JPH0532179Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0532179Y2
JPH0532179Y2 JP7373388U JP7373388U JPH0532179Y2 JP H0532179 Y2 JPH0532179 Y2 JP H0532179Y2 JP 7373388 U JP7373388 U JP 7373388U JP 7373388 U JP7373388 U JP 7373388U JP H0532179 Y2 JPH0532179 Y2 JP H0532179Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
frame
walls
filter
lower walls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7373388U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01179725U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7373388U priority Critical patent/JPH0532179Y2/ja
Publication of JPH01179725U publication Critical patent/JPH01179725U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0532179Y2 publication Critical patent/JPH0532179Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気清浄器用等の濾過装置におい
て、カートリツジ式に取替自在とされたフイルタ
の改良に関する。
(従来の技術) 従来、空気清浄器用等の濾過装置において、カ
ートリツジ式に取替自在のフイルタとして代表的
なものに第9図、第10図に示すものが広く用い
られている。なお前記第9図はその正面図、第1
0図は分解斜視図である。これは四辺形の額縁状
枠体1内に、パラレルプリーツ加工された体2
が気密状に内装されたものである。更に詳しくは
前記枠体1は上下左右の四つの断面コ字状の枠片
3…からなり、これら枠片3の正背両壁3a,3
bの両端は斜辺とされると共に側壁3cは直辺と
され、相隣らる枠片3,3相互が斜辺と直片で接
合されて額縁状に組立てられる。一方、体2は
その上下平坦面状縁端部2a,2a、左右ジグザ
グ状縁端部2b,2bは前記各枠片3のコ字溝3
d内に嵌合し、これら端部2a,2a,2b,2
bと各枠片3とは接着剤若しくはシーリング剤4
により接着乃至シーリングしてある。
(考案が解決しようとする課題) 前記の従来のフイルタは、体2を四方から枠
片3…で包囲し、接着剤乃至シーリング剤を使用
して額縁状に組立一体化するのであるが、その組
立一体化に当り相当熟練と注意を払わなければ相
隣らる枠片3,3の両端同志、即ち壁3a,3
a,3b,3bの斜辺同志、壁3c,3cの直辺
同志の接合部分に段差、隙間等が生じ、そこから
風が洩れる等してフイルタとしての機能が低下す
る原因となつていた。しかも前記のように四方か
らの枠片3…による枠体1の構成であるので、工
数、不良率の面でコスト高になる原因になつてい
た。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前記従来の欠点を解決するために、
直角四辺形の額縁状枠体2内に、パラレルプリー
ツ加工された体2が気密状に内装されたフイル
タにおいて、 前記枠体1は、体2の上下平坦状縁端面6,
6に実質的に密着する上・下壁7,7を、正面又
は背面側の少なくとも一方に桟状立壁8で一体に
連設した主体5と、 該主体5の左右に嵌合されて体2の左右ジグ
ザグ状縁端面10,10に実質的に密着する蓋状
の左右側枠体9,9とから成り、 前記主体5の上・下壁7,7と立壁8の各左右
両端部に、側枠体9の内面に設けた周溝11にそ
の端縁が接当し、かつ少なくとも側枠体9の三周
壁9b,9b,9bの内面に嵌着するよう段部7
a′,7a′,8a′を介して薄肉状とした接合片7
a,7a,8aを形成し、前記体2の四端面
6,6,10,10と主体5の上下壁7,7及び
左右側枠体9,9をシーリング剤等で固定してな
る構成を採用した。
(作用) 本考案に係るフイルタは、適宜空気清浄器等の
風出入口にその枠体1を介して取付けられ、空気
は第3図に示す矢印の如く通過し、体2によつ
て粉塵等を好適に補集する。この際、空気は枠体
1の各接合部分から洩れることなく補集効率を向
上させる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第8図の各
図面を参照しつつ詳述する。
1は直方形または方形の四辺形の額縁状枠体で
あり、ABS樹脂、PP樹脂等の硬質合成樹脂また
はアルミ等の軽合金材で成形される。2はグラス
フアイバ等の体を用いパラレルプリーツ加工さ
れた従来公知の体である。
5は前記枠体1を構成する主体である。この主
体5は体2の上下平坦状縁端面6,6に実質的
に密着しかつ体2の厚さよりやゝ長い前後幅
と、体2の左右長さと略同一の左右長さを有す
る上・下壁7,7を、正面又は背面側の少なくと
も一方に図示では背面側に桟状に形成された立壁
8で一体に連設して形成しており、前記上・下壁
7,7と立壁8の左右両端部には後述する接合片
7a,7a,8aが設けられている。
9,9は前記枠体1を構成する左右一対の蓋状
の側枠体である。この側枠体9は前記主体1の左
右に嵌着されて体2の左右ジグザグ状縁端面1
0,10に実質的に密着する。この側枠体9は更
に詳しくはその底壁9aと上下前後の四周壁9
b、…からなり、底壁9aの内面隅部に周溝11
を設けてあり、また前後四周壁9b…の各開口縁
内周側にごく短い薄肉の溝形成用の短小枠片12
を突設してある。なお、13は前記底壁9aの略
中央に設けた凹部で、側枠体9を合成樹脂による
成形時のランナー切断基部であつて、以後の製造
取付時における支障のないようにしたものであ
る。
前記主体の5の上・下壁7,7と桟状立壁8の
各左右両端部には、側枠体9の内面に設けた周溝
11にその端縁が接当し、かつ少なくとも側枠体
9の三周壁9b,9b,9bの内面に嵌着するよ
う段部7a′,7a′,8a′を介して薄肉状とした接
合片7a,7a,8aを形成してある。なお、第
1図〜第4図に示されるように枠体1の外周面は
面一になるように構成されている。
次に枠体1を構成する主体5と左右1対の側枠
体9,9と体2とでフイルタを組立てる順序を
説明する。先ず体2を主体5内に装填する。次
いで予め内部に接着剤乃至シーリング剤を流し込
んである一方の側枠体9に前記主体5、体2の
一端部を嵌挿する。この嵌挿が終ると、これらを
反転して前記同様に他方の側枠体9を嵌挿する。
このさい主体5の上・下壁7,7と立壁8の夫々
両端部に設けた各接合片7a,7a,8aは第7
図に示すような状態に側枠体9の内面と嵌着する
ことになる。この際前記接合片7a,7a,8a
の段部7a′,7a′,8a′と短小枠片12とで細溝
14が形成されるので、必要に応じてこの細溝1
4内にシーリング剤を充填しておくことが好まし
い。次いで主体5の上・下壁7,7と体2の上
下平坦状縁端面10,10の密着面に対し、立壁
8の窓開口側から接着剤乃至シーリング剤をノズ
ル等で注入して両者をシーリングする。なお、以
上の組立順序は1例に止まり、他の順序でも組立
可能である。
(考案の効果) 本考案の、上・下壁7,7と立壁8とからなる
主体5、該主体5の左右に嵌着される蓋状の左右
側枠体9,9とで枠体1を構成し、この枠体1内
に体1を気密状に内装するようにしてあるの
で、その組立が極めて容易である。特に本考案で
は前記主体5の左右両端部に、側枠体9の内面に
設けた周溝11にその端縁が接当し、かつ少なく
とも側枠体9の三周壁9b,9b,9b内面に嵌
着するよう段部7a′,7a′,8a′を介して薄肉状
とした接合片7a,7a,8aを形成してあるの
で、接着剤若しくはシーリング剤によるシールン
グ効果は抜群であり、枠体1の内周と体2の外
周との間隙から外部に空気が洩れることなく、フ
イルタ効果を大いに向上したものとして優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案のフイルタの実施例
を示し、第1図はその正面図、第2図は背面図、
第3図は平面図、第4図は側面図、第5図は第1
図のA−A線断面図、第6図は第1図のB−B線
断面図、第7図は第4図のC−C線断面図、第8
図は本考案のフイルタの分解斜視図、第9図は従
来のフイルタ1例の正面図と一部拡大図、第10
図は同分解斜視図である。 1……枠体、2……体、5……主体、6……
体の上下平坦状縁端面、7……上・下壁、8…
…立壁、9……蓋状の側枠体、10……体の左
右ジグザグ状縁端面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直角四辺形の額縁状枠体1内に、パラレルプリ
    ーツ加工された体2が気密状に内装されたフイ
    ルタにおいて、 前記枠体1は、体2の上下平坦状縁端面6,
    6に実質的に密着する上・下壁7,7を、正面又
    は背面側の少なくとも一方に桟状立壁8で一体に
    連設した主体5と、 該主体5の左右に嵌合されて体2の左右ジグ
    ザグ状縁端面10,10に実質的に密着する蓋状
    の左右側枠体9,9とから成り、 前記主体5の上・下壁7,7と立壁8の各左右
    両端部に、側枠体9の内面に設けた周溝11にそ
    の端縁が接当し、かつ少なくとも側枠体9の三周
    壁9b,9b,9bの内面に嵌着するよう段部7
    a′,7a′,8a′を介して薄肉状とした接合片7
    a,7a,8aを形成し、前記体2の四端面
    6,6,10,10と主体5の上下壁7,7及び
    左右側枠体9,9をシーリング剤等で固定したこ
    とを特徴とするフイルタ。
JP7373388U 1988-06-01 1988-06-01 Expired - Lifetime JPH0532179Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7373388U JPH0532179Y2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7373388U JPH0532179Y2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01179725U JPH01179725U (ja) 1989-12-25
JPH0532179Y2 true JPH0532179Y2 (ja) 1993-08-18

Family

ID=31298865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7373388U Expired - Lifetime JPH0532179Y2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0532179Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4666735B2 (ja) * 2000-08-30 2011-04-06 株式会社重松製作所 呼吸用保護具に使用する多角形フィルタ
WO2022070368A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 株式会社トーユー フィルタユニット及びフィルタユニットの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01179725U (ja) 1989-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4584005A (en) High efficiency particulate air filter and method of fabricating same
US20030177745A1 (en) Filter device securing mechanism for an air cleaner
US4963171A (en) High efficiency filter and method of fabricating same
US4227953A (en) Method of fabricating air filters
JPH1085519A (ja) フィルタエレメント及びその製造方法
JPH08238412A (ja) カセットフィルタ
JP3911499B2 (ja) カセットフィルター
JPH0532179Y2 (ja)
JPH11156134A (ja) フィルタエレメント
JP2948243B2 (ja) 高温環境用hepaエアフィルタ及びその製造方法
JP2002508058A (ja) クリーンルーム濾過装置
GB2179872A (en) Air filter
JPH0414104Y2 (ja)
JPH0113543Y2 (ja)
JPH0611066Y2 (ja) 空気清浄用フィルタ
JPH0510899Y2 (ja)
JP3187307B2 (ja) ビードおよびガラスパネル
JP4100573B2 (ja) エアフィルタ
JPH0513373Y2 (ja)
JPH0231133Y2 (ja)
JP2746032B2 (ja) 換気装置のエアーフィルタ
JP2747813B2 (ja) エアクリーナ
JPS5912990Y2 (ja) フイルタ−装置
JPH1133330A (ja) フィルタユニット
JPH043615Y2 (ja)