JPH08108015A - フィルタ及びその製造方法 - Google Patents
フィルタ及びその製造方法Info
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- JPH08108015A JPH08108015A JP27023894A JP27023894A JPH08108015A JP H08108015 A JPH08108015 A JP H08108015A JP 27023894 A JP27023894 A JP 27023894A JP 27023894 A JP27023894 A JP 27023894A JP H08108015 A JPH08108015 A JP H08108015A
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- filter medium
- wavy
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/52—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material
- B01D46/521—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material using folded, pleated material
- B01D46/523—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material using folded, pleated material with means for maintaining spacing between the pleats or folds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/10—Particle separators, e.g. dust precipitators, using filter plates, sheets or pads having plane surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2275/00—Filter media structures for filters specially adapted for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D2275/20—Shape of filtering material
- B01D2275/203—Shapes flexible in their geometry, e.g. bendable, adjustable to a certain size
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 波状濾材の外形状の保持が可能で，製造コス
トが安価，かつ取付け容易な，フィルタ及びその製造方
法を提供しようとすること。 【構成】 平板濾材を折り曲げて山部１１と谷部１２と
を交互に設けた波状濾材１０において，上記谷部１２の
内部には，波方向に交差する方向に沿って帯状に，弾性
充填材１８を充填してなる。上記フィルタ１の製造に当
っては，平板濾材を折り曲げて山部１１と谷部１２とを
交互に形成した波状濾材１０を作製し，次いで，該波状
濾材１０の谷部１２の内部に，波方向に交差する方向に
沿って帯状に，弾性充填材１８を充填する。
トが安価，かつ取付け容易な，フィルタ及びその製造方
法を提供しようとすること。 【構成】 平板濾材を折り曲げて山部１１と谷部１２と
を交互に設けた波状濾材１０において，上記谷部１２の
内部には，波方向に交差する方向に沿って帯状に，弾性
充填材１８を充填してなる。上記フィルタ１の製造に当
っては，平板濾材を折り曲げて山部１１と谷部１２とを
交互に形成した波状濾材１０を作製し，次いで，該波状
濾材１０の谷部１２の内部に，波方向に交差する方向に
沿って帯状に，弾性充填材１８を充填する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，例えば各種空調装置に
おける濾過装置等の，流体の濾過に使用されるフィルタ
及びその製造方法に関する。
おける濾過装置等の，流体の濾過に使用されるフィルタ
及びその製造方法に関する。
【０００２】
【従来技術】各種空調装置，流体濾過器等はフィルタを
有しており，該フィルタによって装置に取り入れる空
気，流体等の濾過を行う。上記フィルタとしては，例え
ば不織布等よりなる平板濾材を，濾過面積を大きくする
ために，折り曲げ，波状濾材に加工したものより構成さ
れていることが一般的である。
有しており，該フィルタによって装置に取り入れる空
気，流体等の濾過を行う。上記フィルタとしては，例え
ば不織布等よりなる平板濾材を，濾過面積を大きくする
ために，折り曲げ，波状濾材に加工したものより構成さ
れていることが一般的である。
【０００３】上記フィルタとして，図１４,図１５に示
すごとく，波状濾材９２を剛性外枠９１にホットメルト
接着剤９３にて接着し，フィルタ９としたものがある
（実開平１−６５６２８号）。上記フィルタ９において
は，上記剛性外枠９１により，波状濾材９２に剛性を有
する一定の形状が付与される。このため，上記フィルタ
９は装置への取付けが容易で，作業性に優れている。ま
た，各装置のフィルタ係止部には，上記剛性外枠が当接
することにより，フィルタとフィルタ係止部との間が封
止される。よって，未濾過の流体が両者の間から漏れる
ことを防止することができる。
すごとく，波状濾材９２を剛性外枠９１にホットメルト
接着剤９３にて接着し，フィルタ９としたものがある
（実開平１−６５６２８号）。上記フィルタ９において
は，上記剛性外枠９１により，波状濾材９２に剛性を有
する一定の形状が付与される。このため，上記フィルタ
９は装置への取付けが容易で，作業性に優れている。ま
た，各装置のフィルタ係止部には，上記剛性外枠が当接
することにより，フィルタとフィルタ係止部との間が封
止される。よって，未濾過の流体が両者の間から漏れる
ことを防止することができる。
【０００４】また，上記波状濾材９２は不織布等の柔軟
性の高い材料より構成されている。このため，波状濾材
単独では，その形状を維持できないおそれがある。これ
により，例えば，濾過流体の圧力等により，該波状濾材
９２が変形し，該波状濾材９２と係止部との間に隙間等
が生じてしまうという問題点が生じる。この場合には，
未濾過の流体が装置に流入するおそれがある。上記現象
を防止するために，剛性外枠９１を波状濾材９２の外周
に設け，強度が高く，変形しないフィルタとするもので
ある。
性の高い材料より構成されている。このため，波状濾材
単独では，その形状を維持できないおそれがある。これ
により，例えば，濾過流体の圧力等により，該波状濾材
９２が変形し，該波状濾材９２と係止部との間に隙間等
が生じてしまうという問題点が生じる。この場合には，
未濾過の流体が装置に流入するおそれがある。上記現象
を防止するために，剛性外枠９１を波状濾材９２の外周
に設け，強度が高く，変形しないフィルタとするもので
ある。
【０００５】更に，特開平５−１０３９３６号には，帯
状のホットメルト樹脂を波状濾材の一面に張付け，該ホ
ットメルト樹脂により波状濾材の形状を保持することが
提案されている。また，特開平１−３１７５１９号に
は，抗張力体を波状濾材の片面の頂点に接着することが
提案されている。また，特開昭６１−７４６１８号，特
開昭６１−７４６１９号は，波状濾材の各端部に帯状の
クッション材を，波状濾材の波形状に沿って，波状濾材
の外表面に設けることが提案されている。上述の各波状
濾材も，波状濾材の外周に剛性外枠を設けて，フィルタ
として使用する。
状のホットメルト樹脂を波状濾材の一面に張付け，該ホ
ットメルト樹脂により波状濾材の形状を保持することが
提案されている。また，特開平１−３１７５１９号に
は，抗張力体を波状濾材の片面の頂点に接着することが
提案されている。また，特開昭６１−７４６１８号，特
開昭６１−７４６１９号は，波状濾材の各端部に帯状の
クッション材を，波状濾材の波形状に沿って，波状濾材
の外表面に設けることが提案されている。上述の各波状
濾材も，波状濾材の外周に剛性外枠を設けて，フィルタ
として使用する。
【０００６】
【解決しようとする課題】しかし，上記剛性外枠を有す
るフィルタ９には，以下の問題点がある。即ち，上記剛
性外枠により上記フィルタ９は変形不可能である。従っ
て，フィルタ９の交換の際には，図１６に示すごとく，
フィルタ９と同程度の大きさ分の交換用スペース９０が
必要となる。従って，上記交換用スペース９０が確保で
きないような狭い場所にフィルタ９を設ける場合には，
空調装置等が必要とする大きさ以下ではあるが，交換可
能な大きさのフィルタを用いざるをえなくなる。このよ
うなフィルタは濾過性能が悪く，目詰りを生じやすい。
よって，装置にも悪影響を及ぼすおそれがある。
るフィルタ９には，以下の問題点がある。即ち，上記剛
性外枠により上記フィルタ９は変形不可能である。従っ
て，フィルタ９の交換の際には，図１６に示すごとく，
フィルタ９と同程度の大きさ分の交換用スペース９０が
必要となる。従って，上記交換用スペース９０が確保で
きないような狭い場所にフィルタ９を設ける場合には，
空調装置等が必要とする大きさ以下ではあるが，交換可
能な大きさのフィルタを用いざるをえなくなる。このよ
うなフィルタは濾過性能が悪く，目詰りを生じやすい。
よって，装置にも悪影響を及ぼすおそれがある。
【０００７】なお，特公昭５９−５００６号には，上記
交換用スペースの問題を解決するための，たわみ性を有
するフィルタが提案されている。上記フィルタは，ひだ
折りした濾材により構成されたたわみ性を有する本体
と，弾性を有する偏平な中空体である支持枠と，本体の
端部を閉止するための一対の弾性端部閉鎖手段により構
成されている。
交換用スペースの問題を解決するための，たわみ性を有
するフィルタが提案されている。上記フィルタは，ひだ
折りした濾材により構成されたたわみ性を有する本体
と，弾性を有する偏平な中空体である支持枠と，本体の
端部を閉止するための一対の弾性端部閉鎖手段により構
成されている。
【０００８】上記フィルタは，各部が弾性を有する部材
により構成されている。従って，フィルタ全体としても
弾性を有し，フィルタを自らの弾性によってたわませる
ことができる。従って，交換用スペースが狭くとも，上
記フィルタは容易に空調装置等に取付けることができ
る。しかし，上記フィルタは多くの構成部材を必要とす
るため，製造コストが高くなる恐れがある。
により構成されている。従って，フィルタ全体としても
弾性を有し，フィルタを自らの弾性によってたわませる
ことができる。従って，交換用スペースが狭くとも，上
記フィルタは容易に空調装置等に取付けることができ
る。しかし，上記フィルタは多くの構成部材を必要とす
るため，製造コストが高くなる恐れがある。
【０００９】更に，上記剛性外枠を有するフィルタの製
造に当っては，波状濾材の製造と剛性外枠との製造を別
工程で行う必要がある。更に，両者を組付ける組付け工
程を必要とする。このため，製造工程が繁雑で，製造コ
ストも高くなる。
造に当っては，波状濾材の製造と剛性外枠との製造を別
工程で行う必要がある。更に，両者を組付ける組付け工
程を必要とする。このため，製造工程が繁雑で，製造コ
ストも高くなる。
【００１０】本発明は，かかる問題点に鑑み，波状濾材
の外形状の保持が可能で，製造コストが安価，かつ取付
け容易な，フィルタ及びその製造方法を提供しようとす
るものである。
の外形状の保持が可能で，製造コストが安価，かつ取付
け容易な，フィルタ及びその製造方法を提供しようとす
るものである。
【００１１】
【課題の解決手段】本発明は，平板濾材を折り曲げて山
部と谷部とを交互に設けた波状濾材において，上記谷部
の内部には，波方向に交差する方向に沿って帯状に，弾
性充填材を充填してなることを特徴とするフィルタにあ
る。
部と谷部とを交互に設けた波状濾材において，上記谷部
の内部には，波方向に交差する方向に沿って帯状に，弾
性充填材を充填してなることを特徴とするフィルタにあ
る。
【００１２】上記弾性充填材は，例えば，波方向に交差
する方向に沿って，波状濾材の谷部に対し，帯状に充填
されている。即ち，上記弾性充填材は，例えば，波状濾
材の両側部に，或いは波状濾材の中央にＸ帯状に，或い
は波状濾材の中央に帯状等に充填してある（図１，図
８，図９参照）。
する方向に沿って，波状濾材の谷部に対し，帯状に充填
されている。即ち，上記弾性充填材は，例えば，波状濾
材の両側部に，或いは波状濾材の中央にＸ帯状に，或い
は波状濾材の中央に帯状等に充填してある（図１，図
８，図９参照）。
【００１３】なお，上記弾性充填材の充填は，波状濾材
の両側部に充填することが最も好ましい。この場合に
は，波状濾材の両側部において，弾性充填材が外方に露
出する。従って，フィルタは，空調装置等におけるフィ
ルタ係止部において，該係止部と上記弾性充填材が当接
する（図４参照）。従って，フィルタとフィルタ係止部
との間のシール性が向上する。また，上記両側部は波状
濾材の外形状を構成する部分である。このため，上記両
側部に弾性充填材を充填し，両側部の形状を固定するこ
とによって，波状濾材の外形状を保持することができ，
該波状濾材の型崩れを防止することができる。
の両側部に充填することが最も好ましい。この場合に
は，波状濾材の両側部において，弾性充填材が外方に露
出する。従って，フィルタは，空調装置等におけるフィ
ルタ係止部において，該係止部と上記弾性充填材が当接
する（図４参照）。従って，フィルタとフィルタ係止部
との間のシール性が向上する。また，上記両側部は波状
濾材の外形状を構成する部分である。このため，上記両
側部に弾性充填材を充填し，両側部の形状を固定するこ
とによって，波状濾材の外形状を保持することができ，
該波状濾材の型崩れを防止することができる。
【００１４】なお，上記弾性充填材としては，例えば，
フォーム状ホットメルト，ホットメルト樹脂，ウレタ
ン，ゴム，その他の各種発泡体を使用する。また，上記
平板濾材としては，不織布，エレクトレットペーパー，
活性炭素繊維ペーパー等を使用する。
フォーム状ホットメルト，ホットメルト樹脂，ウレタ
ン，ゴム，その他の各種発泡体を使用する。また，上記
平板濾材としては，不織布，エレクトレットペーパー，
活性炭素繊維ペーパー等を使用する。
【００１５】次に，上記波状濾材は，その折り曲げ方向
の最終端部に，弾性充填材を充填してなることが好まし
い。これにより，波状濾材の外形状を構成する最終端部
の形状を保持し，該最終端部の型崩れを防止することが
できる。なお，上記最終端部は，山部もしくは谷部のい
ずれかであるが，場合によっては該山部もしくは谷部と
隣接する，他の山部もしくは谷部を含むこともある。
の最終端部に，弾性充填材を充填してなることが好まし
い。これにより，波状濾材の外形状を構成する最終端部
の形状を保持し，該最終端部の型崩れを防止することが
できる。なお，上記最終端部は，山部もしくは谷部のい
ずれかであるが，場合によっては該山部もしくは谷部と
隣接する，他の山部もしくは谷部を含むこともある。
【００１６】更に，上記最終端部に充填された弾性充填
材と，前述した波状濾材の中央においてＸ帯状等，他の
部分に充填された弾性充填材とが一体的に充填されてい
てもよい。なお，上記他の部分としては，波状濾材の両
側部がもっとも好ましい。この場合には，波状濾材の外
形状を構成する部分をすべて弾性充填材により保持する
ことができるため，波状濾材の型崩れを，一層効果的に
防止することができる。
材と，前述した波状濾材の中央においてＸ帯状等，他の
部分に充填された弾性充填材とが一体的に充填されてい
てもよい。なお，上記他の部分としては，波状濾材の両
側部がもっとも好ましい。この場合には，波状濾材の外
形状を構成する部分をすべて弾性充填材により保持する
ことができるため，波状濾材の型崩れを，一層効果的に
防止することができる。
【００１７】次に，上記弾性充填材は波状濾材の両側部
よりも外方へはみ出した，はみ出し部を有することが好
ましい。上記両側部において，フィルタはフィルタ係止
部に当接する。また，上記はみ出し部は弾性充填材の一
部よりなるため，弾力性に富んでいる。このため，フィ
ルタと取付部との間を一層確実に封止することが可能に
なる。
よりも外方へはみ出した，はみ出し部を有することが好
ましい。上記両側部において，フィルタはフィルタ係止
部に当接する。また，上記はみ出し部は弾性充填材の一
部よりなるため，弾力性に富んでいる。このため，フィ
ルタと取付部との間を一層確実に封止することが可能に
なる。
【００１８】次に，本発明のフィルタの製造方法として
は，平板濾材を折り曲げて山部と谷部とを交互に形成し
た波状濾材を作製し，次いで，該波状濾材の谷部の内部
に，波方向に交差する方向に沿って帯状に，弾性充填材
を充填することを特徴とするフィルタの製造方法があ
る。
は，平板濾材を折り曲げて山部と谷部とを交互に形成し
た波状濾材を作製し，次いで，該波状濾材の谷部の内部
に，波方向に交差する方向に沿って帯状に，弾性充填材
を充填することを特徴とするフィルタの製造方法があ
る。
【００１９】上記波状濾材に弾性充填材を充填するに当
っては，まず，波状濾材に治具をはめ込み，その後充填
を行うことが好ましい。上記治具は，例えば，両端部に
波状濾材の山部等の挟持可能とした，挟持部を有する枠
である（図７参照）。上記治具をはめ込むことにより，
波状濾材を所望の形状に保持した状態で，弾性充填材を
充填することができる。また，弾性充填材の充填作業性
が向上する。
っては，まず，波状濾材に治具をはめ込み，その後充填
を行うことが好ましい。上記治具は，例えば，両端部に
波状濾材の山部等の挟持可能とした，挟持部を有する枠
である（図７参照）。上記治具をはめ込むことにより，
波状濾材を所望の形状に保持した状態で，弾性充填材を
充填することができる。また，弾性充填材の充填作業性
が向上する。
【００２０】次に，上記波状濾材の波方向に交差する方
向に弾性充填剤を充填した後，波状濾材の折り曲げ方向
の最終端部に弾性充填材を充填することが好ましい。即
ち，波方向に交差する方向に弾性充填材を充填すること
によって，波状濾材の形状がある程度固定される。従っ
て，弾性充填材の充填作業性の点から好ましい。
向に弾性充填剤を充填した後，波状濾材の折り曲げ方向
の最終端部に弾性充填材を充填することが好ましい。即
ち，波方向に交差する方向に弾性充填材を充填すること
によって，波状濾材の形状がある程度固定される。従っ
て，弾性充填材の充填作業性の点から好ましい。
【００２１】
【作用及び効果】本発明のフィルタにおいては，波状濾
材の波方向に交差する方向に沿って帯状に，弾性充填材
を充填してある。そのため，フィルタの交換作業に求め
られる程度の柔軟性を与えながら，上記波状濾材の外形
状の保持が可能となる。
材の波方向に交差する方向に沿って帯状に，弾性充填材
を充填してある。そのため，フィルタの交換作業に求め
られる程度の柔軟性を与えながら，上記波状濾材の外形
状の保持が可能となる。
【００２２】なお，本発明のフィルタを直接に空調装置
等に取付ける構成とすれば，フィルタの交換用スペース
が狭くとも，フィルタを適宜屈曲しつつ，容易に空調装
置等に取付けることができる。
等に取付ける構成とすれば，フィルタの交換用スペース
が狭くとも，フィルタを適宜屈曲しつつ，容易に空調装
置等に取付けることができる。
【００２３】また，本発明のフィルタの製造方法は，平
板濾材より波状濾材を作製し，次いで，該波状濾材の該
当部分に弾性充填材を充填するものである。上記製造方
法は，剛性外枠を波状濾材に接着するフィルタの製造方
法に比べて工程数が少ない。従って，製造コストが安価
である。また，本製造方法によれば，上記のごとき優れ
たフィルタを製造することができる。
板濾材より波状濾材を作製し，次いで，該波状濾材の該
当部分に弾性充填材を充填するものである。上記製造方
法は，剛性外枠を波状濾材に接着するフィルタの製造方
法に比べて工程数が少ない。従って，製造コストが安価
である。また，本製造方法によれば，上記のごとき優れ
たフィルタを製造することができる。
【００２４】上記のごとく，本発明によれば，波状濾材
の外形状の保持が可能で，製造コストが安価かつ取付け
容易な，フィルタ及びその製造方法を提供することがで
きる。
の外形状の保持が可能で，製造コストが安価かつ取付け
容易な，フィルタ及びその製造方法を提供することがで
きる。
【００２５】
【実施例】 実施例１ 本発明の実施例にかかるフィルタ及びその製造方法につ
き，図１〜図７を用いて説明する。図１に示すごとく，
本例のフィルタ１は，平板濾材を折り曲げて山部１１と
谷部１２とを交互に設けた波状濾材１０において，上記
谷部１２の内部には，波方向に交差する方向に沿って帯
状に，かつ波状濾材１０の両側部１３に弾性充填材１８
を充填してなる。
き，図１〜図７を用いて説明する。図１に示すごとく，
本例のフィルタ１は，平板濾材を折り曲げて山部１１と
谷部１２とを交互に設けた波状濾材１０において，上記
谷部１２の内部には，波方向に交差する方向に沿って帯
状に，かつ波状濾材１０の両側部１３に弾性充填材１８
を充填してなる。
【００２６】また，弾性充填材１９は，波状濾材１０の
折り曲げ方向の最終端部１４である谷部に沿って充填し
てなる。そして，これら弾性充填材１８，１９は，これ
に接する波状濾材１０と接着されており，このため谷部
の両側部１３の波状濾材１０は弾性充填材１８，１９を
介して連結されている。
折り曲げ方向の最終端部１４である谷部に沿って充填し
てなる。そして，これら弾性充填材１８，１９は，これ
に接する波状濾材１０と接着されており，このため谷部
の両側部１３の波状濾材１０は弾性充填材１８，１９を
介して連結されている。
【００２７】上記波状濾材１０の両側部１３において
は，弾性充填材１８が波状濾材１０の外方に露出してい
る。上記弾性充填材１８は最終端部１４における弾性充
填材１９と，波状濾材１０の四隅でそれぞれ連結し，波
状濾材１０の外形状を保持している。なお，上記弾性充
填材１８，１９の充填幅は１ｃｍであり，フォーム状ホ
ットメルトより構成されている。また，上記波状濾材１
０は，ポリエステル等からなる不織布より構成されてい
る。
は，弾性充填材１８が波状濾材１０の外方に露出してい
る。上記弾性充填材１８は最終端部１４における弾性充
填材１９と，波状濾材１０の四隅でそれぞれ連結し，波
状濾材１０の外形状を保持している。なお，上記弾性充
填材１８，１９の充填幅は１ｃｍであり，フォーム状ホ
ットメルトより構成されている。また，上記波状濾材１
０は，ポリエステル等からなる不織布より構成されてい
る。
【００２８】次に，上記フィルタ１を取り付けた空調装
置について，図２を用いて説明する。図２に示すごと
く，フィルタ１は，空調装置８の中に設ける濾過装置８
５に配設されている。空調装置８は，被濾過流体として
の空気が通過するケース８４と，該ケース８４の中に設
けられたブロワ８３及び熱交換器８２と，上記濾過装置
８５とを有している。上記濾過装置８５は，熱交換器８
２の上流側及びブロワ８３の上流側に，それぞれ設けら
れている。なお，濾過装置８５はいずれか一方あればよ
い。
置について，図２を用いて説明する。図２に示すごと
く，フィルタ１は，空調装置８の中に設ける濾過装置８
５に配設されている。空調装置８は，被濾過流体として
の空気が通過するケース８４と，該ケース８４の中に設
けられたブロワ８３及び熱交換器８２と，上記濾過装置
８５とを有している。上記濾過装置８５は，熱交換器８
２の上流側及びブロワ８３の上流側に，それぞれ設けら
れている。なお，濾過装置８５はいずれか一方あればよ
い。
【００２９】上記空調装置８は，被濾過空気の導入口と
しての外気導入口８９と内気導入口８８とを有してお
り，更に濾過空気の導出口８１とを有している。空気
は，内外気切り換え用の切換弁８９１，８９２の開閉に
より，外気導入口８９又は内気導入口８８から導入さ
れ，濾過装置８５におけるケース８４の流体路８０に導
入される。この濾過空気は，熱交換器８２により，温度
調整される。その途中，濾過空気は，ブロア８３よりも
上流側，及び熱交換器８２の上流側において，それぞれ
濾過装置８５に至り，ここで，フィルタ１における波状
濾材によりゴミ等が濾過される。
しての外気導入口８９と内気導入口８８とを有してお
り，更に濾過空気の導出口８１とを有している。空気
は，内外気切り換え用の切換弁８９１，８９２の開閉に
より，外気導入口８９又は内気導入口８８から導入さ
れ，濾過装置８５におけるケース８４の流体路８０に導
入される。この濾過空気は，熱交換器８２により，温度
調整される。その途中，濾過空気は，ブロア８３よりも
上流側，及び熱交換器８２の上流側において，それぞれ
濾過装置８５に至り，ここで，フィルタ１における波状
濾材によりゴミ等が濾過される。
【００３０】図２，図３に示すごとく，上記濾過装置８
５は，濾過空気が通過するケース８４と，該ケース８４
内に取り付けた上記フィルタ１とよりなる。フィルタ１
はケース８４の内壁三方に形成された係止部８４１に係
止されている。なお，図４に示すごとく，上記濾過装置
８５において，上記フィルタ１は波状濾材１０の両側部
１３における弾性充填材１８と，上記係止部８４１とが
当接している。上記係止部８４１と上記弾性充填材１８
との間に隙間は存在しない。
５は，濾過空気が通過するケース８４と，該ケース８４
内に取り付けた上記フィルタ１とよりなる。フィルタ１
はケース８４の内壁三方に形成された係止部８４１に係
止されている。なお，図４に示すごとく，上記濾過装置
８５において，上記フィルタ１は波状濾材１０の両側部
１３における弾性充填材１８と，上記係止部８４１とが
当接している。上記係止部８４１と上記弾性充填材１８
との間に隙間は存在しない。
【００３１】更に，フィルタ１は，図４，図５に示すご
とく，係止部８４１の一部に形成された窓８４２におい
て，図示せぬ脱着可能な窓を開いて交換可能である。上
記交換に当たっては，図５に示すごとく，フィルタ１を
大きく屈曲させつつ交換をすることが可能である。更
に，図６は濾過装置８５０が，濾過空気の流れ込む上流
側８５８が小さく，下流側８５９が大きくなっている形
状である場合のフィルタ１の取付け例である。この場
合，濾過装置８５０のケース８４０に湾曲して溝状の係
止部８４９を設け，フィルタ１は大きく屈曲させた状態
のまま係止される。
とく，係止部８４１の一部に形成された窓８４２におい
て，図示せぬ脱着可能な窓を開いて交換可能である。上
記交換に当たっては，図５に示すごとく，フィルタ１を
大きく屈曲させつつ交換をすることが可能である。更
に，図６は濾過装置８５０が，濾過空気の流れ込む上流
側８５８が小さく，下流側８５９が大きくなっている形
状である場合のフィルタ１の取付け例である。この場
合，濾過装置８５０のケース８４０に湾曲して溝状の係
止部８４９を設け，フィルタ１は大きく屈曲させた状態
のまま係止される。
【００３２】次に，上記フィルタの製造方法につき，図
７を用いて，説明する。まず，ロール状の平板濾材を折
り曲げて，山部１１と谷部１２とを交互に設けた波状濾
材１０を得る。次いで，上記波状濾材１０を所望の長さ
に切断する。なお，上記波状濾材１０の最終端部１４は
谷部となるように切断する。
７を用いて，説明する。まず，ロール状の平板濾材を折
り曲げて，山部１１と谷部１２とを交互に設けた波状濾
材１０を得る。次いで，上記波状濾材１０を所望の長さ
に切断する。なお，上記波状濾材１０の最終端部１４は
谷部となるように切断する。
【００３３】次いで，上記波状濾材１０の両側部に，濾
材支持部材７２を有する治具７を嵌めこむ。上記治具７
は波状濾材１０を保持する枠体７１と，この枠体７１の
近傍に設けられた支持部材７２とよりなる。そして，上
記枠体７１と支持部材７２とによって形成された挟持部
７０に，波状濾材１０の最終端部１４である谷部を挟持
させる。なお，上記治具７は波状濾材１０の両側部１３
に対して配置する。
材支持部材７２を有する治具７を嵌めこむ。上記治具７
は波状濾材１０を保持する枠体７１と，この枠体７１の
近傍に設けられた支持部材７２とよりなる。そして，上
記枠体７１と支持部材７２とによって形成された挟持部
７０に，波状濾材１０の最終端部１４である谷部を挟持
させる。なお，上記治具７は波状濾材１０の両側部１３
に対して配置する。
【００３４】次に，上記波状濾材１０の谷部１２の内部
に，波方向に交差する方向に沿って帯状に，弾性充填材
１８を充填する。上記弾性充填材１８の充填箇所は波状
濾材１０の両側部１３であり，また，この時の弾性充填
材１８の充填幅は１ｃｍである。最後に，波状濾材１０
の最終端部１４である谷部に，弾性充填材１９を充填す
る。なお，符号７９は上記弾性充填材１８，１９を充填
するための充填機である。
に，波方向に交差する方向に沿って帯状に，弾性充填材
１８を充填する。上記弾性充填材１８の充填箇所は波状
濾材１０の両側部１３であり，また，この時の弾性充填
材１８の充填幅は１ｃｍである。最後に，波状濾材１０
の最終端部１４である谷部に，弾性充填材１９を充填す
る。なお，符号７９は上記弾性充填材１８，１９を充填
するための充填機である。
【００３５】次に，本例における作用効果につき説明す
る。本例のフィルタにおいては，波状濾材の上述の各箇
所に弾性充填材を充填してある。そのため，フィルタの
交換作業に求められる程度の柔軟性を与えながら，上記
波状濾材の外形状の保持が可能となる。
る。本例のフィルタにおいては，波状濾材の上述の各箇
所に弾性充填材を充填してある。そのため，フィルタの
交換作業に求められる程度の柔軟性を与えながら，上記
波状濾材の外形状の保持が可能となる。
【００３６】なお，本発明のフィルタを直接に空調装置
等に取付る構成とすれば，フィルタの交換用スペースが
狭くとも，フィルタを適宜屈曲しつつ，容易にフィルタ
を空調装置等に取付けることができる。
等に取付る構成とすれば，フィルタの交換用スペースが
狭くとも，フィルタを適宜屈曲しつつ，容易にフィルタ
を空調装置等に取付けることができる。
【００３７】また，上記フィルタは，濾過装置８５の係
止部８４１において，該係止部８４１と上記弾性充填材
１８の露出部分が当接する（図４参照）。従って，係止
部８４１におけるシール性が向上する。
止部８４１において，該係止部８４１と上記弾性充填材
１８の露出部分が当接する（図４参照）。従って，係止
部８４１におけるシール性が向上する。
【００３８】また，本例の製造方法によれば，フィルタ
１を容易に製造することができ，また剛性外枠を波状濾
材に接着してなるフィルタに比べて製造工程が少ない。
よって，製造コストが安価である。従って，本例によれ
ば，波状濾材の外形状の保持が可能で，製造コストが安
価かつ取付け容易な，フィルタ及びその製造方法を提供
することができる。
１を容易に製造することができ，また剛性外枠を波状濾
材に接着してなるフィルタに比べて製造工程が少ない。
よって，製造コストが安価である。従って，本例によれ
ば，波状濾材の外形状の保持が可能で，製造コストが安
価かつ取付け容易な，フィルタ及びその製造方法を提供
することができる。
【００３９】実施例２ 本例は，図８及び図９に示すごとく，弾性充填材の他の
充填例を示す。図８に示すフィルタ２は，実施例１と同
様の波状濾材１０に対して，弾性充填材２９を波状濾材
１０の中央にＸ帯状に充填し，フィルタ２としてある。
充填例を示す。図８に示すフィルタ２は，実施例１と同
様の波状濾材１０に対して，弾性充填材２９を波状濾材
１０の中央にＸ帯状に充填し，フィルタ２としてある。
【００４０】また，図９に示すフィルタ３は，実施例１
と同様の波状濾材１０に対して，弾性充填材３９を波状
濾材１０の中央に帯状に充填し，フィルタ３としてあ
る。なお，上記フィルタ２，３は，共に波状濾材１０の
最終端部１４には弾性充填材を充填していない。その他
は実施例１と同様である。また本例においても，実施例
１と同様の作用効果を有する。
と同様の波状濾材１０に対して，弾性充填材３９を波状
濾材１０の中央に帯状に充填し，フィルタ３としてあ
る。なお，上記フィルタ２，３は，共に波状濾材１０の
最終端部１４には弾性充填材を充填していない。その他
は実施例１と同様である。また本例においても，実施例
１と同様の作用効果を有する。
【００４１】実施例３ 本例は，図１０に示すごとく，波状濾材１０の両側部１
３に弾性充填材１８を充填し，該弾性充填材１８に，は
み出し部１８０を設けたフィルタ４である。即ち，図１
０に示すごとく，波状濾材１０の側部において，弾性充
填材１８には，同一の材料によるはみ出し部１８０が設
けられている。
３に弾性充填材１８を充填し，該弾性充填材１８に，は
み出し部１８０を設けたフィルタ４である。即ち，図１
０に示すごとく，波状濾材１０の側部において，弾性充
填材１８には，同一の材料によるはみ出し部１８０が設
けられている。
【００４２】上記はみ出し部１８０は，弾性充填材１８
が波状濾材１０の両側部１３よりも数ｍｍ外方に飛出し
た部分である。なお，上記はみ出し部１８０の形成に当
っては，実施例１と同様の製造方法を利用する。ただ
し，実施例１の製造方法よりも，弾性充填材１８の充填
量を多くする。その他は，実施例１と同様である。
が波状濾材１０の両側部１３よりも数ｍｍ外方に飛出し
た部分である。なお，上記はみ出し部１８０の形成に当
っては，実施例１と同様の製造方法を利用する。ただ
し，実施例１の製造方法よりも，弾性充填材１８の充填
量を多くする。その他は，実施例１と同様である。
【００４３】本例によれば，フィルタ４を空調装置８に
取付けるに当たって，フィルタ４と係止部８４１との間
が，上記はみ出し部１８０により弾性的に封止される。
よって，これらの間のシール性が一層向上する。また，
本例においても，実施例１と同様の作用効果を有する。
取付けるに当たって，フィルタ４と係止部８４１との間
が，上記はみ出し部１８０により弾性的に封止される。
よって，これらの間のシール性が一層向上する。また，
本例においても，実施例１と同様の作用効果を有する。
【００４４】実施例４ 本例は，図１１，図１２に示すごとく，波状濾材１０の
最終端部５４を山部１１とし，これに弾性充填材５９を
充填したフィルタ５である。即ち，図１１に示すごと
く，本例のフィルタ５は，平板濾材を折り曲げて山部１
１と谷部１２とを交互に設けた波状濾材１０において，
上記谷部１２の内部には，波方向に交差する方向に沿っ
て帯状にかつ波状濾材１０の両側部５３に，弾性充填材
５８を充填してなる。また，弾性充填材５９を，波状濾
材１０の折り曲げ方向の最終端部５４である山部に充填
してなる。
最終端部５４を山部１１とし，これに弾性充填材５９を
充填したフィルタ５である。即ち，図１１に示すごと
く，本例のフィルタ５は，平板濾材を折り曲げて山部１
１と谷部１２とを交互に設けた波状濾材１０において，
上記谷部１２の内部には，波方向に交差する方向に沿っ
て帯状にかつ波状濾材１０の両側部５３に，弾性充填材
５８を充填してなる。また，弾性充填材５９を，波状濾
材１０の折り曲げ方向の最終端部５４である山部に充填
してなる。
【００４５】また，図１２に示すごとく，上記フィルタ
５を実施例１に示す空調装置８に取付けた場合には，実
施例１と同様に，濾過装置８５内のケース８４の係止部
８４１に上記フィルタ５が係止される。その他は実施例
１と同様である。また本例においても，実施例１と同様
の作用効果を有する。
５を実施例１に示す空調装置８に取付けた場合には，実
施例１と同様に，濾過装置８５内のケース８４の係止部
８４１に上記フィルタ５が係止される。その他は実施例
１と同様である。また本例においても，実施例１と同様
の作用効果を有する。
【００４６】実施例５ 本例は，図１３に示すごとく，実施例１に示すフィルタ
を，予め用意した剛性外枠９１に固定し，フィルタ装置
６としたものである。即ち，予め樹脂等によりフィルタ
１よりわずかに小さい内径を有する高剛性の剛性外枠９
１を製造し，実施例１に示すフィルタ１を，該剛性外枠
９１内に組付ける。
を，予め用意した剛性外枠９１に固定し，フィルタ装置
６としたものである。即ち，予め樹脂等によりフィルタ
１よりわずかに小さい内径を有する高剛性の剛性外枠９
１を製造し，実施例１に示すフィルタ１を，該剛性外枠
９１内に組付ける。
【００４７】本例によれば，一層強度の高いフィルタ装
置とすることができる。即ち，本発明のフィルタ１は，
単体で十分実用に耐える強度等を有している。しかし，
特に被濾過流体の流圧が高いとき等，一層高い強度が要
求される場合には，本例のごとく剛性外枠９１により補
強し，フィルタ装置６とする。
置とすることができる。即ち，本発明のフィルタ１は，
単体で十分実用に耐える強度等を有している。しかし，
特に被濾過流体の流圧が高いとき等，一層高い強度が要
求される場合には，本例のごとく剛性外枠９１により補
強し，フィルタ装置６とする。
【図１】実施例１における，フィルタの斜視図。
【図２】実施例１における，空調装置の説明図。
【図３】実施例１における，フィルタの係止部の断面
図。
図。
【図４】実施例１における，フィルタの係止部の説明
図。
図。
【図５】実施例１における，空調装置へのフィルタの装
着方法の説明図。
着方法の説明図。
【図６】実施例１における，空調装置でのフィルタの装
着状態の説明図。
着状態の説明図。
【図７】実施例１における，波状濾材への弾性充填材の
充填説明図。
充填説明図。
【図８】実施例２における，フィルタの斜視図。
【図９】実施例２における，フィルタの斜視図。
【図１０】実施例３における，フィルタの部分斜視図。
【図１１】実施例４における，フィルタの斜視図。
【図１２】実施例４における，空調装置でのフィルタの
装着状態の説明図。
装着状態の説明図。
【図１３】実施例５における，フィルタ装置の斜視図。
【図１４】従来例における，フィルタの展開斜視図。
【図１５】従来例における，フィルタの斜視図。
【図１６】従来例における，空調装置へのフィルタの装
着方法の説明図。
着方法の説明図。
１，２，３，４，５．．．フィルタ， １０．．．波状濾材， １１．．．山部， １２．．．谷部， １３．．．側部， １４．．．最終端部， １８，１９．．．弾性充填材， ８．．．空調装置，
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二宮 斎 愛知県刈谷市昭和町１丁目１番地 日本電 装株式会社内
Claims (8)
- 【請求項１】 平板濾材を折り曲げて山部と谷部とを交
互に設けた波状濾材において，上記谷部の内部には，波
方向に交差する方向に沿って帯状に，弾性充填材を充填
してなることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項２】 請求項１において，上記弾性充填材は，
波状濾材両側部に充填してあることを特徴とするフィル
タ。 - 【請求項３】 請求項１において，上記弾性充填材は，
Ｘ帯状に充填してあることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項４】 請求項１において，上記弾性充填材は，
波状濾材の中央に帯状に充填してあることを特徴とする
フィルタ。 - 【請求項５】 請求項１〜４のいずれか一項において，
上記波状濾材は，その折り曲げ方向の最終端部に，弾性
充填材を充填してなることを特徴とするフィルタ。 - 【請求項６】 請求項２において，上記弾性充填材は，
波状濾材の両側部よりも外方へはみ出した，はみ出し部
を有することを特徴とするフィルタ。 - 【請求項７】 平板濾材を折り曲げて山部と谷部とを交
互に形成した波状濾材を作製し，次いで，該波状濾材の
谷部の内部に，波方向に交差する方向に沿って帯状に，
弾性充填材を充填することを特徴とするフィルタの製造
方法。 - 【請求項８】 請求項７において，上記波状濾材の波方
向に交差する方向に弾性充填剤を充填した後，波状濾材
の折り曲げ方向の最終端部に弾性充填材を充填すること
を特徴とするフィルタの製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27023894A JPH08108015A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | フィルタ及びその製造方法 |
| DE19524677A DE19524677A1 (de) | 1994-07-07 | 1995-07-06 | Filtervorrichtung mit einem Filter |
| US08/877,197 US5792229A (en) | 1994-07-07 | 1997-06-17 | Filter and filtering apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27023894A JPH08108015A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | フィルタ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08108015A true JPH08108015A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17483483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27023894A Pending JPH08108015A (ja) | 1994-07-07 | 1994-10-07 | フィルタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08108015A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11267435A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-10-05 | Matsushita Seiko Co Ltd | 空気清浄ユニットと空気清浄装置 |
| WO2008015378A1 (en) * | 2006-08-01 | 2008-02-07 | Dyson Technology Limited | A filter assembly |
| EP2319602A1 (en) * | 2009-11-05 | 2011-05-11 | Valeo Klimasysteme GmbH | Filter assembly for a vehicle heating or air conditioning system, filter unit for this purpose and method for the production of the filter assembly. |
| JP2013146670A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Nitta Corp | エアフィルタ |
| KR20140109075A (ko) * | 2013-03-05 | 2014-09-15 | 한라비스테온공조 주식회사 | 차량용 송풍장치 |
| JP2016073978A (ja) * | 2016-01-27 | 2016-05-12 | ニッタ株式会社 | エアフィルタの製造方法 |
| WO2014068445A3 (en) * | 2012-11-01 | 2016-06-23 | Koninklijke Philips N.V. | Strip, fiter with the strip, method and apparatus for producing the strip |
| JP2019508237A (ja) * | 2016-02-26 | 2019-03-28 | マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ガス濾過に用いられる、フィルタエレメント |
| WO2020004504A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-02 | 日東電工株式会社 | エアフィルタユニット及び空調機 |
| JP2020506734A (ja) * | 2016-12-19 | 2020-03-05 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 呼吸マスク用フィルタ |
| KR20210151289A (ko) * | 2020-06-04 | 2021-12-14 | 한국철도기술연구원 | 미세먼지 제거용 acf 패널 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP27023894A patent/JPH08108015A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11267435A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-10-05 | Matsushita Seiko Co Ltd | 空気清浄ユニットと空気清浄装置 |
| WO2008015378A1 (en) * | 2006-08-01 | 2008-02-07 | Dyson Technology Limited | A filter assembly |
| EP2319602A1 (en) * | 2009-11-05 | 2011-05-11 | Valeo Klimasysteme GmbH | Filter assembly for a vehicle heating or air conditioning system, filter unit for this purpose and method for the production of the filter assembly. |
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| WO2014068445A3 (en) * | 2012-11-01 | 2016-06-23 | Koninklijke Philips N.V. | Strip, fiter with the strip, method and apparatus for producing the strip |
| US10279301B2 (en) | 2012-11-01 | 2019-05-07 | Lumileds Llc | Strip, filter with the strip, method and apparatus for producing the strip |
| KR20140109075A (ko) * | 2013-03-05 | 2014-09-15 | 한라비스테온공조 주식회사 | 차량용 송풍장치 |
| JP2016073978A (ja) * | 2016-01-27 | 2016-05-12 | ニッタ株式会社 | エアフィルタの製造方法 |
| JP2019508237A (ja) * | 2016-02-26 | 2019-03-28 | マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ガス濾過に用いられる、フィルタエレメント |
| JP2020506734A (ja) * | 2016-12-19 | 2020-03-05 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 呼吸マスク用フィルタ |
| WO2020004504A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-02 | 日東電工株式会社 | エアフィルタユニット及び空調機 |
| JPWO2020004504A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2020-07-09 | 日東電工株式会社 | エアフィルタユニット及び空調機 |
| CN112352129A (zh) * | 2018-06-29 | 2021-02-09 | 日东电工株式会社 | 空气过滤器单元和空调机 |
| CN112352129B (zh) * | 2018-06-29 | 2022-05-03 | 日东电工株式会社 | 空气过滤器单元和空调机 |
| KR20210151289A (ko) * | 2020-06-04 | 2021-12-14 | 한국철도기술연구원 | 미세먼지 제거용 acf 패널 |
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