JP3232794U - シンク - Google Patents

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元晴 小越
元晴 小越
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Abstract

【課題】清掃・メンテナンス作業の容易性を向上させた油水分離装置を備えたシンクを提供する。【解決手段】シンク部1と、前記シンク部1の下部空間Kに配置された油水分離装置2とを備えたシンクであって、油水分離装置2はシンク部1の下部空間Kに対してガイド機構4を介して前方に引き出し可能に備えたことにより、油水分離装置2をシンク部1から完全に引き出して清掃作業を行うことができ、清掃・メンテナンス作業の容易性を高めその利便性をより一層向上させることが出来る。【選択図】図1

Description

本考案は、油水分離装置を備えたシンクに関するものである。
従来、飲食店の厨房から排出される厨房排水は、一般に、厨芥(生ごみ)と、油脂分と、水分とを含む。厨房排水に含まれている厨芥および油脂分は、直接下水道に排出されないように、グリーストラップ(油水分離装置)を用いて厨房排水から分離して回収していた。そして、厨房排水から分離した油脂分を容易に排出できる油水分離装置を備えたシンクがある。このシンクは、シンク部と、前記シンク部から供給された厨芥と油脂分と水分とを含む厨房排水を処理する油水分離装置とを備え、前記油水分離装置は、比重の差によって前記厨房排水を油脂分相と水相とに分離するとともに前記厨芥を沈殿させるグリーストラップ部と、前記グリーストラップ部の底面に開閉可能に設置され、前記グリーストラップ部内の前記厨房排水を排出する排水口と、 前記油脂分相を排出する油脂分排出装置とを有し、前記油脂分排出装置は、上下方向に延在し、前記排水口と連通する筒状の本体と、前記本体の下部に設けられ、前記排水口に接続される接続部と、前記本体の側面に設けられた油脂分流入口とを有していた(特許文献1)。
特開2020−59992号公報
しかし、従来のシンクでは、油水分離装置の清掃・メンテナンス作業のためにシンク部を取り外す必要があり作業性に問題があった。
そこで、本考案は、清掃・メンテナンス作業の容易性を向上させた油水分離装置を備えたシンクを提供することを目的とする。
請求項1記載の本考案のシンクは、シンク部と、前記シンク部の下部空間に配置された油水分離装置とを備えたシンクであって、前記油水分離装置は前記シンク部の下部空間に対してガイド機構を介して前方に引き出し可能に備えたことを特徴とする。
請求項2記載の本考案のシンクは、前記ガイド機構は、前記シンク部の下部空間に設けたガイドレールと、前記油水分離装置の下部に設けられ前記ガイドレールと係合可能なレール係合部を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の本考案のシンクは、 前記油水分離装置の下部に、前記シンクの接地面と接地可能な移動手段を備えたことを特徴とする。
請求項4記載の本考案のシンクは、前記シンク部の器具排水管を前記油水分離装置の後部に接続したことを特徴とする。
請求項5記載の本考案のシンクは、前記シンク部の後部に前記器具排水管を保持する保持フレームを備えたことを特徴とする。
請求項6記載の本考案のシンクは、前記油水分離装置が前記シンク部の下部空間に格納状態において、前記器具排水管が前記保持フレームに非接触となるような切り欠き部を備えたことを特徴とする。
請求項7記載の本考案のシンクは、前記ガイドレールの後部を前記シンク部の下部の補強材に取り付けるための取付孔を、前記油水分離装置の引き出し方向と直交する方向に長手方向を有する長孔としたことを特徴とする。
請求項8記載の本考案のシンクは、前記器具排水管をフレキシブル管とすることを特徴とする。
請求項9記載の本考案のシンクは、前記シンク部の下部に前記油水分離装置と並設された給湯装置を備えたことを特徴とする。
請求項10記載の本考案のシンクは、前記シンク部は、複数の槽を左右方向に並設したものとしたことを特徴とする。
請求項1の考案によれば、油水分離装置をシンク部から完全に引き出して清掃作業を行うことができ、清掃・メンテナンス作業の容易性を高めその利便性をより一層向上させることが出来る。
請求項2の考案によれば、油水分離装置の引き出し動作を安定させることができる。
請求項3の考案によれば、重量のある油水分離装置に対してガイド機構に係る荷重を軽減して、油水分離装置の引き出し動作をさらに安定させることができる。
請求項4の考案によれば、油水分離装置の引き出し動作の邪魔にならない構成にすることができる。
請求項5の考案によれば、器具排水管をシンク部の後部の保持フレームにまとめることで、油水分離装置の引き出し動作の邪魔にならない構成にすることができる。
請求項6の考案によれば、格納状態の器具排水管が折れ曲がっていても、保持フレームと非接触の状態とすることで、油水分離装置の引き出し動作の繰り返しにおいても、器具排水管の破損を防ぐことができる。
請求項7の考案によれば、油水分離装置の引き出し動作によるガイドレールの左右方向の歪みを補強材の長孔によって対応することで、油水分離装置の引き出し動作を安定させることができる。
請求項8の考案によれば、器具排水管を油水分離装置の動作に追従させることができる。
請求項9の考案によれば、シンク部の下部空間を有効利用することができる。
請求項10の考案によれば、様々な形態のシンク部に対応したシンクを提供することができる。
本考案の実施例1において、油水分離装置をシンクの下部空間に格納状態としたシンクの正面図である。 同上、シンクの背面図である。 同上、シンクの平面図である。 同上、シンクの底面図である。 同上、シンクの左側面図である。 同上、シンクの右側面図である。 同上、図1におけるA―A断面図である。 同上、油水分離装置をシンクの下部空間から完全に引き出した状態としたシンクの右側面図である。 同上、シンクの正面側斜視図である。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
以下、本考案の第1実施例を図1〜図9を参照して説明する。本実施例のシンクは、シンク部1と、シンク部1の下部空間Kに配置された油水分離装置2とを備えている。
シンクは、シンク部1から排出される排水から油脂類を除去した後これを床排水口に排出する油水分離装置2と、この油水分離装置2にシンク部1からの排水を導く器具排水管3と、シンク1(槽1a,2a,3a)の下部空間Kに対して油水分離装置2を出し入れするときにこれを案内するガイド機構4と、油水分離装置2による処理後の排水(夾雑物である油脂類を除去した処理水)等を床排水口に導く移送管5とを有する。
シンク1は、図示の例に限定されるものではないが、複数本(例えば5本)のシンク脚部6により床面7から一定の高さに支持された例えば3つの槽1a,2a,3aを備え、各槽1a,2a,3aの底面には槽1a,2a,3a内の水を排出する槽排水口1b,2b,3bをそれぞれ有する。尚、シンクの槽の数は、1つや2つであっても良く、4つ以上とすることも可能である。複数のシンク脚部6のそれぞれの間には、水平方向に備えた複数の補強材8が配置されている。
シンク部1のシンク脚部6に囲まれた下部空間Kには、油水分離装置2の隣には給湯装置9が設置されている。
各槽排水口1b,2b,3bから延びる器具排水管3、3、3は一つの配管にまとめられて、シンク部1の後方のシンク脚部6の間に設置された保持フレーム10に固定されている。尚、保持フレーム10にて一つにまとめられた器具排水管3は、油水分離装置2とフレキシブル管Fを介して接続されている。
保持フレーム10はシンク部の左右方向において、油水分離装置2側を切り欠いた切り欠き部10aが形成されている。
ガイド機構4は、油水分離装置2の底面の左右に前後方向(油水分離装置2の引出し方向)に延びる一対のレール係合部11、11を設ける一方、補強材8に前後方向に延びるように架設され、レール係合部11、11と相対摺動可能に係合する一対のガイドレール12、12を設ける。ガイド機構4は、一対のレール係合部11、11と一対のガイドレール12、12による一対のスライド動作により、油水分離装置2の引き出し動作を安定したものとしている。
油水分離装置2の底面におけるレール係合部11、11間の前方には、油水分離装置2の移動手段としてのキャスター13を備えている。
シンク部1の槽1a,2a,3aには図示しない水栓をそれぞれ備えており、これら水栓には上水道管及び給湯装置9からの図示しない給水管が接続される。
油水分離装置2の内部構造ならびに油脂類を捕捉する原理は、特定のものに限定されず、例えば前記従来の油水分離装置と同様の構造を採用することが出来るが、油水分離装置2の内部に図1及び図2において破線で示すような複数の隔壁を設けて油水分離装置2内を仕切り、これにより油水分離装置2の導入口と排出口との間に順に、導入室、阻集室および排水室を形成する。これら各室を仕切る隔壁は、油水分離装置2内の排水水位(排水面)より上方まで起立する一方、下端を油水分離装置2の底板の上面から上方に離間させてあり、この間隙により隣接する室同士が連通し、排水の通過が可能である。また、これら油水分離装置2の各室を形成する隔壁の下流側には、油水分離装置2の底板の上面から上方に立ち上がり、上記隔壁の下端の高さと略同一か又は若干大きな高さを有する堰板を設ける。この堰板は、油水分離装置2に沿って導入室から排水室へ排水が短絡的に流れることを防ぐと共に、隔壁の下部間隙を通過した排水の流れを阻集室(および排水室)において上昇させることで、排水面への油脂類の浮上を促進させる機能を果たすものである。阻集室の中間位置に隔壁を設けても、これを省いても、あるいは隔壁や堰板を更に適宜の枚数を追加しても構わない。
本実施例のシンクは、シンク部1と、シンク部1の下部空間Kに配置された油水分離装置2とを備えたシンクであって、油水分離装置2はシンク部1の下部空間Kに対してガイド機構4を介して前方に引き出し可能に備えたことにより、油水分離装置2をシンク部1の下部空間Kから完全に引き出して清掃作業を行うことができ、清掃・メンテナンス作業の容易性を高めその利便性をより一層向上させることが出来る。
また、ガイド機構4は、シンク部1の下部空間Kに設けたガイドレール12と、油水分離装置2の下部に設けられガイドレール12と係合可能なレール係合部11を備えたことにより、油水分離装置2の引き出し動作を安定させることができる。
また、油水分離装置2の下部に、シンクの接地面7と接地可能な移動手段としてのキャスター13を備えたことにより、重量のある油水分離装置2に対してガイド機構4に係る荷重を軽減して、油水分離装置2の引き出し動作をさらに安定させることができる。
また、シンク部1の器具排水管3を油水分離装置2の後部に接続したことにより、油水分離装置2の引き出し動作の邪魔にならない構成にすることができる。
また、シンク部1の後部に器具排水管3を保持する保持フレーム10を備えたことにより、器具排水管3をシンク部1の後部の保持フレーム10にまとめることで、油水分離装置2の引き出し動作の邪魔にならない構成にすることができる。
また、油水分離装置2がシンク部1の下部空間Kに格納状態において、器具排水管3が保持フレーム10に非接触となるような切り欠き部10aを備えたことにより、格納状態の器具排水管3が折れ曲がっていても、保持フレーム10と非接触の状態とすることで、油水分離装置2の引き出し動作の繰り返しにおいても、器具排水管3の破損を防ぐことができる。
また、ガイドレール12の後部をシンク部1の下部の補強材8に形成された取付孔8aを油水分離装置2の引き出し方向と直交する方向に長手方向を有する長孔としたことにより、油水分離装置2の引き出し動作によるガイドレール12の左右方向の歪みを補強材8の長孔8aによって対応することで、油水分離装置2の引き出し動作を安定させることができる。
また、器具排水管3の油水分離装置2側にフレキシブル管Fを備えることにより、器具排水管3を油水分離装置2の動作に追従させることができる。
また、シンク部1の下部に油水分離装置2と並設された給湯装置9を備えたことにより、シンク部1の下部空間Kを有効利用することができる。
また、シンク部1は、複数の槽1a、2a、3aを左右方向に並設しており、様々な形態のシンク部1に対応したシンクを提供することができる。
本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、ガイド機構4の構成のガイドレール、レール係合部の個数や配置箇所については適宜変更可能である。また、キャスター13の設置位置や個数についても適宜変更可能である。尚、油水分離装置2は、ガイドレールから取り外すことが可能である。
1 シンク部
1a、2a、3a 槽
2 油水分離装置
3 器具排水管
4 ガイド機構
8 補強材
8a 取付孔
10 保持フレーム
10a 切り欠き部
11 レール係合部
12 ガイドレール
13 キャスター(移動手段)
F フレキシブル管
K 下部空間

Claims (10)

  1. シンク部と、
    前記シンク部の下部空間に配置された油水分離装置とを備えたシンクであって、
    前記油水分離装置は前記シンク部の下部空間に対してガイド機構を介して前方に引き出し可能に備えたことを特徴とするシンク。
  2. 前記ガイド機構は、
    前記シンク部の下部空間に設けたガイドレールと、
    前記油水分離装置の下部に設けられ前記ガイドレールと係合可能なレール係合部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシンク。
  3. 前記油水分離装置の下部に、前記シンクの接地面と接地可能な移動手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のシンク。
  4. 前記シンク部の器具排水管を前記油水分離装置の後部に接続したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシンク。
  5. 前記シンク部の後部に前記器具排水管を保持する保持フレームを備えたことを特徴とする請求項4に記載のシンク。
  6. 前記油水分離装置が前記シンク部の下部空間に格納状態において、前記器具排水管が前記保持フレームに非接触となるような切り欠き部を備えたことを特徴とする請求項5に記載のシンク。
  7. 前記ガイドレールの後部を前記シンク部の下部の補強材に取り付けるための取付孔を、前記油水分離装置の引き出し方向と直交する方向に長手方向を有する長孔としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のシンク。
  8. 前記器具排水管をフレキシブル管とすることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のシンク。
  9. 前記シンク部の下部に前記油水分離装置と並設された給湯装置を備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のシンク。
  10. 前記シンク部は、複数の槽を左右方向に並設したものとしたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のシンク。
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