JP3233773B2 - 試験回路、自己試験方法及び通常試験方法 - Google Patents

試験回路、自己試験方法及び通常試験方法

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JP3233773B2 JP04948994A JP4948994A JP3233773B2 JP 3233773 B2 JP3233773 B2 JP 3233773B2 JP 04948994 A JP04948994 A JP 04948994A JP 4948994 A JP4948994 A JP 4948994A JP 3233773 B2 JP3233773 B2 JP 3233773B2
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    • G06F2201/00Indexing scheme relating to error detection, to error correction, and to monitoring
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0079Receiver details
    • H04L7/0083Receiver details taking measures against momentary loss of synchronisation, e.g. inhibiting the synchronisation, using idle words or using redundant clocks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試験回路、自己試験方
法及び通常試験方法に係り、特に、伝送装置の試験機能
であって、伝送装置A内に閉じた内部試験及び伝送装置
Aから伝送装置B間に跨がるような通常試験を行う試験
回路及び自己試験方法及び通常試験方法に関する。
【0002】詳しくは、本発明は、伝送装置内の監視に
係り、自装置内のある回路で異常が発生した場合に即時
に故障箇所を判別するための機能を備え、通常の試験を
行っていない場合には、自己監視するものである。
【0003】近年、伝送装置は、PNパターンを利用し
てサービスに商用化(SERVICE-IN)以前の事前確認、或
いは、障害発生時のシステム内における障害箇所の判
別、各々の装置に設けた内部試験器により自装置内疎通
支援、対向装置間での疎通試験を行う傾向が高まってい
る。
【0004】
【従来の技術】図11は、従来の試験回路の構成を示
す。
【0005】同図に示す試験回路は、試験パターン発生
回路100と試験パターン確認回路200より構成され
る。
【0006】試験パターン確認回路200は、第1の信
号選択回路210、第2の信号選択回路221、試験パ
ターン確認部220、排他的論理和回路223、同期検
出回路230、エラーカウンタ240、システムクロッ
ク切替回路250より構成される。試験パターン発生回
路100と試験パターン確認回路200は、同一の構成
であり、n段のフリップフロップ(図示せず)により構
成される。試験パターン発生回路100及び試験パター
ン確認回路200は、試験パターン確認回路200のシ
ステムクロック切替回路230を介して供給されるクロ
ック信号に従って、PNパターンを生成する。
【0007】排他的論理和回路223は、試験パターン
発生回路100から出力されたPN信号が正常であるか
を判定する。即ち、試験パターン発生回路100から入
力された信号のパターンと試験パターン確認部220か
ら出力された信号のパターンが合致していれば、試験対
象の回路は正常であると判定し、合致していない場合に
は、障害が発生していると判断できる。排他論理回路2
23は、入力されたパターンを同期検出回路230に出
力する。例えば、信号のパターンが合致していれば、
“00000000”を出力し、合致していない場合に
は、1を含む例えば、“011100101”を出力す
る。同期検出回路230は、排他的論理和回路223か
ら出力されたデータの“0”が所定数連続すれば同期が
確立していると判定し、所定数分“0”が連続していな
い場合には、同期外れであると判定する。
【0008】第1の信号選択回路210は、端子aに入
力される自己試験のための信号yまたは、端子bに入力
される信号zを選択信号s1に基づいて選択する。第2
の信号選択回路221は、同期検出回路230から出力
された選択信号s2が同期状態時には、試験パターン確
認部220の端子aに入力される信号hを選択し、非同
期状態時には端子bに入力される第1の信号選択回路2
10からの信号を選択する。
【0009】エラーカウンタ240は、同期検出回路2
30により同期が確立している時に、即ち、同期検出回
路230から同期状態信号mが入力された場合に、第2
の信号選択回路221の端子aから入力される信号パタ
ーンに何個エラーがあるかをカウントする。言い換えれ
ば、エラーカウンタ240は、排他的論理和回路223
から出力される信号ERの数をカウントする。
【0010】次に、同図に示す試験回路の動作を説明す
る。
【0011】最初に試験回路内で使用される選択信号に
ついて説明する。
【0012】
【表1】
【0013】上記の表1に示すように、試験種別は、自
己試験を行う場合には、選択信号s1=1とし、通常試
験を行う場合には、s1=0とする。エラーカウンタの
スタート/ストップは、スタード時には、“1”が入力
され、ストップ時には“0”が入力されるものとする。
同期種別信号s2は、同期検出回路230で同期確立し
ていると判定された場合には、s2=0とし、非同期で
あると判定された場合には、s2=1とする。
【0014】以下、図11における従来の構成における
試験回路の動作を説明する。図12は、従来の動作のフ
ローチャートである。
【0015】選択信号s1により通常試験が選択されて
いる場合(s1=0)には(ステップ100)、最初に
エラーカウンタ240をスタートさせる(ステップ10
1)。第1の信号選択回路210は、選択信号s1によ
り外部からb端子に入力されるドロップ信号zを選択し
(ステップ102)、選択されたドロップ信号zは、第
2の信号選択回路221に送出される。但し、第1の信
号選択回路210は、選択信号s1=0の場合に外部か
らのドロップ信号zを選択するように設計されていると
する。第1の信号選択回路210で選択された信号は、
第2の信号選択回路221に入力される。第2の信号選
択回路221は、同期検出回路230からの同期確立信
号s2=0が入力されると、端子aに入力される試験パ
ターン確認部220で生成されたPNパターンを選択す
る。このとき、同期検出回路230が非同期であると判
定した場合には、非同期信号をs2=1として第2の信
号選択回路221に送出する。また、第2の信号選択回
路221は、端子bに入力されるドロップ信号を選択す
る。
【0016】第1の信号選択回路210でドロップ信号
zが選択されている場合には、そのドロップ信号は、排
他的論理和回路223に送出される。第2の信号選択回
路210で端子bに入力されたドロップ信号を選択した
場合には、そのドロップ信号は、試験パターン確認部2
20に入力され、排他的論理和回路223に出力され
る。排他的論理和回路223は、試験パターン確認部2
20を経由した信号と、第1の信号選択回路210から
出力されたドロップ信号の排他的論理和演算を行う。そ
の結果、試験パターン確認部220を介した信号パター
ンと、第1の信号選択回路210から出力された信号パ
ターンが合致していない場合には、エラー信号ERとし
て、エラーカウンタ240に送出する。また、排他的論
理和回路223は、上記の2つの信号パターンが合致し
ている場合には、同期検出回路230に演算結果をエラ
ー入力信号cとして送出する(ステップ103)。ここ
で、同期検出回路230は、カウンタスタート・ストッ
プ信号dがスタート状態(d=0)であるとき、試験パ
ターン確認部220からのエラー入力信号cが所定値以
下であれば、同期状態と見做し、同期確立信号s2(s
2=0)を第2の信号選択回路221に出力する。第2
の信号選択回路221は、同期確立信号s2が入力され
ると、端子aに入力される試験パターン確認部220内
で生成されたPNパターンを選択する。また、同期検出
回路230は、同期していると判定した場合に同期状態
信号mをエラーカウンタ240に出力する。
【0017】また、同期検出回路230は、エラー入力
信号cが所定値より大きい場合には、非同期であると判
定し、非同期信号s2(s2=1)を第2の信号選択回
路221に出力する。このとき、信号選択回路221
は、端子bに入力された第1の信号選択回路210から
出力された信号を選択する。
【0018】エラーカウンタ240は、同期検出回路2
30から同期状態を示す信号mが入力されていなけれ
ば、ステップ102の処理に移行する。エラーカウタ2
40は、試験開始時にファームウェアよりカウンタスタ
ート・ストップ信号dが入力される。エラーカウンタ2
40は、カウンタスタート信号dが入力され、さらに同
期検出回路230より同期していると判定された場合に
出力される同期状態信号mが入力されることにより、エ
ラー信号ERのエラー数のカウント開始する(ステップ
105)。ここで、エラーカウンタ240がオーバーフ
ロー状態になると(ステップ106、Yes)、ディス
プレイ装置290にオーバーフロー信号eを送出する。
ディスプレイ装置290は、エラー状態を表示する(ス
テップ110)。
【0019】エラーのカウントが終了(試験が終了)し
た場合には(ステップ107,Yes)、エラーカウン
タスタート・ストップ信号を“1”から“0”に切替え
(ステップ108)、自己試験に移行する(ステップ1
09)。このとき、試験種別信号を“0”から“1”に
切り替えることにより、自己試験が開始される。
【0020】次に、試験パターン確認回路200におい
て自己試験(非試験時)を行う場合の動作を説明する。
試験パターン確認回路200の第1の信号選択回路21
0は自己試験時には、自己試験であることを示す選択信
号s1=1が入力される(ステップ201)。これによ
り、自己試験時における試験パターン確認部220の第
1の信号選択回路210は、試験パターン発生回路10
0から端子aに入力されるPNパターンyを選択する
(ステップ202)。ここで、試験パターンと自己試験
パターンとを比較し(ステップ203)、一致していれ
ば、ステップ202に移行する。また、一致していなけ
れば、期検出回路230から入力される同期状態信号s
2が同期状態であるかを判定し(ステップ204)、同
期状態信号s2=1である場合には、ステップ202に
移行し、同期確立状態になるまで待つ(ステップ20
4、No)。一方、同期状態信号s2=0である場合に
第2の信号選択回路221は、端子aに入力される試験
パターン確認部220においてフィードバックされるP
Nパターン信号hを選択する。排他的論理和回路223
は、第1の信号選択回路210で選択された信号パター
ンと第2の信号選択回路221で選択され、試験パター
ン確認部220を経由した信号パターンの排他的論理和
演算を行い、その結果、信号パターンが合致していなけ
れば、エラー信号ERとして、エラーカウンタ240に
送出する。また、排他的論理和回路223は、排他的論
理和演算結果(エラー入力信号c)を同期検出回路23
0に入力する。同期検出回路230は、エラー入力信号
cが所定値以下であれば、同期状態として、同期確立信
号s2を出力し、所定値より大きければ、非同期状態と
して非同期信号s2(s2=1)を出力する。この同期
確立信号/非同期信号s2が第2の信号選択回路221
に入力される。通常試験時と同様に、第2の信号選択回
路221は、同期確立信号s2(s2=0)が入力され
た場合には、端子aに入力される試験パターンを選択し
(ステップ204、Yes)、非同期信号s2(s2=
1)が入力された場合には、端子bに入力される第1の
信号選択回路210からの出力信号を選択したままの状
態となる(ステップ204、No)。エラーカウンタ2
40は、同期状態時に試験パターン確認部220よりエ
ラー信号ERが入力され、エラーをカウントする(ステ
ップ205)。エラーカウンタ240のカウンタ値が所
定のエラー数を越えた場合には、オーバーフロー信号e
のカウント値がディスプレイ装置290に転送される。
ディスプレイ装置290はオーバーフロー信号eのカウ
ント値に基づいてエラー状態を表示する(ステップ20
9)。
【0021】エラーカウンタ240は、初期設定の値
は、エラー数“0”であり、入力PNパターンにエラー
が生じた場合には、その値を順次カウントする。自己試
験において、試験パターン発生回路100及び試験パタ
ーン確認回路200を含む図11に示す回路に不具合が
生じた場合には、エラーカウンタ240からの出力はオ
ーバーフロー信号eが出力されることになる。
【0022】上記の処理を自己試験が終了するまで繰り
返す(ステップ207、No)。自己試験が終了する場
合には(ステップ207、Yes)、エラーカウンタ2
60に入力されるエラーカウンタスタート・ストップ信
号を“1”から“0”に切り替える(ステップ20
8)。
【0023】なお、冗長構成を有するシステムクロック
は、システムクロック選択器250において、入力のク
ロック(0系、1系)を選択する。クロック選択信号g
は、正常なクロックを選択するように装置供給部(図示
せず)からシステムクロック選択器250に入力され、
入力されたシステムクロックは、試験パターン確認部2
20及び試験パターン生成回路100に入力される。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、自己監視中にシステムクロックに異常が
発生した場合、各回路に供給するクロックに歪が生じ、
それが引き金となりエラーカウンタがオーバーフロー状
態となる。
【0025】図13は、、従来の自己監視中にシステム
クロックに異常が発生した場合について説明するための
図である。同図(A)は、システムクロックが0系の場
合、(B)はシステムクロックが1系の場合、(C)は
システムクロック選択器250において0系から1系を
選択した状態、(D)は、システムクロック選択器25
0により選択信号(C)に示すクロックを選択した後の
クロックを示し、(E)は試験パターン発生回路100
で発生するPNパターン、(F)は試験パターン確認回
路200に入力される入力パターン、(G)は試験パタ
ーン確認回路200に取り込んだ後のデータを示す。
【0026】同図からわかるように、試験パターン発生
回路からの信号がシステムクロック選択器250により
0系から1系に切り替えられると、(D)に示すよう
に、システムクロック選択器250の出力hのクロック
周期が系の切り替え時に変動する。これにより、同期検
出回路230は、クロックが0系から1系に切替えられ
た場合に同図(D)に示されるずれrが発生する(rは
0系/1系システムクロックの位相差)。
【0027】さらに、同図(F)に示すようにこのずれ
rのために、試験パターン確認回路200の入力パター
ンは、クロック切替え時点から連続的に同期外れが発生
する。従って、クロック切替え以降の入力パターンは全
てパターン不一致となり、同期検出回路230はパター
ン入力毎にエラー信号をエラーカウンタ240に入力す
るため、エラーカウンタ240内で計数される値が膨大
になるため、オーバーフローが生じる。
【0028】例えば、同図(F)に示すように、試験パ
ターン確認回路220のフリップフロップ回路を3段を
通した場合、パターン“a”の欠落が発生しており、
(G)に示すように試験パターン確認回路200に取り
込んだ時点で次のパターン“z”によってパターン
“a”が消えてしまう。このパターン“z”以降の全て
のデータが1ビットずつずれることになるため、エラー
カウンタ240が所定値を越えた場合にエラーとして、
オーバーフロー信号eが出力される。
【0029】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、上記従来の問題点を解決し、装置内監視に係わる非
試験時は、試験パターン発生回路のPNパターン出力信
号を試験パターン確認回路にフィードバックして入力
し、自己監視を行う際に、冗長構成形態を有する入力ク
ロックの切り替えがあっても安定して計測できる自己試
験安定化回路を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図である。
【0031】本発明は、冗長構成の伝送装置の自己試験
を行なう場合に試験用のPN信号を生成する試験パター
ン生成手段100と、試験パターン生成手段100で生
成された試験パターンを確認する試験パターン確認手段
200より構成される試験回路であって、試験パターン
生成手段100で生成された試験パターンまたは伝送
装置からの試験信号のいずれかを選択するための第1の
信号選択手段210と、自己回路内部でフィードバック
される信号または第1の信号選択手段210で選択さ
れた信号のいずれかを選択する第2の信号選択手段22
含み、第1の信号選択手段210または、第2の
信号選択手段221で選択された試験信号の確認を行な
う試験信号確認手段220と、第1の信号選択手段21
0によって選択された試験パターンと試験信号確認手段
220からの出力とのパターン同期がとれているかを検
出し、パターン同期がとれている場合には、同期確立信
号を出力し、同期が外れている場合には、エラー信号を
出力する同期検出手段230と、同期検出手段230が
エラー信号を出力したカウントをとるエラーカウンタ2
40と、外部から入力されるクロック信号の系が切り替
わるタイミングを監視し、切り替えの時間内に同期検出
回路230を初期設定し、クロック信号の系の切り替え
が終了したら、エラーカウンタ240をリセットするエ
ラーカウンタ再起動手段280とを含む試験パターン確
認手段200とを有する。
【0032】また、本発明は、第1の信号選択手段21
0に入力される信号が試験パターン生成手段100から
入力される場合には、自己回路の試験を行い、外部から
ドロップ信号が入力された場合には、通常試験を行う。
【0033】また、本発明の同期検出手段230は、エ
ラーカウンタを起動させる信号が入力されると、パター
ン同期の開始時点を初期化し、初期化したことをエラー
カウンタ240に通知し、エラーカウンタ240は、同
期検出手段230から初期化済の通知が入力され、任意
のタイミングで起動信号が入力され、かつエラーカウン
タ再起動手段280からのリセット信号が入力された場
合にリセットを行う。
【0034】また、本発明のエラーカウンタ再起動手段
280は、システムクロックの系が切り替わった際に同
期検出手段230に入力されるカウンタ起動信号をロー
レベルにすることにより同期検出手段230を初期設定
し、エラーカウンタ240を再起動させる。
【0035】また、本発明のエラーカウンタ再起動手段
280は、システムクロック選択手段250に入力され
るシステムクロック選択信号が第1のモノマルチ281
1に入力され、システムクロック選択信号を反転させた
クロックが第2のモノマルチ2822に入力されると、
第1のモノマルチ2811の出力と第2のモノマルチ2
822の出力をNOR演算を行い、カウンタ起動信号と
OR演算された信号のAND演算を行い、演算結果の信
号をエラーカウンタに入力する。
【0036】また、本発明のエラーカウンタ再起動手段
280は、外部から入力されるクロックをカウントする
カウンタ2831、2833と任意のカウンタアドレス
のレベルを変化させるためのデコーダ2832、283
4の組を2組用いて、カウンタにおいてカウントの開始
に伴ってカウタアドレスの値をインクリメントし、任意
のカウンタアドレスまでデコーダの出力をローレベルと
して同期検出手段230を初期設定し、任意のカウンタ
アドレス以降のデコーダの出力をハイレベルとして2つ
の組のデコーダ2832、2834の出力についてNO
R演算を行い、カウンタ起動信号とのAND演算を行
い、演算結果の信号をエラーカウンタ240に入力す
る。
【0037】さらに、本発明の自己試験方法は、試験パ
ターン生成回路100がシステムクロックにより第1の
試験パターンを生成するステップと、第1の試験パター
ンを自己回路内の試験パターン確認回路220に入力す
るステップと、試験パターン確認回路220へのシステ
ムクロックの供給に基づいて第2の試験パターンを発生
するステップと、システムクロックが切り替わった場合
に、エラーカウンタ240をリセットすると同時に、第
1の試験パターンの出力と第2の試験パターンの出力の
同期タイミングの初期化を行うステップと、第1の試験
パターンの出力と第2試験パターンを比較し、合致して
いれば自己回路は正常であると判定し、合致していない
場合にはエラーであると判定するステップと、エラーで
あると判定された場合に、エラーカウンタ240にてエ
ラー数をカウントするステップと、エラーカウンタ24
0のカウント値が所定の値以上になった場合には、オー
バーフロー状態として表示するステップからなる。
【0038】さらに、本発明の通常試験方法は、試験パ
ターン生成回路100がシステムクロックにより第1の
試験パターンを生成するステップと、第1の試験パター
ンを試験パターン確認回路220に入力するステップ
と、試験パターン生成回路100で生成された試験パタ
ーンを自己回路以外の回路循環させるステップと、シ
ステムクロックが切り替わった場合に、エラーカウンタ
240をリセットすると同時に、第1の試験パターンの
出力と自己回路以外の回路を循環させた外部信号パター
ンの出力の同期タイミングの初期化を行なうステップ
と、第1の試験パターンの出力と外部信号パターンを比
較し、合致していれば自己回路以外の回路は正常である
と判定し、合致していない場合にはエラーであると判定
するステップと、エラーであると判定された場合に、エ
ラーカウンタ240にてエラー数をカウントするステッ
プと、エラーカウンタ240のカウント値が所定の値以
上になった場合には、オーバーフロー状態として表示す
るステップからなる。
【0039】
【作用】本発明は、冗長構成を採用しているシステムに
おいて、システムクロックが1系から0系に、または、
0系から1系に切替された場合に、クロック信号に対応
して生成されたPNパターン及び、外部から入力される
ドロップ信号と試験パターンが同期しない場合に、クロ
ック切替時に、同期検出回路を初期設定し直し、さら
に、エラーカウンタをリセットする。これにより、クロ
ック切替による同期ずれを認識することなく、自己試験
時及び通常試験時も安定的に試験を行うことができる。
従って、一時的に同期外れになり、エラー信号が発生し
てもシステムクロックの系の切替を検出し、エラーカウ
ンタと同期検出回路をリセットすることによりエラーカ
ウンタがオーバーフロー状態になることを回避すること
ができる。
【0040】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。
【0041】図2は、本発明のシステム概念図である。
同図に示す伝送装置Aは、プリント盤300、400、
500及び内部試験器1000から構成される。このう
ち、プリント盤300、500は伝送路インタフェース
及び試験信号インタフェース盤であり、プリント盤40
0は、内部信号処理盤である。内部試験器1000は試
験パターン発生回路100と試験パターン確認回路20
0を有する。伝送路1より信号がプリント盤300の主
信号/試験(INS)信号選択器310に入力すると、
信号選択器310は、内部試験器100の試験パターン
発生回路100から入力されたPNパターンのインサー
ト信号と伝送路1からの入力信号から選択する。内部試
験を行う場合には、PNパターンを選択する。プリント
盤300は、選択された何れかの信号をプリント盤40
0に送出する。プリント盤400は、入力された信号に
より内部信号処理を行い、出力信号をプリント盤500
に送出する。プリント盤500は主信号/試験(CH
K)信号選択器510において、入力信号が主信号かチ
ェック用の試験信号かを選択して、主信号を選択した場
合には、出力信号を伝送路2に送出する。一方、試験信
号を選択した場合には、内部試験器100の試験パター
ン確認回路200にドロップ信号として入力される。
【0042】図3は、発明の一実施例の試験回路の構成
を示す。同図中、図11と同一構成部分には、同一符号
を付し、その説明を省略する。
【0043】図3に示す内部試験回路1000の構成
は、試験パターン確認回路200においてエラーカウン
タ再起動部280が設けられた点で図11の構成と異な
る。エラーカウンタ再起動部280は、エラーカウンタ
再起動回路281と論理積回路282より構成される。
【0044】図4は本発明の一実施例のエラーカウンタ
再起動回路281の例を示す。同図に示すように、エラ
ーカウンタ再起動回路281は、モノマルチA281
1,モノマルチB2812、論理和回路2813より構
成される。エラーカウンタ再起動回路281にクロック
選択信号gが入力されると、エラーカウンタ再起動回路
281のモノマルチA2811に入力されると共に、イ
ンバータ2814で反転処理されてモノマルチB281
2にも入力される。モノマルチA2811、モノマルチ
B2812から出力された信号は、NOR回路2813
に入力され、NOR演算が行われ、AND回路282に
入力される。AND回路282には、カウンタスタート
信号が入力される。AND回路282の出力は、エラー
カウンタ240に入力される。
【0045】同図に示す例では、上記のように2つのモ
ノマルチA2811,モノマルチB2812を備え、モ
ノマルチB2812では、反転させた信号を入力してい
るために、システムクロックが0系から1系へ切り換わ
った場合又は、1系から0系に切り換わった場合も、両
方の切替えに対応することができる。
【0046】図5は、本発明の一実施例の図4に示すエ
ラーカウンタ再起動回路を設定した場合のタイミングを
示す。同図(A)は、システムクロックの選択信号gを
示し、(B)はAND回路282の端子aに入力される
モノマルチA又はモノマルチBの出力を含むNOR回路
2813の出力である。(C)は、カウンタスタート/
ストップの指示信号でありAND回路282の端子bに
入力される信号である。(D)はエラーカウンタ240
において、同期検出回路230からの同期再引込みを行
うタイミングである。
【0047】図4の構成のエラーカウンタ再起動回路2
81は、図5(D)からわかるように、(B)に示すよ
うに本来エラーが発生する時間(モノマルチAまたはモ
ノマルチBの出力が発生するタイミング)Tの間はエラ
ーカウンタ240を停止するとともに、同期検出回路2
30を初期化する。時間T経過後、AND回路282か
ら正常化されたシステムクロックf’が同期検出回路2
30に送出され、エラーカウンタ240は、同期検出回
路230よりPN同期再引込みを行う。
【0048】従って、同期検出回路230は、初期設定
されているため、新たにPNパターンとエラーカウンタ
再起動部280から出力されたシステムクロックf’と
の同期検出を行っても同期外れは検出されない。これに
より、エラーカウンタ240に出力する同期外れによる
エラー信号の出力が減少する。エラーカウンタ240は
少なくともPNパターンとエラーカウンタ再起動部28
0から出力されるクロックの系切替えによる同期外れに
起因するエラーのカウント数が大幅に減少することにな
る。これは、同期外れになってもそのタイミングはエラ
ーカウンタ240を停止させるとともに、同期検出回路
230を初期設定することにより、クロックの切替え以
降のパターン全てが同期外れとなることが回避されるか
らである。
【0049】図6は、本発明の他の実施例のエラーカウ
ンタ再起動回路281の例を示す。図6に示すエラーカ
ウンタ再起動回路281は2つのカウンタ2831、2
833、2つのデコーダ2832、2934及びNOR
回路2813により構成される。また図7は、本発明の
他の実施例の図6に示すエラーカウンタ再起動回路28
1を設定した場合のタイミングを示す図である。図7に
おいて、(A)は、カウンタ2831、2833のロー
ドを示し、(B)は、システムクロックgの発生タイミ
ングであり、(C)は、カウンタアドレスを示す。同図
(A)において、カウンタ2831、2833がカウン
トを開始するとカウンタアドレスがインクリメントされ
る。(D)はデコーダ2832、2934の出力を示
し、同図の例は、アドレス6からレベルを“H”にした
い場合の設定を示す。
【0050】従って、図6のようなエラーカウンタ再起
動回路281は、(B)に示すようにクロックgが数ク
ロック入力された後に、(A)に示すようにカウンタ2
831、2833にカウント開始が指示されると、カウ
ンタ2831、2833はカウンタアドレスをインクリ
メントする。カウンタアドレスがデコーダ2832,2
833に送出され、デコーダ2832、2834は、そ
れぞれの出力をNOR回路2813に入力する。NOR
回路2813はNOR演算を行い、その結果をAND回
路282に出力する。AND回路282は、エラーカウ
ンタ240にNOR演算結果のクロックf’が出力され
る。
【0051】システムクロックgがシステムクロック選
択部250からエラーカウンタ再起動部280に入力さ
れると、エラーカウンタ再起動回路281のカウンタ2
831、2833に入力される。カウンタ2831、2
833はクロックgが切り替わる期間中はカウンタを停
止させ、任意のクロック切替えが終了した任意の時点で
カウントを開始する。図7(A)に示すように、カウン
タ2831、2833でカウントを開始すると、カウン
タアドレスがインクリメントされる。カウンタアドレス
“6”から同期検出回路230に同期検出を実行させる
場合には、デコード2832、2834の出力をカウン
タアドレス6からハイレベル(H)を出力する。
【0052】同期検出回路230は、デコード283
2、2834からローレベル信号fが出力されている期
間に初期設定され、ハイレベル信号fが出力されると、
同期検出を新たに開始する。
【0053】このように、本実施例では、自己試験安定
化回路において、試験パターン確認回路において、シス
テムクロックの切替えを行う期間中にエラーカウンタ再
起動部280を設けることにより、同期検出回路230
に対してエラーカウタ再起動部281の出力信号をロー
レベルで入力する。システムクロックの切替えが終了し
たら、当該出力信号をハイレベルに変化させて入力す
る。これにより、同期検出回路230は、ローレベルの
信号fが入力されている期間中は、同期検出のタイミン
グについて初期設定し、ハイレベルの信号fが入力され
ると、PNパターンとの同期を検出する。
【0054】図3の試験器の動作として最初に自己試験
時について説明する。図8は、本発明の自己試験時のシ
ステム概念図である。同図に示すように、自己試験時に
は、試験パターン発生回路100から出力されたPNパ
ターンyが試験パターン確認回路200に渡され、試験
パターン確認回路200からの出力パターンと試験パタ
ーン発生回路100からのPNパターンyと比較するこ
とにより、パターンが合致していない場合には、当該内
部試験回路が故障していると判断する。
【0055】図3に示す試験パターン生成回路100か
らPNパターンyが試験パターン確認回路200の第1
の信号選択回路210に入力される。また、第1の信号
選択回路210は、通常試験か、自己試験かを選択する
ための選択信号s1が入力される。ここで、自己試験を
行う場合には、選択信号入力部(図示せず)から自己試
験時として(Loop=0)が入力され、インバータ2
51で反転され、選択信号s1=1が入力される。従っ
て、第1の信号選択回路210は、端子aに入力される
PNパターンを選択し、第2の信号選択回路221及
び、排他的論理和回路223に出力する。
【0056】第2の信号選択回路221は、端子aに入
力される試験パターン確認部220を介した信号hと端
子bに入力される第1の信号選択回路210から出力さ
れたPNパターン信号の何れかを選択信号s2により選
択する。選択信号s2は、同期検出回路230から出力
される。排他的論理和回路223から出力されるエラー
入力信号cが所定値以下であれば、同期していると判定
し、同期確立信号s2(s2=0)を出力し、エラー入
力信号cが所定値より大きければ、非同期であると判定
し、非同期信号s2(s2=1)を出力する。第2の信
号選択回路221は、同期確立信号s2(s2=0)が
入力された場合には、端子aに入力される試験パターン
確認部220よりフィードバックされたPN信号hを選
択し、非同期信号s2(s2=1)が入力された場合に
は、端子bに入力される信号を選択する。
【0057】エラーカウンタ再起動部280に選択信号
入力部(図示せず)から入力される信号、カウンタスタ
ート・ストップ信号(=0)が入力される。自己試験時
は、選択信号として、1が入力される。エラーカウンタ
再起動部280は、エラーカウンタ起動回路281、A
ND回路282、OR回路283より構成される。
【0058】まず、エラーカウンタ再起動部280のO
R回路283には、選択信号(自己試験=1)と、カウ
ンタスタート・ストップ信号(ストップ状態=0)が入
力される。エラーカウンタ起動回路281には、システ
ムクロック切替信号gが入力され、エラーカウンタ起動
回路281内部処理(処理の詳細は、後述する)により
出力信号がAND回路282に入力される。AND回路
282の出力は、エラーカウンタ240及び、同期検出
回路230に出力される。
【0059】エラーカウンタ240は、カウンタ再起動
部280の信号f’が入力されると、エラーカウント値
を“0”する。同期検出回路230は、カウンタ再起動
部280から信号f’が入力されると初期同期を確立す
る。これにより同期検出回路230は、同期していると
判定し、同期状態信号mをエラーカウンタ240に入力
する。これにより、エラーカウンタ240は、エラー信
号ERが入力された場合に順次インクリメントすること
によりエラーをカウントすると同時に、表示部290に
エラー数を表示する。また、エラー数が所定値以上にな
った場合には、オーバーフロー信号eを表示部290に
送出し、オーバーフローになったことをオペレータに通
知する。
【0060】次に、通常試験時の動作を図3により説明
する。
【0061】図9は、本発明の通常試験時のシステム概
念図である。同図に示すように、通常試験時には、試験
パターン発生回路100から出力されたPNパターンy
が外部のプリント盤400に渡され、プリント盤300
よりドロップ信号zが試験パターン確認回路200に入
力される。これにより、試験パターン確認回路200
は、ドロップ信号zと試験パターン確認回路200の出
力信号を比較することにより、パターンが合致していな
い場合には、当該プリント盤300に障害が発生してい
ると判断する。
【0062】図3において、試験パターン生成回路10
0からインサート信号(PNパターン)xが外部の装置
に入力される。また、第1の信号選択回路210は、通
常試験か、自己試験かを選択するための選択信号s1が
入力される。ここで、通常試験を行う場合には、選択信
号入力部(図示せず)から通常試験時として(Loop
=1)が入力され、インバータ251で反転され、選択
信号s1=1が入力される。従って、第1の信号選択回
路210は、端子bに入力されるドロップ信号zを選択
し、第2の信号選択回路221及び、排他的論理和回路
223に出力する。
【0063】第2の信号選択回路221は、端子aに入
力される試験パターン確認部220を介した信号hと端
子bに入力される第1の信号選択回路210から出力さ
れたドロップ信号の何れかを選択信号s2により選択す
る。選択信号s2は、同期検出回路230から出力され
る。排他的論理和回路223から出力されるエラー入力
信号cが所定値以下であれば、同期している判定し、同
期確立信号s2(s2=0)を第2の信号選択回路22
1に出力し、エラー入力信号cが所定値より大きけれ
ば、非同期であると判定し、非同期信号s2(s2=
1)を出力する。第2の信号選択回路221は、同期確
立信号s2が入力された場合には、端子aに入力される
試験パターン確認部220よりフィードバックされたP
N信号hを選択し、非同期信号s2が入力された場合に
は、端子bに入力される信号を選択する。
【0064】エラーカウンタ再起動部280は選択信号
入力部(図示せず)から入力される信号、カウンタスタ
ート・ストップ信号(=0)が入力される。通常試験時
は、選択信号として、“0”が入力される。まず、エラ
ーカウンタ再起動部280のOR回路283には、選択
信号(通常試験=0)と、カウンタスタート・ストップ
信号(ストップ状態=0)が入力される。エラーカウン
タ起動回路281には、システムクロック切替信号gが
入力され、エラーカウンタ起動回路281は、前述の内
部処理により出力信号がAND回路282に入力され
る。AND回路282からの出力は、エラーカウンタ2
40及び、同期検出回路230に出力される。
【0065】エラーカウンタ240は、カウンタ再起動
部280からの信号fが入力されると、エラーカウント
値を“0”する。同期検出回路230は、カウンタ再起
動部280から信号fが入力されると、初期同期を確立
する。これにより同期検出回路230は、同期している
と判定し、同期状態信号mをエラーカウンタ240に入
力する。これにより、エラーカウンタ240は、エラー
信号ERが入力された場合に順次インクリメントするこ
とによりエラーをカウントすると同時に、表示部290
にエラー数を表示する。また、エラー数が所定値以上に
なった場合には、オーバーフロー信号eを表示部290
に送出し、オーバーフローになったことをオペレータに
通知する。
【0066】図10は、本発明の一実施例の全体の動作
を示すフローチャートである。
【0067】同図に示すように、通常試験は、ステップ
1からステップ9に示す動作を行い、自己試験はステッ
プ10からステップ17に示す動作を行う。
【0068】通常試験において、システムクロックの系
の切り替え(0系から1系又は1系から0系)がある場
合には、エラーカウンタ信号をオン状態とし(ステップ
3)、エラーカウンタ再起動回路280によりエラーカ
ウンタ240のカウンタ値をリセットする(ステップ
4、ステップ5)。次に、同期検出回路230が同期の
取り直しを行い(ステップ6)、同期状態信号mをエラ
ーカウンタ240に送る(ステップ7)。これにより、
外部から入力されるドロップ信号zにエラーが発生して
いる場合には、エラーカウンタ240はエラーのカウン
トを計数し、ディスプレイ装置290に送出する。これ
によりディプレイ装置290はエラーカウント値を表示
し、オペレータに通知することが可能となる(ステップ
9)。また、ステップ2において系の切り替えがない場
合には、エラーカウンタ240はエラーカウントを続行
する(ステップ8)。
【0069】また、自己試験では、上記の通常試験のス
テップ3からステップ8と同様の動作を行い、ステップ
17において、内部のインサート信号のエラーの値をカ
ウントし、ディスプレイ装置290に表示する操作を行
う(ステップ17)。
【0070】なお、上記実施例において、エラーカウン
タ再起動部280の例として、図4、図6を用いて説明
したが、本発明は、前述の例に限定されることなく、シ
ステムクロック系切替え時に同期検出回路230が初期
設定され、切替えが終了した時点で同期検出を実行する
ような構成であればよい。
【0071】本発明は、上記実施例に限定されるとこな
く、特許請求の範囲内において種々変更が可能である。
【0072】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、伝送装置
に試験機能において、自己試験中にシステムクロックが
0系から1系、1系から0系に切替が発生しても安定し
て通常試験、自己試験を継続することができる。
【0073】また、自己試験のみならず、通常試験中に
システムクロク切替が発生しても安定して試験を継続す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明のシステム概念図である。
【図3】本発明の試験器の構成図である。
【図4】本発明の一実施例のエラーカウンタ再起動回路
の構成例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例の図4に示すエラーカウンタ
再起動回路を設定した場合のタイミングを示す図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例のエラーカウンタ再起動回
路の構成例を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例の図6に示すエラーカウン
タ再起動回路を設定した場合のタイミングを示す図であ
る。
【図8】本発明の自己試験時のシステム概念図である。
【図9】本発明の通常試験時のシステム概念図である。
【図10】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図11】従来の試験回路の構成図である。
【図12】従来の動作のフローチャートである。
【図13】従来の自己監視中にシステムクロックに異常
が発生した場合の各信号パターンを示す図である。
【符号の説明】 1,2 伝送路 100 試験パターン生成手段、試験パターン生成回路 200 試験パターン確認手段 210 第1の信号選択手段 220 試験信号確認手段 221 第2の信号選択回路 223 排他的論理和回路 230 同期検出手段、同期検出回路 232 AND回路 233 OR回路 240 エラーカウンタ 250 クロック切替手段 251 インバータ 280 エラーカウンタ再起動手段、エラーカウンタ再
起動部 281 エラーカウンタ再起動回路 282 AND回路 283 OR回路 290 ディスプレイ装置 300,400,500 プリント盤 310,510 信号選択回路 1000 内部試験器 2811 モノマルチA 2813 NOR回路 2814 インバータ 2822 モノマルチB 2831,2833 カウンタ 2832,2834 デコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−19810(JP,A) 特開 平5−308400(JP,A) 特開 平4−80154(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14 H04L 12/26 H03K 21/40 H04L 1/22

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冗長構成の伝送装置の試験を行なう場合
    に、クロック切り替え手段により切り替えられたクロッ
    クが入力され、試験用のPN信号を生成する試験パター
    ン生成手段と、該試験パターン生成手段で生成された試
    験パターンを確認する試験パターン確認手段より構成さ
    れる試験回路であって、前記 試験パターン生成手段で生成された試験パターンま
    たは、前記伝送装置からの試験信号のいずれかを選択す
    るための第1の信号選択手段と、 自己回路内部でフィードバックされる信号または、前記
    第1の信号選択手段で選択された信号のいずれかを選択
    する第2の信号選択手段を含み、前記 第1の信号選択手段、または、前記第2の信号選択
    段で選択された試験信号の確認を行なう試験信号確認
    段と前記 第1の信号選択手段によって選択された試験パター
    ンと前記試験信号確認手段からの出力とのパターン同期
    がとれているかを検出し、パターン同期がとれている場
    合には、同期確立信号を出力し、同期が外れている場合
    には、エラー信号を出力する同期検出手段と、前記 同期検出手段が前記エラー信号を出力したカウント
    をとるエラーカウンタと、 外部から入力されるクロック信号の系を切り替える前記
    クロック切り替え手段において系が切り替わるタイミン
    グを監視し、切り替えの時間内に前記同期検出回路を
    期設定し、クロック信号の系の切り替えが終了したら、
    前記エラーカウンタをリセットするエラーカウンタ再起
    動手段とを含む試験パターン確認手段とを有することを
    特徴とする試験回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の信号選択手段に入力される信
    号が前記試験パターン生成手段からのインサート信号の
    場合には、自己回路の試験を行い、外部からドロップ信
    号が入力された場合には、通常試験を行なう請求項1記
    載の試験回路。
  3. 【請求項3】 前記同期検出手段は、 前記エラーカウンタを起動させる信号が入力されると、
    パターン同期の開始時点を初期化し、初期化したことを
    前記エラーカウンタに通知し、 前記エラーカウンタは、 前記同期検出手段から初期化済の通知が入力され、任意
    のタイミングで起動信号が入力され、かつ前記エラーカ
    ウンタ再起動手段からのリセット信号が入力された場合
    に、リセットを行なう請求項1記載の試験回路。
  4. 【請求項4】 前記エラーカウンタ再起動手段は、 前記システムクロックの系が切り替わった際に、前記
    期検出手段に入力されるカウンタ起動信号をローレベル
    にすることにより前記同期検出手段を初期設定し、前記
    エラーカウンタを再起動させる請求項3記載の試験回
    路。
  5. 【請求項5】 前記エラーカウンタ再起動手段は、 前記システムクロック選択手段に入力されるシステムク
    ロック選択信号が第1のモノマルチに入力され、該シス
    テムクロック選択信号を反映させたクロックが第2のモ
    ノマルチに入力されると、該第1のモノマルチの出力と
    該第2のモノマルチの出力を排他的論理和演算を行い、
    前記カウンタ起動信号と該排他的論理和演算された信号
    のAND演算を行い、演算結果の信号を前記エラーカウ
    タに入力する請求項4記載の試験回路。
  6. 【請求項6】 前記エラーカウンタ再起動手段は、 外部から入力されるクロックをカウントするカウン
    、任意のカウンタアドレスのレベルを変化させるため
    のデコーダの組を2組用いて、該カウンタにおいてカウ
    ントの開始に伴って該カウンタアドレスの値をインクリ
    メントし、任意のカウンタアドレスまで該デコーダの
    力をローレベルとして前記同期検出手段を初期設定し、
    該任意のカウンタアドレス以降の該デコーダの出力をハ
    イレベルとして該2つの組のデコーダの出力について排
    他的論理和演算を行い、前記カウンタ起動信号とのAN
    D演算を行い、演算結果の信号を前記エラーカウンタに
    入力する請求項4記載の試験回路。
  7. 【請求項7】 試験パターン生成回路がシステムクロッ
    クにより第1の試験パターンを生成するステップと、前記 第1の試験パターンを自己回路内の試験パターン確
    認回路に入力するステップと、 記試験パターン確認回路へのシステムクロックの供給
    に基づいて第2の試験パターンを発生するステップと、前記 システムクロックが切り替わった場合に、エラーカ
    ウンタをリセットすると同時に、前記第1の試験パター
    ンの出力と前記第2の試験パターンの出力の同期タイミ
    ングの初期化を行なうステップと、前記 第1の試験パターンの出力と前記第2試験パター
    ンを比較し、合致していれば、前記自己回路は正常であ
    ると判定し、合致していない場合にはエラーであると判
    定するステップと、 エラーであると判定された場合に、前記エラーカウン
    てエラー数をカウントするステップと、前記 エラーカウンタのカウント値が所定の値以上になっ
    た場合には、オーバーフロー状態として表示するステッ
    プからなることを特徴とする自己試験方法。
  8. 【請求項8】 試験パターン生成回路がシステムクロッ
    クにより第1の試験パターンを生成するステップと、前記 第1の試験パターンを試験パターン確認回路に入力
    するステップと、前記 試験パターン生成回路で生成された試験パターンを
    自己回路以外の回路循環させるステップと、前記 システムクロックが切り替わった場合に、エラーカ
    ウンタをリセットすると同時に、前記第1の試験パター
    ンの出力と前記自己回路以外の回路を循環させた外部信
    号パターンの出力の同期タイミングの初期化を行なうス
    テップと、前記 第1の試験パターンの出力と前記外部信号パターン
    を比較し、合致していれば前記自己回路以外の回路は正
    常であると判定し、合致していない場合にはエラーであ
    ると判定するステップと、 エラーであると判定された場合に、前記エラーカウン
    てエラー数をカウントするステップと、前記 エラーカウンタのウント値が所定の値以上になっ
    た場合には、オーバーフロー状態として表示するステッ
    プからなることを特徴とする通常試験方法。
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