JP2019076808A - 洗浄装置および洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
Description
このような洗浄装置では、ランスパイプの先端部をミキシングドラムの内部に挿入し、ノズルからランスパイプの径方向に洗浄液を噴射することで、ミキシングドラムの内部を洗浄することができる。
本実施形態では、図6に示すように、ミキシングドラムDの内部を洗浄する洗浄装置1および洗浄方法について説明する。
そして、ミキシングドラムDの内部に生コンクリートを投入し、ミキシングドラムDを中心軸回りに回転させることで、生コンクリートを攪拌することができる。
また、洗浄装置1は、図2に示すように、ランスパイプ10の前端部に取り付けられたノズル支持部30と、ノズル支持部30に取り付けられたノズル40と、ノズル40を揺動させるノズル揺動装置50と、を備えている。
また、ランス支持部20には、ランスパイプ10を軸方向に進退させるランス移動装置60と、ランスパイプ10を上下方向に傾動させるランス傾動機構70と、ランスパイプ10を軸回りに回転させるランス回転機構80と、が設けられている。
ガイド部材61の左右の両側面には、ガイド部材61に沿って延びているガイドレール62が取り付けられている。
ランスパイプ10の中間部と後部とは、図1に示すように、ランス回転機構80を介して連結されている。そして、ランス回転機構80に設けられた回転角度調整ハンドル81を操作することで、ランスパイプ10の後部に対して前部および中間部を軸回りに回転させることができる。
そして、揺動用駆動装置51のロッドを前後方向に出入させることで、軸部材52を前後方向に進退させることができる。
軸部材52の内部は、洗浄液が流通する液路となっている。軸部材52の後端部には、高圧な洗浄液を供給するホース11が連結されており、軸部材52内の液路を後端部から前端部に向けて洗浄液が流れるように構成されている。
そして、揺動用駆動装置51(図2参照)によって、軸部材52を前後方向に進退させると、図4に示すように、ノズル連結部材42およびノズル40が前後方向に進退する。このとき、ノズル40のピニオンギア43がラックギア32に対して係合しながら移動することで、ピニオンギア43が正逆方向に回転する。
これにより、ノズル40が回転軸41の軸回りに揺動する。すなわち、軸部材52を前後方向に進退させることで、ノズル40がランスパイプ10の軸方向に揺動する。ノズル40は、45度から90度の間の角度範囲で揺動させることが好ましく、ノズル40を60度の角度範囲で揺動させることが更に好ましい。
この操作盤24のスイッチを操作して、ランスパイプ10の進退を制御することで、ノズル40の前後方向の位置を定めることができる。
また、操作盤24のスイッチを操作して、ノズル40の揺動を制御したり、ノズル40の傾斜角度を定めたりすることができる。
なお、本実施形態では、操作盤24がランス支持部20に設けられているが、操作盤24の配置は限定されるものではない。また、洗浄装置1とは別にコントローラなどの操作装置を設けてもよい。この場合には、洗浄装置1と操作装置とを有線または無線によって接続することで、洗浄装置1を遠隔操作することもできる。
まず、図5に示すように、洗浄装置1のランス支持部20を固定台Bの上面に設置し、ミキシングドラムDの後端壁に形成された開口部D1に対して、ノズル支持部30が対向するように、洗浄装置1の設置高さを調整する。
そして、液路に供給された洗浄液をノズル40の先端部から噴射するように構成されている。ノズル40は、ランスパイプ10の軸方向に交差する方向に延びているとともに、ノズル支持部30に対してランスパイプ10の軸方向に揺動自在に取り付けられている。
また、ランスパイプ10には、ノズル40を揺動させるノズル揺動装置50が設けられている。本実施形態では、ノズル40が45度から90度の角度範囲で揺動可能である。
そして、ランス傾動機構70によって、ランスパイプ10の傾斜角度をミキシングドラムDの傾斜に合わせることで、ミキシングドラムDに対してランスパイプ10をスムーズに挿入することができる。
そして、揺動用駆動装置51(図2参照)によって、軸部材52およびノズル40をノズル支持部30に対してランスパイプ10の軸方向に進退させることで、図4に示すように、ピニオンギア43の軸回りにノズル40が揺動する。
この構成では、簡単かつコンパクトな構造によってノズル40を確実に揺動させることができる。
本実施形態のノズル揺動装置50では、図4に示すように、ラックギア32およびピニオンギア43を用いたラックピニオン機構によって、ノズル40を揺動させているが、ノズル40を揺動させる機構は限定されるものではない。例えば、ベルト機構やシャフト機構を用いることもできる。また、ノズル40が揺動可能な角度範囲も限定されるものではない。
また、ノズル40を左右方向または上下方向に揺動させることで、ミキシングドラムDの内部を洗浄してもよい。
具体的には、予め設定したブレードD2の特定位置にミキシングドラムDの外部から見える目印を付けておき、ノズル支持部30またはランスパイプ10の内部や外部に設けた撮影装置やセンサによって、目印を目標としてランスパイプ10の移動を制御するなどの制御方法がある。
10 ランスパイプ
20 ランス支持部
21 架台
22 前側支持部
23 後側支持部
24 操作盤
30 ノズル支持部
31 取付穴
32 ラックギア
40 ノズル
41 回転軸
42 ノズル連結部材
43 ピニオンギア
50 ノズル揺動装置
51 揺動用駆動装置
52 軸部材
60 ランス移動装置
61 ガイド部材
62 ガイドレール
63 スライダ
64 移動用駆動装置
65 ガイドフレーム
70 ランス傾動機構
71 ジャッキ
72 傾斜角度調整ハンドル
80 ランス回転機構
81 回転角度調整ハンドル
B 固定台
D ミキシングドラム
D1 開口部
D2 ブレード
T トラック
Claims (8)
- 筒状容器の内部を洗浄するための洗浄装置であって、
液路が設けられたランスパイプと、
前記ランスパイプを支持するランス支持部と、
前記ランスパイプの先端部に設けられたノズル支持部と、
前記ノズル支持部に取り付けられたノズルと、を備え、
前記液路に供給された洗浄液を前記ノズルの先端部から噴射するように構成され、
前記ノズルは、
前記ランスパイプの軸方向に交差する方向に延びているとともに、
前記ノズル支持部に対して前記ランスパイプの軸方向に揺動自在に取り付けられ、
前記ランスパイプには、
前記ノズルを揺動させるノズル揺動装置が設けられていることを特徴とする洗浄装置。 - 請求項1に記載の洗浄装置であって、
前記ノズル揺動装置は、
前記ランスパイプの基端部に連結された駆動装置と、
先端部が前記ノズルに連結され、基端部が前記駆動装置に連結された軸部材と、
前記ノズル支持部に設けられたラックギアと、
前記ノズルに設けられ、前記ラックギアに係合されたピニオンギアと、を備え、
前記駆動装置によって前記軸部材および前記ノズルを前記ノズル支持部に対して前記ランスパイプの軸方向に進退させることで、前記ピニオンギアの軸回りに前記ノズルが揺動することを特徴とする洗浄装置。 - 請求項2に記載の洗浄装置であって、
前記駆動装置は、圧縮空気によって駆動することを特徴とする洗浄装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の洗浄装置であって、
前記ランス支持部は、前記ランスパイプを軸方向に進退自在に支持していることを特徴とする洗浄装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の洗浄装置であって、
前記ランス支持部には、
前記ランスパイプの基端部を昇降させて、前記ランスパイプを傾動させるランス傾動機構が設けられていることを特徴とする洗浄装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の洗浄装置であって、
前記ランス支持部には、
前記ランスパイプを軸回りに回転させるランス回転機構が設けられていることを特徴とする洗浄装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の洗浄装置であって、
前記ノズルは、45度から90度の角度範囲で揺動可能であることを特徴とする洗浄装置。 - 洗浄装置を用いて筒状容器の内部を洗浄する洗浄方法であって、
前記洗浄装置は、
液路が設けられたランスパイプと、
前記ランスパイプを支持するランス支持部と、
前記ランスパイプの先端部に設けられたノズル支持部と、
前記ノズル支持部に支持されたノズルと、を備え、
前記液路に供給された洗浄液を前記ノズルの先端部から噴射するように構成され、
前記ノズルは、
前記ランスパイプの軸方向に交差する方向に延びているとともに、
前記ノズル支持部に対して前記ランスパイプの軸方向に揺動自在に支持され、
前記ランスパイプには、
前記ノズルを揺動させるノズル揺動装置が設けられており、
前記筒状容器の軸方向の端部から前記ランスパイプの先端部を前記筒状容器の内部に挿入し、前記ノズルを揺動させる段階と、
前記筒状容器を軸回りに回転させるとともに、前記ノズルの先端部から前記洗浄液を噴射する段階と、を備えていることを特徴とする洗浄方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017203683A JP6919857B2 (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | 洗浄装置 |
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JP2017203683A JP6919857B2 (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | 洗浄装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113385460A (zh) * | 2020-03-13 | 2021-09-14 | 上海施代科流体科技有限公司 | 一种高压水射流清洗设备 |
CN114159944A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-03-11 | 武汉天空蓝环保科技有限公司 | 废水和废气处理系统 |
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-
2017
- 2017-10-20 JP JP2017203683A patent/JP6919857B2/ja active Active
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