JP2017045090A - 半導体集積回路及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の出力を得ることができる半導体集積回路を提供する。【解決手段】結果判定器6で、自己パターン発生器8によって画像処理Aブロック2が動作した結果、各ブロックにおけるモニタ信号が、予め設定された所定の状態となっているかを判定する。次に、記憶器7で、結果判定器6が所定の状態となっていると判定した際の自己パターン発生器8の出力を保存信号として保存する。そして、自己パターン発生器8で、記憶器7に保存されている保存信号に基づいて画像処理Aブロック2に対するテストパターンを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路及び電子機器に関する。
システムLSI(Large Scale Integration)等の半導体集積回路が搭載されるボードやモジュール等を有する電子機器は、当該システムLSI等の大規模化や複雑化に伴い、開発時等におけるデバッグが容易ではなく、デバッグの容易化や効率化が求められている。
例えば、特許文献1には、システムLSI1にデバック・トレース回路3を設けることが開示されている。特許文献1に記載のデバック・トレース回路3は、イベント検出部31、制御部32、制御情報リスト保持部33を有している。また、制御情報リスト保持部33は、制御情報リスト4を有している。制御部32は、制御情報リスト4の検出条件指示部42に規定された観測対象とするイベントの検出条件に基づいて、イベント検出部31が規定されたイベントの検出等に応じて動作指示部43に規定された動作を行なう。
また、特許文献2には、デバッグ信号S2を比較データS5として選択し出力する比較データ選択回路5と、デバッグ動作に必要な期待値を格納するフィルタリング条件テーブル1Aと、を備えることが開示されている。更に、期待値を選択し出力するパターン選択回路6と、比較データS5と期待値との一致検出を行うデータ比較回路8Aと、を備えることが開示されている。
また、従来から、システムLSI内部にテストパターン発生器等を備え、テストパターン発生器が発生したテストパターンによる内部回路等の動作結果と期待値とを比較してシステムLSIの動作試験を行う方法(BIST(Built-In Self-Test)等)は周知である。
しかしながら、特許文献1に記載された方法の場合、イベントの検出に基づいてイベントデータの出力等を行うものであり、システムLSI自体は通常動作を行っているため、任意のタイミングでシステムLSIから所望の出力を得ることはできなかった。また、イベントの検出が条件となっているので、モニタする内部の信号等を個別に選択できないという問題もあった。
また、特許文献2に記載された方法も同様であり、選択されたデバッグ信号と期待値との一致を検出しているのみであり、システムLSI自体は通常動作を行っているため、任意のタイミングでシステムLSIから所望の出力を得ることはできなかった。
また、BISTは、システムLSI自体の内部素子等の故障検出を目的とするものであり、システムLSIの後段も含めた動作のデバッグは考慮されない。即ち、システムLSIから所望の出力を得ることまでは考慮されていなかった。
本発明はかかる問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、例えば、所望の出力を得ることができる半導体集積回路を提供することを目的としている。
上記に記載された課題を解決するために、本発明は、内部回路を有する半導体集積回路において、前記内部回路が動作した状態が、予め設定された所定の状態となっているかを判定する判定部と、前記判定部が前記所定の状態となっていると判定した際に当該内部回路に入力された信号を保存信号として保存する保存部と、前記保存部に保存されている前記保存信号に基づいて前記内部回路に対するテストパターンを生成するテストパターン生成部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、判定部が予め設定された所定の状態となっていると判定した際の入力信号である保存信号に基づいて内部回路に対するテストパターンを生成することができる。従って、保存信号によって所望の出力を得ることができる。
本発明の第1の実施形態にかかる半導体集積回路のブロック構成図である。 図1に示された結果判定器の概略構成図である。 図1に示された結果判定器の動作のタイミングチャートである。 図1に示された結果判定器でモニタ信号が複数ビットの場合の動作のタイミングチャートである。 図1に示された自己パターン発生器の概略構成図である。 図1に示された自己パターン発生器から出力されるテストパターンの例である。 本発明の第2の実施形態にかかる半導体集積回路の結果判定器の比較器の回路図例である。 図7に示された比較器の動作のタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態にかかる半導体集積回路の自己パターン発生器の概略構成図である。 図9に示された自己パターン発生器の動作のタイミングチャートである。 図9に示された自己パターン発生器で除外するデータが複数ある場合の動作のタイミングチャートである。 図9に示された構成の複数サイクルのデータを除外する場合の比較器の回路図例である。 図12に示された比較器の動作のタイミングチャートである。 図12に示された比較器の動作のタイミングチャートである。 本発明の第4の実施形態にかかる電子機器の概略構成図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態にかかる半導体集積回路を図1乃至図7を参照して説明する。まず、本実施形態にかかる半導体集積回路1は、図1に示したように、画像処理Aブロック2と、画像処理Bブロック3と、画像処理Cブロック4と、セレクタ5、9、10、11と、結果判定器6と、記憶器7と、自己パターン発生器8と、を有している。
画像処理Aブロック2、画像処理Bブロック3、画像処理Cブロック4は、それぞれ所定の画像処理を行う回路ブロックである。なお、画像処理Aブロック2、画像処理Bブロック3、画像処理Cブロック4は、互いに異なる種類の画像処理を行うもように構成されていてよいし、1つのアルゴリズムを3つに分けて処理するように構成されていてもよい。即ち、画像処理Aブロック2、画像処理Bブロック3、画像処理Cブロック4は、特許請求の範囲の内部回路に相当する。また、本実施形態では、内部回路として画像処理を行う回路で説明するが、内部回路が行う処理は画像処理に限らず、半導体集積回路1が通常動作時に発揮する機能を行う回路ブロックであればよい。
セレクタ5は、画像処理Aブロック2、画像処理Bブロック3、画像処理Cブロック4のそれぞれからモニタする信号(モニタ信号A、モニタ信号B、モニタ信号C)を選択して結果判定器6に出力する。セレクタ5の切り換えは、例えば半導体集積回路1の外部端子やレジスタ等の設定によって行えばよい。なお、モニタ信号A〜Cは、それぞれ1本(1種類)に限らない。1ブロックから複数種類のモニタ信号が出力されている場合は、その選択もセレクタ5で行ってよい。即ち、本実施形態では、モニタ信号を、内部回路が動作した状態を示す情報として利用している。
セレクタ9は、通常動作入力と自己パターン発生器8の出力とから画像処理Aブロック2に入力する信号を選択する。セレクタ10は、画像処理Aブロック2と自己パターン発生器8とから画像処理Bブロック3に入力する信号を選択する。セレクタ11は、画像処理Bブロック3と自己パターン発生器8とから画像処理Cブロック4に入力する信号を選択する。これらセレクタ9〜11の切り換えは、後述するテスト動作を行う際に対象とするブロックを選択して、セレクタ5と同様に、例えば半導体集積回路1の外部端子やレジスタ等の設定によって行えばよい。
結果判定器6は、セレクタ5で選択されたモニタ信号A〜Cと予め設定された期待値とを比較して、その際の自己パターン発生器8から出力されている信号を記憶器7に出力する。結果判定器6の例を図2に示す。即ち、結果判定器6は、内部回路が動作した状態が、予め設定された所定の状態となっているかを判定する判定部として機能する。
結果判定器6は、比較器60を有している。比較器60は、モニタ信号(monitor)が内部のレジスタ等に設定された期待値と一致するか否かを検出する。一致した場合は、そのときの自己パターン発生器8の出力(data_in)を、内部回路が所定の状態となるための入力信号(data_catch)として記憶器7に出力するとともに、割り込み信号(exp_int)を自己パターン発生器8に出力する。
図2は、画像処理Aブロック2の1ビットの信号であるerrをモニタ信号とする例である。比較器60は、errがアクティブ(例えばHighレベル)のときのdata_inの値を、data_catchとして記憶器7に出力するとともに、exp_intを自己パターン発生器8に出力する。
図3に図2に示した結果判定器6の動作のタイミングチャートの例を示す。startは、例えば半導体集積回路1の外部端子やレジスタへの書き込み等によりアクティブ(Highレベル)になる信号であり、このstartがアクティブになることにより半導体集積回路1の動作がスタートする。
図3のdata_inは、自己パターン発生器8が内部で生成した値がセレクタ9を介して入力される。そして、startがアクティブになった後errがHighレベルになったときのdata_inの値である“5”を保存信号(data_catch)として比較器60は記憶器7に出力する。また、data_catchとともにexp_intもアクティブ(Highレベル)にして自己パターン発生器8に出力する。自己パターン発生器8では、exp_intがアクティブになると画像処理Aブロック2が所定の状態となるための保存信号を取得できたとしてテストパターンの発生を停止してもよい。又、自己パターン発生器8は、exp_intがアクティブになったとしても、他の保存信号となる値がある場合はそれを取得するためにテストパターンの生成を継続してもよい。
なお、モニタ信号や保存信号は1ビットでなくてもよい。図4に複数ビットの場合の例を示す。図4の16ビットのdata_outがモニタ信号である。図4の場合、data_outのうち下位4ビットのみをモニタ対象としている。従って、図4の場合、data_outのうち下位4ビットのみをmonitorとして入力する。そして、比較器60に設定された期待値が0xF(16進数の“F”)とすると、data_outが“0x6F”のときにmonitorが0xFとなるので、そのときのdata_inの値である“5”を、比較器60はdata_catchとして記憶器7に出力する。
記憶器7は、結果判定器6での判定の結果、モニタ信号が所望の結果を得る(内部回路が所定の状態となる)ための入力信号となった値を記憶する。図1及び図2の構成の例の場合、data_catchの値を記憶する。即ち、記憶器7は、判定部(結果判定器6)が所定の状態となっていると判定した際に当該内部回路に入力された信号を保存信号として保存する保存部として機能する。
自己パターン発生器8は、画像処理Aブロック2、画像処理Bブロック3、画像処理Cブロック4に対するテストパターンを発生(生成)する。自己パターン発生器8は、図5に示したように、テストパターン発生器81と、記憶器I/F82と、パターン管理部83と、セレクタ84と、を有している。
テストパターン発生器81は、サイクル毎にデータをインクリメントする、デクリメントする、或いは乱数に基づいて生成する等の方法によりテストパターンを発生させる。発生したテストパターンはセレクタ84に出力する。また、テストパターンは、テストパターン発生器81が発生するだけでなく、半導体集積回路1の入力信号である通常動作入力を利用してもよい。
記憶器I/F82は、記憶器7に記憶されたデータを読み出す。読み出したデータは、セレクタ84に出力する。
パターン管理部83は、テストパターン発生器81で発生するデータのみのテストパターンとするモードか、記憶器7に記憶されているデータを使用するテストパターンとするモードか、に基づいて、セレクタ84の制御を行う。テストパターンのモードは、予め半導体集積回路1の外部端子又はレジスタ等から設定される。
テストパターン発生器81で発生するデータのみのテストパターンとするモードは、例えば、上述した保存信号を検出して記憶器7に記憶するための動作等に用いられるモードである。また、記憶器7に記憶されているデータを使用するテストパターンとするモードで動作している際は、結果判定器6は動作を停止させる。
セレクタ84は、パターン管理部83の制御によりテストパターン発生器81からの出力と、記憶器I/F82からの出力と、から画像処理Aブロック2等(セレクタ9等)に出力する信号を選択する。以上の説明から明らかなように、自己パターン発生器8は、保存部(記憶器7)に保存されている保存信号に基づいて内部回路に対するテストパターンを生成するテストパターン生成部として機能する。
図6に記憶器7に記憶したデータ(保存信号)を利用したテストパターンの例を示す。また、記憶器7に記憶されたデータは、図5に示した“A”〜“D”の4つであるとする。図6(a)は、5サイクル毎に記憶器7に記憶されたデータ“A”のみを使用する場合である。この場合、データ“A”以外のテストパターンはテストパターン発生器81が生成したデータが出力される。つまり、パターン管理部83は、5サイクル毎に記憶器I/F82が出力するデータが選択させるようにセレクタ84を切り替える。即ち、テストパターンに、保存信号を含ませている。
図6(b)は、3サイクル毎に記憶器7に記憶されたデータを順番に使用する場合である。この場合も記憶器7に記憶されたデータ以外のテストパターンはテストパターン発生器81が生成したデータが出力される。つまり、パターン管理部83は、3サイクル毎に記憶器I/F82が出力するデータが選択させるようにセレクタ84を切り替える。なお、記憶器7に記憶された複数のデータの切り換えは、例えば、記憶器I/F82が3サイクル毎に順次読み出すようにして切り替えればよい。
図6(c)は、3サイクル毎に記憶器7に記憶されたデータ“A”と“B”とを順番に使用する場合である。この場合も記憶器7に記憶されたデータ以外のテストパターンはテストパターン発生器81が生成したデータが出力される。つまり、パターン管理部83は、3サイクル毎に記憶器I/F82が出力するデータが選択させるようにセレクタ84を切り替える。なお、記憶器7に記憶されたデータ“A”と“B”との切り換えは、例えば、記憶器I/F82が3サイクル毎に交互に読み出すようにして切り替えればよい。
図6(d)は、記憶器7記憶されたデータのみを順番に使用する場合である。この場合は、記憶器7のデータのみを使用するので、記憶器I/F82は、最初にセレクタ84の切り替えを行うのみである。
なお、図6(a)〜(d)に示した例は、それぞれを1つのモードとしてパターン管理部83へ設定することにより切り替え可能としてもよい。
図6に示したようなテストパターンは、テスト対象とする内部回路(画像処理Aブロック2〜画像処理Cブロック4)を選択して自己パターン発生器8から供給される。すると、内部回路のモニタ信号が数サイクル毎等で所定の状態となり、その結果を利用して後段の回路ブロックや半導体集積回路1の後段の電子部品等を動作させることができる。
例えば、テスト対象とする内部回路を画像処理Aブロック2とすると、セレクタ9を自己パターン発生器8側に切り替えて、自己パターン発生器8で発生したテストパターン(図6(a)〜(c)のいずれかのパターン)を画像処理Aブロック2に供給する。すると、画像処理Aブロック2のモニタ信号が5サイクル毎に所望の結果となる。従って、後段の画像処理Bブロック3は、その所望の結果を利用して動作することとなる。
また、テスト対象とする内部回路を画像処理Cブロック4とすると、セレクタ11を自己パターン発生器8側に切り替えて、自己パターン発生器8で発生したテストパターン(図6(a)〜(c)のいずれかのパターン)を画像処理Cブロック4に供給する。すると、画像処理Cブロック4のモニタ信号が5サイクル毎に所望の結果となる。従って、半導体集積回路1の後段の電子部品等は、その所望の結果を利用して動作することとなる。
本実施形態によれば、結果判定器6で、自己パターン発生器8によって画像処理Aブロック2が動作した結果、各ブロックにおけるモニタ信号(err)が、予め設定された所定の状態(High)となっているかを判定する。次に、記憶器7で、結果判定器6が所定の状態となっていると判定した際の自己パターン発生器8の出力(data_in=5)を保存信号として保存する。そして、自己パターン発生器8で、記憶器7に保存されている保存信号に基づいて画像処理Aブロック2に対するテストパターンを生成する。このようにすることにより、結果判定器6が所定の状態となっていると判定した際の画像処理Aブロック2の入力信号を保存信号として記憶器7に保存し、その保存信号に基づいて画像処理Aブロック2に対するテストパターンを生成することができる。従って、画像処理Aブロック2はモニタ信号(err)が所定の状態となる出力(所望の出力)を得ることができる。
また、自己パターン発生器8は、出力するテストパターンに、設定したタイミングで記憶器7に記憶した保存信号を含ませるので、所望のタイミングでモニタ信号を所定の出力とすることができる。
また、結果判定器6は、自己パターン発生器8に対して、exp_intを出力するので、保存信号を記憶器7に記憶させたことを通知することができる。つまり、保存信号を保存するまで自己パターン発生器8からテストパターンを出力し続けることができ、保存信号が検出されたことを確実に通知できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態にかかる半導体集積回路を図7、図8を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、例えば、複数サイクルの状態によって結果が反映される場合等、複数サイクルの入力信号を保存信号とする場合である。本実施形態にかかる結果判定器6の比較器60Aを図7に示す。
比較器60Aは、セレクタ61、62、63と、レジスタ64、65、66と、結果判定部67と、レジスタ68と、記憶器I/F69と、を有している。
セレクタ61は、自己パターン発生器8の出力であるdata_inと、レジスタ64の出力とを選択してレジスタ64に出力する。セレクタ62は、レジスタ64の出力と、レジスタ65の出力とを選択してレジスタ65に出力する。セレクタ63は、レジスタ65の出力と、レジスタ66の出力とを選択してレジスタ66に出力する。
レジスタ64は、セレクタ61の出力が入力されて保持し、セレクタ61、セレクタ62及び記憶器I/F69に出力する。レジスタ65は、セレクタ62の出力が入力されて保持し、セレクタ62、セレクタ63及び記憶器I/F69に出力する。レジスタ66は、セレクタ63の出力が入力されて保持し、セレクタ63及び記憶器I/F69に出力する。なお、レジスタ64、65、66は、1ビット幅のレジスタに限らずdata_inのビット幅に合わせて複数ビット幅のレジスタであってもよい。
結果判定部67は、monitorと予めレジスタ等に設定されている判定条件(期待値)とを比較し、判定結果を出力する。レジスタ68は、結果判定部67の出力(判定結果)を保持する。レジスタ68の出力は、セレクタ61、62、63の選択切替制御信号として利用され、また、記憶器I/F69の制御信号として利用される。
記憶器I/F69は、レジスタ64、65、66の値(出力)が入力され、レジスタ68の出力に基づいて記憶器7へレジスタ64、65、66の値を出力する。即ち、保存部(記憶器7)は、判定部(結果判定器6)が所定の状態となっていると判定した際の前の複数サイクル分の内部回路に入力された信号を保存信号として保存する。
図8に図7に示した比較器60Aを有する結果判定器6の動作のタイミングチャートの例を示す。図8において、exp_intはレジスタ68の出力を示し、data_catch2、data_catch1、data_catch0は、順にレジスタ64、65、66の出力を示している。また、判定条件は、図4の例と同様にmonitorが0xFとする。
図8において、exp_intがHighレベルになるまでは、図7のレジスタ64、65、66はシフトレジスタとして動作するようにセレクタ61、62、63は切り替えられている。そのため、data_catch2は、data_inを1サイクル遅延した値となり、data_catch1は、data_catch2を1サイクル遅延した値となり、data_catch0は、data_catch1を1サイクル遅延した値となっている。
そして、data_outが“0x6F”のときにmonitorが0xFとなると、結果判定部67が判定結果として判定条件と一致したこと(Highレベル)を出力し、その次のサイクルでレジスタ68がその判定結果を保持する(exp_int)。すると、セレクタ61、62、63が切り替えられて、data_catch2、data_catch1、data_catch0は、自身の値を保持するように動作する。つまり、判定条件と一致した際のdata_inの値を保持できる。そして、記憶器I/F69は、保持している値を、例えばdata_catch2、data_catch1、data_catch0の順に記憶器7へデータを出力する。
なお、図8においては、結果判定部67における判定の結果、判定条件と一致した場合、それ以降は、判定を継続しないようなモードに設定しているので、exp_int信号は一度Highレベルになった以降はHighレベルを継続する。
このようにして記憶器7に記憶されたデータは、第1の実施形態と同様に自己パターン発生器8において利用される。利用の形態は図6と同様である。但し、本実施形態は複数サイクル分のデータがあるため、記憶器7から読み出されたデータは、連続する複数サイクルに挿入される。例えば、記憶器7に、A1、A2、A3というデータが記憶されていた場合、図6(a)の場合では、0、1、2、3、A1、A2、A3、7、8といったようになる。この場合は、5サイクル毎ではなく、4サイクル分テストパターン発生器81のデータを出力した後に記憶器7のデータを出力するというパターンとなる。
なお、本実施形態では、モニタ信号は所定の状態となった前の複数サイクル分の入力信号を保存信号としていたが、モニタ信号は所定の状態となった後の複数サイクル分の入力信号を保存信号としてもよい。
本実施形態によれば、記憶器7は、結果判定器6がモニタ信号が所定の状態となっていると判定した際の前複数サイクル分の入力信号を保存信号として記憶しているので、所定の状態が複数サイクルの入力信号により得られる場合にも対応することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態にかかる半導体集積回路を図9乃至図14を参照して説明する。なお、前述した第1、第2の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、記憶器7に記憶されているデータと同じ値をテストパターンから除外する。即ち、記憶器7に記憶されているデータと同じ値をテストパターンに含ませない。本実施形態にかかる自己パターン発生器8Aを図9に示す。
自己パターン発生器8Aは、テストパターン発生器81Aと、記憶器I/F82と、パターン管理部83Aと、比較器85と、を有している。
テストパターン発生器81Aは、通常動作入力が入力されている点が異なるのみである。そのため、テストパターン発生器81Aは、自身が発生したテストパターン以外に、通常動作入力も出力することができる。従って、通常動作入力に含まれるデータから記憶器7に記憶されているデータと同じ値を除外することも可能となっている。
記憶器I/F82は、図5と同様である。但し、記憶器7から読み出したデータは、比較器85に出力する。
パターン管理部83Aは、テストパターン発生器81Aで発生するデータのみのテストパターンとするモードか、記憶器7に記憶されているデータを使用するテストパターンとするモードか、に基づいて、比較器85の制御を行う。更に、パターン管理部83Aは、記憶器7に記憶されているデータと同じ値をテストパターンから除外するか否かの制御も行う。パターン管理部83Aのモードの設定や除外を行うか否かの設定は、予め半導体集積回路1の外部端子又はレジスタ等から設定される。
比較器85は、記憶器I/F82から出力された記憶器7に記憶されているデータに基づいて、テストパターン発生器81Aから出力されたデータに含まれる記憶器7に記憶されているデータと同じデータを除外する。除外した場合は、前のサイクルのデータを再度出力する、あるいは、予め定めた固定値を出力する等、除外したデータと異なるデータを出力する。
図10に比較器85の動作例のタイミングチャートを示す。図10のdata_inは比較器85の入力信号、data_outは比較器85の出力信号、data_catchは、記憶器I/F82が読み出した記憶器7に記憶されているデータである。
図10において、時刻t11に、data_inが、data_catchと同じ値(“5”)となっている。従って、data_outからは“5”は出力せずに、その前のサイクルのデータである“4”を再度出力する。よって、保存信号と同じ値をテストパターンから除外することができる。
図11は、除外するデータが複数ある場合の例である。この場合も基本的には図10と同様である。即ち、時刻t21、t22、t23でdata_inが、data_catchと同じ値となっている。従って、data_out信号からはそのデータは出力せずに、その前のサイクルのデータを再度出力する。
次に、複数サイクルの入力信号が保存信号として記憶器7に記憶されている場合にそれらをテストパターンから除外する場合について説明する。図12は、3サイクルの入力信号が保存信号として記憶器7に記憶されているときにそれらをテストパターンから除外する場合の比較器85Aの例である。
比較器85Aは、レジスタ851、852、853と、データ比較器854と、レジスタ855と、データ比較器856と、セレクタ857と、レジスタ858、859、85aと、を有している。
レジスタ851は、記憶器I/F82が読み出したデータのうち先頭に位置するデータを保持する。レジスタ852は、記憶器I/F82が読み出したデータのうち2番目に位置するデータを保持する。記憶器I/F82が読み出したデータのうち最後に位置するデータを保持する。
データ比較器854は、data_inとレジスタ851又はレジスタ852に保持されているデータとを比較する。レジスタ855は、データ比較器854の比較結果を保持する。
データ比較器856は、レジスタ855の出力、即ち、データ比較器854の結果及び
data_inとレジスタ853に保持されているデータとを比較した結果に基づいてセレクタ857を切り替え制御を行う。
レジスタ858は、data_inが入力されて保持し、レジスタ859に出力する。レジスタ859は、レジスタ858の出力が入力されて保持し、セレクタ857に出力する。
セレクタ857は、レジスタ859の出力とレジスタ85aの出力とを選択してレジスタ85aに出力する。
レジスタ85aは、セレクタ857の出力が入力されて保持し、セレクタ857へ出力及びdata_out信号として出力する。
図13に図12に示した比較器85Aの動作のタイミングチャートを示す。なお、図13において、data_ff1はレジスタ858を示し、data_ff2はレジスタ859を示し、data_outはレジスタ85aを示し、hit_checkはレジスタ855を示す。また、change_dataはデータ比較器856の出力信号を示し、data_catch1はレジスタ851を示し、data_catch2はレジスタ852を示し、data_catch3はレジスタ853を示す。
図13において、data_inがdata_catch1と同じ値(“4”)となると、データ比較器854がHighレベルの信号を出力し、hit_checkがHighレベルになる(時刻t31)。続いて次のサイクルにおいてdata_inがdata_catch2と同じ値(“5”)となると、データ比較器854がHighレベルを出力し、hit_checkのHighレベルが維持される(時刻t32)。続いて次のサイクルにおいて、前2サイクルでhit_checkがHighレベルであってdata_inがdata_catch3と同じ値(“6”)となると、データ比較器856がHighレベルを出力するので、chenge_dataがHighレベルとなる(時刻t33)。
chenge_dataがHighレベルになると、レジスタ85aの値が保持されるようにセレクタ857が切り替えられる。従って、時刻t33以降の3サイクルは、data_catch1〜3に保持されているデータが入力される前のデータ(図13の場合“3”)が保持され、data_catch1〜3に保持されているデータと同じ値は除外される。なお、chenge_dataがHighレベルになるサイクル数はデータ比較器856において予め設定されている。
図14は、データの除外が発生しない例である。図14の場合、時刻t41で除外するデータの先頭(“4”)を検出する。しかし、時刻t42では、除外するデータのうち最後に位置するデータがdata_in=“5”、data_catch3=“6”と異なるの。従って、データ比較器856におけるchange_dataがHighレベルになる条件が成立せず、data_inのデータは除外されない。
本実施形態によれば、自己パターン発生器8は、保存信号と同じ値をテストパターンから除外することができるので、所定の状態を発生させたくない場合に、その状態を任意に除外することができる。例えば、エラーが発生するパターンを除外することなどが可能となる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態にかかる電子機器及び半導体集積回路を図15を参照して説明する。なお、前述した第1〜第3の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、例えばMFP(Multifunction Printer)等の電子機器に搭載され、その電子機器に搭載された他の電子部品やモジュール等の信号をモニタ信号として判定し、保存信号を記憶するものである。
電子機器100は、図15に示したように、前段部101と、後段部102と、を有している。前段部101は、通常動作入力となる信号を半導体集積回路1Aに出力する。即ち、前段部101は、前処理部として機能する。後段部102は、半導体集積回路1Aの出力が入力されるとともに、半導体集積回路1Aの外部端子Xに入力する信号を出力する。即ち、後段部102は、後処理部として機能する。図15のように、半導体集積回路1Aが画像処理の機能を有している場合で、搭載される電子機器がMFPであれば、前段部101は例えばスキャナ部、後段部102は例えばプリントエンジンとなる。
本実施形態にかかる半導体集積回路1Aは、内部回路である画像処理Aブロック2等のモニタ信号だけでなく、更に外部端子Xから入力される信号もモニタ信号として結果判定器6で判定し、その際の通常動作入力を保存信号として記憶器7に記憶させることができる。
本実施形態にかかる半導体集積回路1Aは、図15に示したように、セレクタ5がセレクタ5Aに変更になっている。セレクタ5Aは、画像処理Aブロック2等の内部回路だけでなく外部端子Xも含めてモニタする信号を選択して結果判定器6に出力する。従って、結果判定器6は、内部回路が動作した状態に加えて、外部から入力される外部入力信号(外部端子X)が、予め設定された所定の状態となっているかも判定することができる。
外部端子Xは、半導体集積回路1Aの例えば後段に設けられている半導体集積回路やモジュール等の出力信号が入力される。なお、外部端子Xに入力される信号は、後段に限らず、半導体集積回路1Aの外部から入力される信号であればよい。
結果判定器6や自己パターン発生器8等の動作は第1〜第3の実施形態と同様である。即ち、外部端子Xが所定の状態となった際の自己パターン発生器8の出力信号(data_in)を記憶器7に記憶させ、その後自己パターン発生器8は、記憶器7に記憶されたデータをテストパターンに挿入したり、除外したりする。
本実施形態によれば、結果判定器6は、外部端子Xから入力される信号が、予め設定された所定の状態となっているかを判定する。このようにすることにより、例えば、半導体集積回路1Aの後段等で異常が発生する状態をテストしたり、異常状態を回避するようにしたりすることが可能となる。
また、上述した第1〜第4の実施形態にかかる半導体集積回路1又は1Aを有する電子機器としてはMFPに限らないことはいうまでもない。例えばカメラ装置、テレビ会議装置、プロジェクタ装置等の装置であってもよいし、プリント基板やモジュール等の複数の半導体集積回路や電子部品等から構成されるものであってもよい。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の半導体集積回路の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1、1A 半導体集積回路
2 画像処理Aブロック(内部回路)
3 画像処理Bブロック(内部回路)
4 画像処理Cブロック(内部回路)
6 結果判定器(判定部)
7 記憶器(保存部)
8 自己パターン発生器(テストパタン生成部)
100 電子機器
101 前段部(前処理部)
102 後段部(後処理部)
特許第5151996号公報 特開2004−56661号公報

Claims (7)

  1. 内部回路を有する半導体集積回路において、
    前記内部回路が動作した状態が、予め設定された所定の状態となっているかを判定する判定部と、
    前記判定部が前記所定の状態となっていると判定した際に当該内部回路に入力された信号を保存信号として保存する保存部と、
    前記保存部に保存されている前記保存信号に基づいて前記内部回路に対するテストパターンを生成するテストパターン生成部と、
    を有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記テストパターン生成部は、前記テストパターンに、前記保存信号を含ませることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記テストパターン生成部は、前記テストパターンに、前記保存信号を含ませないことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  4. 前記保存部は、前記判定部が前記所定の状態となっていると判定した際の前又は後の複数サイクル分の前記内部回路に入力された信号を前記保存信号として保存することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  5. 前記判定部は、更に外部から入力される外部入力信号が、予め設定された所定の状態となっているかを判定することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の半導体集積回路を有することを特徴とする電子機器。
  7. 前処理部と、
    前記前処理部からの出力信号が入力される請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の半導体集積回路と、
    前記半導体集積回路の出力信号に所定の処理を施す後処理部と、
    を有することを特徴とする電子機器。
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