JPH0415295Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0415295Y2 JPH0415295Y2 JP1986103156U JP10315686U JPH0415295Y2 JP H0415295 Y2 JPH0415295 Y2 JP H0415295Y2 JP 1986103156 U JP1986103156 U JP 1986103156U JP 10315686 U JP10315686 U JP 10315686U JP H0415295 Y2 JPH0415295 Y2 JP H0415295Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- frame
- filter case
- vertical frames
- folded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 8
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
- 239000013043 chemical agent Substances 0.000 claims 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 238000004887 air purification Methods 0.000 description 2
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、主としてビルその他の建物の内部な
どに設けられる空調設備に組み込まれる空気浄化
用フイルタに関するものである。
どに設けられる空調設備に組み込まれる空気浄化
用フイルタに関するものである。
従来の技術
この種フイルタには、実公昭60−7778号公報、
同57−57779号公報、実開昭54−111874号公報な
どに記載されているように、一対の縦フレームの
上端間と下端間に上フレームと下フレームをそれ
ぞれ連結してなるフレーム内に、長尺の紙がジ
グザグ状に折り畳まれ、その両面側から各折り畳
み面の間へスペーサーがはさみ込まれてなる材
を気密にはめ込んだフイルタエレメントの複数個
を、それらの縦フレームにおいてつづら折れ状に
連接された状態で空気入口と空気出口を有するフ
イルタケース内へはめ込んだ構成よりなるものが
ある。
同57−57779号公報、実開昭54−111874号公報な
どに記載されているように、一対の縦フレームの
上端間と下端間に上フレームと下フレームをそれ
ぞれ連結してなるフレーム内に、長尺の紙がジ
グザグ状に折り畳まれ、その両面側から各折り畳
み面の間へスペーサーがはさみ込まれてなる材
を気密にはめ込んだフイルタエレメントの複数個
を、それらの縦フレームにおいてつづら折れ状に
連接された状態で空気入口と空気出口を有するフ
イルタケース内へはめ込んだ構成よりなるものが
ある。
考案が解決しようとする問題点
上記従来の空気浄化用フイルタでは、各フイル
タエレメントの縦フレームの間及び縦フレームと
フイルタケースの内面との間を単に接合させてい
たから、気密性が低下するという問題点があり、
またフイルタケース内面と各フイルタエレメント
との間を気密にシールするには、上記3番目の公
報に記載されているように、フイルタケースの内
面にコ字状の案内溝枠を設け、その案内溝枠に保
護枠縁を介して各フイルタエレメントのフレーム
をはめ込むようにしていたから、シール工程に手
間がかかり、量産化がむずかしく、製作コストが
割高になるという問題点があつた。
タエレメントの縦フレームの間及び縦フレームと
フイルタケースの内面との間を単に接合させてい
たから、気密性が低下するという問題点があり、
またフイルタケース内面と各フイルタエレメント
との間を気密にシールするには、上記3番目の公
報に記載されているように、フイルタケースの内
面にコ字状の案内溝枠を設け、その案内溝枠に保
護枠縁を介して各フイルタエレメントのフレーム
をはめ込むようにしていたから、シール工程に手
間がかかり、量産化がむずかしく、製作コストが
割高になるという問題点があつた。
本考案は、上記従来の問題点を解消しうる空気
浄化用フイルタを提供しようとするものである。
浄化用フイルタを提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段
以下図面にもとづいて本考案を詳細に説明する
と、1はフイルタエレメントで、一対の縦フレー
ム2,3の上端間と下端間に上フレーム4と下フ
レーム5をそれぞれ連結し、上フレーム4から上
向きに突出する突起6,6と、下フレーム5から
下向きに突出する突起7,7とを有するフレーム
8内に、長尺の紙がジグザグ状に折り畳まれ、
その両面側から各折り畳み面の間へ複数本のひも
状スペーサー9が適当間隔をおいてはさみ込ま
れ、かつ接着されてなる材10をシール剤を介
して気密にはめ込んでなる。11はフイルタケー
スで、空気入口12と空気出口13を有する。こ
のフイルタケース11内へ、フイルタエレメント
1の複数個を、それらの縦フレーム2,3におい
てつづら折れ状に連接された状態ではめ込み、各
フイルタエレメント1の上下フレーム4,5とフ
イルタケース11の内面との間にパツキン材1
4,15を介在させ、かつ突起6,6及び7,7
をフイルタケース11の内面の対応位置に穿設さ
れた係合孔16,16及び17,17に係合さ
せ、各フイルタエレメント1の縦フレーム2,3
の相互間及び縦フレーム2,3とフイルタケース
11の内面の間にシール剤18をそれぞれ付着さ
せてある。
と、1はフイルタエレメントで、一対の縦フレー
ム2,3の上端間と下端間に上フレーム4と下フ
レーム5をそれぞれ連結し、上フレーム4から上
向きに突出する突起6,6と、下フレーム5から
下向きに突出する突起7,7とを有するフレーム
8内に、長尺の紙がジグザグ状に折り畳まれ、
その両面側から各折り畳み面の間へ複数本のひも
状スペーサー9が適当間隔をおいてはさみ込ま
れ、かつ接着されてなる材10をシール剤を介
して気密にはめ込んでなる。11はフイルタケー
スで、空気入口12と空気出口13を有する。こ
のフイルタケース11内へ、フイルタエレメント
1の複数個を、それらの縦フレーム2,3におい
てつづら折れ状に連接された状態ではめ込み、各
フイルタエレメント1の上下フレーム4,5とフ
イルタケース11の内面との間にパツキン材1
4,15を介在させ、かつ突起6,6及び7,7
をフイルタケース11の内面の対応位置に穿設さ
れた係合孔16,16及び17,17に係合さ
せ、各フイルタエレメント1の縦フレーム2,3
の相互間及び縦フレーム2,3とフイルタケース
11の内面の間にシール剤18をそれぞれ付着さ
せてある。
作 用
上記の構成よりなる空気浄化用フイルタの空気
入口12に含塵空気が送られてくるダクトなどを
接続し、空気出口13に吐出ダクトなどを接続し
て、空気浄化用フイルタへ含塵空気を送り込め
ば、塵埃が材10で除去され、清浄化された空
気が吐出ダクトなどから吐出される。
入口12に含塵空気が送られてくるダクトなどを
接続し、空気出口13に吐出ダクトなどを接続し
て、空気浄化用フイルタへ含塵空気を送り込め
ば、塵埃が材10で除去され、清浄化された空
気が吐出ダクトなどから吐出される。
実施例
フイルタケース11内へフイルタエレメント1
をはめ込む場合は、次の順序により行う。
をはめ込む場合は、次の順序により行う。
先ずフイルタケース11の底板19の両端に左
右両側壁板20,21を木ネジ、釘などの止め具
23で固定する。次いで複数個のフイルタエレメ
ント1の下フレーム5にパツキン材15を、それ
らに穿設されている透孔24,24に突起7,7
を挿通させることにより密着した状態に取付け
る。次いで個々のフイルタエレメント1の突起
7,7を底板9に穿設されている係合孔17,1
7へ係合させることにより、個々のフイルタエレ
メント1を底板上に直立させる。すると個々のフ
イルタエレメント1が縦フレーム2,3において
つづら折れ状に連接した状態に位置決めされる。
次いで、個々のフイルタエレメント1の上フレー
ム4にパツキン材14を、それらに穿設されてい
る透孔25,25に突起6,6を挿通させること
により密着した状態に取付ける。次いでフイルタ
ケース11の天板26を左右両側壁板20,21
の上端間に掛け渡すとともに、天板26に穿設さ
れている係合孔16,16を個々のフイルタエレ
メント1の突起6,6に係合させ、木ネジ、釘な
どの止め具27で天板26を固定する。
右両側壁板20,21を木ネジ、釘などの止め具
23で固定する。次いで複数個のフイルタエレメ
ント1の下フレーム5にパツキン材15を、それ
らに穿設されている透孔24,24に突起7,7
を挿通させることにより密着した状態に取付け
る。次いで個々のフイルタエレメント1の突起
7,7を底板9に穿設されている係合孔17,1
7へ係合させることにより、個々のフイルタエレ
メント1を底板上に直立させる。すると個々のフ
イルタエレメント1が縦フレーム2,3において
つづら折れ状に連接した状態に位置決めされる。
次いで、個々のフイルタエレメント1の上フレー
ム4にパツキン材14を、それらに穿設されてい
る透孔25,25に突起6,6を挿通させること
により密着した状態に取付ける。次いでフイルタ
ケース11の天板26を左右両側壁板20,21
の上端間に掛け渡すとともに、天板26に穿設さ
れている係合孔16,16を個々のフイルタエレ
メント1の突起6,6に係合させ、木ネジ、釘な
どの止め具27で天板26を固定する。
このようにしてフイルタケース11内にはめ込
まれた各フイルタエレメント1の縦フレーム2,
3の相互間及び縦フレーム2,3とフイルタケー
ス11の内面との間にシール剤18をチユーブ2
8から押し出しながら付着させる。
まれた各フイルタエレメント1の縦フレーム2,
3の相互間及び縦フレーム2,3とフイルタケー
ス11の内面との間にシール剤18をチユーブ2
8から押し出しながら付着させる。
フイルタケース11の空気入口12と空気出口
13の口縁には、パツキン材29,30を接着す
ることもある。
13の口縁には、パツキン材29,30を接着す
ることもある。
考案の効果
本考案は、叙上のように構成したから、各フイ
ルタエレメントの縦フレーム相互間及び縦フレー
ムとフイルタケースの内面との間の気密性を高め
ることができる。またフイルタケースの内面に各
フイルタエレメンを気密にはめ込む作業が前記従
来のフイルタに比し簡単かつ確実に行える。その
ため、従来空気浄化用フイルタの製作に要した手
間が著しく省け、製作工程が簡略化し、量産化が
はかれ、製作コストが割安になるなどの利点を有
する。
ルタエレメントの縦フレーム相互間及び縦フレー
ムとフイルタケースの内面との間の気密性を高め
ることができる。またフイルタケースの内面に各
フイルタエレメンを気密にはめ込む作業が前記従
来のフイルタに比し簡単かつ確実に行える。その
ため、従来空気浄化用フイルタの製作に要した手
間が著しく省け、製作工程が簡略化し、量産化が
はかれ、製作コストが割安になるなどの利点を有
する。
第1図はフイルタエレメントとその上下フレー
ムに取付けるパツキン材の斜視図、第2図は本考
案に係る空気浄化用フイルタの分解した状態の斜
視図、第3図は同フイルタの斜視図である。 1……フイルタエレメント、2,3……縦フレ
ーム、4……上フレーム、5……下フレーム、
6,6……突起、7,7……突起、8……フレー
ム、9……スペーサー、10……材、11……
フイルタケース、12……空気入口、13……空
気出口、14,15……パツキン材、16,16
……係合孔、17,17……係合孔。
ムに取付けるパツキン材の斜視図、第2図は本考
案に係る空気浄化用フイルタの分解した状態の斜
視図、第3図は同フイルタの斜視図である。 1……フイルタエレメント、2,3……縦フレ
ーム、4……上フレーム、5……下フレーム、
6,6……突起、7,7……突起、8……フレー
ム、9……スペーサー、10……材、11……
フイルタケース、12……空気入口、13……空
気出口、14,15……パツキン材、16,16
……係合孔、17,17……係合孔。
Claims (1)
- 一対の縦フレームの上端間と下端間に上フレー
ムと下フレームをそれぞれ連結し、上フレームか
ら上向きに突出する突起と、下フレームから下向
きに突出する突起とを有するフレーム内に、長尺
の紙がジグザグ状に折り畳まれ、その両側面か
ら各折り畳み面の間へスペーサーがはさみ込ま
れ、かつ接着されてなる材を気密にはめ込んだ
フイルタエレメントの複数個を、それらの縦フレ
ームにおいてつづら折れ状に連接させた状態で空
気入口と空気出口を有するフイルタケース内へは
め込み、各フイルタエレメントの上下フレームと
上記フイルタケースの内面との間にパツキン材を
介在させ、かつ上下フレームから突出する上記突
起を上記パツキン材に挿通させ、次いで上記フイ
ルタケースの内面の対応位置に穿設された係合孔
に係合させ、上記各フイルタエレメントの縦フレ
ーム相互間及び縦フレームと上記フイルタケース
の内面の間にシール剤を付着させてなる空気浄化
用フイルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986103156U JPH0415295Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986103156U JPH0415295Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS639211U JPS639211U (ja) | 1988-01-21 |
JPH0415295Y2 true JPH0415295Y2 (ja) | 1992-04-07 |
Family
ID=30975445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986103156U Expired JPH0415295Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415295Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS607778U (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-19 | 敦賀 康隆 | 燻製器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54111874U (ja) * | 1978-01-27 | 1979-08-06 |
-
1986
- 1986-07-07 JP JP1986103156U patent/JPH0415295Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS607778U (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-19 | 敦賀 康隆 | 燻製器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS639211U (ja) | 1988-01-21 |
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