JP3232427B2 - 空気清浄器のフイルタユニット - Google Patents

空気清浄器のフイルタユニット

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JP3232427B2
JP3232427B2 JP08262994A JP8262994A JP3232427B2 JP 3232427 B2 JP3232427 B2 JP 3232427B2 JP 08262994 A JP08262994 A JP 08262994A JP 8262994 A JP8262994 A JP 8262994A JP 3232427 B2 JP3232427 B2 JP 3232427B2
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元治 井出
佳孝 森田
優二 高木
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株式会社テネックス
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はオフイスビルや病院,
工場等において空気調和,排気処理又は脱臭処理に使用
される空気清浄器のフイルタユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にオフイスビルや電子部品製造工
場,病院等においては、図のように外気ダクトD
,還流ダクトD及び給気ダクトDを連設した機
械室Mの中に棚状をなした空気清浄器A,冷・温水コイ
ルB,加湿器C,エリミネータE及び送風機F等を配設
し、外気ダクトD及び還流ダクトDから空取入れた
空気を機械室M内で上記部材を順次に通過させることに
より調和処理して、浄化された空気を給気ダクトD
通じて所要の部屋に送り込むようにしている。
【0003】そして、取入れた空気を浄化するためのフ
イルタとしては、活性炭を混入するか又は混入しないろ
紙や不織布等の一連のろ材aを図のように波形にひだ
付け加工し、その両側部をクラフト紙や包装用加工紙等
からなるみぞ形材bで塞いでフイルタエレメントeとし
たものが用いられ、このフイルタエレメントeの複数個
を立てて、図のように平面波形を呈するように並べ、
前後の端面同士を上記紙材からなるつなぎ材cで連結
し、これを前後が開放された角形の枠体Gの内側に配設
し、各フイルタエレメントeの上下の端面及び両サイド
のものの側縁部を接着剤Sでシールし、又枠体Gの後端
面(図では前側)にテープ状のパッキング材gを取付け
てフイルタユニットUとなし、このフイルタユニットU
を空気清浄器Aの各区分棚に交換可能に嵌合配置されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
フイルタユニットUでは、枠体Gが木材,金属(アルミ
ニウム)あるいはプラスチックでつくられており、木材
や金属では重量が重くなって取扱いにくく、コスト高に
なり、そして、上下の端板と側板とはねじ止めされてい
るため、使用ずみになったときの分解が困難な上に金属
は焼却処分することができず、木材は資源的に制約があ
り、一方、プラスチックは軽量安価で取扱い易い利点は
あるが、使用ずみの際には公害防止の面から簡単に焼却
処分することができない。
【0005】そこで、この発明は軽量,安価で取扱い易
く、使用ずみ後の処分の容易な空気清浄器のフイルタユ
ニットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的のもとにこの発
明は、空気清浄器のフイルタユニットとして、コルゲー
ト心とライナーとを交互に複数層になした厚手の段ボー
ル紙を折り曲げて枠体を形成する一方、ろ紙又は不織布
をひだ付け加工しその両側部を紙製のみぞ形材で閉じた
フイルタエレメントを所要数波状に配置して交互に隣り
合う前後の端面を紙製のつなぎ材で連結し、該波状配置
のフイルタエレメントを上記枠体の内側に収容し、それ
らの上下の面を枠体の横片の内面に密封させて取付ける
と共に両側のフイルタエレメントが枠体の縦片の内面に
接する端縁部分を密封し、上記枠体の後端面に弾力的な
樹脂発泡体からなるパッキング材を段ボール紙の組織内
くい込ませて固着したことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】以下図1ないし図を参照してこの発明に係
るフイルタユニットUについて説明する。図1はこの発
明の一例の主要部を分離して示すものであり、1はフイ
ルタユニットUの外郭をなす枠体で、厚さが10mmない
し15mmで、コルゲート心1cとライナー1dとを交互
複数層(図では3層)になされた厚手の段ボール紙か
らなり、この例においては一定長さのものを縦片1a,
上下の横片1bとで側面コ字形をなすように折り曲げた
左右一対のものとして形成されている。
【0008】2はフイルタエレメントで、前記のように
脱臭用の活性炭を混入するか又は混入しないろ紙又は不
織布等の一連のろ材2aが波形にひだ付け加工され、そ
の長手方向の両側部がクラフト紙や包装用加工紙等の強
じんなみぞ形材2bで塞がれており、その所要数のもの
が起立され、隣りのものが交互に前後の端縁が接して平
面波形をなすように配設され、それらの接し合う前後の
端面は同じくクラフト紙や包装用加工紙等からなる帯状
のつなぎ材2c(図参照)によって連結され、そし
て、波状に配設された複数個のフイルタエレメント2の
上下端には、長さと幅が上記枠体1の左右のものの横片
1bを突き合せたときの内側の長さと幅にほぼ等しい大
きさの板紙からなる当て材3が接着され、各フイルタエ
レメント2はこれらの当て材3によって一つにまとめら
れている。
【0009】しかして、枠体1の左右のものの上下の横
片1bが図2のように突き合せられ、その突き合せ部の
外面に上記つなぎ材2cと同様の強じんなつなぎ材4が
接着されて、枠体1は四角形枠に形成され、その内側に
上下の当て材3によって波状にまとめられた所要数のフ
イルタエレメント2が収容され、上下の当て材3が枠体
の上下の横片1bの内面に接着されると共に両側に位置
するフイルタエレメント2の後側端縁(図では手前側)
が枠体1の縦片1aの内面と接する部分にはつなぎ材2
cと同材質の帯材5がアングル状に接着されてシールさ
れており、又枠体1の後端面(図で手前側の端面)には
装着器枠に対する次のような弾力的な樹 脂発泡体からな
るパッキング材6が上記段ボール紙の組織内にくい込ん
だ状態に固着されて、一つのフイルタユニットUをなし
ている。
【0010】その使用に際しては、上記フイルタユニッ
トUが前記機械室内の空気清浄器の器枠の所定の区分棚
に嵌合装着され、外気ダクト及び還流ダクトから取入れ
られた空気が図2の矢印方向にながれてフイルタエレメ
ント2を横切ることにより、空気中に含まれている塵埃
及び臭いの成分が除去され、浄化された空気が給気ダク
トを通じ所要の部屋に送られる。又、時間の経過により
フイルタエレメント2に目詰まりを生じた際には、器枠
から外され新しいものと交換される。
【0011】図は上記段ボール紙製枠体1の後端面に
ポリウレタン,ポリ塩化ビニル,ポリエチレン等の発泡
体からなる弾力的なパッキング材を固着するやり方
示すものであり、枠体1の内側に波状配置のフイルタエ
レメント2を取付けた段階で、枠体1を、内部に液状の
上記樹脂mを所定量注入した四角枠状の金型Tの上に、
後端面が金型Tの中に入るようにして載置し、液状の樹
脂mを反応固化させるが、その際には樹脂mが枠体1の
主材である段ボール紙のコルゲート内部に入り込むと共
に当て材3の端部をも包み込むようになって、パッキン
グ材は縦片,横片に対し全周的に切れ目なくしっかり
と確実に枠体1に固着される。
【0012】なお、上述の例では厚手の段ボール紙から
なる枠体1をコ字形に折り曲げた左右一対の部材を突き
合せるようにしたものを示したが、これは図のように
所定長さの段ボール紙を一端から他端に向かって四つ折
りし、両端を斜め切りして突き合せ、その突き合せ部を
つなぎ材4で結合するようにしてもよい。又上述の例で
は波状に配設する所要数のフイルタエレメント2を取扱
い易いように上下の当て材3でまとめて、枠体1に装着
するようにしたものを示したが、必ずしもこのようにす
る必要はなく、枠体1の横片1bに適宜の位置決めを施
し一連のフイルタエレメント2を直接横片1bの内面に
接着するようにしてもよい。そして、両側のフイルタエ
レメント2の端縁が枠体1の縦片1aの内面に接する部
分は帯材5に代えて接着剤を施してシールするようにし
てもよい。更に、上述の例では、両側に位置するフイル
タエレメント2の後側端縁が枠体の縦片1aの内面と接
する部分を、空気の流れに対し下流側になるようにした
が、これは上流側になるように各フイルタエレメント2
の配置を逆向きにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】この発明は、各種ビルの空気調和,脱臭
等に用いられる空気清浄器のフイルタユニットとして、
上述のように構成されているので、波状配置のフイルタ
エレメントにより空気の浄化処理を効率よく行うことが
できるばかりでなく、全体として軽量で、取扱い易く、
安価であり、又フイルタエレメントが目詰まりして使用
ずみになった際には、空気清浄器の器枠から取外して容
易に焼却処分することができる。そして、枠体の後端面
に弾力的な樹脂発泡体によるパッキング材を段ボール紙
の組織内にくい込ませて取付けてあるので、パッキング
材を枠体に対し全周的に切れ目なく、かつ枠体を形成す
る段ボール紙にしっかりと確実に固着させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るフイルタユニットの一例の枠体
とフイルタ部材を分離した状態の斜視図。
【図2】枠体にフイルタ部材を組付けたものを後側から
みた斜視図。
【図3】枠体に樹脂発泡体のパッキング材を取付けるや
り方を示す部分切断側面図。
【図4】枠体の変更例の側面図。
【図5】ビルの空調設備の一例を示す斜視図。
【図6】フイルタエレメントの斜視図。
【図7】従来のフイルタユニットを後側からみた斜視
図。
【符号の説明】
1 枠体 1a 縦片 1b 横片 2 フイルタエレメント 2a ろ材 2b みぞ形材 2c つなぎ材 3 当て材 5 帯材 6 パッキング材 U フイルタユニット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コルゲート心とライナーとを交互に複数
    層になした厚手の段ボール紙を折り曲げて枠体を形成す
    る一方、ろ紙又は不織布をひだ付け加工しその両側部を
    紙製のみぞ形材で閉じたフイルタエレメントを所要数波
    状に配置して交互に隣り合う前後の端面を紙製のつなぎ
    材で連結し、該波状配置のフイルタエレメントを上記枠
    体の内側に収容し、それらの上下の面を枠体の横片の内
    面に密封させて取付けると共に両側のフイルタエレメン
    トが枠体の縦片の内面に接する端縁部分を密封し、上記
    枠体の後端面には弾性的な樹脂発泡体からなるパッキン
    グ材を段ボール紙の組織内にくい込ませて固着したこと
    を特徴とする空気清浄器のフイルタユニット。
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