JP3237466B2 - 車両用バンパ - Google Patents

車両用バンパ

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JP3237466B2 JP12253895A JP12253895A JP3237466B2 JP 3237466 B2 JP3237466 B2 JP 3237466B2 JP 12253895 A JP12253895 A JP 12253895A JP 12253895 A JP12253895 A JP 12253895A JP 3237466 B2 JP3237466 B2 JP 3237466B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の前後部に設けら
れるバンパに関するもので、特に、バンパの上方にスペ
アタイヤが装備される、車両用バンパに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の車体後部にスペアタイヤ
が装備された車両を、後方から見た斜視図である。この
図3に示すように、RV(Recreational Vehicle)車な
どでは、車室内を多目的に使用する必要や車体の外観向
上のために、スペアタイヤ1を車体2の外部における、
特に車体背面に露出して装備する型のものが多く見られ
る。
【0003】したがって、リヤバンパ3は、このスペア
タイヤ1の下方に位置することになり、スペアタイヤ1
に雨や洗車等により水が付着すると、スペアタイヤ1の
表面を伝った水が下方に落ちて、リヤバンパ3にかかる
ことになる。通常、車のタイヤにはゴムの老化防止剤が
含有されているため、スペアタイヤ1の表面を伝った水
滴4が度々リヤバンパ3にかかると、この老化止剤を含
んだ水の作用でバンパ3の表面に黄変部5を生じさせる
ことになる。
【0004】しかも、こうした弊害は、スペアタイヤ1
が未使用の新品であるほど顕著なものである。このよう
な、弊害への対策として、図4に示すようにバンパ3の
表面にフッ素塗装面6を形成するか、図5に示すように
バンパ3中央部の上面と立面の表面にフッ素フィルム7
を貼着するか、あるいは、図6に示すようにバンパ3表
面にメッキ8を施すかなどし、バンパ3に表面処理を施
して保護する手段がある。
【0005】さらに、図7に示すようにスペアタイヤ1
からの水滴4がバンパ3にかからぬよう、タイヤ1の下
方部分においてバンパ3を奥方向に凹ませて凹所9を形
成する、構成上での回避手段がある。一方、この種の車
では、車体背面にゲートが形成されていて、車の後ろか
ら車室内への出入りをし易くするため、リヤバンパ3が
ステップを兼ねるように構成されているものが多い。
【0006】すなわち、このような型の車では、図8,
図9に示すように、リヤバンパ3の上面中央部に一段降
下させたステップ面10が形成され、このステップ面1
0に、例えばナット12による締結又は接着剤(図示せ
ず)による接着によって、ステップ部材11を装着して
ステップ部13を構成している。このステップ部材11
としては、例えば、図10に示すように、ステップ面上
に並行な溝14を複数形成したものがあり、このような
ものはラバー材や樹脂材等を用いて押出成形により成形
することができる。または、図11に示すように、ステ
ップ面上に多数の突部15を形成したものがあり、この
ようなものは樹脂材等を用いてインジェクション成形に
より形成することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術における、バンパの表面にフッ素塗装を施
すかフッ素フィルムを貼着するものではコスト高となる
課題があり、バンパ表面にメッキを施すものではコスト
高となるのみならず色が限定されるという課題がある。
また、バンパに凹所を形成するものでは外観が悪化する
おそれがある。
【0008】さらに、ステップ面にステップ部材を装着
するものでは、ステップ部材で覆われないバンパ部分に
黄変を生じるという課題がある。本発明は、このような
課題に鑑み創案されたもので、スペアタイヤから滴下す
る水がリヤバンパの表面にかからないようにして、タイ
ヤからの水の滴下によるバンパ表面の黄変発生を低コス
トで防止できるようにした、車両用バンパを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の車両用バンパは、上方にスペアタイヤを装備
された車両用バンパにおいて、該バンパ上面における該
スペアタイヤに付着した水が滴下する位置に、ステップ
部が形成されるとともに、該ステップ部に、該スペアタ
イヤから滴下した該水が該バンパの表面へ流出しないよ
うに案内する案内構造が形成され、該案内構造が、該ス
テップ部の表面から該バンパの内部へ該水を案内する水
抜き穴と、該ステップ部の外周に形成されて該ステップ
部から外部への該水の流出を規制するダム部とをそなえ
ていることを特徴としている。
【0010】
【0011】請求項記載の本発明の車両用バンパは、
請求項記載の構成において、該案内構造が、該ステッ
プ部の表面に形成されて該水抜き穴へ該水を案内する傾
斜面をそなえていることを特徴としている。請求項
載の本発明の車両用バンパは、請求項1記載の構成にお
いて、該バンパが、車両後部に配設されたリヤバンパで
あることを特徴としている。
【0012】請求項記載の本発明の車両用バンパは、
請求項1記載の構成において、該ステップ部が、樹脂材
料で形成されていることを特徴としている。請求項
載の本発明の車両用バンパは、請求項記載の構成にお
いて、該バンパが樹脂材料で形成され、該ステップ部が
該バンパの一部として該バンパと一体形成されているこ
とを特徴としている。
【0013】
【作用】上述の請求項1記載の本発明の車両用バンパで
は、バンパ上面に形成されるステップ部に、スペアタイ
ヤから水が滴下すると、この水は、ステップ部に形成さ
れた案内構造を通じてバンパの表面へ流出しないように
案内される。このため、スペアタイヤの老化防止剤を含
んだ水がバンパの表面にかかることがなく、バンパの表
面に黄変を生じさせない。
【0014】また、請求項記載の本発明の車両用バン
パでは、スペアタイヤからステップ部に滴下した水が、
水抜き穴を通じてバンパの内部へ案内されるため、ステ
ップ部表面の水が、バンパ表面へ流出することなく、速
やか排水される。さらに、請求項記載の本発明の車両
用バンパでは、ステップ部の上面外周にダム部をそなえ
ているので、ステップ部上面の水が外部へこぼれ出ず、
スペアタイヤから滴下した水がバンパ表面へ流出しなく
なる。
【0015】請求項記載の本発明の車両用バンパで
は、ステップ部の表面に形成された傾斜面を伝って水抜
き穴へと水が案内されるため、ステップ表面に水が溜ま
らないようになる。したがって、スペアタイヤから滴下
した水のバンパ表面への流出が防止される。請求項
載の本発明の車両用バンパでは、上記バンパが、車両後
部に設けられるリヤバンパであるので、上記スペアタイ
ヤはこのリヤバンパ上に設置されることになる。このよ
うな構成は、車外へのスペアタイヤ取付構造として広く
普及しているが、かかる構成において、スペアタイヤか
ら滴下した水のリヤバンパの表面への流出が防止され
る。
【0016】請求項記載の本発明の車両用バンパで
は、上記ステップ部が、樹脂材料で形成されるので、ダ
ム,傾斜面,排水穴等を有するステップ部材の製作が容
易になる。請求項記載の本発明の車両用バンパでは、
バンパが樹脂材料で形成され、ステップ部がバンパの一
部として一体に形成されているので、バンパ全体の製作
が容易になる。
【0017】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例について
説明すると、図1,図2は本発明の一実施例としての車
両用バンパを示すもので、図1はリヤバンパとスペアタ
イヤの一部とを示す斜視図、図2は図1のA−A線矢視
による断面図であり、図1,図2中、図3〜図11と同
じ符号はほぼ同一部分を示している。
【0018】さて、図1において、1は車両の車体2背
面に装備されるスペアタイヤであり、3はスペアタイヤ
1の下方に位置して、車体2の後縁の下部に設置される
リヤバンパである。なお、この車両は、図3に示すよう
なRV車をはじめとした多目的車として構成されてお
り、スペアタイヤ1が車体2の背面に露出して装備され
ている。そして、車体後部から車室内への荷物の出し入
れや、車体のルーフ部分の清掃や、このルーフ部分にル
ーフキャリヤをそなえる車両にあってはこのルーフキャ
リヤへの荷物の出し入れ等を容易に行なえるように、リ
ヤバンパ3の中央部上面にステップ部20が形成されて
いる。この実施例のステップ部20は、リヤバンパ3の
中央部上面を左右端部上面よりも一段降下するようにし
て形成されている。
【0019】このステップ部20は、リヤバンパ3の中
央部に形成されたステップ面21と、このステップ面2
1上に、例えばポリプロピレン等の合成樹脂製のステッ
プ部材22が図示しないナット締め又は図示しない接着
剤による接着等によって装着された構成になっている。
このステップ部材22は、スペアタイヤ1が水に洗われ
たとき、このスペアタイヤ1から滴下する水滴4を確実
に受け止めることができるような位置(一般には、スペ
アタイヤ1の鉛直下方)に配置されて、水滴4を確実に
受け止めることができる広さをもつ板状のものである。
【0020】ステップ部20には、スペアタイヤ1から
滴下した水がバンパ3の表面へ流出しないように案内す
る案内構造23が設けられている。本実施例の案内構造
23は、ステップ部材22の表面(上面)の周縁部に上
方へ突出するように形成されたダム部(堰)24と、ス
テップ部材22及びステップ部20に形成されてステッ
プ部材22上の水をバンパ3の内側へ案内する水抜き穴
25と、ステップ部材22上に形成されてステップ部材
22上の水を水抜き穴25へ案内する案内溝26とから
構成されている。
【0021】つまり、ダム部24で囲まれた内側には、
複数のリブ状突起27が形成されている。これらのリブ
状突起27は、ステップ部材22上に乗ったときの滑り
止めとして機能するもので、ステップ部材22の長手方
向(ここでは、車幅方向)に向けて複数の列をなすよう
に延設され、さらに、各列毎に複数に分割されている。
したがって、リブ状突起27の各列間には溝部26Aが
形成され、各列を形成するリブ状突起27の相互間にも
溝部26Bが形成されている。これらの溝部26A,2
6Bが案内溝26として機能するようになっている。
【0022】そして、水抜き穴25は、これらの案内溝
26A,26Bの所要の箇所に複数設けられている。こ
の水抜き穴25は、ステップ部材22に形成された孔部
25Aとバンパ3のステップ部20に形成された孔部2
5Bとが整合して構成され、水抜き穴25に流入した水
は、バンパ3の内部からバンパ3の下方へ放出されてバ
ンパ3の表面へ流出しないようになっている。
【0023】また、案内溝26A,26Bの一部又は全
部は、水を水抜き穴25に向けて案内すべく、水抜き穴
25に向かって緩やかに下降した傾斜面として構成され
ている。本実施例では、水抜き穴25がステップ部20
の後縁付近に配置されており、車両の前後方向に向かう
案内溝26Bについてはやや後傾するように形成してい
る。また、車幅方向に向かう案内溝26Aについては案
内溝26Bとの交差部分に向かって緩やかに下降してい
ることが望ましい。
【0024】もちろん、水抜き穴25の位置はこれに限
定されるものではなく、水抜き穴25は、ダム部24で
囲まれた内側の所要の箇所に設けることができ、いずれ
の場合も、案内溝26A,26Bの一部又は全部を水抜
き穴25に向けて案内すべく傾斜させることが望まし
い。また、本実施例では、滑り止めとしてリブ状突起2
7を設けているが、滑り止めとしてはこれに限定される
ものでなく、図示しないが、円形または角形の突起を多
数設けるようにしてもよく、リブ状突起27を設ける場
合でも、千鳥掛け状にリブ状突起27を組み合わせるな
どしてもよい。
【0025】また、本実施例では、図2に示すように、
ステップ部材22の孔部25Aから下方へ向けてフラン
ジ部28を形成しており、排水を水抜き穴25の直下の
リヤバンパ3の内側へ確実に導いて、排水の一部が、ス
テップ部材22とリヤバンパ3のステップ部20との隙
間からリヤバンパ3の表面側へ漏出しないようになって
いる。
【0026】本発明の一実施例としての車両用バンパ
は、上述のように構成されるので、リヤバンパ3の上方
に配置されるスペアタイヤ1を伝わって滴下する水は、
ステップ部20のステップ部材22の表面で受け止めら
れて、図1,2に示す矢印のように、案内溝26A,2
6Bから水抜き穴25を伝ってリヤバンパ3の内部を抜
けて速やかに外部下方へ流出される。
【0027】特に、ステップ部材22の外周に形成され
たダム24によって、ステップ部材22の表面で受け止
められた水のリヤバンパ3の表面への流出が確実に防止
される。したがって、雨とか洗車等により、スペアタイ
ヤ1を伝わって滴下するタイヤの老化防止剤を含んだ水
滴4は、リヤバンパ3の表面に沿って流れることがなく
なって、リヤバンパ3の表面を黄変させるおそれが回避
されて、車両の外観を美しく保持できる。
【0028】また、水滴4のリヤバンパ3への流出防止
構造としてステップ部20を兼用しているので、コスト
増を抑制しながらリヤバンパ3の表面の黄変を防止する
ことができる。特に、案内溝26A,26Bがリブ状突
起27の表面の水を速やかに排水するので、リブ状突起
27が降雨時等にも滑り止めとして確実に機能しうると
いう利点もある。
【0029】なお、リヤバンパ3を樹脂製として、この
リヤバンパ3とステップ部材22とを一体成形にて製作
することが可能であり、この場合においても、スペアタ
イヤ1から滴下した水がバンパ3の表面へ流出しないよ
うに案内する案内構造23を設ける必要がある。また、
この案内構造23としては、ステップ部材上から水を周
囲へ流れ出ないようにするダムと、足の滑り止めとなる
突起の間を通じて水を低部へ案内する案内溝と、案内溝
に案内された水を排水する水抜き穴とをそなえることが
望まく、更に、案内溝は水抜き穴へと傾斜する傾斜面と
して構成することが望ましい。
【0030】ただし、案内構造23は、ダム,案内溝,
水抜き穴や案内溝を傾斜させた傾斜面の全てをそなえな
くても、スペアタイヤ1から滴下した水がバンパ3の表
面へ流出しないように案内することができれば、これら
の一部をそなえるようにするだけでもよい。また、ステ
ップ部は樹脂材の他にラバー材や金属材等で形成しても
よい。
【0031】また、ステップ部を樹脂材で形成する場合
には、樹脂原着により所要の色を与えるようにすること
で、コストダウンを大幅に進め得る利点がある。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の車両用バンパによれば、上方にスペアタイヤを装
備された車両用バンパにおいて、該バンパ上面における
該スペアタイヤに付着した水が滴下する位置に、ステッ
プ部が形成されるとともに、該ステップ部に、該スペア
タイヤから滴下した該水が該バンパの表面へ流出しない
ように案内する案内構造が形成されるという構成によ
り、タイヤから滴下する水がバンパの表面を伝って流れ
ることがなく、この滴下した水にタイヤに配合されたゴ
ム老化防止剤が含まれていても、バンパの表面に黄変を
生じさせるおそれがなくなり、車両の外観を美しく保持
できる効果がある。また、バンパ表面の黄変防止を、ス
テップ部という他の機能部品で兼用して行なっているの
で、極めて低コストでかかる効果を得ることができる。
【0033】また、請求項記載の本発明の車両用バン
パによれば、上記の構成において、該案内構造が、該ス
テップ部の表面から該バンパの内部へ該水を案内する水
抜き穴をそなえるという構成により、ステップ部の表面
に滴下した水はバンパの内側を通って下方外部に流出さ
れるため、バンパの表面を伝わらなくなって、バンパ表
面の変色が防止され、車両の外観を美しく保持できる効
果がある。
【0034】さらに、請求項記載の本発明の車両用バ
ンパによれば、上記の構成において、該案内構造が、該
ステップ部の外周に形成されて該ステップ部から外部へ
の該水の流出を規制するダム部をそなえるという構成に
より、ステップ部に滴下した水はダム部に遮られてバン
パ表面側へ流出しなくなって、バンパ表面の変色が防止
され、車両の外観を美しく保持できる効果がある。
【0035】請求項記載の本発明の車両用バンパによ
れば、請求項記載の構成において、該案内構造が、該
ステップ部の表面に形成されて該水抜き穴へ該水を案内
する傾斜面をそなえるという構成により、ステップ部に
滴下した水は速やかに水抜き穴へ集められて流出され、
ステップ部に水が溜まらなくなって、バンパ表面側への
水の流出が回避され、バンパ表面の変色が防止されて、
車両の外観を美しく保持できる効果がある。
【0036】請求項記載の本発明の車両用バンパによ
れば、請求項1記載の構成において、該バンパが、車両
後部に配設されたリヤバンパであるという構成により、
車外へのスペアタイヤ取付構造として広く普及している
リヤバンパの表面へスペアタイヤからの水の流出が防止
されて、リヤバンパの黄変を防止することができて、車
体後部の外観を美しく保持できる効果がある。
【0037】請求項記載の本発明の車両用バンパによ
れば、請求項1記載の構成において、該ステップ部が、
樹脂材料で形成されるという構成により、容易に成形で
きて、また、所要の色を原着することで、低コストで好
みの色を発生させることができるので、着色等に比べて
コストダウンを大幅に進め得る利点がある。請求項
載の本発明の車両用バンパによれば、請求項記載の構
成において、該バンパが樹脂材料で形成され、該ステッ
プ部が該バンパの一部として該バンパと一体形成される
という構成により、車両のコストダウンに一段と貢献し
得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用バンパの一実施例を示すリ
ヤバンパとスペアタイヤの部分斜視図である。
【図2】図1のA−A線矢視による断面図である。
【図3】従来の車両の後部斜視図である。
【図4】表面をフッ素塗装した従来のバンパの斜視図で
ある。
【図5】表面の一部にフッ素フィルムを貼付した従来の
バンパの斜視図である。
【図6】表面を全面メッキ処理した従来のバンパの斜視
図である。
【図7】中央部を奥方向に凹下する形状とした従来のバ
ンパの斜視図である。
【図8】従来例によるリヤバンパの斜視図である。
【図9】図8のB−B線矢視による断面図である。
【図10】従来のラバー製ステップ部材の部分斜視図で
ある。
【図11】従来の樹脂製ステップ部材の部分斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 スペアタイヤ 2 車体 3 リヤバンパ 4 水滴 5 黄変部 6 フッ素塗装面 7 フッ素フィルム 8 メッキ 9 凹所 10 ステップ面 11 ステップ部材 12 ナット 13 ステップ部 14 並行隆条部 15 角形突部 20 ステップ部 21 ステップ面 22 ステップ部材 23 案内構造 24 ダム部(堰) 25 水抜き穴 26 案内溝 26A 溝部(案内溝) 26B 系斜面を構成する溝部(案内溝) 27 リブ状突起 28 フランジ部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方にスペアタイヤを装備された車両用
    バンパにおいて、該バンパ上面における該スペアタイヤ
    に付着した水が滴下する位置に、ステップ部が形成され
    るとともに、該ステップ部に、該スペアタイヤから滴下
    した該水が該バンパの表面へ流出しないように案内する
    案内構造が形成され 該案内構造が、該ステップ部の表面から該バンパの内部
    へ該水を案内する水抜き穴と、該ステップ部の外周に形
    成されて該ステップ部から外部への該水の流出を規制す
    るダム部とをそなえ ていることを特徴とする、車両用バ
    ンパ。
  2. 【請求項2】 該案内構造が、該ステップ部の表面に形
    成されて該水抜き穴へ該水を案内する傾斜面をそなえて
    いることを特徴とする、請求項1記載の車両用バンパ。
  3. 【請求項3】 該バンパが、車両後部に配設されたリヤ
    バンパであることを特徴とする、請求項1記載の車両用
    バンパ。
  4. 【請求項4】 該ステップ部が、樹脂材料で形成されて
    いることを特徴とする、請求項1記載の車両用バンパ。
  5. 【請求項5】 該バンパが樹脂材料で形成され、該ステ
    ップ部が該バンパの一部として該バンパと一体形成され
    ていることを特徴とする、請求項4記載の車両用バン
    パ。
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