JPH0611066Y2 - 空気清浄用フィルタ - Google Patents

空気清浄用フィルタ

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Publication number
JPH0611066Y2
JPH0611066Y2 JP1989113354U JP11335489U JPH0611066Y2 JP H0611066 Y2 JPH0611066 Y2 JP H0611066Y2 JP 1989113354 U JP1989113354 U JP 1989113354U JP 11335489 U JP11335489 U JP 11335489U JP H0611066 Y2 JPH0611066 Y2 JP H0611066Y2
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JP
Japan
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filter material
frame
filter
adhesive
edge
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JP1989113354U
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JPH0356619U (ja
Inventor
豊 八田
Original Assignee
ミドリ安全工業株式会社
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空気清浄用フィルタに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の空気清浄用フィルタには、第4図及び第5図示の
ように含塵空気1の入口2と、清浄空気3の出口4とを
有するフレーム5に、ガラス繊維などの濾材6をジグザ
グ状に折畳み、その両面の各折畳端7、8と直交する方
向に連なり、かつ各折畳端7、7間の隙間9と、各折畳
端8、8間の隙間10とに複数のひも状スペーサー1
1、12を互に間隔31をおいてそれぞれ挿入接着して
なるフィルタ材13をシール材14を介して気密にはめ
込むことにより製作されたものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の空気清浄用フィルタは、第4図示のようにフ
レーム5をフレーム5aとフレーム5bの分割タイプと
し、第6図示のように一方の分割フレーム5a内に先ず
ポリウレタンなどの接着剤15を注入し、次いで第7図
示のようにフィルタ材13の一方の端部16を分割フレ
ーム5a内にはめ込んで、接着剤15を加熱硬化させ、
次いで第8図示のように分割フレーム5aの接合端部に
接着剤17を塗布し、次いで第9図示のように他方の分
割フレーム5b内にポリウレタンなどの接着剤18を注
入し、次いで第10図示のようにフィルタ材13を反転
させ、このフィルタ材13の他方の端部19を分割フレ
ーム5b内にはめ込んで、分割フレーム5bの両端を分
割フレーム5aの接合端部を接着剤17によって接合し
てフレーム5を組立てるとともに、接着剤18を加熱硬
化させ、次いで第11図示のようにフレーム5の入口2
の口縁とフィルタ材13との隙間にホットメルトなどの
接着剤20を塗布し、フレーム5の出口3の口縁とフィ
ルタ材13との隙間にも接着剤20と同じ接着剤を塗布
する工程を経て製作されていたから、工程数が多く、工
程が複雑であり、フレーム5とフィルタ材13の間を接
着するだけでなく、分割フレーム5aと5bの接合端部
間も、エアーが漏れるのを防ぐために接着しなければな
らず、製作に手間がかかり、それだけ製作コスト、製品
単価が割高になるという欠点があつた。
本考案は、上記従来の欠点を解消しうる空気清浄用フィ
ルタを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案は、ガラス繊維など
の濾材をジグザグ状に折畳み、その両面において、各折
畳端とそれぞれ直交する方向に連なり、かつ各折畳端間
の隙間へ複数のひも状スペーサーを互に適当間隔をおい
て挿入接着してなるフィルタ材の両側折畳端面部にシー
トを気密に接着し、このシートが接着されたフィルタ材
を、そのフィルタ材の周囲を取囲み、かつ含塵ガスの入
口と清浄ガスの出口を有するように一体成形し、出口側
の口縁には、内側へ折曲した折曲縁を成形してなるフレ
ーム内に収納し、フレームの入口側の口縁とフィルタ材
の間の隙間に沿って接着剤を塗布してなるものである。
〔実施例〕
以下図面第1図ないし第3図にもとづいて本考案の実施
例を説明すると、21は前記フィルタ材13と同じフィ
ルタ材、22、23はフィルタ材21の両側折畳端面
部、で、これらはフィルタ材21を、ひも状スペーサー
間において後記フレームの寸法に合う位置でカットする
ことにより形成される。24、25は両側折畳端面部2
2、23にエアー漏れを防ぐため気密に接着する接着シ
ートで、例えばホットメルトシートなどを使用する。2
6はフレームで、フィルタ材21の周囲を取囲み、かつ
含塵ガスの入口27と清浄ガスの出口28を有するよう
に成形し、出口28側の口縁には、内側へ直角に折曲し
た折曲縁29を成形してなる。このフレーム26の入口
27側から第2図示のようにフィルタ材21を、その両
側折畳端面部22、23に接着シート24、25を接着
した状態でフレーム26内へはめ込んでいくと、出口2
8側の折曲線29に突き当り、フィルタ材21の全体が
フレーム26内にそっくり収納される。この状態で、第
3図示のようにフレーム26の入口27側の口縁とフィ
ルタ材21の間の隙間に沿ってホットメルトなどの接着
剤30を塗布して気密にシールすることにより、空気清
浄用フィルタの組立てを完了する。なおフレーム26
は、プラスチックで一体成形してもよく、フレームの各
辺ごとに成形した枠片をビスなどで結合して組立てても
よい。
〔考案の効果〕
本考案は、叙上のように構成したから、フレームの一体
化が可能になり、従来の分割フレームを使用するものの
ように、分割フレームの接合部分からエアー漏れが生じ
るようなことはなく、フィルターの性能低下を防ぐこと
ができ、また従来の空気清浄用フィルタの製作工程に比
し、接着剤をフレームの内面全体に注入しなくて済むた
め、接着剤を節約でき、また工程数が著しく少なく、工
程が簡潔になり、製作に手間がかからず、製作能率を向
上でき、それだけ製作コスト、製品単価を割安にするこ
とができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面第1図ないし第3図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図はフィルタの両側折畳端面部にシートを接着
する直前の状態を示す斜視図、第2図は第1図示のシー
トが接着されたフィルタをフレームにはめ込む直前の状
態を示す斜視図、第3図は第2図示のフィルタがはめ込
まれたフレームの入口の口縁に沿って接着剤を塗布する
状態の斜視図、第4図は従来の空気清浄用フィルタの一
部を切欠した状態の斜視図、第5図は同フィルタにおけ
るフィルタ材の一部拡大断面図、第6図ないし第11図
は上記従来の空気清浄用フィルタの製作工程を示すもの
で、第6図は一方の分割フレーム内に接着剤を注入する
状態の斜視図、第7図は第6図示の分割フレームにフィ
ルタの一方の端部をはめ込む途中の状態を示す斜視図、
第8図は第7図示のフィルタのはめ込み後に分割フレー
ムの接合端部に接着剤を塗布する状態を示す斜視図、第
9図は他方の分割フレーム内に接着剤を注入する状態を
示す斜視図、第10図は第9図示の分割フレームにフィ
ルタの他方の端部をはめ込む途中の状態を示す斜視図、
第11図は第10図のフィルタのはめ込み後にフレーム
の入口の口縁に沿って接着剤を塗布する状態の斜視図で
ある。 21……フィルタ材、22、23……両側折畳端面部、
24、25……接着シート、26……フレーム、29…
…折曲縁、30……接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス繊維などの濾材をジクザグ状に折畳
    み、その両面において、各折畳端部とそれぞれ直交する
    方向に連なり、かつ各折畳端間の隙間へ複数のひも状ス
    ペーサーを互に適当間隔をおいて挿入接着してなるフィ
    ルタ材の両側折畳端面部に個別の接着シートをそれぞれ
    気密に接着し、この各接着シートが接着されたフィルタ
    材を、そのフィルタ材の周囲を取囲み、かつ含塵ガスの
    入口と清浄ガスの出口を有するように一体成形し、出口
    側の口縁には、内側へ折曲した折曲縁を成形してなるフ
    レーム内に収納し、フレームの入口側の口縁とフィルタ
    材の間の隙間に沿って接着剤を塗布してなる空気清浄用
    フィルタ。
JP1989113354U 1989-09-29 1989-09-29 空気清浄用フィルタ Expired - Lifetime JPH0611066Y2 (ja)

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JPH0356619U JPH0356619U (ja) 1991-05-30
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JPH0165628U (ja) * 1987-10-20 1989-04-26
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