JP3233696B2 - 新規カルボン酸エステル誘導体、及びこれを含有する殺虫、殺ダニ剤 - Google Patents

新規カルボン酸エステル誘導体、及びこれを含有する殺虫、殺ダニ剤

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JP3233696B2 JP25532092A JP25532092A JP3233696B2 JP 3233696 B2 JP3233696 B2 JP 3233696B2 JP 25532092 A JP25532092 A JP 25532092A JP 25532092 A JP25532092 A JP 25532092A JP 3233696 B2 JP3233696 B2 JP 3233696B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なカルボン酸エステ
ル誘導体、及びこれを含有する殺虫、殺ダニ剤に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】天然ピレスロイド及び合成ピレスロイド
は、殺虫、殺ダニ作用を有することが知られている。し
かしながら、これらの作用はある分野においては、必ず
しも満足出来るものではない。一方、BHCやDDTな
どの有機塩素系殺虫剤は環境汚染や慢性毒性等の問題に
よって使用が禁止され、更にこれに替わるべき有機リン
酸エステル系及びカーバメート系殺虫剤においても諸分
野で抵抗性害虫問題が深刻化する兆しを見せており、こ
れらを背景として新しく更に優れた殺虫、殺ダニ剤の創
出が切望されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来殺虫剤
が有している問題点を解消し、殺虫、殺ダニ活性に優れ
るとともに、化学的安定性、安全性の高いピレスロイド
を開発する目的でなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本研究者らは鋭意研究を行った結果、請求項1で示
される新規なカルボン酸エステル誘導体を見い出し、実
用に供し得ることを確認して本発明を完成したのであ
る。本発明による請求項1で示されるカルボン酸エステ
ル誘導体は、新規化合物である。なお、請求項1で表わ
されるエステルには、カルボン酸及びアルコール中の立
体構造に基づく光学異性体あるいは幾何異性体が存在す
るが、これらのエステルも全て本発明に含まれる。次に
請求項1で示される化合物の代表例について、その合成
例を示すが、その合成ルートを図示すれば、次の如くで
ある。
【化3】
【0005】合成例1 α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロ
ビニル)シクロプロパンカルボキシレート α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジルアルコール 1.47g(7mM)とトリエチルア
ミン 1.01g(10mM)をジクロロメタン30mlに
溶解し、氷冷下、2,2−ジメチル−3−(2,2−ジ
クロロビニル)シクロプロパンカルボン酸クロライド
1.48g(7mM)を添加した。この反応液を室温にもど
し、室温で3時間攪拌したのち、反応液を30mlの5
%塩酸水溶液で洗い、さらに飽和食塩水30mlで洗っ
た。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥したのち、ジクロ
ロメタンを減圧濃縮し、得られた油状物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:ヘキ
サン=1:40)により精製して、無色油状物のα−エ
チニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシベンジ
ル 2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニ
ル)シクロプロパンカルボキシレート 1.86gを得た。
(収率69%)
【0006】合成例2 α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチ
レート α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジルアルコール1.05g(5mM)と2−(4−クロ
ロフェニル)−3−メチル酪酸 1.06g(5mM)をジ
クロロメタン30mlに溶解し、氷冷下、ジシクロヘキ
シルカルボジイミド 1.2g(6mM)を加え、室温で
12時間攪拌した。この反応液を、ろ過し、濃縮したの
ち、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;
酢酸エチル:ヘキサン=1:20)で精製して、無色油
状物の α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレン
ジオキシベンジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メ
チルブチレート 1.41gを得た。(収率70%)
【0007】本発明で用いられる化合物を例示すれば、
下記の如くである。化合物1
【化4】 α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパ
ンカルボキシレート化合物2
【化5】 α−エチニル−2−フルオロ−4,5−メチレンジオキ
シベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロ
パンカルボキシレート化合物3
【化6】 α−エチニル−2−ブロモ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパ
ンカルボキシレート化合物4
【化7】 α−エチニル−2−メチル−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパ
ンカルボキシレート化合物5
【化8】 α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシレート化合物6
【化9】 α−エチニル−2−フルオロ−4,5−メチレンジオキ
シベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート化合物7
【化10】 α−エチニル−2−ブロモ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシレート化合物8
【化11】 α−エチニル−2−メチル−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシレート化合物9
【化12】 α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシレート化合物10
【化13】 α−エチニル−2−フルオロ−4,5−メチレンジオキ
シベンジル 3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート化合物11
【化14】 α−エチニル−2−ブロモ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシレート化合物12
【化15】 α−エチニル−2−メチル−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシレート化合物13
【化16】 α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2,2−ジメチル−3−(1,2,2,2−
テトラブロモエチル)シクロプロパンカルボキシレート
化合物14
【化17】 α−エチニル−2−フルオロ−4,5−メチレンジオキ
シベンジル 2,2−ジメチル−3−(1,2,2,2
−テトラブロモエチル)シクロプロパンカルボキシレー
ト化合物15
【化18】 α−エチニル−2−ブロモ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2,2−ジメチル−3−(1,2,2,2−
テトラブロモエチル)シクロプロパンカルボキシレート
化合物16
【化19】 α−エチニル−2−メチル−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2,2−ジメチル−3−(1,2,2,2−
テトラブロモエチル)シクロプロパンカルボキシレート
化合物17
【化20】 α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブ
チレート化合物18
【化21】 α−エチニル−2−フルオロ−4,5−メチレンジオキ
シベンジル 3−メチル−2−フェニルブチレート化合
物19
【化22】 α−エチニル−2−ブロモ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 3−メチル−2−(4−メチルフェニル)ブ
チレート化合物20
【化23】 α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2−(4−メトキシフェニル)−3−メチル
ブチレート化合物21
【化24】 α−エチニル−2−メチル−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2−(4−クロロメチルフェニル)−3−メ
チルブチレート化合物22
【化25】 α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−
3−メチルブチレート化合物23
【化26】 α−エチニル−2−クロロ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2−(2−クロロ−4−トリフルオロメチル
フェニルアミノ)−3−メチルブチレート化合物24
【化27】 α−エチニル−2−フルオロ−4,5−メチレンジオキ
シベンジル 2−(2−クロロ−4−トリフルオロメチ
ルフェニルアミノ)−3−メチルブチレート化合物25
【化28】 α−エチニル−2−ブロモ−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2−(4−メチルフェニルアミノ)−3−メ
チルブチレート化合物26
【化29】 α−エチニル−2−メチル−4,5−メチレンジオキシ
ベンジル 2−(4−メチルフェニルアミノ)−3−メ
チルブチレート
【0008】本発明で用いられる化合物は、殺虫スペク
トルが広いこと、低毒性であること、安価であることか
ら、従来の有機リン剤、有機塩素系殺虫剤に替わる家庭
用ならびに農園芸用殺虫剤として使用することができ
る。本発明殺虫、殺ダニ剤の用途としてハエ、蚊、ゴキ
ブリ等の衛生害虫をはじめ、有機リン剤、カーバメート
剤抵抗性ツマグロヨコバイ、ウンカ類や、ニカメイチュ
ウ、カメムシ類、ヨトウガ、コナガ、タバコガ、マメゾ
ウムシ、ヤガ、モンシロチョウ、クリケムシ、ハマキ、
アブラムシ、カイガラムシ類の農業害虫、コクゾウ等の
貯殻害虫、ダニ類等の防除に極めて有効である。
【0009】なお、本発明の殺虫、殺ダニ剤にN−オク
チルビシクロヘプテンカルボキシイミド(商品名MGK
−264)、N−オクチルビシクロヘプテンカルボキシ
イミドとアリールスルホン酸塩との混合物(商品名MG
K−5026)、サイネピリン500、オクタクロロジ
プロピルエーテル、ピペロニルブトキサイドなどの共力
剤を加えると、その殺虫効果を一層高めることが出来
る。また、他の殺虫剤例えばフェニトロチオン、DDV
P、ダイアジノン等の有機リン剤、NAC、MTMC、
BPMC、PHC等のカーバメート剤、ピレトリン、ア
レスリン、フタールスリン、フェノトリン、ペルメトリ
ン、エムペントリン等の従来のピレスロイド系殺虫剤あ
るいは殺ダニ剤、殺菌剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長
調整剤、肥料その他の農薬を混合することによって効果
のすぐれた多目的組成物が得られ、労力の省力化、薬剤
間の相乗効果も充分期待しえるものである。
【0010】次に本発明で用いる化合物がすぐれたもの
であることを明らかにするため実施例及び効果の試験成
績を示す。
【0011】
【実施例1】本発明化合物(1) 0.2部に白灯油を加
えて全体を100部として0.2%油剤を得た。
【0012】
【実施例2】本発明化合物(4) 0.2部とピペロニル
ブトキサイド 0.8部に白灯油を加えて全体を100部
として油剤を得た。
【0013】
【実施例3】本発明化合物(1)20部にソルポールS
M−200(東邦化学登録商標名)10部、キシロール
70部を加えて攪拌混合溶解して20%乳剤を得た。
【0014】
【実施例4】本発明化合物(6) 0.4部、レスメトリ
ン 0.1部、オクタクロロジプロピルエーテル 1.5部を
精製灯油28部に溶解し、エアゾール容器に充填し、バ
ルブ部分を取りつけた後、該バルブ部分を通じて噴射剤
(液化石油ガス)70部を加圧充填してエアゾールを得
た。
【0015】
【実施例5】本発明化合物(1)0.5g、BHT 0.5g
を除虫菊抽出粕粉、木粉、デン粉などの蚊取線香用基材
99.0gに均一に混合し、公知の方法によって蚊取線香
を得た。
【0016】
【実施例6】本発明化合物(5)0.3部とクレー 99.7
部をよく粉砕混合して0.3%粉剤を得た。
【0017】
【実施例7】本発明化合物(8)40部、硅藻土35部、ク
レー20部、ラウリルスルホン酸塩3部、カルボキシメチ
ルセルローズ2部を粉砕混合して水和剤を得た。
【0018】
【効果実施例1】本発明の化合物の0.2%白灯溶液
(A)、0.2%とサイネピリン500、0.8%白灯溶液
(B)、0.1%とフタールスリン0.1%白灯溶液(C)及
びアレスリン、フタールスリンの夫々の0.2%の白灯溶
液につき、イエバエの落下仰転率を求め、供試薬剤の相
対有効濃度を算出し、更に24時間後の致死率を求めた
ところ表1の如くであった。( )は24時間後の致死
率を示す。
【0019】
【表1】
【0020】
【効果実施例2】(70cm)3ガラスチャンバー内に
アカイエカ成虫約50匹を放ち、電池式小型扇風機(羽
根の径13cm)を箱内に設置し、回転させる。そこへ
実施例5によって得られた本発明化合物(1),(4),
(6)の蚊取線香0.1gの両端に点火したものを入れると
30分以内に80%以上のアカイエカを落下仰転するこ
とが出来、翌日には、その80%以上を致死させること
が出来た。
【0021】
【効果実施例3】モモアカアブラムシの多数発生した一
面5〜6葉期の大根畑に実施例3によって得られた乳剤
のうち本発明化合物(1)、(2)、(5)、(1
1)、(17)、(19)、(23)、(24)を含む
各々の乳剤の水による1000倍希釈液を100l/反
あたり散布した。2日後の寄生率調査で散布前密度の1
/10以下に各区共に減少していた。
【0022】
【効果実施例4】鉢植えソラ豆へ殺虫成分を適用する1
日前に1本の木に対してアブラムシを約200匹寄生さ
せた。実施例7によって得られた水和剤のうち、
(1)、(3)、(6)、(8)、(9)、(12)、
(13)、(16)、(20)、(22)の4000倍
希釈液を害虫がついた葉へ圧縮空気スプレー法で10m
l/ポットあたり散布し、2日後の被害度を観察した。
その結果、いずれによっても被害度の増大は認められな
かった。
【0023】
【効果実施例5】実施例6によって得られた(4)、
(5)、(7)、(10)、(14)、(15)、(1
8)、(21)の各々の粉剤を直径14cmの腰高シャ
ーレ底面に2g/m2の割合で均一に散布し、底部1c
mを残してバターを襞壁面に塗布する。その中にチャバ
ネゴキブリ成虫を一群10匹として放ち、30分間接触
させ、新しい容器にゴキブリを移せば3日後にはいずれ
の粉剤によっても80%以上のゴキブリを殺虫すること
が出来た。
【0024】
【効果実施例6】(70cm)3ガラスチャンバー内に
アカイエカ成虫約50匹を放ち、電池式小型扇風機(羽
根の径13cm)を箱内に設置し、回転させる。本発明
化合物(5)、(8)、(13)、(19)各々40m
gを2.2cm×3.5cmのパルプ製マットに含浸し、これ
を加熱蒸散したところ、30分以内に80%以上のアカ
イエカを落下仰転することが出来、翌日には、その80
%以上を致死させることが出来た。
【0025】試験の結果、本発明化合物は、アレスリ
ン、フタールスリン等のピレスロイドよりも強い殺虫効
力を持ち、その実用性は極めて高い。
【0026】
【発明の効果】本発明の式Iで表わされる新規カルボン
酸エステル誘導体は、温血動物に対して低毒性である一
方、種々の害虫に対して、高い殺虫、殺ダニ活性を示
し、また化学的安定性においても優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−225443(JP,A) 特開 昭57−109750(JP,A) 特開 昭57−158739(JP,A) 南アフリカ共和国特許第6906043号 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 317/00 - 317/72 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式I 【化1】 (式中、R1は一般式(II),(III),(I
    V),(V),(VI)を表わし、R2はハロゲン原子
    又はメチル基を表わし、R3、R4同一のハロゲン原子
    を表わし、Xは、ブロモ原子を表わす。R5は、水素原
    子、ハロゲン原子、メチル基、メトキシ基、ハロメチル
    基、フルオロメトキシ基を表わし、R6、R7は同一又は
    相異なって水素原子、ハロゲン原子、フルオロメチル
    基、メチル基を表わす。)で表わされるカルボン酸エス
    テル誘導体。
  2. 【請求項2】次式I 【化2】 (式中、R1は一般式(II),(III),(I
    V),(V),(VI)を表わし、R2はハロゲン原子
    又はメチル基を表わし、R3、R4同一のハロゲン原子
    を表わし、Xは、ブロモ原子を表わす。R5は、水素原
    子、ハロゲン原子、メチル基、メトキシ基、ハロメチル
    基、フルオロメトキシ基を表わし、R6、R7は同一又は
    相異なって水素原子、ハロゲン原子、フルオロメチル
    基、メチル基を表わす。)で表わされるカルボン酸エス
    テル誘導体を含有する殺虫、殺ダニ剤。
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