JP3236620B2 - 繊維及びフィルムの製造法 - Google Patents
繊維及びフィルムの製造法Info
- Publication number
- JP3236620B2 JP3236620B2 JP50604594A JP50604594A JP3236620B2 JP 3236620 B2 JP3236620 B2 JP 3236620B2 JP 50604594 A JP50604594 A JP 50604594A JP 50604594 A JP50604594 A JP 50604594A JP 3236620 B2 JP3236620 B2 JP 3236620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- film
- fiber
- water
- moisture content
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/28—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D01F6/36—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from copolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds comprising unsaturated carboxylic acids or unsaturated organic esters as the major constituent
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2333/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Derivatives of such polymers
- C08J2333/04—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Derivatives of such polymers esters
- C08J2333/06—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Derivatives of such polymers esters of esters containing only carbon, hydrogen, and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
ルムを含む繊維又はフィルムのような吸水性造形品の製
造方法に関する。
の繊維又はフィルムを製造することが知られている。こ
のような繊維又はフィルムを製造するための1つの方法
は、熱作用下で架橋しうる水溶性ポリマーを出発材料と
して使用することである。この高分子材料は水中に溶解
して水溶液を形成し、それは、その後、加熱ガス環境中
に押出しされる。これにより、水溶性ポリマーは製造さ
れ、それは材料が押出しされる加熱ガス環境により乾燥
する。押出しされた繊維又はフィルムは、次いで、加熱
されて、それが水不溶性ではあるが吸水性であるように
ポリマーが架橋される。
万一、水に遭遇すれば、再溶解するであろう。それ故、
架橋工程は繊維又はフィルムを安定化させ、それによ
り、水との遭遇時にそれが溶解しないで水を吸収する。
材料を加熱して、そして架橋すればするほど、製品の水
を吸収できなくなるが、一般に、材料は安定になり、そ
して水吸収時にその構造を保持し、繊維は繊維性を保持
する。架橋及び加熱の正確な量は吸水性繊維又はフィル
ムが使用される用途に依存するであろう。
ル及びヒドロキシルモノマーを含む水溶性エチレン系不
飽和モノマーブレンド重合から実質的に線状のポリマー
を形成させること、及び、その後、線状ポリマー中のカ
ルボキシル及びヒドロキシルモノマーを反応させてポリ
マー内部に相互架橋を形成させること、により製造され
た、吸水性で水不溶性の高分子繊維、フィルム、コーテ
ィング、結合層又はフォームを記載している。
ーを含むモノエチレン系不飽和モノマーの水溶性ブレン
ドから形成された実質的に線状のポリマーの溶液の乾式
押出しすること、溶剤を蒸発させること及び外部可塑剤
により可塑化された高分子繊維又はフィルムを形成させ
ること、外部可塑剤を繊維又はフィルム中に残したまま
繊維又はフィルムを延伸すること、並びに、その後、ポ
リマーを架橋させることにより製造された吸水性で水不
溶性の架橋したポリマー繊維又はフィルムを記載してい
る。
マーを含む水溶性のエチレン系不飽和モノマーのポリマ
ーから押出し及び延伸により製造されたフィルム又は繊
維を記載している。対イオン潤滑性化合物は延伸の前も
しくは間に繊維又はフィルムの表面に吸収される。
のようなカルボキシルモノマーとヒドロキシルモノマー
の水溶性の線状ポリマーを記載している。これは、ポリ
マーの水溶液の押出しにより繊維又はフィルムとして造
形された後に、カルボキシルとヒドロキシル基の間に架
橋を形成するように架橋されうる。
を上回る水保持容量を有するヤーン及び繊維を製造する
方法を記載しており、前記方法において、分子中に少な
くとも2個のヒドロキシル基及び/又は第一級若しくは
第二級アミノ基を含む脂肪族、脂環式、アリール脂肪族
若しくは芳香族化合物及び均質に分布されたアクリル酸
の水溶性ポリマーを含む水溶液は紡糸され、そして、こ
のように紡糸されたヤーンは100℃〜200℃の温度に加熱
される。
成するように水溶性ポリマーの水溶液を気体媒体中に押
出しすること、及び、架橋した繊維又はフィルムが水不
溶性になるように充分な程度にこの繊維又はフィルムを
125℃〜250℃の範囲の温度で架橋させることによる吸水
性で水不溶性の繊維又はフィルムを製造する方法は、押
出しされた繊維又はフィルムが繊維又はフィルムの乾燥
重量基準で8〜25%の湿分含有率で回収され、そして、
100℃以下の温度で更に乾燥され、それにより、架橋工
程に入ってくる繊維又はフィルムは繊維又はフィルムの
乾燥重量基準で0〜10%の範囲である、より低い湿分含
有率を有することを特徴とする。
する従来の方法は、繊維又はフィルムがもはや粘着性で
ない湿分含有率で繊維又はフィルムを回収すること、そ
して、その後、繊維又はフィルムを125℃〜250℃の温度
に加熱して架橋を起こさせることであろう。本発明によ
り、もし繊維又はフィルムが、回収後であるが架橋ゾー
ンに通過させる前に100℃以下の温度で乾燥されるなら
ば、繊維又はフィルム表面で減少した亀裂又はひび割れ
を有する材料が得られうることが予期せずに判明し、繊
維のカーディング及びクリンプ加工のような続いて行う
繊維加工の間により少ない損傷を受ける傾向があり、そ
して、あらゆる形の更なる加工の間に微粒子を落とさな
い傾向がある点でその材料はより強靱である。繊維又は
フィルムは架橋段階の間に加熱されるときに、いずれに
せよ乾燥されるので、このことは驚くべきことである。
であり、且つ、モノエチレン系不飽和モノマーの水溶性
ブレンドから形成されており、それは最終の架橋したポ
リマーが吸水性であるように選択されなければならな
い。この目的でモノマーを選択する方法は、例えば、上
記に記載の欧州特許出願第EP−A−397410号から分か
る。好ましくは、モノエチレン系不飽和モノマーの水溶
性ブレンドはアニオンモノマーを含み、例えば、それ
は、50〜95重量%のエチレン系不飽和カルボキシルモノ
マー及び5〜50重量%の共重合性エチレン系不飽和モノ
マーを含む。共重合性モノマーは好ましくは主として非
イオンモノマーを含む。本発明において使用されるモノ
マーは好ましくはアクリルモノマーである。
はアクリル酸であるが、マレイン酸若しくは無水マレイ
ン酸、イタコン酸又はあらゆる他の従来のエチレン系不
飽和カルボン酸又は酸無水物も適切である。コポリマー
中のカルボキシルモノマー単位の幾つかは、2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸又はアリルス
ルホン酸のようなエチレン系不飽和スルホン酸から誘導
されたモノマー単位により任意に置換されていてよい。
カルボキシル及びスルホン酸モノマーは最終のポリマー
中で遊離酸又は水溶性塩の形で存在してよく、適切な塩
はアンモニア、アミン又はアルカリ金属により形成され
る。
常、好ましくは、少なくとも幾つかのカルボン酸基は架
橋が起こる前に遊離酸基として存在するべきである。例
えば、この目的で、架橋が起こる前に10〜75%、好まし
くは25〜75%の酸基が遊離酸の形であることが適切であ
ろう。
ン系不飽和モノマーは水溶性エチレン系不飽和モノマ
ー、例えば、アクリルアミド又は水不溶性モノマー、例
えば、イソブチレンのようなオレフィン、芳香族エチレ
ン系不飽和モノマー、例えば、スチレン若しくは置換ス
チレン、又はアクリル酸若しくはメタクリル酸のアルキ
ルエステル、例えば、メチル若しくはエチルアクリレー
ト若しくはメタクリレート、ブチルアクリレート若しく
はメタクリレート又は2−エチルアクリレート若しくは
メタクリレート、ビニルアセテート又はアクリロニトリ
ルであってよい。1種以上の共重合性モノマーは存在し
てよい。カルボキシル基との内部架橋のための基を提供
するであろうモノマー(下記に論じる)は通常含まれ
る。使用されうる他の非イオンモノマーは式−AmBnApR
(式中、Bはエチレンオキシであり、nは少なくとも2
の整数であり、Aはプロピレンオキシ若しくはブチレン
オキシであり、m及びpは各々nより小さい整数であ
り、好ましくは2を下回り、最も好ましくは0であり、
そしてRは少なくとも8個の炭素原子を含む疎水性基で
ある。)のペンダント基を有するエチレン系不飽和モノ
マーを含み、欧州特許出願第EP−A−213799号に更に詳
細に記載されている。コモノマーは、一般に、コポリマ
ーを形成するために使用されるモノマーの重量基準で少
なくとも5%、好ましくは少なくとも10%の量で存在
し、それらは約50重量%までの量で、一般には45重量%
を下回る量で存在しうる。
でモノマーブレンドから形成されうる。それは予備形成
され、その後、ポリマー溶液を形成するように溶解され
てよい。例えば、もしモノマーブレンドが水中に可溶性
であるならば逆相(reverse−phase)重合により、又
は、もしブレンドが水中に不溶性であるならば油中水滴
エマルジョン重合により、例えば、低いpHで製造されて
よい。しかし、このことはポリマーが界面活性剤により
汚染されるかもしれないという危険を起こし、これは望
ましくない。それ故、好ましくは、ポリマーは水溶液重
合又は他の溶液重合法により製造される。一般に、それ
は押出し(通常、水)されようとする溶剤中で溶液重合
により形成される。重合は通常の方法で、通常の開始剤
及び/又は連鎖移動剤の存在下で所望の分子量を提供す
るように行われうる。
一般に、5〜50重量%であり、そして、押出しに便利な
粘度を有する溶液を提供するように、ポリマーの分子量
に関連を有して選択されるであろう。ポリマーの濃度
は、通常、少なくとも15重量%であり、30〜45重量%、
例えば、35〜40重量%はしばしば特に適切である。
a.sまでの低い粘度を有してよいが、一般には、20℃に
おいてブルックフィールドRVTスピンドル7で20rpmを使
用して測定して、粘度は少なくとも50,000であり、通常
には少なくとも80,000であり、そして、しばしば200,00
0mPa.sである。押出し(紡糸)温度であって、通常、高
温、例えば、80℃を上回るがポリマー溶液の沸点を下回
る温度での粘度は、また、望ましくは比較的高い。80℃
での溶液は、通常、少なくとも5,000又は10,000mPa.s、
最も好ましくは少なくとも20,000mPa.sの粘度を有す
る。例えば、それは50,000〜100,000mPa.sの範囲であり
うる。これらの値は、80℃を下回る温度範囲での20rpm
でのブルックフィールドRVT粘度計スピンドル7を使用
して得られた値からの外挿により得られうる。
が、それは水と有機溶剤、例えば、メタノールのブレン
ドであることができる。溶剤は押出し後の急速な蒸発を
可能にするように揮発性でなければならない。溶液が押
出しされる気体環境は好ましくは加熱空気である。繊維
が形成されるときに、ポリマーは紡糸口金を通して押出
しされ、それは合成繊維製造に従来から使用されている
タイプのものであることができ、そして、加熱空気は乾
式紡糸に従来から使用されているタイプのセル中に含ま
れることができる。押出しされた繊維は従来の繊維機
械、例えば、ゴデット上にヤーン又はトウとして巻き取
られることができる。従来の紡糸仕上げは、好ましくは
非水性であり、それは通常、巻き取り後に繊維に適用さ
れる。
に、繊維の乾燥重量基準で8〜25%である。この点での
繊維は、特に、繊維が乾燥工程を通過した後に機械的に
取り扱われるならば、好ましくは少なくとも10重量%、
最も好ましくは少なくとも12重量%の湿分含有率を有す
る。もし繊維が回収前に8%を下回る湿分含有率に乾燥
されるならば、それは減少した機械強度を有し、特に、
脆いであろう。それは、ウェブを形成するための切断、
クリンプ加工又は直交配置のような加工に耐えられない
であろう。繊維の湿分含有率は、もし繊維がパッケージ
上に回収されるならば、繊維が互いに粘着することを避
けるように、好ましくは、繊維の乾燥重量基準で22%以
下である。少なくとも15%でかつ20%以下の湿分含有率
は特に有利である。
に加熱空気である加熱気体環境を通過してスリットダイ
又は環状ダイを通して、支持体表面、例えば、加熱され
たロータリードラム上に押出しされうる。支持体表面は
剥離性を有する。フィルムの乾燥はドラム上で続けら
れ、そして、フィルムはドラムからストリップされてロ
ール上に巻き取られる。フィルムが巻き取られるときの
フィルムの湿分含有率は、一般に、フィルムの乾燥重量
基準で8〜25%であり、好ましくは10〜22%であり、最
も好ましくは12〜20%である。
好ましい。延伸はポリマー溶液の押出し速度(紡糸口金
又はダイの出口細管を通るポリマー溶液の線速度)より
高い回収装置、例えば、巻き取りゴデットの速度を有す
ることにより行われる。押出し速度に対する引き取り速
度の比は、一般に、2:1〜8:1であり、最も好ましくは3:
1〜6:1である。
ラメント当たり20デシテックス以下の重量、例えば、フ
ィラメント当たり2〜15デシテックスの重量に相当す
る。
又はフィルムの重量基準で0〜10%、好ましくは4〜8
%の湿分含有率に更に乾燥される。この更なる乾燥工程
において行われる乾燥の度合いは、好ましくは、繊維又
はフィルムの乾燥重量基準で少なくとも5%、繊維又は
フィルムの湿分含有率を減じるような程度である。乾燥
は、繊維又はフィルム構造内に過熱蒸気の泡の形成によ
る繊維又はフィルムに対する損傷を避けるように、100
℃以下の温度で行われる。乾燥は、好ましくは、一般に
50℃を上回る温度、例えば、60〜90℃の炉内を通して繊
維又はフィルムを通過させることにより行われる。
必要があるならば、繊維又はフィルムが繊維又はフィル
ムの乾燥重量基準で少なくとも8%であり、好ましくは
少なくとも10%若しくは12%から、25%までであって、
好ましくは22%以下の湿分含有率であり、最も好ましく
は15〜20%の湿分含有率を有する間に更なる乾燥工程の
前に行われることは有利であろう。このような機械加工
工程の例は、繊維のクリンプ加工、繊維又はフィルムの
延伸、繊維のステープル繊維への切断、空気式輸送、繊
維ブレンディング、バットを形成するための繊維の直交
配置又はテープを形成するためのフィルムのスリッティ
ングである。例えば、繊維はステープル繊維に切断さ
れ、有孔の支持体、好ましくは、移動ベルト上にステー
プル繊維のベッドとして乾燥されることができ;別に
は、連続繊維はバットを形成するように有孔ベルト上に
直交配置され、そして、その形で乾燥されることができ
る。別には、機械処理は、更なる乾燥工程の間に行われ
ることができる。例えば、フィルムは幅出機上で延伸さ
れながら乾燥されることができる。
溶性にするために充分なポリマー鎖の架橋を起こさせる
ように加熱される。架橋は水溶性ポリマーの主鎖中への
反応により行われることができるが、好ましくは水溶性
ポリマーを形成するように重合したモノマーのうちの1
種以上から提供されるペンダント基を通した架橋により
行われる。架橋は好ましくは、ポリマー押出し後の水溶
性ポリマー中のペンダントカルボン酸基の反応によるエ
ステル、アミド(又はイミド)又はウレタン基の形成を
含む。エステル基の形成は好ましい。
応性基間の反応により内部架橋される。通常、カルボキ
シル基は反応性基の1つのタイプとして作用し、そし
て、ヒドロキシル、エポキシド、アミノ又はブロックド
イソシアネート基と反応する。特に好ましい系は、欧州
特許出願第EP−A−268498号に詳細に記載されている。
これらの系において、押出しされたポリマーは、結合中
に炭素及び酸素しか含まないエステル架橋を形成するよ
うに、カルボン酸モノマー基を提供するモノマー及びカ
ルボン酸基と反応しうるヒドロキシル基を提供するモノ
マーを含むモノマーブレンドから形成される。一般に、
カルボン酸基はアクリル酸若しくはメタクリル酸により
提供され、そして、ヒドロキシル基はアリルアルコー
ル、グリシジルメタクリレートのようなエポキシド置換
ビニルモノマー、又は、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレート又は3−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレートのようなビニルカルボン酸のヒドロ
キシアルキルエステル、又は、ビニルアルコール基によ
り提供される。別のヒドロキシル基含有モノマーは式CH
R1=CR2−Y−Ma−OH(式中、R1は水素又はカルボニル
であり、R2は水素又はメチルであり、YはO、CH2O又は
COOであり、Mはアルキレンオキシであり、例えば、エ
チレンオキシ又は1,2−プロピレンオキシであり、そし
てaは1より大きな整数であり、好ましくは少なくとも
5である。)のものであり、それは欧州特許出願第EP−
A397410号に開示されている。別には、コモノマーは第
一級若しくは第二級アミノ基を含むことができ、例え
ば、2−アミノエチルメタクリレートであり、又は、そ
れはアミド架橋を形成するように反応し、又は、イソシ
アネート基(それは押出しの間の架橋を防ぐようにブロ
ックされている必要があるであろう)を含むことがで
き、例えば、2−イソシアナトエチルメタクリレートで
あり、それはウレタン結合を形成する。
て実質的に無揮発性であるべきである外部架橋剤を含ん
で行われてよい。コポリマーを外部架橋するための種々
の系は欧州特許出願第EP−A−269393号及び仏国特許出
願第FR−A−2355929号に記載されており、そして、こ
れらは本発明に使用されうる。例えば、ヒドロキシル官
能性又はカルボキシル官能性の線状ポリマーはジイソシ
アネート(ブロックされている必要があるであろう)に
より架橋されることができ、又は、カルボキシ官能性ポ
リマーはエチレンジアミンのようなポリアミンにより又
はヒドロキシル及び/又はエポキシド基を含む多官能性
試薬により架橋されることができる。
一般に125〜250℃の範囲である。カルボン酸及びヒドロ
キシル基の反応によりエステル架橋が形成されるとき
に、架橋に好ましい温度は少なくとも150℃又は160℃で
あり、そして好ましくは225℃以下である。押出加工の
間に到達される温度、例えば、乾式紡糸の間にフィラメ
ントが到達する温度は早期架橋を抑制するように架橋温
度よりも低く、好ましくは30℃は低く;エステル架橋を
形成するときには、押出加工の間に到達される温度は好
ましくは120℃以下である。架橋工程が行われる時間は
一般に2分間〜2時間の範囲であり;このときに架橋工
程を行うために必要な温度が繊維又はフィルム中に存在
するいかなる化学物質をも損傷しないならば、5分間〜
15分間の架橋時間が好ましい。熱架橋のために使用され
る装置は、一般に、乾燥のために使用される装置と同一
であることができ、例えば、繊維又はフィルムは炉を通
過されてよい。繊維は孔質のコンベアーベルトのような
有孔支持体上の繊維のベッドとして架橋される。
が入るときに、その湿分含有率は繊維又はフィルムの重
量基準で0〜10重量%の範囲である。我々は、繊維又は
フィルムの湿分含有率がこの段階で10%を上回るなら
ば、架橋に使用される高温における急速な蒸発により繊
維又はフィルムの構造に対する損傷が生じる。一般に、
製造される繊維の強度は架橋開始時の繊維又はフィルム
の湿分含有率の減少とともに増加する。湿分含有率4又
は5%にまで湿分含有率を減少させることは向上した機
械強度を有する繊維又はフィルムをもたらす。このよう
に、本発明を実施するための最も好ましい方法におい
て、繊維は乾式紡糸され、そして、繊維の乾燥重量基準
で15〜20%の湿分含有率で回収され、クリンプ加工さ
れ、及び/又は必要なときに切断され、そして、架橋工
程に入る前に4〜8%の湿分含有率にまで乾燥される。
しかし、もし繊維が最初に10〜12%の湿分含有率で回収
されるならば、架橋工程に入る前に繊維を3〜6%の湿
分含有率にまで乾燥することが更に有利であり;同様
に、架橋前に15〜20%の湿分含有率から10%にまで乾燥
することは有利であるが、より低い含有率にまで乾燥す
ることは繊維の性質を更に向上させるであろう。一般
に、4%を下回る、特に2%を下回る湿分含有率にまで
乾燥する更なる利点は、100℃を下回る温度で行われる
これらの低い含有率の湿分を除去する更なるコストを比
較すると、殆どない。
て高温が使用されるために、一般には1%未満の非常に
低い湿分含有率を有する。特定の用途、特に更なる繊維
加工を経験する繊維では、我々は、架橋後に制御される
ように湿分を加えること、例えば、乾燥繊維重量基準で
少なくとも10%、そして一般には30%まで、例えば、10
〜20%の値まで湿分含有率を増加させることは、より脆
性の低い繊維を提供するために有利であることを発見し
た。
材料を繊維を形成するために紡糸すること及びこの繊維
を100℃より高い温度で架橋することによる架橋された
繊維を製造する方法は、架橋された繊維は、繊維の乾燥
重量基準で少なくとも10%まで繊維の湿分含有率を上昇
させるために、架橋後に、湿潤空気で処理されることを
特徴とする。
てよいが、好ましくは、少なくとも40℃で、好ましくは
少なくとも50℃で、約90℃の温度までの高温で湿潤空気
により行われる。湿潤空気は繊維上に所望される湿分含
有率より高い相対湿度を有すべきであり、そして、100
%までの相対湿度を有することができるが、高温で湿潤
空気を使用するときには、相対湿度は好ましくは40〜75
%である。湿潤空気による処理は好ましくは、支持体、
好ましくは有孔コンベアーベルトのような孔質支持体上
の繊維のベッドを必要な温度及び湿度での空気流を有す
るチャンバー中に通過させることにより行われる。湿潤
空気は好ましくは繊維の均質な処理を達成するように繊
維のベッドを通過する。繊維のパッケージを湿潤空気に
さらすことは、一般に、繊維の均質な湿潤化を達成しな
いであろう。
は、繊維加工、例えば、カーディング、紡糸、クリンプ
加工、ウィービング若しくはニッティング又はニードリ
ングのような機械処理を含む不織布生成を受けるとき
に、好ましくは行われる。このような加工が意図された
繊維は、通常には少なくとも10mmの、頻繁には少なくと
も25mmのステープル長さであって、100又は200mmまでの
ステープル長さを有し、又は、それは連続フィラメント
であってもよい。
エアレイイング(乾式)又はウェットレイイング(湿
式)によりウェブに加工される。特に、空気中に浮かん
だ繊維からメッシュの下側に吸引手段を有する孔質メッ
シュ上へのエアレイイングは広く使用されており、そし
て、使い捨ての吸収性製品に使用される繊維ウェブを形
成するの安価な方法である。このような不織布形成法で
の使用では、繊維の再湿潤化は必要不可欠ではないが、
製品に害なく行うことができる。架橋前に100℃未満で
の乾燥工程を使用することは、より低い表面損傷を有す
る繊維を製造するには更に有利である。
し、このため、架橋前に100℃を下回る温度での乾燥工
程よりも繊維加工の間の繊維の損失を減じる、繊維加工
の最良の結果はこれらの両方の工程が使用される方法に
より得られるが、再湿潤化工程は、架橋が予備乾燥工程
なしに行われる方法においても使用されうる。この場
合、繊維が回収され、そして、架橋剤にフィードされる
ときに、繊維の湿分含有率は好ましくは繊維の乾燥重量
基準で15%未満、例えば、8〜12%である。
ィングは、柔軟基材、例えば、フィルム又は布帛が架橋
性の水溶性ポリマーの水溶液でコートされ、コーティン
グが一般に100℃より高い温度で湿分含有率8〜25重量
%にまで乾燥され、そして、その後、100℃より低い温
度で0〜10重量%の範囲のより低い湿分含有率にまで更
に乾燥され、そして更に乾燥されたコーティングは125
〜250℃の範囲の温度に加熱されることにより架橋され
る方法により製造される。コートされたフィルム又は布
帛は、2つの乾燥工程の間に、機械加工、例えば、パッ
ケージに巻かれ、延伸及び/又は切断されることができ
る。使用される架橋性の水溶性ポリマーは上記に記載の
ように繊維又はフィルムを製造するために使用されてよ
く、それは同様の濃度及び粘度の水溶液として柔軟基材
上にコートされてよい。
断、乾燥、架橋及び再湿潤化のプロセスのための全体の
模式図である。
るであろう。加熱され、そして濾過された紡糸ドープを
紡糸口金10を通して押出しし、乾式紡糸セル13中で繊維
11を形成させる。加熱空気はセル13中を循環する。押出
しされた繊維11がセル13を下方に向かって通過するとき
に乾燥され、そして、団結化され、そしてゴデット15の
周囲に回収される。繊維はセル13の乾燥チャンバーのサ
イドから小穴16を通してトウ17の形で出てくる。
燥重量基準で8〜25%である。必要ならば、繊維ストラ
ンドがトウ17の形で出てくるときに、繊維ストランドに
紡糸仕上げが施されうる。
ープル繊維19として切断機から落ちる。加工されたステ
ープル繊維の例は6mm〜52mmの繊維であるが、より短い
及び長い、並びに中間の長さの繊維は本発明の方法から
利益を受ける。ステープル繊維19は移動している空気透
過性ベルト20上に落ち、湿分含有率8〜25%を有する繊
維のベッド21を形成する。別には、ステープル繊維19は
予備乾燥炉22を通過するベルト20に繊維を制御して供給
するように配置されたフィードホッパーを通過すること
もできる。繊維は、切断機18からベルト20の上方に位置
するホッパーに、例えば、空気式で輸送されてよい。ホ
ッパーは(繊維取扱で知られている)タイプであること
ができ、ここで、ホッパーから繊維を引き出すために1
対の縦溝入りローラーは回転し、繊維をベルト20上にフ
ィードする。ベッド21中の繊維の均質な分布性を向上さ
せるために、繊維は離散したパイルの繊維としてではな
く緩いウェブとしてベルト20にフィードされうる。この
末端へは、狭いホッパーが好ましくは使用され、そし
て、傾斜したプレートが緩いウェブをより緩やかにベル
ト20上に向かって行かせるように縦溝入りローラーの下
方に位置することができる。ベルト20の上方の固定した
距離にガイドロール及び/又は炉22への入口で下方に傾
斜したフラップは繊維ベッド21の深さを制御することを
補助するように使用されうる。繊維ベッド21の深さは好
ましくは1〜5Kg/m2の重量を有する10mm〜50mmの範囲で
ある。
は100℃以下の温度で、例えば、80℃で、湿分含有率0
〜10%、例えば、約5%を提供するために充分な時間乾
燥される。炉22は好ましくは強制通風炉であり、ここ
で、下方へ通風された熱風は繊維ベッド21に衝突し、そ
して、繊維ベッド21及び透過性ベルトを通過する。炉内
の滞留時間は例えば、6〜50分間の範囲であることがで
きる。
好ましくは繊維が乾燥機から周囲に吹き出されないよう
な手段を有する。出口23は、例えば、柔軟な不透過性材
料、例えば、‘Tygaflor'の商標名で市販の材料の下方
に傾斜したフラップで形成されてよく、それは炉22から
出口23に導くベルト20に沿って数デシメートル間延びて
いる。出口23から逃げてくる空気は繊維ベッド21中に強
制され、最終的に孔質ベルト20を通過し、繊維をベルト
20上に保持する傾向がある。乾燥した繊維の層はストリ
ーム24でベルト20から第二の透過性コンベアーベルト上
に落ちる。繊維は、別には、ベルト25にフィードするホ
ッパーに落ち又は輸送されることができ、又は、単一の
コンベアーベルトが予備乾燥炉22及び次の架橋炉を通過
することができる。
ド26を形成する。繊維のベッド26はベルト26上の繊維ベ
ッド21と同一の厚さ及び重量であってよく、又は、それ
は幾分薄く、例えば、0.8〜3.5kg/m2の範囲であってよ
い。繊維のベッド26は、その後、架橋炉27を通過し、こ
こで、予備乾燥されたステープル繊維は125〜250℃の範
囲の温度、例えば、200℃に8分間加熱されて、吸収性
繊維を製造するように水溶性ポリマーを架橋する。
強制通風炉であり、緩い繊維が炉から吹き出さないよう
な同様の手段を有する。架橋後、吸収性繊維はコンベア
ー25から28のような更なるコンベアー29上にフィードさ
れ、それは好ましくはコンベアー20及び25と同様に透過
性ベルトである。繊維は、別には、ホッパー、フィード
コンベアー29にフィードされることができ、又は、単一
のコンベアーベルトは架橋炉及び次の再湿潤化チャンバ
ーを通過することができる。
化チャンバー30を通過し、ここで、繊維の湿分含有率は
少なくとも10%、例えば、約15%に増加される。再湿潤
化チャンバー30は好ましくは下方に通風された湿った温
風、例えば、50%の相対湿度で65℃の空気を有し、それ
は繊維ベッドに衝突する。チャンバーは炉22及び27と同
様の構造であることができる。再湿潤化チャンバー30で
の滞留時間は、例えば、3〜45分間であることができ
る。再湿潤化した繊維は、その後、31のようにコンベア
ー29を通過して適切な貯蔵及び/又はパッケージング装
置に送られる。
品として使用されうる。繊維は、吸収性の人体用製品、
例えば、タンポン、使い捨ておむつ、衛生用ナプキン又
は失禁用パッドに使用されることができる。吸収性繊維
は好ましくは他の繊維、例えば、綿又は欧州特許出願第
EP−A−301874号に記載のような多枝(multi−limbe
d)セルロース繊維を含む再生セルロース繊維のような
セルロース繊維、又は、ポリプロピレン若しくはポリエ
ステル繊維との組み合わせで使用されることができる。
吸収性繊維は、例えば、カーディング又はエアレイイン
グにより前記の他の繊維と均質混合され、混合繊維のウ
ェブを形成する。別には、本発明により製造された吸収
性繊維は繊維層の間に挟まれた吸収剤として使用される
ことができる。セルロース繊維とのブレンド中の吸収性
繊維の比率は、吸収性製品では、例えば、少なくとも5
重量%であり、95重量%までであり、好ましくは少なく
とも10%であり、50重量%までである。吸収性繊維は、
吸収性製品中で、フラッフトウッドパルプ又は合成繊維
パルプ、例えば、ポリオレフィンパルプとの組み合わせ
で同様の含有率で使用されることもできる。
ムを含むヤーン、織布又は不織布は地下ケーブルの水の
浸入を防ぐ膨潤性材料として使用されることもできる。
ヤーン又は布帛テープはケーブルを包むように使用され
ても、又は、ケーブルの長手方向に横たえてもよい。
月1992年のp−60〜61に記載されているタイプの多くの
他の用途、例えば、フィルター、パッケージ用マット若
しくは吸収性ライナー、使い捨て雑巾、マット−靴の内
底若しくはベッドシーツ、膨潤性ガスケット若しくはシ
ール、園芸における湿分保持マット、湿分保持パッケー
ジング又は膨潤性自己シール性縫い糸に使用されうる。
示がないかぎり、部及びパーセントは重量基準である。
されている)、20モル%メチルアクリレート及び2モル
%ヘキサプロピレングリコールモノメタクリレートのコ
ポリマーの38%水溶液を紡糸口金を通してセル中へ向か
って繊維に紡糸し、ここで、繊維から水を除去した。紡
糸口金における溶液の温度は90〜100℃であった。セル
は150℃でチューブウォールヒーターにより加熱され
た。繊維は約200m/minでトウとして回収され、ステープ
ルカッターを通過した。繊維はステープルカッターに通
るときに、乾燥繊維基準で16%の湿分含有率を有し、そ
して、約15デシテックスのフィラメント当たり重量を有
した。
7%の湿分含有率になるように70℃で強制通風炉中で乾
燥させた。乾燥した繊維を、その後、炉中で200℃で10
分間架橋させて、水吸収性で水不溶性の繊維を形成させ
た。その後、繊維を60℃及び50%相対湿度で8時間条件
調節して、乾燥繊維基準で15%の湿分含有率にした。
保持性35g/gを有した。
性の塩水溶液中に分散させ、そして5分間放置する。こ
の分散体を、その後、孔サイズ100〜160ミクロンの焼結
されたMark1漏斗を通して濾過し、そして、5分間又は
ドリッピングが止まるまで、どちらか長い方の時間放置
する。漏斗を通して濾過された水の量を計量し、そして
繊維により吸収された塩水溶液の重量を引き算で計算す
る。
ピングが止まるまで、どちらか長い方の時間約3.4kPaで
圧力を加え、出てきた塩水溶液を計量することにより測
定される。繊維により保持された塩水溶液の重量は引き
算により計算する。
方法で製造した。各繊維試料は10dtexの154mmのポリエ
ステルステープル繊維と同一の比率でブレンドされ、そ
して、半梳毛機及び切綿機を通して加工され、11.5g/m
の重量を有するシルバーを製造した。出口が梳毛機及び
切綿機からニップされた後に梳毛機下及び表面上に堆積
した短い破断した繊維の量は対照試料よりも本発明によ
り製造された繊維では実質的に少なかった。
再湿潤化工程が、再湿潤化チャンバー中、孔質ベルト上
に繊維ベッドとして繊維を処理することにより行われ
た。再湿潤化チャンバーは強制通風炉であり、下方に通
風される60℃の温度及び55%の相対湿度で空気を有し
た。再湿潤化工程は8分間行われ、15%の繊維の湿分含
有率が達成された。繊維は実施例1の繊維と同一の吸収
性及び加工性を有した。
糸し、そして、湿分含有率15%でトウとして繊維を回収
することにより繊維を製造した。15デシテックス/フィ
ラメントのトウを6mmのステープル長さに切断した。ス
テープル繊維を7%の湿分含有率に乾燥し、そして、実
施例1に記載のように200℃で10分間架橋させたが、再
湿潤化はさせなかった。
上方の紙製造用ワイヤーメッシュに堆積させて、おむつ
における吸収層として有用なエアーレイド(乾式)不織
布を形成させた。
一の方法で対照繊維を製造した。対照繊維はエアレイド
されたときに、本発明の繊維がエアレイドされたときよ
りも、実質的により多くの繊維フラグメントがメッシュ
を通して吸引された空気中に見られた。
式紡糸することにより繊維を製造した。このため、押出
しされたばかりの繊維の乾燥がより多く起こった。繊維
を湿分含有率11%で回収し、そして、160mmのステープ
ル長さに切断した。その後、いかなる予備乾燥工程をも
なしに、繊維を200℃で10分間炉中で架橋した。65℃の
温度及び50%相対湿度で実施例2の方法を使用して繊維
を再湿潤化させ、最終の湿分含有率16%を達成した。
そして、実施例1のようにシルバーを形成するようにカ
ーディングしたときに、カードの下及び周囲に堆積した
破断した繊維の量は、実施例1の繊維でよりも若干多量
であったが、実施例1の対照繊維よりも実質的に少量で
あった。また、ステープルカッターにおいて実施例1よ
りも多量の短い破断された繊維があった。
カードの下及び回りに堆積する短い繊維の量は非常に大
きくなった。
Claims (31)
- 【請求項1】水溶性ポリマーの水溶液を気体媒体中に押
出して、繊維を形成させること、及び、架橋した繊維が
水不溶性となるように充分な程度に125℃〜250℃の範囲
の温度で前記繊維を架橋させることにより、吸水性で水
不溶性の繊維を製造する方法であって、 押出された繊維は繊維の乾燥重量基準で8〜25%の湿分
含有率で回収され、そして100℃以下の温度で更に乾燥
されて、それにより、架橋工程に入る繊維が繊維の乾燥
重量基準で0〜10%の範囲という、より低い湿分含有率
を有することを特徴とする方法。 - 【請求項2】水溶性ポリマーの水溶液が紡糸口金を通し
て押出されて繊維を形成し、そして、繊維が繊維の乾燥
重量基準で10〜22%の湿分含有率でトウ又はヤーンとし
て回収されることを特徴とする請求項1記載の吸水性で
水不溶性の繊維を製造する方法。 - 【請求項3】回収される繊維がフィラメント当たり2〜
20のデシテックスを有することを特徴とする請求項2記
載の方法。 - 【請求項4】トウ又はヤーンが繊維の乾燥重量基準で10
〜22%の湿分含有率でステープル繊維に切断され、そし
て、次いで、繊維の形で乾燥されて架橋されることを特
徴とする請求項2又は3記載の方法。 - 【請求項5】ステープル繊維が、移動しているベルト上
で繊維ベッドとして乾燥されることを特徴とする、請求
項4記載の方法。 - 【請求項6】繊維が、架橋後に、繊維の乾燥重量基準で
少なくとも10%の湿分含有率に再湿潤化されることを特
徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】繊維が回収される前に延伸されることを特
徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】押出された繊維が繊維の乾燥重量基準で少
なくとも12%の湿分含有率で回収されることを特徴とす
る請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項9】押出された繊維が繊維の乾燥重量基準で15
〜20%の湿分含有率で回収されることを特徴とする請求
項8記載の方法。 - 【請求項10】押出された繊維が、架橋工程に入る前に
100℃以下の温度で、繊維の乾燥重量基準で4〜8%の
湿分含有率に乾燥されることを特徴とする請求項1〜9
のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項11】繊維の湿分含有率が、100℃以下の温度
での更なる乾燥工程の間に、繊維の乾燥基準で少なくと
も5%減じられることを特徴とする請求項1〜10のいず
れか1項に記載の方法。 - 【請求項12】前記乾燥工程が60〜90℃で行われること
を特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項13】水溶液が30〜45重量%の水溶性ポリマー
の濃度を有し、且つ、80℃を上回るが、ポリマー溶液の
沸点を下回る温度で押出されることを特徴とする請求項
1〜12のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項14】架橋性ポリマー材料を紡糸して繊維を形
成させること、及び、この繊維を100℃を上回る温度で
架橋することにより架橋した繊維を製造する方法であっ
て、 前記架橋した繊維は、架橋後に湿潤空気により処理され
て、繊維の乾燥重量基準で少なくとも10重量%にまで繊
維の湿分含有率を上昇させることを特徴とする方法。 - 【請求項15】架橋した繊維を処理する湿潤空気が少な
くとも50℃の温度であることを特徴とする請求項14記載
の方法。 - 【請求項16】湿潤空気を孔質支持体上にある架橋した
繊維のベッドを通過させることを特徴とする請求項14又
は15記載の方法。 - 【請求項17】架橋した繊維が、水溶性の架橋性ポリマ
ーの水溶液を気体媒体中に押出して、繊維を形成させる
こと、及び、前記繊維を100℃より高い温度で架橋させ
ることにより製造された、吸水性で水不溶性の繊維であ
ることを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載
の方法。 - 【請求項18】水溶性ポリマーが、エチレン系不飽和カ
ルボキシルモノマー50〜95重量%と、共重合性エチレン
系不飽和モノマー5〜50重量%のコポリマーであること
を特徴とする請求項1〜13又は17のいずれか1項に記載
の方法。 - 【請求項19】共重合性エチレン系不飽和モノマーが少
なくとも部分的にヒドロキシル官能性若しくはエポキシ
ド官能性コモノマーからなり、そのため、架橋工程の間
に、カルボキシルモノマーに由来するカルボン酸基と、
コモノマーに由来するヒドロキシル若しくはエポキシド
基との間の反応によりエステル架橋が形成することを特
徴とする請求項18記載の方法。 - 【請求項20】水溶性ポリマーの水溶液を気体媒体中に
押出して、フィルムを形成させること、及び、架橋した
フィルムが水不溶性となるように充分な程度に125℃〜2
50℃の範囲の温度でフィルムを架橋させることにより、
吸水性で水不溶性のフィルムを製造する方法であって、 押出されたフィルムはフィルムの乾燥重量基準で8〜25
%の湿分含有率で回収され、そして100℃以下の温度で
更に乾燥されて、それにより、架橋工程に入るフィルム
がフィルムの乾燥重量基準で0〜10%の範囲という、よ
り低い湿分含有率を有することを特徴とする方法。 - 【請求項21】水溶性ポリマーの水溶液がスリットダイ
又は環状ダイを通して押出されてフィルムを形成し、こ
のフィルムがフィルムの乾燥重量基準で10〜22%の湿分
含有率で回収されることを特徴とする、吸水性で水不溶
性のフィルムを製造するための請求項20記載の方法。 - 【請求項22】フィルムが、100℃以下の温度での乾燥
工程前に、フィルムの乾燥重量基準で10〜22%の湿分含
有率で長手方向に切り開かれることを特徴とする請求項
21記載の方法。 - 【請求項23】フィルムが回収される前に延伸されるこ
とを特徴とする請求項20〜22のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項24】押出されたフィルムがフィルムの乾燥重
量基準で少なくとも12%の湿分含有率で回収されること
を特徴とする請求項20〜23のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項25】押出されたフィルムがフィルムの乾燥重
量基準で15〜20%の湿分含有率で回収されることを特徴
とする請求項24記載の方法。 - 【請求項26】押出されたフィルムが、架橋工程に入る
前に100℃以下の温度で、フィルムの乾燥重量基準で4
〜8%の湿分含有率に乾燥されることを特徴とする請求
項20〜25のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項27】フィルムの湿分含有率が、100℃以下の
温度での更なる乾燥工程の間に、フィルムの乾燥基準で
少なくとも5%減じられることを特徴とする請求項20〜
26のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項28】前記乾燥工程が60〜90℃で行われること
を特徴とする請求項20〜27のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項29】水溶液が30〜45重量%の水溶性ポリマー
の濃度を有し、且つ、80℃を上回るが、ポリマー溶液の
沸点を下回る温度で押出されることを特徴とする請求項
20〜28のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項30】水溶性ポリマーが、エチレン系不飽和カ
ルボキシルモノマー50〜95重量%と、共重合性エチレン
系不飽和モノマー5〜50重量%のコポリマーであること
を特徴とする請求項20〜29のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項31】共重合性エチレン系不飽和モノマーが少
なくとも部分的にヒドロキシル官能性若しくはエポキシ
ド官能性コモノマーからなり、そのため、架橋工程の間
に、カルボキシルモノマーに由来するカルボン酸基と、
コモノマーに由来するヒドロキシル若しくはエポキシド
基との間の反応によりエステル架橋が形成することを特
徴とする請求項30記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9217599.1 | 1992-08-19 | ||
GB9217599A GB2270030B (en) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | Method of producing fibre or film |
PCT/GB1993/001753 WO1994004724A1 (en) | 1992-08-19 | 1993-08-18 | Method of producing fibre or film |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08500640A JPH08500640A (ja) | 1996-01-23 |
JP3236620B2 true JP3236620B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=10720593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50604594A Expired - Lifetime JP3236620B2 (ja) | 1992-08-19 | 1993-08-18 | 繊維及びフィルムの製造法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5582786A (ja) |
EP (1) | EP0656077B1 (ja) |
JP (1) | JP3236620B2 (ja) |
CA (1) | CA2141862C (ja) |
DE (1) | DE69302480T2 (ja) |
DK (1) | DK0656077T3 (ja) |
ES (1) | ES2088291T3 (ja) |
GB (1) | GB2270030B (ja) |
WO (1) | WO1994004724A1 (ja) |
Families Citing this family (77)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997028209A1 (fr) * | 1996-02-02 | 1997-08-07 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Procede pour modifier un polymere hydrophile et pour produire une resine hydrophile polymere |
US6210801B1 (en) | 1996-08-23 | 2001-04-03 | Weyerhaeuser Company | Lyocell fibers, and compositions for making same |
US6471727B2 (en) | 1996-08-23 | 2002-10-29 | Weyerhaeuser Company | Lyocell fibers, and compositions for making the same |
US6306334B1 (en) | 1996-08-23 | 2001-10-23 | The Weyerhaeuser Company | Process for melt blowing continuous lyocell fibers |
US6331354B1 (en) | 1996-08-23 | 2001-12-18 | Weyerhaeuser Company | Alkaline pulp having low average degree of polymerization values and method of producing the same |
GB2323392B (en) * | 1997-03-21 | 2001-08-22 | Courtaulds Fibres Ltd | Fibrillated acrylic fibre |
DE69817574T2 (de) | 1997-07-02 | 2004-06-24 | Coloplast A/S | Herstellungsmethode für ein faserfreies, poröses material |
GB2327201B (en) * | 1997-07-14 | 2002-04-17 | Technical Absorbents Ltd | Production of fibre |
AU743688B2 (en) * | 1997-12-31 | 2002-01-31 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Nonwoven web of superabsorbent fiber and method |
GB2340835B (en) | 1998-08-26 | 2003-01-15 | Pvax Ploymers Ltd | PVA-containing compositions |
US6773648B2 (en) | 1998-11-03 | 2004-08-10 | Weyerhaeuser Company | Meltblown process with mechanical attenuation |
US6148641A (en) * | 1998-12-18 | 2000-11-21 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Apparatus and method for producing dried, chopped strands |
US6469130B1 (en) | 1998-12-24 | 2002-10-22 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Synthetic fiber nonwoven web and method |
GB0005016D0 (en) | 2000-03-01 | 2000-04-26 | Jumik Technologies Limited | PVA-Containing compositions |
US6500215B1 (en) | 2000-07-11 | 2002-12-31 | Sybron Chemicals, Inc. | Utility of selected amine oxides in textile technology |
US6620503B2 (en) | 2000-07-26 | 2003-09-16 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Synthetic fiber nonwoven web and method |
GB2377177A (en) * | 2001-07-05 | 2003-01-08 | Acordis Speciality Fibres Ltd | Wound dressing comprising gel forming and superabsorbent layers |
US6838030B2 (en) * | 2001-07-30 | 2005-01-04 | Sumitomo Bakelite Company Limited | Method of and apparatus for manufacturing molded materials of thermosetting resin composition |
GB2422150B (en) * | 2005-01-13 | 2009-11-25 | Pvaxx Res & Dev Ltd | PVA-containing compositions |
US7838610B2 (en) * | 2005-09-30 | 2010-11-23 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Ion-sensitive super-absorbent polymer |
US8765170B2 (en) | 2008-01-30 | 2014-07-01 | The Procter & Gamble Company | Personal care composition in the form of an article |
MX2010011378A (es) | 2008-04-16 | 2010-11-12 | Procter & Gamble | Composicion no espumante para el cuidado personal en forma de un articulo. |
BRPI0922333B1 (pt) | 2008-12-08 | 2019-01-29 | Procter & Gamble | processo de produção de um artigo para dissolução mediante o uso da aplicação de tensoativos |
US8461090B2 (en) | 2008-12-08 | 2013-06-11 | The Procter & Gamble Company | Personal care composition in the form of an article having a porous, dissolvable solid structure |
CN102387773A (zh) | 2008-12-08 | 2012-03-21 | 宝洁公司 | 可溶性多孔固体基质和表面驻留的环糊精香料络合物 |
WO2010077628A2 (en) | 2008-12-08 | 2010-07-08 | The Procter & Gamble Company | Personal care composition in the form of an atricle having a porous, dissolvable solid structure |
US20110132387A1 (en) | 2009-12-08 | 2011-06-09 | Ali Abdelaziz Alwattari | Porous, Dissolvable Solid Substrate And Surface Resident Coating Comprising A Skin Treatment Active |
MX339322B (es) | 2009-12-08 | 2016-05-20 | Procter & Gamble | Un sustrato solido, soluble y poroso y recubrimiento fijo de superficie que comprende microesferas de matriz. |
US9198838B2 (en) | 2009-12-08 | 2015-12-01 | The Procter & Gamble Company | Porous, dissolvable solid substrate and surface resident coating comprising water sensitive actives |
WO2011071969A1 (en) | 2009-12-08 | 2011-06-16 | The Procter & Gamble Company | A porous, dissolvable solid substrate and a cationic surfactant conditioner material |
EP2509560B1 (en) | 2009-12-08 | 2017-07-19 | The Procter and Gamble Company | A porous, dissolvable solid substrate and a surface resident coating of cationic surfactant conditioner |
WO2011103152A1 (en) | 2010-02-16 | 2011-08-25 | The Procter & Gamble Company | A porous, dissolvable solid substrate and surface resident coating comprising a zync pyrithione |
CA2803382C (en) | 2010-07-02 | 2015-03-31 | The Procter & Gamble Company | Method for delivering an active agent |
BR112012033414B1 (pt) | 2010-07-02 | 2021-07-13 | The Procter & Gamble Company | Artigo de estrutura de manta fibrosa dissolvível que compreende agentes ativos |
BR112013000101A2 (pt) | 2010-07-02 | 2016-05-17 | Procter & Gamble | filamentos compreendendo mantas de não tecido com agente ativo e métodos de fabricação dos mesmos |
US20180163325A1 (en) | 2016-12-09 | 2018-06-14 | Robert Wayne Glenn, Jr. | Dissolvable fibrous web structure article comprising active agents |
EP2588589B2 (en) | 2010-07-02 | 2023-07-19 | The Procter & Gamble Company | Process for the production of a detergent product |
CN103582474A (zh) | 2011-05-27 | 2014-02-12 | 宝洁公司 | 可溶性固体毛发着色制品 |
JP5806396B2 (ja) | 2011-05-27 | 2015-11-10 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー | 溶解性固体毛髪染色物品 |
US8444716B1 (en) | 2012-05-23 | 2013-05-21 | The Procter & Gamble Company | Soluble solid hair coloring article |
GB2506653B (en) * | 2012-10-05 | 2017-09-27 | Speciality Fibres And Mat Ltd | Absorbent materials |
MX370280B (es) | 2012-10-12 | 2019-12-09 | Procter & Gamble | Composición para el cuidado personal en la forma de un artículo disoluble. |
WO2014205015A1 (en) | 2013-06-18 | 2014-12-24 | The Procter & Gamble Company | Laminate cleaning implement |
WO2014205016A1 (en) | 2013-06-18 | 2014-12-24 | The Procter & Gamble Company | Bonded laminate cleaning implement |
US20150315350A1 (en) | 2014-04-22 | 2015-11-05 | The Procter & Gamble Company | Compositions in the Form of Dissolvable Solid Structures |
US9877899B2 (en) | 2014-05-05 | 2018-01-30 | The Procter & Gamble Company | Consumer product comprising a fibrous web structure with a silicone conditioning agent coating |
US9827173B2 (en) | 2014-05-05 | 2017-11-28 | The Procter & Gamble Company | Porous dissolvable solid structure with two benefit agents and methods of forming an aqueous treatment liquor therefrom |
US9861558B2 (en) | 2014-05-05 | 2018-01-09 | The Procter & Gamble Company | Methods of forming an aqueous treatment liquor by dissolving a porous solid with a benefit agent coating |
US9861559B2 (en) | 2014-05-05 | 2018-01-09 | The Procter & Gamble Company | Consumer product comprising a porous, dissolvable, fibrous web solid structure with a silicone coating |
US20150313805A1 (en) | 2014-05-05 | 2015-11-05 | The Procter & Gamble Company | Consumer Products |
US9937111B2 (en) | 2014-05-05 | 2018-04-10 | The Procter & Gamble Company | Consumer product comprising a fibrous web solid structure with a silicone conditioning agent coating |
US9867762B2 (en) | 2014-05-05 | 2018-01-16 | The Procter & Gamble Company | Consumer product comprising a porous dissolvable solid structure and silicone conditioning agent coating |
US10099435B2 (en) * | 2015-06-04 | 2018-10-16 | Ford Global Technologies, Llc | Method of splitting fiber tows |
EP3115387A1 (en) | 2015-07-08 | 2017-01-11 | Universiteit Gent | Novel urethane based materials, derivatives, methods of their preparation and uses |
WO2017005613A1 (en) | 2015-07-08 | 2017-01-12 | Universiteit Gent | Novel urethane based materials, derivatives, methods of their preparation and uses |
KR102056302B1 (ko) | 2016-03-24 | 2019-12-16 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지 섬유의 제조 방법 |
MX2019008761A (es) | 2017-01-27 | 2019-09-18 | Procter & Gamble | Composiciones en la forma de estructuras solidas solubles que comprenden particulas aglomeradas efervescentes. |
EP3573593B1 (en) | 2017-01-27 | 2023-08-30 | The Procter & Gamble Company | Compositions in the form of dissolvable solid structures |
WO2018213003A1 (en) | 2017-05-16 | 2018-11-22 | The Procter & Gamble Company | Conditioning hair care compositions in the form of dissolvable solid structures |
JP1629688S (ja) | 2018-07-16 | 2019-04-15 | ||
US11666514B2 (en) | 2018-09-21 | 2023-06-06 | The Procter & Gamble Company | Fibrous structures containing polymer matrix particles with perfume ingredients |
JP7071536B2 (ja) * | 2018-11-22 | 2022-05-19 | 株式会社日本触媒 | 繊維状吸水性樹脂およびその製造方法、並びに吸収性物品 |
JP7381613B2 (ja) | 2019-06-28 | 2023-11-15 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | アニオン性界面活性剤を含有する溶解性固体繊維性物品 |
EP3993757A1 (en) | 2019-07-03 | 2022-05-11 | The Procter & Gamble Company | Fibrous structures containing cationic surfactants and soluble acids |
USD939359S1 (en) | 2019-10-01 | 2021-12-28 | The Procter And Gamble Plaza | Packaging for a single dose personal care product |
US11597191B2 (en) | 2019-10-14 | 2023-03-07 | The Procter & Gamble Company | Biodegradable and/or home compostable sachet containing a solid article |
EP4061320A1 (en) | 2019-11-20 | 2022-09-28 | The Procter & Gamble Company | Porous dissolvable solid structure |
WO2021113211A1 (en) | 2019-12-01 | 2021-06-10 | The Procter & Gamble Company | Hair conditioner compositions with a preservation system containing sodium benzoate and glycols and/or glyceryl esters |
USD962050S1 (en) | 2020-03-20 | 2022-08-30 | The Procter And Gamble Company | Primary package for a solid, single dose beauty care composition |
USD941051S1 (en) | 2020-03-20 | 2022-01-18 | The Procter And Gamble Company | Shower hanger |
USD965440S1 (en) | 2020-06-29 | 2022-10-04 | The Procter And Gamble Company | Package |
WO2022027067A1 (en) | 2020-07-31 | 2022-02-03 | The Procter & Gamble Company | Water-soluble fibrous pouch containing prills for hair care |
WO2022036354A1 (en) | 2020-08-11 | 2022-02-17 | The Procter & Gamble Company | Low viscosity hair conditioner compositions containing brassicyl valinate esylate |
EP4196233A1 (en) | 2020-08-11 | 2023-06-21 | The Procter & Gamble Company | Moisturizing hair conditioner compositions containing brassicyl valinate esylate |
MX2023001043A (es) | 2020-08-11 | 2023-02-16 | Procter & Gamble | Composiciones acondicionadoras de enjuague limpio para el cabello que contienen esilato de valinato de brassicilo. |
JP2023538037A (ja) | 2020-09-10 | 2023-09-06 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 抗細菌活性物質を含有する溶解性固体物品 |
MX2023005792A (es) | 2020-12-01 | 2023-05-29 | Procter & Gamble | Composiciones acuosas acondicionadoras de cabello que contienen activos anticaspa solubilizados. |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2627708A1 (de) * | 1976-06-21 | 1977-12-29 | Basf Ag | Faeden und fasern aus vernetzten wasserunloeslichen acrylsaeurepolymerisaten, deren herstellung und verwendung |
US4731067A (en) * | 1986-10-06 | 1988-03-15 | Arco Chemical Company | Extended shelf life water-absorbing composition which facilitates fiber formation |
US4880868A (en) * | 1986-10-06 | 1989-11-14 | Arco Chemical Technology, Inc. | Extended shelf life water-absorbing composition which facilitates fiber formation |
JP2546695B2 (ja) * | 1986-11-20 | 1996-10-23 | アライド・コロイズ・リミテツド | 吸収性生成物の製造方法 |
GB8910788D0 (en) * | 1989-05-10 | 1989-06-28 | Allied Colloids Ltd | Absorbent products and their manufacture |
ES2044954T3 (es) * | 1986-11-20 | 1994-01-16 | Allied Colloids Ltd | Productos absorbentes y su fabricacion. |
GB8811955D0 (en) * | 1988-05-20 | 1988-06-22 | Allied Colloids Ltd | Absorbent products & their manufacture |
GB9108942D0 (en) * | 1991-04-26 | 1991-06-12 | Courtaulds Plc | Fibre |
GB9210955D0 (en) * | 1992-05-22 | 1992-07-08 | Courtaulds Plc | Fibres and filaments |
GB9212403D0 (en) * | 1992-06-11 | 1992-07-22 | Courtaulds Plc | Fibres and filaments |
-
1992
- 1992-08-19 GB GB9217599A patent/GB2270030B/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-08-18 JP JP50604594A patent/JP3236620B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1993-08-18 US US08/381,833 patent/US5582786A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-08-18 ES ES93918050T patent/ES2088291T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-08-18 EP EP93918050A patent/EP0656077B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-08-18 DK DK93918050.1T patent/DK0656077T3/da active
- 1993-08-18 DE DE69302480T patent/DE69302480T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-08-18 WO PCT/GB1993/001753 patent/WO1994004724A1/en active IP Right Grant
- 1993-08-18 CA CA002141862A patent/CA2141862C/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08500640A (ja) | 1996-01-23 |
GB2270030A (en) | 1994-03-02 |
DE69302480T2 (de) | 1996-10-10 |
GB9217599D0 (en) | 1992-09-30 |
US5582786A (en) | 1996-12-10 |
DE69302480D1 (de) | 1996-06-05 |
DK0656077T3 (da) | 1996-09-16 |
ES2088291T3 (es) | 1996-08-01 |
WO1994004724A1 (en) | 1994-03-03 |
CA2141862A1 (en) | 1994-03-03 |
GB2270030B (en) | 1996-06-19 |
EP0656077B1 (en) | 1996-05-01 |
CA2141862C (en) | 2003-07-01 |
EP0656077A1 (en) | 1995-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3236620B2 (ja) | 繊維及びフィルムの製造法 | |
JP3593546B2 (ja) | 繊維 | |
US6824729B2 (en) | Process of making a nonwoven web | |
EP0269393B1 (en) | Absorbent products and their manufacture | |
JP2613604B2 (ja) | 吸収性生成物 | |
KR100588280B1 (ko) | 초흡수성 특성을 가진 셀룰로스 성형물의 제조 방법 | |
EP0655097A1 (en) | Absorbent nonwoven fabric and its production | |
US6699922B2 (en) | Hydrophilic additive | |
AU743688B2 (en) | Nonwoven web of superabsorbent fiber and method | |
US6469130B1 (en) | Synthetic fiber nonwoven web and method | |
EP0644958A1 (en) | Fibre and film | |
JP2584495B2 (ja) | 高吸水性繊維シート状物の製造法 | |
JP3525536B2 (ja) | 改質ポリオレフィン系繊維およびそれを用いた不織布 | |
JP2584504B2 (ja) | 高吸水性繊維圧縮成形体の製造法 | |
JP3154287B2 (ja) | 衛生材料用不織布及びその製造方法 | |
CN116635579A (zh) | 聚乙烯醇系纤维、纤维结构体及其制造方法 | |
JP2001073267A (ja) | ウェットワイパー | |
JP2001279568A (ja) | ケミカルレース基材用長繊維不織布 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080928 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090928 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100928 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110928 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120928 Year of fee payment: 11 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120928 Year of fee payment: 11 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |