JP3234986B2 - 止めまくらを有する入れ子式レール - Google Patents

止めまくらを有する入れ子式レール

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JP3234986B2 JP53076898A JP53076898A JP3234986B2 JP 3234986 B2 JP3234986 B2 JP 3234986B2 JP 53076898 A JP53076898 A JP 53076898A JP 53076898 A JP53076898 A JP 53076898A JP 3234986 B2 JP3234986 B2 JP 3234986B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は請求項1の前文に係る入れ子式レールに関す
る。かかる入れ子式レールは一般に公知でありオランダ
国のトーマス リガウト ビーブイにより市販されてい
る。
公知の入れ子式レールは間に玉軸受が設けられていて
互に滑りながらはめこまれる第1及び第2部分からな
る。この第1部分は第2部分に対して可動的で、それに
よりレールが完全に伸ばされた第1位置と完全に引き込
められた第2位置の間をレールが伸びたり引き込めらり
たりする。こういったレール2本が例えばキャビネット
の引出しをささえる為に対で用いられる。レール、引出
しあるいはキャビネットへの損傷を防止し、レールが第
1位置あるいは第2位置に達した時の騒音発生を防止す
るため、玉軸受、および第1部分と第2部分の為に緩衝
手段が設けられている。第1部分にはこの部分の前およ
び後付近に内方に伸びるタブが設けられている。第2部
分には第2部分の末端付近に少なくとも1つの内方に向
かうタブが設けられている。プラスチックあるいはゴム
緩衝素子が第2部分の後方タブ上に位置せしめられてい
る。さらに各末端には玉軸受が第2緩衝素子と共に設け
られている。
レールが完全に引き出された第1位置になった時、第
2部分の前方タブは玉軸受の前緩衝素子と接触し、第1
部分の後方タブは玉軸受の後方緩衝素子と接触する。レ
ールが完全に引き込まれた第2位置になった時、第1部
分の後方タブは第2部分の後方緩衝素子と接触する。
この公知の入れ子式レールは第1玉軸受に前述の緩衝
素子群を設けねばならず、また前記タブの少なくとも1
つをもうけねばならず、これは時間を要し高価につくと
の欠点がある。この公知の入れ子式レールの組み立ては
比較的困難である。レールを使用する際に緩衝素子に触
れることが困難で例えばメンテナンス上不利である。さ
らにまた、玉軸受の第1タブとは反対側にタブを第1部
分と第2部分の後部末端近くに置くためにも、またこれ
ら部分の後方末端にロッキングメカニズムを置かねばな
らぬので、第1と第2部分は比較的長くなくてはならな
い。従って相対的に大量の材料が必要でありまたレール
の移動に相対的に大きな空間が必要であり、これはレー
ルが比較的重くまた大きな組み立て容積を必要とするこ
とを意味する。
本発明の目的の1つは上記の問題が回避され、しかも
その利点を失わず、請求項1の前文に述べた如き種類の
入れ子式レールを提供するにある。本発明に従えば、こ
の目的は請求項1の特徴部分の特徴により達成せられ
る。
本発明に係る止めまくらは、完全に引き込められた位
置ならびに完全に引き出された位置双方で、第1部分の
第1及び第2タブと協力作用する弾性フィンガー様延長
部からなる緩衝素子群をそれ自身中に有している。同じ
引出し長の公知の入れ子式レールと比較してみて、第2
の内方に向かうタブ即ちレールの後方に最も近い突起部
は、大体第1玉軸受の長さにわたり前進せしめられる。
従って第1部分は比較的短い。さらにまた双方の緩衝機
能をうるのに、止めまくらを第2部分内に位置せしめる
だけでよい。本発明の入れ子式レールでは玉軸受は緩衝
あるいは停止機能を必要としないので、タブ上の緩衝素
子のごとき玉軸受の緩衝素子群は不要である。本発明に
係る入れ子式レールの組み立ては容易である。第1部分
を玉軸受と共に第2部分中に滑り込ませ、止めまくらが
第2部分に取り付けられる。止めまくらの可撓性および
その取り付け法により、組み立て前に第2のタブ突起部
が作られ、第1タブ突起部は組み立ての前あるいは後に
作られる。止めまくらが十分に可撓性であるなら第1部
分の第2タブは止めまくらの上を押し通され止めまくら
を弾性的に変形させる。このタブは反対方向に止めまく
らを通過することはない。いずれにせよ組み立て工程は
レールの前側付近で実施されねばならず、迅速且つ容易
な組み立てを可能にする。
本願では玉軸受は各レール部分でのレース路中にもう
けられるベアリング手段と理解さるべきである。これら
の玉軸受は例えばストリップ群中に別々の連続した玉列
がはめこまれたもので、各レース路に1ストリップが位
置せしめられるもの、あるいは連続した玉列が1つの保
持器中にはめこまれたものでこの保持器は2つの玉列を
含み各レース路に1列がおかれ、これらの列は連結部で
互いに接続したものとして構成せられる。また玉軸受は
玉の他にあるいは玉の代わりに滑り手段を含みうる。
有利な1具体例で本発明に係る入れ子式レールは請求
項3の特徴を有している。
止めまくらの案内突起部を構成する棒状素子は、レー
ルが部分的にあるいは完全に引き伸ばされた位置で、第
2部分に対して第1部分を安定化し支持する。この棒状
素子は第2部分に対する第1部分の、延伸収縮方向にた
いし傾斜した方向での相対的動きを抑制する。さらにま
たこの棒状素子突起部は第2及び/又は第1部分に対し
ての止めまくらの安定化作用をも有している。好ましく
は止めまくらには1つが第1および第2の部分の上のレ
ース路に、また1つが下のレース路にと2つの棒状素子
を有している。また止めまくらは第1部分と第2部分を
互いに集中させる。
好ましい1具体例において本発明の入れ子式レールは
請求項5の特徴を有する。
周知の3部構成入れ子式レールは第3部分の前ならび
に後ろ付近に内方に向かうタブを有し、少なくとも後方
のタブには弾性プラスチックあるいはゴム素子がもうけ
られている。こういった公知のレールで第2部分と第3
部分の間の第2玉軸受にはその前側および後側に第2の
緩衝素子が設けられている。レールを完全に引き伸ばし
た位置でこの玉軸受の前緩衝素子は第3部分の前タブと
接触し、他方第2玉軸受の後方緩衝素子は第2部分の後
方タブと接触する。この公知の入れ子式レールに於い
て、第2部分が第3部分に対して通過して動き得る距離
は、従って第3部分の前側および後側タブ間の距離と、
緩衝素子間の第2玉軸受の長さにより決定せられる。
本発明に係る3部構成入れ子式レールは比較的長い距
離にわたりそれを伸ばし得る利点を有し、この場合止め
まくらは第2部分と第1部分の停止ならびに緩衝作用を
与え、他方完全に引き込められた位置では、この止めま
くらは3部分の全てに停止ならびに緩衝作用を与える。
第2の中間レール中を伸び、第3部分にたいする緩衝手
段となる緩衝部品は第3部分の後方末端付近にタブを設
ける必要がないとの利点を有する。第2部分および第3
部分が完全に引き込められた位置では、第3部分の前近
くに位置する第3の弾性緩衝フィンガーからなる突起部
が第3部分上のタブと接触し、それにより第3部分に対
しての第2部分の後方引き戻し方向への動きを制限す
る。第3部分は従って同じ引き伸ばし長を有する公知の
入れ子式レールの第3部分に比して相対的に短かくする
ことができる。例えば第3部分の長さはほぼ第2玉軸受
の移動路の長さと第2玉軸受自身の長さにすることが出
来る。本発明のかかる具体例での入れ子式レールのさら
なる利点はこのレールの組み立てが極めて容易である点
にある。組み立ては例えば下記の如く実施せられる。
第1部分の第2の前方タブを除き、第1、第2および
第3部分が先ず別々に作られる。第2玉軸受と第2部分
が第3部分中に滑りこまされ、次いで止めまくらが第2
部分に装着され、こうして第2部分を第3部分にロック
する。完全に引き伸ばされた位置で第2玉軸受の前側は
第3突起部に接触し、第2部分の後端付近のタブは第2
玉軸受の後側に接触し、かくして第3部分に対する第2
部分の前方へ伸ばされる方向での動きを制限する。その
後、第1部分と第1玉軸受が第2部分中にその後側から
滑り込まされる。最後に、第1部分が第2部分に対して
引き伸ばされたとき、第1部分の第1の前方タブが作ら
れ、かくして第1部分が第2部分内にロックせられる。
従って3部構成のものが組み立てられる時1つの突起部
が用意される必要があるだけで、組み立て中に各部分が
はずれる危険性が少なくなり、しかも使用中の各部の外
れは無である。さらにまた各部分を互いの中に位置させ
たあとの製造工程は1つだけでよく、取扱が楽になる。
本発明のさらに別の有利な具体例に於いて、入れ子式
レールは請求項7の特徴を有する。第1部分と第2部分
が正常な位置にある場合、即ちその1つが他方の移動路
中にある場合第1部分が第2部分に対して前方に引き伸
ばされる動きを制限する為に、第1および第2フック手
段が設けられる。第1部分の前方移動時に第1フック手
段は第2フック手段とかみ合い、かくして第1部分の前
方へのさらなる動きを抑制する。第2フック手段の少な
くとも1部の動きで第2フック手段を作動させることに
より、第2フック手段、少なくともそのかみ合わせ部分
は通常の移動路からはずれて動き第1部分がさらに前方
に動かされると第1および第2フック手段はそのかみ合
わせが解かれ第1部分が第2部分から前方に引き抜かれ
る。このように本発明に係る入れ子式レールは断片型の
ものでありうる。第2及び/又は第1フック手段にはそ
れらをかみ合わす際のショックを緩衝するための弾性手
段を設けることができる。
さらに別の好ましい具体例に於いて本発明の入れ子式
レールは請求項9の特徴を有する。少なくともほぼ完全
に引き込められた位置で第1部分と第2部分の前側近く
の協力作動する第1弾性突起部と第1かみ合わせ手段が
第2部分に対して第1部分をロックする。そのロック力
は第1部分をかみ合わせて入れ子式レールを延伸位置の
方に引っ張る時、第2部分が第3部分に対し完全に伸ば
された位置まで動き、この移動中第1部分が第2部分に
対し同じ位置に止まるような力である。第2部分が第3
部分に対してその最大距離を越えて移動し玉軸受が第3
突起部と接触した時にのみ、第1部分は第2部分に対し
て動き、その時第1部分には前記のロック力に打ち勝っ
てさらに前方に引かれる力が加わる。このように本発明
に係る入れ子式レールには予定された延伸順位があり、
先ず第2部分が第3部分に対して延伸され、次に第1部
分が第2部分に対して延伸せられるのである。この具体
例での止めまくらは2部構成の具体例のロックメカニズ
ムにもなりうる。
さらに別の好ましい具体例に於いて本発明に係る入れ
子式レールは請求項11の特徴を有する。
緩衝部の第2弾性突起部及び第3部分の第2かみ合わ
せ手段はレールを完全に引き込めた時第2部分がこの位
置にロックされるという利点を与える。かくして第3部
分に対しての第2部分の望ましからざる動きが容易に防
止せられる。レールを伸ばすために第2弾性突起部と第
2かみ合わせ手段のかみ合わせをはずすためには、ある
程度の一定の前進力が第2部分に加えられる必要があ
る。それに関し、共同作用する第2弾性突起部と第2か
み合わせ手段により第2部分が引っ張られ、前記の完全
な引きもどし位置に押しこまれる時に有利である。
本発明に係る入れ子式レールが請求項9および請求項
11双方の特徴を有する場合とくに有利で、第1弾性突起
部と第1かみ合わせ手段はロック力は、第2弾性突起部
と第2かみ合わせ手段のロック力よりも大となる。係る
入れ子は完全に引き込められた位置にロックされ、しか
も前述の一定の引き伸ばし順位を有する。
さらに有利な具体例の本発明入れ子式レールは請求
項、発明の説明の欄および図面に示されている。
本発明に係る入れ子式レールの種々の具体例を以下、
図面を参照して説明する。添付図の 図1は本発明の第1具体例に係る入れ子式レールの立
面図 図2は図1の画線II−IIでの断面図 図3は第1具体例の入れ子式レールを後方からみた時
の止めまくらの立面図 図4は図3の止めまくらの側面図 図5は本発明の第2具体例に係る入れ子式レールの立
面図 図5Aは図5の入れ子式レールの側面図 図6は入れ子式レールの第1末端の部分立面図 図6Aは入れ子式レール末端の一部の側面図 図7は本発明の第3具体例に係る入れ子式レールの立
面図 図8は前記第2具体例に係る入れ子式レールを後方か
らみた時の止めまくらの立面図 図9は図8の止めまくらの側面図 図10は特に2部構成レールに有用なストップ−バッフ
ァー止めブロックの側面図 である。
図1及び2に示した入れ子式レールは第1部分1と第
2部分2からなり、この第1部分1と第2部分2は第1
及び第2末端装置の間を伸びることが出来る。図1に於
いて、第1部分1は完全に引き込められた第1位置が点
線で示され、完全に延ばされた第2位置が実線で示され
ている。延伸並びに引き込みの方向は矢印Fで示されて
いる。第1部分1と第2部分2の間にはそれ自体周知の
型の玉軸受3が設けられている。この入れ子式レールの
第1部分1及び第2部分2は図4に示される如く実質的
にC型をなしており、玉軸受3のボールのためのレース
路14を規定している。
第2部分2の前端4付近には図3及び10により詳細に
示されているような止めまくら5が位置せしめられてい
る。この止めまくら5には本体部6と2つの翼部7とが
設けられ、この翼部は本体部6のそれぞれ反対側から延
伸収縮方向Fに垂直方向に伸びている。止めまくら5に
はさらに2対の弾性フィンガー様延長部8、9が設けら
れ、これは本体部6の反対側から延伸収縮方向Fに平行
した方向に伸びている。止めまくら5の背部にくぼみ11
0が作られ、このくぼみは第2部分2に取り付けるため
第2部分2のタブ111上に位置せしめ得る。各翼部7に
は第1部分1及び第2部分2の間のレース路14中に位置
する棒状素子13に終わる波状連接部12が設けられてい
る。この棒状素子13は入れ子式レールを伸ばす時第1部
分1及び第2部分2を案内する案内突起であり、またこ
ういった棒状素子13は第2部分2に対する第1部分1の
動きを延伸収縮方向F以外のいずれの方向への動きも阻
止するので、延伸収縮方向Fに垂直などちらの方向にも
第1部分1を第2部分2に対し安定化させるにも役立
つ。各棒状素子13には溝15が設けられており、この溝は
第1部分1のレース路14に面する側で延伸収縮方向Fに
平行して伸びている。これらの溝15は止めまくら5と第
1部分1の間の摩擦を最小限ならしめ、また入れ子式レ
ールの延伸ならびに引き戻し時に第2部分2に対する第
1部分1の平滑な移動に必要なグリースの第1部分1の
レース路14での通路を提供する。
本体部6から突出している弾性フィンガー様延長部
8、9は第1部分1の第1位置及び第2位置それぞれで
の緩衝手段をなす。第1部分1の第1末端部16には内方
に向いたタブ17が設けられている。第1部分1を第2部
分2に対してレール引き込め位置の方向に移動させる
と、タブ17は該タブ17に面した弾性フィンガー様延長部
8に遭遇する。弾性フィンガー様延長部8とタブ17が接
触すると弾性フィンガー様延長部8は幾分変形しそれに
より第1部分1の移動力を緩衝し、従って第1部分1が
スムースに完全な引き込め位置にもたらされる。止めま
くら5の反対側で第1部分1には第2の内方に向いたタ
ブ18が設けられており、このタブは玉軸受3の上を通過
することが出来る。図1及び2に示される如く、完全に
引き出された位置で、この第2タブ18は止めまくら5の
関連した側の第2の弾性フィンガー様延長部9と遭遇す
る。第2のタブ18が接触すると第2の弾性フィンガー様
延長部9は幾分変形し、それにより第1部分1を緩衝す
る。従って第1部分1は同じくスムースに完全に延長さ
れた位置にもたらされる。
入れ子式レールの引き出しうる全長は第1の内方に向
いたタブ17と第2の内方に向いたタブ18の間の距離から
止めまくら5の第1の弾性フィンガー様延長部8と第2
の弾性フィンガー様延長部9の間の巾を差し引いた長さ
で規定せられる。第2の内方に向いたタブ18は玉軸受3
の上を通過しうるので第1部分1の全長は玉軸受3の長
さに弾性フィンガー様延長部の長さを加えたもの以上の
長さである必要はない。止めまくら5は第2部分2の第
1末端近くに位置せられるので、また第2部分に対する
第1部分の延伸ならびに収縮に際しての停止ならびに緩
衝機能双方がこの止めまくら5に一体化されるので、第
2部分2は比較的短く成しうる。第2部分2の長さはレ
ールの収縮あるいは延伸時に玉軸受3のガイドを提供す
るのに要する長さ以上にする必要はない。玉軸受3の移
動距離は第1部分1の移動長の半分ですむ。
第1部分1には例えば引出しをそれに取り付けるため
の取り付け手段19がもうけられる。第2部分2には例え
ばキャビネットの内側にそれを取り付けるための第2の
取り付け手段20が設けられている。
止めまくら5および2つの内方への延長タブ17、18は
レールの緩衝手段及び停止手段を提供するので、玉軸受
3には緩衝手段を設ける必要がなく、従って製造が容易
でありまた比較的経済的である。
図1、2、4及び10に示した止めまくら5には本体部
6の側面に2つの外側に向いた弾性フィンガー108が設
けられており、延伸収縮方向Fに対し或る角度をなして
いる。第1部分1には前端付近にレース路14中に伸びる
内に向いたノッチ154が設けられている。弾性フィンガ
ー108はレース路14中へのノッチ154の進行路中後方に向
いている。従って第1部分1が完全に引き込められた位
置になされた時弾性フィンガー108はノッチ154の前に位
置し、それにより第1部分1が引き戻し位置におさめら
れる。レールを引き出すとノッチ154は弾性フィンガー1
08を通過しそれを弾力的に変形する。再び完全な引き戻
し位置にすると弾性フィンガー108は再びノッチ154の進
行路から外に曲げられる。止めまくら5はこのように前
述の停止ならびに緩衝機能以外にロック機能をも有して
いる。
図1および2の入れ子式レールは下記の如くして製造
せられる。
第1部分1および第2部分2が、第1部分1の第1の
内方に向かうタブ17の曲げをのぞき完成品として製造せ
られる。止めまくら5が第2部分に位置せしめられ、次
いで玉軸受3と第1部分1が第2部分2内の所定位置に
滑りこませされる。最後にタブ17が内側に向かう位置に
曲げられ、こうして第1部分1が第2部分2内にロック
せられる。
止めまくら5には頂部側に弾性手段を設け、第1タブ
17がレール組み立て前に曲げられ、止めまくら5の上を
こえて組み立て位置に押し込まれるが止めまくら5を反
対方向には通過しないようにすることも出来る。こうす
れば各部分を所定位置にスライドさせた後、それ以上の
工程を不要ならしめうる。かかる弾性手段は本発明の全
てのレールに用いることが出来る。
図5は本発明の第2の具体例に係る入れ子式レール30
を示す。この具体例では入れ子式レール30は第1部分3
1、第2部分32、および第3部分33からなり、これら全
てが実質的にC型の形をしている。第1部分31と第2部
分32の間には第1の玉軸受42が、また第2部分32と第3
部分33の間には第2の玉軸受43が設けられている。第1
部分31は第2部分32に対してまた、第2部分32は第3部
分33に対して全て延伸収縮のF方向に移動しうる。
第1部分31と第2部分32は図1及び2に示される第1
具体例の第1部分1と第2部分2に正確には似たもので
はないが、それらに対比されうるものである。第2部分
32の第2末端44には第3タブ45が設けられ、それは第3
部分33の方に伸びている。第2玉軸受43にはその前方お
よび後方末端の双方に緩衝手段46が設けられている。か
かる玉軸受は例えば欧州特許第488471号、オランダ特許
83,04456号により公知であるが、本発明はこれらタイプ
の玉軸受に限定されるものではない。
第2部分32を第3部分33に対して延伸するとき、第3
タブ45は第2玉軸受43上の後方緩衝素子46と遭遇し、第
2部分32がさらに動くことを阻止する。この位置で、第
2玉軸受43上の前方緩衝素子46は第3部分の第1末端48
近くで、第3部分から内方に向いた第4タブ47に押しつ
けられるよう移動し、第3部分33に対し第2部分32がそ
れ以上前進することを防止する。こうして、図1および
2の2部構成レールと同様に、第1部分31はその上の第
2タブ18が止めまくら105の第2の弾性手段をなす弾性
フィンガー様延長部9に接触するまで前進することによ
り第2部分に対し延伸せられる。また第2部分32は第3
タブ45が第2玉軸受43の後方緩衝素子46に接触し、前方
緩衝素子46が第3部分33の第4タブ47と接触するまで第
3部分33に対し延伸せられる。
第1部分31と第2部分32が第3部分33に対して引き込
められると、第1部分31の第1の内方に向かうタブ17が
止めまくら105の第1の弾性手段をなす弾性フィンガー
様延長部8に接触し、第1部分31が第2部分32に対して
それ以上内方に移動することを阻止する。第2部分32の
第3部分33に対する引き戻し移動は第3部分33上の第4
タブ47および止めまくら105の裏側の緩衝部品10(図3
参照)により制限せられる。この目的のため、緩衝部品
10は第2部分32の窓部11中を伸び、第4タブ47が緩衝部
品10の移動路中に存在するようになっている(図6)。
緩衝部品10の後方に面した側には2つの弾性緩衝フィン
ガー49からなる第3の弾性手段が設けられていて、これ
らは止めまくら105の本体部6上の弾性フィンガー様延
長部8、9に平行に伸びている。弾性緩衝フィンガー49
および弾性フィンガー様延長部8、9は延伸収縮方向F
に対し或る角度をなしている。第2部分32が延伸位置か
ら引き込められる時、弾性緩衝フィンガー49は第4タブ
47の前方に面した部分と遭遇し幾分変形して緩衝とな
り、また第2部分32が第3部分33に対してそれ以上引き
込められることを阻止する。
レールの第1の前方に面した末端48付近の緩衝部品10
及び対応する第4サブ47が、第3部分33に対する第2部
分32の延伸収縮運動にとり緩衝ならびに停止手段を提供
するので、第3部分33は比較的短く成しうる。通常第3
部分33の後方末端50付近に設けられる停止阻止は省略で
きる。
従って第3部分の長さは第2玉軸受43にたいし必要
な、即ち第3部分33に対する第2部分32の完全に引き込
められた位置と完全に延伸された位置の間のその移動の
ための案内に必要なレース路を与えるに必要な長さであ
ればよい。このように本具体例に係る入れ子式レール30
は比較的軽量で製造が容易である。
図5の具体例の入れ子式レール30は下記の通りに組み
立てられる。
第1部分31の第1の内方に向かうタブ17を曲げること
を除き、第1、第2及び第3部分が全て完全に製造せら
れる。次に第2玉軸受43と第2部分32が第3部分33内の
所定位置に後方末端50から滑りこまされ、第2部分32を
窓11が第4タブ47の前になるように前進せしめられる。
次に止めまくら105が第2部分32内に位置せしめられ
る。次いで第1玉軸受42と第1部分31が第2部分32内に
その後方末端から所定位置に滑りこまされる。第1部分
31が前にスライドされ第1タブ17が止めまくら105の前
に伸びるようになされ、その後タブ17を内方に曲げて3
つの部分および各玉軸受を所定位置にロックする。
図6は図5の具体例のように3部分を有する本発明の
レールの前末端48の一部分を示す。レール30′は完全に
引き入れられた位置で示されている。第3部分33に対す
る少なくとも第2部分32の望ましからざる移動を阻止す
るため、止めまくら105と第3部分33上にロッキング手
段51が設けられている。このロッキング手段51は緩衝部
品10の裏側の弾性ノッチ52と第3部分33の内方に面した
側での第2ノッチ53からなる。第4タブ47と第2ノッチ
53の間の距離は、図6に示される完全に引き込められた
位置で、弾性ノッチ52が前記の第4タブ47と第2ノッチ
53の間に位置するような距離である。第2ノッチ53は第
1の弾性ノッチ52の移動路内にある。第2部分32を第3
部分33に対して引き延ばしたりあるいは引き戻すとき、
弾性ノッチ52は第2ノッチ53を通過し幾分変形せねばな
らない。従ってこの動きのためある力、所謂第1のロッ
キング−アンロッキング力L1が第2部分32上に働き、第
2部分32が図6に示される如く完全に引き込められた位
置でロックされあるいは前記位置からアンロックされる
必要がある。このロッキング力は手で容易に解かれる。
図6Aは図5の具体例に匹敵するレール30′の前方末端
48の部分断面図である。それぞれの対応部分が同じ記号
で示されている。
この具体例に於いては第1部分31にその前方末端付近
に2つの第3ノッチ54が設けられている。第3ノッチ54
は第1部分31と第2部分32の間のレール路14中に伸びて
いる。第1タブ17の内方に面する側と第3ノッチ54の間
の距離は延伸収縮方向Fでみて棒状素子13の長さに第1
の弾性フィンガー様延長部8の長さを加えたものにほぼ
対応する。
図6Aに示した様に完全に引き込められた位置で、第3
ノッチ54は棒状素子13の後側にあり、第1部分31が第2
部分32に対し前方に移動することを阻止する。この棒状
素子13には図8および9に詳細に示されている如く第2
の溝55がもうけられている。この第2の溝55は棒状素子
13の全長にわたり伸びていて第2部分32および第3部分
33とは反対の側面に開口している。従って棒状素子13は
延伸収縮方向Fに対し大体垂直な方向に弾力的に圧縮さ
れ棒状素子13の巾をレース路14内で狭めることが出来
る。従ってある力、所謂第2のロッキング−アンロッキ
ング力L2が第1部分上に延伸方向に生じる時、第3ノッ
チ54は棒状素子13を押し通し第2部分32に対しての第1
部分31の伸長を許す。第1部分31を第2部分32に対し引
き込める時、第3ノッチ54は再び棒状素子13を押し通
し、こうして第1部分31が引き込め位置にロックされる
ことになる。図6Aのレール30′に図6に示したようなロ
ッキング手段51を設けた場合、入れ子式レール30′は引
き延ばしに力を順次加えることになる。好ましくは、完
全に引き込められた位置から第2部分32を第3部分33に
対して引き伸ばすに要する力L1が第1部分31を第2部分
32に対して引き伸ばすに要する力L2より小さいことであ
る。この場合、第1部分31が第2部分32と共に第3部分
33に対して、完全な延伸位置に達するまで引き延ばされ
るように第1部分31に力を加え、その後に第1部分31が
第2部分32に対して引き延ばされ、入れ子式レール30′
が完全に延伸されるよう順次力が加えられる。
図7は本発明の第3具体例に係る入れ子式レール60を
示すが、このものも第1部分61、第2部分62および第3
部分63と、中間の第1玉軸受42および第2玉軸受43から
なる。これらの玉軸受は図7には示されていない。第1
部分61、第2部分62および第3部分63は図5の第1部分
31、第2部分32および第3部分33と類似のものである
が、但し第1部分上の第2タブ18が相違している。この
第2タブ18(図1参照)の代わりに、第1のフック手段
64が第1部分61内に設けられ、第2フック手段65が図8
および9に示される如くこの具体例での止めまくら80上
に位置せしめられている。それぞれ対応する部分には同
じ記号が使用されている。第1のフック手段64は第1部
分61の内側に該部分61の後方末端付近に第1ピボット点
66で取り付けられている比較的平坦な本体からなる。第
1ピボット点66から前方向に伸びているのはレバー67お
よび弾性脚部68である。このレバー67は正常位置では大
体延伸収縮方向Fに平行しており、弾性脚部68はレバー
67とある角度をなし、弾性脚部68の自由端は第1部分61
のレース路14形成部分の内側に押しつけられて位置して
いる。レバー67の弾性脚部68とは反対側からかみ合い部
分69が伸びている。止めまくら80上の第2フック手段65
は稜線70からなり、これは止めまくら80の本体6にそっ
て、延伸収縮方向Fに平行して、且つ止めまくら80の本
体6の面71に垂直に伸びている。第1フック手段64が図
7に示される如く正常位置にある場合、この第2フック
手段65、特に稜線70は第1フック手段64のかみ合い部分
69の移行路中にある。第1部分61が第2部分62に対して
伸長せられると、このかみ合い部分69は稜線70に接触し
第1部分61が第2部分62に対しそれ以上前進することを
防止する。61部分が第2部分62に対しそれ以上引き伸ば
し方向に進行することが出るようにするためには、かみ
合い部分69は稜線70との関係において、第1フック手段
64および第2フック手段65が互いに通過しうる様に、移
動せしめられねばならない。そのためには第1部分61が
伸ばされた位置では容易に接近しやすい前方に伸びたレ
バー67を弾性脚部68の方向に押して、かみ合い部分69を
同様に弾性脚部68の方向に動かす必要がある。稜線70は
比較的その巾が小さいのでかみ合い部分69は比較的短距
離だけ動かせばよく、その後第1フック手段64特にかみ
合い部分69が稜線70を通過し、こうして第2フック手段
65が通過する。次に第1部分61が第2部分62に対して更
に前進せしめられ、取り外しが出来る。レバー67が開放
されると図7に示したように正常位置に弾力によりもど
る。
第1部分61を第2部分62中に再度位置させるには、第
1部分61の後方末端を第2部分62の第1末端48から滑り
こませる。自動的にレバー67と第1フック手段64のかみ
合い部分69は稜線70をよけて曲げられ、第1部分61を第
2部分62内で引き込め位置のほうにさらに移動させるこ
とが出来る。第1フック手段64は幾分弾力性があり、第
1部分を第2部分62に対して伸張させる際の緩衝手段と
なる。止めまくら80には図9に示される如く、従って前
方に面した弾性フィンガー様延長部8しか設けられな
い。
好ましい具体例の図7に示される入れ子式レール60に
は、図6に示される様なロッキング手段51及び/又は図
6Aに示される様な順おくりの引き延ばしを可能にする手
段が設けられている。こういった後者手段(図6A)が図
1および2の2段式入れ子レールにもちいられる場合、
これら手段は第1部分1および第2部分2のロック手段
を提供する。
本発明は添付図に示されあるいは明細書に記載された
具体例の入れ子式レールに限定されるものではない。請
求の範囲に規定された発明の範囲内で多くの改変が可能
である。例えば止めまくらの停止ならびに緩衝手段およ
び/または緩衝部品は別の形態のもの、例えば異なった
角度をなすフィンガー群、変形可能チャンバーを囲む変
形可能部分、あるいは止めまくらの片側あるいは両側に
設けられる相対的に圧縮可能な材料の手段とすることが
出来る。本発明の入れ子式レールの各部分の間の玉軸受
は異なった形式あるいは形態のものとすることが出来
る。例えばストリップ様玉軸受を各レース路に位置せし
めることが出来、これらストリップは相互に連結せしめ
る必要はない。いずれの部分に別の型の分離手段あるい
はロッキング手段をもうけてもよい。例えば少なくとも
1つのロッド様部材に内方に伸びるノッチを設け、第1
部分には対応する歯をもうけそこに引き込め位置にある
第1部分を第2部分内にロックするため前記ノッチを位
置せしめることができる。緩衝部分にはその背面に歯を
もうけ、第3部分にはノッチをもうけて、第2部分が完
全に引き込められた位置にある時ノッチが前記の歯内に
位置せしめられ、この位置で第2部分が第3部分内にロ
ックされるようにすることも出来る。同様の手段が各部
分を延伸位置にロックするために設けられうる。記載せ
る要素のあらゆる組み合わせが本発明に係るレールに利
用されうる。引出し等を取り付けるためのあらゆる種類
の手段あるいは本発明の入れ子式レールをキャビネット
等に取り付けるためのあらゆる種類の手段が本発明の範
囲内で利用される。本発明に係る入れ子式レールの各部
分は別の形でもよく、また任意の適当な手段で止めまく
らは各部分の前端付近に位置せしめうる。特に2部構成
具体例ではどちらの部分が所謂引出し部分であってもか
まわない。
これらならびに同様の改変も本発明の範囲内と見なさ
るべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−15424(JP,A) 特開 平8−256852(JP,A) 実開 昭63−157347(JP,U) オーストリア国特許375252(AT, A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 88/04 - 88/14

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的にC型断面の少なくとも2つの部分
    からなり、その第1部分(1)は第1玉軸受(3)を間
    に介在させて第2部分(2)中に滑り入れられる入れ子
    式レールであって、止めまくら(5)が第2部分(2)
    中に、レールの延伸方向に見て、第1玉軸受(3)の前
    に位置せしめられており、この止めまくら(5)はレー
    ルを引き込めた時第1部分(1)上の内方に向かう第1
    のタブ(17)と接触せしめられ得る弾性フィンガー様延
    長部(8)からなる第1の弾性手段と、レールを引き延
    ばした時に第1部分(1)上の内方に向かう第2のタブ
    (18)と接触せしめられ得る反対側の弾性フィンガー様
    延長部(9)からなる第2の弾性手段を有し、この第1
    及び第2のタブはレールを完全に引き込めた時第1玉軸
    受のそれぞれは反対側に位置し、第2タブ(18)は第1
    の玉軸受を通過して移動可能であることを特徴とする入
    れ子式レール。
  2. 【請求項2】止めまくらが第2部分の前側付近に位置せ
    しめられている請求項1記載の入れ子式レール。
  3. 【請求項3】止めまくら(5)には第1部分(1)と第
    2部分(2)の間に位置していて第1及び第2部分の対
    面レース路(14)と接触する少なくとも1つの棒状素子
    (13)が設けられており、第1部分を第2部分に対して
    移動させる時これらの部分が前記の棒状素子(13)によ
    り案内され、前記棒状素子はレールの延伸収縮方向に垂
    直な方向への動きを防止する請求項1あるいは2記載の
    入れ子式レール。
  4. 【請求項4】第1及び/又は第2の弾性手段にはレール
    の延伸収縮方向に対し傾斜した少なくとも1つの弾性フ
    ィンガー様延長部が含まれる請求項1〜3のいずれかに
    記載の入れ子式レール。
  5. 【請求項5】レールが第3部分(33)を含み、第2部分
    (32)は第2玉軸受(43)を介在させてこの第3部分
    (33)中に滑動的に設けられ、第2部分(32)は第1部
    分(31)と第3部分(33)の間に位置せしめられてお
    り、止めまくらには第2部分(32)の窓(11)中を伸び
    る緩衝部品(10)が設けられており、この緩衝部品(1
    0)には第2部分(32)の側面で第1部分(31)とは反
    対側に弾性緩衝フィンガー(49)からなる第3の弾性手
    段が設けられており、この第3弾性緩衝フィンガー(4
    9)はレールを引き込めた時第3部分(33)上の内方に
    向かうタブ(47)と接触せしめられ、該タブ(47)はレ
    ールの引き伸ばし方向に見たとき第2玉軸受(43)の前
    で、第3部分(33)の前側付近に位置せしめられている
    請求項1〜4のいずれかに記載の入れ子式レール。
  6. 【請求項6】止めまくらに少なくとも部分的にレース路
    中に伸びる少なくとも1つの弾性フィンガー(108)が
    設けられ、第1部分(31)及び/又は第3部分(33)に
    は、レールが完全に引き込められた位置、好ましくは完
    全に引き込められた位置と完全に引き出された位置で、
    前記の弾性フィンガーと協力して第1部分(31)と第2
    部分(32)をロックするためするためレース路中にノッ
    チ(154)がもうけられている請求項1〜5のいずれか
    に記載の入れ子式レール。
  7. 【請求項7】第1部分(61)には内方に向かう第2のタ
    ブの代わりに第1フック手段(64)が設けられ、また止
    めまくら(80)には後方に向かう弾性フィンガー様延長
    部の代わりに第2フック手段(65)が設けられ、該第1
    フック手段は第1部分の内側にピボット支持される平坦
    な本体からレール引き延ばし方向に伸びるレバー(6
    7)、該レバーに対して傾斜し外方に伸びる弾性脚部(6
    8)及び反対側に伸びるかみ合い部分(69)からなり、
    第2フック手段は止めまくらの本体上で延伸収縮方向に
    平行し且つ本体面に垂直に伸びる稜線からなり、レール
    を引きのばした時第1フック手段と第2フック手段が第
    1及び第2部分の分離を阻止するように前記の第1フッ
    ク手段のかみ合い部分は第2フック手段の移動路内に存
    在し、また第1フック手段のレバー操作により第1フッ
    ク手段のかみ合い部分は少なくとも部分的に移動可能で
    それにより第1フック手段が第2フック手段を通過し第
    1部分と第2部分が分離されうる請求項1〜6のいずれ
    かに記載の入れ子式レール。
  8. 【請求項8】第1フック手段が前方に伸びるレバーを有
    し、このレバーは第1部分が第2部分に対して延伸され
    第1部分内に位置する時それに接近可能である請求項7
    記載の入れ子式レール。
  9. 【請求項9】止めまくらに少なくとも1つの第1弾性突
    起部が設けられており、第1部分にはその前側付近に、
    前記第1弾性突起部と協力する第1のかみ合わせ手段が
    設けられており、この第1かみ合わせ手段は前記第1弾
    性突起部の通路内にあり、前記第1かみ合わせ手段の通
    路からはずれて前記第1弾性突起部が弾性的に変形する
    時だけ第1部分が第2部分にたいし延伸せしめられる請
    求項5〜8のいずれかに記載の入れ子式レール。
  10. 【請求項10】前記の棒状素子が少なくとも1つの第1
    弾性突起部を含み、第1かみ合わせ手段が第1部分のレ
    ース路付近に位置せしめられる請求項3あるいは9記載
    の入れ子式レール。
  11. 【請求項11】止めまくらには緩衝部品上に少なくとも
    1つの第2弾性突起部が設けられており、第3部分には
    第3部分の前付近に第2のかみ合わせ手段が設けられ、
    この第2かみ合わせ手段は前記の第2弾性突起部が弾力
    的に変形し第2かみ合わせ手段の通路からはずれたとき
    だけ第2部分が第3部分にたいし延伸されるように、前
    記の第2弾性突起部の通路内にある請求項5〜10のいず
    れかに記載の入れ子式レール
  12. 【請求項12】第2弾性突起部が緩衝部品の第1部分か
    ら反対側に面する側に設けられており、第2かみ合わせ
    手段には第3部分から内方に向かうノッチが設けられ、
    このノッチの高さは第2弾性突起部が非変形位置にある
    時緩衝部品の側面とかみ合うような高さである請求項11
    記載の入れ子式レール。
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