JP3182914U - マッサージ兼筋肉トレーニング器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】伸縮チューブの張力を利用した、一台で筋力トレーニングとマッサージができる軽量でコンパクトなマッサージ兼筋肉トレーニング器具を提供する。
【解決手段】マッサージを主として用いる2本の弾性ローラー1と筋力トレーニングを主として用いる2本の弾性グリップ3を長方形になるように配置し各貫通孔に伸縮性のある伸縮チューブ2を通し環状に連結し、それぞれが伸縮チューブ2に沿って移動や回転ができるようにした。
【選択図】図2
【解決手段】マッサージを主として用いる2本の弾性ローラー1と筋力トレーニングを主として用いる2本の弾性グリップ3を長方形になるように配置し各貫通孔に伸縮性のある伸縮チューブ2を通し環状に連結し、それぞれが伸縮チューブ2に沿って移動や回転ができるようにした。
【選択図】図2
Description
本考案はマッサージと筋肉トレーニングができるマッサージ兼筋肉トレーニング器具に関するものである。
従来の製品化されているマッサージ機能があり弾力性のロープを用いた非固定の健康器具は以下の2種類に大別される。一つのタイプは、1本の棒状のものにマッサージ部とグリップを付けその両端に伸縮性のロープを取り付けて環状にしたもの。他のタイプは手で握れるグリップ部と足などの身体で支える部分が環状の伸縮性のロープで連結されているものである。これらの小型健康器具は、いずれも何時どこでも使用することができ、簡易な構造で携帯や収納の利便性にも優れたものである。
なお、本考案に関する公知技術として次の実登文献1及び実登文献2を上げることができる。
実登3144903
実登3173968
しかし、上述したマッサージと筋肉トレーニングを兼用した健康運動器具は、マッサージ時に弾性ロープの張力や体重による力が効果的に利用されない。
形態も対象性がなく使用時の静的・動的バランスが保ちにくく、女性・老人・リハビリ中の人等が使用しにくく、何時でも利用できるように収納しないでおくには適さない形態である。
使用中に手が滑って外れたときグリップやロープなどが顔や身体に衝撃を与える可能性がある。
本考案は以上の点に鑑み成されたもので、本考案の目的とするところは、前記従来の課題を解消して非常に簡易な構造で、誰もが安全に何時どこでも利用できる軽量でコンパクトにしたマッサージ兼筋肉トレーニング器具を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の考案に係る本考案は、同じ大きさ形の弾性ローラー2本と弾性ローラーより径が小さく短い弾性グリップ3にそれぞれ貫通孔7・8を設け、長方形になるように貫通孔7・8に伸縮チューブ2を通して環状連結したことを特徴としたものである。
また、本考案の請求項2係る、弾性ローラー1は、円筒の弾性体9の内側に樹脂製の弾性パイプ5を芯として通し、両端にキャップ4を付け、弾性パイプ5の貫通孔7を通した伸縮チューブ2に沿って移動回転ができ、重量は80g前後で表面は衝撃の少ない柔軟部材を使用する。
また、本考案の請求項3係る、弾性グリップ3は貫通孔を通した伸縮チューブ2に添って移動回転ができ、長さは手の幅より少し長くし両端の径を大きくすることを特徴としたものである
以上の説明から明らかなように、本考案のマッサージ兼筋肉トレーニング器具は次に列挙する効果が得られる。
(1)弾性ローラー1の上に身体の一部をのせ移動すれば、弾性ローラー1は回転移動して身体の自重で広い範囲に均一な刺激を与え、2本の弾性ローラー1により使用時の静的・動的バランスがとれた状態でマッサージ効果が得られる。
(2)2つの弾性ローラー1の間に身体の各部を入れて、手・足等で弾性ローラー1を回転移動させたり広げたりすると、弾性ローラー1には伸縮チューブ2の緊張力と手足の力が加わり、広い範囲に適度な刺激を与えるマッサージ効果が得られる。
(3)弾性ローラー1の内側に両膝を入れて広げる動作や、また、弾性ローラー1の内側に身体を入れ、他方の弾性ローラー1を手で外に広げる動作は、伸縮チューブ2の張力で筋力トレーニングができ同時に身体側の弾性ローラー1からはマッサージ効果が得られる。
(4)手足等で、2つの弾性グリップ3を開くときや2つの弾性ローラー1を開くときでは伸縮チューブ3の張力が違うので、伸縮チューブ3を交換することなく2種類の張力で筋力トレーニングの効果が得られる。
(5)手で2つの弾性グリップ3を開くときや、片方の弾性グリップ3を足で支え他の弾性グリップ3を手で持ち上げたりするとき大きな運動となるがこのとき伸縮チューブ2が身体をこする部分を保護し、一方のグリップが手足から外れたとき途中の弾性ローラー1が弾性グリップ3の動きを止めて顔や身体に衝撃を与えることを防止しする。
(6)形態は上下左右対象な形状で、使用時の身体の静的・動的バランスが安定しており、大きさはA4版程度の大きさで厚さは6cm程度、重さは200g前後のコンパクトで、何時どこでも手軽に利用できる効果が得られる。
(7)2本の弾性ローラー1に柔軟材を使用ており、椅子・ソファ・枕・正座時などのクッションとして利用すれば収納の必要はない。
(8)本考案は弾性ローラー1・弾性グリップ3と伸縮チューブ2の3部分からなり、劣化などした場合新しくその部分を取り替えなければならない。その場合は伸縮チューブが重なっている部分の外側のチューブを丸めるようにして接合部から外し、部品を取り替えた後チューブを重ねて接合すればよい。
(1)弾性ローラー1の上に身体の一部をのせ移動すれば、弾性ローラー1は回転移動して身体の自重で広い範囲に均一な刺激を与え、2本の弾性ローラー1により使用時の静的・動的バランスがとれた状態でマッサージ効果が得られる。
(2)2つの弾性ローラー1の間に身体の各部を入れて、手・足等で弾性ローラー1を回転移動させたり広げたりすると、弾性ローラー1には伸縮チューブ2の緊張力と手足の力が加わり、広い範囲に適度な刺激を与えるマッサージ効果が得られる。
(3)弾性ローラー1の内側に両膝を入れて広げる動作や、また、弾性ローラー1の内側に身体を入れ、他方の弾性ローラー1を手で外に広げる動作は、伸縮チューブ2の張力で筋力トレーニングができ同時に身体側の弾性ローラー1からはマッサージ効果が得られる。
(4)手足等で、2つの弾性グリップ3を開くときや2つの弾性ローラー1を開くときでは伸縮チューブ3の張力が違うので、伸縮チューブ3を交換することなく2種類の張力で筋力トレーニングの効果が得られる。
(5)手で2つの弾性グリップ3を開くときや、片方の弾性グリップ3を足で支え他の弾性グリップ3を手で持ち上げたりするとき大きな運動となるがこのとき伸縮チューブ2が身体をこする部分を保護し、一方のグリップが手足から外れたとき途中の弾性ローラー1が弾性グリップ3の動きを止めて顔や身体に衝撃を与えることを防止しする。
(6)形態は上下左右対象な形状で、使用時の身体の静的・動的バランスが安定しており、大きさはA4版程度の大きさで厚さは6cm程度、重さは200g前後のコンパクトで、何時どこでも手軽に利用できる効果が得られる。
(7)2本の弾性ローラー1に柔軟材を使用ており、椅子・ソファ・枕・正座時などのクッションとして利用すれば収納の必要はない。
(8)本考案は弾性ローラー1・弾性グリップ3と伸縮チューブ2の3部分からなり、劣化などした場合新しくその部分を取り替えなければならない。その場合は伸縮チューブが重なっている部分の外側のチューブを丸めるようにして接合部から外し、部品を取り替えた後チューブを重ねて接合すればよい。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。
伸縮チューブ2で2つの弾性ローラー1と弾性グリップ3を左右対象に配置することにより、バランスのとれた運動が可能となり、また、伸縮チューブ2の緊張力を弾性ローラー1に均等に伝えることができる形態である。本考案のマッサージ兼筋肉トレーニング器具は、座位・臥位や立位でのマッサージと筋力向上のエクササイズが可能であるが、一例として座位の実施例の一部を説明する。
伸縮チューブ2で2つの弾性ローラー1と弾性グリップ3を左右対象に配置することにより、バランスのとれた運動が可能となり、また、伸縮チューブ2の緊張力を弾性ローラー1に均等に伝えることができる形態である。本考案のマッサージ兼筋肉トレーニング器具は、座位・臥位や立位でのマッサージと筋力向上のエクササイズが可能であるが、一例として座位の実施例の一部を説明する。
図6のように、足裏に弾性ローラー1を置き、弾性ローラー1を持ち上げたとき、背・腹・腕の筋肉トレーニングができ、足裏には伸縮チューブ2の張力と足の自重と足で床を押す力が働く。この時、足の自重以外の力は利用者が調整できるため、足を前後に移動すると適度な力で足裏のマッサージが可能である。また、弾性ローラー1を腿裏に置く筋肉トレーニングも可能である。
図7のように、片方の弾性ローラー1を足の裏に置き、一方の弾性ローラー1を腿の上に載せたとき、腿の上の弾性ローラー1は伸縮チューブ2の張力と手で押す力が働き、足裏には伸縮チューブ2の張力と足の自重と足で床を押す力が働く。このとき両弾性ローラー1を手足で前後に転がすと適度な力で足裏・手のひら・腿のマッサージが可能である。
図8のように、片方の弾性ローラー1を椅子と背中の間に入れ、一方の弾性ローラー1を手で前後・上下に動かすと、筋肉トレーニングと同時に背中の弾性ローラー1によりマッサージ効果がある。また、弾性ローラー1を背中にあて他方の弾性ローラー1を腹や胸の部分にあて、手で回転移動すると伸縮チューブ2の張力と手で押す力によりマッサージ効果がある。
図9のように、弾性ローラー1を背もたれに固定し、椅子作業時やドライブ時に背中のクッションとして利用でき、また、弾性ローラー2本を並行にして背もたれや椅子の上に置くと適度なクッション効果がある。
前記実施例は座位の使用の一部を説明したが、本願考案のマッサージ兼筋肉トレーニング器具は伸縮チューブ2の張力を利用して身体の各部のマッサージと筋肉トレーニングができるとともに、軽量でコンパクトな形状で何時でも容易に利用できる健康器具である。また、腰痛枕・ドライブ用枕・骨盤枕・枕等の多用途のクッションとして使用できる形態になっている。構造は部品点数が少なく付属部品もなく単純であり、有用な経済性をもって商業化が可能である。
1 弾性ローラー
2 伸縮チューブ
3 弾性グリップ
4 キャップ
5 弾性パイプ
6 接合用ボール
7 弾性ローラーの貫通孔
8 弾性グリップの貫通孔
9 柔軟部材
2 伸縮チューブ
3 弾性グリップ
4 キャップ
5 弾性パイプ
6 接合用ボール
7 弾性ローラーの貫通孔
8 弾性グリップの貫通孔
9 柔軟部材
Claims (3)
- 平行な2本の弾性ローラー1の両端に、2本の弾性グリップ3を弾性ローラー1の軸と直角になるように両側に一本ずつ配置し、それぞれの貫通孔7・8に伸縮チューブ2を通して上下左右対称の長方形になるように連結された、ことを特徴とするマッサージ兼筋肉トレーニング器具。
- 請求項1記載のマッサージ兼筋肉トレーニング器具において、弾性ローラー1は、表面は軟質部材9で中心部は弾性パイプ5を芯とし両端にキャップ4を付けた円筒状であり、弾性パイプ5の中を通した伸縮チューブ2に沿って移動回転ができる。
- 請求項1記載のマッサージ兼筋肉トレーニング器具において、弾性グリップ3は軟質の部材で貫通孔8がある円筒状であり、両端の径は中間部より大きく貫通孔8に伸縮チューブ2を通し移動回転ができる。
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JP2013000715U JP3182914U (ja) | 2013-01-24 | 2013-01-24 | マッサージ兼筋肉トレーニング器具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20190002350U (ko) * | 2018-03-13 | 2019-09-24 | 구향숙 | 뱃살제거기 |
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- 2013-01-24 JP JP2013000715U patent/JP3182914U/ja not_active Expired - Fee Related
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