JP3233561B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JP3233561B2
JP3233561B2 JP27926795A JP27926795A JP3233561B2 JP 3233561 B2 JP3233561 B2 JP 3233561B2 JP 27926795 A JP27926795 A JP 27926795A JP 27926795 A JP27926795 A JP 27926795A JP 3233561 B2 JP3233561 B2 JP 3233561B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
selection signal
read
array
write
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27926795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08212775A (ja
Inventor
和義 西
寛範 赤松
敏明 辻
久和 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP27926795A priority Critical patent/JP3233561B2/ja
Publication of JPH08212775A publication Critical patent/JPH08212775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3233561B2 publication Critical patent/JP3233561B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路、特
に間断なくデータを入出力する半導体集積回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ダイナミックRAM(以下DRA
Mと略す)に代表される半導体集積回路は3年で4倍の
ペースで大集積化の道を進んできている。この大集積化
の動きとともに専用チップ化の動きもあり、特に画像分
野への応用として、松下電子工業株式会社製のMN4700シ
リーズに代表される画像用DRAMが様々な形で製品化
されている。
【0003】画像用DRAMを用いたシステムの例を図
8に示す。このシステムは、入力される映像信号と1つ
前に入力された映像信号とを比較することにより映像信
号のノイズ成分を取り除いている。画像用DRAM51
では、行アドレスおよび列アドレスの1回の選択で同一
メモリセルに対してデータの読み出しおよび書き込みの
両方を行う、いわゆるリードモディファイライト動作が
行われている。つまり、画像用DRAM51では、行ア
ドレスおよび列アドレスが1回選択されると、1つ前に
入力された映像信号が読み出され、続いて同一アドレス
に新たな映像信号が書き込まれる。多くの場合におい
て、画像用DRAMからのデータの読み出しは間断なく
行われる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像用DRAMも汎用
のDRAMと同様に大容量化が要求されるようになって
いる。しかし、大容量化を実現しようとする場合、その
消費電力の大きさが問題となる。
【0005】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、間断なくデータを入出力で
き、かつ消費電力の小さい最適な構成の半導体記憶装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、複数のブロックを有する半導体記憶装置であって、
該複数のブロックには、複数の第1の選択信号および複
数の第2の選択信号が供給され、該複数のブロックのそ
れぞれは、メモリセルアレイと、該複数の第1の選択信
号のうちの対応する1つがアクティブであるときに該メ
モリセルアレイから複数のデータを同時に読み出すリー
ド回路と、同時に読み出された該複数のデータを1デー
タずつ時間的に連続して出力する並直列変換回路と、該
複数の第2の選択信号のうちの対応する1つによって制
御されるゲートであって、該対応する第2の選択信号が
アクティブであるときに該並直列変換回路からの該複数
のデータを出力するゲートとを備えており、該複数の第
2の選択信号は、いずれか1つがアクティブであるとき
には残りは全て非アクティブであり、そのことにより上
記目的を達成する。
【0007】前記複数の第1の選択信号のそれぞれは、
前記複数の第2の選択信号の対応する1つがアクティブ
になる前にアクティブになり、該それぞれの第1の選択
信号の継続時間は、該対応する1つの第2の選択信号の
継続時間と重複していてもよい。
【0008】本発明の他の半導体記憶装置は、複数のブ
ロックを有する半導体記憶装置であって、該複数のブロ
ックには、複数の第1の選択信号および複数の第2の選
択信号が供給され、該複数のブロックのそれぞれは、メ
モリセルアレイと、該複数の第1の選択信号のうちの対
応する1つがアクティブであるときに該メモリセルアレ
イから複数のデータを同時に書き込むライト回路と、連
続した該複数のデータを受け取り、同時にライト回路に
出力する直並列変換回路と、該複数の第2の選択信号の
うちの対応する1つによって制御されるゲートであっ
て、該対応する第2の選択信号がアクティブであるとき
に連続した該複数のデータを該直並列変換回路に出力す
るゲートとを備えており、該複数の第2の選択信号は、
いずれか1つがアクティブであるときには残りは全て非
アクティブであり、そのことにより上記目的を達成す
る。
【0009】前記複数の第1の選択信号のそれぞれは、
前記複数の第2の選択信号の対応する1つが非アクティ
ブになった後に非アクティブになり、該それぞれの第1
の選択信号の継続時間は、該対応する1つの第2の選択
信号の継続時間と重複していてもよい。
【0010】本発明のさらに他の半導体記憶装置は、複
数のブロックを有する半導体記憶装置であって、該複数
のブロックには、複数の第1の信号、複数の第2の信号
および複数の第3の信号が供給され、該複数のブロック
のそれぞれは、メモリセルアレイと、複数の第1の選択
信号のうちの対応する1つがアクティブであるときに、
該メモリセルアレイから複数のデータを同時に読み出
し、続いて該メモリセルアレイに複数の他のデータを同
時に書き込むリード/ライト回路と、同時に読み出され
た該複数のデータを1データずつ時間的に連続して出力
する並直列変換回路と、複数の第2の選択信号のうちの
対応する1つによって制御されるリード用トランスファ
ゲートであって、該対応する第2の選択信号がアクティ
ブであるときに該並直列変換回路からの該複数のデータ
を出力するリード用トランスファゲートと、連続した該
複数の他のデータを受け取り、同時に該リード/ライト
回路に出力する直並列変換回路と、複数の第3の選択信
号のうちの対応する1つによって制御されるライト用ト
ランスファゲートであって、該対応する第3の選択信号
がアクティブであるときに連続した該複数のデータを該
直並列変換回路に出力するライト用トランスファゲート
とを備えており、該複数の第2の選択信号は、いずれか
1つがアクティブであるときには残りは全て非アクティ
ブであり、該複数の第3の選択信号は、いずれか1つが
アクティブであるときには残りは全て非アクティブであ
り、そのことにより上記目的を達成する。
【0011】前記複数の第1の選択信号のそれぞれは、
前記複数の第2の選択信号の対応する1つがアクティブ
になる前にアクティブになり、かつ前記複数の第3の選
択信号の対応する1つが非アクティブになった後に非ア
クティブになり、該第1の選択信号のそれぞれの継続時
間は、該対応する1つの第2の選択信号の継続時間およ
び該対応する1つの第3の選択信号の継続時間と重複し
ていてもよい。
【0012】前記第1の選択信号および前記第2の選択
信号を発生する制御回路部をさらに備えていてもよい。
【0013】前記半導体記憶装置は、前記第1の選択信
号、前記第2の選択信号および前記第3の選択信号を発
生する制御回路部をさらに備えていてもよい。
【0014】前記制御回路部は、選択するブロックを示
している第1のアレイ選択信号が外部から入力される第
1の入力端子と、該第1のアレイ選択信号に基づいて前
記第1の信号を発生する第1の制御回路と、選択するブ
ロックを示している第2のアレイ選択信号が外部から入
力される第2の入力端子と、該第2のアレイ選択信号に
基づいて前記第2の信号を発生する第2の制御回路と、
選択するブロックを示している第3のアレイ選択信号が
外部から入力される第3の入力端子と、該第3のアレイ
選択信号に基づいて前記第2の信号を発生する第3の制
御回路とを備えていてもよい。
【0015】前記制御回路部は、選択するブロックを示
している共通アレイ選択信号が外部から入力される共通
入力端子と、該共通アレイ選択信号に基づいて前記第1
の信号、前記第2の信号、および前記第3の信号をそれ
ぞれ発生する第1、第2および第3の制御回路とを備え
ていてもよい。
【0016】前記制御回路部は、前記共通入力端子と前
記第1、第2および第3の制御回路との間に設けられ
た、前記共通アレイ選択信号を取り込んで保持する入力
ラッチをさらに備えていてもよい。
【0017】前記並直列回路は、同時に読み出された前
記複数のデータをNビットずつ時間的に連続したデータ
に変換して出力してもよい。
【0018】前記直並列回路は、前記連続した複数のデ
ータを受け取り、Nビットずつ時間的にパラレルに前記
リード/ライト回路に出力し、該リード/ライト回路
は、該Nビットの時間的にパラレルなデータを同時に前
記メモリセルアレイに書き込んでもよい。
【0019】前記複数のブロックは、1つのチップ上に
形成されていてもよい。
【0020】本発明の半導体記憶装置では、複数のブロ
ックのそれぞれに対して、ブロックへのデータの入力を
制御するための選択信号、ブロックからのデータの出力
を制御するための選択信号およびリード/ライト回路に
よるメモリセルアレイへのデータの入力およびデータの
出力を制御する選択信号の計3種類の信号を与える。こ
れにより、本発明の半導体記憶装置では、間断なくデー
タを入力、あるいは出力することができる。さらに、1
回の行アドレスまたは列アドレスの選択でデータの読み
出し及び書き込みの両方を同一のメモリセルに対して行
うリードもディファイライト動作においても、データが
入力されるタイミングとデータが出力されるタイミング
とが異なるにもかかわらず、間断のないデータの入出力
を実現することができ、かつ消費電力を小さくすること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】一般的に、消費電流を低減する方
法として、チップ内部のメモリセルアレイを複数のブロ
ックに分割し、ブロック単位で動作させる方法が知られ
ている。この技術は例えば特開平4-278284号公報に示さ
れている。本願発明者らは、画像用DRAMの消費電力
低減を実現するために、まず、ブロック分割の技術を従
来の画像用DRAMに適用することを検討した。図9に
ブロック分割技術を適用した半導体記憶装置100の構
成例を示す。
【0022】半導体記憶装置100は、ブロック11
9、120を有している。ブロック119、120は、
外部から与えられブロックアドレス入力端子121から
入力されるアドレスによりどちらかが選択されて動作
し、これにより消費電力の低減が実現される。ブロック
119、120は、ブロックアドレス入力端子121か
らのアドレスと外部からのデータとを受け取るセレクタ
101、102、セレクタからのデータに対して直並列
変換を行う直並列変換回路107、108、メモリセル
アレイ111、112、メモリセルアレイ111、11
2から読み出されたデータに対して並直列変換を行う並
直列変換回路115、116およびセレクタ103、1
04をそれぞれ備えている。
【0023】以下に、図9の半導体記憶装置の動作をリ
ードモディファイライト動作を行う場合を例として説明
する。例えば、ブロックアドレス入力端子121にブロ
ック119のアドレスが入力されると、ブロック119
内の構成要素は全て活性化される。セレクタ101に入
力されたデータは、データ線105を介して直並列変換
回路107に入力され、ここで直並列変換された後、デ
ータ線109を介してメモリセルアレイ111に書き込
まれる。メモリセルアレイ111から読み出されたデー
タは、データ線113を介して並直列変換回路115に
入力され、ここで並直列変換された後、データ線117
を介してセレクタ103を通って出力される。この間、
ブロック120内の各構成要素は活性化されていない。
【0024】このときのタイミングチャートを図10に
示す。本例では4ビットの並直列変換および直並列変換
を行なっている。ブロック119が選択され、セレクタ
101にデータW1〜W8が入力されると、データW1
〜W8は1サイクル単位で直並列変換されてからメモリ
セルアレイ111に送られる。メモリセルアレイ111
では、1サイクルのデータW1〜W4の書き込みに先立
って、これらのデータが書き込まれるアドレスに既に書
き込まれているデータが同時に読み出され、データR1
〜R4として並直列変換回路115に送られる。データ
の読み出しの後データW1〜W4が書き込まれる。同様
に、データW5〜W8の書き込み、およびそれに先だっ
てデータR5〜R8の読み出しが行われる。読み出され
たデータR1〜R8は、並直列変換回路115により直
列に変換された後ブロック119の出力データとしてセ
レクタ103から出力される。
【0025】続く書き込みデータW9〜W13の書き込
まれるアドレスがブロック120のメモリセルアレイ内
のアドレスである場合には、ブロックアドレス入力端子
121に入力される信号はブロック120を選択するよ
うに切り替わる。しかし、ブロック内の構成要素は全て
この信号により活性化されているので、ブロック119
のセレクタ103からデータR1〜R8が出力し終わる
までは、信号を切り替えることができない。このため、
1つのブロックへのデータ書き込み後すぐに異なるブロ
ックへのデータの書き込みを行うことができない。同様
に、1つのブロックからのデータ読み出し後すぐに異な
るブロックからのデータ読み出しを行うことも不可能で
ある。
【0026】このように、本願発明者らの検討から、従
来の画像用DRAMにブロック分割技術を単に適用した
だけでは、画像用DRAMに要求される間断のないデー
タの入出力とメモリの大容量化および消費電力低減との
両方を同時に実現させることはできないことが明らかに
なった。
【0027】次に本発明の半導体記憶装置を説明する。
本発明の半導体記憶装置は、ブロック分割技術が適用さ
れており、しかも間断のないデータ入出力が実現され得
る。図1は、本発明の半導体記憶装置10の構成を示す
ブロック図である。半導体記憶装置10は、メモリセル
アレイ1a、1bをそれぞれ備えているブロック0、1
を有している。メモリセルアレイ1a、1bは、1ビッ
トのデータを蓄えるメモリセルが行方向と列方向にそれ
ぞれm行とn列に配置され、m行×n列のデータを蓄え
る機能を有している。メモリセルアレイ1a、1bには
センスアンプ2a、2bが接続されており、それぞれ、
メモリセルアレイ1a、1b内のある一行分のメモリセ
ル内のデータを増幅する。センスアンプ2a、2bは、
ローカルデータバス13a、13bによりそれぞれリー
ド/ライト回路3a、3bに接続されている。ローカル
データバス13a、13bは、Nビット幅のローカルデ
ータバスLDB0(N:0)、LDB1(N:0)であ
り、これらを介してセンスアンプ2a、2bとリード/
ライト回路3a、3bとの間のデータの伝達が行われ
る。リード/ライト回路3a、3bは、リード動作時に
はそれぞれセンスアンプ2a、2bからの読みだしデー
タを増幅し、ライト動作時には書き込みデータをそれぞ
れセンスアンプ2a、2bに送る機能を有する。
【0028】リード/ライト回路3a、3bからの読み
出しデータは、リードデータバス14a、14bによっ
て並直列変換回路4a、4bに伝達される。リードデー
タバス14a、14bは、Nビット幅のリードデータバ
スRDB0(N:0)、RDB1(N:0)である。並
直列変換回路4a、4bは、それぞれリード/ライト回
路3a、3bからの時間的にパラレルなNビットずつの
読み出しデータを時間軸方向にシリアルなデータに変換
して出力する機能を有する。並直列変換回路4a、4b
からのシリアルなデータはトランスファゲート5a、5
bに伝達される。これらのトランスファゲート5a、5
bは、それぞれ、リードアレイ選択信号ARYR0、A
RYR1によりどちらかが選択された時に、それぞれ並
直列変換回路4a、4bからのシリアルなデータを外部
に出力する機能を有しており、選択されたトランスファ
ゲートからのデータは、出力バッファ6に伝達される。
ここから、トランスファゲート5a、5bのうちの選択
された方からのデータは、外部への出力データDout
として出力される。
【0029】外部からの書き込みデータDinは、入力
バッファ7によって増幅されてから、ブロック0、1内
のトランスファゲート8a、8bに入力される。トラン
スファゲート8a、8bは、ライトアレイ選択信号AR
YW0、ARYW1によりどちらかが選択された時に、
入力バッファ7からの書き込みデータを直並列変換回路
9a、9bのどちらかに伝達する。直並列変換回路9
a、9bは、トランスファゲート8a、8bからの時間
的にシリアルな書き込みデータをNビットずつそれぞれ
時間軸方向にパラレルなデータに変換し、それぞれ、ラ
イトデータバス15a、15bを介してリード/ライト
回路3a、3bに出力する。ライトデータバス15a、
15bはNビット幅のライトデータバスWDB0(N:
0)、WDB1(N:0)である。
【0030】上述したリードアレイ選択信号ARYR
0、ARYR1およびライトアレイ選択信号ARYW
0、ARYW1、さらにノーマルアレイ選択信号ARY
N0、ARYN1は、制御回路部16で生成される。ノ
ーマルアレイ選択信号ARYN0、ARYN1は、リー
ド/ライト回路3a、3bとセンスアンプ2a、2bと
を動作させるための信号である。なお、この例では制御
回路部16を半導体記憶装置10の内部に設けている
が、上述した選択信号を生成する回路は半導体記憶装置
10の外部に設けることも可能である。
【0031】制御回路部16は、リードアレイ制御回路
11、ライトアレイ制御回路12およびノーマルアレイ
制御回路17、ならびにこれらにそれぞれ接続されてい
る入力端子18、19、20を有している。リードアレ
イ制御回路11は、リード用アレイ選択信号入力端子1
8から、リード用アレイ選択信号ARYRを取り込みク
ロックLATRにより内部に取り込み、リードアレイ選
択信号ARYR0、ARYR1を生成し、これらをトラ
ンスファゲート5a、5bにそれぞれ出力する。ノーマ
ルアレイ制御回路17は、ノーマル用アレイ選択信号入
力端子19から、ノーマル用アレイ選択信号ARYNを
取り込みクロックLATNにより内部に取り込み、ノー
マルアレイ選択信号ARYN0あるいはARYN1をそ
れぞれリード/ライト回路3aとセンスアンプ2aある
いはリード/ライト回路3bとセンスアンプ2bに出力
する。ライトアレイ制御回路12は、ライト用アレイ選
択信号入力端子20から、ライト用アレイ選択信号AR
YWをクロックLATWにより内部に取り込み、ライト
アレイ選択信号ARYW0、ARYW1をトランスファ
ゲート8a、8bにそれぞれ出力する。
【0032】図2(a)および(b)は、本実施の形態
におけるリード用のトランスファゲート5a、5b、お
よびライト用のトランスファゲート8a、8bの内部回
路図である。本実施の形態では、トランスファゲート5
a、5b、8a、8bはいずれも一般的なN型トランジ
スタにより構成されている。また図3(c)は、本実施
の形態における制御回路部16の回路構成図である。制
御回路部16は、一般的なDフリップフロップにより構
成されている。
【0033】図4に、リード/ライト回路、センスアン
プ、およびこれらを接続するローカルデータバスの詳細
を示す。本実施の形態では、ローカルデータバス13
a、13b、リードデータバス14a、14bおよびラ
イトデータバス15a、15bのビット幅は全て4ビッ
トとしている。また、後で詳述するように、時間的にシ
リアルに入力される書き込みデータを、直並列変換回路
およびリード/ライト回路の2段階に分けて行ってい
る。直並列変換を2段階に分けて行うことにより、1段
階、つまり直並列変換回路のみによって直並列変換を行
うよりも、データバスの本数の減少によりデータバス幅
を小さくすることができる。また、メモリセルアレイへ
の書き込み動作および読み出し動作は、安定に行うため
には低速で行うことが好ましいので、直並列変換を1段
階で行うことにより高速化を図る必要もない。リード/
ライト回路によって読み出された時間的にパラレルなデ
ータに関しても同様に、リード/ライト回路および並直
列変換回路の2段階で時間的にシリアルなデータに変換
される。
【0034】次に、以上のように構成された半導体記憶
装置10の動作を説明する。まず、半導体記憶装置10
がライト動作のみ、すなわちデータの書き込みのみを行
う場合を図5を参照しながら説明する。以下の説明で
は、内部のパラレルなデータのビット幅がN=4ビット
の場合について説明する。
【0035】まず、外部入力のライト用アレイ選択信号
ARYWがライト用アレイ選択信号入力端子20から、
取り込みクロックLATWによりライトアレイ制御回路
12に取り込まれる。ライト用アレイ選択信号ARYW
によって示されるデータが書き込まれるべきアドレス
が、どのブロックのメモリセルアレイに属するかに応じ
て、ライトアレイ制御回路12は複数のライトアレイ選
択信号のうちのいずれか1つをアクティブにし、残りを
非アクティブにする。ここでは、ブロック0のメモリセ
ルアレイ1aのアドレスが選択された場合を説明する。
ライトアレイ制御回路12はライトアレイ選択信号AR
YW0をアクティブにし、ブロック1を選択するライト
アレイ選択信号ARYW1を非アクティブにする。これ
によりブロック0のライト用トランスファゲート8aが
オン状態になり、入力バッファ7は直並列変換回路9a
に接続される。ブロック1のライト用トランスファゲー
ト8bはオープン状態であり、入力バッファ7と直並列
変換回路9bは切り離されている。入力バッファ7には
外部から書き込みデータW1、W2、W3、・・・が順
次入力される。直並列回路9aは、書き込みデータW
1、W2、W3、・・・をNビットずつ、ここでは4ビ
ットずつパラレルなデータに変換し、ライトデータバス
15aであるWDB0(1)、WDB0(2)、WDB
0(3)およびWDB0(4)に与える。この時点で
は、Nビット(4ビット)のデータは同時にライトデー
タバス15aに出力され始めるわけではなく、図5に示
すように、順に出力が始まる。
【0036】ライトアレイ選択信号ARYW0がアクテ
ィブである期間は、ブロック0のメモリセルアレイ1a
に書き込まれるべきデータの個数×1個のデータの継続
時間と等しく、この期間を経過してライトアレイ選択信
号ARYW0が非アクティブになると同時に、他のライ
トアレイ選択信号、ここでは信号ARYW1がアクティ
ブになり、入力バッファ7からの書き込みデータはブロ
ック1に与えられる。一方、上述した動作中に、外部か
らノーマル用アレイ選択信号ARYNがノーマル用アレ
イ選択信号入力端子19を通してノーマルアレイ制御回
路17に入力され、取り込みクロックLATNにより取
り込まれる。ノーマルアレイ制御回路17は、ノーマル
用アレイ選択信号ARYNに応じて、ノーマルアレイ選
択信号ARYN0、ARYN1をアクティブにする。こ
こでは、データW1、W2、W3、・・・が書き込まれ
るべきアドレスがブロック0のメモリセルアレイ1aの
アドレスであるので、まずブロック0を選択する選択信
号ARYN0をアクティブにする。これにより、リード
/ライト回路3aと、図4に示すセンスアンプ2aを制
御するセンスアンプ制御回路201と、外部から入力さ
れるロウアドレスに基づいてメモリセルアレイ1a内の
1本のワード線を選択するロウデコーダ202とが活性
化され、ライトデータバス15aにNビット(4ビッ
ト)ずつ与えられた書き込みデータがリード/ライト回
路3aに入力される。リード/ライト回路3aは、受け
取った4ビットのデータW1、W2、W3、W4を同時
にローカルデータバスLDB0(4:0)13aを介し
てセンスアンプ2aに出力する。センスアンプ2aは、
これらのデータW1、W2、W3、W4を増幅してから
ビット線BL01〜BL04に与える。これにより、ワ
ード線WL0mとビット線BL01〜BL04によって
選択されるメモリセルにデータW1、W2、W3、W4
がそれぞれ書き込まれる。同様にして、次の4ビットの
データW5、W6、W7、W8はビット線BL05〜B
L08に同時に与えられる。このようにして、ブロック
0のメモリセルアレイ1aへのデータの書き込みが終了
する。他のブロック1のメモリセルアレイ1bへのデー
タの書き込みも同様にして行われる。
【0037】各ノーマルアレイ選択信号ARYN0、A
RYN1は、対応するブロックに入力されたデータが確
実にメモリセルに書き込まれるまでアクティブである必
要がある。このため、対応するライトアレイ選択信号A
RYW0、ARYW1がアクティブから非アクティブに
切り替わっても、データの全てをメモリセルに書き終わ
ってなければノーマルアレイ選択信号は切り替わらな
い。さらに、各ノーマルアレイ選択信号ARYN0、A
RYN1は、データをメモリセルに書き込む準備をする
ために、対応するブロックに入力されたデータが直並列
変換回路を経てリード/ライト回路に届くよりも前にア
クティブになっていなければならない。各ノーマルアレ
イ選択信号ARYN0、ARYN1のアクティブから非
アクティブに切り替わるタイミング、およびアクティブ
である期間(継続時間)は、以上の2つの条件を考慮し
て決定されていればよい。したがってノーマルアレイ選
択信号は、ライトアレイ選択信号とは異なり、複数が同
時にアクティブとなってもよい。本実施の形態では、図
5に示すように、ブロック0に与えられるノーマルアレ
イ選択信号ARYN0は、ブロック1に与えられるノー
マルアレイ選択信号ARYN1がアクティブに切り替わ
る時点よりも後までアクティブである。
【0038】上述したようにタイミングの設定されたラ
イトアレイ選択信号およびノーマルアレイ選択信号を用
いることにより、異なるブロックのメモリセルアレイへ
のデータの書き込みを間断なく行うことが可能となる。
【0039】次に、半導体記憶装置10がリード動作の
み、すなわちデータの読み出しのみを行う場合を図6を
参照しながら説明する。
【0040】まず、外部入力のリード用アレイ選択信号
ARYRがリード用アレイ選択信号入力端子18から、
取り込みクロックLATRによりリードアレイ制御回路
11に取り込まれる。リード用アレイ選択信号ARYR
によって示されるデータが読み出されるべきアドレスが
どのブロックのメモリセルアレイに属するかに応じて、
リードアレイ制御回路11は、複数のリードアレイ選択
信号のうちの1つをアクティブにし、残りを全て非アク
ティブにする。ここでは、端子18に入力された信号A
RYRがブロック0のメモリセルアレイ1aのアドレス
を示している場合を説明する。リードアレイ制御回路1
1は、ブロック0を選択するリードアレイ選択信号AR
YR0をアクティブにし、ブロック1を選択するリード
アレイ選択信号ARYR1を非アクティブにする。これ
によりブロック0のリード用トランスファゲート5aが
オン状態になり、出力バッファ6は並直列変換回路4a
に接続される。ブロック1のリード用トランスファゲー
ト5bはオープン状態であり、出力バッファ6と並直列
変換回路4bとは切り離されている。
【0041】また、複数のリードアレイ選択信号の1つ
がアクティブになるのに先立って、ノーマルアレイ制御
回路17は、対応するブロックに与えられるノーマルア
レイ選択信号をアクティブにする。このタイミングにつ
いては後述する。ここでは、ノーマルアレイ制御回路1
7はブロック0に与えられるノーマルアレイ選択信号A
RYN0をアクティブにする。それによりリード/ライ
ト回路3a、センスアンプ制御回路201およびロウデ
コーダ202が活性化され、まずワード線WL0mとビ
ット線BL01〜BL04とによって選択されるメモリ
セルからデータR1、R2、R3、R4が同時に読み出
される。読み出されたデータR1、R2、R3、R4は
センスアンプ2aによって増幅されてから、ローカルデ
ータバス13aを介してリード/ライト回路3aに与え
られる。続いて、同様にしてワード線WL0mとビット
線BL05〜WL08とによって選択されるメモリセル
からデータR5、R6、R7、R8が同時に読み出され
てリード/ライト回路3aに出力される。読み出された
データは、4ビットずつ同時に並直列変換回路4aに与
えられ、ここで時間的にシリアルなデータに変換されて
からリード用トランスファゲート5aに出力される。リ
ード用トランスファゲート5aは、上述したようにリー
ドアレイ選択信号ARYR0によってオン状態になって
おり、並直列変換回路4aからのシリアルなデータを出
力バッファ6に出力する。
【0042】リードアレイ選択信号ARYR0がアクテ
ィブである期間は、ブロック0のメモリセルアレイ1a
から読み出されるべきデータの個数×1個のデータの継
続時間に等しく、この期間が終了する時点は、ブロック
0のトランスファゲート5aから全てのデータが出力さ
れた時点である。リードアレイ選択信号ARYR0が非
アクティブに切り替わると同時に他のリードアレイ選択
信号、ここではARYR1がアクティブになり、ブロッ
ク1のリード用トランスファゲート5bを介してブロッ
ク1のメモリセルアレイ1bから読み出されたデータが
出力バッファ6に出力され始める。
【0043】また、各ノーマルアレイ選択信号は、その
ブロックのメモリセルからデータが読み出され、リード
/ライト回路から出力され終わるまでの間アクティブで
あればよい。したがって、対応するリードアレイ選択信
号が非アクティブに切り替わる前にノーマルアレイ選択
信号が非アクティブに切り替わってもよい。しかし、各
ノーマルアレイ選択信号が非アクティブからアクティブ
に切り替わるタイミングは、対応するリードアレイ選択
信号がアクティブに切り替わるタイミングよりも前でな
ければならない。より具体的には、ノーマルアレイ選択
信号がアクティブになるタイミングは、対応するリード
アレイ選択信号がアクティブになると同時にシリアルな
データを出力し始めることができるように設定される。
各ノーマルアレイ選択信号がアクティブである期間は、
上記2つの点を考慮して決定される。したがって、リー
ドアレイ選択信号はいずれか1つがアクティブであれば
残りは全て非アクティブであるのに対して、ノーマルア
レイ選択信号は複数が同時にアクティブであってもよ
い。本実施の形態では、図6に示すように、ブロック0
に与えられるノーマルアレイ選択信号ARYN0が非ア
クティブになるよりも前に、つまりブロック0のメモリ
セルアレイ1aからのデータの読み出しが終わるよりも
前に、ブロック1に与えられるノーマルアレイ選択信号
ARYN1がアクティブに切り替わり、ブロック1のメ
モリセルアレイ1bからのデータの読み出しが始まる。
【0044】このように切り替わりのタイミングが設定
されたノーマルアレイ選択信号およびリードアレイ選択
信号を用いることにより、異なるブロックのメモリセル
アレイから読み出されたデータを間断なく出力すること
が可能となる。
【0045】続いて、半導体記憶装置10がリードモデ
ィファイライト動作を行う場合を図7を参照しながら説
明する。リードモディファイライト動作では、ノーマル
アレイ選択信号の切り替わりタイミングは、ライトアレ
イ選択信号およびリードアレイ選択信号の両方の切り替
わりタイミングを考慮して決定される。
【0046】まず、外部から端子20に入力されるライ
ト用アレイ選択信号ARYWによっていずれか1つのブ
ロックが選択され、そのブロックに与えられるライトア
レイ選択信号がアクティブにされる。残りのライトアレ
イ選択信号は非アクティブのままである。ここでは、ブ
ロック0が選択されるものとする。続いて、上述したラ
イト動作のときと同様にして、外部から入力バッファ7
に入力されたデータがブロック0のライト用トランスフ
ァゲート8aを介して直並列変換回路9aに入力され、
ここでNビット(ここでは4ビット)ずつ時間的にパラ
レルなデータに変換された後、ライトデータバスWDB
(N:0)15aに与えられる。
【0047】一方、これと並行して、上記ライト用アレ
イ選択信号ARYWが示しているアドレスと同じアドレ
スを示すノーマル用アレイ選択信号ARYNが端子19
からノーマルアレイ制御回路17に入力される。これに
応じて、ノーマルアレイ制御回路17は、複数のノーマ
ルアレイ選択信号のうちの1つ、ここではブロック0を
選択するためのノーマルアレイ選択信号ARYN0をア
クティブにする。これにより、リード/ライト回路3
a、センスアンプ制御回路201およびロウデコーダ2
02が活性化され、上述したリード動作のときと同様に
してメモリセルアレイ1aからデータが読み出され、セ
ンスアンプ2aによって増幅されてからリード/ライト
回路3aからリードデータバスLDB(N:0)14a
上に出力される。続いて、ライトデータバス15aから
の書き込みデータがリード/ライト回路3aに与えら
れ、センスアンプ2aを介して、先にデータが読み出さ
れたメモリセルに書き込まれる。このように、1回のア
ドレスの選択で、同一のメモリセルに対してデータの読
み出しと書き込みの両方とを行う。
【0048】さらに、上記ライト用アレイ選択信号AR
YW、ノーマル用アレイ選択信号ARYNが示している
アドレスと同じアドレスを示すリード用アレイ選択信号
ARYRが端子20からリードアレイ制御回路12に入
力される。これに応じて、リードアレイ制御回路12
は、複数のリードアレイ選択信号のうちの1つ、ここで
はブロック0を選択するためのリードアレイ選択信号A
RYR0をアクティブにする。これによりブロック0の
並直列変換回路4aがリード用トランスファゲート5a
を介して出力バッファ6に接続され、リードデータバス
LDB(N:0)14a上に同時に出力された読み出し
データは、並直列変換回路4aによって時間的にシリア
ルなデータに変換した後に出力バッファ6に出力され
る。読み出されたデータが全て出力バッファ6に出力さ
れ終わると、リードアレイ選択信号ARYR0は非アク
ティブに切り替わり、同時に他のリードアレイ選択信号
がアクティブになる。
【0049】上述したようにして本発明の半導体記憶装
置10のリードモディファイライト動作が行われる。こ
の動作において、各選択信号がアクティブである期間、
およびアクティブから非アクティブに切り替わるタイミ
ングは以下のように決定される。まず、各ライトアレイ
選択信号がアクティブである期間は、ライト動作の説明
において述べたように書き込むべきデータの個数×1個
のデータの継続時間に相当する。あるブロックに与えら
れるライトアレイ選択信号がアクティブから非アクティ
ブに切り替わると、それと同時に他のブロックの1つに
与えられるライトアレイ選択信号がアクティブに切り替
わる。つまり、複数のブロックに与えられるライトアレ
イ選択信号のうち、いずれか1つのブロックに与えられ
るもののみがアクティブである。各リードアレイ選択信
号も同様に、読み出されるデータの個数×1個のデータ
の継続時間に相当する期間だけアクティブであり、複数
のブロックに与えられるリードアレイ選択信号のうちい
ずれか1つがアクティブであれば、残りは非アクティブ
である。
【0050】各ノーマルアレイ選択信号がアクティブに
なるタイミングは、以下の2つの条件を考慮して決定さ
れる。まず、書き込まれるデータが直並列変換回路を経
てライトデータバスRDB(N:0)上に出力され、リ
ード/ライト回路に入力される直前までに、ノーマルア
レイ選択信号はアクティブになり、リード/ライト回路
を活性化しておく必要がある。また、リードアレイ選択
信号がアクティブに切り替わると同時にデータを出力バ
ッファに出力することができるように、リードアレイ選
択信号がなる直前までにリード/ライト回路およびセン
スアンプを活性化してデータをメモリセルから読み出し
て時間的にシリアルなデータに変換しておく必要があ
る。これらの2つの条件を満足するように、各ノーマル
アレイ選択信号がアクティブになるタイミングは決定さ
れる。図7の例では、ノーマルアレイ選択信号はライト
アレイ選択信号と同期してアクティブに切り替わってい
るが、これらは必ずしも同期していなくてもよい。
【0051】また、各ノーマルアレイ選択信号は、書き
込みデータを完全に書き込み、メモリセルアレイから読
み出されたデータを全て出力し終わるまでアクティブで
あればよい。図7の例では、ノーマルアレイ選択信号は
リードアレイ選択信号と同期して非アクティブに切り替
わっているが、これらは必ずしも同期していなくてもよ
い。さらに、上述したように各ノーマルアレイ選択信号
がアクティブになるタイミングおよび非アクティブにな
るタイミングを設定しているので、例えば図7に示すよ
うに、複数のブロックに与えられるノーマルアレイ選択
信号が同時にアクティブであり得る。
【0052】以上説明したように、ブロック分割技術を
採用した半導体記憶装置10において、複数のブロック
のそれぞれを、ブロックへのデータの入力を制御する信
号であるライトアレイ選択信号、ブロックからのデータ
の出力を制御する信号であるリードアレイ選択信号、お
よびブロック内でのメモリセルアレイへのアクセスを制
御する信号であるノーマルアレイ選択信号の3種類の信
号を用いて制御することにより、リードモディファイラ
イト動作を行う場合においても、間断なくデータの入出
力を行うことができる。
【0053】なお、本実施の形態ではトランスファゲー
ト5a、5b、8a、8bがn型トランジスタの場合に
ついて説明したが、これがp型トランジスタの場合で
も、リードアレイ選択信号ARYR0、ARYR1およ
びライトアレイ選択信号ARYW0、ARYW1の論理
を反転させれば同様にして説明可能である。また、トラ
ンスファゲート5a、5b、8a、8bをそれぞれ図2
(c)、図2(d)のようなCMOS構成とした場合も
同様にして説明可能であり、他の同等の機能の回路とし
てもよい。
【0054】また、本実施の形態では、半導体記憶装置
10がメモリセルアレイを有するブロックを2個備えて
いる場合を説明したが、ブロックの個数が3個以上にな
った場合も同様にして説明可能である。
【0055】また、本実施の形態では内部のパラレルな
データのビット幅がN=4ビットの場合について説明し
たが、N=2、N=3、N≧5の場合も同様にして説明
可能である。
【0056】上述した例では、リードアレイ制御回路、
ノーマルアレイ制御回路およびライトアレイ制御回路の
3つを有するアレイ選択制御回路として、図3(c)に
示す構成の回路を用いた。しかし、図3(a)および
(b)に示す構成のアレイ選択制御回路を用いても、同
様の効果を得ることができる。
【0057】図3(a)はアレイ選択制御回路の構成の
他の例を示す図である。図3(a)において、リードア
レイ制御回路32、ノーマルアレイ制御回路33、およ
びライトアレイ制御回路34はそれぞれ上述したリード
アレイ制御回路11、ノーマルアレイ制御回路17およ
びライトアレイ制御回路12と同等の機能を有してい
る。ここでは、各制御回路に対して、リード用アレイ選
択信号入力端子18、ライト用アレイ選択信号入力端子
20、ノーマル用アレイ選択信号入力端子19の3つの
端子を別個に用いる代わりに、共通アレイ選択信号入力
端子31を用いている。共通アレイ選択信号入力端子3
1には、上述した例におけるリード用アレイ選択信号A
RYRとライト用アレイ選択信号ARYWとノーマルア
レイ選択信号ARYNとの論理和の信号が共通アレイ選
択信号ARYC1として外部から入力される。このよう
な構成のアレイ選択制御回路を用いた場合においても、
上述した例と同様にして説明可能である。なお、Dフリ
ップフロップを他の同等の機能の回路としてもよい。図
3(a)の構成のアレイ選択制御回路を用いた場合には
上述した例に比べて、入力端子数を減少させることがで
きるので、チップ面積を減少させ、チップコストを減少
させることができる。
【0058】図3(b)はアレイ選択制御回路のさらに
他の例を示す図である。図3(b)において、リードア
レイ制御回路37、ノーマルアレイ制御回路38、ライ
トアレイ制御回路39はそれぞれ上述した例のリードア
レイ制御回路11とノーマルアレイ制御回路17とライ
トアレイ制御回路12と同等の機能を有している。ここ
では、共通アレイ選択信号入力端子35と各制御回路3
7、38、39との間に入力ラッチ36を設け、入力ラ
ッチ36により、外部からの共通アレイ選択信号ARY
C2を取り込み後、一定時間保持する。共通アレイ選択
信号入力端子35には、リードアレイ選択信号、ノーマ
ルアレイ選択信号およびライトアレイ選択信号の3つの
論理和の信号が共通アレイ選択信号ARYC2として外
部から入力される。このような構成のアレイ選択制御回
路を用いた場合においても、上述した例と同様にして説
明可能である。なお、Dフリップフロップを他の同等の
機能の回路としてもよい。また、図3(b)の構成のア
レイ選択制御回路を用いた場合には、図3(a)の構成
とした場合に比べて、共通アレイ選択信号ARYCの入
力タイミング条件を緩和でき、外部コントロール回路を
簡略化できる。
【0059】また、本実施の形態の半導体記憶装置10
では、各ブロックの構成要素、すなわちメモリセルアレ
イ、センスアンプ、ライト用トランスファゲート、直並
列回路、リード/ライト回路、並直列回路、およびリー
ド用トランスファゲートを全て1チップ上に形成してい
る。しかし、必ずしも1ブロックを構成する全ての構成
要素を同一チップ上に形成しなくてもよい。本実施の形
態では、直並列回路および並直列回路をも含めた全ての
構成要素を同一チップ上に形成し、かつ直並列変換およ
び並直列変換を2段階で行っているので、データバス幅
を小さくすることができ、それにより1チップのサイズ
を小さくすることができる。
【0060】
【発明の効果】本発明による半導体記憶装置はメモリセ
ルアレイにデータの入出力を行なうリード/ライト回路
と直並列変換回路と並直列変換回路に対し、ライトアレ
イ選択信号により制御されるライト用トランスファゲー
トとリードアレイ選択信号により制御されるリード用ト
ランスファゲートを介して、データのやり取りを行なう
ことによって、リードモディファイライト動作を行ない
かつ、間断なくデータを入出力し、アレイ分割により消
費電力を小さくすることが可能となり、高性能な間断な
くデータを入出力する半導体記憶装置を提供でき、本半
導体記憶装置を用いたシステムの性能も向上させること
ができる。また、容易に高性能な半導体記憶装置が実現
できることから、チップの設計期間が短縮でき、新たな
品種への展開が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の構成例を示す図であ
る。
【図2】図1の半導体記憶装置のトランスファゲートの
構成例を示す図であり、(a)および(c)はライト用
トランスファゲート、(b)および(d)はリード用ト
ランスファゲートの構成例である。
【図3】(a)〜(c)は、それぞれ、図1の半導体記
憶装置のアレイ選択制御回路の構成例を示す図である。
【図4】図1の半導体記憶装置のリード/ライト回路周
辺の構成例を詳細に示す図である。
【図5】本発明の半導体記憶装置のライト動作時のタイ
ミングチャートである。
【図6】本発明の半導体記憶装置のリード動作時のタイ
ミングチャートである。
【図7】本発明の半導体記憶装置のリードモディファイ
ライト動作時のタイミングチャートである。
【図8】画像用半導体記憶装置を用いたシステムを示す
図である。
【図9】半導体記憶装置の構成図
【図10】半導体記憶装置のタイミング図
【符号の説明】
1a、1b メモリセルアレイ 3a、3b リード/ライト回路 4a、4b 並直列変換回路 5a、5b トランスファゲート 8a、8b トランスファゲート 9a、9b 直並列変換回路 11、32、37 リードアレイ制御回路 12、34、39 ライトアレイ制御回路 17、33、38 ノーマルアレイ制御回路 18 リード用アレイ選択信号入力端子 19 ノーマル用アレイ選択信号入力端子 20 ライト用アレイ選択信号入力端子 31、35 共通アレイ選択信号入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷 久和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−318391(JP,A) 特開 平6−76567(JP,A) 特開 昭61−117789(JP,A) 特開 平5−234364(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/40 - 11/41

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブロックを有する半導体記憶装置
    であって、該複数のブロックには、複数の第1の信号、
    複数の第2の信号および複数の第3の信号が供給され、
    該複数のブロックのそれぞれは、 メモリセルアレイと、 複数の第1の選択信号のうちの対応する1つがアクティ
    ブであるときに、該メモリセルアレイから複数のデータ
    を同時に読み出し、続いて該メモリセルアレイに複数の
    他のデータを同時に書き込むリード/ライト回路と、 同時に読み出された該複数のデータを1データずつ時間
    的に連続して出力する並直列変換回路と、 複数の第2の選択信号のうちの対応する1つによって制
    御されるリード用トランスファゲートであって、該対応
    する第2の選択信号がアクティブであるときに該並直列
    変換回路からの該複数のデータを出力するリード用トラ
    ンスファゲートと、 連続した該複数の他のデータを受け取り、時間的にパラ
    レルに該リード/ライト回路に出力する直並列変換回路
    と、 複数の第3の選択信号のうちの対応する1つによって制
    御されるライト用トランスファゲートであって、該対応
    する第3の選択信号がアクティブであるときに連続した
    該複数のデータを該直並列変換回路に出力するライト用
    トランスファゲートと、 を備えており、 該複数の第2の選択信号は、いずれか1つがアクティブ
    であるときには残りは全て非アクティブであり、該複数
    の第3の選択信号は、いずれか1つがアクティブである
    ときには残りは全て非アクティブであり、 前記複数の第1の選択信号のそれぞれは、前記複数の第
    2の選択信号の対応する1つがアクティブになる前にア
    クティブになり、かつ前記複数の第3の選択信号の対応
    する1つが非アクティブになった後に非アクティブにな
    り、該第1の選択信号のそれぞれの継続時間は、該対応
    する1つの第2の選択信号の継続時間および該対応する
    1つの第3の選択信号の継続時間と重複している、 半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の選択信号、前記第2の選択信
    号および前記第3の選択信号を発生する制御回路部をさ
    らに備えている、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路部は、選択するブロックを
    示している第1のアレイ選択信号が外部から入力される
    第1の入力端子と、 該第1のアレイ選択信号に基づいて前記第1の選択信号
    を発生する第1の制御回路と、 選択するブロックを示している第2のアレイ選択信号が
    外部から入力される第2の入力端子と、 該第2のアレイ選択信号に基づいて前記第2の選択信号
    を発生する第2の制御回路と、 選択するブロックを示している第3のアレイ選択信号が
    外部から入力される第3の入力端子と、 該第3のアレイ選択信号に基づいて前記第3の選択信号
    を発生する第3の制御回路と、 を備えている請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記制御回路部は、選択するブロックを
    示している共通アレイ選択信号が外部から入力される共
    通入力端子と、 該共通アレイ選択信号に基づいて前記第1の信号、前記
    第2の信号、および前記第3の信号をそれぞれ発生する
    第1、第2および第3の制御回路と、 を備えている請求項2に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記制御回路部は、前記共通入力端子と
    前記第1、第2および第3の制御回路との間に設けられ
    た、前記共通アレイ選択信号を取り込んで保持する入力
    ラッチをさらに備えている、請求項4に記載の半導体記
    憶装置。
  6. 【請求項6】 前記並直列回路は、同時に読み出された
    前記複数のデータをNビットずつ時間的に連続したデー
    タに変換して出力する、請求項1に記載の半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 前記直並列回路は、前記連続した複数の
    データを受け取り、Nビットずつ時間的にパラレルに前
    記リード/ライト回路に出力し、該リード/ライト回路
    は、該Nビットの時間的にパラレルなデータを同時に前
    記メモリセルアレイに書き込む、請求項1に記載の半導
    体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記複数のブロックは、1つのチップ上
    に形成されている、請求項1から7のうちのいずれか1
    つに記載の半導体装置。
JP27926795A 1994-10-28 1995-10-26 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP3233561B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27926795A JP3233561B2 (ja) 1994-10-28 1995-10-26 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26531494 1994-10-28
JP6-265314 1994-10-28
JP27926795A JP3233561B2 (ja) 1994-10-28 1995-10-26 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08212775A JPH08212775A (ja) 1996-08-20
JP3233561B2 true JP3233561B2 (ja) 2001-11-26

Family

ID=26546931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27926795A Expired - Fee Related JP3233561B2 (ja) 1994-10-28 1995-10-26 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3233561B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2347230C (en) * 1998-10-23 2005-12-20 Octave Communications, Inc. Serial-to-parallel/parallel-to-serial conversion engine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08212775A (ja) 1996-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4627103B2 (ja) 半導体記憶装置及びその制御方法
JP3976156B2 (ja) シングル及びダブルデータ転送兼用の半導体メモリ装置
JPS6118837B2 (ja)
US4422160A (en) Memory device
JPH0430677B2 (ja)
US7861043B2 (en) Semiconductor memory device, semiconductor integrated circuit system using the same, and control method of semiconductor memory device
US6597626B2 (en) Synchronous semiconductor memory device
KR100191088B1 (ko) 반도체 기억장치
JP2004519811A (ja) 多重プリフェッチi/o構成を備えるデータパスを有するメモリデバイスおよび方法
EP0388175B1 (en) Semiconductor memory device
JP2509004B2 (ja) 半導体記憶装置
JP3233561B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH09198862A (ja) 半導体メモリ
EP0276852A2 (en) Random access memory device with nibble mode operation
JP3161254B2 (ja) 同期式メモリ装置
JPH05314763A (ja) 半導体記憶装置
JP2970513B2 (ja) 半導体記憶装置およびその制御方法
JPH10177790A (ja) メモリ素子のプリフェッチ方法及びこれを適用したメモリ構造
JP2973895B2 (ja) 半導体記憶装置
JP3284281B2 (ja) 半導体記憶装置
JP3154506B2 (ja) 半導体装置
JPH0512883A (ja) シーケンシヤルメモリ
JPH10269774A (ja) 半導体記憶装置
JPH1196752A (ja) 半導体記憶装置
JP3344630B2 (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010910

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees