JP3233871U - 傾動装置 - Google Patents

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憲仁 徳畑
憲仁 徳畑
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Abstract

【課題】より軽量化可能な傾動装置を提供する。【解決手段】傾動装置1において、吊治具8と、固定手段9と、を有する傾動手段3、を備えるものとし、吊治具8に、固定手段9が回動可能に連結し、固定手段9を、傾動対象物Aが固定可能に設けられるものであって、傾動対象物Aの自重によって降下すると共に回動し、それによって、傾動対象物Aを傾動させるものとする。尚、傾動対象物Aを載置可能且つ持上可能に設けられた持上手段23を更に備えるものとしてもよい。【選択図】図6

Description

本発明は、傾動装置に関する。
従来、物体を上昇させると共に傾動させる傾動装置がある(例えば、特許文献1を参照)。この様な傾動装置は、物体を傾動させるための傾動手段を備えており、該傾動手段を動かすための、油圧シリンダ等の駆動手段を備えている。
特開2006−8300号公報
従来の傾動装置の様に、傾動手段を、油圧シリンダ等の駆動手段を用いて物体を傾動させる傾動装置の場合、駆動装置は、重量があるものであるため傾動装置全体の重量が増加してしまうこととなる。
一方、傾動装置の重量が重くなる程、傾動装置の移動に影響を与えため、傾動装置を移動可能とするならば、傾動装置は、可能な限り軽量である方がよいこととなる。そこで、本考案は、より軽量化可能な傾動装置を提供することを目的とする。
本考案は、吊治具と、固定手段と、を有する傾動手段、を備え、該吊治具には、該固定手段が回動可能に連結されており、該固定手段は、傾動対象物が固定可能に設けられるものであって、該傾動対象物の自重によって降下すると共に回動し、それによって、該傾動対象物を傾動させるものとなっていることを特徴とする傾動装置。
本考案は、吊治具と、固定手段と、軸支部材と、を有する傾動手段、を備え、該固定手段は、傾動対象物が固定可能に設けられるものであって、該軸支部材と回動可能に連結された第1の連結部と、該吊治具と回動可能に連結された第2の連結部を有しており、該第1の連結部は、第2の連結部よりも前方に位置し、該固定手段及び該軸支部材は、該傾動対象物の自重によって降下するものとなっており、該固定手段は、該降下と共に回動し、それによって、該傾動対象物を傾動させるものとなっていることを特徴とする傾動装置である。
更に、本考案は、前記傾動手段は、降下調整手段を更に有するものとし、前記固定手段を、該降下調整手段と連結させることが可能である。又、本考案は、前記降下調整手段を、前記軸支部材が更に連結されているものとすることが可能である。又、本考案は、前記降下調整を、シリンダ部によって上昇可能とすることが可能である。又、本考案は、前記吊治具を、略三日月形状とすることが可能である。又、本考案は、移動手段を更に備えるものとすることが可能である。又、本考案は、傾動対象物を載置可能且つ持上可能に設けられた持上手段を更に備えるものとすることが可能である。
本考案において、「第1の」及び「第2の」という表現を使用しているが、該表現は、本考案の構成を区別するためのものであり、その数字や順番等には特に意味はないものである。
本考案は、固定手段を、傾動対象物が固定可能に設けられるものであって、該傾動対象
物の自重によって降下すると共に回動し、それによって、該傾動対象物を傾動させるもの
としたため、少なくとも傾動手段側の駆動手段を設ける必要がなくなるため、その分、傾
動装置を軽量化可能となっている。
本考案の第1実施形態の側面略図であり、傾動対象物の傾動前の様子を示す図である。 本考案の第1実施形態の側面略図であり、傾動対象物の傾動後の様子を示す図である。 本考案の第2実施形態の側面略図であり、傾動対象物の傾動前の様子を示す図である。 本考案の第2実施形態の側面略図であり、傾動対象物の傾動後の様子を示す図である。 本考案の第2実施形態の側面略図であり、傾動対象物の傾動角度を調整時の様子を示す図である。 本考案の第3実施形態の側面略図であり、傾動対象物の傾動前の様子を示す図である。 本考案の第3実施形態の側面略図であり、傾動対象物の傾動後の様子を示す図である。
本考案の第1実施形態を、図1及び図2に基づき説明する。はじめに、傾動装置1の構成について説明する。傾動装置1は、傾動対象物Aを傾動させるための装置であり、架台2と、傾動手段3と、を備えている。尚、本実施形態において、傾動装置1は、傾動対象物Aを略90°傾動するためのものとなっているが、傾動角は、適宜選択可能である。
架台2には、移動手段の一例である車輪4が設けられた基部5と、基部5に立設された本体部6と、を有している。本体部6には、その側面に被摺動部、例えば、レール等(図示せず)が設けられている。
傾動手段3は、吊具7と、吊具7に対して回動可能に連結された吊治具8と、吊治具8に対して回動可能に連結された固定手段9と、固定手段9が回動可能に連結された降下調整手段10と、を有している。
固定手段9は、傾動対象物Aを固定可能に設けられており、傾動対象物Aの自重によって降下すると共に回動可能に構成されている。本実施形態においては、固定手段9は、傾動対象物Aを外方より締め付けることにより固定するものとなっている。
吊治具8は、連結部材11を介して吊具7と連結されている。本実施形態において、吊治具8は、固定手段9の回動の妨げとならない様に略三日月形状を成している。尚、連結部材11としては、チェーン等を採用可能であるが、連結部材11は、吊治具8を吊具7に回動可能に連結できれものであれば、適宜選択可能であり、必ずしも可撓である必要もない。
吊具7は、後述する様に吊治具8を介して固定手段9を吊り下げるために設けられている。本実施形態においては、傾動装置1を移動する際や保管する際等に吊具7が妨げとならない様に、図1に一点鎖線で示した様に折畳可能となっている。
降下調整手段10は、固定手段9の降下を調整するために設けられている。降下調整手段10は、架台2に設けられた前記被摺動部を摺動可能に設けられた摺動部の一例であるタイヤ部12を有する基台部13と基台部13に連結され、固定手段9が回動可能に取り付けられる取付部14を有している。
又、降下調整手段10は、吊治具8の固定手段9に対する張力とタイヤ部12と該レールとの摩擦抵抗によって、固定手段9の自重では、降下しない様になっているが、固定手段9の自重に傾動対象物Aの自重が加わることで降下する様になっている。
本実施形態において、降下調整手段10は、駆動手段15と接続されている。駆動手段15は、後述する傾動工程後に降下した降下調整手段10を元の位置への上昇させるために設けられている。又、駆動手段15は、固定手段9に傾動対象物Aを固定している間、降下調整手段10をその位置で保持する役割も担っている。
駆動手段15は、流体圧(例えば、油圧等)を供給するシリンダ部(図示せず)と、該シリンダ部を伸縮駆動させるためのレバー部16と、該シリンダ部からの該流体圧の供給によって伸長する伸縮柱部17と、流体圧を開放するためのバルブ18と、を有しており、降下調整手段10は、その基台部13が、例えば、チェーン等で構成された吊上部19を介して伸縮柱部17と接続されている。
それによって、本実施形態においては、図1に一点鎖線で示した様に伸縮柱部17が伸長することにより吊上部19を介して伸縮柱部17と接続された基台部13が上昇する様になっている。尚、駆動手段15としては、流体圧を利用するものに限られず、必要に応じて適宜選択可能である。
次に、傾動装置1による傾動対象物Aの傾動工程について説明する。先ず、傾動対象物Aを固定手段9に固定する。駆動手段15の流体圧を解除すると、固定手段9に傾動対象物Aの自重が加わったことによって、降下調整手段10は、固定手段9を傾動対象物Aごと降下する。この際、固定手段9は、吊治具8に対して、回動可能となっているため、その降下に応じて、徐々に回動しながら降下していくこととなる。
降下調整手段10が、下限まで降下すると、固定手段9は、元の状態から略90°回動した状態で吊具7に吊り下げられた状態となる。この際、傾動対象物Aについても固定手段9の回動と共に回動することとなり、傾動対象物Aの底部A1が前方方向に向く様に傾動することとなる。
従って、本実施形態の傾動装置1においては、傾動手段2の固定手段9は、傾動対象物Aの自重によって降下すると共に回動し、それに伴い、傾動対象物Aの傾動するものとなっていることとなる。それ故に、傾動手段2の駆動手段を別途設ける必要がなくなるため、傾動装置1を軽量化することが可能であり、容易に移動可能とすることができるものとなっている。
尚、傾動手段2の駆動手段を別途設ける必要がない副次的な利点として、駆動装置を設けない分、傾動装置1の用いられる機械部品の点数を減らすことが可能となるので、故障がし難くなると共にメンテナンス性が向上し、そして、コストパフォーマンスも高くなることが挙げられる。
本考案の第2実施形態について、図3乃至図5に基づき説明する。本実施形態と第1実施形態にと相違は、軸支部材20を設けたことである。第1の実施形態と同符号で示した構成は、同実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態において、傾動装置1は、固定手段9と共に傾動対象物Aの自重によって降下する軸支部材20を更に備えている。軸支部材20は、固定手段9が回動する際に固定手段9を軸支するために設けられており、本実施形態において、軸支部材20は、降下調整手段10、具体的に述べれば、その取付部14、に連結されており、それによって、固定手段9と共に傾動対象物Aの自重によって降下する様に構成されている。
又、本実施形態において、固定手段9は、軸支部材20と回動可能に連結された連結部21(以下、第1の連結部21という)と吊治具8と回動可能に連結された連結部22(以下、第2の連結部22という)とを有しており、第1の連結部21は、第2の連結部22よりも前方に位置する様に設けられている。本実施形態においては、第1の連結部21及び第2の連結部22は固定手段9の端部に設けられている。
本実施形態においては、第1の連結部21が第2の連結部22のよりも前方に位置しているため、第1の実施形態とは、逆の方向に傾動対象物Aが傾動することとなり、降下調整手段10が、下限まで降下した際、第1の実施形態とは、逆の方向に傾動対象物Aが略90°回転し、傾動対象物Aは、その天部A2が前方方向に向く様に傾動することとなる。
この様にすることで、第1の実施形態と同様の利点を齎すことが可能となっており、更に、次の様な副次的な利点が齎される。例えば、傾動対象物Aの内部の修理やメンテナンスをする際に、駆動手段18により、降下調整手段10の位置を調整することで、傾動対象物Aの傾動角度を調整する可能であり、傾動対象物Aの内部の観察や作業がより容易に行うことが可能となる(図5を参照)。
本考案を、上記実施形態に基づき説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、考案の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、傾動対象物Aを傾動装置3まで持ち上げるための持上手段を更に備えるものとすることが可能である。該持上手段としては、必要に応じて適宜選択可能であるが、例えば、本考案の第3実施形態(図6及び図7を参照、尚、第1実施形態と同符号で示した構成については、同実施形態と同様である)の様に降下調整手段10に傾動対象物Aが載置可能に設けられた載置台23を取り付け、降下調整手段10及び駆動手段15が該持上手段を兼ねるもとすることが可能である。
本実施形態においては、傾動対象物Aを載置台23に載置する。そして、駆動手段15によって伸縮柱部17を伸長し、傾動対象物Aを固定手段9がある位置まで上昇させ、傾動対象物Aを固定手段9に固定した後に、駆動手段15の流体圧を開放し、傾動対象物Aの自重により、降下調整手段10を降下させることで、第1実施形態と同様に傾動対象物Aを傾動させることができる。
この様にすることで、従来の傾動装置においては、傾動手段及び持上手段の双方各々に駆動装置を設けていたが、本実施形態の傾動装置1においては、持上手段の駆動装置を別途設ける必要性がなくなるため、傾動装置1の重量を軽くすることが可能である。尚、重量が許せば、該持上手段を別途設けることも可能である。
本考案に係る傾動装置は、例えば、物品の修理やメンテナンスする場合等に、該物品を傾動させる必要がある際に利用することが可能である。従って、産業上の利用可能性があるものである。
1 傾動装置 2 架台 3 傾動手段
4 車輪 5 基部 6 本体部
7 吊具 8 吊治具 9 固定手段
10 降下調整手段 11 連結部材 12 タイヤ部
13 基台部 14 取付部 15 駆動手段
16 レバー部 17 伸縮柱部 18 バルブ
19 吊上部 20 軸支部材 21 第1の連結部
22 第2の連結部 23 載置台 A 傾動対象物
A1 底部 A2 天部

Claims (8)

  1. 吊治具と、固定手段と、を有する傾動手段、を備え、
    該吊治具には、該固定手段が回動可能に連結されており、
    該固定手段は、傾動対象物が固定可能に設けられるものであって、該傾動対象物の自重によって降下すると共に回動し、それによって、該傾動対象物を傾動させるものとなっていることを特徴とする傾動装置。
  2. 吊治具と、固定手段と、軸支部材と、を有する傾動手段、を備え、
    該固定手段は、傾動対象物が固定可能に設けられるものであって、該軸支部材と回動可能に連結された第1の連結部と、該吊治具と回動可能に連結された第2の連結部を有しており、
    該第1の連結部は、第2の連結部よりも前方に位置し、
    該固定手段及び該軸支部材は、該傾動対象物の自重によって降下するものとなっており、
    該固定手段は、該降下と共に回動し、それによって、該傾動対象物を傾動させるものとなっていることを特徴とする傾動装置。
  3. 前記傾動手段は、降下調整手段を更に有しており、
    前記固定手段は、該降下調整手段と連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の傾動装置。
  4. 前記降下調整手段は、前記軸支部材が更に連結されていることを特徴とする請求項2を引用する請求項3に記載の傾動装置。
  5. 前記降下調整手段は、シリンダ部によって上昇可能となっていることを特徴とする請求項3又は4に記載の傾動装置。
  6. 前記吊治具は、略三日月形状であることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の傾動装置。
  7. 移動手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の傾動装置。
  8. 傾動対象物を載置可能且つ持上可能に設けられた持上手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の傾動装置。
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