JPH11327733A - ウィンドウサイズ変更装置および方法 - Google Patents

ウィンドウサイズ変更装置および方法

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JPH11327733A
JPH11327733A JP13079298A JP13079298A JPH11327733A JP H11327733 A JPH11327733 A JP H11327733A JP 13079298 A JP13079298 A JP 13079298A JP 13079298 A JP13079298 A JP 13079298A JP H11327733 A JPH11327733 A JP H11327733A
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JP
Japan
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window
icon
screen
frame
mouse
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JP13079298A
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Inventor
Koichi Miyazaki
康一 宮崎
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NEC Software Kobe Ltd
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NEC Software Kobe Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウィンドウの任意の方向の境界を、ドラッグ
操作を行うことなく、たとえ画面の表示域を越えてでも
拡大あるいは縮小することができるようにする。 【解決手段】 画面1上に表示されたウィンドウ10が
なす図形が有するn個の辺11〜14と、これらn個の
辺の隣接するものの間に生じたn個の隅角部とのそれぞ
れに対応して、該ウィンドウとは別の領域の画面上に表
示された2n個のアイコン20と、これらのアイコンの
いずれがクリックされたかを判断する判断部と、該判断
部によりクリックが判断されたアイコンの位置に応じた
方向へ画面上でウィンドウを拡大あるいは縮小する制御
部とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウィンドウサイズ
変更装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】グラフィカル・ユーザー・インターフェ
ースにおいてウィンドウのサイズを変更する場合、一般
には変更したいウィンドウの枠にマウスポインタを重
ね、マウスのボタンを押しながらマウスを移動させるド
ラッグ操作により変更される。
【0003】また、特開平6-12213号公報には、増分で
変更する場合のウィンドウサイズ変更方法の一例が記載
されている。この公報に記載された従来のウィンドウサ
イズ変更方法は、次の通りである。すなわち、ウィンド
ウ・タイトル・バー上に拡大アイコンおよび縮小アイコ
ンを備えている。ユーザーが、ポインタを用いて適切な
アイコンをクリックすると、ウィンドウは所定の増分値
に従ってその境界サイズを変更する。そして、サイズ調
整アイコンの1つを連続してクリックすることによっ
て、ユーザーがクリックを終了するまで、あるいは最大
または最小ウィンドウ限界に到達するまで、ウィンドウ
は増分で連続的に大きさを調整される。この間、ポイン
タは選択されたアイコンに上に重ねられたままであり、
ウインドウの1つの境界の角は、画面上において、その
位置を変えることはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における前者
の方法では、ユーザーはウィンドウサイズを任意の境界
で変更することができる。しかし、変更できる範囲は、
画面に表示されている範囲に限られる。また、ドラッグ
操作による方法は、特にマウスの操作に慣れていないユ
ーザーにとって扱いにくい。
【0005】また、後者の方法では、サイズ調整アイコ
ンを使用することにより、ドラッグ操作を行わなくても
平易にウィンドウサイズを変更することができる。しか
し、画面上において、ウインドウの1つの境界の角の位
置が固定されており、ウィンドウサイズを、ある決まっ
た境界でしか変更することができない。また、前者と同
様に、変更範囲が、画面に表示されている範囲に限られ
ている。
【0006】本発明の目的は、ドラッグ操作を行うこと
なく、任意の方向の境界を拡大あるいは縮小することが
できるウィンドウサイズ変更装置および方法を提供する
ことにある。また、本発明の他の目的は、画面の表示域
を越えてウィンドウサイズを変更することができるウィ
ンドウサイズ変更装置および方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画面上に表示されたウィンドウがなす図形が有する
n個の辺と、これらn個の辺の隣接するものの間に生じ
たn個の隅角部とのそれぞれに対応して、該ウィンドウ
とは別の領域の画面上に表示された2n個のアイコン
と、これらのアイコンのいずれがクリックされたかを判
断する判断部と、該判断部によりクリックが判断された
アイコンの位置に応じた方向へ前記画面上でウィンドウ
を拡大あるいは縮小する制御部とからなることを特徴と
するウィンドウサイズ変更装置である。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記2n個のア
イコンは、前記n個の辺とn個の隅角との間の相対的な
位置関係と同一の位置関係に配置されたことを特徴とす
る請求項1記載のウィンドウサイズ変更装置である。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記クリックが
マウスのクリックボタンにより行われることを特徴とす
る請求項1または2に記載のウィンドウサイズ変更装置
である。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記クリックボ
タンが2個設けられ、いずれか一方が操作されることに
より縮小方向へウィンドウが変更され、他方が操作され
ることにより拡大方向へウィンドウが変更されることを
特徴とする請求項3に記載のウィンドウサイズ変更装置
である。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記制御部は、
最大、最小位置を限界として拡大、縮小を停止すること
を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のウィ
ンドウサイズ変更装置である。
【0012】請求項6に記載の発明は、前記制御部は、
拡大の命令がされている限り拡大を継続し、拡大された
ウインドウの、画面内における表示可能範囲を判断し、
表示可能範囲までの画像を表示することを特徴とする請
求項1ないし4のいずれかに記載のウィンドウサイズ変
更装置である。
【0013】請求項7に記載の発明は、前記制御部は、
前記辺に対応するアイコンがクリックされた場合には当
該辺を所定方向へ移動させ、前記隅角部に対応するアイ
コンがクリックされた場合には、当該隅角部の両側の辺
を所定方向へ移動させることを特徴とする請求項1ない
し6のいずれかに記載のウィンドウサイズ変更装置であ
る。
【0014】請求項8に記載の発明は、画面上に表示さ
れたウインドウがなす図形が有するn個の辺と、これら
n個の辺の隣接するものの間に生じたn個の隅角部との
それぞれ対応して、該ウインドウとは別の領域の画面上
に2n個のアイコンを表示し、これらのアイコンのいず
れがクリックされたかを判断し、クリックされたアイコ
ンの位置に応じた方向へ前記画面上でウインドウを拡大
あるいは縮小することを特徴とするウィンドウサイズ変
更方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の構成を、図
1、図12を参照して説明する。図1(A)には、コン
ピュータの表示画面1、つまりモニタの概略表示が示さ
れている。画面1上にはウィンドウ10と、アイコン群
20、マウスポインタ30が表示されている。ウィンド
ウ10は、その四方を、ウィンドウ右枠11、ウィンド
ウ下枠12、ウィンドウ左枠13、ウィンドウ上枠14
で囲まれている。
【0016】図1(B)には、アイコン群20の詳細図
を示している。アイコン群20は、右アイコン21、下
アイコン22、左アイコン23、上アイコン24、右下
アイコン25、左下アイコン26、左上アイコン27、
右上アイコン28の、8つのアイコンで構成されてい
る。
【0017】図12には、本発明の適用されるコンピュ
ータシステムの一例が示されている。このシステムに
は、CPU102、RAM等の記憶装置103を備えた
処理装置101がある。処理装置101には、図1
(A)の画面1を表示させる表示装置104、2個以上
のボタンを備えたマウス105、キーボード106、外
部記憶装置107が接続されている。
【0018】次に、図1〜図7、図12を参照して本実
施形態の全体の動作を説明する。以下の説明は、図7の
流れ図の各ステップに沿って行う。S01: 画面1上
にアイコン群20を表示させる。S02: 利用者がマ
ウス105を動かすことによって、マウスポインタ30
がアイコン群20の上に動かされる。そして、マウスの
ボタンが押されたことが検知されると、どのボタンが押
されたかを確認し、左ボタンならS03へ、右ボタンな
らS19へ進み、その他のボタンまたは押されていない
なら再度S02に戻る。S03〜S18: マウスの左
ボタンが押された場合、アイコン群20のうち右アイコ
ン21上で押されたのなら、ウィンドウ10の右枠11
のみを右方向に拡大し、S02に戻る。以下同様に、下
アイコン22上で押されたのなら、ウィンドウ10のの
下枠12のみを下方向に拡大し、S02に戻る。左アイ
コン23上で押されたのなら、ウィンドウ10の左枠1
3のみを左方向に拡大し、S02に戻る。上アイコン2
4上で押されたのなら、ウィンドウ10の上枠14のみ
を上方向に拡大し、再度S02に戻る。
【0019】また、右下アイコン25上で押されたのな
ら、ウィンドウ10の右枠11を右方向に、下枠12を
下方向に拡大し、再度S02に戻る。左下アイコン26
上で押されたのなら、ウィンドウ10の下枠12を下方
向に、左枠13を左方向に拡大し、再度S02に戻る。
左上アイコン27上で押されたのなら、ウィンドウ10
の左枠13を左方向に、上枠14を上方向に拡大し、再
度S02に戻る。右上アイコン28上で押されたのな
ら、ウィンドウ10の上枠14を上方向に、右枠11を
右方向に拡大し、再度S02に戻る。アイコン群20
の、どのアイコン上でもなかった場合、再度S02に戻
る。S19〜S34: マウスの右ボタンが押された場
合、アイコン群20のうち右アイコン21上で押された
のなら、ウィンドウ10の右枠11のみを、左方向に縮
小し、再度S02に戻る。以下同様に、下アイコン22
上で押されたのなら、ウィンドウ10の下枠12のみを
上方向に縮小し、再度S02に戻る。左アイコン23上
で押されたのなら、ウィンドウ10のうちウィンドウの
左枠13のみを右方向に縮小し、再度S02に戻る。上
アイコン24上で押されたのなら、ウィンドウ10の上
枠14のみを下方向に縮小し、再度S02に戻る。
【0020】また、アイコン群20のうち右下アイコン
25上で押されたのなら、ウィンドウ10の右枠11は
左方向に、下枠12は上方向に縮小し、再度S02に戻
る。以下同様に、左下アイコン26上で押されたのな
ら、ウィンドウ10の下枠12は上方向に、左枠13は
右方向に縮小し、再度S02に戻る。左上アイコン27
上で押されたのなら、ウィンドウ10の左枠13は右方
向に、上枠14は下方向に縮小し、再度S02に戻る。
右上アイコン28上で押されたのなら、ウィンドウ10
の上枠14は下方向に、右枠11は左方向に縮小し、再
度S02に戻る。アイコン群20の、どのアイコン上で
もなかった場合、再度S02に戻る。
【0021】図8の流れ図を参照して、右枠拡大時のサ
ブルーチンS04の動作を説明する。 S041: まず、ウィンドウ10の右枠11が本発明
の実施されているコンピュータシステム上の実画面領域
(表示領域よりも大きい)の端まで到達しているかどう
かをチェックする。もし、到達していたならば、次のス
テップであるS042の処理は行わずに、S043へ進
む。 S042: もし到達していないならば、ウィンドウ1
0のうちウィンドウの下枠12、左枠13、上枠14の
位置はそのままにして、右枠11の位置のみを、一定量
右に移動し、S043へ進む。 S043: マウスの左ボタンが押されたままになって
いるかどうかをチェックし、押されたままであったなら
ば、再度S041へ戻る。 S044: マウスの左ボタンが放されていたならば、
サブルーチンS04を終了し、図7のS02に戻る。
【0022】下枠拡大時のサブルーチンS06、左枠拡
大時のサブルーチンS08、上枠拡大時のサブルーチン
S10については、ウィンドウの枠と方向以外、右枠拡
大時のサブルーチンS04と同様なので、説明は省略す
る。
【0023】次に、図9の流れ図を参照して、下、右枠
拡大時のサブルーチンS12を説明する。 S121: まず、ウィンドウ10の下枠12が本発明
の実施されているコンピュータシステム上の実画面領域
(表示領域よりも大きい)の端まで到達しているかどう
かをチェックする。もし、到達していたならば、S12
2の処理は行わずにS123へ進む。 S122: もし到達していないならば、ウィンドウ1
0の右枠11、左枠13、上枠14の位置はそのままに
して、下枠12の位置のみを、一定量下に移動し、S1
23へ進む。 S123: ウィンドウ10の右枠11が本発明の実施
されているコンピュータシステム上の実画面領域(表示
領域よりも大きい)の端まで到達しているかどうかをチ
ェックする。もし、到達していたならば、S124の処
理は行わずに、S125へ進む。 S124: もし到達していないならば、ウィンドウ1
0の下枠12、左枠13、上枠14の位置はそのままに
して、右枠11の位置のみ一定量右に移動し、S125
へ進む。 S125: 次に、マウスの左ボタンが押されたままに
なっているかをチェックし、押されたままであったなら
ば、再度S121に戻る。 S126: 放されていたならば、サブルーチンS12
を終了し、図7のS02に戻る。
【0024】下、左枠拡大時のサブルーチンS14、
上、左枠拡大時のサブルーチンS16、上、右枠拡大時
のサブルーチンS18については、ウィンドウの枠と方
向以外、下、右枠拡大時のサブルーチンS18と同様な
ので、説明は省略する。
【0025】次に、図10の流れ図を参照して、右枠縮
小時のサブルーチンS20を説明する。 S201: まず、ウィンドウ10の右枠11が、ウィ
ンドウ10の最小サイズまで到達しているかどうかをチ
ェックする。もし、到達していたならば、S202の処
理は行わずに、S203へ進む。 S202: もし到達していないならば、ウィンドウ1
0の下枠12、左枠13、上枠14の位置はそのままに
して、右枠11の位置のみを一定量左に移動し、S20
3へ進む。 S203: 次にマウスの右ボタンが押されたままにな
っているかどうかをチェックし、押されたままであった
ならば、再度S201に戻る。 S204: 放されていたならば、サブルーチンS20
を終了し、図7のS02に戻る。
【0026】下枠縮小時のサブルーチンS22、左枠縮
小時のサブルーチンS24、上枠縮小時のサブルーチン
S26については、ウィンドウの枠と方向以外、右枠縮
小時のサブルーチンS20と同様なので、説明は省略す
る。
【0027】次に、図11の流れ図を参照して、下、右
枠縮小時のサブルーチンS28を説明する。 S281: まず、ウィンドウ10の下枠12が、ウィ
ンドウ10の最小サイズまで到達しているかどうかをチ
ェックする。もし、到達していたならば、S282の処
理は行わずに、S283へと進む。 S282: もし、到達していないならば、ウィンドウ
10の右枠11、左枠13、上枠14の位置はそのまま
にして、下枠12の位置のみを一定量上に移動し、S2
83へ進む。 S283: ウィンドウ10の右枠11がウィンドウ1
0の最小サイズまで到達しているかどうかをチェックす
る。もし、到達していたならば、S284の処理は行わ
ずにS285へと進む。 S284: もし、到達していないならば、ウィンドウ
10の下枠12、左枠13、上枠14の位置はそのまま
にして、右枠11の位置のみを一定量左に移動し、S2
85へ進む。 S285: 次に、マウスの右ボタンが押されたままに
なっているかどうかをチェックし、押されたままであっ
たならば、再度S281に戻る。 S286: 放されていたならば、サブルーチンS28
を終了し、図7のS02に戻る。
【0028】下、左枠縮小時のサブルーチンS30、
上、左枠縮小時のサブルーチンS32、上、右枠縮小時
のサブルーチンS34については、ウィンドウの枠と方
向以外、下、右枠縮小時のサブルーチンS28と同様な
ので、説明は省略する。
【0029】次に、図2〜図5を用いて本実施形態の動
作を説明する。利用者によって、マウスポインタ30
が、アイコン群20のうち右アイコン21の上に動かさ
れ、マウスの左ボタンが押されたとする。すると、図2
に示すように、ウィンドウ10の下枠12、左枠13、
上枠14の位置はそのままで、右枠11の位置のみ右方
向へ一定量移動し、ウィンドウのサイズが右方向へと拡
大される。マウスの左ボタンが、押し続けられていたな
ら、実画面領域の端まで拡大されるか、マウスの左ボタ
ンが放されるまで、拡大され続ける。下アイコン22、
左アイコン23、上アイコン24の上で押された場合
も、移動する枠および移動方向が異なる以外は同様なの
で省略する。
【0030】利用者によって、マウスポインタ30が、
アイコン群20のうち右下アイコン25の上に動かさ
れ、マウスの左ボタンが押されたとする。すると、図3
に示すように、ウィンドウ10の左枠13、上枠14の
位置はそのままで、右枠11の位置が右方向へ、下枠1
2の位置が下方向へ一定量移動し、ウィンドウのサイズ
が右下方向へと拡大される。マウスの左ボタンが押し続
けられていたなら、実画面領域の端まで拡大されるか、
マウスの左ボタンが放されるまで拡大され続ける。左下
アイコン26、左上アイコン27、右上アイコン28の
上で押された場合も、移動する枠および移動方向が異な
る以外は同様なので省略する。
【0031】利用者によって、マウスポインタ30が、
アイコン群20のうち右アイコン21の上に動かされ、
マウスの右ボタンが押されたとする。すると、図4に示
すように、ウィンドウ10の下枠12、左枠13、上枠
14の位置はそのままで、右枠11の位置のみ左方向へ
一定量移動し、ウィンドウのサイズが左方向へと縮小さ
れる。マウスの右ボタンが押し続けられていたなら、ウ
ィンドウの最小サイズまで縮小されるか、マウスの左ボ
タンが放されるまで縮小され続ける。下アイコン22、
左アイコン23、上アイコン24の上で押された場合
も、移動する枠および移動方向が異なる以外は同様なの
で省略する。
【0032】利用者によって、マウスポインタ30が、
アイコン群20のうち右下アイコン25の上に動かさ
れ、マウスの右ボタンが押されたとする。すると、図5
に示すように、ウィンドウ10の左枠13、上枠14の
位置はそのままで、右枠11の位置が左方向へ、下枠1
2の位置が上方向へ一定量移動し、ウィンドウのサイズ
が左上方向へと縮小される。マウスの右ボタンが押し続
けられていたなら、ウィンドウの最小サイズまで縮小さ
れるか、マウスの左ボタンが放されるまで縮小され続け
る。左下アイコン26、左上アイコン27、右上アイコ
ン28の上で押された場合も、移動する枠および移動方
向が異なる以外は同様なので省略する。
【0033】ここで、マウスポインタ30はアイコン群
20の上にあり、ウィンドウ10とアイコン群20は独
立しているため、ウィンドウ10が拡大あるいは縮小し
ても、マウスポインタ30を動かす必要はなく、また、
図6に示すように、ウィンドウ10のサイズが、モニタ
の表示領域を越えた場合でも操作できる。
【0034】なお、上記実施形態は、ウィンドウの形状
が四角形の例だが、これに限られることはなく、他の形
状での実施も可能である。また、上記実施形態では、マ
ウスに二つのボタンがある例を示したが、これに限られ
ることもなく、例えばボタンが一つの場合でも実施可能
である。さらに、入力装置をマウスに限る必要もなく、
キーボードの矢印キー等を用いて入力することも可能で
ある。
【0035】
【発明の効果】本発明は、画面上に表示されたウィンド
ウがなす図形が有するn個の辺と、これらn個の辺の隣
接するものの間に生じたn個の隅角部とのそれぞれに対
応して、該ウィンドウとは別の領域の画面上に表示され
た2n個のアイコンと、これらのアイコンのいずれがク
リックされたかを判断する判断部と、該判断部によりク
リックが判断されたアイコンの位置に応じた方向へ前記
画面上でウィンドウを拡大あるいは縮小する制御部とか
らなることを特徴とするウィンドウサイズ変更装置なの
で、ウィンドウサイズの変更において、サイズが変更さ
れるウィンドウとは独立したアイコン上から、マウスポ
インタを動かすことなくウィンドウサイズを変更するこ
とができ、マウスをドラッグする必要がないので、マウ
スの操作に慣れていないユーザーでも、容易にウィンド
ウサイズの変更ができる。
【0036】さらに、サイズが変更されるウィンドウと
は独立したアイコンを用いて変更を行うので、ウィンド
ウの現在のサイズ、位置に関わりなく、ウィンドウサイ
ズを変更することができ、ウィンドウのサイズが表示画
面の大きさを越えていても、サイズの変更が可能であ
り、また、任意の方向の境界を拡大あるいは縮小するこ
とができる。
【0037】また、前記2n個のアイコンを、前記n個
の辺とn個の隅角との間の相対的な位置関係と同一の位
置関係に配置すれば、変更される辺あるいは偶角が直感
的に判断でき、装置の操作に慣れていないユーザーで
も、容易にウィンドウサイズの変更ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A) 本発明におけるコンピュータの表示
画面の概略図で、そこに位置するウィンドウ、アイコン
群を示している図である。(B) コンピュータの表示
画面に表示されているアイコン群の詳細図である。
【図2】 本発明を利用してウィンドウが右方向に拡大
された画面の概略図である。
【図3】 本発明を利用してウィンドウが右下方向に拡
大された画面の概略図である。
【図4】 本発明を利用してウィンドウの右が左方向に
縮小された画面の概略図である。
【図5】 本発明を利用してウィンドウの右下が左上方
向に縮小された画面の概略図である。
【図6】 本発明においてウィンドウのサイズが表示画
面を越えている場合に左上方向に縮小された場合の概略
図である。
【図7】 本発明の動作を示す流れ図である。
【図8】 本発明の右枠拡大時の動作を示す流れ図であ
る。
【図9】 本発明の下、右枠拡大時の動作を示す流れ図
である。
【図10】 本発明の右枠縮小時の動作を示す流れ図で
ある。
【図11】 本発明の下、右枠縮小時の動作を示す流れ
図である。
【図12】 本発明を利用するコンピュータシステムの
一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 表示画面 10 ウィンドウ 11 ウィンドウ右枠 12 ウィンドウ下枠 13 ウィンドウ左枠 14 ウィンドウ上枠 20 アイコン群 21 右アイコン 22 下アイコン 23 左アイコン 24 上アイコン 25 右下アイコン 26 左下アイコン 27 左上アイコン 28 右上アイコン 30 マウスポインタ 101 処理装置 102 CPU 103 記憶装置 104 表示装置 105 マウス 106 キーボード 107 外部記憶装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に表示されたウィンドウがなす図
    形が有するn個の辺と、これらn個の辺の隣接するもの
    の間に生じたn個の隅角部とのそれぞれに対応して、該
    ウィンドウとは別の領域の画面上に表示された2n個の
    アイコンと、 これらのアイコンのいずれがクリックされたかを判断す
    る判断部と、 該判断部によりクリックが判断されたアイコンの位置に
    応じた方向へ前記画面上でウィンドウを拡大あるいは縮
    小する制御部とからなることを特徴とするウィンドウサ
    イズ変更装置。
  2. 【請求項2】 前記2n個のアイコンは、前記n個の辺
    とn個の隅角との間の相対的な位置関係と同一の位置関
    係に配置されたことを特徴とする請求項1記載のウィン
    ドウサイズ変更装置。
  3. 【請求項3】 前記クリックがマウスのクリックボタン
    により行われることを特徴とする請求項1または2に記
    載のウィンドウサイズ変更装置。
  4. 【請求項4】 前記クリックボタンが2個設けられ、い
    ずれか一方が操作されることにより縮小方向へウィンド
    ウが変更され、他方が操作されることにより拡大方向へ
    ウィンドウが変更されることを特徴とする請求項3に記
    載のウィンドウサイズ変更装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、最大、最小位置を限界と
    して拡大、縮小を停止することを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載のウィンドウサイズ変更装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、拡大の命令がされている
    限り拡大を継続し、拡大されたウインドウの、画面内に
    おける表示可能範囲を判断し、表示可能範囲までの画像
    を表示することを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載のウィンドウサイズ変更装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記辺に対応するアイコ
    ンがクリックされた場合には当該辺を所定方向へ移動さ
    せ、前記隅角部に対応するアイコンがクリックされた場
    合には、当該隅角部の両側の辺を所定方向へ移動させる
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の
    ウィンドウサイズ変更装置。
  8. 【請求項8】 画面上に表示されたウインドウがなす図
    形が有するn個の辺と、これらn個の辺の隣接するもの
    の間に生じたn個の隅角部とのそれぞれに対応して、該
    ウインドウとは別の領域の画面上に2n個のアイコンを
    表示し、 これらのアイコンのいずれがクリックされたかを判断
    し、クリックされたアイコンの位置に応じた方向へ前記
    画面上でウインドウを拡大あるいは縮小することを特徴
    とするウィンドウサイズ変更方法。
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