JP3235447B2 - 画像拡縮調整装置 - Google Patents

画像拡縮調整装置

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JP3235447B2 JP02115396A JP2115396A JP3235447B2 JP 3235447 B2 JP3235447 B2 JP 3235447B2 JP 02115396 A JP02115396 A JP 02115396A JP 2115396 A JP2115396 A JP 2115396A JP 3235447 B2 JP3235447 B2 JP 3235447B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像拡縮調整装置、
特にナビゲーションシステムにおいて表示装置に表示す
る画像の内容の拡縮を行うための操作性、多様性を追求
した画像拡縮調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において画面に表示する地図情報な
どの縮尺を設定する場合、予め用意された縮尺の画像情
報を切り替えて表示することで表示画面の内容の拡縮調
整を行っていた。例えば、特開平4−321450号公
報に開示された入力装置では、拡大用及び縮小用のトリ
ガーキーをハンドルにそれぞれ設け、いずれかのトリガ
ーキーを押圧操作することで画面に表示内容の拡縮調整
を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像拡縮調整装置のように、拡縮を行う所定の調整幅、
例えば1/2万、1/5万、1/10万というような固
定の縮尺の表示のみで段階的に拡縮調整を行うと、表示
された内容が利用者にとって必ずしも見たい大きさ、つ
まり要求する縮尺ではない場合がある。例えば前述の1
/2万、1/5万、1/10万という縮尺の画像情報で
表示内容が切り替わる場合に1/7.5万の縮尺の情報
で表示させたくてもその縮尺には調整できなかった。
【0004】一方、この問題を解決するために徐々に拡
縮させることで所望の縮尺で表示できる無段階的な拡縮
調整機能のみを有していると、前述した段階的な拡縮調
整機能と異なり、所望の縮尺で表示させるまでに時間が
かかってしまうという問題があった。
【0005】従って、前述した双方の機能、すなわち表
示内容を所定の調整幅で段階的に拡縮調整を行う拡縮調
整機能と、表示内容を無段階的に拡縮させる拡縮調整機
能との両機能を持たせることが考えられる。
【0006】しかしながら、各機能を単に発揮させるた
めに各々異なるスイッチやキー等を設けると、利用者は
必要に応じていずれかのスイッチ等を操作することにな
り、煩わしさが生じるという問題があった。また、スイ
ッチ等の設置場所も単純に2倍必要となってしまうとい
う問題があった。
【0007】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、利用者が要求する
縮尺での表示を簡便に行うことができる画像拡縮調整装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、第1の発明は、表示画面に表示される画像
の内容の拡縮調整を行う拡縮調整スイッチ手段を有する
画像拡縮調整装置において、前記拡縮調整スイッチ手段
は、第一の操作範囲において操作部の所定方向への操作
により現在の表示画面の内容を所定の調整幅でその操作
時間又は操作量に応じて拡縮させる第一の拡縮調整機能
と、前記第一の操作範囲と重複しない第二の操作範囲に
おいて前記操作部の前記第一の拡縮調整機能と同一操作
方向の操作により現在の表示画面の内容を前記第一の
拡縮調整機構と異なる所定の調整幅でその操作回数に応
じて拡縮させる第二の拡縮調整機能との両機能を有する
ことを特徴とする。すなわち、この発明によれば、調整
幅の異なる拡縮調整機能を有するので、利用者は、両機
能を組み合わせることで所望の縮尺で表示させることが
でき、その拡縮調整操作も単一の操作部を操作すること
で実現することができ簡便である。
【0009】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、前記操作部は、略円柱形状の回転軸部の外周面上に
配設されその円周方向に回転可能なリング形状をしてお
り、回転操作により前記第一の拡縮調整機能と前記第二
の拡縮調整機能とを使い分けることを特徴とする。すな
わち、この発明によれば、操作部の回転操作により前述
した両機能を発揮できる。
【0010】更に、第3の発明は、第2の発明におい
て、前記操作部を基準位置から一定量回転させた位置に
設けた機能切替え点までを前記第一の操作範囲とし、前
記機能切替え点から更に一定量回転させた位置までを前
記第二の操作範囲とすることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。
【0012】実施の形態1.図1は、本発明に係る画像
拡縮調整装置の一実施の形態を車両に搭載されるナビゲ
ーションシステムに適用した場合の一例を示した概略図
である。画像拡縮調整装置は、実際に表示する画像情報
を拡縮する制御手段や制御手段に対して拡縮幅等の指令
を出すための拡縮調整スイッチ手段等で構成されるが、
本実施の形態の特徴部分である拡縮調整スイッチ手段
は、ステアリングコラムとして設けられたコンビネーシ
ョンスイッチに搭載されている。このコンビネーション
スイッチは、本体全体が一つのレバースイッチ2であ
り、ナビゲーションシステムの操作に必要なキーやスイ
ッチ等を全て搭載している。レバースイッチ2には、そ
の先端部に利用者側に向けて配設したジョイスティック
スイッチ4と、レバースイッチ2の略円柱形状部位の外
周面上にその円周方向に回転可能なリング形状のズーム
スイッチ6とが搭載されている。ジョイスティックスイ
ッチ4は、概ね8方向に可動し表示された地図のスクロ
ールやメニュー選択に使用される。また、ジョイスティ
ックスイッチ4の中央部はプッシュスイッチになってお
り、選択項目の確定等にも使用される。
【0013】一方、ズームスイッチ6は、表示画面に表
示される画像の内容の拡縮調整を行う拡縮調整スイッチ
手段に含まれる操作部として設けられている。ズームス
イッチ6は、通常ニュートラル状態にあり、利用者によ
る回転操作中に手を放すと元のニュートラル状態に自動
的に戻るモーメンタリスイッチである。ニュートラル状
態にあるときがズームスイッチ6の基準位置であり、ズ
ームスイッチ6の表面に矢印を付すことで、ニュートラ
ル状態からの回転操作による変位量を視認することがで
きる。本実施の形態においては、基準位置から矢印を上
方方向に回転させることで表示内容を縮小して広域な範
囲を表示可能とする。その反対に回転させることで表示
内容を拡大して詳細な内容の表示を可能とする。もちろ
ん、操作方向の割付けはこの逆であってもよい。
【0014】図2は、このズームスイッチ6の部分の拡
大図である。この図2を用いて基準位置からの回転操作
に応じて発揮される機能について説明する。
【0015】前述したように、ズームスイッチ6は、通
常ニュートラル状態にあり矢印は基準位置(ニュートラ
ルの位置)を指している。このニュートラルの位置から
双方向に一定量回転させた所定の位置にそれぞれ機能切
替え点が設けられている。
【0016】この機能切替点を本実施の形態においては
ストッパ1といい、ストッパ1からストッパ2までの間
は可動範囲が小さくかつ操作荷重が大きくなっている。
ズームスイッチ6を回転させるとストッパ1において引
っかかり感が得られることでストッパまで回したと認識
することができる。また、ズームスイッチ6を更にスト
ッパ2まで回転させる(以後この操作をクリックを行う
と表現する)と操作荷重変化に伴うクリック感が得られ
ることでクリックを行ったことが確認できる。
【0017】なお、以降の説明においてズームスイッチ
6の回した位置というのは、ズームスイッチ6に付され
た矢印が指す位置を意味する。
【0018】図2に示したズームスイッチ6には、以上
のような同じ構成であるが、一定倍率ステップ型のもの
と代表縮尺ステップ型のものとがある。本実施の形態に
おいては、一定倍率ステップ型のズームスイッチ6につ
いて説明する。なお、以降の説明においては表示内容を
拡大する場合で説明する。表示内容の縮尺については、
ズームスイッチ6を逆方向に回すこと以外の拡縮動作は
同じなので説明を省略する。
【0019】一定倍率ステップ型のズームスイッチ6
は、ニュートラルとストッパ1との間を第一の拡縮調整
機能を発揮させるための範囲として使用する。つまり、
表示内容は、ズームスイッチ6をストッパ1に保持して
いる間は所定の調整幅でほぼ無段階に拡大されてゆく。
ズームスイッチ6は、ある位置で手放されると、ニュー
トラルの位置まで自動的に戻るが、ストッパ2からニュ
ートラル方向への回転動作中は表示内容が手放す直前の
縮尺のままで戻らない。このことからズームスイッチ6
がニュートラルの位置にあっても異なる縮尺で表示され
るということが分かる。つまり、この場合は拡大された
縮尺の表示内容が次回の基準となる表示画面の内容であ
る。このようにして、無段階的に拡縮調整を行うことが
できる。
【0020】次に、第二の拡縮調整機能の操作方法につ
いて説明する。この第二の拡縮調整機能は、クリックを
行ったときに発揮される。つまり、1回のクリック操作
によって現在の表示内容が所定の倍率だけ拡大される。
例えば、所定倍率が2倍に設定されている場合におい
て、クリックを行うと現在の表示内容は瞬時に2倍にな
る。なお、2倍の縮尺画面データが存在しない場合には
最も近い縮尺になる。現在の表示内容とは、クリック直
前の内容をさす。よって、ズームスイッチ6をニュート
ラルからストッパ1まで回転させ、そこである時間だけ
保持した後にクリックを行った場合には、ストッパ1で
の保持時間に応じただけ初期画面が拡大された表示内容
が2倍になる。一方、ズームスイッチ6を一気にニュー
トラルからストッパ2まで回転させクリックした場合に
は、初期画面が2倍になる。
【0021】そして、ズームスイッチ6をストッパ1ま
で戻して再度クリックを行うと現在の表示内容は瞬時に
2倍となり、初期画面からだと4倍になる。この操作を
繰り返すと、2、4、8、16倍となる。
【0022】つまり、第1の拡縮調整機能では、ストッ
パ1まで回転させた後の保持時間に応じてほぼ無段階な
調整幅で拡縮調整を行っていたが、この第二の拡縮調整
では、第一の拡縮調整機能の場合と同じ操作方向ではあ
るが、ニュートラルからストッパ2までの変位量、つま
り第一の拡縮機能と異なる変位量でズームスイッチ6を
回転操作させることにより第一の拡縮機構と異なる調整
幅で拡縮調整を行う。この第二の拡縮調整機能における
所定の調整幅とは、第一の拡縮機能の無段階的な調整幅
とは異なり、2、4、8、16倍という段階的な調整幅
である。なお、本実施の形態においては、第一の拡縮調
整機能を無段階的拡縮調整機能、第二の拡縮調整機能を
段階的拡縮調整機能ということにする。
【0023】利用者が現在の表示内容を6倍程度に拡大
してみたいというとき、次のようにズームスイッチ6を
操作することで簡便に拡大を行うことができる。
【0024】まず、前述したように、ズームスイッチ6
を拡大方向のストッパ1まで一気に回転させた後に2回
クリックを行うと現在の表示内容は4倍になる。更に、
クリックを行うと8倍になってしまうことは前述したと
おりであるが、本実施の形態においては、ズームスイッ
チ6をストッパ1に戻し保持することにより無段階の拡
縮調整が可能であるので、保持時間を調整することによ
り6倍程度に調整できる。そして、所望の倍率に拡大で
きたときにズームスイッチ6を放す。手を放すことでズ
ームスイッチ6はニュートラルの位置に戻るが、表示さ
れた内容は、拡縮調整がされた状態のまま戻らず、つま
り6倍程度に拡大されていることになる。このように、
本実施の形態によれば、段階的拡縮調整機能と無段階的
確縮調整機能との両機能を持たせたので、利用者は所望
の縮尺で画像を表示させることが迅速にでき、かつその
拡縮調整を1つのズームスイッチ6を操作するだけで簡
便に行うことができる。
【0025】なお、本実施の形態における画像拡縮調整
装置は、単一の拡縮調整スイッチ手段に拡縮調整機能を
集約したこと、また単一の操作部の操作により調整幅の
異なる拡縮調整機能を発揮させるための作用を特徴とし
ており、画像の段階的または無段階的な拡縮調整を行う
手段や表示手段等は、従来と同様の構成でよい。
【0026】また、本実施の形態においては、異なる調
整幅での拡縮調整を単一の操作部の操作で実現可能とし
たことを特徴としており、上記説明において用いた倍率
や所定の拡縮幅は、あくまで例示である。つまり、第一
の拡縮調整機能は無段階的でなくてもよく、第二の拡縮
調整機能は2、4、8倍という段階的でなく他の倍率等
であってもよいことはいうまでもない。
【0027】また、上記各実施の形態において、ストッ
パ2をクリック感で認識できるようにしたが、喚起音、
音声案内を併用して操作の補助を行うようにしてもよ
い。
【0028】ところで、ズームスイッチ6を搭載したコ
ンビネーションスイッチは、本体全体で1つのレバース
イッチ2を形成すると前述したが、ここでレバースイッ
チ2について説明する。
【0029】レバースイッチ2は、前後及び上方の3方
向に可動し、下方向に可動しない。レバースイッチ2に
搭載された他のスイッチを操作するときにはステアリン
グから手を放して行うわけであるが、その手を支えて操
作をしやすくするために下方向に可動しないようにし
た。図1に示したように、本実施の形態においては、レ
バースイッチ2を手前に引くと、「現在地/音声案内」
が選択され、表示されている地図情報を最初の状態に戻
したい、つまり現在地を表示したいということがワンタ
ッチで行うことができる。また、レバースイッチ2を向
こう側に押すと、「MENU」が選択され、メニュー画
面の表示をワンタッチで行うことができる。レバースイ
ッチ6は、車両の運転を極力妨げないように、また違和
感のない操作を可能とするためにナビゲーションシステ
ムの表示装置方向にステアリングコラムとして取り付け
る。
【0030】実施の形態2.本実施の形態においては、
代表縮尺タイプのズームスイッチ6について説明する。
【0031】上記実施の形態1に示した一定倍率ステッ
プ型のズームスイッチ6は、2、4、8倍という一定倍
率幅による段階的拡縮機能を有していたが、本実施の形
態において説明する代表縮尺ステップ型のズームスイッ
チ6は、1/2万、1/5万、1/10万という所定の
代表縮尺による段階的拡縮機能を有することを特徴とし
ている。以下、本実施の形態におけるズームスイッチ6
の作用について説明する。
【0032】まず、ズームスイッチ6をストッパ1まで
回転させ保持したときに発揮される無段階的拡縮調整機
能に関しては一定倍率ステップ型のズームスイッチ6と
同様である。また、縮尺調整の後にズームスイッチ6か
ら手を放した時点の縮尺で表示されることも上記実施の
形態1と同等である。
【0033】一方、段階的縮尺機能の作用は、一定倍率
ステップ型のズームスイッチ6と異なり、1回のクリッ
ク操作によって現在の表示内容がそれより縮尺が大きな
所定の代表縮尺の中で最も縮尺が小さな代表縮尺にな
る。代表縮尺は最も大きな縮尺を含むものとする。例え
ば、現在の縮尺が1/7万であり、代表縮尺が1/1
万、1/2万、1/5万、1/10万である場合におい
て1回クリックを行うと、現在の表示内容は瞬時に1/
5万になる。なお、現在の表示内容がクリック直前の内
容をさすことは上記実施の形態1と同等である。
【0034】なお、前述した一定幅操作タイプと代表縮
尺タイプとの機能は、同時に発揮できないので、いずれ
かを選択して用いられることになる。これは、いずれか
一方のみを予め設定しておいてもよいし、切替え式にし
てもよい。
【0035】実施の形態3.図3は、本実施の形態にお
けるズームスイッチの拡大図である。本実施の形態にお
けるズームスイッチ6は、ニュートラルからストッパ1
までの操作領域において、ストッパ1方向への回転操作
量に応じて現在の表示画面の内容がほぼ無段階的に拡大
される。そして、ズームスイッチ6を回転させてストッ
パ1まで達したときに表示内容がちょうど所定の倍率分
だけ拡大された状態になる。現在の表示内容とは回転操
作直前の内容である。また、ズームスイッチ6がある位
置で手放されると、ニュートラルの位置まで自動的に戻
るが、ストッパからニュートラル方向への回転動作中は
表示内容が手放す直前の縮尺のままで戻らない。
【0036】例えば、所定の倍率幅が2倍の場合に利用
者が現在の表示内容を6倍程度に拡大して見たいという
とき、次のようにズームスイッチ6を操作することで簡
便に拡大を行うことができる。
【0037】まず、ズームスイッチ6をニュートラルか
ら拡大方向のストッパまで回転させるという動作を2回
行うと現在の表示内容は4倍になる。そして、ニュート
ラルの位置へ戻した後に更にストッパまで回転させると
8倍になってしまうが、本実施の形態においては、この
ニュートラルとストッパとの間の倍率幅が2倍の場合初
期画面の4倍から8倍の間で無段階縮尺調整が可能であ
るため、ニュートラルとストッパの間のほぼ中間にズー
ムスイッチ6の矢印に合わせれば6倍程度に拡大でき
る。そして、所望の倍率に拡大できたときにズームスイ
ッチ6を放す。手を放すことでズームスイッチ6はニュ
ートラルの位置に戻るが、表示された内容は、拡縮調整
がされた状態のまま戻らず、つまり6倍程度に拡大され
ていることになる。
【0038】また、本実施の形態においては、前述した
実施の形態2と同様に第二の拡縮調整機能は、クリック
を行ったときに発揮される。すなわち、1回のクリック
操作によって、クリック以前の表示内容の縮尺より大き
く、かつ、所定の代表縮尺の中で最もクリック以前の縮
尺に近い代表縮尺に変化する。
【0039】なお、上記各実施の形態における拡縮調整
スイッチ手段は、リング形状のスイッチとしたが、レバ
ースイッチ等他の形状のスイッチでも同様な機能を実現
することができる。また、本実施の形態においては、ナ
ビゲーションシステムにおける画像拡縮調整装置を例に
して説明したが、画像拡縮調整機能を有する他の装置に
も応用することができることはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、段階的拡縮調整機能と
段階的拡縮調整機能とを持たせるようにしたので、利用
者に所望の縮尺で画像情報等を表示させることが可能と
なる。それも両機能を単一の拡縮調整スイッチ手段で実
現できるようにしたので、画像の拡縮調整を簡便に行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像拡縮調整装置の一実施の形
態を示した概略図である。
【図2】 第1及び第2の実施の形態における機能を説
明するために用いるズームスイッチの部分の拡大図であ
る。
【図3】 第3の実施の形態における機能を説明するた
めに用いるズームスイッチの部分の拡大図である。
【符号の説明】
2 レバースイッチ、4 ジョイスティックスイッチ、
6 ズームスイッチ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面に表示される画像の内容の拡縮
    調整を行う拡縮調整スイッチ手段を有する画像拡縮調整
    装置において、 前記拡縮調整スイッチ手段は、第一の操作範囲において
    操作部の所定方向への操作により現在の表示画面の内容
    を所定の調整幅でその操作時間又は操作量に応じて拡縮
    させる第一の拡縮調整機能と、前記第一の操作範囲と重
    複しない第二の操作範囲において前記操作部の前記第一
    の拡縮調整機能と同一操作方向の操作により現在の表
    示画面の内容を前記第一の拡縮調整機構と異なる所定の
    調整幅でその操作回数に応じて拡縮させる第二の拡縮調
    整機能との両機能を有することを特徴とする画像拡縮調
    整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像拡縮調整装置におい
    て、 前記操作部は、略円柱形状の回転軸部の外周面上に配設
    されその円周方向に回転可能なリング形状をしており、
    回転操作により前記第一の拡縮調整機能と前記第二の拡
    縮調整機能とを使い分けることを特徴とする画像拡縮調
    装置
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像拡縮調整装置におい
    て、 前記操作部を基準位置から一定量回転させた位置に設け
    た機能切替え点までを前記第一の操作範囲とし、前記機
    能切替え点から更に一定量回転させた位置までを前記第
    二の操作範囲とすることを特徴とする画像拡縮調整
JP02115396A 1996-02-07 1996-02-07 画像拡縮調整装置 Expired - Lifetime JP3235447B2 (ja)

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