JP3238519B2 - 単一紡糸口から多色フィラメントを紡糸する装置および方法 - Google Patents

単一紡糸口から多色フィラメントを紡糸する装置および方法

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JP3238519B2 JP07054393A JP7054393A JP3238519B2 JP 3238519 B2 JP3238519 B2 JP 3238519B2 JP 07054393 A JP07054393 A JP 07054393A JP 7054393 A JP7054393 A JP 7054393A JP 3238519 B2 JP3238519 B2 JP 3238519B2
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は一般的にはファイバー形成ポリマ
ーの溶融紡糸に関し、ことに多重組成ヤーンを形成する
溶融押出し紡糸に関するものである。
【0002】
【従来技術】組成ファイバーを押出し紡糸する装置は公
知である。このような紡糸装置には概略的に2種類があ
り、一方は多重組成フィラメント(単一フィラメント中
に2種類以上の組成)を紡糸するものであり、他方は混
紡フィラメント(1本のヤーン中に2種類以上のフィラ
メント)を紡糸する。ここで「多重フィラメントヤー
ン」と称するのは、これらの一般的なヤーンと、両者の
組合わせとの両方を意味する。「機能的バックホール」
と称するのは、実際にフィラメントを押出す紡糸口オリ
フィスのためのバックホールを意味する。
【0003】例えば混紡フィラメント用紡糸装置は、ダ
ンカンらに対する米国特許3457341号明細書に記
載されており、これは同一紡糸口の相違する寸法の2個
のオリフィスから異なる2種類の組成のポリマーを押出
すことにより混紡フィラメントヤーンを紡糸する。これ
は確立された操作性レベル範囲内で個々のポリマーの相
違する紡糸特性を制御して行われる。
【0004】多重組成フィラメント紡糸装置は、例えば
ナニングに付与された米国特許3730662号明細書
に記載されている。このナニング特許は、相互に離れた
ポリマー溶融体流を各紡糸口に分配することにより隣接
フィラメントあるいは核芯および鞘体フィラメントを紡
糸する装置開示している。明確に区別され両ポリマ
ー流が各機能的バックホールに流入する。
【0005】分配プレートの単純な回転により、多重構
成フィラメントと「通常の」フィラメント(単一構成)
の両者を紡糸するのに使用される紡糸口は公知であっ
て、このような装置は、カマチらに付与された米国特許
3584339号に開示されている。
【0006】また相互に離れたポリマー溶融体流から、
異型多重組成ファイバーを形成する装置も公知であり、
これはPCT特許出願WO 89/02938号明細書
に開示されており、ここでは相互に離れたポリマー体流
は、あらかじめ定められた態様で各紡糸口オリフィスに
到達する。
【0007】しかしながら、これら公知の紡糸装置は、
すべて1本または2本のあらかじめ定められた一定の複
数組成フィラメントないし混紡フィラメントを紡糸する
ようになされている。ことに評価されるべき装置は、相
互に離れた複数の溶融ポリマー流を紡糸口バックホール
付近に誘導し、このバックホールで、紡糸口オリフィス
から排出されるポリマー流の可変的な選択を可能ならし
める紡糸装置である。
【0008】このような紡糸装置は、ことに混紡フィラ
メントヤーン中に均斉に拡散された組成フィラメントを
形成するのに有用であり、リースらに付与された米国特
許3681910号は、高度の混紡性を示す2種類の複
合ヤーンを開示している。しかしながら、ヤーンにおい
て3種類以上の高度の混合(あるいは分配)を行うこと
は、未だ知られていない。
【0009】またヤーンの一帯域において高度のフィラ
メント混合が存在し、ヤーンの他の帯域において1種類
もしくは複数種類のフィラメントが集中しているヤーン
も有用である。このような混合帯域および非混合帯域の
配置は、興味ある色彩ハイライト効果を有するヘザー
(ツツジ科カルナ属の多種類を示す植物)様ヤーンをも
たらすべきであるが、このようなヤーンも未だ知られて
いない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的は
改善された構成の紡糸装置を提供することであり、多重
組成フィラメントないし混紡フィラメントヤーンの改善
された紡糸方法を提供することであり、また改善された
混紡フィラメントヤーンを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】しかるに上述の目的は、
本発明の第1の実施態様による多重組成フィラメントの
紡糸装置により達成され得る。この紡糸装置は少なくと
本の相互に離れた溶融ポリマー流を受領する受領
段、バックホールおよび各バックホールに連通した
ァイバー押出オリフィスを有する紡糸口、この紡糸口上
流に設けられ、上記受領手段と連通しており、かつ相互
に離れた溶融ポリマー流が前記各バックホールに流入す
ようになされた、前記溶融ポリマー流を分配して紡糸
口に送る分配手段を有する分配装置、および 上記紡糸
口と上記分配装置の中間に設けられ、前記分配された
融ポリマー流をバックホールのうち選択された機能的バ
ックホールに流入させる選択手段が設けられている交換
可能な選択装置集合体を具備する。
【0012】また上述の目的は、(a)溶融ポリマー
を受領するバックホールと、フィラメント供給のため
各押出オリフィスを具備する紡糸口を有する装置
に、3種類以上の異なる色の相互に離れた溶融ポリマー
成分を供給し、(b)相互に離れた各溶融ポリマー成分
が各バックホールに向かってそれぞれ流れるように分配
し、(c)前記分配された溶融ポリマー流を、交換可能
選択装置集合体を介してバックホールのうち選択され
た機能的バックホールに流入させ、(d)混合フィラメ
ントヤーンを押出す各工程を有する、混合フィラメント
ヤーンの紡糸方法により達成され得る。
【0013】本発明のさらに他の実施態様は、少なくと
も2種類の異なる色のフィラメントから成り、フィラメ
ント混紡の互いに相違する2帯域もしくはそれ以上の帯
域を有する、多重組成ヤーンに関するものである。
【0014】本発明の基本的原理の理解を容易ならしめ
るため特定の実施例を、具体的用語を使用して説明する
が、これは例示的なものであって、本発明がこれらに限
定されることを意味しない。これと異なる各種の改変
は、本発明が属する技術分野の当業者により容易になさ
れ得るものであり、本発明の範囲内に在るべきである。
【0015】なお以下において使用される用語、「垂直
方向」および「水平方向」は特に言及されない限り、図
面用紙上の方向に関するものであって、三次元空間にお
ける装置の方向ではない。
【0016】本発明は一般的に相互に離れた溶融ポリマ
ー流体を各紡糸口に指向させ各ポリマー流体が各バック
ホールに達し得るようにする装置および方法に関する。
流体はバックホールにおいてバックホール流入する態様
は多様に予定され、本発明のこの原理は少なくとも2種
類、好ましくは4種類ないしそれ以上の種類のポリマー
流体に適用される。
【0017】各組成フィラメントが各バックホールに流
入し得ることから、本発明は経済的な方法上の利益をも
たらす。本発明は紡糸装置の単一板体を単に交換するこ
とにより多様な製品をもたらし得るので経済的に有利で
ある。また方法上の利点は、本発明の融通性により可能
ならしめられる減少された部材からもたらされる。
【0018】本発明の第1実施態様は、多重組成ヤーン
の紡糸装置であって、少なくとも2種類の、ことに4種
類ないしそれ以上の多種類の互いに相違するポリマー組
成分の溶融流体が、それぞれ相互に離されて、一群の給
送流を形成するべき紡糸オリフィスのバックホールに給
送される。次いで各群から押出しのための流体流が選択
される。この実施例は配分の「プールし通過せしめられ
る方法」に基づく。個々の給送流がプールを形成し、こ
れがポリマーの複数の流れに分けられ、次いで通過して
他の種類のポリマーから相互に離れて、紡糸口バックホ
ールに至る。
【0019】添付図面の図1−図9は、本発明による紡
糸装置を示すものであって、比較的構成が簡単であり、
本発明原理を理解するのに有用である。
【0020】図1は本発明紡糸装置におけるポリマー流
体の流れを示すための略図的横断面であり、説明の便宜
上互いに異なる4種類の色の4種類のポリマー給送が示
されている。各色のポリマーがフィルタープレート12
に給送され、各色は青色(B)、黄色(Y)、緑色
(G)および赤色(R)で示され、それぞれ分離してフ
ィルタープレート12から紡糸口32に至る。
【0021】ポリマー(R)はフィルタープレート12
からプールプレート14に流れ、ここで多数の小さな赤
色ポリマー流を形成するためプール13を構成する。合
計13本の赤色ポリマー流15が示されている。プール
13は他のポリマー給送流を横切らず、プールプレート
18を完全に流過する。プールプレート18において、
ポリマー(G)が小さな12本の緑色ポリマー流を形成
するためのプール19を構成する。各赤色ポリマー流
(R)はプールプレート18をそのまま流過し、このプ
ールプレート18において青色ポリマー流(B)はプー
ルプレート22に達し、ここで黄色ポリマー(Y)がプ
ール23を構成し、これから小さい8本の黄色ポリマー
流24を形成する。最後の青色ポリマー流(B)はプー
ルプレート26でプールを構成し、ここで10本の小さ
な9本のポリマー流(B)を形成する。ここではすべて
のポリマー流が相互に離れた溶融ポリマー流のままであ
る。ここで各色のポリマー流が多数の分離されたポリマ
ー流に分配され、各給送ポリマー流が紡糸口32のバッ
クホールに接近し得る。各溶融流体のこの接近態様は図
2から図8における平面図から理解され得る。
【0022】しかしながら、プログラムプレート30
は、あらかじめ選択されたポリマー流のみを紡糸口に通
過させる。このようにしてあらかじめ選択された本数と
配置のフィバー34が押出されてヤーンを形成する。図
示の通り、混合フィラメントヤーンは、6本の緑色フィ
ラメント、5本の黄色フィラメント、10本の赤色フィ
ラメントおよび5本の青色フィラメントから形成され
る。
【0023】図2−図9は本発明実施態様の紡糸装置の
平面図である。紡糸装置は一連の重積プレートを有し、
各プレートはそれぞれに固有の機能を果たし、4種類の
一次機能、すなわち濾過、プール、プログラムおよび押
出しの機能を有する。図3に示されるプレートは最上段
(あるいは第1段)のプレートであり、図9に示される
プレートは最下段(あるいは最終段)のプレーであ
る。
【0024】図2は、図3に示されるフィルタープレー
ト12に赤色、緑色、黄色および青色のポリマーを給送
するための給送口を示している。
【0025】図3はポリマー流(R)、(G)、(Y)
および(B)の配向を示すフィルタープレート12の平
面図である。
【0026】図4は赤色ポリマーのプールを示すプール
プレート14の平面図である。このプールは、隆起した
縁辺35により形成される貯蔵中にフィルタープレー
ト12から赤色ポリマーを給送することにより形成され
る。緑色、黄色および青色ポリマーのための誘導口3
6、37および38が示されており、開口40は赤色ポ
リマーを複数の相互に離れたポリマー流に分割する。
【0027】図5は緑色ポリマープール19と、黄色お
よび青色のポリマー用誘導口37a、38aを有するプ
ールプレート18の平面図である。誘導口37aおよび
38aは上段のプールプレート14における誘導口37
および38と接続され、黄色および青色ポリマーをプー
ルプレート18からそのまま通過させ、さらに下段に誘
導する。開口40aは上段プレート14の開口40と接
続され、赤色ポリマーを複数本の赤色ポリマー流とし
過させる。
【0028】プールプレート22が、黄色ポリマープー
ル23を示す図6に平面図で示されている。その開口4
4は複数本の黄色ポリマー流を形成し、誘導口38は上
段のプレートにおける誘導口と連通して、このプレート
を青色ポリマー給送流(B)が通過するように案内す
る。誘導口40bは上段のプールプレート18の誘導口
40aと液密的に連通しており、赤色ポリマー(R)を
下方に流過させる。誘導口42aはプールプレート18
の開口42と液的に連通しており、緑色ポリマー流を
そのまま下方に流過させる。
【0029】図7はプールプレートの平面図であって、
青色ポリマー(B)を誘導口38bから受領し、青色ポ
リマープール27を形成する。開口46は複数本の青色
ポリマー流を形成し、開口42bは複数本の緑色ポリマ
ー流として緑色ポリマーを下方に通過させ、開口44a
は複数本の黄色ポリマー流として黄色ポリマーを下方に
通過させる。プレート26において、開口46、44
a、42bおよび42eは、4開口の集団50を形成す
る。各開口集団50は破線四辺形で示され、それぞれ紡
糸装置に供給される各組成ポリマーに対応するそれぞれ
1個の開口を有する。各機能的押出しオリフィスのため
に少なくとも1個の開口集団50が設けられ、これがそ
れぞれのポリマーに近接し得るようにする機能を果た
す。
【0030】図8はプログラムプレート30の平面図で
あって、混紡フィラメントヤーンを形成するため、各開
口集団50からのポリマー流のうちあらかじめ選択され
たもののみを紡糸口32(図9に平面図として示され
る)に向けて通過させる。プログラム開口51は、開口
集団50の相互に離されている単一のポリマー流と液密
的に接続されている。従って、単一のポリマー流のみが
バックホールに到達する。各開口集団ごとに1個より多
いプログラムホールを設けることにより、1本より多い
ポリマー流がバックホールに進入することが理解され
る。選択される色は、プログラムプレートを、異なる開
口配列を有する他のプログラムプレートと交換すること
により変更され得る。プログラムプレート30はまた計
量プレートとしても機能する。
【0031】図9はバックホール52を有する紡糸口3
2の平面図であって、公知の任意の紡糸口を使用し得
る。
【0032】図10−16は本発明紡糸装置の第2の実
施態様による上述したところと異なるを示す。この実施
例は線形分配原理に基づき、4組成三葉状ファイバーを
紡糸するようになされている。後に説明するようにプロ
グラムプレートを単に交換することにより他の形状のフ
ァイバーを紡糸することができる。各図は液密的に重積
された本発明紡糸装置を構成するプレートを示す。これ
らの大部分は平面図で示され、まず第1プレートから説
明を始め、最終プレート、次いで紡糸口に及んで説明が
完了する。
【0033】図10は4色の異なる色のポリマー組成分
を水平フィルター溝111、112、113および11
4に受領するようになされたフィルタープレート110
を示す。各水平フィルター溝には、複数のフィルター開
口116、117、118および119がそれぞれ設け
られ、ポリマー流(B、Y、R、G)を水平方向に分配
してフィルター溝に誘導する。なお隣接各プレートと斉
合するように使用される開口も形成される。例えばフィ
ルタープレート110の斉合用開口115a、115b
は、第1分配プレート120(図11)の斉合用開口1
25a、125bと斉合している。
【0034】図11は重積した場合第2のプレートとな
る第1分配プレート120の平面図であって、この表面
は図10のフィルタープレート110の裏面(図示せ
ず)と液密的に接触する。穿設された各開口から複数本
の相互に離れたポリマー流が列をなして流れる。各列の
開口はずらせて、各列にただ1個の開口が存在するよう
に設けられる。フィルター溝111からポリマーBはフ
ィルター開口116から開口121を経て流れる。フィ
ルター溝112からのポリマーYはフィルター開口11
7から開口122を経て流れ、フィルター溝113から
のポリマーGはフィルター開口118から開口123を
経て流れ、またフィルター溝114のポリマーRはフィ
ルター開口119から開口124に流れる。
【0035】図12は紡糸装置のさらに下段に重積され
る第2分配プレート130の平面図であって、別個にポ
リマー流として上方プレート120からの流下するポリ
マーを受領する12本の縦方向溝を有する。例えばポリ
マー(B)は開口121から分配溝131に流下する。
図示の如くこの青色ポリマー用には3本の縦方向分配溝
131が設けられている。各溝131には透孔132が
形成されており、これにより青色ポリマー(B)をさら
に下方に向けて分配する。縦方向分配溝133は、上方
プレート120の開口122から黄色ポリマー(Y)を
受領し、この縦方向溝に設けられた透孔134から黄色
ポリマー(Y)はさらに下方に向けて分配される。また
3本の縦方向分配溝135は、上方プレート120の開
口123から赤色ポリマー(D)を受領し、透孔136
から赤色ポリマーを下方に向けてさらに分配する。さら
に3本の縦方向分配溝137は上方プレート120の開
口124から緑色ポリマー(G)を受領し、これに設け
られた透孔からこの緑色ポリマーをさらに下方に向けて
分配する。
【0036】図13は5列の各ポリマーの20本の水平
分配溝を有するプレートの裏面図であって、プレート1
30の裏面は次段のプレートの表面と液密的に接触して
いるので水平分配溝は次段プレートを境界とする密閉さ
れた流路を形成する。ポリマーは下降流開口が施されて
いる個所のみを流れるが、これは本発明の重積プレート
のすべてに該当する。青色ポリマー(B)は開口132
(図12)から水平分配溝141に流入し、黄色ポリマ
ー(Y)は開口134(図12)から水平分配溝142
に流入する。水平分配溝143は赤色ポリマー(R)を
開口136(図12)から受領し、緑色ポリマー(G)
は開口138(図12)から水平分配溝144に流入す
る。
【0037】図14は破線で包囲されている代表的開口
集団151を有する計量プレート150の平面図であっ
て、図示の通り開口集団151は各色ポリマーごとの計
量開口を有し、計量開口152は分配プレート130
(図13)の水平分配溝141からの青色ポリマー
(B)を計量し、計量開口153は分配プレート130
(図13)の水平分配溝142から黄色ポリマー(Y)
を、計量開口154は分配プレート130(図13)の
水平分配溝143からの赤色ポリマー(R)を、計量開
口155は分配プレート130(図13)の水平分配溝
144からの緑色ポリマー(G)をそれぞれ計量する。
従って、それぞれの色のポリマーが紡糸口のバックホー
ルに到達し得る。
【0038】図1は長孔およびプログラム開口集団1
61を有するプログラムプレートの平面図であって、典
型的な開口集団161が拡大尺度で図15Aに示されて
いる。これらからプログラムプレート160は、各計量
開口集団151からの1色もしくは複数色の個々のポリ
マー流が紡糸口へ到達するのを許容しあるいはこれを閉
鎖阻止するための各種各様の他のパターンをもたらし得
る。このプログラムプレート160を交換するだけで各
種各様の複数組成分フィラメントから成る組成物ヤーン
が選択的に押出され得る。
【0039】図15および図15Aは、各色ポリマーご
とに1個のプログラム開口を有し、従って各色ポリマー
がすべて紡糸口バックホールに進入し得るプロバラムプ
レートを例示的に示す。いずれの開口集団におけるプロ
グラム開口も同様の紡糸口バックホールと連通してお
り、長孔162は計量開口152から青色ポリマーを受
領して、紡糸口(図16バックホールへの流路を有する
プログラム開口163に横方向に誘導する。同様にして
長孔164は黄色ポリマーを計量開口153から受領し
て、紡糸口バックホールへの流路を有するプログラムホ
ール165に横方向に誘導し、長孔166は赤色ポリマ
ーを計量開口154から受領して、紡糸口バックホール
への流路を有するプログラム167に横方向に誘導し、
長孔168は緑色ポリマーを計量開口155から受領し
て、紡糸口バックホールへの流路を有するプログラム開
口169に横方向に誘導する。
【0040】図16は本発明紡糸装置における最終段プ
レートを示し、前段プレート160の裏面(図示せず)
と液密的に接触せしめられ、かつ紡糸オリフィスに至る
バックホール171を有する紡糸口プレート170の平
面図である。図15の開口集団161に対応するバック
ホールが、破線円172で示されている。上述した図1
0−16に示される実施態様において、各色ポリマーは
それぞれバックホールに流入し、4色の4組成分フィラ
メントから成る組成物ヤーンが形成される。紡糸オリフ
ィスの形状ないしパターンは周知のものであっても、将
来開発されるべきものであってもよい。
【0041】図17−19は、図10−16の紡糸装置
における選択形態を示す。図17−19に示される3枚
のプレートは、ことに図14、15のプレート150お
よび160の代りに使用され得る。この図17−19に
示されるプレートの使用により、複数組成分フィラメン
トの形成も可能であるが、混紡フィラメントヤーンを形
成し得る。
【0042】図17は計量プレート150aの平面図で
あって、破線により包囲されている開口集団171を有
し、これは4個の計量開口172、173、174およ
び175から成る。これら計量開口は水平分配溝14
1、142、143および144からの青色、黄色、赤
色、緑色のポリマーを計量する。
【0043】図18は各開口集団171(図17)ごと
に1個のプログラム開口を有するプログラムプレートの
平面図であって、各色ポリマーがプログラムプレート1
60aに存在するが、各開口集団171(図17)ごと
にただ1個のプログラム開口のみが存在するに過ぎず、
従ってプログラムプレート160aの表面においては3
個の計量開口が閉鎖されている。例えば開口集団171
はプログラム開口181に対応し、黄色ポリマーのみが
流過せしめられる。
【0044】図19は毛細管プレート160bの平面図
であって、その毛細開口191は各開口集団171に対
応する。毛細開口191はプログラムプレート181に
より選択された着色ポリマーが何であってもこのプログ
ラムプレートからのポリマーを受領するようになされて
いる。かぎ穴状毛細開口191は両端部分192a、1
92bと中央毛細管部分193を有し、例えば一方端部
分192aは青色もしくは黄色ポリマー流を受領して、
これを直ちに毛細開口193に誘導し、他方端部分19
2bは、赤色もしくは緑色ポリマーを受領する機能を有
する。
【0045】図17−19の各プレートは、単一の紡糸
口により異なる色(ないし組成)のポリマーを多種多様
に紡糸するためのプレートの交換性を可能ならしめる。
プログラムプレートの簡単な交換により、多数本の単色
フィラメントを迅速かつ簡単に変更することが可能にな
される。さらに図17−19に示されるプレートは、図
14、15のプレートを超える改善された流体力学的挙
動をもたらす。
【0046】すでに示されたように、多種多様性が本発
明の利点であり、これはヘザーヤーンのように色のマッ
チング、色の混在、色の効果のための実験を行い、製品
の開発をするために重要である。本発明はまた製造を前
提に常態的に稼働している既存の生産ラインで使用する
ことが可能である。従って、フィラメント対フィラメン
トの割合が相違するに過ぎない異なる製品を同じポリマ
ー給送流から製造することが可能である。例えば56本
の赤色フィラメントと56本の緑色フィラメントを有す
る112本フィラメント製品を、28本の赤色フィラメ
ント、28本の黄色フィラメントおよび56本の緑色フ
ィラメントから成る112本フィラメント製品を製造す
るために使用されたポリマー給送流から製造することが
可能である。
【0047】図20−31は本発明紡糸装置第2実施例
の第3の変形態様を示す。この実施態様は、2色の各1
4本のフィラメント、第3の色の28本のフィラメント
および第4の色の56本のフィラメントから成る112
本フィラメントのヤーンを紡糸するようになされてい
る。従って最終製品における割合で各色別ポリマーが紡
糸装置に給送される。図20−29は異なる色のファイ
バー、すなわちフィラメントがそれぞれグループにまと
められているヤーン紡糸装置を示し、図30のプレート
は、異なる色のファイバーが分配されている(グループ
にまとめられていない)ヤーンを紡糸するための図27
のプレートと交換され得る。図31のプレートは、同じ
ヤーン(グループ化されていない)であるが、改善され
た流体動態力学的特性を示すヤーンを紡糸するための図
28のプレートと交換され得る。
【0048】図20は紡糸装置重積体200の横断面図
であって、ハウジング221、フィルタープレート22
2、第1分配プレート223、第2分配プレート22
4、第3分配プレート22、第4分配プレート22
6、プログラムプレート227、計量プレート228、
紡糸口229から成る。この集合体はねじ230で一体
的に保持され、ハウジング221とフィルタープレート
222の間を液密的にするためのガスケット231が設
けられている。
【0049】図21は紡糸装置ハウジング221の裏面
図であって、ポリマー給送室240、242、244、
245が示されており、それぞれ各ポリマープール
(B)、(Y)、(R)、(G)用の給送流導入口24
6、247、248、249を有する。
【0050】図22はフィルタープレート222の平面
図であって、ハウジング221の裏面(図21)と液密
的に接着される。これには図21の各色ポリマープール
に対応するフィルターオリフィスが形成されている。
【0051】図23は縦方向溝250を有する第1分配
プレートの平面図であって、各縦溝口は透孔ないしスロ
ット251が形成されている。縦溝250は直上のフィ
ルターオリフィス緑色ポリマー(G)を受領し、縦溝2
52は直上のフィルターオリフィスから赤色ポリマー
(R)を、縦溝254は直上のフィルターオリフィスか
ら黄色ポリマー(Y)を、縦溝256は直上のフィルタ
ーオリフィスから青色ポリマー(B)をそれぞれ受領す
る。各縦溝250、252、254、256には、それ
ぞれ透孔251、253、255、257が形成され、
水平チャンネル(図24)と斉合して、直下プレートに
ポリマーを分配する。
【0052】図24に第2分配プレート224の平面図
が示されており、この水平チャンネルは第1分配プレー
ト223からポリマーを受領し、受領したポリマー流
を、4本の細流に分割する。水平チャンネル260は開
口251から緑色ポリマーを、水平チャンネル261は
開口253から赤色ポリマーを、水平チャンネル262
は開口255から黄色ポリマーを、水平チャンネル26
3は開口257から青色ポリマーをそれぞれ受領する。
各チャンネルにはそれぞれ4個の透孔が形成されてお
り、4本の個々のポリマー流に分割する。これらのポリ
マー流は、透孔のずらせた配置によりずらせた態様で次
段の分配プレートに流過せしめられる。水平チャンネル
260には透孔264が、水平チャンネル261には透
孔264から右方に水平方向にずらせた透孔265が設
けられており、チャンネル262には透孔265から右
方に水平方向にずらせた透孔266が、水平チャンネル
267には透孔266から右方に水平方向にずらせた透
孔267が設けられている。
【0053】図24における透孔をずらせて配置する目
的は、第3分配プレート225の平面図を示す図25か
ら明らかである。すなわち、第3分配プレートには第2
分配プレート224における16個の透孔に対応する縦
方向チャンネルが設けられる。分配プレート225の縦
方向チャンネルは、分配プレート224から交互にポリ
マーを受領する。すなわち、縦方向チャンネル268は
透孔264から緑色ポリマーを、縦方向チャンネル26
9は透孔265から赤色ポリマーを、縦方向チャンネル
270は透孔266から黄色ポリマーを、縦方向チャン
ネル271は透孔267から青色ポリマーをそれぞれ受
領する。各縦方向チャンネルにはそれぞれ3個の透孔が
形成されており、各ポリマー流をさらに分割する。
【0054】図26は次段のプレート、すなわち第4分
配プレート226の平面図であって、これには第3分配
プレート225からのポリマー流を受領する水平溝が設
けられている。図示の通り、水平溝275は縦方向チャ
ンネル226から赤色ポリマーを、水平溝276は縦方
向チャンネル271から青色ポリマーを、水平溝277
は縦方向チャンネル268から緑色ポリマーを、水平溝
278は縦方向チャンネル270から黄色ポリマーをそ
れぞれ受領する。各水平溝には次段プレートに多数のポ
リマー流を誘導するための透孔279が設けられてい
る。
【0055】図27には次段のプログラムプレート22
7の平面図が示されており、これは計量プレート228
(図28)を走過するべきポリマーの色を選択する。プ
ログラムプレート227には、計量プレートに流過する
あらかじめ定められた透孔が設けられている。図示の通
りプログラム開口280は青色ポリマーが水平方向溝2
76から計量プレートに流れることを、プログラム開口
281は黄色ポリマーが水平溝278から計量プレート
に流れることを、プログラム開口281は赤色ポリマー
が水平方向溝275から計量プレートに流れることを、
プログラム開口283は緑色ポリマーが水平方向溝27
7から計量プレートに流れることを許容する。分配プレ
ート226は、各色ポリマーが紡糸口バックホール(図
29)近辺に到達させるが、プログラムプレート227
はこれらポリマー流のいずれを計量プレートに流過さ
せ、従って押出しフィバー形成のため紡糸口バックホー
ルに到達させるかを選択する。プログラムプレートの種
々の形態が想定可能であるが、プログラムプレートの全
面にわたり透孔が設けられるとすれば、これら開口は計
量プレート226の水平列に対応し、従ってすべてのポ
リマーがすべてのバックホールに存在することになる。
【0056】この多様性は図28に平面図として示され
る計量プレート228によりもたらされる。これには、
各紡糸口バックホールもしくは機能的押出しオリフィス
対して1個のキーホール状開口が穿設される。このキ
ーホール285は、4種類の相違する態様のポリマーの
いずれか1種類から全種類に至るポリマー流を受領する
ようになされている。各キーホール285は計量ホール
286と、キーホールの両端延長部分287a、287
bから成り、両延長部分は、分配プレート226からプ
ログラムプレート227に至る4種類のポリマーのすべ
てと斉合する充分な長さを有する。
【0057】図29は既知の、あるいはこれから開発さ
れるべきいかなる紡糸口でもさしつかえないが、例示的
紡糸口の平面図である。本発明に使用されるべき紡糸口
には特に制約はない。紡糸口バッホールが288によ
り示されている。
【0058】図30および図31は、本発明第2実施例
の第3の変形態様に使用されるべきプログラムプレート
および計量プレートを示す。すなわち、図30は最終的
に形成されたヤーンにおける4色ポリマーの分配された
(グループ化されていない)配列をもたらすためのプロ
グラムプレート227と代替され得るプログラムプレー
ト227aの平面図である。
【0059】図31は計量プレート228(図28)と
代替され得る計量プレート291の平面図であって、こ
れは多様性を必要としない大量生産性製品に適する。ま
た計量プレート291は、改善された流体動態力学的特
性を示す。各色ポリマーは、プログラムプレート277
a表面に達するが、そのうちの若干の色のポリマーのみ
がこれを通過せしめられ、各計量開口293のかぎ孔両
端部分は、プログラムプレート277aを走過するポリ
マー流を捕捉するに充分な長さを有する。
【0060】本発明は単一紡糸口から複数組成分フィラ
メントから成る組成物ヤーンを紡糸する方法を包含し、
この方法は、相互に離された溶融ポリマー流を、フィラ
メント押出し用オリフィスが設けられている紡糸口を具
備する紡糸装置に給送する工程を有する。典型的な押出
しオリフィスは溶融ポリマーを受領するバックホールを
有する。相互に離されたポリマー流は、各紡糸口バック
ホールにおいて隔離された組成分ポリマーとして存在し
得るように分配される。本発明紡糸方法を実施するに適
する紡糸装置は以上において説明された。
【0061】本発明の対象は他の観点からして、少なく
とも3種類の異なる色のフィラメントを有する混紡フィ
ラメントヤーンである。本発明方法により、フィラメン
トは従来全く不可能とされた均斉をもってヤーン中に分
配されることができ、これによりカーペットを形成する
とき、カーペットは単色様外観を呈する。これは紡糸口
面にわたってあらかじめ選択された各色ポリマーの均斉
分配状態で同時紡糸することにより達成され得る。以下
の実施例は本発明による混紡フィラメントヤーンの特異
性ないし独自性を示す。これら実施例は説明の便宜上行
われたものであって、本発明はこの場合に限定されるべ
きものではない。
【0062】紡糸装置の他の実施態様は、少なくとも各
組成分ポリマー用の、少なくともそれぞれ1個の紡糸口
バックホールに対して少なくとも1個の透孔が穿設され
ている、少なくとも1枚のプール形成プレートを有する
分配手段を具備する。
【0063】本発明紡糸装置のさらに他の実施態様は、
相互に隔離された溶融ポリマー流を受領し、このポリマ
ー流を下段のプレートに流過させるための手段を有し、
かつ透孔が形成されている溝が形成されている1群の分
配プレートから成る分配手段に関する。
【0064】本発明紡糸装置のさらに他の実施態様は、
上記透孔のうちのただ1個と斉合せしめられている、各
機能的紡糸口バックホール用の単一選択開口を有する選
択手段に関する。
【0065】本発明紡糸装置のさらに他の実施態様は、
機能的紡糸口バックホールに対応する少なくとも2個
の選択開口を有し、かつ各バックホール用選択開口が相
互に隔離されたポリマー流と斉合せしめられる選択手段
に関する。
【0066】本発明紡糸装置のさらに他の実施態様は、
上記プレートの透孔の両側に在り、ほぼ等しい長さを有
する2個の溝を有するかぎ穴状オリフィスに関する。
【0067】本発明紡糸装置のさらに他の実施態様は、
少なくとも1個の選択開口に連通し、これに対応する長
さであって、相互に異なる長さの溝を有するかぎ穴状オ
リフィスに関する。
【0068】本発明方法の実施態様は、(b1)各組成
分ポリマーをプールし、(b2)このプールを複数本の
隔離されたポリマー流に分割し、(b3)複数種類の隔
離されたポリマー流を各紡糸口バックホール近くに誘導
することから成るポリマー流の分配に関する。
【0069】本発明方法の他の実施態様は、(b1)相
互に隔離された組成分ポリマーを透孔が形成された溝を
有する一連の分配プレートに誘導し、(b2)ポリマー
流を各溝に分割誘導し、(b3)分割されたポリマー流
を各紡糸口バックホール近くに誘導することから成る分
配に関する。
【0070】本発明方法のさらに他の実施態様はバック
ホールに流入する単一の組成分ポリマーを選択すること
に関する。
【0071】本発明方法のさらに他の実施態様は、各機
能的バックホールに流入する少なくとも2種類の組成分
ポリマーを選択することに関する。
【0072】本発明のさらに他の実施態様は、上述した
各実施態様を含む方法により紡糸されるヤーンに関す
る。
【0073】さらに他の実施態様は、少なくとも3種類
の異なる色のフィラメントが紡糸されたヤーン全長にお
いてはほぼ均斉に分散され、高度の色均斉性外観を示す
混紡フィラメントに関する。
【0074】さらに他の実施態様は、少なくとも2種類
の異なる色のフィラメントを有し、フィラメント混合が
相違する2種類以上の帯域を有する複数組成分フィラメ
ントから成るヤーンに関する。
【0075】さらに他の実施態様は異なる上記帯域中の
1帯域が1種類の色のフィラメントの集中帯域であるヤ
ーンに関する。
【0076】さらに他の実施態様は、上記帯域中の他の
帯域が均斉に混紡された異色フィラメント帯域であるヤ
ーンに関する。
【0077】
【実施例】実施例 (対比混紡フィラメントヤーン)それぞれ112本のフ
ィラメントから成る別個のヤーンをそれぞれ紡糸した。
すなわち一方のヤーンは、28本の青色フィラメント、
42本の灰色フィラメント、42本の黒色フィラメント
を別個に紡糸し、伸張テクスチャ処理工程でこれらフィ
ラメントを合体してまだらのないしずんぐりした外観を
有するヘザーヤーンを製造した。他方のヤーンは28本
の赤色フィラメント、42本の灰色フィラメント、42
本の黒色フィラメントを紡糸し、次いでこれらフィラメ
ントを上記と同様にして合体した。
【0078】(本発明混紡フィラメントヤーン)本発明
第2実施例第1形態による紡糸装置(図10−16)を
使用して、2種類の11本フィラメントヤーンを紡糸し
た。第1ヤーンは28本の青色フィラメント、42本の
灰色フィラメント、42本の黒色フィラメントから成
り、第2ヤーンは本発明装置で高度のフィラメント混紡
を行った。
【0079】上記4例を通して、ヤーンはポリカプロラ
クタム(BASF社のBS700Fポリマー)から溶融
紡糸装置で265℃の排出温度で形成された。仕上げ剤
オイルを施し、3.1Xに伸張し、テクスチャ処理後、
100gms以上の張力、1500mpmを超える速度
でパッケージに巻回した。ヤーンは2200デニールを
示した。
【0080】ヤーンの同一端部を結合し、タフト処理し
て、24から30オンス/平方ヤード(814から10
17g/m2 )の表面ファイバー重量を有する1/10
インチ(0.25cm)ゲージレベルのループカーペッ
トとした。形成された4試料の無濃淡色彩を1対比較法
によりパネル評価に付した。結果を下表1に示す。スケ
ール0から5において大きい数値が大きいフィラメント
混合度を示す。 表1 (主観的外観評価) 従来法ヤーン(青、白、黒)カーペット1 1.0 〃 (赤、白、黒)カーペット2 0.8 本発明ヤーン(青、白、黒)カーペット1 4.6 〃 (赤、白、黒)カーペット2 3.7 本発明のさらに他の特徴は、ヤーンの1帯域にフィラメ
ントの高度の混合が存在しその他の1帯域もしくは複数
低域が無混合状態を示すヤーンである。例えば3組成分
フィラメントから成り、ヤーンの1帯域においてこれら
が高度に混合され、その他の帯域において単一組成分ヤ
ーンが集中しているヤーンである。このような単一組成
分ヤーン帯域が2個所あるいはそれ以上存在するヤーン
が想定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】赤、緑、黄、青4色の各溶融ポリマー流の紡糸
装置における流路を示す横断面図である。
【図2】図3のフィルタープレートへの各溶融ポリマー
の流入口を有する最上段プレートの平面図である。
【図3】フィルタープレートの平面図である。
【図4】他の3色ポリマーを下段にそのまま流過させ、
赤色ポリマーを貯溜するプレートの平面図である。
【図5】残りの2色ポリマーを下段にそのまま流過さ
せ、緑色ポリマーを貯溜するプレートの平面図である。
【図6】青色ポリマーを下段にそのまま流過させ、黄色
ポリマーを貯溜するプレートの平面図である。
【図7】青色ポリマーを貯溜するプレートの平面図であ
る。
【図8】プログラムプレートの平面図である。
【図9】バックホールと押出しオリフィスを有する紡糸
口プレートの平面図である。
【図10】他の実施形のフィルタープレートの平面図で
ある。
【図11】第1分配プレートの平面図である。
【図12】第2分配プレートの平面図である。
【図13】各色ポリマー流用分配溝を有するプレートの
裏面図である。
【図14】計量プレートの平面図である。
【図15】プログラムプレートの平面図、および開口集
団の拡大尺平面図である。
【図16】最下段プレートの平面図である。
【図17】さらに他の実施形の計量プレートの平面図で
ある。
【図18】プログラムプレートの平面図である。
【図19】毛細管プレートの平面図である。
【図20】さらに他の実施形による装置の横断面図であ
る。
【図21】紡糸装置ハウジング底面図である。
【図22】フィルタープレートの平面図である。
【図23】第1分配プレートの平面図である。
【図24】第2分配プレートの平面図である。
【図25】第3分配プレートの平面図である。
【図26】第4分配プレートの平面図である。
【図27】プログラムプレートの平面図である。
【図28】計量プレートの平面図である。
【図29】紡糸口プレートの平面図である。
【図30】図27のプログラムプレートと代替され得る
プログラムプレートの平面図である。
【図31】図28の計量プレートと代替され得る計量プ
レートの平面図である。
【符号の説明】
10‥‥紡糸装置 12‥‥フィルタープレート 14‥‥赤色ポリマー(R)のプールプレート 15‥‥(分配された13本の)赤色ポリマー流 18‥‥緑色ポリマー(G)のプールプレート 20‥‥(分配された12本の)緑色ポリマー流 22‥‥黄色ポリマー(Y)のプールプレート 24‥‥(分配された8本の)黄色ポリマー流 26‥‥青色ポリマー(B)のプールプレート 28‥‥(分配された10本の)青色ポリマー流 30‥‥プログラムプレート 32‥‥紡糸口 36、37、38‥‥緑、黄、青色ポリマー用の流過口 40‥‥(赤色ポリマー流細分)開口 42‥‥(緑色ポリマー流細分)開口 44‥‥(黄色ポリマー流細分)開口 46‥‥(青色ポリマー流細分)開口 50‥‥開口46,44a、42b、40cの集団 110‥‥フィルタープレート 111、112、113、114‥‥各色ポリマーの水
平フィルター溝 120、130‥‥第1、第2分配プレート 150‥‥計量プレート 160‥‥プログラムプレート 200‥‥紡糸装置 221‥‥ハウジング 222‥‥フィルタープレート 223、224、225、226‥‥第1、第2、第
3、第4分配プレート 227‥‥プログラムプレート 228‥‥紡糸口バックホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 591020700 3000 Continental Dri ve−North,Mount oli ve, NJ 07828−1234, U.S. A (72)発明者 ドミニク、エイ、バーロン アメリカ合衆国、ノースカロライナ州、 28806、アッシュビル、フォーレスト エッジ ドライヴ、25 (72)発明者 フィリップ、イー、ウィルソン アメリカ合衆国、ノースカロライナ州、 28803、アッシュビル、ウェッジウッド レーン、411 (56)参考文献 特開 昭54−101912(JP,A) 特開 昭62−177243(JP,A) 特開 昭63−50539(JP,A) 特公 昭53−8823(JP,B1) 米国特許2398729(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01D 4/00 - 4/08 D01D 5/08 D02G 3/00 - 3/48

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも本の相互に離れた溶融ポリ
    マー流を受領する受領手段、 バックホールおよび各バックホールに連通したファイ
    バー押出オリフィスを有する紡糸口、 この紡糸口上流に設けられ、上記受領手段と連通してお
    り、かつ相互に離れた溶融ポリマー流が前記各バックホ
    ールに流入するようになされた、前記溶融ポリマー流を
    分配して紡糸口に送る分配手段を有する分配装置、およ
    び 上記紡糸口と上記分配装置の中間に設けられ、前記分配
    された溶融ポリマー流をバックホールのうち選択された
    機能的バックホールに流入させる選択手段が設けられて
    いる交換可能な選択装置集合体を具備する、少なくとも
    3種類の成分を含む混合フィラメントの紡糸装置。
  2. 【請求項2】 前記分配手段が各ポリマー流ごとに一枚
    のプール形成プレートを有し、各プール形成プレート
    が、隆起した縁辺により劃定された溶融ポリマーの貯蔵
    部、および各バックホールに対応する透孔を有し、該透
    孔が各バックホと連通可能な位置に配置され、前記貯蔵
    部が前記受領手段と連通して、前記相互に離れた溶融ポ
    リマー流の1本を受領する、請求項1に記載の紡糸装
    置。
  3. 【請求項3】 前記分配手段が複数の重積した分配プレ
    ートを有し、各分配プレートがそれぞれ前記受領手段か
    ら前記相互に離れた溶融ポリマー流の1本を受け入れ分
    配するための分配溝と、このポリマー流を前記分配溝の
    下流に通過させる前記分配溝中の透孔を有する、請求項
    1に記載の紡糸装置。
  4. 【請求項4】 選択装置集合体が各機能的バックホール
    に対してそれぞれ1個のプログラム開口を所定の位置に
    有し、該プログラム開口が前記プール形成プレートにお
    ける透孔のうちの1つと連通している、請求項2に記載
    の紡糸装置。
  5. 【請求項5】 選択装置集合体が各機能的バックホール
    に対してそれぞれ1個のプログラム開口を所定の位置に
    有し、該プログラム開口が前記分配溝の透孔のうちの1
    つと連通している、請求項3に記載の紡糸装置。
  6. 【請求項6】 選択装置集合体が、プログラム開口を有
    するプログラムプレートと、 該プログラムプレートの下流、かつ前記紡糸口の上流に
    配置され、各機能的バックホールに対して1個のキーホ
    ール状開口を有する計量プレートとを有し、 このキーホール状開口が計量ホールと、該計量ホールに
    連続するように計量プレート上面に形成された延長部分
    から成り、このキーホール状開口が単一のプログラム開
    口と連通する、請求項2に記載の紡糸装置。
  7. 【請求項7】 キーホール状開口が、計量ホールと、該
    計量ホールに連続するように計量プレート上面に設けら
    れ、該計量ホールからそれぞれ反対側に伸長する2個の
    延長部分から成り、該2個の延長部の計量ホールから各
    延長部先端までの長さがほぼ等しい請求項6に記載の紡
    糸装置。
  8. 【請求項8】 キーホール状開口が、第一の端部と、第
    一の端部に対向する第二の端部とを有する単一の延長部
    分を有し、前記第一の端部が計量ホールと連通してお
    り、前記第二の端部が単一のプログラム開口から溶融ポ
    リマー流を受け取る請求項6に記載の紡糸装置。
  9. 【請求項9】 選択装置集合体が、プログラム開口を有
    するプログラムプレートと、 該プログラムプレートの下流、かつ前記紡糸口の上流に
    配置され、各機能的バックホールに対して1個のキーホ
    ール状開口を有する計量プレートとを有し、 このキーホール状開口が計量ホールと、該計量ホールに
    連続するように計量プレート上面に形成された延長部分
    から成り、このキーホール状開口が単一のプログラム開
    口と連通する、請求項3に記載の紡糸装置。
  10. 【請求項10】 キーホール状開口が、計量ホールと、
    該計量ホールに連続するように計量プレート上面に設け
    られ、該計量ホールからそれぞれ反対側に伸長する2個
    の延長部分から成り、該2個の延長部の計量ホールから
    各延長部先端までの長さがほぼ等しい請求項9に記載の
    紡糸装置。
  11. 【請求項11】 キーホール状開口が、第一の端部と、
    第一の端部に対向する第二の端部とを有する単一の延長
    部分を有し、前記第一の端部が計量ホールと連通してお
    り、前記第二の端部が単一のプログラム開口から溶融ポ
    リマー流を受け取る請求項10に記載の紡糸装置。
  12. 【請求項12】 (a)溶融ポリマー成分を受領するバ
    ックホールと、フィラ メント供給のための各押出オリフ
    ィスを具備する紡糸口を有する装置に、3種類以上の
    異なる色の相互に離れた溶融ポリマー成分を供給し、 (b)相互に離れた各溶融ポリマー成分が各バックホー
    ルに向かってそれぞれ流れるように分配し、 (c)前記分配された溶融ポリマー流を、交換可能な
    択装置集合体を介してバックホールのうち選択された機
    能的バックホールに流入させ、 (d)混合フィラメントヤーンを押出す各工程を有す
    る、混合フィラメントヤーンの紡糸方法。
  13. 【請求項13】 前記分配工程(b)が (b.1)各溶融ポリマー成分をプールし、 (b.2)プール後の溶融ポリマー成分を互いに独立し
    た複数本のポリマー流とし、 (b.3)互いに独立した複数本のポリマー流を、所定
    経路により各紡糸口バックホール付近に分配する請求項
    12に記載の紡糸方法。
  14. 【請求項14】 前記分配工程(b)が(b.1)相互
    に分離した各溶融ポリマー成分を、分配溝と該分配溝中
    に設けられた透孔とを有する一連の分配プレートに、所
    定経路によりポリマー流として分配し、 (b.2)前記ポリマー流を前記分配溝に分割し、 (b.3)分割されたポリマー流を各紡糸口バックホー
    ル付近まで通過させる請求項12に記載の紡糸方法。
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