JP3237546U - 車両洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両を洗浄するためのコストの低減を図った車両洗浄装置を提供する。【解決手段】車両洗浄装置は、車両10の前面部位10Fを洗浄するものであって、車両の前後方向に移動可能な水平振出しユニット11Fと、制御部と、予め前面部位を含む複数の車両形状が記憶された記憶部と、車両形状認識部と、を備え、水平振出しユニットは、前後方向に移動可能なスライド体2と、該スライド体から立設する立設レール12と、該立設レールに支持されるとともに立設レールを中心として水平方向に回動可能かつ上下方向に移動可能な保持部13と、該保持部に保持される摺接部15と、を有し、車両形状認識部により選択された車両形状に対応するように、制御部により保持部は水平方向の回動角度が所定角度に設定された状態で上下方向に移動される。【選択図】図3
Description
本考案は、鉄道車両等の車両を洗浄する車両洗浄装置に関する。
従来、鉄道車両等の車両を洗浄する鉄道車輌用自動洗浄システムとして、薬剤による薬洗処理後、回転体で汚れを除去し、水で洗い流す鉄道車輌用自動洗浄システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に開示された従来の鉄道車輌用自動洗浄システムは、ブラシ洗浄装置等を含んで構成されている。ブラシ洗浄装置は、車両洗浄区域内の線路の両側に設置され、薬液噴霧装置によって薬液が噴霧された車両をブラッシングする装置である。ブラシ洗浄装置は、車両洗浄区域内の線路の両側に設置される各4個のブラシ洗浄ユニットを備える。各4個のブラシ洗浄ユニットのうち、上流側の2個は設置面に対して略垂直に立設して設けられ、下流側の2個は設置面に対して斜めに立設して設けられている。これらのブラシ洗浄ユニットにより鉄道車両の側面が洗浄されるようになっている。
しかしながら、従来の鉄道車輌用自動洗浄システムにおいて、鉄道車両の前面、及び後面は、例えば、作業員による手洗いで洗浄される場合もあった。このため、車両を洗浄するためのコストが高かった。
本考案は、車両を洗浄するためのコストの低減を図った車両洗浄装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された考案は、車両の前面部位を洗浄可能な車両洗浄装置であって、前記車両の幅方向の両側に設けられるとともに前記車両の前後方向に移動可能な水平振出しユニットと、該水平振出しユニットを制御する制御部と、予め前記前面部位を含む複数の車両形状が記憶された記憶部と、該記憶部に記憶された前記複数の車両形状から対象となる車両形状を選択する車両形状認識部と、を備え、前記水平振出しユニットは、前後方向に移動可能なスライド体と、該スライド体から立設する立設レールと、該立設レールに支持されるとともに前記立設レールを中心として水平方向に回動可能かつ上下方向に移動可能な保持部と、該保持部に保持されて前記車両を摺接するための円柱状の摺接部と、を有し、前記水平振出しユニットは、前記車両形状認識部により選択された車両形状に対応するように、前記制御部により、前記保持部は水平方向の回動角度が所定角度に設定された状態で上下方向に移動されることを特徴とする車両洗浄装置である。
請求項1に記載の考案によれば、選択された車両形状に対応するように水平振出しユニットが動作して、車両の前面部位が洗浄されることにより、作業員による手洗いで洗浄される部分が低減され、車両を洗浄するためのコストの低減をすることができる。
以下、本考案の一実施の形態を図1~4に基づいて説明する。図1は、本考案の一実施の形態に係る水平振出しユニットとしての一対の前面洗浄用構造部1F、1Fを有する車両洗浄装置100を示す平面図である。図2は、車両洗浄装置100を説明するための概略ブロック構成図である。図3は、車両洗浄装置100を示す正面図であり、特急車両101、10の前面部位10Fを洗浄する様子を説明するための図である。図4は、水平振出しユニットを有する車両洗浄装置100を示す正面図であり、在来線通勤車両102、10の前面部位10Fを洗浄する様子を説明するための図である。尚、本実施形態では、車両10の進行方向の一方を「前方」と記し、他方を「後方」と記し、進行方向に略直交する2方向をそれぞれ車幅方向及び高さ方向とする。高さ方向のうち一方を「上方」と記し、他方を「下方」と記す場合がある。
車両洗浄装置100は、図1に示すように、車両10の前面部位10Fをブラシ洗浄するための一対の前面洗浄用構造部1F(1F)を備える。一対の前面洗浄用構造部1F、1Fは、車両10の幅方向の両側に配置されている。尚、図1では、一対の前面洗浄用構造部1F、1Fのうち、一方のみが示され、他方は省略されている。
各前面洗浄用構造部1Fは、図1、3に示すように、前後方向に延在するスライドレールRに係合されて、前後方向に移動可能な前面用洗浄装置11F(水平振出しユニット)と、該前面用洗浄装置11Fに支持されるとともに車両10に対して薬液または水等の洗浄水を送り出す洗浄水送出部4(図3に示す)と、を備える。
前面用洗浄装置11Fは、図1、3に示すように、スライドレールRに係合されるスライド体2と、該スライド体2を駆動するギアモータ3(図1に示す)と、該スライド体2から立設する棒状の案内部12(立設レール)と、該案内部12に昇降自在な保持部13と、該保持部13を上昇及び下降させる不図示の昇降モータと、該保持部13を回動(旋回)させる旋回モータ14と、保持部13に回転可能に支持される回転ブラシ15(摺接部)と、該回転ブラシ15を回転させる回転モータ16と、を備える。
スライド体2は、図3に示すように、スライドレールRに係合可能な車輪21と、該車輪21を支持するとともに後述する前面用洗浄装置11Fが設置される底壁22と、底壁22から立設する立設壁23と、該立設壁23に連続して底壁22に対向する天壁24と、を備える。
図3に示すように、保持部13には、回転ブラシ15の後述する棒状の回転軸部151が回転可能に支持されている。また、保持部13は、旋回モータ14の駆動に伴って、案内部12を回転中心軸として水平方向に回動(旋回)されるようになっている。
回転ブラシ15は、図3に示すように、棒状の回転軸部151と、該回転軸部151に支持された略円筒形状のブラシ部152と、を備える。ブラシ部152は、軸方向の全長に亘って等しい径寸法となる円筒形状に形成されている。この回転ブラシ15は、回転モータ16の駆動力が、回転軸部151に伝達されることにより、回転軸部151を回転中心として回転するようになっている。
洗浄水送出部4は、図3に示すように、水栓に接続される送水ホース41と、該送水ホース41に接続されるとともに車両10に対して洗浄水を噴射する車両用散水管42と、を備える。車両用散水管42には、上下方向に延在して設けられている。また、車両用散水管42には、上下方向に等間隔をあけて均等扇型ノズル43が設けられている。この車両用散水管42は、スライド体2に支持されて、前面用洗浄装置11Fとともに移動されるようになっている。
このような前面洗浄用構造部1Fは、例えば、車両洗浄装置100に電力が供給されることにより、回転モータ16が駆動して、回転ブラシ15を回転させるとともに、旋回モータ14が駆動して、保持部13が旋回されて、保持部13に支持された回転ブラシ15が所定の振出し角度で維持される。また、保持部13に支持された回転ブラシ15は、所定の振出し角度で維持されたまま、昇降モータ及びギアモータ3が駆動されることにより、案内部12に沿って上方または下方に移動されつつ、スライドレールRに沿って前方または後方に移動される。また、洗浄水送出部4は前面用洗浄装置11Fとともに移動され、車両用散水管42は車両10に対して、洗浄水を噴射するようになっている。
また、図2に示すように、車両洗浄装置100は、前面用洗浄装置11Fに電力を供給する不図示の駆動部と、CPU51(制御部)と、ROM52と、RAM53と、車両形状認識部54と、I/Fブロック55と、記憶部56と、操作部57と、有線処理部58と、無線処理部5Aと、表示制御部5Bと、表示部5Cと、をさらに備える。
CPU51は、ROM52に記憶されている処理プログラムに基づいて動作し、車両洗浄装置100の全体動作を司る中央演算装置(Central Processing Unit)である。本実施形態においては、CPU51は、駆動部を駆動して、前面用洗浄装置11Fを動作させる。
ROM52は、CPU51が読み出す各種処理プログラム等が記憶されている読出し専用の不揮発性メモリ(Read Only Memory)である。
RAM53は、CPU51が各種処理をする際にワークエリアとして利用する揮発性のメモリ(Random Access Memory)である。
I/Fブロック55は、記憶部56や操作部57とCPU51とを接続するためのインタフェース(I/F)である。
記憶部56は、本実施形態では、特急車両101の車両形状と、在来線通勤車両102の車両形状等が記憶されている。記憶部56は、例えばハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶媒体で構成されている。なお、記憶部56に記憶しているデータは外部サーバ等に記憶させ、必要に応じてダウンロードするようにしてもよい。
ここで、本実施形態では、特急車両101の車両形状として、先端に向かうにしたがって先細となるような曲面を有する流線形状に形成された前面部位10Fを有する特急車両101の車両形状が記憶されている。また、在来線通勤車両102の車両形状として、上下方向を含む平坦な面を有する前面部位10Fを有する通勤車両102の車両形状が記憶されている。
操作部57は、例えば表示部5Cの表面に重ねられているタッチパネルで構成されている。操作部57は、例えば作業者により操作される。操作部57が操作されることにより、車両形状認識部54が呼び出され、洗浄対象となる車両形状が選択される。本実施形態では、車両形状認識部54により、洗浄対象となる車両として、特急車両101と在来線通勤車両102とのうち何れかが選択される。
表示制御部5Bは、CPU51の制御に基づいて表示部5Cに表示する画像データを生成する。
表示部5Cは、液晶ディスプレイやELディスプレイ等から構成され、表示制御部5Bが生成した画像データを表示する。表示部5Cには、例えば、前面用洗浄装置11Fが車両10を洗浄している様子が表示される。本実施形態においては、表示部5Cに表示されている画像をスマートフォンに送信させるよう有線処理部58又は無線処理部5Aを制御してもよいし、スマートフォンを介して操作部57を遠隔操作するようにしてもよい。
続いて、操作部57が例えば作業者により操作され、車両形状として、特急車両101が選択された場合のCPU51の制御について説明する。CPU51により、車両形状認識部54が呼び出されて、洗浄対象となる車両形状として、特急車両101が選択される。
前面用洗浄装置11Fの案内部12と車両10の先頭部とが揃えられた状態で、CPU51は、前面用洗浄装置11Fの回転ブラシ15を回転させつつ、保持部13を旋回させ、上方から見て車両10の進行方向に対して90度となる振出し角度で回転ブラシ15を車両10に接触させる(図3において回転ブラシ15が車両10に接触した部分に符号101Aを付与する)。この際、一対の前面洗浄用構造部1F、1Fは、車両10の幅方向の両側に配置されているが、一対の前面洗浄用構造部1F、1Fのうち一方の回転ブラシ15と他方の回転ブラシ15は、上下に位置をずらして設けられているとともに、各回転ブラシ15は接触状態を維持しつつ、スライド体2とともに前面用洗浄装置11Fを車両10に対して後退させるとともに、各保持部13を案内部12に沿って上方に移動させる。保持部13の上方への移動が進んで、各保持部13が案内部12の上端部まで到達する。この際、洗浄水送出部4は前面用洗浄装置11Fとともに移動され、車両用散水管42は車両10に対して洗浄水を噴射する。
この後、CPU51は、各回転ブラシ15の接触状態を維持しつつ、保持部13をスライド体2とともに前面用洗浄装置11Fを車両10に対して前進させるとともに、保持部13を案内部12に沿って下方に移動させる。保持部13の下方への移動が進んで、保持部13が案内部12の下端部まで到達する。これにより、前面部位10Fの部分101Aを含む部分が洗浄される。
この後、CPU51は、保持部13を上方から見て反時計回りにさらに20度旋回させ、保持部13が車両10の進行方向に対して110度となる振出し角度で回転ブラシ15を車両10に接触させる(図3において回転ブラシ15が車両10に接触した部分に符号101Bを付与する)。この接触状態を維持しつつ、スライド体2とともに前面用洗浄装置11Fを車両10に対して後退させるとともに、保持部13を案内部12に沿って上方に移動させ、保持部13が案内部12の上端部まで到達した後、保持部13を案内部12に沿って下方に移動させ、保持部13が案内部12の下端部まで到達する。これにより、前面部位10Fの部分101Bを含む部分が洗浄される。
また、CPU51は、保持部13を上方から見て反時計回りにさらに25度旋回させ、保持部13が車両10の進行方向に対して135度となる振出し角度で回転ブラシ15を車両10に接触させる(図3において回転ブラシ15が車両10に接触した部分に符号101Cを付与する)。この接触状態を維持しつつ、スライド体2とともに前面用洗浄装置11Fを車両10に対して後退させるとともに、保持部13を案内部12に沿って上方に移動させ、保持部13が案内部12の上端部まで到達した後、保持部13を案内部12に沿って下方に移動させ、保持部13が案内部12の下端部まで到達する。これにより、前面部位10Fの部分101Cを含む部分が洗浄される。このようにして、車両10の前面部位10Fの全体が洗浄される。
上述した実施形態によれば、選択された車両形状に対応するように各前面用洗浄装置11F(水平振出しユニット)が動作して、車両10の前面部位10Fが洗浄されることにより、作業員による手洗いで洗浄される部分が低減され、車両10を洗浄するためのコストの低減をすることができる。
また、複数の車両形状には、先端に向かうにしたがって先細となるような曲面を有する流線形状に形成された前面部位10Fを有する特急車両101の車両形状が含まれ、車両形状認識部54により、特急車両101が選択された場合には、各前面用洗浄装置11Fは、保持部13を回動(旋回)させた所定位置(第1の位置)で、スライド体2を前後方向の一方に移動しつつ、保持部13を案内部12(立設レール)の上下方向の一方に移動して、保持部13を案内部12(立設レール)の一端部に到達させた後、スライド体2を前後方向の一他に移動しつつ、保持部13を案内部12の上下方向の他方に移動して、保持部13を案内部12の他端部に到達するように動作する。このような一連の動作を、保持部13の振出し角度を変えつつ繰り返すことにより、流線形状に形成された前面部位10Fを洗浄する構成が実現される。
続いて、操作部57が例えば作業者により操作され、車両形状として、在来線通勤車両102が選択された場合のCPU51の制御について説明する。CPU51により、車両形状認識部54が呼び出されて、洗浄対象となる車両形状として、在来線通勤車両102が選択される。
前面用洗浄装置11Fの案内部12と車両10の先頭部との位置が揃えられた状態で、CPU51は、前面用洗浄装置11Fの回転ブラシ15を回転させつつ、スライド体2を移動させずに、保持部13が、上方から見て車両10の進行方向に対して90度となる振出し角度で回転ブラシ15を車両10に接触させるとともに、保持部13を上方に移動させ、保持部13が上端部まで到達した後、保持部13を下方に移動させ、保持部13が下端部まで到達する。この際、洗浄水送出部4は、車両用散水管42は車両10に対して、洗浄水を噴射する。
この後、CPU51は、保持部13をスライド体2とともに前面用洗浄装置11Fを車両10に対して後退させるとともに、保持部13を上方から見て反時計回りにさらに15度旋回させ、保持部13が車両10の進行方向に対して105度となる振出し角度で、図4に示すように、回転ブラシ15の円筒面が平坦な面に対向する格好で、回転ブラシ15を車両10の平坦な面に接触させる(図4において回転ブラシ15が車両10に接触した部分に符号102Dを付与する)。この接触状態を維持しつつ、保持部13を案内部12に沿って上方に移動させ、保持部13が案内部12の上端部まで到達した後、保持部13を案内部12に沿って下方に移動させ、保持部13が案内部12の下端部まで到達する。これにより、前面部位10Fの部分102Dを含む部分(平坦な面)が洗浄される。このようにして、車両10の前面部位10Fの全体が洗浄される。
また、複数の車両形状には、上下方向を含む平坦な面を有する前面部位10Fを有する在来線通勤車両102の車両形状が含まれ、車両形状認識部54により、在来線通勤車両102の車両形状が選択された場合には、各前面用洗浄装置11Fは、保持部13を回動させて摺接部としての回転ブラシ15の円筒面が平坦な面に接触する格好で、スライド体2を移動させずに、保持部13を案内部12(立設レール)の上下方向の一方に移動して、保持部13を案内部12(立設レール)の一端部に到達させた後、スライド体2を前後方向の一他に移動しつつ、保持部13を案内部12の上下方向の他方に移動して、保持部13を案内部12の他端部に到達するように動作する。このような一連の動作を、保持部13の振出し角度を変えつつ繰り返すことにより、平坦な面を有する前面部位10Fを洗浄する構成が実現される。
尚、本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本考案に含まれる。
即ち、本実施形態では、特急車両101の車両形状として、先端に向かうにしたがって先細となるような曲面を有する流線形状に形成された前面部位10Fを有する特急車両101と、在来線通勤車両102の車両形状として、上下方向を含む平坦な面を有する前面部位10Fを有する在来線通勤車両102と、を前面用洗浄装置11F(水平振出しユニット)が洗浄する場合について説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。水平振出しユニットは、例えば、前面部位が、曲面、及び平坦な面の両方を含む車両を洗浄するように制御されていてもよい。
その他、本考案を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本考案は、これに限定されるものではない。すなわち、本考案は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本考案の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本考案の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本考案を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本考案に含まれるものである。
2 スライド体
11F 前面用洗浄装置(水平振出しユニット)
12 案内部(立設レール)
13 保持部
15 回転ブラシ(摺接部)
51 CPU(制御部)
54 車両形状認識部
56 記憶部
10 車両
100 車両洗浄装置
10F 前面部位
101 特急車両の車両形状(複数の車両形状、流線形状の車両形状)
102 通勤車両の車両形状(複数の車両形状、平坦な面を有する車両形状)
11F 前面用洗浄装置(水平振出しユニット)
12 案内部(立設レール)
13 保持部
15 回転ブラシ(摺接部)
51 CPU(制御部)
54 車両形状認識部
56 記憶部
10 車両
100 車両洗浄装置
10F 前面部位
101 特急車両の車両形状(複数の車両形状、流線形状の車両形状)
102 通勤車両の車両形状(複数の車両形状、平坦な面を有する車両形状)
Claims (4)
- 車両の前面部位を洗浄可能な車両洗浄装置であって、
前記車両の幅方向の両側に設けられるとともに前記車両の前後方向に移動可能な水平振出しユニットと、
該水平振出しユニットを制御する制御部と、
予め前記前面部位を含む複数の車両形状が記憶された記憶部と、
該記憶部に記憶された前記複数の車両形状から対象となる車両形状を選択する車両形状認識部と、を備え、
前記水平振出しユニットは、前後方向に移動可能なスライド体と、該スライド体から立設する立設レールと、該立設レールに支持されるとともに前記立設レールを中心として水平方向に回動可能かつ上下方向に移動可能な保持部と、該保持部に保持されて前記車両を摺接するための円柱状の摺接部と、を有し、
前記水平振出しユニットは、前記車両形状認識部により選択された車両形状に対応するように、前記制御部により前記保持部は水平方向の回動角度が所定角度に設定された状態で上下方向に移動されることを特徴とする車両洗浄装置。 - 前記複数の車両形状には、先端に向かうにしたがって先細となるような曲面を含む流線形状に形成された前記前面部位を有する車両形状が含まれ、
前記車両形状認識部により、前記流線形状の車両形状が選択された場合には、
前記水平振出しユニットは、前記保持部を回動させた第1の位置で、前記スライド体を前後方向の一方に移動しつつ、前記保持部を前記立設レールの上下方向の一方に移動して、前記保持部を前記立設レールの一端部に到達させた後、前記スライド体を前後方向の一他に移動しつつ、前記保持部を前記立設レールの上下方向の他方に移動して、前記保持部を前記立設レールの他端部に到達するように動作することを特徴とする請求項1に記載の車両洗浄装置。 - 前記水平振出しユニットは、前記保持部を前記第1の位置とは異なる第2の位置で前記スライド体を前後方向の一方に移動しつつ、前記保持部を前記立設レールの上下方向の一方に移動して、前記保持部を前記立設レールの一端部に到達させた後、前記スライド体を前後方向の一他に移動しつつ、前記保持部を前記立設レールの上下方向の他方に移動して、前記保持部を前記立設レールの他端部に到達するように動作することを特徴とする請求項2に記載の車両洗浄装置。
- 前記複数の車両形状には、上下方向を含む平坦な面を有する前記前面部位を有する車両形状が含まれ、
前記車両形状認識部により、前記平坦な面を有する車両形状が選択された場合には、
前記水平振出しユニットは、前記保持部を回動させて前記摺接部の円筒面が前記平坦な面に接触する格好で、前記スライド体を移動させずに、前記保持部を前記立設レールの上下方向の一方に移動して、前記保持部を前記立設レールの一端部に到達させた後、前記保持部を前記立設レールの上下方向の他方に移動して、前記保持部を前記立設レールの他端部に到達するように動作することを特徴とする請求項1~3のうち何れか一項に記載の車両洗浄装置。
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JP2022000891U JP3237546U (ja) | 2022-03-23 | 2022-03-23 | 車両洗浄装置 |
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Legal Events
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