JP6191124B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、試験回路を有する半導体集積回路に関する。
自動車や医療装置などの製品に搭載されるLSI(Large Scale Integration)などの半導体集積回路は、故障検出を行い、重大な事故を招く前に、システムによって事故の発生を防ぐことが求められている。システムを構成する要素や搭載される部品が故障した際のリスクを低減させるための機能を実装して安全性を高める考え方は、機能安全と呼ばれる。
一般的なLSIのテスト方法は、LSIテスタを使用してLSIにテストパターンを入力し、その出力値をLSIテスタに取り込んで期待値と比較することで、故障の有無の判定を行う。LSIのテスト容易化設計(DFT:Design for Test)技術の一つとしてBIST(Built in Self-Test)がある。BISTは、テストパターンを生成するテストパターン生成回路、及び出力値と期待値を比較する期待値比較回路を予めLSIの内部に持たせてLSIの試験を行うことで、LSI単体で故障の有無を判定することが可能である。BIST回路を使用したLSIの試験は、一般的にはLSIの出荷時に実施される。
図7は、BIST回路の構成例を示す図である。BIST回路を有するLSI100は、試験対象となる回路(テスト対象回路)101、テストパターン生成回路(TPG:Test Pattern Generator)102、期待値比較回路103、及びマルチプレクサ104を有する。テスト対象回路101には、テストモード切り替え制御部105からのモード信号TMDによって制御されるマルチプレクサ104を介して、通常入力SIN又はテスト入力TINが入力される。通常動作時には、通常入力SINがテスト対象回路101に入力され、テスト動作時には、テストパターン生成回路102により生成されたテストパターンであるテスト入力TINがテスト対象回路101に入力される。テスト対象回路101は、処理結果である出力値を通常出力SOUTとして出力する。また、テスト動作時には、期待値比較回路103が、テスト対象回路101の出力値と期待値とを比較して故障の有無を判定し、判定結果をテスト出力(合否判定)TOUTとして出力する。
また、インタフェース部からメモリ回路に向けた出力信号を受けて期待値信号を生成する期待値生成回路と、インタフェース部の出力信号と期待値信号を比較して一致又は不一致の判定を行う比較判定回路とを有し、メモリLSIのインタフェース部のテストを行うことが可能なBIST回路が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−339675号公報
従来のBIST回路は、LSIの出荷時や試験対象回路がスリープモードなどの非動作状態であるときにLSIの試験を行うことを想定した回路であり、LSIの実動作中に試験を行うことを想定していない。機能安全の観点からは、LSIが製品やシステムに組み込まれた後の実動作中においても、BIST回路を使用して試験を行えることが望ましい。また、LSIにおいて信頼性が求められる論理回路の一つに、制御機能を司る重要な構成要素である有限ステートマシン(FSM:Finite State Machine)がある。
本発明の目的は、実動作中にBIST回路を使用したステートマシンの試験を行うことを可能にする半導体集積回路を提供することにある。
半導体集積回路の一態様は、ステートマシンと、ステートマシンの試験を行う試験回路と、ステートマシンの状態が第1のステートであるか否かを監視する監視回路と、第1のステートから第2のステートへの遷移を要求する遷移要求信号を検出する検出回路とを有する。ステートマシンは、現在の状態を記憶する状態記憶回路と、状態記憶回路の出力と外部入力とから次の状態を生成する状態生成回路と、状態記憶回路の出力をデコードして状態出力を出力する状態抽出回路と、第1のステートを示す情報を保持する第1の保持回路と、第2のステートを示す情報を保持する第2の保持回路と、試験回路がステートマシンの試験を実施していないときには外部からの制御入力を選択し、試験回路がステートマシンの試験を実施しているときには試験回路からの試験入力を選択して、外部入力として状態生成回路に出力する第1のマルチプレクサと、試験回路がステートマシンの試験を実施していないときには状態抽出回路の出力を選択し、試験回路がステートマシンの試験を実施しているときには第1の保持回路に保持された情報を選択して、ステートマシンの状態出力として出力する第2のマルチプレクサと、試験回路がステートマシンの試験を実施しているときに検出回路が遷移要求信号を検出すると、第2の保持回路に保持された情報を選択し、それ以外は状態生成回路の出力を選択して、状態記憶回路に出力する第3のマルチプレクサとを有する。また、試験回路がステートマシンの試験を実施していないときに監視回路がステートマシンの状態を第1のステートであると判定すると、試験回路がステートマシンの試験を実施ステートマシンの試験の実施中は、ステートマシンは、ステートマシンの状態にかかわらず、第1の保持回路に保持された第1のステートを示す情報をステートマシンの状態出力として外部に出力し、試験回路がステートマシンの試験を実施しているときに検出回路が遷移要求信号を検出すると、試験回路は、ステートマシンの試験を停止し、ステートマシンは、状態生成回路が生成する次の状態に変えて、第2の保持回路に保持された情報を基に第2のステートを次の状態とする。
開示の半導体集積回路は、ステートマシンの状態が第1のステートに遷移すると、第1のステートを示す情報を状態出力として出力しつつ、試験回路によるステートマシンの試験を実施するので、実動作中に、外部に影響を及ぼすことなく試験を行うことができる。
本発明の実施形態における半導体集積回路を有するLSIチップの一例を示す図である。 本実施形態における半導体集積回路の構成例を示す図である。 本実施形態における半導体集積回路の動作例を示すタイミングチャートである。 本実施形態における半導体集積回路の通常動作を説明するための図である。 本実施形態における半導体集積回路のテスト動作を説明するための図である。 本実施形態における半導体集積回路のテストモードから通常動作モードへの移行動作を説明するための図である。 BIST回路の構成例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態における半導体集積回路を有するLSIチップの構成例を示すブロック図である。LSIチップ10は、例えばCPU(Central Processing Unit)11−1、DMAC(Direct Memory Access Controller)11−2、及び周辺機能ブロック11−3等を有し、それらがバスBUSを介して互いに通信可能に接続されている。CPU11−1、DMAC11−2、周辺機能ブロック11−3は、本実施形態における半導体集積回路の一例である。なお、図1においては、CPU11−1、DMAC11−2、及び周辺機能ブロック11−3の3つの回路をLSIチップ10が有する例を示しているが、これに限定されるものではなく、他の回路を1つあるいは複数有していても良い。
CPU11−1は、プログラムを読み出して実行することでLSIチップ10が有する各機能部を制御する。DMAC11−2は、CPU11−1を介さずにLSIチップ10が有する機能部間でデータ転送を行うDMA転送に係る通信制御を行う。周辺機能ブロック11−3は、所定の機能処理を行う。CPU11−1、DMAC11−2、周辺機能ブロック11−3の各々は、デジタル回路のロジック部12を有する。ロジック部12は、有限ステートマシン(FSM:Finite State Machine)13、及びその試験(故障検出)を行うための組み込みの試験回路であるBIST(Built in Self-Test)回路を有する。
図2は、本実施形態における半導体集積回路の構成例を示す図である。図2には、本実施形態における半導体集積回路のロジック部12が有する機能部のうち、有限ステートマシン(FSM)13及びその試験(故障検出)の実施に係る機能部を図示している。なお、図示していないが、ロジック部12は、半導体集積回路において実行可能な他の処理に係る機能部も有している。
ロジック部12は、有限ステートマシン13、期待値比較回路17、テストパターン生成回路(TPG:Test Pattern Generator)20、状態監視回路21、及び遷移要求検出回路22を有する。また、有限ステートマシン13は、状態生成回路14、状態記憶フリップフロップ15、状態抽出回路16、状態情報保持回路18、19、及びマルチプレクサMXA、MXB、MXCを有する。
状態生成回路14は、状態記憶フリップフロップ15の出力QAとマルチプレクサMXAからの外部入力とにより、ステートマシンが次に遷移すべき状態を生成する。マルチプレクサMXAは、通常動作モード時には“0”(ローレベル)とされ、テストモード時には“1”(ハイレベル)とされる信号SAが選択信号として入力され、信号SAに従って制御入力CTLI又はテスト入力TSTIを外部入力として出力する。
すなわち、マルチプレクサMXAは、信号SAに従って、通常動作モード時には制御入力CTLIを外部入力として出力し、テストモード時にはテスト入力TSTIを外部入力として出力する。したがって、状態生成回路14は、通常動作モード時には状態記憶フリップフロップ15の出力QAと制御入力CTLIとから次に遷移すべき状態を生成し、テストモード時には状態記憶フリップフロップ15の出力QAとテスト入力TSTIとから次に遷移すべき状態を生成する。ここで、制御入力CTLIは、周辺回路から要求として出力される信号であり、テスト入力TSTIは、テストパターン生成回路20により生成されるテストパターンである。
状態記憶フリップフロップ15は、現在のステートマシンの状態を記憶する。状態記憶フリップフロップ15には、マルチプレクサMXBを介して、状態生成回路14の出力値又は状態情報保持回路19に保持されている値が入力される。マルチプレクサMXBは、テストモードから通常動作モードへの復帰時に“1”(ハイレベル)とされる信号SBが選択信号として入力され、信号SBに従って状態生成回路14の出力値又は状態情報保持回路19に保持されている値を出力する。つまり、テストモードから通常動作モードへの復帰時において状態情報保持回路19に保持されている値が状態記憶フリップフロップ15に入力され、それ以外においては状態生成回路14の出力値が状態記憶フリップフロップ15に入力される。
状態抽出回路16は、状態記憶フリップフロップ15の出力QAをデコードして状態を示す信号を出力する。状態抽出回路16の出力信号は、マルチプレクサMXC及び期待値比較回路17に入力される。マルチプレクサMXCは、信号SAが選択信号として入力され、信号SAに従って状態抽出回路16の出力信号又は状態情報保持回路18に保持されている信号を状態出力STOとして出力する。すなわち、マルチプレクサMXCは、通常動作モード時には状態抽出回路16の出力信号を状態出力STOとして出力し、テストモード時には状態情報保持回路18に保持されている信号を状態出力STOとして出力する。
期待値比較回路17は、状態抽出回路16の出力値(出力信号)と期待値とを比較して故障の有無を判定し、判定結果をテスト出力(合否判定)TSTOとして出力する。テスト出力(合否判定)TSTOは、例えば故障が検出された場合に故障検出を示すフラグが立てられる。テストパターン生成回路20は、あるプログラムされた一連のテストパターンを生成して出力する。期待値比較回路17及びテストパターン生成回路20は、信号SAによって動作が制御され、信号SAが“1”である、すなわちテストモードであるときに動作し、通常動作モード時には動作を停止している。
状態監視回路21は、状態記憶フリップフロップ15の出力QA、すなわち現在のステートマシンの状態(ステート)が、第1のステート、例えば、特定のステートであるか否かを監視する。この特定のステートを示す信号が、状態情報保持回路18に保持されている。状態監視回路21は、通常動作モード時において、現在のステートマシンの状態が特定のステートでない場合には、出力する信号SAを“0”にする。そして、状態監視回路21は、通常動作モード時において、現在のステートマシンの状態が特定のステートになると、出力する信号SAを“0”から“1”にアサートして、遷移要求検出回路22からの信号SBが“1”とされるまで信号SAを“1”に維持する。なお、状態監視回路21は、信号SAが“1”であるテストモード時においては、現在のステートマシンの状態についての監視動作は行わない。
遷移要求検出回路22は、状態監視回路21からの信号SAが“1”である、すなわちテストモード時に動作し、通常動作モード時には動作を停止している。遷移要求検出回路22は、テストモード中に、前述した特定のステートから第2のステート、例えば、次のステートへの遷移を要求する遷移要求信号が制御入力CTLIにより入力されたか否かを検出する。ここで、特定のステートから遷移する次のステートは、予め決まっており、この特定のステートから遷移する次のステートを示す値が状態情報保持回路19に保持されている。遷移要求検出回路22は、テストモード中に、特定のステートから次のステートへの遷移要求信号を検出したときに、出力する信号SBを“1”にする。
次に、本実施形態における半導体集積回路の動作について説明する。図3は、図2に示した半導体集積回路の動作例を示すタイミングチャートである。なお、以下では一例としてテストモードに入る特定のステートをアイドル(IDLE)ステートとする。通常動作モードにおいて、ステートマシンの状態がIDLEステートになるとテストモードに移行し、テストモードにおいてIDLEステートから次のステートへの遷移要求信号を制御入力CTLIにより受けると通常動作モードに復帰する。なお、テストモードに入る特定のステートは、IDLEステートに限定されるものではなく、低消費電力ステートなどであっても良く、頻繁に状態が変わらないようなステートであれば良く任意である。
通常動作モードであり、かつ現在のステートマシンの状態がIDLEステートでないとき(例えば、時刻T11、T12)、状態監視回路21からの信号SAは“0”であり、遷移要求検出回路22からの信号SBは“0”である。このとき、図4に示すように、マルチプレクサMXAにより、制御入力CTLIが選択されて外部入力として状態生成回路14に入力され、マルチプレクサMXCにより、状態抽出回路16の出力信号が選択されて状態出力STOとして出力される。また、マルチプレクサMXBにより、状態生成回路14の出力値が選択されて状態記憶フリップフロップ15に入力される。
したがって、状態生成回路14は、制御入力CTLIと現在のステートマシンの状態を示す状態記憶フリップフロップ15の出力QAとから次に遷移すべき状態を生成する。そして、状態記憶フリップフロップ15が状態生成回路14の出力値を記憶し、状態抽出回路16が状態記憶フリップフロップ15の出力QAをデコードして状態を示す信号を出力し、その信号が状態出力STOとして出力される。すなわち、有限ステートマシン13は、通常の動作を行う。なお、このとき、テストパターン生成回路20、期待値比較回路17、及び遷移要求検出回路22は、動作を停止している。また、状態監視回路21は、状態記憶フリップフロップ15の出力QAにより現在のステートマシンの状態がIDLEステートであるか否かの監視を行っている。
図3の時刻T13に示すように、通常動作モードにおいてIDLEステートへの遷移を要求する制御入力CTLIが入力されると、時刻T13におけるクロックCLKの立ち上がりで、ステートマシンの状態がIDLEステートに遷移する。状態監視回路21は、状態記憶フリップフロップ15の出力QAにより現在のステートマシンの状態がIDLEステートであると判定すると、出力する信号SAを“1”にアサートする。なお、遷移要求検出回路22からの信号SBは“0”である。
状態監視回路21からの出力信号SAが“1”とされることで、通常動作モードからテストモードに移行して、テストパターン生成回路20、期待値比較回路17、及び遷移要求検出回路22は、それぞれの動作を行う。また、出力信号SAが“1”とされることにより、図5に示すように、マルチプレクサMXAにより、テストパターン生成回路20で生成されたテストパターンであるテスト入力TSTIが選択されて外部入力として状態生成回路14に入力される。また、マルチプレクサMXCにより、状態情報保持回路18に保持されている、特定のステートとしてのIDLEステートを示す信号が選択されて状態出力STOとして出力される。
したがって、テストパターンであるテスト入力TSTIと状態記憶フリップフロップ15の出力QAとから次に遷移すべき状態を状態生成回路14が生成し、状態生成回路14の出力値を状態記憶フリップフロップ15が記憶する。また、状態抽出回路16は、状態記憶フリップフロップ15の出力QAをデコードして得られた状態を示す信号を期待値比較回路17に出力する。そして、期待値比較回路17が、テスト入力TSTIのテストパターンに応じた状態抽出回路16の出力値(出力信号)と期待値とを比較することで故障の有無を判定する。このようにして、BIST回路による有限ステートマシン13の試験(故障検出)を実施する(時刻T13、T14、T15、T21、T22)。また、このとき、マルチプレクサMXCにより、IDLEステートを示す信号が状態出力STOとして外部に出力され続けているので、有限ステートマシン13にて試験(故障検出)を実施していても、周辺回路等の外部に影響を及ぼすことがない。
なお、状態監視回路21からの出力信号SAが“1”とされ、テストモードに入ると、制御入力CTLIによるIDLEステートから次のステートへの遷移要求を検出できるよう遷移要求検出回路22は有効にされ、制御入力CTLIによる遷移要求の検出を行う。また、テストモードに入ると、状態監視回路21は、テスト動作中のIDLEステートを検出しないよう遷移要求検出回路22からの信号SBが“1”とされるまで監視動作を行わない。
図3の時刻T22〜T23に示すように、テストモードにおいてIDLEステートから次のステートへの遷移を要求する制御入力CTLIが入力されると、遷移要求検出回路22が、この遷移要求信号を検出して、出力する信号SBを“1”にアサートする。これにより、図6に示すように、マルチプレクサMXBにより、状態情報保持回路19に保持されている次のステートを示す値が選択されて状態記憶フリップフロップ15に出力される。
そして、時刻T23におけるクロックCLKの立ち上がりで、状態情報保持回路19に保持されている次のステートを示す値が状態記憶フリップフロップ15に記憶され、その出力QAがIDLEステートの次のステートを示す値になる。状態記憶フリップフロップ15の出力QAにより示される現在のステートマシンの状態がIDLEステートではなくなるため、状態監視回路21からの出力信号SAが“0”になる。したがって、マルチプレクサMXAにより、制御入力CTLIが選択されて外部入力として状態生成回路14に入力され、マルチプレクサMXCにより、状態抽出回路16の出力信号が選択されて状態出力STOとして出力されるように切り替わる。また、テストパターン生成回路20、期待値比較回路17、及び遷移要求検出回路22は、動作を停止する。
このようにして、テストモードから通常動作モードに復帰し、有限ステートマシン13は、通常の動作を行う(時刻T24、T25)。また、遷移要求信号を検出した次のクロックCLKの立ち上がりで、状態情報保持回路19に保持されている次のステートを示す値を状態記憶フリップフロップ15に記憶し、テストモードから通常動作モードへ速やかに復帰するので、通常の動作を阻害することなく、BIST回路によるステートマシンの試験(故障検出)を行うことができる。
本実施形態によれば、実動作中に、有限ステートマシン13の状態が特定のステートに遷移すると、テストモードに移行してBIST回路によるステートマシンの試験(故障検出)を行うことができる。テストモード中は、状態情報保持回路18に保持されている特定のステートを示す信号を状態出力STOとして外部に出力し続けるので、周辺回路等の外部に影響を及ぼすことなく、有限ステートマシン13の試験(故障検出)を実施することができる。また、特定のステートから次のステートへの遷移要求信号を検出した次のクロックの立ち上がりで、状態情報保持回路19に保持されている次のステートを示す値を状態記憶フリップフロップ15に記憶する。このようにしたことにより、テストモードから通常動作モードへ速やかに復帰でき、通常の動作を阻害することなく、有限ステートマシン13の試験(故障検出)を行うことができる。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
12 ロジック部
13 有限ステートマシン(FSM)
14 状態生成回路
15 状態記憶フリップフロップ
16 状態抽出回路
17 期待値比較回路
18 状態情報保持回路
20 テストパターン生成回路
21 状態監視回路
22 遷移要求検出回路
MXA、MXB、MXC マルチプレクサ

Claims (4)

  1. 現在の状態と外部入力とから次の状態を生成するとともに、状態を示す状態出力を外部に出力するステートマシンと、
    前記ステートマシンの試験を行う試験回路と、
    前記ステートマシンの状態が第1のステートであるか否かを監視する監視回路と、
    前記第1のステートから第2のステートへの前記ステートマシンの状態の遷移を要求する遷移要求信号を検出する検出回路とを有し、
    前記ステートマシンは、
    前記現在の状態を記憶する状態記憶回路と、
    前記状態記憶回路の出力と前記外部入力とから次の状態を生成する状態生成回路と、
    前記状態記憶回路の出力をデコードして前記状態出力を出力する状態抽出回路と、
    前記第1のステートを示す情報を保持する第1の保持回路と、
    前記第2のステートを示す情報を保持する第2の保持回路と、
    前記試験回路が前記ステートマシンの試験を実施していないときには外部からの制御入力を選択し、前記試験回路が前記ステートマシンの試験を実施しているときには前記試験回路からの試験入力を選択して、前記外部入力として前記状態生成回路に出力する第1のマルチプレクサと、
    前記試験回路が前記ステートマシンの試験を実施していないときには前記状態抽出回路の出力を選択し、前記試験回路が前記ステートマシンの試験を実施しているときには前記第1の保持回路に保持された情報を選択して、前記ステートマシンの状態出力として出力する第2のマルチプレクサと、
    前記試験回路が前記ステートマシンの試験を実施しているときに前記検出回路が前記遷移要求信号を検出すると、前記第2の保持回路に保持された情報を選択し、それ以外は前記状態生成回路の出力を選択して、前記状態記憶回路に出力する第3のマルチプレクサとを有し、
    前記試験回路が前記ステートマシンの試験を実施していないときに前記監視回路が前記ステートマシンの状態を前記第1のステートであると判定すると、前記試験回路が前記ステートマシンの試験を実施
    前記ステートマシンの試験の実施中は、前記ステートマシンは、前記ステートマシンの状態にかかわらず、前記第1の保持回路に保持された前記第1のステートを示す情報を前記ステートマシンの状態出力として外部に出力し、
    前記試験回路が前記ステートマシンの試験を実施しているときに前記検出回路が前記遷移要求信号を検出すると、前記試験回路は、前記ステートマシンの試験を停止し、前記ステートマシンは、前記状態生成回路が生成する次の状態に変えて、前記第2の保持回路に保持された情報を基に前記第2のステートを次の状態とすることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記試験回路は、
    テストパターンを生成する生成回路と、
    前記ステートマシンの出力値と期待値とを比較する比較回路とを有し、
    前記試験回路が前記ステートマシンの試験を実施していないときに前記監視回路が前記ステートマシンの状態を前記第1のステートであると判定すると、前記生成回路は、生成した前記テストパターンを前記ステートマシンに入力し、前記比較回路は、入力された前記テストパターンに応じた前記ステートマシンの出力値と、前記期待値とを比較することを特徴とする請求項記載の半導体集積回路。
  3. 前記監視回路は、前記ステートマシンの状態を前記第1のステートであると判定すると、前記検出回路が遷移要求信号を検出するまで前記ステートマシンの状態についての監視動作を停止することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体集積回路。
  4. 前記検出回路は、前記試験回路が前記ステートマシンの試験を実施していないときに前記監視回路が前記ステートマシンの状態を前記第1のステートであると判定すると動作を開始することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の半導体集積回路。
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