JP2005248591A - トイレ清掃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のトイレの清掃装置の欠点を解消し、比較的大規模なトイレ施設等に適応して、便利で、省エネ、省時間、省コストで効率よく便器を清掃することができるトイレ清掃装置の提供を課題とする。
【解決手段】 トイレ壁面Fに取り付けられた便器Bを清掃するトイレ清掃装置であって、トイレ内を自在に移動できるようにした移動台車10を基台として備え、該移動台車10には、前記便器Bに対して覆い被さるようにしてトイレ壁面Fに着脱自在に当接することができるカバー体20を備えると共に、該カバー体20内に突出した状態で前記便器Bの内壁面に対して洗浄液を噴出させる便器洗浄ノズル45を備え、該便器洗浄ノズル45から噴出される洗浄液により便器Bの内壁面を洗浄する。
【選択図】 図2

Description

本発明はトイレ清掃装置に関する。より詳細には、大型トイレ施設等において便利で、省エネ、省時間、省コストで効率よく便器を清掃することができるトイレ清掃装置に関する。
トイレの清潔さはその国の文化と言われ、日本国内の公衆トイレにおいては、かなり進んだ清掃管理がなされるようになっている。しかし清掃作業そのものは、現在のところ殆ど全て人手により行われている。
例えば高速道路のサービスエリアやイベント会場等の大型トイレ施設では、10〜30連の多数の男子小便器が配置されているが、これを2〜3時間に1度、作業員が手ブラシと水道ホース等を用いて手作業の清掃を行っているのが現状である。
また従来提案されているトイレの清掃装置もあるが、その大部分は、個々の便器を対象とした清掃装置である(特許文献2)。
更にトイレ室内の清掃を目的とした清掃装置も提供されている。トイレ室内の清掃を目的とした清掃装置は、主として小規模なトイレ室を対象とし、トイレ室内に洗浄液等の散水口や床ブラシを固定的に設置したものがある(特許文献4)。
また公衆トイレ等の規模の大きいトイレの清掃を目的としたものもあるが、これも個々のトイレボックス内にそれぞれ清掃手段を固定的に配置したものである(特許文献1、3)。
特開平6−123126号公報 特開平6−193113号公報 特開平7−16174号公報 特開平8−232329号公報
上記従来のトイレの清掃装置のうち、個々の便器だけを対象としたものでは、複数の便器が配置されたトイレにはうまく適応できない問題があった。
また比較的大規模なトイレを対象とした清掃装置においても、文献1、3等に示す従来の装置は、個々の仕切り部屋にそれぞれ固定的に清掃設備を設けるなど、清掃設備として過剰設備となり、経済的な面での問題があった。
そこで本発明は上記従来のトイレの清掃装置の欠点を解消し、比較的大規模なトイレ施設等に適応して、便利で、省エネ、省時間、省コストで効率よく便器を清掃することができるトイレ清掃装置の提供を課題とする。
上記課題を達成するため、本発明のトイレ清掃装置は、トイレ壁面に取り付けられた便器を清掃するトイレ清掃装置であって、トイレ内を自在に移動できるようにした移動台車を基台として備え、該移動台車には、前記便器に対して覆い被さるようにしてトイレ壁面に着脱自在に当接することができるカバー体を備えると共に、該カバー体内に突出した状態で前記便器の内壁面に対して洗浄液を噴出させる便器洗浄ノズルを備えたことを第1の特徴としている。
また本発明のトイレ清掃装置は、上記第1の特徴に加えて、便器洗浄ノズルを上下方向に移動自在に備えたことを第2の特徴としている。
また本発明のトイレ清掃装置は、上記第1又は2の特徴に加えて、便器洗浄ノズルを回転若しくは首振り自在に備えたことを第3の特徴としている。
また本発明のトイレ清掃装置は、上記第1〜3の何れかの特徴に加えて、トイレの床面を清掃するための床清掃ブラシと該床清掃ブラシに洗浄液を供給する床洗浄液供給手段を併せて備えたことを第4の特徴としている。
また本発明のトイレ清掃装置は、上記第1〜4に何れかの特徴に加えて、便器の外面に対して散水して清掃する便器外面散水清掃手段を備えたことを第5の特徴としている。
また本発明のトイレ清掃装置は、トイレ壁面に取り付けられた便器を清掃するトイレ清掃装置であって、トイレ内を自在に移動できるようにした移動台車を基台として備え、該移動台車には、前記便器に対して覆い被さるようにしてトイレ壁面に着脱自在に当接することができるカバー体を備えると共に、該カバー体内に突出した状態で前記便器の内壁面に当接して回転する便器清掃ブラシと該便器清掃ブラシに洗浄液を供給する便器洗浄液供給手段とを備えたことを第6の特徴としている。
なお上記において、便器洗浄ノズルから噴出させる洗浄液は、薬液であっても普通の水であってもよい。また薬液と普通の水等、2種類以上の洗浄液を経時的に一定の順序で噴出させるようにしてもよい。便器洗浄液供給手段により便器清掃ブラシに供給する洗浄液の場合、及び床洗浄液供給手段により床清掃ブラシに供給する洗浄液の場合も、前記便器洗浄ノズルから噴出させる洗浄液の場合と同様とする。
また上記においてトイレ壁面に取り付けられた便器は主として小便器であるが、これに限定されるものではない。
また上記において便器外面散水清掃手段による便器外面への散水清掃は、主として普通の水の散水とするが、先に薬液を散水してその後に普通の水を散水するようにしてもよい。
また便器外面散水清掃手段を併設する場合は、カバー体の下辺を前方(開口)へ傾斜した形状にするなどの排水手段をカバー体に構成して、カバー体から排水がスムーズに行えるようにしておくことになる。
請求項1に記載のトイレ清掃装置によれば、移動台車をトイレ内を自在に移動させて目的の便器のところまで行き、移動台車に備えられたカバー体をトイレ壁面に取り付けられた便器に覆い被さるようにして壁面に着脱自在に当接させ、そしてカバー体内に突出した状態に備えられた便器洗浄ノズルから洗浄液を便器の内壁面に対して噴出させることができる。
即ち、便器の内壁面は便器洗浄ノズルから噴出された洗浄液によって綺麗に洗浄され、その際に発生する飛沫はカバー体によって遮蔽され、飛散されることがない。そして1つの便器に対する一連の操作が終了すると、次の便器に移動台車を移動させ、スムーズに次の便器の清掃に取り掛かることができる。
よって請求項1に記載のトイレ清掃装置によれば、比較的大規模なトイレ施設に適応して、移動台車を移動させながら、省エネ、省時間、省コストで、便利で効率よくトイレを清掃することができる。
また請求項2に記載のトイレ清掃装置によれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、便器洗浄ノズルを上下方向に移動自在に備えたことにより、トイレ壁面に取り付けられた便器の内壁面を上から下まで不足無く、確実に洗浄することができる。
また請求項3に記載のトイレ清掃装置によれば、上記請求項1又は2に記載の構成による効果に加えて、便器洗浄ノズルを回転若しくは首振り自在に備えたことにより、洗浄液の噴出方向を隈なく変えて、便器の内壁面の隅々まで洗浄液が当たるようにすることができ、便器内面の隅々に至るまで確実に洗浄することができる。
また請求項4に記載のトイレ清掃装置によれば、上記請求項1〜3の何れかに記載の構成による効果に加えて、トイレの床面を清掃するための床清掃ブラシと該床清掃ブラシに洗浄液を供給する床洗浄液供給手段を併せて備えることで、比較的大規模なトイレ施設において、移動台車を移動をさせながら便器を次々と清掃すると共に、トイレの床面も順次清掃して行くことができる。
また請求項5に記載のトイレ清掃装置によれば、上記請求項1〜4の何れかに記載の構成による効果に加えて、便器の外面に対して散水して清掃する便器外面散水清掃手段を備えたことにより、便器の外面の清掃も前記便器内面面の清掃に併せて行うことができる。
また請求項6に記載のトイレ清掃装置によれば、移動台車をトイレ内を自在に移動させて目的の便器のところまで行き、移動台車に備えられたカバー体をトイレ壁面に取り付けられた便器に覆い被さるようにして壁面に着脱自在に当接させ、そしてカバー体内に突出した状態に備えられた便器清掃ブラシを便器の内壁面に当接し、洗浄液を供給しながら回転させることで、便器内壁面を清掃することができる。
即ち、便器の内壁面は便器清掃ブラシと洗浄液とによって綺麗に洗浄され、その際に発生する飛沫はカバー体によって遮蔽され、飛散されることがない。そして1つの便器に対する一連の操作が終了すると、移動台車を次の便器に移動させ、スムーズに次の便器の清掃に取り掛かることができる。
よって請求項6に記載のトイレ清掃装置によれば、請求項1に記載の装置の場合と同様に、比較的大規模なトイレ施設に適応して、移動台車を移動させながら、省エネ、省時間、省コストで、便利で効率よくトイレを清掃することができる。
図1は本発明の第1の実施形態を示すトイレ清掃装置の全体を示す側面図、図2は同トイレ清掃装置の構成を示す図、図3は同トイレ清掃装置の配線構成図、図4は便器洗浄ノズルへの洗浄液供給構成図、図5はトイレの床を清掃する手段の構成図、図6は移動台車の車輪の構成を示す図である。図7は本発明の第2の実施形態を示すトイレ清掃装置の全体を示す側面図である。図8は本発明の第3の実施形態を示すトイレ清掃装置の構成を示す図である。
先ず図1〜図6を参照して、本発明の第1の実施形態のトイレ清掃装置を説明する。本実施形態はリモートコントロールにて操縦するようにしたトイレ清掃装置である。
図1を参照して、トイレ清掃装置1は、移動台車10を基台として備え、この移動台車10に必要な部材が搭載される。移動台車10の前面にはカバー体20が設けられており、また移動台車10に搭載された各部材を覆うようにケース体30が設けられている。操作者Sはリモートコントローラ41を操作して移動台車10をトイレ内を自由に移動させ、即ちトイレ壁面Fに取り付けられた便器Bのところまで移動させ、カバー体20で便器Bの周囲に覆い被さるようにした上で、便器Bの洗浄を行う。
図2、図3を参照して、前記移動台車10に搭載される各部材としては、移動台車10の走行用モータ42、洗浄液タンク43、高圧ポンプ44、便器洗浄ノズル45、該便器洗浄ノズル45を回転させ或いは首振りさせ、また上下方向に移動させるために用いるノズル用モータ45a、床清掃ブラシ46、床清掃ブラシ用モータ46a、パトライト47、バッテリー48、制御部49、カバー体20がトイレの壁面Fに当接したことを検出するセンサー(図示せず)、その他のセンサー類がある。
前記移動台車10は、一対の駆動車輪11、11を装置全長の中央付近の両サイドに、またその後方に自由車輪12を三角形を構成するように有し、これによって移動台車10全体を非常に小回り良く回転できるようにしている(図6参照)。移動台車10の移動は、リモコン41による指令により、制御部49及びインターフェース49aを介して、走行用モータ42、42がそれぞれ独自に、或いは一緒に回転することで行われる。前記制御部49には小型シーケンサー49bを設けている。
前記カバー体20は、移動台車10の前面部に設けられ、カバー体20の先端の開口縁21が便器Bの周囲のトイレ壁面Fに当接することで、便器Bに覆い被さるように構成されている。前記カバー体20の先端の開口縁21は、例えばゴム材料で構成され、移動台車10の進出により壁面Fに当接した際に、弾力をもって壁面Fに密着するようになされている。勿論、カバー体20はその収容深さ等の寸法を調整できるようにし、これによって種々の異なるタイプの便器Bにも適用できるようにしておくことができる。
前記洗浄液タンク43は、薬剤を入れて調整した洗浄液を溜めておくタンクである。
図4も参照して、便器洗浄用としての洗浄液は、洗浄液タンク43から、元開閉弁43a、高圧ポンプ44、圧力計44a、開閉及び流量調節用の弁45bを介して、洗浄液が便器洗浄ノズル45に供給される。これらの各部材43、43a、44、44a、45b、45は便器洗浄液供給手段を構成する。
一方、前記洗浄液タンク43からの洗浄液は、途中から分岐し、開閉及び流量調節用の弁50aを介して床洗浄液注出口50から、床清掃ブラシ46に供給される。この各部材43、43a、44、44a、50a、50は床洗浄液供給手段を構成する。
なお本実施形態では、予め薬剤入れて調整した洗浄液を洗浄液タンク43に貯蔵しておき、これを用いるようにしているが、薬液(剤)のみを移動台車10に搭載したタンクに溜めておき、水道からの水をホース等で移動台車10に導いて、移動台車10上で水道水に薬液を混合しながら便器洗浄ノズル45や床洗浄液抽出口50に導くようにしてもよい。即ち、水道直結型の洗浄液供給方法である。この場合においては、必要に応じて、薬液を混ぜずに水道水のみを用いて仕上げ洗浄等を行うようにしてもよい。
前記便器洗浄ノズル45は、便器Bの内壁面に対して洗浄液を噴出させ、これによって便器B内面の汚れを取り、洗浄するためのノズルである。該便器洗浄ノズル45は移動台車10に立設して設けられたノズル取付板51に上下動自在に取り付けられ、前記カバー体20内に突出した状態に設けられている。
本実施形態では、便器洗浄ノズル45はスプリットタイプの一対の口45c、45cを有し、全体が回転軸を中心に回転することで、前記口45c、45cから洗浄液を振り撒くように便器B内壁面に噴出させることができるようになされている。
前記便器洗浄ノズル45の回転は、ノズルモータ45aの回転を便器洗浄ノズル45の回転に減速変換する図示しないノズル回転機構により行う。また前記便器洗浄ノズル45の上下動も、ノズルモータ45aの回転を上下方向の往復運動に換える図示しないノズル上下動機構により、ノズル取付板51のガイド縦溝52に沿って行う。これらノズルの回転機構や上下動機構は従来周知の種々の具体的機構により構成することができる。
なお、前記便器洗浄ノズル45は回転自在に構成する代わりに首振り自在に構成するようにして、洗浄液を振り撒くように内壁面に噴出させるようにしてもよい。
図5も参照して、前記床清掃ブラシ46はトイレの床面を清掃するブラシで、図に示すように、例えば移動台車10の前方下部に左右一対で配置することができる。該床清掃ブラシ46、46は減速器付きの床清掃ブラシ用モータ46a、46aにより回転され、これによってブラシの先端部でトイレの床面を清掃する。
床清掃ブラシ46に対して、床洗浄液注出口50から洗浄液が供給される。該床洗浄液抽出口50は前記一対の床清掃ブラシ46、46の間に配置され、両床清掃ブラシ46、46に洗浄液を供給する。床清掃ブラシ46はトイレの床面を擦りながら洗浄液で床面の汚れを除去する。
前記パトライト47は、その発光状態によりトイレ清掃装置1の動作やその他の装置の状態を知らせる。制御部49はパトライト47に対して、運転状況に応じて、或いはセンサからの情報により、所定の発光状態となるように指令する。
また前記バッテリー48は装置の電源として用いるが、トイレ近くのコンセントから電気コードを延長して電源としてもよい。
第1の実施形態のトイレ清掃装置1においては、操作者Sがリモートコントローラ41を操作して移動台車10を移動させ、目的の便器Bに到達してカバー体20の先端の開口縁21が便器Bを覆うようにトイレ壁面Fに当接させると、次に洗浄液を便器洗浄ノズル45から噴出を開始させると共に、便器洗浄ノズル45の回転と上下動を開始させる。また必要に応じて、床清掃ブラシ46を回転させると共に、洗浄液を床清掃ブラシ46に供給する。前記便器洗浄ノズル45が上下方向に1往復若しくは適当な往復回数、或いは一定時間の経過をもって、自動的に或いはリモートコントローラ41による指令により、便器洗浄ノズル45による洗浄操作を停止する。また必要に応じて床清掃ブラシ46による清掃操作を停止し、リモートコントローラ41を操作して次の目的の便器Bに向かう。
なおトイレ清掃装置1の操作において、リモートコントローラ41により行う操作と、手動操作、或いは手動によるボタン操作をどのように使い分けるかは、特に限定されるものではない。
上記第1の実施形態のトイレ清掃装置1において、便器Bの外面に対して散水して清掃する便器外面散水清掃手段を併設することができる。例えばカバー体20の内空間に、便器Bの上面、下面、両側面に対して洗浄液を適当な勢いで散水することができる1乃至複数の散水ノズルを配置するようにして、便器B外面の清掃を行う。この場合において、洗浄液は薬液であっても、普通の水であってもよい。また先に薬液を散水し、その後に普通の水を散水するようにしてもよい。
本発明の第2の実施形態に係るトイレ清掃装置を、図7を参照して説明する。
この実施形態は第1の実施形態と同様の機構を備えているが、リモートコントローラを用いることなく装置を操作するものである。即ち第2の実施形態においても、第1の実施形態における移動台車10、カバー体20、ケース体30、洗浄液タンク43、高圧ポンプ44、便器洗浄ノズル45、ノズル用モータ45a、床清掃ブラシ46、床清掃ブラシ用モータ46a、パパトライト47、制御部49、床洗浄液注出口50等を備えていることには変りがない。第2の実施形態では、人力で移動台車10を押す構成となっており、またトイレ清掃装置のカバー体20やその他の場所に設けられた操作用ボタン或いはレバーのような操作手段を操作者Sが適当なタイミングで操作することで、前記便器洗浄ノズル45による便器B内壁面の清掃を行わせ、また床清掃ブラシ46によるトイレ床面の清掃を行う。
上記第1の実施形態のトイレ清掃装置ではリモートコントローラ41を用いて操作を行い、また第2の実施形態のトイレ清掃装置では装置の移動や操作を手動で行う構成としたが、他の実施形態のトイレ清掃装置として、トイレ清掃装置を全自動のロボットとすることもできる。このトイレ清掃装置の場合は、トイレ清掃装置は予め記憶させた手順に従ってトイレ内の各便器Bに順次移動して行き、各便器Bのところでは、一定のタイミングで便器洗浄ノズル45を動作させて便器B内面を洗浄する。と共に、プログラムに含めている場合には床清掃ブラシ46を動作させてトイレの床面の清掃を行う。これらの一連の動作を予め設定したプログラムに従って全て自動的に行う。
本発明の第3の実施形態に係るトイレ清掃装置を、図8を参照して説明する。
この実施形態は、第1の実施形態における便器洗浄ノズル45の代わりに、カバー体20内に突出した状態で前記便器Bの内壁面に当接して回転する便器清掃ブラシ53と該便器清掃ブラシ53に洗浄液を供給する便器洗浄液供給手段により行う。それ以外の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。同じ部材には同じ符号を付して説明を省略する。
前記便器清掃ブラシ53は、例えば左右に一対設け、各々がその位置で回転することができるように構成されている。勿論、一対の便器清掃ブラシ53、53は、一緒にガイド縦溝52に沿って上下動できるように構成されている。
便器洗浄液供給手段は、その末端に便器洗浄液注出口54を備えるが、図4を参照して、洗浄液タンク43から、元開閉弁43a、高圧ポンプ44、圧力計44a、開閉及び流量調節用の弁45bを介して、前記便器洗浄液注出口54から洗浄液が便器清掃ブラシ53に供給される。これらの各部材43、43a、44、44a、45b、54は便器洗浄液供給手段を構成する。この場合において、前記便器洗浄液注出口54からは高圧の洗浄液を噴出して直接的に洗浄を行う必要はないので、前記高圧ポンプ44は高圧を発生しない普通のポンプでよい。
本発明の第1の実施形態を示すトイレ清掃装置の全体を示す側面図である。 同トイレ清掃装置の構成を示す図で、(A)は縦断側面図で(B)はカバー体部分の縦断正面図である。 同トイレ清掃装置の配線構成図である。 便器洗浄ノズルへの洗浄液供給構成図である。 トイレの床を清掃する手段の構成図である。 移動台車の車輪の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示すトイレ清掃装置の全体を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態を示すトイレ清掃装置の構成を示す図で、(A)は縦断側面図、(B)はカバー体部分の縦断正面図である。
符号の説明
1 トイレ清掃装置
10 移動台車
20 カバー体
21 開口縁
30 ケース体
41 リモートコントローラ
42 走行用モータ
43 洗浄液タンク
44 高圧ポンプ
45 便器洗浄ノズル
46 床清掃ブラシ
47 パトライト
48 バッテリー
49 制御部
50 床洗浄液注出口
51 ノズル取付板
53 便器清掃ブラシ
54 便器洗浄液注出口
B 便器
F 壁面
S 操作者

Claims (6)

  1. トイレ壁面に取り付けられた便器を清掃するトイレ清掃装置であって、トイレ内を自在に移動できるようにした移動台車を基台として備え、該移動台車には、前記便器に対して覆い被さるようにしてトイレ壁面に着脱自在に当接することができるカバー体を備えると共に、該カバー体内に突出した状態で前記便器の内壁面に対して洗浄液を噴出させる便器洗浄ノズルを備えたことを特徴とするトイレ清掃装置。
  2. 便器洗浄ノズルを上下方向に移動自在に備えたことを特徴とする請求項1に記載のトイレ清掃装置。
  3. 便器洗浄ノズルを回転若しくは首振り自在に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のトイレ清掃装置。
  4. トイレの床面を清掃するための床用清掃ブラシと該床清掃ブラシに洗浄液を供給する床洗浄液供給手段を併せて備えた請求項1〜3の何れかに記載のトイレ清掃装置。
  5. 便器の外面に対して散水して清掃する便器外面散水清掃手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のトイレ清掃装置。
  6. トイレ壁面に取り付けられた便器を清掃するトイレ清掃装置であって、トイレ内を自在に移動できるようにした移動台車を基台として備え、該移動台車には、前記便器に対して蓋い被さるようにしてトイレ壁面に着脱自在に当接することができるカバー体を備えると共に、該カバー体内に突出した状態で前記便器の内壁面に当接して回転する便器清掃ブラシと該便器清掃ブラシに洗浄液を供給する便器洗浄液供給手段とを備えたことを特徴とするトイレ清掃装置。
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