使用イメージ図であり、(1)は全身のイメージ図、(2)はマッサージ方法の説明図を示している。図11(1)に示すように、健康ローラー1は、長座位であるユーザ8の膝上に、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように配置されている。ユーザ8は、自らの手で硬質の管状部材3を叩いて、刺激を与えている。刺激を与える位置としては、図11(2)に示す手8aのように、掌外沿を用いてトントンと叩くことでもよいし、手8bのように、手の甲を用いて叩くことでもよい。また、手8cのように、掌を用いてパタパタと叩くことでもよい。叩き方を変えることで、異なる刺激効果が得られ、効果的に手のマッサージを行うことができる。ここでは、ユーザ8の膝上に健康ローラー1を配置しているが、机7などに置いて使用してもよい。また、手に対する刺激を弱めたい場合には、クッション部材2が上方となるように配置して使用すればよい。
(仰臥位での使用について)
図12は、仰臥位での使用イメージ図を示している。図12に示すように、健康ローラー1は、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように配置されている。ユーザ8は、仰臥位となり、両足の脹脛から足首の辺りまでが、健康ローラー1に当接している。このように横になった状態で、両足を交互に健康ローラー1にトントン又はパタパタと叩きつけることで、足のマッサージを行うことができる。かかる利用方法は、立ち仕事で疲れた足などに用いると好適である。
また、図示しないが、管状部材3が下方となるように配置し、仰臥位ではなく長座位の状態で、転がして利用してもよい。
図12は、仰臥位での使用イメージ図を示している。図12に示すように、健康ローラー1は、管状部材3が上方、クッション部材2が下方となるように配置されている。ユーザ8は、仰臥位となり、両足の脹脛から足首の辺りまでが、健康ローラー1に当接している。このように横になった状態で、両足を交互に健康ローラー1にトントン又はパタパタと叩きつけることで、足のマッサージを行うことができる。かかる利用方法は、立ち仕事で疲れた足などに用いると好適である。
また、図示しないが、管状部材3が下方となるように配置し、仰臥位ではなく長座位の状態で、転がして利用してもよい。
(首・肩のマッサージの使用について)
図13は、クッション部材を利用した使用イメージ図を示している。図13に示すように、ユーザ8は、外袋4の端部(4a,4b)を両手で把持して、首の後ろにクッション部材2を当て、頭部を前後に動かして、押し当てることで、首・肩のマッサージを行うことができる。クッション部材2には、小豆が充填されているため、首や肩に押し当てた際に適度な指圧効果が得られる。
図13に示す例と異なり、管状部材3側が当接するように肩を叩いたり、また押し当てたりしてもよい。例えば、仰臥位となって、首後ろに当接させてもよいし、背骨に沿って縦方向に配置して使用してもよい。また、図13に示す状態から健康ローラー1を下方にスライドして利用してもよい。腰部に当てるなど、幅広い部位に利用できる。
図13は、クッション部材を利用した使用イメージ図を示している。図13に示すように、ユーザ8は、外袋4の端部(4a,4b)を両手で把持して、首の後ろにクッション部材2を当て、頭部を前後に動かして、押し当てることで、首・肩のマッサージを行うことができる。クッション部材2には、小豆が充填されているため、首や肩に押し当てた際に適度な指圧効果が得られる。
図13に示す例と異なり、管状部材3側が当接するように肩を叩いたり、また押し当てたりしてもよい。例えば、仰臥位となって、首後ろに当接させてもよいし、背骨に沿って縦方向に配置して使用してもよい。また、図13に示す状態から健康ローラー1を下方にスライドして利用してもよい。腰部に当てるなど、幅広い部位に利用できる。
図14は、本考案の健康ローラーの断面イメージ図であり、クッション部材を身体に当接させた場合を示している。図14に示すように、健康ローラー1のクッション部材2側を、ユーザ8の肩8dに押し当てることで、肩を優しく包み込むようにマッサージを行うことができる。
また、クッション部材2は、多様に変形可能であるため、例えば、図14に示す肩8dのような凸形状の部位だけではなく、凹形状の部位にもしっかりと当接させることが可能である。
また、クッション部材2は、多様に変形可能であるため、例えば、図14に示す肩8dのような凸形状の部位だけではなく、凹形状の部位にもしっかりと当接させることが可能である。
(腕や脇腹の運動の使用について)
図15は、両端を利用した使用イメージ図を示している。図15に示すように、ユーザ8は、外袋4の端部(4a,4b)を両手で把持して、上半身を左右へ揺らし、往復運動を行う。これにより腕や脇腹を効果的に伸ばすことができる。
また、外袋4の端部(4a,4b)を両手又は片手で把持して持ち上げるなど、ダンベルとして利用してもよい。
図15は、両端を利用した使用イメージ図を示している。図15に示すように、ユーザ8は、外袋4の端部(4a,4b)を両手で把持して、上半身を左右へ揺らし、往復運動を行う。これにより腕や脇腹を効果的に伸ばすことができる。
また、外袋4の端部(4a,4b)を両手又は片手で把持して持ち上げるなど、ダンベルとして利用してもよい。
(その他の使用例について)
更に、利用方法にゲーム性を持たせて、健康的な遊びに活用してもよい。例えば、健康ローラー1上に両足を乗せた状態を“グー”、健康ローラー1の短手方向に両足で跨いだ状態を“チョキ”、健康ローラー1の長手方向に両足で跨いだ状態を“パー”とすることで、手で行うじゃんけんのように、足でじゃんけんを行ってもよい。
更に、利用方法にゲーム性を持たせて、健康的な遊びに活用してもよい。例えば、健康ローラー1上に両足を乗せた状態を“グー”、健康ローラー1の短手方向に両足で跨いだ状態を“チョキ”、健康ローラー1の長手方向に両足で跨いだ状態を“パー”とすることで、手で行うじゃんけんのように、足でじゃんけんを行ってもよい。
(その他の実施例)
1)図16は、その他の実施形態の健康ローラーの説明図を示している。図16に示すクッション部材20では、内袋20aの内部に小豆(図示せず)以外に芯棒11が設けられている。芯棒11が設けられることにより、クッション部材20の形状を安定させることができる。
2)図16に示すように、縛り紐として紐体60を用いて、クッション部材20の内部に充填された小豆などの粒状物の充填率を調整することができる。
3)内袋(2a,20a)に粒状物の出し入れ口(例えば、ペットボトルのキャップのような蓋部)を設けて、クッション部材20の内部に充填された小豆などの粒状物の充填量を調整することができる。
1)図16は、その他の実施形態の健康ローラーの説明図を示している。図16に示すクッション部材20では、内袋20aの内部に小豆(図示せず)以外に芯棒11が設けられている。芯棒11が設けられることにより、クッション部材20の形状を安定させることができる。
2)図16に示すように、縛り紐として紐体60を用いて、クッション部材20の内部に充填された小豆などの粒状物の充填率を調整することができる。
3)内袋(2a,20a)に粒状物の出し入れ口(例えば、ペットボトルのキャップのような蓋部)を設けて、クッション部材20の内部に充填された小豆などの粒状物の充填量を調整することができる。
本考案は、人の身体に当接させて使用する健康器具として有用である。
1 健康ローラー
2,20 クッション部材
2a,20a 内袋
2b 小豆
3 管状部材
4 外袋
4a,4b 端部
4c 胴部
5 カバー部材
6,60 紐体
7 机
8 ユーザ
8a~8c 手
8d 肩
9 床
10 椅子
11 芯棒
L1~L3 長さ
2,20 クッション部材
2a,20a 内袋
2b 小豆
3 管状部材
4 外袋
4a,4b 端部
4c 胴部
5 カバー部材
6,60 紐体
7 机
8 ユーザ
8a~8c 手
8d 肩
9 床
10 椅子
11 芯棒
L1~L3 長さ
Claims (4)
- 略半円形状の横断面を有する半円筒状かつ硬質の管状部材と、
中袋に粒状物が充填された棒状のクッション部材と、
両端に開口部が設けられた外袋、
を備え、
前記クッション部材は、前記管状部材の凹部に設けられ、前記クッション部材及び前記管状部材は、前記外袋により覆われている、
ことを特徴とする健康ローラー。 - 留め具が更に設けられ、前記留め具を用いて前記外袋の両端が閉止されることを特徴とする請求項1に記載の健康ローラー。
- 前記クッション部材は、前記粒状物の充填率を調整する縛り紐を有すること特徴とする請求項1に記載の健康ローラー。
- 前記管状部材は、半円筒形状の紙管であること特徴とする請求項1~3の何れかに記載の健康ローラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002683U JP3239418U (ja) | 2022-08-12 | 2022-08-12 | 多機能健康ローラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002683U JP3239418U (ja) | 2022-08-12 | 2022-08-12 | 多機能健康ローラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3239418U true JP3239418U (ja) | 2022-10-11 |
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ID=83544255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022002683U Active JP3239418U (ja) | 2022-08-12 | 2022-08-12 | 多機能健康ローラー |
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