JP3238541B2 - 光ケーブル布設方法およびこれに用いる光ケーブル - Google Patents
光ケーブル布設方法およびこれに用いる光ケーブルInfo
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Description
路損失を効率的に測定することができる光ケーブル布設
方法およびこれに用いる光ケーブルに関する。
に示すように、複数の光ファイバ心線1の中間部を一体
集合して、その両末端部のみに光ファイバ心線1が露出
している丸太状の光ケーブル2が知られている。また、
光ケーブルの末端部に光コネクタを設けた光コネクタ付
き光ケーブルも知られている。これらの従来の光ケーブ
ルは、図9に示すように、各区間毎に光ケーブル2を布
設し、各区間間で光ファイバ心線1同士が接続された
後、接続損失および伝送損失等を測定していた。図中、
3は融着接続点を示し、4はコネクタ接続点を示す。
ケーブル2の接続損失および伝送損失の測定方法として
は、布設した区間の一方側に光源5を接続して各チャン
ネル毎に光信号を入射し、他方側に接続した光パワーメ
ータ6で出力光パワーを測定する方法がある。しかし、
この方法では、布設区間の両側で測定しなければならな
いという問題がある。
器を用いた測定方法がある。図10(A)は布設した光
ケーブル2に光パルス試験器7を接続した測定例を示す
ものであり、図10(B)はその測定結果の一例を示
す。なお、図中、a〜eは、各区間の間の接続位置を示
す。しかし、この測定方法では、特にシングルモード光
ファイバを測定する場合、ここの光ファイバの屈折率、
モードフィールド径、あるいは屈折率分布等の構造パラ
メータの違いにより測定結果に方向依存性があり、一方
側からだけの測定では接続損失が正確に測定できないと
いう問題がある。
バ布設時に効率的に線路損失を測定することができる方
法およびこの方法に用いる光ケーブルを提供することを
目的とする。
発明は、複数の光ファイバが一体化された光ケーブルで
あって、該光ケーブルの一端部にて露出した一対の前記
光ファイバの端部を折り返し接続するとともに、前記光
ケーブルの他端部にて露出した次の一対の光ファイバの
端部を順次折り返し接続することにより一連の光ファイ
バを構成し、該一連の光ファイバの両端部が前記光ケー
ブルの他端部の側に存在するように構成された光ケーブ
ルを、複数の布設区間に布設し、該布設区間の各々にお
いて、一方の光ケーブルの一端部と他方の光ケーブルの
他端部とが対向する部分の前記光ファイバの折り返し接
続を解除し、前記一方の光ケーブルの折り返し接続が解
除された光ファイバの端部と、該光ファイバに対応する
前記他の光ケーブルの折り返し接続が解除された光ファ
イバの端部および前記一連の光ファイバの両端部とを接
続することを特徴とする光ケーブル布設方法にある。ま
た、本発明は、複数の光ファイバが一体化された光ケー
ブルであって、該光ケーブルの一端部にて露出した一対
の前記光ファイバの端部を折り返し接続するとともに、
前記光ケーブルの他端部にて露出した次の一対の光ファ
イバの端部を順次折り返し接続することにより一連の光
ファイバを構成し、該一連の光ファイバの両端部が前記
光ケーブルの他端部の側に存在するように構成された第
1の光ケーブルを布設し、複数の光ファイバが一体化さ
れた光ケーブルであって、前記第1の光ケーブルと同数
の光ファイバを有する第2の光ケーブルを、前記第1の
光ケーブルを布設した次の布設区間に布設し、前記第1
の光ケーブルの一端部の前記光ファイバの折り返し接続
を解除し、前記第1の光ケーブルの折り返し接続が解除
された光ファイバの端部と、該光ファイバに対応する前
記第2の光ケーブルの他端部にて露出した光ファイバの
端部とを接続し、前記第2の光ケーブルの一端部にて露
出した一対の光ファイバの端部を折り返し接続し、順
次、第2の光ケーブルを、複数の布設区間に布設し、該
布設区間の各々において、一方の第2の光ケーブルの一
端部と他方の第2の光ケーブルの他端部とが対向する部
分の前記光ファイバの折り返し接続を解除し、前記一方
の第2の光ケーブルの折り返し接続が解除された光ファ
イバの端部と、該光ファイバに対応する前記他方の第2
の光ケーブルの他端部にて露出した光ファイバの端部と
を接続し、前記他方の第2の光ケーブルの一端部にて露
出した一対の光ファイバの端部を折り返し接続すること
を特徴とする。さらに、本発明は、複数の光ファイバが
一体化された光ケーブルであって、該光ケーブルの一端
部にて露出した一対の前記光ファイバの端部を折り返し
接続することにより一連の光ファイバを構成し、該一連
の光ファイバの両端部が前記光ケーブルの他端部の側に
存在するように構成された光ケーブルを、複数の布設区
間に布設し、該布設区間の各々において、一方の光ケー
ブルの一端部と他方の光ケーブルの他端部とが対向する
部分の前記光ファイバの折り返し接続を解除し、前記一
方の光ケーブルの折り返し接続が解除された光ファイバ
の端部と、該光ファイバに対応する前記他方の光ケーブ
ルの前記一連の光ファイバの両端部とを接続することを
特徴とする。
れた光ケーブルであって、該光ケーブルの一端部にて露
出した一対の前記光ファイバの端部を折り返し接続する
とともに、前記光ケーブルの他端部にて露出した次の一
対の光ファイバの端部を順次折り返し接続することによ
り一連の光ファイバを構成し、該一連の光ファイバの両
端部が前記光ケーブルの他端部の側に存在するように構
成し、複数の布設区間に布設された前記光ケーブルのう
ち、前記布設区間の各々において、一方の光ケーブルの
一端部と他方の光ケーブルの他端部とが対向する部分の
前記光ファイバの折り返し接続を解除し、前記一方の光
ケーブルの折り返し接続が解除された光ファイバの端部
と、該光ファイバに対応する前記他の光ケーブルの折り
返し接続が解除された光ファイバの端部および前記一連
の光ファイバの両端部とを接続することにより、前記一
連の光ファイバの両端部が前記一方の光ケーブルの他端
部の側に存在するように構成したことを特徴とする光ケ
ーブルにある。さらにまた、複数の光ファイバが一体化
された光ケーブルであって、該光ケーブルの一端部にて
露出した一対の前記光ファイバの端部を折り返し接続す
ることにより一連の光ファイバを構成し、該一連の光フ
ァイバの両端部が前記光ケーブルの他端部の側に存在す
るように構成し、複数の布設区間に布設された前記光ケ
ーブルのうち、前記布設区間の各々において、一方の光
ケーブルの一端部と他方の光ケーブルの他端部とが対向
する部分の前記光ファイバの折り返し接続を解除し、前
記一方の光ケーブルの折り返し接続が解除された光ファ
イバの端部と、該光ファイバに対応する前記他方の光ケ
ーブルの前記一連の光ファイバの両端部とを接続するこ
とにより、前記一連の光ファイバの両端部が前記一方の
光ケーブルの他端部の側に存在するように構成したこと
を特徴とする。
を使用して、区間毎の接続の際には折り返し接続を外し
ながら光ケーブル間を接続するが、この際、布設した区
間の両端の光ケーブル端部には折り返し接続が残ってい
る。従って、布設し終わった区間の光ケーブルの一端部
にて、光パルス試験器等を用いて一連の折り返し接続フ
ァイバの接続損失を測定することができる。また、布設
し終わった区間の光ケーブルの折り返し接続ファイバを
用いて光通信器等で両方向の連絡をとることができる。
ブルの基本構成を示す。図1に示すように、光ケーブル
11は、複数の光ファイバ12の中間部を一体化したも
のであり、その両端部にて一対の光ファイバ12同士を
接続した折り返し接続部13を複数個形成して一連の折
り返し接続ファイバ14を構成したものである。
(A)および(B)に示すように形成する。図2(A)
に示すように、光ファイバ12の端部同士を融着する融
着接続13Aとするか、あるいは光コネクタにより接続
するコネクタ接続13Bとすればよい。
を光ケーブル11の両端部に設けて全ての光ファイバ1
2を一本の折り返し接続ファイバ14としており、その
両端部14aおよび14bが光ケーブル11の一端側に
存在する。このように全ての光ファイバ12を一本の一
連の折り返し接続ファイバ14にする場合、通常は偶数
本の光ファイバ12が一体化されているので折り返し接
続ファイバ14の両端は光ケーブル11の一端側に存在
することになる。一体化された光ファイバが奇数本の場
合には、1心抜いて折り返し接続ファイバを形成するよ
うにする。すなわち、本発明では、実質的に全てにファ
イバが折り返し接続ファイバ14を構成していればよ
い。
設工事を行う場合、図3(A)および(B)に示すよう
に、一区間毎に順次布設していく。なお、簡単のため、
図3(A)および(B)では、光ケーブルを2心のもの
とする。
光ケーブル11Aを布設した後、次の光ケーブル11B
を布設するが、このとき、光ケーブル11Aおよび11
Bの接続端の折り返し接続を解除し、両者の対応する光
ファイバ12同士を融着接続あるいは光コネクタ接続に
より接続する。しかし、光ケーブル11Bの他端の折り
返し接続13はそのままにしておく。これにより、光ケ
ーブル11Aおよび11Bの全ての光ファイバ12は、
一本の折り返し接続ファイバ14Aとなり、その両端部
14aおよび14bは布設を開始した開始端に存在す
る。従って、この状態で端部14aおよび14bのそれ
ぞれに交代で、例えば光パルス試験器15を接続して試
験を行うことにより、折り返し接続光ファイバ14Aの
両方向からの伝送損失および接続損失(線路損失)を測
定することができる。すなわちこの場合、接続点aでの
接続損失を両方向から測定することができ、接続点aで
の正確な接続損失の測定が可能になる。
に光ケーブル11Cを布設する。この際、光ケーブル1
1Bおよび11Cの間の折り返し接続を解除し、両者の
対応する光ファイバ12同士を融着接続あるいは光コネ
クタ接続により接続する。しかし、光ケーブル11Cの
他端の折り返し接続13はそのままにしておく。これに
より、光ケーブル11A,11Bおよび11Cの全ての
光ファイバ12は、1本の折り返し接続ファイバ14B
となり、その両端部14aおよび14bは布設を開始し
た開始端に存在する。従って、この状態で端部14aお
よび14bのそれぞれに交代で、例えば光パルス試験器
15を接続して試験を行うことにより、折り返し接続フ
ァイバ14Bの両方向からの線路損失を測定することが
できる。すなわちこの場合、接続点aおよびbでの接続
損失を両方向から測定することができ、接続点aおよび
bでの正確な接続損失の測定が可能になる。なお、図4
には、図3(B)の場合の端部14aからの線路損失の
測定結果の一例を示すが、このように一回の測定により
全接続点の接続損失を測定することができる。
布設が終了しなくても布設が終了した区間だけを、布設
の開始端において、布設の終了と同時に検査することが
でき、効率的な布設工事を行うことができる。
1Aおよび11Bを4心として図示したものである。光
ケーブル11Aおよび11Bの間の折り返し接続を解除
し、両者の対応する光ファイバ12同士を融着接続ある
いは光コネクタ接続により接続する(a1〜a4)。し
かし、光ケーブル11Bの一端の折り返し接続b1,b
2と、光ケーブル11Aの他端の折り返し接続o1はそ
のままにしておく。これにより、光ケーブル11A,1
1Bの全ての光ファイバ12は、一連の折り返し接続フ
ァイバ14Cとすることができる。また、光ケーブル1
1Aは、図1に示した構成の光ケーブルとし、光ケーブ
ル11Bは、折り返し接続がなされていない光ケーブル
とする。光ケーブル11Aおよび11Bの間において、
光ケーブル11Aの折り返し接続を解除し、両者の対応
する光ファイバ12同士を融着接続あるいは光コネクタ
接続により接続する(a1〜a4)。次に、光ケーブル
11Bの一端の折り返し接続b1,b2を構成する。光
ケーブル11Aの他端の折り返し接続o1はそのままに
しておく。このような方法によっても、光ケーブル11
A,11Bの全ての光ファイバ12は、一連の折り返し
接続ファイバ14Cとすることができる。折り返し接続
ファイバ14Cの両端部のいずれかに光パルス試験器1
5を接続して試験を行うことにより、図5(B)に示す
ように、一回の測定で折り返し接続ファイバ14Cの全
接続点の接続損失を測定することができる。
を1本の折り返し接続ファイバとしたが、この折り返し
接続ファイバの長さがあまり長い場合には測定精度が低
下するので、何本かの折り返し接続光ファイバを独立に
形成するようにしてもよい。
体化して光ケーブルとした例について説明したが、多心
光ファイバ心線を一体化して光ケーブルとした場合にも
同様に本発明を適用できる。この場合、多心光ファイバ
心線を構成する各光ファイバを上述したように折り返し
接続して1本もしくは何本かの折り返し接続ファイバを
構成するようにしてもよいし、1本の多心光ファイバ心
線を他の多心光ファイバ心線と融着接続あるいは光コネ
クタ接続することにより何本かの折り返し接続ファイバ
を構成するようにしてもよい。
心光ファイバ心線毎に折り返し接続ファイバを形成した
例を示す。なお、図6(A)は光ケーブルの構成を、図
6(B)および(C)は折り返し接続用光部品の構成を
示す。図6(A)に示すように、光ケーブル21は、4
心の光ファイバ22をそれぞれ有する2本の多心光ファ
イバ心線23を一体化したものであり、各多心光ファイ
バ心線23の両端には光コネクタ24が接続されてい
る。そして、一端側の光コネクタ24には第1の折り返
し接続用光部品25が、また、他端側の光コネクタ24
には第2の折り返し接続用光部品26が接続されてい
る。ここで、第1の折り返し接続用光部品25は、図6
(B)に示すように、光コネクタ25aと多心光ファイ
バ心線23を構成する光ファイバ22のうちの2本を折
り返し接続する折り返し接続部25bと残りの光ファイ
バ22のそれぞれに接続される2つのファイバ端部25
cおよび25dとからなる。また、第2の折り返し接続
用光部品26は、光コネクタ26aと多心光ファイバ心
線23を構成する光ファイバ22の2本ずつをそれぞれ
折り返し接続する2つの折り返し接続部26bおよび2
6cとからなる。
バ心線23毎に折り返し接続ファイバが構成される。従
って、この光ケーブル21を用いて上述した実施例のよ
うに布設工事を行うと、布設の開始端での測定だけで、
各多心光ファイバ心線23毎に伝送損失を測定すること
ができる。なお、2つの第1の折り返し接続用光部品2
5の一方のファイバ端部同士を接続することにより、1
本の折り返し接続ファイバを構成することもできる。さ
らに、複数の多心光ファイバ心線を一体化した光ケーブ
ルの場合も同様に1本あるいは何本かの折り返し接続フ
ァイバを構成するようにすることができる。
ながら伝送損失の測定を行う例を説明したが、上述した
光ケーブルを用いると、布設開始端においた光源を用い
ることにより、ケーブル接続点の各所で光通話器を用い
て双方向の通話が可能となる。この例を図7に示す。図
7に示すように、光ケーブル11A,11Bおよび11
Cを順次接続して布設する際に各接続点に光通話器31
Aおよび31Bを設置し、1本の折り返し接続ファイバ
14Dを構成する。そして、開始端の折り返し接続ファ
イバ14Dの一方の端部14aに光通話器31Cを介し
て光源32を接続する。かかる構成では、光ケーブル1
1Cの端部に折り返し接続部13が存在するので、例え
ば光通話器31Aと光通話器31Bとで双方向の通話が
可能である。なお、ここでの光通話は、光ケーブルに外
部から振動を与えて、光を変調することにより行うもの
を想定したが、これに限らず、無切断で中間部に配置可
能な光通話器であれば本発明の適用が可能である。
し接続を有する光ケーブルを布設するので、布設工事が
終了した区間について、布設開始端において伝送損失を
測定することができ、また、布設した光ケーブルを使用
して双方向の光通信を実施することができるという効果
を奏するものである。従って、光ケーブルを布設しなが
ら伝送損失を迅速にかつ簡便に測定することができ、光
ケーブルの布設工事の工期を短縮し、必要人員を削減す
ることができる。
す模式図である。
模式図である。
示す模式図である。
おける伝送損失の測定例を示すグラフである。
を示す模式図である。
示す模式図である。
図である。
る。
す模式図である。
果を示す模式図である。
ファイバ 14a,14b 端部 23 多心光ファイバ心線 24 光コネクタ 25,26 折り返し接続用光部品
Claims (11)
- 【請求項1】 複数の光ファイバが一体化された光ケー
ブルであって、該光ケーブルの一端部にて露出した一対
の前記光ファイバの端部を折り返し接続するとともに、
前記光ケーブルの他端部にて露出した次の一対の光ファ
イバの端部を順次折り返し接続することにより一連の光
ファイバを構成し、該一連の光ファイバの両端部が前記
光ケーブルの他端部の側に存在するように構成された光
ケーブルを、複数の布設区間に布設し、 該布設区間の各々において、一方の光ケーブルの一端部
と他方の光ケーブルの他端部とが対向する部分の前記光
ファイバの折り返し接続を解除し、 前記一方の光ケーブルの折り返し接続が解除された光フ
ァイバの端部と、該光ファイバに対応する前記他方の光
ケーブルの折り返し接続が解除された光ファイバの端部
および前記一連の光ファイバの両端部とを接続すること
を特徴とする光ケーブル布設方法。 - 【請求項2】 複数の光ファイバが一体化された光ケー
ブルであって、該光ケーブルの一端部にて露出した一対
の前記光ファイバの端部を折り返し接続するとともに、
前記光ケーブルの他端部にて露出した次の一対の光ファ
イバの端部を順次折り返し接続することにより一連の光
ファイバを構成し、該一連の光ファイバの両端部が前記
光ケーブルの他端部の側に存在するように構成された第
1の光ケーブルを布設し、 複数の光ファイバが一体化された光ケーブルであって、
前記第1の光ケーブルと同数の光ファイバを有する第2
の光ケーブルを、前記第1の光ケーブルを布設した次の
布設区間に布設し、 前記第1の光ケーブルの一端部の前記光ファイバの折り
返し接続を解除し、前記第1の光ケーブルの折り返し接
続が解除された光ファイバの端部と、該光ファイバに対
応する前記第2の光ケーブルの他端部にて露出した光フ
ァイバの端部とを接続し、前記第2の光ケーブルの一端
部にて露出した一対の光ファイバの端部を折り返し接続
し、 順次、第2の光ケーブルを、複数の布設区間に布設し、 該布設区間の各々において、一方の第2の光ケーブルの
一端部と他方の第2の光ケーブルの他端部とが対向する
部分の前記光ファイバの折り返し接続を解除し、前記一
方の第2の光ケーブルの折り返し接続が解除された光フ
ァイバの端部と、該光ファイバに対応する前記他方の第
2の光ケーブルの他端部にて露出した光ファイバの端部
とを接続し、前記他方の第2の光ケーブルの一端部にて
露出した一対の光ファイバの端部を折り返し接続するこ
とを特徴とする光ケーブル布設方法。 - 【請求項3】 複数の光ファイバが一体化された光ケー
ブルであって、該光ケーブルの一端部にて露出した一対
の前記光ファイバの端部を折り返し接続することにより
一連の光ファイバを構成し、該一連の光ファイバの両端
部が前記光ケーブルの他端部の側に存在するように構成
された光ケーブルを、複数の布設区間に布設し、 該布設区間の各々において、一方の光ケーブルの一端部
と他方の光ケーブルの他端部とが対向する部分の前記光
ファイバの折り返し接続を解除し、 前記一方の光ケーブルの折り返し接続が解除された光フ
ァイバの端部と、該光ファイバに対応する前記他方の光
ケーブルの前記一連の光ファイバの両端部とを接続する
ことを特徴とする光ケーブル布設方法。 - 【請求項4】 前記光ケーブルを前記複数の布設区間の
一方から順次布設し、1布設区間の布設が終了するごと
に、最初に布設した光ケーブルの他端部の側に存在する
前記一連の光ファイバの両端部にて接続損失を測定する
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の光ケー
ブル布設方法。 - 【請求項5】 最初に布設した光ケーブルの他端部の側
に存在する前記一連の光ファイバの両端部のいずれかに
光源を接続し、 前記複数の布設区間の一方または任意の前記布設区間の
間と、任意の前記布設区間の間とにおいて、前記一連の
光ファイバのうち一対の光ファイバに、光通話器を設置
し、 両方向の通話を行うことにより、前記光ケーブルの導通
を確認することを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
かに記載の光ケーブル布設方法。 - 【請求項6】 複数の光ファイバが一体化された光ケー
ブルであって、 該光ケーブルの一端部にて露出した一対の前記光ファイ
バの端部を折り返し接続するとともに、前記光ケーブル
の他端部にて露出した次の一対の光ファイバの端部を順
次折り返し接続することにより一連の光ファイバを構成
し、該一連の光ファイバの両端部が前記光ケーブルの他
端部の側に存在するように構成し、 複数の布設区間に布設された前記光ケーブルのうち、前
記布設区間の各々において、一方の光ケーブルの一端部
と他方の光ケーブルの他端部とが対向する部分の前記光
ファイバの折り返し接続を解除し、前記一方の光ケーブ
ルの折り返し接続が解除された光ファイバの端部と、該
光ファイバに対応する前記他方の光ケーブルの折り返し
接続が解除された光ファイバの端部および前記一連の光
ファイバの両端部とを接続することにより、前記一連の
光ファイバの両端部が前記一方の光ケーブルの他端部の
側に存在するように構成したことを特徴とする光ケーブ
ル。 - 【請求項7】 複数の光ファイバが一体化された光ケー
ブルであって、 該光ケーブルの一端部にて露出した一対の前記光ファイ
バの端部を折り返し接続することにより一連の光ファイ
バを構成し、該一連の光ファイバの両端部が前記光ケー
ブルの他端部の側に存在するように構成し、 複数の布設区間に布設された前記光ケーブルのうち、前
記布設区間の各々において、一方の光ケーブルの一端部
と他方の光ケーブルの他端部とが対向する部分の前記光
ファイバの折り返し接続を解除し、前記一方の光ケーブ
ルの折り返し接続が解除された光ファイバの端部と、該
光ファイバに対応する前記他方の光ケーブルの前記一連
の光ファイバの両端部とを接続することにより、前記一
連の光ファイバの両端部が前記一方の光ケーブルの他端
部の側に存在するように構成したことを特徴とする光ケ
ーブル。 - 【請求項8】 前記光ケーブルは、複数の光ファイバで
構成されるテープ心線を一体化したものであることを特
徴とする請求項6または7に記載の光ケーブル。 - 【請求項9】 前記一対の光ファイバは、前記テープ心
線毎に形成することを特徴とする請求項8に記載の光ケ
ーブル。 - 【請求項10】 前記折り返し接続は、融着接続により
形成することを特徴とする請求項6ないし9のいずれか
に記載の光ケーブル。 - 【請求項11】 前記折り返し接続は、光コネクタを介
して形成することを特徴とする請求項6ないし9のいず
れかに記載の光ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21161593A JP3238541B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 光ケーブル布設方法およびこれに用いる光ケーブル |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21161593A JP3238541B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 光ケーブル布設方法およびこれに用いる光ケーブル |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0763924A JPH0763924A (ja) | 1995-03-10 |
JP3238541B2 true JP3238541B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=16608698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP21161593A Expired - Lifetime JP3238541B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 光ケーブル布設方法およびこれに用いる光ケーブル |
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---|---|---|---|---|
JP5560647B2 (ja) * | 2009-10-19 | 2014-07-30 | 横河電機株式会社 | 光損失測定装置 |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP21161593A patent/JP3238541B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH0763924A (ja) | 1995-03-10 |
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