JPH0513373Y2 - - Google Patents

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JPH0513373Y2
JPH0513373Y2 JP1986180317U JP18031786U JPH0513373Y2 JP H0513373 Y2 JPH0513373 Y2 JP H0513373Y2 JP 1986180317 U JP1986180317 U JP 1986180317U JP 18031786 U JP18031786 U JP 18031786U JP H0513373 Y2 JPH0513373 Y2 JP H0513373Y2
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filter
filter unit
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rail
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、含塵空気を浄化し、清浄空気として
送り出すエアーフイルタ装置、特に建物内に設置
される空調設備用のエアーフイルタ装置に関する
ものである。
従来の技術 従来のこの種エアーフイルタ装置は、第7図示
のように縁枠15にフイルタ16がはめ込まれて
なるフイルタユニツト1の複数個を木枠2にそれ
らの傾きが交互に逆向きになるように隣接させた
状態ではめ込むようにしてフイルタ体3を作り、
第6図示のように空気導入口4と空気排出口5と
を有するフイルタチヤンバー6内にフイルタ体3
の必要数を隣接させ、それらを連結杆7などで固
定することにより組立てられていた。
考案が解決しようとする問題点 上記従来のエアーフイルタ装置には、次のよう
な問題点がある。
フイルタ体3の1個当りの嵩張り及び重量が
大きいため、輸送時や保管時の取扱作業が面倒
になるばかりでなく、輸送や保管に大きなスペ
ースを必要とする。
フイルタ体3は上述のように1個当りの嵩張
りが大きく、しかも作業員がフイルタチヤンバ
ー6に設けられた出入口19からフイルタ体3
を1個1個フイルタチヤンバー6内へ持ち運ん
で設置していたから、フイルタ体3の設置作業
も大変面倒である。
フイルタ16への塵埃の付着が増すにつれて
集塵性能が徐々に低下するため、フイルタ体3
はときどき新しいフイルタ体と交換し、使用済
みになつたフイルタ体3は廃棄処分とされてい
るが、その廃棄処分において、各フイルタユニ
ツト1が木枠2内にシール材で気密にはめ込ま
れていて、それらを木枠2からはずすことが困
難であるために、木枠2ごとそつくり廃棄せざ
るをえず、木枠2が無駄に廃棄されることにな
つて、不経済である。
フイルタ体3は、量産のために木枠2を標準
寸法に製作し、その木枠2に各フイルタユニツ
ト1をはめ込むことにより組立てられているの
に対し、フイルタチヤンバー6はそれが設けら
れる建物の事情によつて上下方向の寸法にバラ
ツキがあるために、フイルタ体3をフイルタチ
ヤンバー6内に設置した状態において、フイル
タ体3とフイルタチヤンバー6の間に隙間がで
きることが多く、その隙間を気密に封ずるとい
う余分な作業を要求されることが多い。
本考案は、上記従来の問題点を解消しうるエア
ーフイルタ装置を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 以下図面第1図ないし第5図にもとづいて本考
案を詳細に説明すると、8はフイルタチヤンバー
で、空気導入口9と空気排出口10とフイルタユ
ニツト出入口11とを有する。12は上流側レー
ル群で、フイルタチヤンバー8内の空間のうちフ
イルタユニツト出入口11に通じる空間35の上
流側の間口を間隔13をおいて横切るように架設
してある。14は下流側レール群で、フイルタチ
ヤンバー8内の上記空間35の下流側の間口を横
切り、かつ上流側の各レール12の間隔13の中
間位置とそれぞれ対向するように、例えば上流側
の各レール12のピツチと下流側の各レール14
のピツチが互に半ピツチずれるように架設してあ
る。17はフイルタユニツトで、上流側と下流側
のレール群12,14間に傾きが交互に逆になる
ようにして複数個ずつ摺動自在に差し入れるよう
に成形した枠18であつて、それらの側縁に互に
連結させる連結手20,21を設けてなる各縁枠
18にフイルタ16がそれぞれはめ込まれ、縁枠
18の内壁とフイルタ16との接触部分に沿つて
シール剤を付着させてなる。
なお、上流側の各レール12と、下流側の各レ
ール14とは、フイルタチヤンバー8に応じて互
のピツチを調整し、あるいはレール数を増減して
架設し、フイルタチヤンバー8内の空間へ各フイ
ルタユニツト17をそれらが屈折しながら連なつ
て同空間を完全に仕切つた状態に差し入れられる
ようにする。
各フイルタユニツト17の連結手20,21の
連結時に相隣るフイルタユニツト17,17間に
生ずる隙間22を閉塞する閉塞板23,24を縁
枠18,18に設ける。
作 用 各フイルタユニツト17の複数個ずつをそれら
の傾きが交互に逆向きになるようにし、かつ連結
手20,21で連結しながら上流側と下流側のレ
ール群12,14間に差し入れた状態において、
フアンの作動により含塵空気25を空気導入口9
からフイルタチヤンバー8内へ導入した後、各フ
イルタユニツト17を通過させ、次いで空気排出
口10から排出させると、含塵空気25が各フイ
ルタユニツト17を通過する間に、塵埃がフイル
タ16によつて捕集除去されて、清浄化した空気
26が空気排出口10から排出される。
含塵空気25が各フイルタユニツト17の連結
部分間を通過しようとしても、第4図の矢印で示
したように上流側の閉塞板23と枠縁18との接
触部分から隙間22に入り、次いで連結手20,
21と各枠縁18との接触部分を通り、次いで隙
間22に入り、次いで下流側の閉塞板24と枠縁
18との接触部分を通過しなければならないた
め、通過が困難になる。従つて閉塞板23,24
及び連結手20,21が隙間22のシール作用を
する。
上記のようにしてフイルタチヤンバー8内に差
し入れられた各フイルタユニツト17は、フイル
タユニツト出入口11に接近しているフイルタユ
ニツト17を引き出せば、それより奥にある各フ
イルタユニツト17は連結手20,21の連結に
よつて次々にフイルタユニツト出入口11へ引き
出されてくる。
実施例 上流側の各レール12には、例えば第2図示の
ように断面コの字形のレールであつて斜め上向き
のレール12aと斜め下向きのレール12bの一
対が接続してなるレールを使用する。ただし最上
位のレールには、断面コの字形のレールであつて
斜め下向きのレール12cを使用し、最下位のレ
ールには、断面コの字形のレールであつて斜め上
向きのレール12dを使用する。下流側の各レー
ル14にも、第2図示のように断面コの字形のレ
ールであつて斜め上向きのレール14aと斜め下
向きのレール14bの一対が接続してなるレール
を使用する。各レール12,14が長くなる場合
には、それらの中間部を支持杆などで支持する。
各レール12,14は、アングル材その他のレー
ルに置換することもある。
各縁枠18は、例えば第3図示のようにアルミ
材を用いて断面がほぼH形になるように成形した
上下一対の横枠27,28を、アルミ材を用いて
断面がコの字形になり、かつその背面の中央部に
沿つてカギ形の連結手20,21が、同背面の互
に反対側の縁枠に沿つて閉塞板23,24がそれ
ぞれ突出するように成形した左右一対の縦枠2
9,30の上端間及び下端間に掛け渡し、横枠2
7,28の端部から縦枠29,30の内側隅角部
に設けた溝付きリブ31,31及び32,32へ
ビス33,33及び34,34にそれぞれねじ込
むことにより組立てる。なお、横枠27,28は
互に逆転して使用するように成形し、縦枠29,
30も互に逆転して使用するように成形すれば、
横枠、縦枠のどちらも金型が1つずつで済み、金
型の製作費用を節約できる。連結手20,21に
よつて連結された複数のフイルタユニツト17の
うち両側端に位置するフイルタユニツト17に
は、連結手20,21のどちらか一方を省くこと
もある。連結手20,21はカギ形以外の形状に
成形したもの、磁石を利用したものなどを用いる
こともある。
フイルタ16には、例えばミニプリーツフイル
タ、即ち第7図示のようにろ紙をジクザク状に折
り畳み、その表側と裏側から各折り畳み面の間へ
複数のひも状スペーサー36を適当間隔37をお
いてそれぞれ挿入固着してなるフイルタを使用す
ることもあり、ミリプリーツ以外のフイルタを使
用することもある。フイルタ16にミニプリーツ
フイルタを使用する場合は、第5図示のように上
下一対の横枠27,28の各側壁38の内面へフ
イルタ16の上辺寄りと下辺寄りに挿入固着され
ているスペーサー36,36とをそれぞれ密着さ
せることにより、横枠27,28とフイルタ16
の間の気密性を保持させ、シール剤の付着を省く
こともあり、スペーサー36,36とシール剤の
両方で上記気密性を保持させることもある。
考案の効果 本考案は、叙上のように構成したから、次の諸
効果を奏する。
従来装置における木枠が不要になり、フイル
タユニツト1個当りの嵩張り及び重量が小さい
ため、輸送時や保管時の取扱作業が容易になる
ばかりでなく、輸送や保管のためのスペースを
縮小でき、逆に従来と同じ大きさのスペースを
利用する場合には、大量の輸送や保管が可能に
なる。
各フイルタユニツトは、上述のように嵩張ら
ず、かつ軽量であり、フイルタチヤンバー内の
レールに乗せて差し込めればよいから、フイル
タチヤンバー内に作業員が出入りしなくて済
み、フイルタチヤンバー内へフイルタユニツト
を設置する作業が容易になる。
フイルタチヤンバー内に差し入れられた各フ
イルタユニツトをフイルタチヤンバー外へ引き
出す場合には、各フイルタユニツトが連結手に
よつて連結されているので、手前のフイルタを
引き出すことにより奥内のフイルタユニツトを
次々に引き出すことができ、フイルタチヤンバ
ー内に作業員が出入りしなくて済み、従つてフ
イルタチヤンバーから各フイルタユニツトを引
出す作業も容易になる。
フイルタユニツトの交換によつて使用済みに
なつたフイルタユニツトは、それ自体を廃棄す
ればよく、従来のように木枠ごと廃棄しなくて
済み、経済的である。
各レールの数や間隔を調整することにより、
フイルタチヤンバーの上下方向の寸法変化に自
由に対応でき、どのフイルタチヤンバーにも各
フイルタユニツトを隙間なく差し込むことがで
き、従来のようにフイルタチヤンバーとフイル
タ体との間の隙間を気密に封ずるという余分な
作業が不要になる。
フイルタユニツトの間に生ずる隙間を閉塞す
る閉塞板を設けているので、フイルタユニツト
間のシールが十分になされる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図はフイルタチヤンバー内へ各フイ
ルタユニツトを差し入れた状態の斜視図、第2図
は上流側と下流側のレール群間にフイルタユニツ
トが差し込まれた状態の側面図、第3図はフイル
タユニツトの分解斜視図、第4図は相隣るフイル
タユニツトが連結手によつて連結された状態を説
明する図、第5図は縁枠にフイルタをはめ込んだ
手段の一例を示す図、第6図は従来のエアーフイ
ルタ装置の略図、第7図は同装置におけるフイル
タユニツトの一部を省略した斜視図である。 8……フイルタチヤンバー、9……空気導入
口、10……空気排出口、11……フイルタユニ
ツト出入口、12……上流側レール群、13……
間隔、14……下流側レール群、16……フイル
タ、17……フイルタユニツト、18……縁枠、
20,21……連結手、22……隙間、23,2
4……閉塞板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気導入口と、空気排出口と、フイルタユニツ
    ト出入口とを有するフイルタチヤンバーと、該フ
    イルタチヤンバー内の空間のうち上記フイルタユ
    ニツト出入口に通じる空間の上流側の間口を間隔
    をおいて横切るように架設した上流側レール群
    と、上記フイルタチヤンバー内の上記空間の下流
    側の間口を横切り、かつ上記上流側の各レールの
    間隔の中間位置と対向するように架設した下流側
    レール群と、上記上流側と下流側のレール群間に
    傾きが交互に逆向きになるようにして複数個ずつ
    摺動自在に差し入れるように成形した各縁枠に、
    フイルタをそれぞれはめ込んだフイルタユニツト
    とから成り、上記各縁枠の側縁に上記各フイルタ
    ユニツト同志を互いに連結させる連結手を設け、
    上記各フイルタユニツトの連結手による連結時に
    相隣るフイルタユニツト間に生ずる隙間を閉塞す
    る閉塞板を、上記各フイルタユニツトの縁枠から
    相隣る上記縁枠に向けて互いに延出したことを特
    徴とするエアーフイルタ装置。
JP1986180317U 1986-11-22 1986-11-22 Expired - Lifetime JPH0513373Y2 (ja)

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JPS6386820U JPS6386820U (ja) 1988-06-06
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