JPH07261733A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH07261733A
JPH07261733A JP6047250A JP4725094A JPH07261733A JP H07261733 A JPH07261733 A JP H07261733A JP 6047250 A JP6047250 A JP 6047250A JP 4725094 A JP4725094 A JP 4725094A JP H07261733 A JPH07261733 A JP H07261733A
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JP
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cursor
window
instruction
moving
information processing
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Application number
JP6047250A
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English (en)
Inventor
Takayuki Tamura
隆之 田村
Koichi Kimura
光一 木村
Hideki Kamimaki
秀樹 神牧
嗣治 ▲舘▼内
Tsuguji Tateuchi
Koichi Isaji
光一 伊佐治
Koji Mizutani
功司 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】表示装置に表示されている複数のウィンドウの
うちの、最前面に表示されているウィンドウより後方に
表示されているウィンドウを最前面に表示させるための
指示をユーザが入力するウィンドウ切替操作を容易にす
る。 【構成】マウス操作情報判定部111は、マウス40の
指示ボタンのうちの予め決められた特定の指示ボタン
が、予め決められた時間継続して押下されたと判定した
場合に、ディスプレイ20の最前面に表示されているウ
ィンドウより後方に表示されているウィンドウを最前面
に表示させるウィンドウ切替処理部112を起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のウィンドウを表
示装置に表示する情報処理装置に係り、特に、ポインテ
ィングデバイス等の指示入力装置を用いて、複数のウィ
ンドウのうちの最前面に表示されているウィンドウ以外
の目的のウィンドウを最前面に表示させるためのウィン
ドウ切替操作を行う際に、ユーザの操作性を向上させる
ことを可能とする情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のウィンドウを表示装置に表
示する情報処理装置において、これら複数のウィンドウ
のうちの最前面に表示されているウィンドウ以外の目的
のウィンドウを最前面に表示させるためには、ユーザ
は、例えば、マウスのボールを用いてカーソルの移動量
を入力することにより、表示装置に表示されているカー
ソルを該目的のウィンドウに移動させ、続いて、マウス
の指示ボタンを押下(クリック)する、ウィンドウ切替
操作を行う必要があった。
【0003】また、目的のウィンドウが他のウィンドウ
群の背後に隠れ、目的のウィンドウが全く表示されてい
ない場合には、他のウィンドウ群の各ウィンドウを最前
面に表示させるためのウィンドウ切替操作を、目的のウ
ィンドウの一部または全部が表示されるまで繰返す必要
があった。また、他のウィンドウ群の各ウィンドウを移
動させる操作や、他のウィンドウ群の各ウィンドウを閉
じてアイコン化する操作を行ってもよいが、これらの操
作も、目的のウィンドウの一部または全部が表示される
まで繰返す必要がある。
【0004】このように、従来の情報処理装置における
ウィンドウ切替操作は、マウスのボールを用いてカーソ
ルの移動量を入力する段階とマウスの指示ボタンをクリ
ックする段階との2段階からなっているので、最前面に
表示させるウィンドウを頻繁に切替える必要がある場合
に、非常に面倒な作業となり、しかも、目的のウィンド
ウが他のウィンドウ群によって隠れている場合には、ユ
ーザにとって煩わしい操作が必要となるだけでなく、操
作時間がかかるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、特開平4−3
37799号公報に記載されている技術では、ウィンド
ウを最前面に表示させるよう切替えるためのウィンドウ
切替用アイコンを設け、該ウィンドウ切替用アイコンで
マウスの指示ボタンをクリックすることでウィンドウ切
替操作を行うことができるようにし、ウィンドウ切替操
作時の煩わしさを簡略化している。
【0006】しかしながら、この技術では、ユーザは、
ウィンドウ切替操作を行う度に、マウスのボールを用い
てカーソルの移動量を入力し、ウィンドウ切替用アイコ
ンにカーソルを移動させる必要がある。
【0007】近年、情報処理装置の性能向上に伴い、表
示装置の画面の拡大化が進み、カーソルの移動範囲も拡
大してきている。しかし、1度のカーソル移動量の入力
でカーソルを移動させる範囲には限界がある。すなわ
ち、カーソルを画面の端から端まで移動させるために
は、ユーザは、マウスのボールを用いて、カーソルの移
動量を何回かに分けて入力する必要がある。
【0008】例えば、画面が大きい表示装置において、
ウィンドウ切替用アイコンが画面の右上端に表示され、
カーソルが画面の左下端に表示されているときに、ウィ
ンドウ切替操作を行う場合を考えると、ユーザは、マウ
スのボールを用いてカーソルの移動量を入力し、画面の
左下端に表示されているカーソルを右上端に表示されて
いるウィンドウ切替用アイコンに移動させる必要がある
が、画面が大きいので、ユーザは、カーソルの移動量を
何回も入力する必要があり、操作時間は増加するという
問題がある。
【0009】そこで、カーソルの移動速度を大きくする
ことにより、マウスのボールにより入力される僅かなカ
ーソルの移動量で実際のカーソルの移動量を大きくする
方法が考えられる。しかし、カーソルの移動速度が大き
すぎると、カーソルの移動量を入力する回数は減るが、
カーソルの位置を指定しづらくなる上、誤操作の危険性
もあり、マウスの操作性が著しく悪くなるという問題が
ある。
【0010】一方、特開昭63−298433号公報に
記載されている技術では、マウスの指示ボタンをウィン
ドウ切替用ボタンとして使用するようにし、該ウィンド
ウ切替用ボタンをクリックすることでウィンドウ切替操
作を行うことができるようにし、ウィンドウ切替操作時
の煩わしさを簡略化している。
【0011】しかしながら、この技術では、1つの指示
ボタンしか設けられていないマウスの場合は、その他の
指示を行うことができなくなってしまい、また、複数の
指示ボタンが設けられているマウスであっても、マウス
の指示ボタンを用いた指示は、ウィンドウ切替操作のみ
に用いるわけにはいかず、ウィンドウ切替用ボタンとし
て使用できないこともある。これは、指示ボタンを単に
クリックすることによる指示が、様々な操作に用いられ
ていることによるものである。
【0012】本発明の目的は、ユーザの操作性に優れた
ウィンドウ切替操作を実現することを可能とする情報処
理装置を提供することにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、ユーザの操作
性に優れたカーソル移動操作を実現することを可能とす
る情報処理装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ポインティングデバイス等の指示入力装
置が有する指示手段のうちの予め決められた特定の指示
手段をウィンドウ切替用として使用するが、従来技術と
異なり、該特定の指示手段をウィンドウ切替用としての
み使用しなくて済むように、該特定の指示手段による指
示が予め決められた時間継続して行われた場合に、ウィ
ンドウ切替操作が行われたものとみなすようにしてい
る。
【0015】すなわち、本発明は、各種指示を入力する
ための少なくとも1つの指示手段を有する指示入力装置
と、複数のウィンドウ、および、上記指示手段による指
示の入力位置を示すカーソルを表示する表示装置とを接
続している情報処理装置において、上記指示手段のうち
の予め決められた特定の指示手段による指示が、予め決
められた時間継続したか否かを判定する判定手段と、上
記判定手段により、上記特定の指示手段による指示が予
め決められた時間継続したと判定された場合に、上記カ
ーソルの位置とは無関係に、上記表示装置に表示されて
いる複数のウィンドウのうちの最前面に表示されている
ウィンドウより後方に表示されているウィンドウを最前
面に表示させるウィンドウ切替手段とを有するようにし
ている。
【0016】なお、指示入力装置としてマウスを使用す
る場合は、上記指示手段(特定の指示手段を含む。)は
マウスの指示ボタンである。
【0017】また、指示入力装置が複数の指示手段を有
している場合に、そのいずれを上記特定の指示手段とす
るかを、外部から指定可能であるようにすることができ
る。具体的には、複数の指示ボタンを有するマウスにお
いて、いずれの指示ボタンをウィンドウ切替用として使
用するかを、ユーザが指定することができるようにす
る。
【0018】また、本発明は、カーソルの位置が複数の
ウィンドウのうちの予め決められた特定のウィンドウの
内部である場合と外部である場合とで、カーソルの移動
速度を異ならせるようにしている。
【0019】すなわち、本発明は、指示入力装置が、表
示装置に表示されているカーソルの移動量を検出するカ
ーソル移動量検出手段を有している場合に、上記カーソ
ル移動量検出手段により検出されたカーソルの移動量に
基づいて、上記カーソルを移動させるカーソル移動手段
を有するようにし、このカーソル移動手段が、カーソル
の位置が複数のウィンドウのうちの予め決められた特定
のウィンドウの内部である場合と外部である場合とで、
カーソルの移動速度を異ならせるようにしている。
【0020】上記カーソル移動手段は、カーソルの位置
が上記特定のウィンドウの内部である場合のカーソルの
移動速度を、予め決められた移動速度とし、カーソルの
位置が上記特定のウィンドウの外部である場合のカーソ
ルの移動速度を、該移動速度よりも速い、予め決められ
た別の移動速度とすることができる。
【0021】なお、指示入力装置としてマウスを使用す
る場合は、上記カーソル移動量検出手段はマウスのボー
ルである。
【0022】また、上記特定のウィンドウおよび上記別
の移動速度は、外部から指定可能であるようにすること
ができる。
【0023】また、本発明は、複数のウィンドウのうち
のいずれかのウィンドウから該ウィンドウとは別のウィ
ンドウにカーソルを移動させる場合に、該ウィンドウと
該別のウィンドウとの間の領域を飛び越えるよう、カー
ソルを移動させるようにしている。
【0024】すなわち、本発明は、指示入力装置が、表
示装置に表示されているカーソルの移動量を検出するカ
ーソル移動量検出手段を有している場合に、上記カーソ
ル移動量検出手段により検出されたカーソルの移動量に
基づいて、カーソルを移動させるカーソル移動手段を有
するようにし、このカーソル移動手段は、複数のウィン
ドウのうちのいずれかのウィンドウから該ウィンドウと
は別のウィンドウにカーソルを移動させる場合に、該ウ
ィンドウと該別のウィンドウとの間の領域を飛び越える
よう、カーソルを移動させるウィンドウ間移動モードで
動作可能であるようにしている。
【0025】上記カーソル移動手段は、ウィンドウ間移
動モードにおいては、カーソルが複数のウィンドウのう
ちのいずれかのウィンドウの境界に位置している場合
に、カーソルの移動量に基づいてその移動方向を計算
し、該移動方向が該ウィンドウの外部に向いており、か
つ、該移動方向に該ウィンドウとは別のウィンドウが表
示されているならば、該カーソルを該別のウィンドウの
境界に移動させるようにすることができる。
【0026】なお、上記カーソル移動手段がウィンドウ
間移動モードで動作するか否かを、外部から指定可能で
あるようにすることができる。
【0027】
【作用】本発明によれば、いかなる位置にカーソルが表
示されていても、ユーザが、例えば、マウスの特定の指
示ボタンを予め決められた時間継続してクリックする
と、上記ウィンドウ切替手段が、最前面に表示されてい
るウィンドウより後方に表示されていたウィンドウを最
前面に表示させるので、ウィンドウ切替操作において、
カーソルの移動量を入力するための段階を省略すること
ができ、ウィンドウ切替操作の操作性が向上し、操作時
間の短縮を図ることができる。
【0028】また、例えば、複数の指示ボタンのうちの
特定の指示ボタンをウィンドウ切替用として使用し、該
特定の指示ボタンを単にクリックすることでウィンドウ
切替操作を実現した従来技術を考えると、カーソルがウ
ィンドウ内のメニュー選択枝にあったときに、該メニュ
ー選択枝を選択指示するために特定の指示ボタンとは別
の指示ボタンをクリックしようとして、誤って特定の指
示ボタンをクリックしてしまうと、作業中の該ウィンド
ウが最後尾に表示されてしまうという不便がある。ま
た、カーソルがアイコンにあったときに、ウィンドウ切
替操作を行うために特定の指示ボタンをクリックしよう
として、誤って特定の指示ボタンとは別の指示ボタンを
クリックしてしまうと、該アイコンがウィンドウとして
開かれ、作業中のウィンドウの上に表示されてしまうと
いう不便がある。
【0029】しかし、本発明によれば、ユーザが意識し
て、特定の指示ボタンを予め決められた時間継続してク
リックしないと、ウィンドウ切替操作を行うことにはな
らないので、作業中に上述したような誤操作を行うこと
がなくなると共に、指示ボタンを様々な指示に活用する
ことができる。
【0030】なお、ユーザが、いずれの指示ボタンを特
定の指示ボタンとするかを指定することができるように
することにより、ユーザの使い勝手が向上する。
【0031】さらに、本発明によれば、上記カーソル移
動手段が、予め決められた特定のウィンドウの内部にお
けるカーソルの移動速度と該特定のウィンドウの外部に
おけるカーソルの移動速度とを異ならせるようにしてい
るので、作業中のウィンドウの外部におけるカーソル移
動操作において、カーソルの移動量を入力する回数を減
らすことができる。
【0032】例えば、ユーザが作業中のウィンドウの内
部におけるカーソルの移動速度よりも、該作業中のウィ
ンドウの外部におけるカーソルの移動速度を速くするよ
う指定すると、該作業中のウィンドウにおいて、メニュ
ー選択枝を選択指示する選択指示操作や座標値を入力す
る描画操作等を行う際の操作性を損うことがなく、該作
業中のウィンドウの外部におけるカーソル移動操作にお
いて、カーソルの移動量を入力する回数を減らすことが
できる。
【0033】なお、ユーザが、特定のウィンドウやカー
ソルの移動速度を指定することができるようにすること
により、ユーザの使い勝手が向上する。
【0034】また、さらに、本発明によれば、上記カー
ソル移動手段が、複数のウィンドウのうちのいずれかの
ウィンドウから該ウィンドウとは別のウィンドウにカー
ソルを移動させる場合に、該ウィンドウと該別のウィン
ドウとの間の領域を飛び越えるよう、カーソルを移動さ
せるようにしているので、カーソルをウィンドウ間で移
動させるためのカーソル移動操作において、カーソルの
移動量を入力する回数を減らすことができる。
【0035】なお、ユーザが、上記カーソル移動手段が
上述したように動作するか否か、すなわち、上記ウィン
ドウ間移動モードで動作するか否かを指定することがで
きるようにすることにより、ユーザの使い勝手が向上す
る。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0037】図1は本実施例の情報処理装置の構成を示
すブロック図である。
【0038】図1において、10は情報処理装置であ
り、ディスプレイ20,キーボード30,マウス40が
接続されている。マウス40は、各種指示やディスプレ
イ20に表示されているカーソルの移動量をユーザが入
力するためのポインティングデバイスであり、図1で
は、ポインティングデバイスとしてマウスを使用した例
を示している。
【0039】また、情報処理装置10は、ウィンドウシ
ステム部11,表示制御部12,マウス操作情報格納部
13を備えて構成されており、それぞれ、図示していな
いオペレーションシステム(OS)から起動される。
【0040】マウス操作情報格納部13には、OSによ
って、マウス40が操作されることにより得られるマウ
ス操作情報が格納される。
【0041】ここで、マウス40およびマウス操作情報
について、図2を用いて説明する。
【0042】図2はマウス40の外観図である。
【0043】図2において、41〜43はユーザが各種
指示を入力するための指示ボタンであり、44はユーザ
がカーソルの移動量を入力するためのボールである。
【0044】マウス40においては、指示ボタン41〜
43ごとに設けられたスイッチが、指示ボタン41〜4
3のクリックに伴って接続するようになっており、ユー
ザが、指示ボタン41〜43をクリックすると、各スイ
ッチの接続に伴って発生した電気信号(オン信号)が、
マウス40から情報処理装置10に出力される。
【0045】また、マウス40においては、ボール44
に接するように設けられた直交する2方向の回転軸の車
輪が、ボール44の移動に伴って回転するようになって
おり、ユーザが、マウス40を動かしてボール44を移
動させると、各回転軸に接続されているシャフトエンコ
ーダが車輪の回転に伴って発生した電気パルスが、マウ
ス40から情報処理装置10に出力される。
【0046】情報処理装置10においては、OSが、予
め決められたサンプル時間ごとに、マウス40からオン
信号または電気パルスが出力されているか否かを判定
し、オン信号が出力されている場合は、いずれの指示ボ
タン41〜43のオン信号であるかを判定することによ
り、対応する指示ボタン41〜43のクリック情報をマ
ウス操作情報としてマウス操作情報格納部13に格納す
る。また、電気パルスが出力されている場合は、該サン
プル時間中に出力された電気パルスを計数することによ
り求めたカーソルの移動量をマウス操作情報としてマウ
ス操作情報格納部13に格納する。
【0047】なお、本実施例においては、ユーザが、予
め、ユーティリティソフトウェアを用いて、ウィンドウ
切替処理を指示するための特定の指示ボタンとして、指
示ボタン42を指定してあるものとして説明するが、他
の指示ボタン41,43を指定した場合も同様である。
【0048】また、図2では、3つの指示ボタン41〜
43を有するマウス40の例を示しているが、図3に示
すように、1つの指示ボタン41を有するマウス40で
あってもよく、指示ボタンの数には限定されない。
【0049】さて、図1に戻って、ウィンドウシステム
部11は、マウス操作情報判定部111,ウィンドウ切
替処理部112,ウィンドウ情報格納部113,カーソ
ル移動処理部114を備えて構成されている。
【0050】マウス操作情報判定部111は、OSによ
って、マウス操作情報がマウス操作情報格納部13に格
納された後に起動され、起動されると、マウス操作情報
格納部13に格納されているマウス操作情報に基づい
て、ウィンドウ切替処理部112またはカーソル移動処
理部114を起動する。すなわち、マウス操作情報が指
示ボタン42のクリック情報である場合は、ウィンドウ
切替処理部112を起動し、マウス操作情報がカーソル
の移動量である場合は、カーソル移動処理部114を起
動する。
【0051】ウィンドウ切替処理部112は、マウス操
作情報判定部111によって起動されると、最前面に表
示されているウィンドウより後方に表示されているウィ
ンドウを最前面に表示させるウィンドウ切替処理を行
う。
【0052】カーソル移動処理部114は、マウス操作
情報判定部111によって起動されると、移動後のカー
ソルの位置(座標値)を算出し、表示制御部12に出力
する。
【0053】ウィンドウ情報格納部113には、現在開
かれているウィンドウのID番号,表示されている順番
を示す階層,色,大きさ,位置(座標値)を含むウィン
ドウ情報が格納されており、ウィンドウ切替処理部11
2によって、その内容が更新される。なお、ウィンドウ
切替処理部112が行うウィンドウ切替処理は、後述す
るように、ウィンドウ情報格納部113の内容を更新す
ることにより行われ、ウィンドウ切替処理部112は、
ウィンドウ情報格納部113の内容を更新する度、その
内容を表示制御部12に出力する。
【0054】また、表示制御部12は、ウィンドウ切替
処理部112から出力されるウィンドウ情報格納部11
3の内容、すなわち、ウィンドウ情報に基づいて、ディ
スプレイ20にウィンドウを表示する。また、カーソル
移動処理部114から出力される移動後のカーソルの位
置に基づいて、ディスプレイ20にカーソルを表示す
る。
【0055】次に、本実施例の情報処理装置10の動作
について詳細に説明する。
【0056】図4は情報処理装置10の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0057】図4おいて、OSは、予め決められたサン
プル時間ごとに、オン信号または電気パルスがマウス4
0から出力されたか否かを判定することにより、ユーザ
がマウス40を操作したか否かを判定し(ステップ40
1)、ユーザがマウス40を操作した場合には、マウス
操作情報をマウス操作情報格納部13に格納する(ステ
ップ402)。
【0058】続いて、OSによってマウス操作情報判定
部111が起動され、マウス操作情報判定部111は、
起動されると、マウス操作情報格納部13に格納されて
いるマウス操作情報を判定し(ステップ403)、マウ
ス操作情報がカーソルの移動量である場合は、カーソル
移動処理部114を起動する(ステップ410)。ま
た、マウス操作情報が指示ボタン41,43のクリック
情報である場合は、従来と同様に、指示ボタン41,4
3のクリック情報にそれぞれ対応する別の処理を行う。
これら別の処理については、本実施例とは関係ないの
で、説明を省略する。
【0059】また、マウス操作情報判定部111は、マ
ウス操作情報が指示ボタン42のクリック情報である場
合は、さらに、該クリック情報が予め決められた時間継
続して出力されているか否かを判定する(ステップ40
4)。
【0060】ここで、ステップ404の処理について詳
しく説明する。
【0061】マウス操作情報判定部111は、1回目に
起動された時点では、指示ボタン42が単にクリックさ
れたのか予め決められた時間継続してクリックされたの
かを判定することができない。そこで、例えば、5回目
に起動された時点までの各時点で、指示ボタン42のク
リック情報がマウス操作情報としてマウス操作情報格納
部13に格納されているならば、指示ボタン42が予め
決められた時間継続してクリックされていると判定し、
5回目に起動される前のいずれかの時点で、指示ボタン
42のクリック情報がマウス操作情報としてマウス操作
情報格納部13に格納されていないならば、単に指示ボ
タン42がクリックされたと判定する。
【0062】そして、マウス操作情報判定部111は、
指示ボタン42のクリック情報が予め決められた時間継
続して出力されている場合は、ウィンドウ切替処理部1
12を起動する(ステップ405)。また、指示ボタン
42のクリック情報が予め決められた時間継続して出力
されていない場合は、従来と同様に、指示ボタン42の
クリック情報に対応する別の処理を行う。この別の処理
については、本実施例とは関係ないので、説明を省略す
る。
【0063】ウィンドウ切替処理部112は、起動され
ると、ウィンドウ情報格納部113に格納されているウ
ィンドウ情報を変更すると共に(ステップ406)、変
更後のウィンドウ情報を表示制御部12に出力する(ス
テップ407)。表示制御部12は、ウィンドウ切替処
理部112から出力されたウィンドウ情報に基づいて、
ディスプレイ20にウィンドウを表示する(ステップ4
08)。
【0064】ここで、ステップ406の処理について、
図5〜図8を用いて詳しく説明する。
【0065】図5はウィンドウ情報格納部113に格納
されているウィンドウ情報の例を示す図である。
【0066】図5において、ID番号は、ウィンドウ固
有の番号である。また、階層は、ウィンドウが表示され
ている順番を示す番号であり、最前面に表示されている
ウィンドウから最後尾に表示されているウィンドウへと
シーケンシャルな番号が付与されている。図5では、3
つのウィンドウに関するウィンドウ情報が格納されてい
る例を示している。図5に示したウィンドウ情報に基づ
いて表示が行われた結果のディスプレイ20の表示例
は、図6に示す通りである。
【0067】ウィンドウ切替処理部112は、図5に示
したウィンドウ情報のうちの階層を変更することによ
り、最前面に表示されているウィンドウを最後尾に表示
するよう切替えることができる。ウィンドウ切替処理部
112により変更されたウィンドウ情報は、図7に示す
ようになり、ウィンドウ(ID番号=3)の階層が
「1」から「3」に変更され、ウィンドウ(ID番号=
2)の階層が「3」から「2」に変更され、ウィンドウ
(ID番号=1)の階層が「2」から「1」に変更され
ている。図7に示した変更後のウィンドウ情報に基づい
て表示が行われた結果のディスプレイ20の表示例は、
図8に示す通りである。図8においては、図6において
最前面に表示されていたウィンドウ(ID番号=3)が
最後尾に表示され、最前面の後方に表示されていたウィ
ンドウ(ID番号=1)が最前面に表示されている。
【0068】なお、ここでは、最前面に表示されている
ウィンドウを最後尾に表示させ、該ウィンドウの後方に
表示されていたウィンドウを最前面に表示させる例につ
いて説明したが、最前面に表示されているウィンドウを
最後尾以外に表示させるようにしてもよい。
【0069】そして、マウス操作情報判定部111は、
表示制御部12がディスプレイ20への表示を行った後
に、指示ボタン42のクリック情報がさらに出力されて
いるか否かを判定する(ステップ409)。
【0070】ステップ409の処理は、詳しくは、例え
ば、6回目に起動された時点でも、指示ボタン42のク
リック情報がマウス操作情報としてマウス操作情報格納
部13に格納されているか否かを判定することにより行
われる。
【0071】そして、マウス操作情報判定部111は、
指示ボタン42のクリック情報がさらに出力されている
場合には、ステップ204に戻る。つまり、ユーザによ
り指示ボタン42がクリックされ続けている間は、ウィ
ンドウ切替処理部112が起動され続け、最前面に表示
されるウィンドウが次々と切替えられることとなる。
【0072】一方、カーソル移動処理部114は、起動
されると、図9のフローチャートに示すよう動作する。
【0073】図9はカーソル移動処理部114の動作を
示すフローチャートである。
【0074】図9に示すように、カーソル移動処理部1
14は、まず、現在のカーソルの位置を判定する(ステ
ップ901)。現在のカーソルの位置がユーザにより予
め指定されているウィンドウ(以下、特定のウィンドウ
と称す。)の内部である場合には、カーソルの移動速度
を、ユーザにより予め指定されている第1のカーソルの
移動速度に設定する(ステップ902)。また、現在の
カーソルの位置が特定のウィンドウの外部である場合に
は、カーソルの移動速度を、ユーザにより予め指定され
ている第2のカーソルの移動速度に設定する(ステップ
903)。
【0075】続いて、カーソル移動処理部114は、マ
ウス操作情報格納部13に格納されているカーソルの移
動量を読み出し(ステップ904)、該カーソルの移動
量,現在のカーソルの位置,設定されたカーソルの移動
速度に基づいて、移動後のカーソルの位置を算出する
(ステップ905)。そして、算出したカーソルの位置
を表示制御部12に出力する(ステップ906)。
【0076】これにより、表示制御部12は、図3のス
テップ408において、カーソル移動処理部114から
出力されたカーソルの位置に基づいて、ディスプレイ2
0にカーソルを表示する。
【0077】ここで、カーソルの移動速度について、図
10を用いて説明する。
【0078】図10において、21,22は特定のウィ
ンドウ、23は特定のウィンドウ以外のウィンドウ、2
4はウィンドウ以外の表示領域である。
【0079】なお、ここでは、ユーザが、予め、ユーテ
ィリティソフトウェアを用いて、第1の移動速度を「低
速」に指定し、第2の移動速度を「高速」に指定し、さ
らに、特定のウィンドウとしてウィンドウ21,22を
指定してあるものとして説明するが、これに限るもので
はない。また、第1の移動速度および第2の移動速度
は、予め決められた複数の移動速度のうちから、ユーザ
が選択指示することにより指定すようにしているが、こ
れに限るものではない。
【0080】図10に示したディスプレイ20の表示例
では、カーソルは、特定のウィンドウ21,22に表示
される間は低速に移動する。また、ウィンドウ23,表
示領域24に表示される間は高速に移動する。
【0081】また、カーソル移動処理部114は、起動
されると、図11のフローチャートに示すよう動作して
もよい。
【0082】図11はカーソル移動処理部114の別の
動作を示すフローチャートである。
【0083】図11に示すように、カーソル移動処理部
114は、まず、ユーザにより予め指定されているカー
ソル移動モードを判定する(ステップ1101)。
【0084】ここで、カーソル移動モードについて、図
12〜図14を用いて詳しく説明する。
【0085】カーソル移動モードには、通常モードとウ
ィンドウ間移動モードとがある。ウィンドウ間移動モー
ドは、ユーザがあるウィンドウから別のウィンドウにカ
ーソルを移動させたい場合に、これら2つのウィンドウ
の間を飛び越えてカーソルを表示させるモードであり、
通常モードは、従来と同様にカーソルを表示させるか、
または、図9のフローチャートに示す動作を行うことに
よりカーソルを表示させるモードである。
【0086】ウィンドウ間移動モードにおいては、例え
ば、図12に示すディスプレイ20の表示例では、ウィ
ンドウ(ID番号=1)の内部に表示されているカーソ
ルの移動方向が矢印に示す方向である場合に、カーソル
は、ウィンドウ(ID番号=1)の境界である点Aに表
示された後は、すぐに、ウィンドウ(ID番号=3)の
境界である点Bに表示されるようになる。
【0087】ユーザは、カーソル移動モードの指定を、
例えば、図13に示すような、キーボード30に設けら
れたカーソル移動モード切替キー31を押下することに
より行うことができる。OSは、図14に示すように、
カーソル移動モード切替キー31が押下される度に(ス
テップ1401)、現在指定されているカーソル移動モ
ードを切替える(ステップ1402)。すなわち、現在
通常モードに指定されている場合は、ウィンドウ間移動
モードに切替え、現在ウィンドウ間移動モードに指定さ
れている場合は、通常モードに切替える。
【0088】なお、ここでは、カーソル移動モード切替
キー31が押下される度に、カーソル移動モードの指定
を切替える例について説明したが、マウス40の指示ボ
タン41〜43のうちのいずれかがクリックされる度
に、カーソル移動モードの指定を切替えるようにしても
よいし、マウス40に新たにカーソル移動モード切替ボ
タンを設けるようにしてもよい。
【0089】さて、図11に戻って、カーソル移動処理
部114は、カーソル移動モードが通常モードである場
合は、従来と同様に動作するか、または、図9のフロー
チャートに示すよう動作する(ステップ1107)。
【0090】また、カーソル移動モードがウィンドウ間
移動モードである場合は、まず、カーソルの移動方向を
計算し(ステップ1102)、現在のカーソルの位置を
判定する(ステップ1103)。現在のカーソルの位置
がウィンドウの内部である場合は、ステップ1107に
進み、従来と同様に動作するか、または、図9のフロー
チャートに示すよう動作する。また、現在のカーソルの
位置がウィンドウの境界である場合は、カーソルの移動
方向に別のウィンドウが表示されているか否かを判定す
る(ステップ1104)。なお、ウィンドウの境界であ
るか否かの判定およびカーソルの移動方向に別のウィン
ドウが表示されているか否かの判定は、ウィンドウ情報
に含まれているウィンドウの位置を参照することにより
行うことができる。
【0091】そして、カーソル移動処理部114は、カ
ーソルの移動方向に別のウィンドウが表示されていない
場合は、ステップ1107に進み、従来と同様に動作す
るか、または、図9のフローチャートに示すよう動作す
る。また、カーソルの移動方向に別のウィンドウが表示
されている場合は、該別のウィンドウの境界に相当する
位置を移動後のカーソルの位置とし(ステップ110
5)、該移動後のカーソルの位置を表示制御部12に出
力する(ステップ1106)。なお、ステップ1107
でも移動後のカーソルの位置が出力されるので、ステッ
プ1106においては、ステップ1107で移動後のカ
ーソルの位置が出力された場合は、該移動後のカーソル
の位置を表示制御部12に出力する。
【0092】なお、カーソルの移動方向に別のウィンド
ウが表示されていない場合にステップ1107に進むの
は、ユーザが、ウィンドウ以外の表示領域に表示されて
いるアイコンやソフトキーを選択指示する可能性が考え
られるからである。
【0093】以上説明したように、本実施例によれば、
いかなる位置にカーソルが表示されていても、ユーザが
指示ボタン42を予め決められた時間継続してクリック
すると、ウィンドウ切替処理部112が、最前面に表示
されているウィンドウより後方に表示されているウィン
ドウを最前面に表示させるウィンドウ切替処理を行うの
で、ウィンドウ切替操作において、ユーザがカーソルの
移動量を入力する段階を省略することができ、ウィンド
ウ切替操作の操作性が向上し、操作時間の短縮を図るこ
とができる。
【0094】また、例えば、指示ボタン42をウィンド
ウ切替用として使用し、指示ボタンを単にクリックする
ことでウィンドウ切替操作を実現した従来技術を考える
と、カーソルがウィンドウ内のメニュー選択枝にあった
ときに、該メニュー選択枝を選択指示するために指示ボ
タン42とは別の指示ボタン41,43をクリックしよ
うとして、誤って指示ボタン42をクリックしてしまう
と、作業中の該ウィンドウが最後尾に表示されてしまう
という不便がある。また、カーソルがアイコンにあった
ときに、ウィンドウ切替操作を行うために指示ボタン4
2をクリックしようとして、誤って指示ボタン42とは
別の指示ボタン41,43をクリックしてしまうと、該
アイコンがウィンドウとして開かれ、作業中のウィンド
ウの上に表示されてしまうという不便がある。
【0095】しかし、本実施例によれば、ユーザが意識
して、指示ボタン42を予め決められた時間継続してク
リックしないと、ウィンドウ切替操作を行うことにはな
らないので、作業中に上述したような誤操作を行うこと
がなくなると共に、指示ボタン41〜43を様々な指示
に活用することができる。
【0096】さらに、本実施例によれば、カーソル移動
処理114が、予め指定されている特定のウィンドウの
内部におけるカーソルの移動速度と該特定のウィンドウ
の外部におけるカーソルの移動速度とを異ならせるよう
にしているので、作業中のウィンドウの外部におけるカ
ーソル移動操作において、カーソルの移動量を入力する
回数を減らすことができる。
【0097】例えば、ユーザが作業中のウィンドウの内
部におけるカーソルの移動速度を「低速」に指定し、該
作業中のウィンドウの外部におけるカーソルの移動速度
を「高速」に指定すると、該作業中のウィンドウにおい
て、メニュー選択枝を選択指示する選択指示操作や座標
値を入力する描画操作等を行う際の操作性を損うことが
なく、該作業中のウィンドウの外部におけるカーソル移
動操作において、カーソルの移動量を入力する回数を減
らすことができる。
【0098】また、さらに、本実施例によれば、カーソ
ル移動処理114が、あるウィンドウから別のウィンド
ウにカーソルを移動させる場合に、これら2つのウィン
ドウの間の領域を飛び越えてカーソルを表示させること
を可能としているので、カーソルをウィンドウ間で移動
させるためのカーソル移動操作において、カーソルの移
動量を入力する回数を減らすことができる。
【0099】なお、本実施例においては、ポインティン
グデバイスとしてマウス40を使用した例について説明
したが、近年、マウス40以外にもペン等の種々のポイ
ンティングデバイスが使用されている。例えば、カーソ
ルの移動量を入力するために、小型の情報処理装置に接
続されて用いられるトラックボールやジョイスティック
などがある。本実施例は、種々のポインティングデバイ
スを用いた場合にも適用することができる。さらに、ポ
インティングデバイスではなく、キーボード30による
カーソルの移動量の入力にも適用することができる。
【0100】また、本実施例においては、ウィンドウ切
替処理およびカーソル移動処理の両方を行うものとして
説明しているが、いずれか一方であってもよい。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
いかなる位置にカーソルが表示されていても、ユーザ
は、指示入力装置が有する指示手段のうちの予め決めら
れた特定の指示手段による指示を予め決められた時間継
続して行うだけで、ウィンドウ切替操作を行うことがで
き、最前面に表示されているウィンドウより後方に表示
されているウィンドウを最前面に表示させることが可能
となる。
【0102】また、予め決められた特定のウィンドウの
内部と外部とで、カーソルの移動速度を異ならせること
が可能となり、また、カーソルを2つのウィンドウ間に
またがって移動させる場合に、それぞれのウィンドウ間
の領域を飛び越えるよう、カーソルを移動させることが
可能となる。
【0103】従って、ユーザは、指示入力装置を用いた
操作に煩わしさを感じることがなくなるので、ユーザの
使い勝手が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の情報処理装置の構成を示すブロック
図。
【図2】マウスの外観図。
【図3】マウスの外観図。
【図4】本実施例の情報処理装置の動作を示すフローチ
ャート。
【図5】ウィンドウ情報格納部に格納されているウィン
ドウ情報の例を示す説明図。
【図6】ディスプレイの表示例を示す説明図。
【図7】ウィンドウ切替処理部により変更された後のウ
ィンドウ情報の例を示す説明図。
【図8】ディスプレイの表示例を示す説明図。
【図9】カーソル移動処理部の動作を示すフローチャー
ト。
【図10】ディスプレイの表示例を示す説明図。
【図11】カーソル移動処理部の別の動作を示すフロー
チャート。
【図12】ディスプレイの表示例を示す説明図。
【図13】カーソル移動モード切替キーを示す説明図。
【図14】カーソル移動モードを切替える処理のフロー
チャート。
【符号の説明】
10…情報処理装置、11…ウィンドウシステム部、1
2…表示制御部、13…マウス操作情報格納部、111
…マウス操作情報判定部、112…ウィンドウ切替処理
部、113…ウィンドウ情報格納部、114…カーソル
移動処理部、20…ディスプレイ、30…キーボード、
31…カーソル移動モード切替キー、40…マウス、4
0…マウス、41〜43…指示ボタン、44…ボール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲舘▼内 嗣治 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099 株式会 社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 伊佐治 光一 愛知県尾張市晴丘町池上1番地 株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 水谷 功司 愛知県尾張市晴丘町池上1番地 株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種指示を入力するための少なくとも1つ
    の指示手段を有する指示入力装置と、複数のウィンド
    ウ、および、上記指示手段による指示の入力位置を示す
    カーソルを表示する表示装置とを接続している情報処理
    装置において、 上記指示手段のうちの予め決められた特定の指示手段に
    よる指示が、予め決められた時間継続したか否かを判定
    する判定手段と、 上記判定手段により、上記特定の指示手段による指示が
    予め決められた時間継続したと判定された場合に、上記
    カーソルの位置とは無関係に、上記表示装置に表示され
    ている複数のウィンドウのうちの最前面に表示されてい
    るウィンドウより後方に表示されているウィンドウを最
    前面に表示させるウィンドウ切替手段とを有することを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報処理装置において、 上記ウィンドウ切替手段は、上記複数のウィンドウのう
    ちの最前面に表示されているウィンドウを最後尾に表示
    させることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の情報処理装置にお
    いて、 上記判定手段および上記ウィンドウ切替手段は、上記特
    定の指示手段による指示が上記予め決められた時間継続
    するごとに、繰返して動作することを特徴とする情報処
    理装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載の情報処理装置
    において、 上記指示入力装置が複数の指示手段を有している場合
    に、そのいずれを上記特定の指示手段とするかを、外部
    から指定可能であることを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4記載の情報処理
    装置において、 上記指示入力装置は、上記表示装置に表示されているカ
    ーソルの移動量を検出するカーソル移動量検出手段を有
    しており、 上記カーソル移動量検出手段により検出されたカーソル
    の移動量に基づいて、上記カーソルを移動させるカーソ
    ル移動手段を有し、 上記カーソル移動手段は、上記カーソルの位置が上記複
    数のウィンドウのうちの予め決められた特定のウィンド
    ウの内部である場合と外部である場合とで、該カーソル
    の移動速度を異ならせることを特徴とする情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】各種指示を入力するための少なくとも1つ
    の指示手段を有する指示入力装置と、複数のウィンド
    ウ、および、上記指示手段による指示の入力位置を示す
    カーソルを表示する表示装置とを接続している情報処理
    装置において、 上記指示入力装置は、上記表示装置に表示されているカ
    ーソルの移動量を検出するカーソル移動量検出手段を有
    しており、 上記カーソル移動量検出手段により検出されたカーソル
    の移動量に基づいて、上記カーソルを移動させるカーソ
    ル移動手段を有し、 上記カーソル移動手段は、上記カーソルの位置が上記複
    数のウィンドウのうちの予め決められた特定のウィンド
    ウの内部である場合と外部である場合とで、該カーソル
    の移動速度を異ならせることを特徴とする情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載の情報処理装置にお
    いて、 上記特定のウィンドウは、外部から指定可能であること
    を特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】請求項5,6または7記載の情報処理装置
    において、 上記カーソル移動手段は、上記カーソルの位置が上記特
    定のウィンドウの内部である場合のカーソルの移動速度
    を、予め決められた移動速度とし、上記カーソルの位置
    が上記特定のウィンドウの外部である場合のカーソルの
    移動速度を、該移動速度よりも速い、予め決められた別
    の移動速度とすることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の情報処理装置において、 上記別の移動速度は、外部から指定可能であることを特
    徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】請求項1,2,3または4記載の情報処
    理装置において、 上記指示入力装置は、上記表示装置に表示されているカ
    ーソルの移動量を検出するカーソル移動量検出手段を有
    しており、 上記カーソル移動量検出手段により検出されたカーソル
    の移動量に基づいて、上記カーソルを移動させるカーソ
    ル移動手段を有し、 上記カーソル移動手段は、上記複数のウィンドウのうち
    のいずれかのウィンドウから該ウィンドウとは別のウィ
    ンドウに上記カーソルを移動させる場合に、該ウィンド
    ウと該別のウィンドウとの間の領域を飛び越えるよう、
    該カーソルを移動させるウィンドウ間移動モードで動作
    可能であることを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】各種指示を入力するための少なくとも1
    つの指示手段を有する指示入力装置と、複数のウィンド
    ウ、および、上記指示手段による指示の入力位置を示す
    カーソルを表示する表示装置とを接続している情報処理
    装置において、 上記指示入力装置は、上記表示装置に表示されているカ
    ーソルの移動量を検出するカーソル移動量検出手段を有
    しており、 上記カーソル移動量検出手段により検出されたカーソル
    の移動量に基づいて、上記カーソルを移動させるカーソ
    ル移動手段を有し、 上記カーソル移動手段は、上記複数のウィンドウのうち
    のいずれかのウィンドウから該ウィンドウとは別のウィ
    ンドウに上記カーソルを移動させる場合に、該ウィンド
    ウと該別のウィンドウとの間の領域を飛び越えるよう、
    該カーソルを移動させるウィンドウ間移動モードで動作
    可能であることを特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】請求項10または11記載の情報処理装
    置において、 上記カーソル移動手段は、上記ウィンドウ間移動モード
    においては、上記カーソルが上記複数のウィンドウのう
    ちのいずれかのウィンドウの境界に位置している場合
    に、上記カーソルの移動量に基づいてその移動方向を計
    算し、該移動方向が該ウィンドウの外部に向いており、
    かつ、該移動方向に該ウィンドウとは別のウィンドウが
    表示されているならば、該カーソルを該別のウィンドウ
    の境界に移動させることを特徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】請求項10,11または12記載の情報
    処理装置において、 上記カーソル移動手段が上記ウィンドウ間移動モードで
    動作するか否かを、外部から指定可能であることを特徴
    とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】各種指示を入力するための少なくとも1
    つの指示手段を有する指示入力装置と、複数のウィンド
    ウ、および、上記指示手段による指示の入力位置を示す
    カーソルを表示する表示装置とを接続している情報処理
    装置におけるウィンドウ切替方法において、 上記指示手段のうちの予め決められた特定の指示手段に
    よる指示が、予め決められた時間継続した場合に、上記
    カーソルの位置とは無関係に、上記表示装置に表示され
    ている複数のウィンドウのうちの最前面に表示されてい
    るウィンドウより後方に表示されているウィンドウを最
    前面に表示させるウィンドウ切替処理を行うことを特徴
    とするウィンドウ切替方法。
  15. 【請求項15】各種指示を入力するための少なくとも1
    つの指示手段を有する指示入力装置と、複数のウィンド
    ウ、および、上記指示手段による指示の入力位置を示す
    カーソルを表示する表示装置とを接続し、 上記指示入力装置は、上記表示装置に表示されているカ
    ーソルの移動量を検出するカーソル移動量検出手段を有
    している情報処理装置におけるカーソル移動制御方法に
    おいて、 上記カーソル移動量検出手段により検出されたカーソル
    の移動量に基づいて上記カーソルを移動させる際に、上
    記カーソルの位置が上記複数のウィンドウのうちの予め
    決められた特定のウィンドウの内部である場合と外部で
    ある場合とで、該カーソルの移動速度を異ならせること
    を特徴とするカーソル移動制御方法。
  16. 【請求項16】各種指示を入力するための少なくとも1
    つの指示手段を有する指示入力装置と、複数のウィンド
    ウ、および、上記指示手段による指示の入力位置を示す
    カーソルを表示する表示装置とを接続し、 上記指示入力装置は、上記表示装置に表示されているカ
    ーソルの移動量を検出するカーソル移動量検出手段を有
    している情報処理装置におけるカーソル移動制御方法に
    おいて、 上記カーソル移動量検出手段により検出されたカーソル
    の移動量に基づいて、上記複数のウィンドウのうちのい
    ずれかのウィンドウから該ウィンドウとは別のウィンド
    ウに上記カーソルを移動させる場合に、該ウィンドウと
    該別のウィンドウとの間の領域を飛び越えるよう、該カ
    ーソルを移動させることを特徴とする情報処理装置。
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