JP3232490B2 - 簡易会議システム - Google Patents

簡易会議システム

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JP3232490B2
JP3232490B2 JP1995493A JP1995493A JP3232490B2 JP 3232490 B2 JP3232490 B2 JP 3232490B2 JP 1995493 A JP1995493 A JP 1995493A JP 1995493 A JP1995493 A JP 1995493A JP 3232490 B2 JP3232490 B2 JP 3232490B2
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光秋 渡辺
友典 猪腰
学 秋元
義次 内山
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示タブレットを
用いて電子情報を表示して建設工事現場で作業打合せ等
に用いる簡易会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば建設工事の作業所における1日の
就労作業員は、その作業所で管理対象となる作業員全員
のうちの約1/5程度であるといわれている。つまり、
種々の業種や業者の作業員が毎日就労しているが、作業
工程に応じて日単位で頻繁に作業員の交代が行われてい
るということである。
【0003】また、一般に、ある程度の規模の作業所で
は、1日単位でも関係する会社(業者)や職種が数十か
ら百にもなり、工期に合わせた作業の進行、進行具合の
確認、調整のためには、その打合せが不可欠である。
【0004】したがって、このように種々の業種や業者
が入り交じって施工する建築工事等の作業所では、特に
作業開始時や定時に事前打合せ等を行って作業予定・安
全指示書を発行することが非常に重要になってくる。
【0005】図10は作業予定・安全指示書の例を示す
図である。
【0006】作業予定・安全指示書は、例えば図10に
示すように関連会社や下請け業者等の会社、職種、予
定、実績、作業内容、安全指示、職長、工事種類、作業
場所、階、部位等の項目からなり、これを1日単位でま
とめても数十から百にも近い行数になる。したがって、
これらを大きな紙に書き込むにしても、何枚もの紙が必
要になり、それら全体を整理することが大変である。ま
た、このような打合せでは、作業予定・安全指示書だけ
でなく、搬出入車両の確認表や揚重機類の使用予定表、
危険作業指示用図面、作業内容配置図面、工程管理表等
も作業の確認等のため同時に必要となる。そのために、
これらの表や図面を提示する広いスペースも必要とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように毎日関係
する会社や職種が入れ替わり、その数も多い作業所にお
いて、これら会社や職種、その他の項目を逐一確認して
作業予定・安全指示書による打合せを行うには、項目数
が多くなるため、作業予定・安全指示書のサイズが大き
くなり打合せの準備や進行に際して効率が悪いという問
題がある。
【0008】例えば早出・残業等は、日常的にいずれか
の作業で行われ、この届出の把握と照明等の点検も1つ
の主要な管理業務であるが、会社や場所等が多数分散さ
れているため、それらの入力のための負担が大きい。
【0009】また、最近の無足場工法を採用している作
業所においては、天井等の高所作業用にテーブルリフト
型やクローラブームリフト型等の高所作業車が導入され
ている。特に、大規模の工事では、例えばクレーンや高
所作業車等の機材類が数百台にも達する。そして、これ
らは、リース契約により作業所に導入され、必要に応じ
て貸し出しを行っている。また、職長毎に数台ずつ預け
ておく場合もあるが、この場合にも余分にある業者と不
足している業者があって、全体としてはリース台数が多
めになっている。
【0010】しかし、実際には、無管理状態であるため
借り出し・返却状況が明確でなく、現場に放置されたま
まのものが多いという問題がある。特にバッテリー方式
のものでは、バッテリーが放電してしまうと使用不能と
なるため、そのまま放置されてしまう。また、高層ビル
では、空きの機材があってもそれを捜し出すのに時間を
要する。その結果、遊びの機材が多くなり、着工から竣
工まで例えば20ヵ月もかかるような大規模工事では、
その間の空きの機材に対し膨大なリース費用がかかって
しまうという問題が生じる。
【0011】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、広いスペースがなくても通常の打合せスペースで
多くの情報を扱うことができ、少人数でも効率よく、ま
た、異なる場所でも同時に作業打合せ等を行うことがで
きる簡易会議システムを提供することを目的とするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、複
数の子側データ処理手段、前記複数の子側データ処理手
段に接続され前記複数の子側データ処理手段の入力デー
タを集中管理する親側データ処理手段、および前記親側
データ処理手段に接続され前記親側データ処理手段で集
中管理される前記複数の子側データ処理手段の入力デー
タを格納するデータファイルからなる簡易会議システム
であって、前記各子側データ処理手段は、液晶表示面か
ら手書き入力可能な液晶表示タブレットと、該液晶表示
タブレットの表示データと入力データを処理する子側デ
ータ処理装置と、該子側データ処理手段の入出力データ
を格納する記憶手段と、前記子側データ処理装置のデー
タとファクシミリ信号との間の変換を行うFAXアダプ
タと、前記子側データ処理手段のデータとビデオ信号と
の間の変換を行うビデオアダプタとを備え、前記親側デ
ータ処理手段は、前記子側データ処理手段の入力データ
を取り込み、イメージデータをコードデータに変換する
データ変換手段を備え、前記子側データ処理手段におい
て、前記液晶表示タブレットから入力されたイメージデ
ータをそのまま前記記憶手段に格納して前記親側データ
処理手段の要求に応じて送信し、コードデータが返送さ
れてきたとき前記記憶手段に前記イメージデータと置換
して格納することを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明の簡易会議システムでは、液晶表示面か
ら手書き入力可能な液晶表示タブレット、該液晶表示タ
ブレットの表示データと入力データを処理する子側デー
タ処理装置、該子側データ処理手段の入出力データを格
納する記憶手段、子側データ処理装置のデータとファク
シミリ信号との変換を行うFAXアダプタ、子側データ
処理手段のデータとビデオ信号との変換を行うビデオア
ダプタを備えるので、端末の構成からプリンタやディス
プレイ、キーボードを省き、出力手段として一般のFA
Xやモニタテレビを接続することができる。また、複数
の子側データ処理手段を接続して各子側データ処理手段
の入力データを集中管理する親側データ処理手段、及び
親側データ処理手段に接続され各子側データ処理手段の
入力データを格納するデータファイルを備えたので、共
通の処理を親側データ処理手段で行い、親側のデータフ
ァイルでデータの共用化することにより、子側の構成を
簡素化、小型化することができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の簡易会議システムの1実施例
を示す図、図2はデータ処理装置における処理の流れを
説明するための図である。1は液晶表示タブレット、2
は子側データ処理装置、3はメモリ、4はFAX、5−
1、5−2は切り換え器、6はモニタTV、7は親側デ
ータ処理装置、8はデータファイル、11〜13はアダ
プタ、14は変換プログラム、15は編集プログラムを
示す。
【0015】図1において、液晶表示タブレット1は、
液晶表示機能とペン入力機能とを有するものであり、ペ
ン入力機能では、特殊のペンを用いてタッチ入力により
表示画面上の選択肢等を指示したり、イメージ入力より
手書き文字や線画を描画入力する。子側データ処理装置
2は、液晶表示タブレット1に表示する画面の切り換え
や選択肢のタッチ入力、描画されたイメージ入力の処
理、FAX4への入出力処理、モニタTV6への出力処
理、親側データ処理装置7との通信処理を行う端末側C
PUである。メモリ3は、端末側の入出力データを格納
するものであり、液晶表示タブレット1から入力作成さ
れた作業指示書や機械貸出し書、クレーン手配表等の管
理データを格納する。切り換え器5−1は、FAX4を
電話回線か子側データ処理装置2に切り換え接続を行う
ものであり、FAX4は、電話回線を通して通常のファ
クシミリ通信を行うと共に子側データ処理装置2のプリ
ンタ及びイメージスキャナとして併用するものである。
モニタTV6は、必要に応じて画像データ等の表示を行
うものであり、切り換え器5−2は、モニタTV6をア
ンテナ回線か子側データ処理装置2に切り換え接続する
ものである。AD11は、子側データ処理装置2のプリ
ント出力データをFAX4の例えばイメージデータに変
換しFAX4で読み込んだイメージデータを子側データ
処理装置2の入力データに変換するアダプタであり、A
D12は、親側データ処理装置7との通信を行うための
アダプタであり、AD13は、子側データ処理装置2の
表示出力データをモニタTV6用のビデオ信号に変換す
るアダプタである。
【0016】以上の構成は、例えば各階の作業室その他
の各作業現場に設けられる。親側データ処理装置7は、
複数の端末が接続され中央の管理室等に設けられる親C
PUであり、変換プログラム14や編集プログラム15
等を有し、端末で入力されたイメージデータのコード変
換、編集を行ってデータファイル8を整理したり、必要
に応じて端末へデータを送出するものである。変換プロ
グラム14は、例えばパターンマッチングを行って手書
き文字のイメージデータを認識して文字コードデータに
変換したり、手書きにより描画した表等のイメージデー
タを線画コードデータに変換するものであり、編集プロ
グラム15は、項目のソートや検索を行ってデータを整
理するものである。データファイル8は、各種の一覧デ
ータや各端末で作成された作業指示書や機械貸出し書、
クレーン手配表等の管理データを格納するものである。
【0017】親側データ処理装置7では、図2に示すよ
うに例えば定期的に端末を順に呼び出し(ステップS
1)、各端末からイメージデータを含む入力データを取
り込む(ステップS2)。そして、イメージデータの認
識、コードデータへの変換処理を行った後(ステップS
3)、ソートその他の編集処理を行って(ステップS
4)、データファイル8に格納する(ステップS5)。
同時に、変換したコードデータを端末へ返送する(ステ
ップS6)。
【0018】親側データ処理装置7による上記処理に対
し、端末側の子側データ処理装置2では、液晶表示タブ
レットから入力されたデータをメモリ3に格納してお
き、親側からの呼び出しがあるのを待って(ステップS
11)、入力データを親側へ送出する(ステップS1
2)。その後、親側からイメージデータをコードデータ
に変換して返送されてきたのを取り込み(ステップS1
3)、メモリ内のイメージデータをコードデータに置換
する(ステップS14)。
【0019】図3は初期メニュー画面の例を示す図、図
4は作業指示書等のデータの管理テーブルの例を示す
図、図5は子側における帳票等の作成、更新処理を説明
するための図である。
【0020】端末側のデータ処理装置2では、図3に示
すような初期メニュー画面を表示することによって各帳
票等を例えば管理テーブルでメモリ3の格納状態を管理
しながら作成、更新を行う。その管理テーブルは、例え
ば図4に示すように各帳票等毎に「有無」、「処理」フ
ラグとデータポインタDPを有するものである。「有
無」フラグは、端末側のメモリ3に既にそのデータがあ
るとき「1」にし、まだないとき「0」にする。「処
理」フラグは、端末において作成、更新処理をしたまま
の状態でデータがメモリ3に格納されているとき「1」
にし、図2で説明した処理を行ってイメージデータをコ
ードデータに置換したとき「0」にする。データポイン
タDPは、そのデータの格納位置を指すものである。
【0021】したがって、図4に示す管理テーブルの例
によると、作業指示書は、端末側のメモリ3に既に格納
されたものがあって、しかもデータが作成、更新処理を
したままの状態で「01」の場所に格納されていること
を表している。しかし、機械貸出し書は、端末側のメモ
リ3に既に格納されたデータがあるが、図2の処理が終
了し「02」の場所にデータが格納されていることを表
しており、クレーン手配表は、端末側のメモリ3にまだ
データがないことを表している。つまり、管理テーブル
の「処理」フラグが「1」のデータは、親側にまだ送信
していないデータであることを示しているので、データ
処理装置2では、親側から呼び出しがあった場合、管理
テーブルの「処理」フラグが「1」のデータを送信し、
図2の処理が行われ「処理」フラグが「0」に書き換え
られる。
【0022】各帳票等の作成、更新では、図3に示す初
期メニューにある選択肢の帳票等の欄のいずれかがタッ
チ入力されると、図5に示す処理が実行される。まず、
図4の管理テーブルを参照し(ステップS21)、「有
無」フラグが「1」か「0」かを調べる(ステップS2
2)。「有無」フラグが「0」の場合には親側にデータ
送信を依頼し(ステップS23)。そして、親側からデ
ータが送信されてきた場合、「有無」フラグが「1」の
場合にはメモリ3におけるデータポインタDPの場所か
らデータを読み出して液晶表示タブレット1に表示し更
新モードを実行する(ステップS24〜S25)。つま
り、この場合には、親側のデータファイル8に格納され
た標準のフォーマットデータを利用したり、他の端末で
作成されたデータを利用する。親側からデータなしの情
報を受信した場合には、作成モードに切り換える(ステ
ップS24〜S26)。管理テーブルの名称欄から新た
な帳票であるか否かを調べ(ステップS27)、新たな
帳票である場合には、その名称を名称欄に登録して作成
されたデータをメモリ3に格納すると共に、その場所を
データポインタDPに登録して「有無」フラグ、「処
理」フラグに「1」を書く(ステップS28)。既に名
称が登録されている帳票については、作成、更新された
データをメモリ3に格納すると共に、その場所をデータ
ポインタDPに登録し「有無」フラグ、「処理」フラグ
に「1」を書く(ステップS29)。なお、「処理」フ
ラグに設定された「1」は、図2の処理(ステップS1
4)が実行されたとき「0」に書き換えられる。
【0023】本出願人は、既に例えば特開平1ー320
521号公報に記載されている電子黒板会議システム
を、また、例えば特開昭62ー82455号公報に記載
されている作業所管理システムを提案しているが、これ
らを本発明の簡易会議システムに組み合わせて使用する
ことができる。電子黒板会議システムは、電子黒板を画
面として電子OHPで画像を投影表示するものであり、
これを大部屋に配置したとすると、本発明の端末を小部
屋に配置するように構成してもよい。
【0024】図6は液晶表示タブレットに表示される画
面の例を示す図、図7はデータ構成を示す図である。
【0025】作業予定・安全指示書は、先に述べたよう
に項目数、行数が共に多く、画面に表示しきれないた
め、図6に示す例では、所定の行数で項目を分割して表
示している。したがって、1日分の作業予定・安全指示
書は、数頁で構成され、数日分が管理される。そこで、
電子黒板に投影する作業予定・安全指示書の画面には、
画面の切り換え選択や処理モード選択等のキーが設けら
れる。
【0026】図6(イ)において、例えば41は頁選択
切り換えキーであり、数字が選択されるとその選択され
た数の頁に画面を切り換えるものである。42は画面選
択切り換えキーであり、A(搬出入車両の確認表)、B
(危険作業指示用図面)、C(作業内容配置図面)、…
…等、その選択により対応する所定の画面に切り換える
ものである。43はシフト操作キーであり、項目が入り
きらず横(右)側がオーバーフローしている画面をシフ
トするものである。44は日指定キーであり、年月日の
数字部分が選択されると、ポップアップでテンキーを表
示し、テンキーでの指定により対応する年月日の作業予
定・安全指示書の画面に切り換える。そして、45は処
理モード選択キーであり、例えば入力キーではデータを
入力(実行、確定)するモードにし、項目取消キーでは
項目を選択的に取り消すモードにし、書込キーでは各項
目にデータを書き込むモードにする。
【0027】次に、予め設定されたフォーマットで全く
情報の入力されていない作業予定・安全指示書がデータ
処理装置で展開され画面に表示されたものとして全体の
操作概要を説明する。
【0028】まず、処理モード選択キー45で書込モー
ドにする。これは、表示画面をデータ処理装置が管理
し、書込と表示した所定領域内の座標値を書込モードと
するように処理することによって行われる。つまり、書
込と表示した所定領域内の1点が特殊の入力ペンで指示
されると、画面上でその座標値が認識され、データ処理
装置に転送される。データ処理装置では、画面の状態か
らその座標値が書込モードの選択キーであることを認識
し、書込モードで次の入力情報を待つ。
【0029】そこで、入力ペンで図示斜線の領域が指示
され座標値が入力されると、データ処理装置では、会社
の項目が選択されたことを認識し、ウインドウ(ポップ
アップ画面)46により図示のように手書入力と会社リ
ストを表示する。会社リストは、予め登録されている会
社であり、会社名を選択指示することによって項目の入
力が行われる。そのため、例えば図7に示すように各項
目毎に木構造のデータ構造が採用され、項目が選択さ
れると、項目毎にデータの一覧を出力しさらにその下
層にも必要に応じてデータを有している。そして、こ
の会社リストにない場合に手書入力となる。
【0030】手書入力の場合には、さらに図6(ロ)に
示すように手書入力のウインドウ47と共に入力領域4
8を表示する。なお、図6(ロ)は(イ)でシフト操作
キー43により切り替えられた右側の画面の例を示して
いるので、図6(イ)で手書入力となった場合には、同
図上に手書入力のウインドウ47と共に入力領域48を
表示することは勿論である。そして、この入力領域48
に入力ペンで会社名が書き込まれ、さらに入力の処理モ
ード選択キー45が選択されると、データ処理装置で
は、その座標値をイメージデータで会社の項目における
会社名として入力処理する。この処理によって、図6
(イ)の斜線領域には手書入力された会社名がそのまま
表示される。このようにして各項目が書き込まれる。
【0031】上記のようにして作業予定・安全指示書が
設定され、処理モード選択キー45の項目削除、挿入、
移動、複写の各キーは、書き込み設定されたデータにつ
いてそれぞれの処理を行うものである。また、作業予定
・安全指示書は、FAX4から読み込んでも設定できる
ようにしてもよいことはいうまでもない。
【0032】次に、機材の使用予定や残業予定、配送経
路の登録等を管理する例を説明する。図8は機材予定表
の画面の例を示す図、図9は線画データの記憶例を説明
するための図である。
【0033】機材予定表は、クレーンや高所作業車等の
機材の使用予定を記入し機材の稼働管理を行うものであ
る。機材の場合、例えばタワークレーンのような大型の
機材は1日に数業者に使われるが、テーブルリフターの
ような小型の機材は、1日単位で1業者に専有で使用さ
れる。このようにそれぞれの機材を業者毎に専有して使
用する小型の適用例を示したのが図8(イ)、(ロ)、
数業者で時間割当てをして共用する大型の適用例を示し
たのが(ハ)である。
【0034】例えば小型用の機材予定表は、会社名と機
材名と使用予定時間の欄からなり、大型用の機材予定表
は、会社名と使用予定時間と作業内容の欄からなる。そ
して、会社名の欄を指示すると、(イ)に示すように登
録された会社名のリストがウインドウで表示され、その
リストの中の会社名を指示すると、(ロ)に示すように
その会社名が機材予定表の会社名の欄に書き込まれる。
これらは、液晶表示タブレットに表示された機材予定表
の位置との照合によって、指示された位置の会社名の
欄、リスト中の会社名が認識され、処理されるためであ
る。機材名についても同様であり、作業日についてはウ
インドウにカレンダーやテンキーが表示される。また、
使用予定時間の欄は、使用開始と使用終了の時間の位置
をそれぞれ指示することによって、(ロ)、(ハ)に示
すようなバーが描画される。また、作業内容について
は、手書きモードによって記入される。勿論、会社名や
機材名についても、登録リストにない場合には、手書き
モードで記入され、作業内容についても、登録していれ
ば登録リストから指示するように構成してもよい。
【0035】また、早出・残業については、作業領域の
変更が頻繁に生じるので、まず、FAXから各フロアの
平面図等をイメージ入力する。そして、それを液晶表示
タブレットに表示し、例えば矩形領域の場合には四隅を
ポイント指示すると共に区画記号を入力して区画登録を
行う。しかる後、機材予定表と同様に早出・残業予定表
を表示し、会社名、区画残業時間の設定入力を行う。こ
のようにして作成された早出・残業予定表の区画と時間
を空調や照明の制御情報として用いることにより、早出
・残業のタイムスケジュールにしたがった空調や照明の
制御が可能になる。
【0036】線画データのメモリへの格納例を示したの
が図9であり、線画データα、βの管理テーブルを設
け、このテーブルからそれぞれの線画データを検索し、
ポインタにより格納領域I1、I2、……へ飛ぶように
構成したものである。また、それぞれのデータの領域
は、線画データの領域と線画データに関するサイズや区
画の情報を格納する領域を有し、ポイントにより入力さ
れた座標X11、Y11→X12、Y12→……により区画情報
を定義したものである。したがって、この線画データを
画面に表示して各領域毎に早出・残業等の設定を行う場
合には、線画データの原点の座標から各区画の座標を換
算することにより、ポイント指定等の入力があった場合
にどの領域かの認識がなされる。
【0037】同様にイメージ入力して区画登録をし利用
するものとして、配置や配送の管理がある。例えば機材
の配置や配送において、作業所のどこで使うかを配置図
で指示することによって配置を登録することができ、始
点から配送経路を順次終点までシーケンシャルに指定
し、それを配送ロボットの制御信号として利用すること
によって、自動配送を行うことができる。
【0038】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、作業所における打合せに用いる場合につ
いて説明したが、その他の会議の打合せにも同様に適用
してもよい。また、例えば資材管理に用い各区画での資
材の出入り履歴から在庫を求めたり、早出・残業の時間
を集計するように構成してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、親側データ処理装置に子側データ処理装置を
接続して液晶表示タブレットで画面に表示しながらペン
入力により情報入力を行うので、親側データ処理装置で
集中管理しながらそれぞれの中小現場で打合せを行い、
その情報を中央に集めることができる。したがって、分
散する中小現場を統括管理することができる。
【0040】また、データ処理装置にFAXとの信号変
換を行うアダプタ及びビデオテレビとの信号変換を行う
アダプタを設けるので、現場に設置されている通常のF
AXやモニタテレビを出力装置として用いることがで
き、システムコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の簡易会議システムの1実施例を示す
図である。
【図2】 データ処理装置における処理の流れを説明す
るための図である。
【図3】 初期メニュー画面の例を示す図である。
【図4】 作業指示書等のデータの管理テーブルの例を
示す図である。
【図5】 子側における帳票等の作成、更新処理を説明
するための図である。
【図6】 電子OHPで電子黒板に投影される画面の例
を示す図である。
【図7】 データ構成を示す図である。
【図8イ】 機材予定表を電子黒板に投影した画面の例
を示す図である。
【図8ロ】 機材予定表を電子黒板に投影した画面の例
を示す図である。
【図8ハ】 機材予定表を電子黒板に投影した画面の例
を示す図である。
【図9】 線画データの記憶例を説明するための図であ
る。
【図10】 作業予定・安全指示書の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…液晶表示タブレット、2…子側データ処理装置、3
…メモリ、3…FAX、5−1、5−2…切り換え器、
6…モニタTV、7…親側データ処理装置、8…データ
ファイル、11〜13…アダプタ、14…変換プログラ
ム、15…編集プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 義次 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設 株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−230437(JP,A) 特開 平4−47745(JP,A) 特開 平3−157047(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 3/56 H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22 H04L 12/00 - 12/66

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の子側データ処理手段、前記複数の
    子側データ処理手段に接続され前記複数の子側データ処
    理手段の入力データを集中管理する親側データ処理手
    段、および前記親側データ処理手段に接続され前記親側
    データ処理手段で集中管理される前記複数の子側データ
    処理手段の入力データを格納するデータファイルからな
    る簡易会議システムであって、 前記各子側データ処理手段は、 液晶表示面から手書き入力可能な液晶表示タブレット
    と、 該液晶表示タブレットの表示データと入力データを処理
    する子側データ処理装置と、 該子側データ処理手段の入出力データを格納する記憶手
    段と、 前記子側データ処理装置のデータとファクシミリ信号と
    の間の変換を行うFAXアダプタと、 前記子側データ処理手段のデータとビデオ信号との間の
    変換を行うビデオアダプタとを備え、 前記親側データ処理手段は、 前記子側データ処理手段の入力データを取り込み、イメ
    ージデータをコードデータに変換するデータ変換手段を
    備え、 前記子側データ処理手段において、前記液晶表示タブレ
    ットから入力されたイメージデータをそのまま前記記憶
    手段に格納して前記親側データ処理手段の要求に応じて
    送信し、コードデータが返送されてきたとき前記記憶手
    段に前記イメージデータと置換して格納することを特徴
    とする簡易会議システム。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記イメージデータの
    状態を管理する管理テーブルを有することを特徴とする
    請求項1記載の簡易会議システム。
  3. 【請求項3】 前記親側データ処理手段は、定期的に各
    子側データ処理手段の入力データを取り込んで処理する
    ことを特徴とする請求項1記載の簡易会議システム。
  4. 【請求項4】 FAXを前記FAXアダプタかFAX電
    話回線に接続切り換えする切り換え手段、およびモニタ
    テレビを前記ビデオアダプタかアンテナ回線に接続切り
    換えする切り換え手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の簡易会議システム。
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