JP3232198B2 - 折り戸のストッパー装置 - Google Patents

折り戸のストッパー装置

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JP3232198B2 JP23188694A JP23188694A JP3232198B2 JP 3232198 B2 JP3232198 B2 JP 3232198B2 JP 23188694 A JP23188694 A JP 23188694A JP 23188694 A JP23188694 A JP 23188694A JP 3232198 B2 JP3232198 B2 JP 3232198B2
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聡 中杉
美島 石黒
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レールに折り戸を開閉
自在に取り付けるときレールの端部に位置する上部ラン
ナーや下部ランナーが走行しないように止めるのに用い
る折り戸のストッパー装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、断面リップ付コ字状のレールにス
トッパーを取り付ける場合、矩形状のナット板をナット
板の長手方向がレールの長手方向を向くように配置した
状態でレールのリップ片間に入れ、リップ片の裏側でナ
ット板を90°回転してナット板の両端をリップ片の裏
側に係止し、レール上にストッパー体を配置すると共に
ストッパー体にビスを挿通し、ビスをナット板に螺合し
て締め付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
にあっては、狭い開口からナット板をリップ片の裏側に
指で挿入し、指でナット板を保持してナット板とストッ
パー体やビスを合わせ、指でナット板の回り止めをしな
がらビスを締め付けなければならなく、ストッパー体の
取り付けに手間を要し、施工がしにくいという問題があ
った。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは簡単な操作でレ
ールにストッパーを取り付けることができる折り戸のス
トッパー装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明折り戸のストッパー装置は、略長方形のストッパ
ー板1の一端側の裏面側に略長方形のナット板2をスト
ッパー板1の長手方向とナット板2の長手方向とが略平
行になるように配置すると共にストッパー板1にナット
板2を回転しないで且つ近接離間自在になるように支持
し、ストッパー板1の表面から挿通した締め付けビス3
をナット板2の略中央に螺合し、ストッパー板1の他端
の表面に表面側に突出する摘まみ片4を一体に設け、断
面リップ付コ字状のレール5のリップ片5a間の開口の
幅より上記ナット板2の長手方向の長さを長くすると共
にリップ片5a間の開口の幅よりナット板2の短手方向
の長さを短くし、レール5上にストッパー板1をストッ
パー板1の長手方向がレール5に直交するように配置し
た状態でナット板2の長手方向の両端をリップ片5aの
裏側に係止し、締め付けビス3を締め付けてストッパー
板1とナット板2との間にリップ片5aを挟持して成る
ことを特徴とする。
【0006】また摘まみ片4に凹凸面6を設けて成るこ
とを特徴とすることも好ましい。
【0007】
【作用】上記構成によれば、ナット板2を支持したスト
ッパー板1をストッパー板1の長手方向がレール5の長
手方向に平行に向いた状態でレール5上に配置してナッ
ト板2をレール5のリップ片5a間からリップ片5aの
裏側に挿入し、この状態から摘まみ片4を持ってストッ
パー板1を90°回転してナット板2の両端をリップ片
5aの裏側に係止し、この状態で締め付けビス3を締め
付けてストッパー板1とナット板2とでリップ片5aを
挟持するように取り付ける。このようにしてストッパー
Aを取り付け施工できることにより、指でナット板2を
支えたりする必要がなく従来に比べて遥かに簡単に取り
付け施工できる。またストッパー板1を取り付けるとき
90°回転するときも摘まみ片4を持って簡単に操作で
きる。
【0008】また摘まみ片4に凹凸面6を設けてある
と、摘まみ片4を持って操作するとき指が滑ったりする
ことなく操作がしやすい。
【0009】
【実施例】ストッパーAは図2に示すように合成樹脂の
ストッパー板1と、金属のナット板2と、金属の締め付
けビス3で構成されている。ストッパー板1は図3に示
すように長方形状に形成されており、表面には複数の突
条8を長手方向に突設してある。ストッパー板1の一端
部には表裏に貫通する段付きのビス孔9を穿孔してあ
り、ストッパー板1の他端の表面には表面側に垂直に立
ち上がる摘まみ片4を一体に突設してある。ストッパー
板1のビス孔9の両側には円弧状に切り欠いた当たり用
の凹部10を設けてある。摘まみ片4は内部が中空にな
っており、片面に階段状に凹凸面6を設けてある。スト
ッパー板1のビス孔9を設けた部分の裏面側には下面か
ら見て小判状の凸部11を設けてあり、この凸部11の
裏面までビス孔9が貫通している。凸部11の裏面側の
両端には後述するリップ片5aの上面に嵌合する段部1
2を設けてあり、段部12に係当突起13を設けてあ
る。この凸部11の裏面側には略U字状のナット保持部
7を垂設してあり、このナット保持部7に長方形状のナ
ット板2を挿通してナット板2を保持してある。このナ
ット板2はナット板2の長手方向がストッパー板1の長
手方向と平行になるように挿通してあり、ナット板2は
ストッパー板1に対して回転しないと共にナット板2が
ストッパー板1に対して近接離間自在に移動し得るよう
になっている。ストッパー板1の表面側から締め付けビ
ス3をビス孔9に挿通してあり、締め付けビス3の先端
をナット板2の略中央の雌ねじ孔に螺合してある。また
ナット板2の長手方向の長さは後述するレール5のリッ
プ片5a間の開口の幅より長く短手方向の長さはリップ
片5a間の開口の幅より短い。ナット板2の両端には係
当突起23を設けてある。
【0010】折り戸15は図4に示すように2枚のパネ
ル16を蝶番にて回動自在に連結して折り畳み自在にし
てあり、折り戸15の両端の上端には上ランナー17を
装着してあり、折り戸15の両端の下端には下ランナー
18を装着してある。レール5は断面リップ付コ字状に
形成され、建物の開口部の上枠19や下枠20に取り付
けてある。折り戸15の上端の上ランナー17は上枠1
9のレール5に走行自在に装着してあり、折り戸15の
下端の下ランナー18は下枠20のレール5に走行自在
に装着してある。上ランナー17は図5(a)に示すよ
うにランナー軸17aに直方体状の走行ブロック17b
を回転自在に装着すると共に走行ブロック17bの両側
に複数個の走行コロ17cを回転自在に装着して形成さ
れ、上ランナー17をレール5に装着した状態で走行コ
ロ17cをリップ片5a上に走行自在に載置してある。
下ランナー18は図5(b)に示すようにランナー軸1
8aに円柱状の走行体18bを回転自在に装着すると共
に走行体18bの上下に円環状の突条18c,18dを
設けて形成され、下ランナー18をレール5に装着した
状態で突条18cがリップ片5a上に乗っている。
【0011】このように上下のレール5間に折り戸15
が走行自在に装着されるが、開口部の側枠21がわに位
置する上ランナー17や下ランナー18が走行しないよ
うに次のように上下のレール5にストッパーAが装着さ
れる。まず締め付けビス3を緩めた状態でレール5上に
ストッパーAが図6(a)のように配置される。このと
きストッパーAのストッパー板1の長手方向がレール5
の長手方向に向くように配置され、ナット板2がレール
5のリップ片5a間に挿入され、ナット板2がリップ片
5aの裏側に位置させられる。この状態から摘まみ片4
を指で摘まみストッパー板1が水平面で90°回転され
て図6(b)の状態になる。摘まみ片4を持ってストッ
パー板1を回転するとき摘まみ片4に凹凸面6があるた
めに指が滑ったりするおそれがない。ストッパー板1を
90°回転した状態で図1に示すようにナット板2の長
手方向の両端がリップ片5aの裏面側に係止する位置に
位置し、この状態でドライバー22にて締め付けビス3
を締め付けることでナット板2とストッパー板1の凸部
11とで挟持されてストッパーAが取り付けられる。こ
のとき段部12がリップ片5a上に載り、係当突起1
3,23がリップ片5aに強く係当し、ストッパーAが
強固に固定される。
【0012】上記のようにストッパーAを取り付ける
と、端部に位置する上ランナー17や下ランナー18は
ストッパーAに当たって移動することがない。上ランナ
ー17では走行ブロック17bの端部がストッパー板1
の凸部11の端面に当たり、下ランナー18では突条1
8cが円弧状の凹部10に当たる。また折り戸15を展
開した状態から折り戸15を折り畳んだとき自由に走行
する方の上ランナー17や下ランナー18が上記ストッ
パーAに当たって止まり、一対のパネル16が密着する
状態までは折り畳まれない。また下ランナー18の突条
18cが凹部10に当たるとき、パネル16がストッパ
ーAの摘まみ片4にも当たり、下ランナー18がストッ
パーAに当たるときの衝撃が分散されてストッパーAが
破損するのを防止できる。
【0013】図7はストッパーAの取り付け位置を説明
するものである。図7(a)は開口部に1つの折り戸1
5を取り付けたものであって、レール5の一方にストッ
パーAを取り付けてある。図7(b)は開口部に1つの
折り戸15と1つの開閉扉25を取り付けたものであ
り、折り戸15側の一方の端部でレール5にストッパー
Aを取り付けてある。図7(c)は開口部に2つの折り
戸15を取り付けたものであり、両端の端部でレール5
にストッパーAを取り付けてある。図7(d)は開口部
に3つの折り戸15を開閉自在に取り付けたものであ
り、レール5の両端にストッパーAを取り付けてあり、
両側の折り戸15の端部をストッパーAで止めてあり、
残りの折り戸15は自由に移動し得るようになってい
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は叙述のように構成されているの
で、ナット板を支持したストッパー板をストッパー板の
長手方向がレールの長手方向に平行に向いた状態でレー
ル上に配置してナット板をレールのリップ片間からリッ
プ片の裏側に挿入し、この状態から摘まみ片を持ってス
トッパー板を90°回転してナット板の両端をリップ片
の裏側に係止し、この状態で締め付けビスを締め付けて
ストッパー板とナット板とでリップ片を挟持するように
取り付けることができるものであって、指でナット板を
支えたりする必要がなく従来に比べて遥かに簡単に取り
付け施工できるものであり、またストッパー板を取り付
けるとき90°回転するときも摘まみ片を持って簡単に
操作できるものである。
【0015】また本発明の請求項2記載の発明のように
摘まみ片に凹凸面を設けてあると、摘まみ片を持って操
作するとき指が滑ったりすることなく操作がしやすいも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の断面図である。
【図2】同上のストッパーを示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図3】同上のストッパー板を示し、(a)正面図、
(b)は下面図、(c)は側面図(d)は(b)のB−
B′線断面図、(e)は(a)のC−C′線断面図であ
る。
【図4】同上の折り戸の一部切欠斜視図である。
【図5】(a)は同上の上ランナーの取り付け状態を示
す断面図、(b)は同上の下ランナーの取り付け状態を
示す断面図である。
【図6】(a)(b)はストッパーの取り付け状態を示
す斜視図である。
【図7】(a)(b)(c)(d)は同上のストッパー
の取り付け位置を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ストッパー板 2 ナット板 3 締め付けビス 4 摘まみ片 5 レール 5a リップ片 6 凹凸面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実用新案登録2558696(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 5/00 - 5/02 E05D 15/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略長方形のストッパー板の一端側の裏面
    側に略長方形のナット板をストッパー板の長手方向とナ
    ット板の長手方向とが略平行になるように配置すると共
    にストッパー板にナット板を回転しないで且つ近接離間
    自在になるように支持し、ストッパー板の表面から挿通
    した締め付けビスをナット板の略中央に螺合し、ストッ
    パー板の他端の表面に表面側に突出する摘まみ片を一体
    に設け、断面リップ付コ字状のレールのリップ片間の開
    口の幅より上記ナット板の長手方向の長さを長くすると
    共にリップ片間の開口の幅よりナット板の短手方向の長
    さを短くし、レール上にストッパー板をストッパー板の
    長手方向がレールに直交するように配置した状態でナッ
    ト板の長手方向の両端をリップ片の裏側に係止し、締め
    付けビスを締め付けてストッパー板とナット板との間に
    リップ片を挟持して成ることを特徴とする折り戸のスト
    ッパー装置。
  2. 【請求項2】 摘まみ片に凹凸面を設けて成ることを特
    徴とする請求項1記載の折り戸のストッパー装置。
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