JP3233776U - ベッドフレームユニット - Google Patents

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智吏 川俣
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Abstract

【課題】ベッドフレームユニットを組み付ける際や、分解する際に工具を不要にできるベッドフレームユニットを提供する。
【解決手段】ベッドフレームユニット1は、左右の縦枠フレーム3、4と、左右の第1連結具5、6と、を備える。縦枠フレームは、分割可能に形成された2つの第1縦枠パーツ21、61及び第2縦枠パーツ22、62で構成され、ベッドの両側に間隔をあけて配置される。第1連結具は、縦枠フレームの第1縦枠パーツ及び第2縦枠パーツが突き合わされる突合せ端面部61a、62aに差し込まれることにより第1縦枠パーツ及び第2縦枠パーツを連結する。
【選択図】図2

Description

本考案は、ベッドフレームユニットに関する。
ベッドフレームユニットのなかには、ヘッドボードと、フットフレーム(以下、フット横枠フレームという)と、左右の両サイドフレーム(以下、左右の縦枠フレームという)と、床板と、を備えたものが知られている。左右の縦枠フレームは、ヘッドボード側とフット横枠フレーム側とに2分割可能な2つの分割フレーム(以下、第1縦枠パーツ、第2縦枠パーツという)を備える。
2つの第1縦枠パーツ及び第2縦枠パーツは、一列に突き合わされ、突き合わされた端部が支持脚にネジで着脱可能に連結される。床板は、ヘッドボード側とフット横枠フレーム側とに2分割された2つの床板パーツを備える。2つの床板パーツは、左右の縦枠フレームの間に載置される。これらの構成部材が組み付けられることによりベッドフレームユニットが構成される。
このベッドフレームユニットを倉庫に保管したりトラックで運搬したりする場合には、第1縦枠パーツ及び第2縦枠パーツを連結しているネジを緩めて第1縦枠パーツ及び第2縦枠パーツを分解する。よって、分割された第1縦枠パーツ及び第2縦枠パーツの1つ当たりの長さを、他の構成部品(ヘッドボード、フット横枠フレーム、床板パーツ等)の寸法以内に収めることができる。これにより、ベッドフレームユニットの全ての構成部品をひとまとめに梱包できる。1つにまとめられた全ての構成部品は、例えばバラバラにならないように梱包材に包まれて1つに梱包される(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3202742号公報
しかし、特許文献1のベッドフレームユニットは、第1縦枠パーツ及び第2縦枠パーツがネジで連結されるように構成されている。よって、ベッドフレームユニットを組み付ける際には、第1縦枠パーツ及び第2縦枠パーツを突き合わせて、突き合わせた端部をネジで連結する必要がある。このため、2つの第1縦枠パーツ及び第2縦枠パーツを連結する際にネジを締め付ける工具を必要とする。また、2つの第1縦枠パーツ及び第2縦枠パーツを連結状態から分解する際にもネジを緩める工具を必要とする。
本考案は、ベッドフレームユニットを組み付ける際や、分解する際に工具を不要にできるベッドフレームユニットを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本考案は以下の手段を提案している。
(1)本考案に係るベッドフレームユニットは、ベッドの骨格を構成するベッドフレームユニットであって、分割可能に形成された少なくとも2つの縦枠パーツで構成され、前記ベッドの両側に間隔をあけて配置される左右の縦枠フレームと、前記縦枠フレームの各縦枠パーツが突き合わされる端面部に差し込まれることにより前記各縦枠パーツを連結する連結具と、を備える。
この構成によれば、左右の縦枠フレームを構成する少なくとも2つの縦枠パーツを分割可能に形成した。さらに、縦枠フレームを構成する各縦枠パーツの端面部に連結具を差し込むことにより、各縦枠パーツの端面部を突き合わせた状態に連結可能とした。よって、各縦枠パーツの端面部をネジ等の締付具を使用することなく、各縦枠パーツの端面部を突き合わせた状態に連結できる。
これにより、各縦枠パーツの端面部の連結する際や、連結状態から分解する際に、ネジ等の締付具を締め付けたり、緩めたりするドライバ等の工具を不要にできる。すなわち、ベッドフレームユニットの組付けや分解の際に、ドライバ等の工具を不要にできる。
(2)前記縦枠フレームの各縦枠パーツが突き合わされた状態において、前記各縦枠パーツに差し込まれる一対の差込突部と、前記一対の差込突部が設けられた基部と、を有する他の連結具を備えてもよい。
この構成によれば、縦枠フレームの各縦枠パーツが突き合わされた状態において、他の連結具に備えた一対の差込突部を各縦枠パーツにそれぞれ差し込むようした。これにより、各縦枠パーツを他の連結具により一層強固に連結できる。
また、他の連結具の差込突部を各縦枠パーツに差し込むことにより、工具を使用することなく他の連結具を各縦枠パーツに組み付けることができる。これにより、ベッドフレームユニットの組付けや分解の際に、ネジ等の締付具を締め付けたり、緩めたりするドライバ等の工具を不要にできる。
(3)前記縦枠フレームは、前記ベッドのヘッド側の各端部に設けられ、内側に突出された第1係止手段を有する第1連結凹部と、前記ベッドのフット側の各端部に設けられ、内側に突出された第2係止手段を有する第2連結凹部と、を備え、前記第1連結凹部に嵌合された状態において前記第1係止手段に嵌合され、長手方向に対して交差するように形成された第1スリットを有するヘッド横枠フレームと、前記第2連結凹部に嵌合された状態において前記第2係止手段に嵌合され、長手方向に対して交差するように形成された第2スリットを有するフット横枠フレームと、を備えてもよい。
この構成によれば、縦枠フレームのヘッド側の各端部に第1連結凹部を設けた。この第1連結凹部にヘッド横枠フレームを嵌合させた状態において、第1連結凹部の第1係止手段に第1スリットを嵌合させるようにした。第1スリットは、フット横枠フレームの長手方向に対して交差するように形成されている。よって、ヘッド横枠フレームを左右の縦枠フレームの第1連結凹部に嵌合させた状態に保つことができる。これにより、左右の縦枠フレームのヘッド側の両端部をヘッド横枠フレームで連結できる。
また、縦枠フレームのフット側の各端部に第2連結凹部を設けた。この第2連結凹部にフット横枠フレームを嵌合させた状態において、第2連結凹部の第2係止手段に第2スリットを嵌合させるようにした。第2スリットは、フット横枠フレームの長手方向に対して交差するように形成されている。よって、フット横枠フレームを左右の縦枠フレームの第2連結凹部に嵌合させた状態に保つことができる。これにより、左右の縦枠フレームのフット側の両端部をフット横枠フレームで連結できる。
さらに、第1連結凹部にヘッド横枠フレームを嵌合させるとともに第1係止手段に第1スリットを嵌合させ、第2連結凹部にフット横枠フレームを嵌合させるとともに第2係止手段に第2スリットを嵌合させるようにした。よって、ヘッド横枠フレーム及びフット横枠フレームを、工具を使用することなく左右の縦枠フレームに組み付けることができる。これにより、ベッドフレームユニットの組付けや分解の際に、ネジ等の締付具を締め付けたり、緩めたりするドライバ等の工具を不要にできる。
(4)前記縦枠フレームに形成された載置部に載置される少なくとも4つの床板パーツで構成された床板と、前記縦枠フレーム、前記ヘッド横枠フレーム、及びフット横枠フレームで形成された矩形体フレームに沿って配置され、断面U字状に形成されることにより各開口端部が突き合わされて閉断面を形成する一対のヘッドボードと、を備え、梱包した状態において、前記縦枠フレームは、前記各縦枠パーツが分割された状態で前記ヘッド横枠フレーム、前記フット横枠フレーム、及び前記床板パーツとともに前記閉断面に収納可能に形成されていてもよい。
この構成によれば、縦枠フレーム、ヘッド横枠フレーム、及びフット横枠フレームで矩形体フレームを形成し、矩形体フレームに沿ってヘッドボードを配置するようにした。よって、ベッドフレームユニットを使用する室内環境に合わせて、矩形体フレームの任意の個所に沿わせてヘッドボードを配置できる。これにより、ベッドフレームユニットの利便性を高めることができる。
また、一対のヘッドボードを断面U字状に形成することにより、各ヘッドボードの開口端部を突き合わせて閉断面を形成可能とした。さらに、分解したベッドフレームユニットを梱包する際に、縦枠フレームの各縦枠パーツを分割状態において、ヘッド横枠フレーム、フット横枠フレーム、及び床板パーツとともに一対のヘッドボードの閉断面に収納可能とした。よって、縦枠フレームの各縦枠パーツ、ヘッド横枠フレーム、フット横枠フレーム、及び床板パーツを、バラバラにならないように一対のヘッドボードにより1つにまとめた状態に保持できる。
これにより、分解したベッドフレームユニットの各フレームや各パーツをひとまとめに梱包して保管したり運搬したりする際等に、各フレームや各パーツをまとめるために従来必要とされていた梱包材を不要にできる。
(5)前記床板は、一対の前記床板パーツが逆V字状に折り曲げられ、逆V字状に折り曲げられた前記床板パーツの下端部が前記縦枠フレームに嵌合されていてもよい。
この構成によれば、一対の床板パーツを逆V字状に折り曲げ、折り曲げられた一対の床板パーツの下端部を縦枠フレームに嵌合させるようにした。よって、一対の床板パーツを縦枠フレームから逆V字状に立ち上げた状態に保つことができる。これにより、逆V字状に立ち上げた床板パーツに、例えば布団等を干すことができ、ベッドフレームユニットの利便性を一層高めることができる。
本考案によれば、ベッドフレームユニットを組み付ける際や、分解する際に工具を不要にできるベッドフレームユニットを提供できる。
本考案の第1実施形態に係るベッドフレームユニットを示す斜視図である。 図1のベッドフレームユニットを示す分解斜視図である。 ベッドフレームユニットのうち左の縦枠フレームにおける第1縦枠パーツを示す斜視図である。 図3の第1縦枠パーツに備えた第1連結金具を示す斜視図である。 第1実施形態に係る左の縦枠フレームにおける第1縦枠パーツ及び第2縦枠パーツを連結した状態を示す斜視図である。 図5の第1縦枠パーツ及び第2縦枠パーツを分解した状態を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る床板の第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82を逆V字状に立ち上げた状態を示す側面図である。 第1実施形態に係る床板を立ち上げて布団を干す状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係るベッドフレームユニットのヘッドボードを示す斜視図である。 第1実施形態に係るベッドフレームユニットを梱包した状態を示す斜視図である。 図10のベッドフレームユニットを分解した状態を示す分解斜視図である。 本考案の第2実施形態に係るベッドフレームユニットを示す斜視図である。
以下、図面を参照し、本考案の一実施形態に係るベッドフレームユニットを説明する。
(第1実施形態)
図1、図2に示すように、ベッドフレームユニット1は、ベッドの骨格を構成するフレームユニットである。ベッドフレームユニット1は、左右の縦枠フレーム3,4と、左右の第1連結具(連結具)5,6と、左右の第2連結具(他の連結具)7,8と、ヘッド横枠フレーム9と、フット横枠フレーム11と、一対の中央横枠フレーム12,13と、床板15と、一対のヘッドボード16,17と、を備える。
以下、ベッドフレームユニット1において、使用者の頭部が位置する側をヘッド側、使用者の足が位置する側をフット側とする。また、ベッドフレームユニット1のヘッド側からベッドフレームユニット1を見た状態において左側をベッドフレームユニット1の左側、右側をベッドフレームユニット1の右側とする。さらに、ベッドフレームユニット1のヘッド側とフット側とを結ぶ方向を縦方向、縦方向に直交する方向を横方向とする。また、ベッドフレームユニット1は床側を下方、布団等を敷く側を上方とする。
左右の縦枠フレーム3,4は、ベッドの横方向に間隔をあけてベッドの左右の両側(すなわち、ベッドの左右側)に配置される。左の縦枠フレーム3は、ベッドの左側に配置され、分割可能に形成された少なくとも2つ(第1実施形態では2つ)の第1縦枠パーツ(縦枠パーツ)21及び第2縦枠パーツ(縦枠パーツ)22で構成されている。
第1縦枠パーツ21はヘッド側に配置され、第2縦枠パーツ22はフット側に配置される。第1縦枠パーツ21及び第2縦枠パーツ22は、第1縦枠パーツ21及び第2縦枠パーツ22の突き合わせ部 を軸にして対称に形成されている。
図2、図3に示すように、第1縦枠パーツ21は、第2縦枠パーツ22に対してヘッド側に配置される。第1縦枠パーツ21は、内面においてヘッド側からフット側に向けて、第1連結金具(第1連結凹部)31、第1凹部32、第2連結金具33、第2凹部34、及び第1連結段差部35、を順に備える。また、第1縦枠パーツ21は、一対の第1ダボ孔36と、第1載置部(載置部)37と、を備える。
図3、図4に示すように、第1連結金具31は、第1縦枠パーツ21のヘッド側の端部21aに設けられている。第1連結金具31は、下方に向けて凹状に形成された連結部41と、ヘッド側の端部21aにビス43で固定される一対の取付片42と、連結部41の先端から凹状の内側に向けて突出された一対の第1係止突部(第1係止手段)44と、を有する。
以下、第1縦枠パーツ21のヘッド側の端部21aを「左の縦枠フレーム3のヘッド側端部21a」ということもある。
第1凹部32は、下方に向けて凹状に形成されている。第2連結金具33は、第1連結金具31と類似部材である。すなわち、第2連結金具33は、第1縦枠パーツ21にビスで固定され、連結部が下方に向けて凹状に形成されている。さらに、第2連結金具33は、連結部の先端から凹状の内側に向けて一対の第2係止突部が突出されている。第2凹部34は、第1凹部32と同様に、下方に向けて凹状に形成されている。
図5、図6に示すように、第1連結段差部35は、第1縦枠パーツ21のフット側の端部21bに設けられ、下方へ向けて凹むように段差状に形成されている。第1連結段差部35は、底部35aにおいて下方へ向けて形成された差込孔46を有する。
一対の第1ダボ孔36は、第1縦枠パーツ21の突合せ端面部(端面部)21cにおいて、上下方向に間隔をあけて配置され、ヘッド側へ向けて縦方向に形成されている。
第1載置部37は、第1縦枠パーツ21の内面で、かつ、第1縦枠パーツ21の上面21dの下方に設けられている。第1載置部37は、ベッドフレームユニット1(図2参照)の内側に向けて張り出され、上面21dに沿って縦方向に延びている。
ここで、第1連結金具31、第1凹部32、第2連結金具33、第2凹部34、及び第1連結段差部35は、第1載置部37から下方に凹むように形成されている。
図2に示すように、第2縦枠パーツ22は、第1縦枠パーツ21に対してフット側に配置される。第2縦枠パーツ22は、内面においてフット側からヘッド側に向けて、第3連結金具(第2連結凹部)51、第3凹部52、第4連結金具53、第4凹部54、及び第2連結段差部55、を順に備える。また、第2縦枠パーツ22は、一対の第2ダボ孔56(図6参照)と、第2載置部(載置部)57を備える。
第3連結金具51は、第2縦枠パーツ22のフット側の端部22aに設けられている。第3連結金具51は、第1連結金具31と同様に形成され、凹状の内側に向けて突出された一対の第3係止突部(第2係止手段)を有する。
以下、第2縦枠パーツ22のフット側の端部22aを「左の縦枠フレーム3のフット側端部22a」ということもある。
第3凹部52は、第1凹部32と同様に、下方に向けて凹状に形成されている。第4連結金具53は、第2連結金具33と同様に形成され、凹状の内側に向けて突出された一対の第4係止突部を有する。第4凹部54は、第3凹部52と同様に、下方に向けて凹状に形成されている。
図5、図6に示すように、第2連結段差部55は、第2縦枠パーツ22のヘッド側の端部22bに設けられ、下方へ向けて凹むように段差状に形成されている。第2連結段差部55は、底部55aにおいて下方へ向けて形成された差込孔58を有する。
一対の第2ダボ孔56は、第2縦枠パーツ22の突合せ端面部(端面部)22cにおいて、上下方向に間隔をあけて配置され、フット側へ向けて縦方向に形成されている。
図2、図6に示すように、第2載置部57は、第1載置部37に対して面一に形成されている。すなわち、第2載置部57は、第2縦枠パーツ22の内面で、かつ、第2縦枠パーツ22の上面22dの下方に設けられている。第2載置部57は、ベッドフレームユニット1の内側に向けて張り出され、上面22dに沿って縦方向に延びている。
ここで、第3連結金具51、第3凹部52、第4連結金具53、第4凹部54、及び第2連結段差部55は、第2載置部57から下方に凹むように形成されている。
右の縦枠フレーム4は、左の縦枠フレーム3に対して左右対称に形成されている。右の縦枠フレーム4は、ベッドの右側に配置され、分割可能に形成された少なくとも2つ(第1実施形態では2つ)の第1縦枠パーツ(縦枠パーツ)61及び第2縦枠パーツ(縦枠パーツ)62で構成されている。第1縦枠パーツ61は、左の縦枠フレーム3の第2縦枠パーツ22と同じ部材である。第2縦枠パーツ62は、左の縦枠フレーム3の第1縦枠パーツ21と同じ部材である。
図5、図6に示すように、左の第1連結具5は、左の縦枠フレーム3において、第1縦枠パーツ21の突合せ端面部21cと第2縦枠パーツ22の突合せ端面部22cとを突き合わせた状態に連結する連結具である。左の第1連結具5は、一対のダボ(連結ピン)66を備える。一対のダボ66は、ヘッド側に位置するヘッド側半部と、フット側に位置するフット側半部と、を有する。
一対のヘッド側半部は、第1縦枠パーツ21の突合せ端面部21cに形成された一対の第1ダボ孔36に縦方向から差し込まれる。また、一対のフット側半部は、第2縦枠パーツ22の突合せ端面部22cに形成された一対の第2ダボ孔56に縦方向から差し込まれる。これにより、左の縦枠フレーム3において、第1縦枠パーツ21の突合せ端面部21c及び第2縦枠パーツ22の突合せ端面部22cは、左の第1連結具5により突き合わせた状態に連結される。
よって、左の第1連結具5によれば、第1縦枠パーツ21の突合せ端面部21c及び第2縦枠パーツ22の突合せ端面部22cを、ネジ等の締付具を使用することなく突き合わせた状態に連結できる。これにより、第1縦枠パーツ21の突合せ端面部21c及び第2縦枠パーツ22の突合せ端面部22cを連結する際や、連結状態から分解する際に、ネジ等の締付具を締め付けたり、緩めたりするドライバ等の工具不要にできる。
図2に示すように、右の第1連結具6は、右の縦枠フレーム4において、第1縦枠パーツ61の突合せ端面部(端面部)61aと第2縦枠パーツ62の突合せ端面部(端面部)62aとを突き合わせた状態に連結する連結具である。右の第1連結具6は、左の第1連結具5と同様に、一対のダボ(連結ピン)68を備える。
一対のダボ68は、一対のヘッド側半部が第1縦枠パーツ61の突合せ端面部61aに形成された一対の第1ダボ孔に縦方向から差し込まれる。また、一対のダボ68は、一対のフット側半部が第2縦枠パーツ62の突合せ端面部62aに形成された一対の第2ダボ孔に縦方向から差し込まれる。これにより、右の縦枠フレーム4において、第1縦枠パーツ61の突合せ端面部61a及び第2縦枠パーツ62の突合せ端面部62aは、右の第1連結具6により突き合わせた状態に連結される。
よって、右の第1連結具6によれば、第1縦枠パーツ61の突合せ端面部61a及び第2縦枠パーツ62の突合せ端面部62aを、ネジ等の締付具を使用することなく突き合わせた状態に連結できる。これにより、第1縦枠パーツ61の突合せ端面部61a及び第2縦枠パーツ62の突合せ端面部62aを連結する際や、連結状態から分解する際に、ネジ等の締付具を締め付けたり、緩めたりするドライバ等の工具不要にできる。
図5、図6に示すように、左の第2連結具7は、左の第1連結具5と同様に、左の縦枠フレーム3において、第1縦枠パーツ21の突合せ端面部21cと第2縦枠パーツ22の突合せ端面部22cとを突き合わせた状態に連結する連結具である。左の第2連結具7は、一対の差込突部(ダボ)72と、基部71と、を有する。
一対の差込突部72は、第1連結段差部35の差込孔46と第2連結段差部55の差込孔58とに上方から差し込まれる。この状態において、左の縦枠フレーム3において、第1縦枠パーツ21の突合せ端面部21cと第2縦枠パーツ22の突合せ端面部22cとは、左の第1連結具5により突き合わされた状態に連結されている。
基部71は、一対の差込突部72が一体に設けられている。よって、一対の差込突部72が第1連結段差部35の差込孔46と第2連結段差部55の差込孔58とに差し込まれることにより、第1縦枠パーツ21の突合せ端面部21cと第2縦枠パーツ22の突合せ端面部22cとが一層強固に連結される。
また、一対の差込突部72を第1連結段差部35の差込孔46と第2連結段差部55の差込孔58とに差し込むことにより、ドライバ等の工具を使用することなく左の第2連結具7を第1縦枠パーツ21及び第2縦枠パーツ22に組み付けることができる。
基部71は、一対の差込突部72が第1連結段差部35の差込孔46と第2連結段差部55の差込孔58とに差し込まれた状態において、第1連結段差部35及び第2連結段差部55に収納される。この状態において、基部71の上面71aは、第1載置部37の上面及び第2載置部57の上面と面一に位置する。
また、基部71は、連結凹部73を有する。連結凹部73は、縦方向において一対の差込突部72の間で、かつ、ベッドフレームユニット1の内側に対向する基部71の内面に形成されている。連結凹部73は、ベッドフレームユニット1の外側に向けて湾曲状に凹むように形成されている。
基部71に連結凹部73を形成することにより、左の第2連結具7を第1連結段差部35の差込孔46及び第2連結段差部55の差込孔58から外す際に、例えば連結凹部73に取外力を入力できる。これにより、第1連結段差部35の差込孔46及び第2連結段差部55の差込孔58から左の第2連結具7をドライバ等の工具を使用することなく容易に外すことができる。
図2に示すように、右の第2連結具8は、右の第1連結具6と同様に、右の縦枠フレーム4において、第1縦枠パーツ61の突合せ端面部61aと第2縦枠パーツ62の突合せ端面部62aとを突き合わせた状態に連結する連結具である。右の第2連結具8は、左の第2連結具7と同様に構成されている。よって、右の第2連結具8の詳しい説明を省略する。
右の第2連結具8は、左の第2連結具7と同様に、右の縦枠フレーム4において、第1縦枠パーツ61の突合せ端面部61aと第2縦枠パーツ62の突合せ端面部62aとを突き合わせた状態に連結する。これにより、右の縦枠フレーム4は、右の第2連結具8により、第1縦枠パーツ61の突合せ端面部61aと第2縦枠パーツ62の突合せ端面部62aとが一層強固に連結される。
また、右の第2連結具8を第1縦枠パーツ61と第2縦枠パーツ62とに差し込むことにより、ドライバ等の工具を使用することなく右の第2連結具8を第1縦枠パーツ61及び第2縦枠パーツ62に組み付けることができる。
図2、図4に示すように、ヘッド横枠フレーム9は、例えば、断面矩形状の梁部材である。ヘッド横枠フレーム9は、左の縦枠フレーム3のヘッド側端部21aに備えられた第1連結金具31の連結部41に左端部9aが上方から嵌合可能に形成されている。
また、ヘッド横枠フレーム9は、左端部9aに形成された一対の第1スリット76を有する。一対の第1スリット76は、上下方向(すなわち、ヘッド横枠フレーム9の長手方向に対して交差する方向)に向けて形成されている。一対の第1スリット76は、ヘッド横枠フレーム9の左端部9aが第1連結金具31の連結部41に嵌合された状態において、第1連結金具31の一対の第1係止突部44に嵌合される。
よって、ヘッド横枠フレーム9の左端部9aが、第1連結金具31の連結部41から横方向に抜け出すことを一対の第1係止突部44で防止できる。これにより、ヘッド横枠フレーム9は、左の縦枠フレーム3のヘッド側端部21aに備えられた第1連結金具31の連結部41に、左端部9aが嵌合された状態に保たれる。
また、ヘッド横枠フレーム9は、左端部9aと同様に、右の縦枠フレーム4のヘッド側端部61bに備えられた第1連結金具の連結部に、右端部9bが嵌合された状態に保たれる。
これにより、左の縦枠フレーム3のヘッド側端部21a及び右の縦枠フレーム4のヘッド側端部61bをヘッド横枠フレーム9で連結できる。
この状態において、ヘッド横枠フレーム9は、左の縦枠フレーム3の上面及び右の縦枠フレーム4の上面に対して上面9cが面一に位置する(図1も参照)。
また、ヘッド横枠フレーム9の左端部9aを第1連結金具31に嵌合し、右端部9bを第1連結金具に嵌合することにより、左の縦枠フレーム3のヘッド側端部21a及び右の縦枠フレーム4のヘッド側端部61bをヘッド横枠フレーム9で連結できる。これにより、ヘッド横枠フレーム9を、左の縦枠フレーム3のヘッド側端部21aと右の縦枠フレーム4のヘッド側端部61bとに、ドライバ等の工具を使用することなく組み付けることができる。
図2に示すように、フット横枠フレーム11は、ヘッド横枠フレーム9と同様に、例えば、断面矩形状の梁部材である。フット横枠フレーム11は、左の縦枠フレーム3のフット側端部22aに備えられた第3連結金具51の連結部に左端部11aが嵌合可能に形成されている。また、フット横枠フレーム11は、左端部11aに形成された一対の第2スリット78を有する。一対の第2スリット78は、上下方向(すなわち、フット横枠フレーム11の長手方向に対して交差する方向)に向けて形成されている。フット横枠フレーム11は、第3連結金具51の連結部に嵌合された状態において、第3連結金具51の一対の第3係止突部に嵌合される。
よって、フット横枠フレーム11の左端部11aが、第3連結金具51から横方向に抜け出すことを防止できる。これにより、フット横枠フレーム11は、左の縦枠フレーム3のフット側端部22aに備えられた第3連結金具51に、左端部11aが嵌合された状態に保たれる。
また、フット横枠フレーム11は、左端部11aと同様に、右の縦枠フレーム4のフット側端部62bに備えられた第3連結金具51に、右端部11bが嵌合された状態に保たれる。
これにより、左の縦枠フレーム3のフット側端部22a及び右の縦枠フレーム4のフット側端部62bをフット横枠フレーム11で連結できる。
この状態において、フット横枠フレーム11は、左の縦枠フレーム3の上面及び右の縦枠フレーム4の上面に対して上面11cが面一に位置する(図1も参照)。
また、フット横枠フレーム11の左端部11aを第3連結金具51に嵌合し、右端部11bを第1連結金具に嵌合することにより、左の縦枠フレーム3のフット側端部22a及び右の縦枠フレーム4のフット側端部62bをヘッド横枠フレーム9で連結できる。これにより、フット横枠フレーム11を、左の縦枠フレーム3のフット側端部22aと右の縦枠フレーム4のフット側端部62bとに、ドライバ等の工具を使用することなく組み付けることができる。
ここで、図1に示すように、左の縦枠フレーム3のヘッド側端部21aと右の縦枠フレーム4のヘッド側端部61bがヘッド横枠フレーム9により連結されている。また、左の縦枠フレーム3のフット側端部22aと右の縦枠フレーム4のフット側端部62bがフット横枠フレーム11により連結されている。これにより、左の縦枠フレーム3、右の縦枠フレーム4、ヘッド横枠フレーム9、及びフット横枠フレーム11により矩形体フレーム2が平面視矩形状に形成される。
図2に戻って、一対の中央横枠フレーム12,13は、ヘッド横枠フレーム9やフット横枠フレーム11と同様に、左の縦枠フレーム3に備えられた第2連結金具33の連結部及び第4連結金具53の連結部に、左端部が嵌合された状態に保たれる。
また、一対の中央横枠フレーム12,13は、ヘッド横枠フレーム9やフット横枠フレーム11と同様に、右の縦枠フレーム4に備えられた第2連結金具の連結部及び第4連結金具の連結部に、右端部が嵌合された状態に保たれる。
これにより、左の縦枠フレーム3及び右の縦枠フレーム4を一対の中央横枠フレーム12,13で連結できる。
この状態において、一対の中央横枠フレーム12,13は、左の縦枠フレーム3の第1載置部37の上面及び第2載置部57の上面に対して各上面が面一に位置する。また、一対の中央横枠フレーム12,13は、右の縦枠フレーム4の第1載置部の上面及び第2載置部の上面に対して各上面が面一に位置する。
また、一対の中央横枠フレーム12,13は、ヘッド横枠フレーム9やフット横枠フレーム11と同様に、左の縦枠フレーム3と右の縦枠フレーム4とに、ドライバ等の工具を使用することなく組み付けることができる。
図2、図7に示すように、床板15は、左の縦枠フレーム3に形成された第1載置部37及び第2載置部57に載置され、かつ、右の縦枠フレーム4に形成された第1載置部及び第2載置部に載置される。床板15は、少なくとも4つ(第1実施形態では4つ)の床板パーツ81〜84を備える。4つの床板パーツ81〜84は、ヘッド側からフット側に向けて順に配置される第1床板パーツ81、第2床板パーツ82、第3床板パーツ83、及び第4床板パーツ84で構成される。
第1床板パーツ81、第2床板パーツ82、第3床板パーツ83、及び第4床板パーツ84は、例えば、横方向に延びる横梁86の上面部に縦方向へ延びる複数の板材87が横方向に間隔をあけて取り付けられることにより、簀の子状に形成されている。
第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82は、左の縦枠フレーム3の第1縦枠パーツ21に備える第1載置部37と、右の縦枠フレーム4の第1縦枠パーツ61に備える第1載置部とに載置される。第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84は、左の縦枠フレーム3の第2縦枠パーツ22に備える第2載置部57と、右の縦枠フレーム4の第2縦枠パーツ62に備える第2載置部とに載置される。
この状態において、第1床板パーツ81、第2床板パーツ82、第3床板パーツ83、及び第4床板パーツ84は、面一に配置される。よって、第1床板パーツ81、第2床板パーツ82、第3床板パーツ83、及び第4床板パーツ84に、例えば敷き布団等を敷くことができる。
第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82は、隣接する各端部81a,82aが幅広の第1連結紐91で連結されている。よって、第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82は、第1連結紐91を折り曲げる(変形させる)ことにより、逆V字状(すなわち、山形)に折り曲げられる。
折り曲げられた第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82は、左の縦枠フレーム3の第1縦枠パーツ21に形成された第1凹部32及び第2凹部34に、各下端部81b,82bの左端部が嵌合される。同様に、折り曲げられた第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82は、右の縦枠フレーム4の第1縦枠パーツ61に形成された第1凹部及び第2凹部に、各下端部81b,82bの右端部が嵌合される。
よって、第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82は、左の縦枠フレーム3の第1縦枠パーツ21及び右の縦枠フレーム4の第1縦枠パーツ61において逆V字状に立ち上げた状態に保たれる。
図2、図8に示すように、第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84は、第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82と同様に、隣接する各端部83a,84aが幅広の第2連結紐92(図11参照)で連結されている。よって、第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84は、第2連結紐92を折り曲げる(変形させる)ことにより、逆V字状(すなわち、山形)に折り曲げられる。
折り曲げられた第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84は、左の縦枠フレーム3において、第2縦枠パーツ22に形成された第3凹部52及び第4凹部54に、各下端部83b,84bの左端部が嵌合される。同様に、折り曲げられた第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84は、右の縦枠フレームの第2縦枠パーツ62に形成された第3凹部及び第4凹部に、各下端部83b,84bの右端部が嵌合される。
よって、第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84は、左の縦枠フレーム3の第2縦枠パーツ22及び右の縦枠フレーム4第2縦枠パーツ62において逆V字状に立ち上げた状態に保たれる。
このように、第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82が逆V字状に立ち上げ、かつ、第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84が逆V字状に立ち上げられる。立ち上げられた第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82と、立ち上げられた第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84とに、例えば布団95等を載せることにより布団95の下方に空間96を確保できる。
これにより、立ち上げられた第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82と、立ち上げられた第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84とに、例えば布団95等を干すことができ、ベッドフレームユニット1の利便性を一層高めることができる。
図1、図2、図9に示すように、一対のヘッドボード16,17は、矩形体フレーム2の任意の位置に沿って配置される。一対のヘッドボード16,17は、例えば、矩形体フレーム2に取り付けないように構成され、第1実施形態においては、例えばヘッド横枠フレーム9に沿って、上下に2段重ねに配置される。
一対のヘッドボード16,17は、断面U字状(すなわち、コ字状)に形成されている。一対のヘッドボード16,17は、一対の補強部101で補強されることにより強度が確保されている。
一対のヘッドボード16,17は、ヘッド横枠フレーム9に沿って上下に2段重ねに配置された状態において、一対のヘッドボード16,17の各開口部103,104が矩形体フレーム2(すなわち、ベッドフレームユニット1)の内側を向いて配置される。一対のヘッドボード16,17は、上下に2段重ねに配置された状態において、ボード連結具112により連結される。
ボード連結具112は、断面U字状(コ字状)に形成されている。ボード連結具112は、一対のヘッドボード16,17のうち、下側に配置されたヘッドボード16の側壁114と、上側に配置されたヘッドボード17の側壁115とを挟み込む。これにより、上下に重ねられた一対のヘッドボード16,17は、ボード連結具112により連結される。
第1実施形態においては、上下に2段重ねに配置された一対のヘッドボード16,17をボード連結具112で連結する例について説明するが、一対のヘッドボード16,17をボード連結具112で連結しなくてもよい。
つぎに、ベッドフレームユニット1を組み付ける手順の代表例を図2に基づいて説明する。
図2、図6に示すように、まず、左の縦枠フレーム3において、第1縦枠パーツ21の突合せ端面部21c及び第2縦枠パーツ22の突合せ端面部22cに左の第1連結具5を差し込んで、第1縦枠パーツ21と第2縦枠パーツ22とを連結させる。この状態において、第1縦枠パーツ21の第1連結段差部35と第2縦枠パーツ22の第2連結段差部55とに左の第2連結具7を差し込む。これにより、左の第1連結具5及び左の第2連結具7により、左の縦枠フレーム3を第1縦枠パーツ21の突合せ端面部21cと第2縦枠パーツ22の突合せ端面部22cとを突き合わせた状態に連結する。
同様に、右の第1連結具6及び右の第2連結具8により、右の縦枠フレーム4を第1縦枠パーツ61の突合せ端面部61aと第2縦枠パーツ62の突合せ端面部62aとを突き合わせた状態に連結する。
つぎに、左の縦枠フレーム3のヘッド側端部21aに備えられた第1連結金具31に、ヘッド横枠フレーム9の左端部9aを嵌合する。同様に、右の縦枠フレーム4のヘッド側端部61bに備えられた第1連結金具に、ヘッド横枠フレーム9の右端部9bを嵌合する。
これにより、左の縦枠フレーム3のヘッド側端部21aと右の縦枠フレーム4のヘッド側端部61bとをヘッド横枠フレーム9で連結する。
つづいて、左の縦枠フレーム3のフット側端部22aに備えられた第3連結金具51に、フット横枠フレーム11の左端部11aを嵌合する。同様に、右の縦枠フレーム4のフット側端部62bに備えられた第3連結金具に、フット横枠フレーム11の右端部11bを嵌合する。
これにより、左の縦枠フレーム3のフット側端部22aと右の縦枠フレーム4のフット側端部62bとをフット横枠フレーム11で連結する。
つぎに、左の縦枠フレーム3に備えられた第2連結金具33及び第4連結金具53に、一対の中央横枠フレーム12,13の各左端部を嵌合する。同様に、右の縦枠フレーム4に備えられた第2連結金具及び第4連結金具に、一対の中央横枠フレーム12,13の各右端部を嵌合する。これにより、左の縦枠フレーム3と右の縦枠フレーム4とを一対の中央横枠フレーム12,13で連結する。
この状態において、左の縦枠フレーム3に形成された第1載置部37及び第2載置部57と、右の縦枠フレーム4に形成された第1載置部及び第2載置部とに床板15を載置する。
つぎに、矩形体フレーム2のうち、例えば、ヘッド横枠フレーム9に沿わせて一対のヘッドボード16,17を上下に2段重ねに配置する。
これにより、ベッドフレームユニット1の組み付けが完了する。
以上説明したように、ベッドフレームユニット1の構成部材を差込みや嵌合により組み付けることにより、ベッドフレームユニット1を組み付けることができる。
また、ベッドフレームユニット1を分解する際には、前述した組付け手順の逆の手順でベッドフレームユニット1を分解できる。
これにより、ベッドフレームユニット1を組み付ける際や、分解する際に、ネジ等の締付具を締め付けたり、緩めたりするドライバ等の工具を不要にできる。
つぎに、分解したベッドフレームユニット1を梱包する手順の代表例を図10,図11に基づいて説明する。
図10,図11に示すように、床板15の第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82において、第1連結紐91を折り曲げることにより、第1床板パーツ81の横梁86と第2床板パーツ82の横梁86とを重ね合わせることができる。この状態において、第1床板パーツ81と第2床板パーツ82との間に空間が形成される。
この空間を利用して、左の縦枠フレーム3を分解した第1縦枠パーツ21、第2縦枠パーツ22を収納する。さらに、この空間を利用して、右の縦枠フレーム4を分解した第1縦枠パーツ61を収納する。
また、床板15の第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84において、第2連結紐92を折り曲げることにより、第3床板パーツ83の横梁86と第4床板パーツ84の横梁86とを重ね合わせることができる。この状態において、第3床板パーツ83と第4床板パーツ84との間に空間が形成される。
この空間を利用して、右の縦枠フレーム4を分解した第2縦枠パーツ62を収納する。さらに、この空間を利用して、ヘッド横枠フレーム9、フット横枠フレーム11、及び一対の中央横枠フレーム12,13を収納する。加えて、この空間を利用して、左右の第1連結具5,6、及び左右の第2連結具7,8(双方、図2参照)を収納する。
この状態において、折り畳まれた第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82と、折り畳まれた第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84とを一対のヘッドボード16,17により覆う。
すなわち、一対のヘッドボード16,17は、各開口端部16a,17aが突き合わされた状態に配置されることにより閉断面を形成する。一対のヘッドボード16,17の閉断面を利用して、折り畳まれた第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82と、折り畳まれた第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84とを収納する。これにより、分解したベッドフレームユニット1の梱包が完了する。
以上説明したように第1実施形態のベッドフレームユニット1によれば、一対のヘッドボード16,17を断面U字状に形成することにより、各ヘッドボード16,17の開口端部16a,17aを突き合わせて閉断面を形成可能とした。また、分解したベッドフレームユニット1を梱包する際に、左右の縦枠フレーム3,4の各縦枠パーツ21,22,61,62を分割状態において、一対のヘッドボード16,17の閉断面に収納可能とした。すなわち、分割した各縦枠パーツ21,22,61,62を、ヘッド横枠フレーム9、フット横枠フレーム11、及び各床板パーツ81〜84とともに一対のヘッドボード16,17の閉断面に収納可能とした。
よって、左右の縦枠フレーム3,4の各縦枠パーツ21,22,61,62、ヘッド横枠フレーム9、フット横枠フレーム11、及び各床板パーツ81〜84を、バラバラにならないように一対のヘッドボード16,17により1つにまとめた状態に保持できる。
これにより、分解したベッドフレームユニット1の構成部材をひとまとめに梱包して保管したり運搬したりする際等に、分解したベッドフレームユニット1の構成部材をまとめるために従来必要とされていた梱包材を不要にできる。
(第2実施形態)
次に、本考案に係る第2実施形態のベッドフレームユニット200を図12に基づいて説明する。
なお、第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図12に示すように、ベッドフレームユニット200は、例えば、矩形体フレーム2のうち左の縦枠フレーム3に沿って一対のヘッドボード16,17が縦方向に並べて配置される。一対のヘッドボード16,17は、一対のヘッドボード16,17の各開口部103,104が矩形体フレーム2(すなわち、ベッドフレームユニット1)の内側を向いて配置される。
ここで、一対のヘッドボード16,17は、前述したように、例えば矩形体フレーム2に取り付けないように構成されている。よって、一対のヘッドボード16,17を矩形体フレーム2の任意の位置に沿って配置できる。
また、一対のヘッドボード16,17を配置する向きも任意に選択できる。例えば、一対のヘッドボード16,17の各開口部103,104を下向きや、上向きに配置してもよい。
よって、ベッドフレームユニット1(図1参照)やベッドフレームユニット200を使用する室内環境に合わせて、矩形体フレーム2の任意の個所に沿わせて各ヘッドボード16,17を配置できる。これにより、ベッドフレームユニット1の利便性を高めることができる。
なお、本考案の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82を第1連結紐91で連結し、第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84を第2連結紐92で連結して、各床板パーツを逆V字状に折り曲げる例について説明したがこれに限らない。その他の例として、例えば、第1床板パーツ81及び第2床板パーツ82をヒンジで連結し、第3床板パーツ83及び第4床板パーツ84をヒンジで連結してもよい。
その他、本考案の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1,200 ベッドフレームユニット
2 矩形体フレーム
3,4 左右の縦枠フレーム
5,6 左右の第1連結具(連結具)
7,8 左右の第2連結具(他の連結具)
9 ヘッド横枠フレーム
11 フット横枠フレーム
12,13 一対の中央横枠フレーム
15 床板
16,17 一対のヘッドボード
16a,17a 開口端部
21,61 第1縦枠パーツ(縦枠パーツ)
21c,22c,61a,62a 突合せ端面部(端面部)
22,62 第2縦枠パーツ(縦枠パーツ)
31 第1連結金具(第1連結凹部)
37 第1載置部(載置部)
44 第1係止突部(第1係止手段)
51 第3連結金具(第2連結凹部)
57 第2載置部(載置部)
71 一対の差込突部
72 基部
76 第1スリット
78 第2スリット
81〜84 第1〜第4床板パーツ(床板パーツ)

Claims (5)

  1. ベッドの骨格を構成するベッドフレームユニットであって、
    分割可能に形成された少なくとも2つの縦枠パーツで構成され、前記ベッドの両側に間隔をあけて配置される左右の縦枠フレームと、
    前記縦枠フレームの各縦枠パーツが突き合わされる端面部に差し込まれることにより前記各縦枠パーツを連結する連結具と、
    を備えることを特徴とするベッドフレームユニット。
  2. 前記縦枠フレームの各縦枠パーツが突き合わされた状態において、前記各縦枠パーツに差し込まれる一対の差込突部と、前記一対の差込突部が設けられた基部と、を有する他の連結具を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のベッドフレームユニット。
  3. 前記縦枠フレームは、
    前記ベッドのヘッド側の各端部に設けられ、内側に突出された第1係止手段を有する第1連結凹部と、
    前記ベッドのフット側の各端部に設けられ、内側に突出された第2係止手段を有する第2連結凹部と、を備え、
    前記第1連結凹部に嵌合された状態において前記第1係止手段に嵌合され、長手方向に対して交差するように形成された第1スリットを有するヘッド横枠フレームと、
    前記第2連結凹部に嵌合された状態において前記第2係止手段に嵌合され、長手方向に対して交差するように形成された第2スリットを有するフット横枠フレームと、を備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のベッドフレームユニット。
  4. 前記縦枠フレームに形成された載置部に載置される少なくとも4つの床板パーツで構成された床板と、
    前記縦枠フレーム、前記ヘッド横枠フレーム、及びフット横枠フレームで形成された矩形体フレームに沿って配置され、断面U字状に形成されることにより各開口端部が突き合わされて閉断面を形成する一対のヘッドボードと、を備え、
    梱包した状態において、前記縦枠フレームは、前記各縦枠パーツが分割された状態で前記ヘッド横枠フレーム、前記フット横枠フレーム、及び前記床板パーツとともに前記閉断面に収納可能に形成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のベッドフレームユニット。
  5. 前記床板は、
    一対の前記床板パーツが逆V字状に折り曲げられ、前記縦枠フレームに形成された凹部に、逆V字状に折り曲げられた前記床板パーツの下端部が嵌合される、
    ことを特徴とする請求項4に記載のベッドフレームユニット。
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