JP3694476B2 - 排水装置及び釜装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、釜の内部に溜められた水を排出するための排水装置及び該排水装置を備える釜装置に関し、特に、回転する釜を有する排水装置及び釜装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数の原料を混合攪拌して目的とする混合物(対象物)を得るために釜装置が利用されている。例えば、このような釜装置で混合攪拌して製造される混合物として、小麦粉等の粉体と油(バター)を混合攪拌(混練)して製造するカレーやシチューのルウ等がある。このような混合物は、複数の原料を釜内で混合攪拌(この明細書では「混練」も含む)することによって均一な混合物が得られるように製造されている。
【0003】
このような釜装置では、一般に製品又は半製品の製造が終了した段階で、CIP(Cleaning in Place:定置洗浄)により釜の内部の洗浄が行われる。このとき、CIPによる釜の洗浄に用いられた洗浄液(CIP液)は、一般的に釜の底部に設けられた排水口から外部へ排出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述した如き従来の釜装置の中には、釜自身の回転が可能なものも存在し、このような釜装置にあっては、釜の回転によって位置が変化しない回転中心に、回転軸が設けられたり、又は釜を加熱・冷却するために釜の外面を覆うように設けられたジャケットに加熱・冷却媒体を供給し若しくは前記ジャケットから加熱・冷却媒体を排出するための開口部が設けられたりする場合があるため、釜の回転中心に排水口を設けることができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、前記課題を解決するために、本願発明は、回転軸を回転中心として回転が可能としてある釜と、該釜の底部の回転中心とは異なる部分に下方へ突出させて設けられた突出部と、該突出部に設けられた排水口とを備える構成としている。これにより、釜の底部の回転中心には排水口が設けられていないので、この回転中心に釜を回転させるための回転軸又は釜の加熱・冷却に供せられる加熱媒体・冷却媒体を供給若しくは排出するための開口部等を設けることが可能となり、しかも釜の洗浄に用いられた洗浄液等の排水を排水口から釜の外部へ排出することが可能となる。
【0006】
更に、通常底部を下方へ向けて使用される釜の最も下側に位置する突出部に排水口を設けているため、排水処理を行った後に釜の内部に残留する排水を可及的に少なくすることが可能となる。
【0007】
また、前記排水口が、排水管を着脱することが可能な構成とされていることが望ましい。これによって、釜から排水を行うときには、排水管を排水口に装着することができ、またその他のときには、排水管を排水口から取り外すことにより、釜の回転時に釜の周囲に配置された部品が排水管に当接して釜の回転が妨げられることを防止できる。
【0008】
また、前記排水口に連結されたバルブを更に設け、該バルブに排水管を着脱することが可能な構成とすることが望ましい。これにより、バルブの開閉を切り替えるだけで、容易に釜の内容物の排出・非排出の切替を行える。しかもバルブを閉塞した場合に排水管を前記バルブから取り外しておくことにより、釜の回転時に排水管によって回転が妨げられることがない。
【0009】
また、前記排水口を除く前記釜の外壁を覆うべく設けられ、加熱媒体又は冷却媒体を通流せしめられることにより前記釜を加熱及び/又は冷却するジャケットと、該ジャケットの前記釜の下部回転中心に対応する部分に設けられた、前記加熱媒体又は冷却媒体を前記ジャケットに対して供給すると共に前記ジャケットから排出するために用いられる供給/排出路とを更に備える構成とすることが望ましい。これにより、釜が回転した場合であっても供給/排出路の位置が変化することがないため、釜の回転中にこの供給/排出路から加熱媒体若しくは冷却媒体をジャケットに対して供給し、それと同時に又は別途、加熱媒体若しくは冷却媒体をジャケットから排出することが可能となる。
【0010】
更に、前記供給/排出路を有するロータリジョイントを更に備える構成とすることが望ましい。これにより、釜が回転中の場合でも、回転しない外部の配管をこのロータリジョイントに接続することができ、該配管に加熱媒体及び/又は冷却媒体を通流させることにより、容易に加熱媒体及び/又は冷却媒体をジャケットへ供給し、及び/又はジャケットから排出することが可能となる。
【0011】
また、前記釜は、前記突出部が釜の底部中央の周囲に円状に下方に突出して設けられ、且つ底部中央に上方に突出した上方突出部が設けられており、該釜の内部で対象物を攪拌する攪拌具の形状が、前記釜の底部の前記突出部及び前記上方突出部に連なる面の形状に合致すべく形成された構成とすることが望ましい。これにより、攪拌具が動作したときに、該攪拌具によって攪拌されずに原料が滞留する所謂デッドスペースが発生することがなく、より多くの対象物を製品として用いることが可能となり、無駄を抑制することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本願発明の一実施形態における釜装置の分離状態を示す正面図であり、図2は同釜装置の平面図、図3は図2に示す釜装置の上部カバーを示す平面図、図4は同釜装置の側面図、図5は同釜装置におけるセット状態の正面図、図6(a) は同釜装置におけるチェーン取付部材の正面図であり、(b) は(a) の側面図、図7は同釜装置の断面図で、(a) はA−A断面図、(b) は(a) のB部拡大図、図8は同釜とその周辺の拡大断面を示す正面図、図9は同釜とその周辺の拡大断面を示す側面図、図10は同釜とその周辺における加熱又は冷却媒体の流れを示す正面図である。なお、以下の実施形態では、混合物としてカレーのルウを製造する釜装置を例に説明する。
【0013】
図1,2に示すように、本実施形態に係る釜装置は、工場等の床面から立設された架台22の内側に釜2が配置された構成とされている。架台22は、平面視で略正方形をなした縦長の直方体枠状とされており、後述するように釜2がこの架台22に沿って昇降すべく構成されている。また、架台22の上部には、上部カバー6と、これに連なる原料投入口3とが設けられている。原料投入口3は、釜2の内部に原料を投入するためのものであり、図3に示すように、上部カバー6の両側に設けられた一対の粉体投入口3A、上部カバーの上面に開口する油脂投入口3B及び手投入口3C等を有している。また、この上部カバー6には、釜2内の空気を循環させることができるように通気口11と排気口12が設けられている。なお、この例では、他の粉体が投入できるように予備投入口13が設けられている。この予備投入口13は通常は閉鎖されている。
【0014】
さらに、図3に示すように、この上部カバー6には、釜2内に投入した原料を攪拌する撹拌装置4と、後述するスクレーパ装置5とが設けられている。攪拌装置4は、上部カバー6の上部に設けられた駆動機14と、この駆動機14に連結され、上部カバー6の下面から垂下せしめられた攪拌具15(図1)とを有している。攪拌具15は、駆動機14によって回転せしめられるようになされている。
【0015】
図1に示す如く、釜2は、その底部が環状の支持枠7で支持されており、釜2の下部及び前記支持枠7が、四角筒状をなす上部枠9と、該上部枠9の下部に固定せしめられた略方形状の下部枠8とによって構成される枠体10に囲まれるように配置されている。支持枠7の下端部は、下部枠8の内周面に取り付けられており、このようにして枠体10によって、釜2及び支持枠7が支持されている。
【0016】
また、図4,5に示すように、釜装置1には、枠体10によって支持された釜2をこの枠体10とともに昇降させる昇降装置20が設けられている。
【0017】
昇降装置20は、図2に示すように、前述した架台22の上部に設けられた駆動機24と、架台22の上部両外側に夫々設けられ、この駆動機24で駆動する一対の駆動スプロケット25と、これらの駆動スプロケット25に夫々噛合する昇降チェーン26と、架台22の上端両側の奥行き方向の略中間部に夫々配置され、前記昇降チェーン26に噛合する従動スプロケット27とを有している。
【0018】
一方、図4、図6、及び図7(a),(b) に示すように、この昇降装置20によって昇降せしめられる枠体10の両側部には、この枠体10を架台22に沿って昇降させる昇降枠28が夫々設けられている。前述したように、架台22は、直方体の枠状をなしており、各角部に設けられた4つの角柱が、枠体10の移動方向を上下のみに規制する昇降フレーム23とされている。前記昇降枠28は、奥行き方向(前後方向)に延びた横長の角棒28aの両端に係合部28bが設けられて構成されており、前後に対向配置された昇降フレーム23の間に渡された状態で配置されている。昇降枠28の両端に設けられた係合部28bは、夫々昇降フレーム23の側面に設けられた上下方向へ長い案内レール29に係合せしめられており、これによって、枠体10の移動方向が規制されることとなっている。また、夫々の昇降枠28が有する角棒28aの長手方向中間部の上面には、軸受31が設けられており、該軸受31によって傾転軸30が枢支されている。
【0019】
また、昇降枠28には、角棒28aを下底とした台形状をなすように、山型フレーム32が設けられており、この山型フレーム32の上端部に前記昇降チェーン26に連結されたチェーン取付部材33が設けられている。また、昇降チェーン26の他端はカウンターウエイト34に連結されている。カウンターウエイト34は、前後に対向配置された2本の昇降フレーム23の一方(奥側)、即ち前述した駆動スプロケット25の下方に設けられたウエイトカバー35内に配されている。このようなカウンターウエイト34は、釜2を小さな駆動力で昇降させることができるような重量であり、釜2側がカウンターウエイト34側よりも少し重くなるような重量バランスとされ、これにより昇降時の安定が図られている。
【0020】
更に、この実施形態では、図7(b)に示すように、昇降枠28が昇降フレーム23の所定位置に設けられた検出部材38の位置に達したことを検出するセンサー39が設けられている。このセンサー39としては、近接スイッチ等が使用される。なお、このセンサー39は前記駆動機24の制御装置(図示せず)と電気的に接続されている。
【0021】
これにより、昇降装置20の駆動機24が動作することにより、案内レール29に沿って、昇降枠28、枠体10、及び釜2が一体的に昇降することとなる。釜2の上昇限界点は、図5に示すような、釜2の開口縁部が上部カバー6の下端部に当接し、釜2の開口が閉塞されるセット状態の位置であり、また釜2の下降限界点は、図1及び図4に示すような、釜2が架台22の上下方向略中央部に位置し、上部カバー6と所定距離離隔した分離状態の位置である。
【0022】
また、釜2は、以下に説明するように回転可能に構成されている。図8,9に示すように、釜2は、回転軸40(回転中心)を中心とした回転体として形成されており、更に詳しくは、上部が開口する筒状部2aと、該筒状部2aの下端部に設けられた底部2bとを有している。底部2bは、下に凸なる略球欠状をなしており、その中央部のみが上に突出している。釜2は、次に説明するような回転機構41により、前記回転軸40を中心として回転可能とされている。この実施形態では、釜2の下部を支持する支持枠7と前記枠体10の下部枠8との間に軸受42が介装されており、支持枠7が下部枠8に対して前記回転軸40を中心として回転可能とされている。また、支持枠7の下部内面には内歯43が形成されており、この枠体10に固定支持された駆動機44の出力軸が内歯43に噛合しており、この駆動機44が動作することにより、釜2を支持枠7と一体的に回転させることが可能であるように構成されている。このように、支持枠7、内歯43、及び駆動機44等によって、回転機構41が構成されている。なお、釜2を回転可能にする構成は、図5に示すようなセット状態にて釜2を回転させ得る機構であれば、他の構成であってもよく、特に本実施形態の構成に限定されるものではない。
【0023】
さらに、本実施形態における釜装置1には、釜2内で混合攪拌した原料(対象物)を排出する時に、この釜2を所定角度まで傾倒せしめる傾転機構45(図4)が具備されている。この傾転機構45は、この実施形態では、釜2の回転直径方向に延びた2つの傾転軸30を釜2の両側に設け、該傾転軸30を前記したように昇降枠28で支持し、この昇降枠28に傾転軸30を所定角度まで傾けることができる駆動機たる傾転シリンダ46(図4)を設けることによって構成されている。
【0024】
傾転軸30夫々は、釜2に近接する側の端部が前述した枠体10の上部枠9に固定されており、釜2から離隔する側の端部が前記昇降枠28に設けられた軸受31によって支持されている。つまり、この傾転軸30を中心にして枠体10とともに釜2が一体的に傾倒せしめられるように構成されている。
【0025】
また、図4に示すように、一方の昇降枠28から下方へ向けてシリンダフレーム47が延設され、このシリンダフレーム47の先端(下端)には前方へ突出している突出部分が設けられており、この突出部分に、前記傾転シリンダ46の一端(バレル側)が枢着されている。傾転シリンダ46の他端(ピストンロッド48側)は、上方へ配されており、傾転シリンダ46がシリンダフレーム47と略平行となるようになされている。また、傾転シリンダ46のピストンロッド48の先端には、一方の傾転軸30の軸身から延設されたアーム部材49に枢着されている。これにより、傾転シリンダ46が伸長することにより、水平配置されていた釜2が傾転軸30を中心に前方へ回動することとなる。このようなアーム部材49と傾転シリンダ46は、図4に2点鎖線で示すように、釜2の傾き角が好ましい角度となるような角度と伸縮量で構成されている。この釜2を傾ける角度としては、図4に2点鎖線で示すように、内部の混合物を他の容器50に排出できる角度であればよく、例えば、水平状態から前方へ120°程度傾倒せしめられる。この角度は混合物の性状等に応じて任意に設定すればよい。
【0026】
更に釜装置1には、以下に説明するような排水装置が設けられている。図9に示すように、釜2の底部2bの中央部は、略円錐状をなして上側に突出している上方突出部2dとされており、該上方突出部2dの周囲(円錐の底部)は、回転軸40を中心とした円状(ドーナツ状)に下方へ突出した突出部2cとなっている。また釜2の突出部2cの一部には、排水口81が設けられており、該排水口81にはバルブ82の1つのポートが接続されている。該バルブ82は2ポートのエアシリンダ弁であり、バルブ82の残りの1つのポートは釜2の外部にて開口している。また、バルブ82が内蔵するエアシリンダ(図示せず)が伸長状態の場合には、2つのポート間は閉塞された状態となっており、前記エアシリンダが縮短状態の場合には、2つのポート間が連通されるようになっている。更に、この外部に開口したポートには後述するように排水管83(図16)を脱着することが可能とされている。このようなバルブ82は、釜2の外部にて開口するポートが、支持枠7の外側まで延設されている。そして、釜2が回転するときには、バルブ82が釜2及び支持枠7等と一体的に回転することとなる。
【0027】
また、図8,9に示すように、この実施形態の釜2は、以下に説明するように釜2及びその内部を加熱又は冷却することが可能であるように構成されている。釜2の開口縁部から所定長さだけ底部側の部位から下側(底部側)であって、排水口81を除く部分を覆うように、釜2の内部を加熱する媒体(例えば水蒸気)又は冷却する媒体(例えば冷却水)を通流させるためのジャケット52を形成し、このジャケット52内に媒体を循環させることによって釜2及びその内部の加熱又は冷却がなされる。
【0028】
さらに、ジャケット52の下部中央には、ジャケット52の内部の前記媒体を排出するための排出口52aが設けられており、この排出口52aにロータリージョイント53が連結されている。このロータリージョイント53は、二重管構造をなすパイプ53aと、このパイプ53aの上端に枢着され、前記ジャケット52に固定された連結具53bとを有しており、前記パイプ53aの二重管構造の外側が供給路54、内側が排出路55となっていて、ジャケット52の排出口52aは、連結具53bに設けられた孔を通じて排出路55に連通せしめられている。一方、パイプ53aの側部の2箇所には、2つの配管60の夫々の一端が接続されており、配管60の夫々の他端がジャケット52の上端部近傍の2箇所に接続されている。このような配管60によって、供給路54とジャケット52とが連通せしめられている。
【0029】
また、ロータリジョイント53の下端部には、配管58,59が連結されている。一方の配管58は、その一端が前記供給路54に接続されており、他端が一方の傾転軸30内に設けられた供給通路56に接続されている。また、他方の配管59の一端が前記排出路55に接続され、他端が他方の傾転軸30に設けられた排出通路57に接続されている。
【0030】
このように構成された媒体供給構造61によれば、図10に示すように、一方(図の右側)の傾転軸30に形成された供給通路56に供給された媒体62は、配管58を介してロータリジョイント53の二重管外側に形成された供給路54から配管60を経てジャケット52の上部からジャケット52の内部に供給される。このジャケット52に供給された媒体62は、ジャケット52内に設けられた緩衝板63に衝突した後、ジャケット52の下部へと流れる。この間に釜2が加熱又は冷却される。
【0031】
釜2を加熱又は冷却した媒体62は、ジャケット52の下部の排出口52aから排出路55へと進行し、この排出路55から配管59を介して他方(図の左側)の傾転軸30に形成された排出通路57へと排出される。従って、前述した如き釜2の回転及び傾倒を可能としつつ、釜2及びその内部の加熱及び冷却が可能とされており、このため、釜2を回転させながら媒体62を循環させて釜2内の温度を常に安定させた状態で加熱又は冷却して原料を混合攪拌することができる。
【0032】
特に、この実施形態では、加熱用の蒸気を供給しながらカレーのルウを製造するので、加熱媒体62をジャケット52の上部から供給して下部から排出することにより、上部の冷えやすい位置で最も高温の加熱媒体を供給して、前述した釜2の混合攪拌部51全体を効果的に加熱することができる。
【0033】
図11は図1に示す攪拌具の正面図であり、図12は図3に示す上部カバーに設けられた攪拌具の駆動機構を示す拡大側断面図、図13は図5に示す状態の釜とスクレーパを示す側面図、図14は図2に示す状態の攪拌具とスクレーパとの関係を示す平面断面図である。
【0034】
図11に示すように、前述した攪拌装置4に設けられた攪拌具15は、混合物(対象物)を攪拌するための羽根部65と、該羽根部65の上端に設けられた取付部64とによって構成されている。羽根部65は、原料を効果的に混合攪拌できる形状であればよいが、この実施形態では、釜2内に2本の攪拌具15が配設できるように、縦長のリング状に形成されている。また、この羽根部65は、その回転軌跡が、釜内壁19に沿うように形成されている。
【0035】
図12に示すように、攪拌具15を駆動するための前記駆動機14(モータ)は、上部カバー6の上部中央に設置され、この駆動機14の出力軸の先端部に駆動歯車66が固定され、更に該駆動歯車66に2個の従動歯車67が夫々噛合している。この従動歯車67は、駆動歯車66を挟んで対向する位置に配されており、夫々の従動歯車67の軸68に設けられた取付材69に前記攪拌具15の取付部64が固定されている。この構成により、駆動機14が動作したとき、該駆動機14の回転が2本の攪拌具15に伝達され、これらが同一方向に同一回転数で回転せしめられる。
【0036】
2つの攪拌具15は、回転軸40を挟んだ状態で平行に配置されており、前述したように夫々が自転することが可能である。一方、釜2の底部2bは、前述した如き形状をなしている。この形状を更に詳しく説明すれば、前記突出部2cは、夫々の攪拌具15の間の距離と略同一の直径を有する円状とされており、攪拌具15の形状は、底部2bの突出部2cに連なる面に合致した形状とされている。従って、攪拌具15及び釜2が夫々回転した場合に、攪拌具15の軌跡と底部2bの内面との間には僅かな隙間が生じるのみであり、攪拌具15によって攪拌されずに滞留する対象物の発生が可及的に抑制される。
【0037】
次に、前述したスクレーパ装置5の構成について説明する。図13に示すように、スクレーパ装置5は、釜内壁19に付着した対象物を前記釜内壁19から掻き取るためのスクレーパ18と、該スクレーパ18を支持する支持部17とを有している。支持部17は、略垂直配置された丸棒状の2つの回動軸17A,17Bと、回動軸17Aの下端部から夫々延設された延設部分171a,172aと、回動軸17Bの下端部から延設された延設部分17bとによって構成されている。回動軸17A及び延設部171a,172aには、セット状態のときに夫々が所定の間隔を隔てて釜2の内壁に接触するように、4つのスクレーパ181,183,185,187が取り付けられている。また、回動軸17B及び延設部17bは、前記回動軸17A及び延設部171a,172aと回転軸40を挟んだ反対側に配置されており、3つのスクレーパ182,184,186が、前記スクレーパ181,183,185,187の夫々の間の空間に対応する箇所に、即ち釜内壁19のスクレーパ181,183,185,187の掻き取り範囲とは異なる範囲の対象物を掻き取ることが可能であるように取り付けられている。
【0038】
また、スクレーパ181,182は、回動軸17A,17Bの夫々の軸身に、板バネ173を介して接続されており、スクレーパ183〜187の夫々の両端部にはブラケット174が取り付けられ、ブラケット174によってスクレーパ183〜187が夫々挟まれた状態とされており、これらのブラケット174を介して夫々のスクレーパ183〜187が回動軸17A,17B及び延設部171a,172a,17bに接続されている。また、ブラケット174とスクレーパ183〜187との接続箇所には所定の遊びが設けられており、これによってスクレーパ183〜187がブラケット174に対して揺動可能とされている。
【0039】
これらのスクレーパ181〜187は、夫々先端側(釜内壁19に接触する側)が細くされた板状をなしており、これらの中でもスクレーパ184〜187は夫々底部2bの内壁の形状に合致するような形状とされている。
【0040】
また、図14に示すように、スクレーパ181,183,185,187は、回動軸17Aに近接配置された攪拌具15の回転軌跡が釜内壁19に最も近接する部分から、攪拌具15の正回転方向(図14に図示した矢符の方向)の若干下流側の位置に、夫々の先端を前記攪拌具15側へ向けるように釜内壁19に対して傾斜せしめられた状態で配置されている。同様にスクレーパ182,184,186も、回動軸17Bに近接配置された攪拌具15の回転軌跡に沿うように配置されている。なお、図14では、図を簡単にするために、スクレーパ183,184より下側の部分を図示している。
【0041】
このような回動軸17A,17Bの夫々には、図3に示すように、上部カバー6の上方に配置されたシリンダ16のピストンロッドの先端に枢着されたアーム84が連結されており、シリンダ16が駆動することにより、回動軸17A,17Bが夫々回動することが可能となっている。そして、回動軸17A,17Bが回動することにより、スクレーパ181〜187が夫々釜内壁19に対して離隔する状態(以下、離隔状態という)と、スクレーパ181,182の先端が釜内壁19に対して接触し、スクレーパ183〜187の先端が釜内壁19に接触するか又は若干の隙間を有して離隔する状態(以下、接触状態という)との間で移動することが可能である。
【0042】
このように、回動軸17A,17Bが回動して、スクレーパ181,182が釜内壁19に接触する場合であっても、スクレーパ183〜187においては、ブラケット174に対して所定の遊びが設けられているので、夫々の先端が釜内壁19に接触する状態と、若干だけ離隔する状態との間で揺動することが可能である。そして、このような接触状態の場合に、釜2が回転し、また攪拌具15が回転したときには、粘性を有する対象物がスクレーパ183〜187に対して相対的に流動する。これによってスクレーパ183〜187が対象物に押され、釜内壁19に接触せしめられることとなり、釜2の前述した混合攪拌部51内に溜められた対象物の内、釜内壁19に付着したものを掻き取ることが可能となる。
【0043】
一方、スクレーパ181,182については、接触状態とされたときに板バネ173によって釜内壁19に押圧せしめられ、夫々の先端が釜内壁19に密着することとなり、釜2の対象物が溜められている部分(混合攪拌部51)より上方の部分の釜内壁19に付着した対象物を掻き取ることが可能となる。
【0044】
次に、本発明に係る釜装置が有する洗浄装置の構成について説明する。図15は図5に示す状態の洗浄装置の図面であり、(a) はその正面図、(b) はその側面図である。図15に示すように、上部カバー6には釜2内を洗浄するための洗浄装置70が設けられている。この洗浄装置70は、上部カバー6の外縁部近傍の上面の前述した回転軸40を挟んで対向する2箇所に夫々立設された筒状のノズルケーシング74を有している。各々のノズルケーシング74は、図14の回転軸40の位置を示す図中縦方向及び横方向へ延びる2つの一点鎖線にて区分される4つの円弧領域の内、図中右上及び左上の円弧領域の略中央部の位置に、夫々攪拌具15及びスクレーパ181〜187の動作に干渉しないように設けられている。該ノズルケーシング74の下端部は下方へ開口しており、該ノズルケーシング74には、この開口から先端部分のみを突出させた状態で伸縮ロッド74aが進退可能に収納されている。また、前記開口から突出した伸縮ロッド74aの先端部にはノズルユニット76が設けられている。該ノズルユニット76は、夫々5つのノズル75が中心から放射状に延設されてなる2つの洗浄ノズル71が対向配置され、夫々の中心部分が回転軸77によって連結された構成とされている。該回転軸77は前記伸縮ロッド74aの先端にて枢支され、これによって洗浄ノズル71が回転可能とされている。
【0045】
また、夫々のノズル75の先端部分は、回転軸77を中心とした円周方向の内の一方の向きへ湾曲せしめられており、これによって、ノズル75から洗浄液78を噴射したときに、洗浄ノズル71が回転軸77を中心に図15(b)に矢符にて示す向きへ回転するようになっている。
【0046】
更に、伸縮ロッド74aの先端部分は略水平方向へ回動可能とされており、これによってノズルユニット76が、図15(a)に矢符にて示す方向へ回動可能とされている。
【0047】
また、上部カバー6の外縁部の全周に沿って、円環状の薄板の側部カバー部材72が垂下せしめられている。該側部カバー部材72は、釜2の開口よりも若干小さい半径の円環状であり、その外側面の下端部には、全周に亘ってシール部材73が取り付けられている。このシール部材73は、セット状態のときに釜2の縁部に設けられた縁状の上部フランジ2dに密着するようになっており、これによって水密が保たれるようになっている。
【0048】
したがって、前記ノズル75から洗浄液78を噴射した状態でノズルユニット76を回動させながら昇降させることによって、釜内壁19を3次元的に洗浄液78にて洗浄することができる。また、この洗浄と同時に釜2を回転軸40を中心に回転させることにより、釜内壁19の全体を洗浄することが可能となる。また、このような釜内壁19の洗浄と同時に、釜内壁19をスクレーパ181〜187が摺接することにより、更に釜内壁19の洗浄効果を向上させるとともに、スクレーパ181〜187等の洗浄も同時に行うことが可能となる。
【0049】
次に、本発明に係る釜装置の排水装置の使用について説明する。図16は図9に示す排水装置の使用状態を説明する側面図である。図16に示すように、釜2の内部の洗浄に使用され、釜2の内部に溜められた洗浄液78を釜2の外部へ排出する場合には、釜装置1をセット状態とし、釜2の自転を停止状態とし、しかも攪拌具15を回転又は停止状態として、バルブ82のポートに排水管83を連結する。そして、バルブ82のエアシリンダを縮短させ、排水口81と排水管83とを連通させる。釜2の内部に溜められた洗浄液78は、釜2の下端部分に設けられた排水口81から排水管83へと通流せしめられ、該排水管83の先に設けられた排水処理設備等(図示せず)に排出される。以上の排水工程において、釜2の下端部分に設けられた排水口81より、洗浄液78を順次排水すると共に、排水の終了時において、釜2の底部に洗浄液78を残すことなく、完全に排水することが可能となる。
【0050】
従って、以上の如き構成により、カレーのルウ又はその原料等の対象物を釜2の内部で攪拌し、この釜2を加熱しつつ回転せしめることによりカレーのルウ等を製造するための釜装置1において、前記釜2を静置状態で良好且つ容易に洗浄することが可能となる。
【0051】
なお、前記実施の形態では、対象物としてカレーのルウを例に説明しているが、対象物としては、ルウ以外に練りわさびや練り香辛料等の粘性を有する食料品原料、その他、様々な原料であってもよく、対象物は前述した実施形態に限定されるものではない。
【0052】
さらに、前述した実施形態は一実施形態であり、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本願発明は前述した実施形態に限定されるものではない。
【0053】
【発明の効果】
本発明による場合は、釜の底部の回転中心とは異なる位置に排水口を設ける構成としたので、この回転中心に釜を回転させるための回転軸又は釜の加熱・冷却に供せられる加熱媒体・冷却媒体を釜の外壁を覆うジャケットに供給し若しくはジャケットから排出するための開口部等を設けることが可能となり、しかも釜の洗浄に用いられた洗浄液を排水口から釜の外部へ排出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態における釜装置の分離状態を示す正面図である。
【図2】図1に示す釜装置の平面図である。
【図3】図2に示す釜装置の上部カバーを示す平面図である。
【図4】図1に示す釜装置の側面図である。
【図5】図1に示す釜装置におけるセット状態の正面図である。
【図6】 (a) は図1に示す釜装置におけるチェーン取付部材の正面図であり、(b) は(a) の側面図である。
【図7】図1に示す釜装置の断面図であり、(a) はA−A断面図、(b) は(a) のB部拡大図である。
【図8】図1に示す状態の釜とその周辺の拡大断面を示す正面図である。
【図9】図1に示す状態の釜とその周辺の拡大断面を示す側面図である。
【図10】図8に示す釜とその周辺における加熱又は冷却媒体の流れを示す正面図である。
【図11】図1に示す攪拌具の正面図である。
【図12】図3に示す上部カバーにおける攪拌具の駆動機構を示す拡大側断面図である。
【図13】図5に示す状態の釜とそのスクレーパを示す側面図である。
【図14】図2に示す状態の攪拌具とスクレーパとの関係を示す平面断面図である。
【図15】図5に示す状態の洗浄装置の要部の構成を示す図面であり、(a) はその正面図、(b) はその側面図である。
【図16】図9に示す排水装置の使用状態を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 釜装置
2 釜
2a 筒状部
2b 底部
2c 突出部
3 原料投入口
4 攪拌装置
5 スクレーパ装置
6 上部カバー
7 支持枠
10 枠体
14 駆動機
15 攪拌具
16 シリンダ
17 支持部
181〜187 スクレーパ
19 釜内壁
20 昇降装置
40 回転軸
52 ジャケット
52a 排出口
53 ロータリジョイント
53a パイプ
53b 連結具
54 供給路
55 排出路
56 供給通路
57 排出通路
58〜60 配管
62 媒体
64 取付部
65 羽根部
70 洗浄装置
71 洗浄ノズル
72 側部カバー部材
73 シール部材
74 ノズルケーシング
74a 伸縮ロッド
75 ノズル
76 ノズルユニット
77 回転軸
78 洗浄液
81 排水口(開口部)
82 バルブ
83 排水管

Claims (7)

  1. 底部中央に設けられた回転軸を回転中心として回転が可能としてある釜と、該釜の底部中央に上方に突出させて設けられた上方突出部と、前記釜の底部における前記上方突出部の周囲に下方へ突出させて設けられた下方突出部と、該下方突出部に設けられた排水口とを備える排水装置。
  2. 前記排水口は、排水管を着脱することが可能としてあることを特徴とする請求項1記載の排水装置。
  3. 前記排水口に連結されたバルブを更に備え、該バルブに排水管を着脱することが可能としてあることを特徴とする請求項1記載の排水装置。
  4. 前記排水口を除く前記釜の外壁を覆うべく設けられ、加熱媒体又は冷却媒体を通流せしめられることにより前記釜を加熱及び/又は冷却するジャケットと、該ジャケットの前記釜の下部回転中心に対応する部分に設けられた、前記加熱媒体又は冷却媒体を前記ジャケットに対して供給すると共に前記ジャケットから排出するために用いられる供給/排出路とを更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の排水装置。
  5. 前記供給/排出路を有するロータリジョイントを更に備えることを特徴とする請求項4記載の排水装置。
  6. 記釜の内部で対象物を攪拌する攪拌具の形状が、前記釜の底部の前記下方突出部及び前記上方突出部に連なる面の形状に合致すべく形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の排水装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の排水装置を備える釜装置。
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