JP3234517B2 - 調理器の制御装置 - Google Patents

調理器の制御装置

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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電池電源によりコン
ロ用バーナ等へのガス供給を制御する電磁弁を作動する
調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】バーナへのガス供給を制御する電磁弁を
電池電源により駆動するものにおいては、電磁弁の開弁
保持に必要な電流を制限抵抗により設定しているが、電
磁弁の保持電流は、器具の使用初期は比較的少なく、器
具の使用時間が長くなるに従い電磁弁の内部部品の摩耗
等により多くなるという特性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その為に、器具の使用
初期には保持電流が少なく済むにも係わらず、長時間の
使用に備えて多くの保持電流を流す必要があり、電池の
消耗を早めているという問題があった。
【0004】そこで本発明は、器具の使用初期には電磁
弁の保持電流を少なく設定して電池寿命を長くする事を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、バーナへのガ
ス通路に装着した電磁弁と、この電磁弁のコイルに開弁
保持用の電流を供給する電池と、コイルへの通電を制御
する半導体素子と、バーナの点滅操作を行う点火摘みに
連動して開閉するコックスイッチと、半導体素子を制御
する制御回路とから成り、この制御回路に、コックスイ
ッチの開閉回数をカウントし、この開閉回数が予め設定
した所定値に達する迄はコイルに通電する保持電流を少
なく設定し、所定値に達した後は保持電流を多く設定す
る保持電流制御手段を設けて成るものである。
【0006】又本発明は、コックスイッチの開閉回数を
不揮発性メモリに記憶して成るものである。
【0007】更に本発明は、半導体素子を、各々抵抗値
の異なる制限抵抗を直列接続した少なくとも一対の半導
体素子で構成し、コックスイッチの開閉回数が所定値に
達する迄は抵抗値の大きい制限抵抗を直列接続した半導
体素子を通してコイルに通電し、所定値に達した後は抵
抗値の小さい制限抵抗を直列接続した半導体素子を通し
てコイルに通電して成るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を先ず図1に基づ
き説明すると、1はガステーブルコンロのコンロ本体
で、上面左右にコンロ部2,3を装着していると共に、
これらコンロ部間にグリル4を内蔵している。
【0009】5は上記コンロ本体1の前面に装着した操
作パネルで、上記コンロ部2,3やグリル4の図示しな
いバーナの点滅操作を行う点火ボタン6,7,8と、左
右方向へのスライド操作により上記バーナの火力を各々
調節する火力調節摘み9,10,11と、電池蓋12とを配設
し、上記点火ボタン6,7,8は、始めの押し込み操作
でバーナの点火操作を行い、次の押し込み操作でバーナ
を消火する様に構成している。
【0010】図2は本発明の実施例を示す一部の回路図
で、13は例えば上記点火ボタン6の点滅操作に連動して
開閉するコックスイッチで、上記コンロ部2の図示しな
いバーナへのガス通路に配設した電磁弁のコイル14と、
制限抵抗15と、上記コイル14への通電を制御する第1の
半導体素子16を電源用の電池17に対して直列接続してい
ると共に、上記第1の半導体素子16には、上記制限抵抗
15よりも抵抗値を小さく設定した制限抵抗18と第2の半
導体素子19との直列回路を並列接続している。
【0011】20は制御用のマイクロコンピュータで、入
力ポートP1に上記コックスイッチ13とコイル14との接
続点を接続し、入出力ポートP2に不揮発性メモリ21を
接続し、出力ポートP3に上記第2の半導体素子19のベ
ースを接続し、出力ポートP4に同じく第1の半導体素
子16のベースを接続している。
【0012】又上記マイクロコンピュータ20は、上記入
力ポートP1の電圧レベル変化により上記コックスイッ
チ13の開閉回数をカウントし、カウント結果を上記不揮
発性メモリ21に更新しながら記憶し、かつ開閉回数が予
め設定した所定値に達する迄は第1の半導体素子16をオ
ンしてコイル14に通電し、所定値に達すると第2の半導
体素子19をオンしてコイル14に通電する保持電流制御回
路22を設けている。
【0013】23は上記点火ボタン6の点火操作に連動し
て開閉する点火スイッチで、点火ボタン6の点火操作時
に閉じて点火器24へ通電し、点火ボタン6の押し込みを
解除すると開いて点火器24の作動を停止する様に構成し
ている。
【0014】尚、上記実施例ではマイクロコンピュータ
20の入力ポートP1のみにコックスイッチ13を接続して
いるが、図1に示す実施例の様に点火ボタン6,7,8
を複数備えた器具の場合には、各々異なる入力ポートに
コックスイッチを接続し、コックスイッチ毎に開閉回数
をカウントして記憶する。
【0015】ここで上記保持電流制御回路22の動作を図
3のフローチャートに基づき説明すると、S1にて点火
ボタン6が押されると、S2にてコックスイッチ13と点
火スイッチ23が閉じてオンし、S3に進んで点火器24を
作動した後、S4に進んで不揮発性メモリ21よりコック
スイッチ13の開閉回数データを取込み、S5にて取り込
んだ開閉回数データが1万回以下であれば、S6に進ん
でマイクロコンピュータ20がその出力ポートP4の出力
をHiとし、第1の半導体素子16をオンし、コイル14に
例えば1.6mAの保持電流を供給する。
【0016】一方、上記S5にてコックスイッチ13の開
閉回数が1万回を越えていた場合には、S7に進んでマ
イクロコンピュータ20がその出力ポートP3の出力をH
iとして第2の半導体素子19をオンし、コイル14に例え
ば2.4mAの保持電流を供給し、長時間の使用により
電磁弁内部の機構部品が摩耗していても、弁の開弁保持
を確保する。
【0017】次いで、上記S6又はS7にてコイル14に
保持電流を供給した後、S8に進んで不揮発性メモリに
コックスイッチの開閉回数を更新記録し、S9にて点火
ボタン6から手を離し、これによりS10にて点火スイッ
チ23のオフを検出すると、S11にて点火器24をオフし、
S12にて燃焼動作を継続する。
【0018】尚、上記実施例ではコックスイッチ13の開
閉回数が例えば1万回を越えると第1の半導体素子16に
替えて第2の半導体素子19をオンし、コイル14に供給す
る保持電流を増加する様に構成しているが、これに限定
されることなく、コックスイッチ13の開閉回数が増加す
るとコイル14へ供給する保持電流を増加する様に構成す
れば良く、例えば開閉回数が予め設定した所定回数を越
えると第1の半導体素子16と第2の半導体素子19の両方
をオンして保持電流を増加しても良いが、オンする半導
体素子の数が増えれば電池の消耗が早くなる。
【0019】又上記実施例では2段階で保持電流を増加
されているが、これに限定されず複数段階で保持電流を
増加する様に構成しても良い。
【0020】更に上記実施例ではコックスイッチの開閉
回数を不揮発性メモリ21に記憶し、電池が動作電圧以下
に低下しても開閉回数が消去されない様に構成している
が、バックアップ電源を必要とするRAMを用いてコッ
クスイッチの開閉回数を記憶しても良い。
【0021】そして又、上記図3に示すフローチャート
では第1又は第2の半導体素子16,19をオンした後、不
揮発性メモリ21に開閉回数を更新記録する様にしている
が、これに限定されることなく、例えば点火器24の作動
を停止した後や、点火ボタン6,7,8を操作してバー
ナを消火した後に記録しても良い。
【0022】
【発明の効果】本発明の構成により、バーナへのガス供
給を制御する電磁弁の開閉操作回数をコックスイッチに
より検出し、このコックスイッチにより検出した電磁弁
の開閉回数が所定値に達すると電磁弁のコイルに供給す
る保持電流を増加する様に構成したことで、器具の使用
初期にはコイルに供給する保持電流の電流値を少なく設
定して電池の消耗を極力防止することができるものであ
る。
【0023】又本発明は、コックスイッチの開閉回数を
不揮発性メモリに記憶することで、電池電源が消耗して
も記憶された開閉回数が消去することがなく、かつバッ
クアップ電源が不要で電池の消耗を防止出来る。
【0024】更に本発明は、コイルの保持電流を設定す
る制限抵抗を抵抗値を異ならせて複数設け、かつこれら
に各々半導体素子を接続し、コックスイッチの開閉回数
に応じて作動する半導体素子を切り換えることで、作動
する半導体素子の数を極力削減し、電池の消耗を防止す
る事が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたガステーブルの実施例を示す正
面図である。
【図2】本発明の実施例を示す回路図である。
【図3】同じくフローチャートである。
【符号の説明】
6 点火摘み 7 点火摘み 8 点火摘み 14 コイル 15 第1の半導体素子 17 電池 18 第2の半導体素子 22 保持電流制御手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−117817(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/24 110 F24C 3/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナへのガス通路に装着した電磁弁
    と、この電磁弁のコイルに開弁保持用の電流を供給する
    電池と、上記コイルへの通電を制御する半導体素子と、
    上記バーナの点滅操作を行う点火摘みに連動して開閉す
    るコックスイッチと、上記半導体素子を制御する制御回
    路とから成り、この制御回路に、上記コックスイッチの
    開閉回数をカウントし、この開閉回数が予め設定した所
    定値に達する迄は上記コイルに通電する保持電流を少な
    く設定し、上記所定値に達した後は保持電流を多く設定
    する保持電流制御手段を設けて成る調理器の制御装置。
  2. 【請求項2】 上記コックスイッチの開閉回数を不揮発
    性メモリに記憶して成る、上記請求項1に記載の調理器
    の制御装置。
  3. 【請求項3】 上記半導体素子を、各々抵抗値の異なる
    制限抵抗を直列接続した少なくとも一対の半導体素子で
    構成し、上記コックスイッチの開閉回数が所定値に達す
    る迄は抵抗値の大きい制限抵抗を直列接続した半導体素
    子を通して上記コイルに通電し、所定値に達した後は抵
    抗値の小さい制限抵抗を直列接続した半導体素子を通し
    て上記コイルに通電して成る、上記請求項1に記載の調
    理器の制御装置。
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