JP3231976B2 - 荷搬送装置 - Google Patents

荷搬送装置

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JP3231976B2
JP3231976B2 JP13529195A JP13529195A JP3231976B2 JP 3231976 B2 JP3231976 B2 JP 3231976B2 JP 13529195 A JP13529195 A JP 13529195A JP 13529195 A JP13529195 A JP 13529195A JP 3231976 B2 JP3231976 B2 JP 3231976B2
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正明 西川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷物仕分け用の複数の
シュートが走行レールのわきに設けられ、被仕分け物を
載置するベルトコンベアを備えたキャリアが上記走行レ
ールに沿って走行して上記走行レールの所定位置に設け
られた上記シュートに到達したとき上記ベルトコンベア
を動作させて上記被仕分け物を上記シュートへ排出する
荷搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9に示すように、例えば環状
をなす走行レール4に沿って多数のキャリア3が周回す
る荷搬送装置が知られている。このような荷搬送装置を
構成するキャリア3には、走行方向に対して直交方向に
移動し被仕分け物である荷物1が載置される無端ベルト
2を有するベルトコンベア35を備える。このようなキ
ャリア3は、投入コンベア6によって無端ベルト2へ荷
物1が載置され、走行レール4上を走行し、荷物1を払
い出すべき仕分け用シュート5が設けられた所定場所に
キャリア3が到達したとき、荷物1を上記シュート5へ
排出する。キャリア3に備わるベルトコンベア35は、
無端ベルト2上に荷物1を載置するため、投入コンベア
6から荷物1を無端ベルト2上に引き込むとき、及び荷
物1をシュート5へ排出するときには駆動されねばなら
ない。又、上記荷搬送装置では、一般的にシュート5は
キャリア3の進行方向に対して左右両側に設けられるこ
とから、無端ベルト2は上記左右両方向に駆動される必
要がある。このようにキャリア3におけるベルトコンベ
ア35は荷物1の載置、排出に不可欠なものであるの
で、ベルトコンベア35、特に無端ベルト2が正常に作
動するか否かを検出する検出装置が例えば特開平6−2
71043号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記公報に開
示される検出装置は各キャリア毎に設けられる。上述し
たような荷搬送装置では一般的に数十〜数百台のキャリ
アが設けられるので、各キャリア毎に上記検出装置を設
置することは装置のコストアップ、メンテナンスが煩雑
になる等の問題点がある。又、上記公報に開示される検
出装置は、各キャリアにおけるベルトコンベアの動作を
検出するに止まる。よってキャリアに備わるベルトコン
ベアの動作を検出する装置を上記荷搬送装置の一構成部
分として備え、上記荷搬送装置全体のシステム制御を行
うものは従来存在しない。本発明はこのような問題点を
解決するためになされたもので、製造コストが低減で
き、さらにまた、荷搬送装置全体のシステム制御も可能
な荷搬送装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行レールに
沿って走行し、被仕分け物が載置される無端ベルトを走
行方向に対して直交方向に駆動するベルトコンベアを有
する複数のキャリアと、上記走行レールの脇に設けられ
被仕分け物を上記無端ベルトへ投入する投入コンベア
と、上記走行レールの脇に設けられる荷物仕分け用のシ
ュートとを備え、上記投入コンベアによって上記被仕分
け物が載置された上記キャリアが上記走行レールに沿っ
て走行して上記被仕分け物を排出すべき上記シュートに
到達したとき上記ベルトコンベアを動作させて上記被仕
分け物を上記シュートへ排出する荷搬送装置であって、
上記キャリアに設けられる被検出体と、上記走行レール
の直線区間における移動方向検出位置にて上記キャリア
に近接して配置され、かつ上記移動方向検出位置に上記
キャリアが到達したとき上記ベルトコンベアが駆動され
ることによる上記被検出体の動きを感知して上記無端ベ
ルトの移動方向を示す情報の基礎となる移動方向基礎信
号を送出する移動方向検出器と、上記移動方向基礎信号
が供給され該移動方向基礎信号に基づき上記無端ベルト
の移動方向を判断する移動方向判断装置と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0005】
【作用】被検出体はキャリア側に設けられ、移動方向検
出器及び移動方向判断装置は上記キャリアとは別設され
る。よって、多数の上記キャリアが設けられる荷搬送装
置において各キャリアには被検出体を設けるだけでよ
く、かつ移動方向検出器及び移動方向判断装置は荷搬送
装置全体として少なくとも一つ設ければよい。よって本
発明の荷搬送装置は製造コストを低減するように作用す
る。又、移動方向判断装置は、当該荷搬送装置の制御装
置に接続することで上記無端ベルトの動作不良の場合に
上記制御装置を介して例えば上記動作不良を起こしたキ
ャリアには荷物を投入しない等の制御を行うように作用
する。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例である荷搬送装置について
図を参照しながら以下に説明する。本実施例の荷搬送装
置全体の基本的な構成は従来のものと変わるものではな
い。即ち、本実施例の荷搬送装置においても、図8に示
すように、複数のキャリア3が走行レール4に沿って走
行し、このようなキャリア3は走行方向に対して直交方
向に駆動するベルトコンベアを有しこのベルトコンベア
を構成する無端ベルト2に荷物1が載置される。さらに
上記走行レール4の脇には荷物1を無端ベルト2へ投入
する投入コンベア6、及び荷物1の仕分け用のシュート
5が設けられる。このような本実施例の荷搬送装置は、
上記投入コンベア6によって荷物1を載置した上記キャ
リア3が上記走行レール4に沿って走行して荷物1を排
出すべき上記シュート5に到達したとき上記ベルトコン
ベアを動作させて荷物1を上記シュート5へ排出する。
又、キャリア3の基本的な構造についても、後述する被
検出体を設けた点を除き、図9を参照して上述した従来
のキャリアと変わるものではない。
【0007】一方、詳細後述するが本実施例の荷搬送装
置では、キャリア3へ荷物1が投入される前に、キャリ
ア3に備わる上記ベルトコンベアが正常に動作するか否
かを検出し判断し上記ベルトコンベアが正常に動作しな
いと判断されたキャリア3については例えば荷物1の投
入を中止する等の処置をとるようにした。このような動
作を行うため詳細後述するが本実施例の荷搬送装置で
は、上述した構成の他にさらに、図3に示すようにキャ
リア3には被検出体31を設け、図2に示すようにキャ
リア3とは別個に、上記被検出体31の動きを感知して
信号を送出する移動方向検出器10及び速度検出器20
を設けた。さらに、本実施例の荷搬送装置では、図1に
示すように移動方向検出器10に電気的に接続され上記
キャリア3に備わる無端ベルト2の移動方向を判断する
移動方向判断装置41、及び上記速度検出器20に電気
的に接続されキャリア3に備わるベルトコンベアの無端
ベルト2の速度を検出する速度判断装置42を設け、こ
れら移動方向判断装置41及び速度判断装置42は、管
理装置70を介して当該荷搬送装置全体の動作制御を行
う制御装置80に電気的に接続するようにした。尚、荷
搬送装置は、環状に配置された走行レール上に各キャリ
アが隙間なく連結されているのが一般的であるが、これ
に限らず、例えば終端を有する走行レール上を所定台数
のキャリアが往復動するような形態のものをも含む。
【0008】被検出体31、移動方向検出器10及び速
度検出器20について以下に説明する。これらは、上述
したように、キャリア3へ荷物1が投入される前に、キ
ャリア3に備わる上記ベルトコンベアが正常に動作する
か否かを検出するためのものである。上記ベルトコンベ
アが正常に動作するか否かは、以下に説明するように、
無端ベルト2の移動方向と無端ベルト2の速度とを検出
することで判断する。即ち、キャリア3への荷物1の投
入及びキャリア3からの荷物1の払い出しは、キャリア
3の進行方向に向かい左又は右の両側に行われることか
ら、キャリア3の無端ベルト2はキャリア3の進行方向
に向かい左又は右の両方向に移動する必要がある。よっ
て、上記ベルトコンベアが正常に動作するか否かを判断
するためには、無端ベルト2がキャリア3の進行方向に
向かい左又は右の両方向に移動するか否かを判断する必
要がある。そこで、被検出体31と移動方向検出器10
とによって無端ベルト2の移動方向を検出する。
【0009】又、上述したようにキャリア3の無端ベル
ト2には投入コンベア6にて荷物1が載置されるが、投
入コンベア6から投入される荷物1をキャリア3側に引
き込むため無端ベルト2は荷物1の上記投入前から駆動
されている。一方、投入コンベア6から無端ベルト2へ
の荷物1の載置が完了した後、無端ベルト2をそのまま
駆動していたのでは載置した荷物1を無端ベルト2から
払い出してしまうことになるので、上記載置完了後、載
置された荷物1が無端ベルト2から払い出されないよう
に無端ベルト2を停止させる必要がある。そこで、被検
出体31と速度検出器20とによって、一旦駆動された
無端ベルト2の駆動を停止した後、無端ベルト2が所定
距離間にて停止するか否かを判断する。
【0010】又、被検出体31はキャリア3側に設けら
れ、移動方向検出器10及び速度検出器20はキャリア
3が走行する脇でキャリア3に対して非接触に設置され
る。又、上記ベルトコンベアの動作が正常か否かを荷物
1の投入前に判断する必要があることから、移動方向検
出器10及び速度検出器20は、キャリア3から荷物1
が仕分け用シュート5へ払い出された後、投入コンベア
6からキャリア3に荷物1が投入される前の区間内の直
線区間において、キャリア3の進行向きに沿って移動方
向検出器10、速度検出器20の順に設置される。尚、
無端ベルト2に対する荷物1の投入、排出が進行方向に
向かい左又は右のどちらか一方のみに行われる場合に
は、移動方向検出器10及び速度検出器20は、上記直
線区間に1組、即ち環状に配置された走行レールの1周
内に1組設ければよいが、上記投入、排出が上記左右両
方向に行われ、かつ同一周回にて上記左右両方向への無
端ベルト2の移動を確認しようとする場合には、移動方
向検出器10及び速度検出器20は、上記直線区間に2
組設けられる。尚、無端ベルト2の移動を左右両方向に
行う場合であっても、同一周回にて上記左右両方向への
無端ベルト2の移動を確認する必要のない場合には、移
動方向検出器10及び速度検出器20は上記直線区間に
1組設ければよい。
【0011】上記被検出体31について図3を参照して
説明する。被検出体31は、無端ベルト2の移動を後述
の移動方向検出器10及び速度検出器20に検出させる
ための作用を行うものである。尚、図3では、キャリア
3におけるベルトコンベア35部分のみを示しキャリア
3のその他の構造部分については図示を省略している。
又、上記ベルトコンベア35は、上述した制御装置80
の制御にて動作制御がなされるモータ32にて駆動され
る駆動側プーリ33と、該駆動該プーリ33に対向して
配置される従動側プーリ34と、これら駆動側プーリ3
3と従動側プーリ34とに掛けられる無端ベルト2とを
備える。本実施例の荷搬送装置を構成するキャリア3に
おいて、被検出体31は永久磁石であり図示するように
従動側プーリ34の内部であって該プーリ34の周方向
に沿って中心角で90度間隔にて4つ配置される。尚、
上記4つの永久磁石は、従動側プーリ34の周面におけ
る磁極が隣接する磁石間で相違するように帯磁させたも
のである。
【0012】尚、本実施例では、移動方向検出器10及
び速度検出器20における検出が容易となるように、図
示するように4つの被検出体31を従動側プーリ34に
設けたが、これに限るものではなく、最低一つの被検出
体31を設ければよい。又、被検出体31は、従動側プ
ーリ34の長手方向のいずれの位置に設けてもかまわな
い。又、モータ32にて駆動されて無端ベルト2が現実
に移動していることを移動方向検出器10及び速度検出
器20に検出させるため、本実施例では無端ベルト2が
移動すれば必ず回転する従動側プーリ34に被検出体3
1を設置したが、これに限るものではなく、例えば、無
端ベルト2そのものが着磁可能な材料にてなる場合に
は、無端ベルト2を着磁させてもよく、又、帯磁した部
材を無端ベルト2に埋設等するようにしてもよい。又、
駆動側プーリ33と無端ベルト2とのスリップが考えら
れないような場合には、駆動側プーリ33に被検出体3
1を設けてもよい。さらに、被検出体31は、永久磁石
に限るものではなく、移動方向検出器10及び速度検出
器20に対して非接触にて無端ベルト2の移動を検出さ
せるものであれば、その種類は問わない。例えば光セン
サ、超音波センサ、レーザ光を利用したセンサ等が考え
られる。
【0013】次に、移動方向検出器10について説明す
る。移動方向検出器10は、被検出体31が形成する例
えば磁界が無端ベルト2の移動に伴い変化することを感
知して、無端ベルト2の移動方向を判断するための基礎
となる移動方向基礎信号を送出する検出器である。移動
方向検出器10としては、被検出体31の種類に応じて
公知の検出器を使用する。例えば、被検出体31として
磁石を用いた場合には、移動方向検出器10は磁界を感
知できるものであり、被検出体31として発光素子を用
いた場合には、移動方向検出器10は受光素子である。
又、本実施例では上述のように被検出体31として永久
磁石を使用しているので、無端ベルト2の移動方向を検
出するため、移動方向検出器10は、同一構成からなる
第1検出器11及び第2検出器12を設けている。代表
して第1検出器11の構造を説明する。本実施例では、
上述のように被検出体31として永久磁石を使用してい
るので、第1検出器11は磁界が検出可能であり磁界の
変化に応じて信号を送出する、図4に示すような形状の
検出器13を使用し、さらに検出器13をキャリア3の
走行方向に沿ってケーシング14内に6つ並べた形態を
取っている。尚、ケーシング14内に収納する検出器1
3の数は、キャリア3の走行速度及び検出効率の点から
本実施例では6つとしたがこれに限るものではなく、最
低1つでもよい。
【0014】このような第1検出器11及び第2検出器
12は、被検出体31の例えば磁界を安定して検出可能
なように、キャリア3が直線的に走行する走行レール4
の直線区間における適宜な位置である移動方向検出位置
90に配置される。さらに、第1検出器11及び第2検
出器12は、無端ベルト2の移動方向を検出するため、
本実施例では図2及び図3に示すように従動側プーリ3
4に近接する位置にて、無端ベルト2の移動方向に沿っ
て、かつキャリア3の走行方向、即ち互いのケーシング
14の長手方向に沿って互いのケーシング14の配置位
置がずれることなく配置される。又、第1検出器11と
第2検出器12とは、従動側プーリ34の回転中心点3
4aに対して中心角θの角度にて配置されるのが好まし
く、本実施例において上記中心角θは45度である。
尚、被検出体31の種類によっては、移動方向検出器1
0は、本実施例のように2つの検出器を有することなく
一つの検出器から構成することもできる。又、移動方向
検出器10の配置位置についても、上述した位置に限ら
れず、被検出体31の設置位置に対応して最も被検出体
31が検出されやすい位置に配置するものである。
【0015】このように構成される移動方向検出器10
は、図1に示すように、当該移動方向検出器10が送出
する上記移動方向基礎信号に基づき無端ベルト2の移動
方向を判断する移動方向判断装置41に電気的に接続さ
れる。尚、本実施例では移動方向検出器10は第1検出
器11及び第2検出器12を備えることから、第1検出
器11及び第2検出器12がそれぞれ移動方向判断装置
41に電気的に接続される。上述したように無端ベルト
2の移動方向に沿って第1検出器11及び第2検出器1
2が配置されていることから、第1検出器11及び第2
検出器12から送出される2つの移動方向基礎信号の位
相にはずれが生じており、移動方向判断装置41はこの
ずれに基づき、無端ベルト2がキャリア3の進行方向に
向かい左又は右のどちらの方向に移動しているのかを判
断する。そして移動方向判断装置41は、無端ベルト2
が正常に動作しているか否かの信号を送出する。
【0016】次に、速度検出器20について説明する。
上述したように速度検出器20は、一旦駆動された後、
駆動停止された後における無端ベルト2の移動速度を検
出するための速度基礎信号を送出する検出器である。速
度検出器20の構造は、上述した移動方向検出器10を
構成する第1検出器11又は第2検出器12と同じであ
るが、速度検出器20は移動方向検出器10のように無
端ベルト2の移動方向に沿って2つ設ける必要はなくキ
ャリア3の進行方向に沿って一つのみ配置される。上述
したように、移動方向検出器10及び速度検出器20
は、キャリア3の進行向きに沿って移動方向検出器1
0、速度検出器20の順に配置されており、移動方向検
出器10が配置された移動方向検出位置90にキャリア
3が到達したとき、キャリア3の無端ベルト2のモータ
32は、後述するように制御装置80の制御により、所
定時間のみ一旦駆動され、その後駆動は停止される。一
方、その間にもキャリア3は走行を続けているので速度
検出器20が配置された速度検出位置91にキャリア3
が到達したとき、速度検出器20は被検出体31の例え
ば磁界を検出する。そして速度検出器20は、無端ベル
ト2の速度を判断するための基礎となる速度基礎信号を
送出する。尚、速度検出位置91にキャリア3が到達す
る前にモータ32の駆動は停止され、通常は速度検出位
置91にキャリア3が到達したとき無端ベルト2の移動
速度は所定速度以下となっている。
【0017】このように構成される速度検出器20は、
図1に示すように、当該速度検出器20が送出する上記
速度基礎信号に基づき無端ベルト2の移動速度を判断す
る速度判断装置42に電気的に接続される。速度判断装
置42は、上記速度基礎信号に基づき、無端ベルト2が
所定速度まで減速されているか否かを判断し、正常速度
か否かを示す信号を送出する。
【0018】本実施例では、移動方向判断装置41と速
度判断装置42とは、管理装置70に電気的に接続され
る。又、管理装置70には、各キャリア3に付されたキ
ャリア番号を検出するキャリア番号検出器50が電気的
に接続される。尚、各キャリア3に対応するキャリア番
号の認識は、公知の種々の方法を取ることができる。例
えば、各キャリア3毎に付された番号をキャリア番号検
出器50にて検出したり、特定の一つのキャリア3がキ
ャリア番号検出器50にて検出されたときキャリア番号
をリセットし、それ以後の各キャリア3については、各
キャリア3をキャリア番号検出器50にて検出するごと
にキャリア番号を1づつインクリメントすることで各キ
ャリア3に付番するようにしてもよい。このようにして
管理装置70には、各キャリア3毎に無端ベルト2の移
動方向及び移動速度が正常か否かの情報が供給されるの
で、管理装置70は各キャリア3に対応して無端ベルト
2の動作不良の有無を管理する。尚、本実施例では、移
動方向判断装置41及び速度判断装置42と、管理装置
70とは別々に構成したが、これらは一体的に構成され
ていてもよい。
【0019】このように構成される本実施例の荷搬送装
置の動作について説明する。尚、本荷搬送装置全体の動
作制御は制御装置80にて行われる。又、荷搬送装置全
体の動作は上述したので、ここでは、本発明の特徴部分
である無端ベルト2の動作状態検出及びそれに関する処
理動作について説明する。尚、以下に説明するタイミン
グチャート上における各時間は一例であり、キャリア3
の走行速度と、移動方向検出器10及び速度検出器20
の長さとの関係や、移動方向検出器10と速度検出器2
0との配置距離や、移動方向検出器10及び速度検出器
20を構成する検出器13の検出特性等により適宜設定
する。
【0020】まず、移動方向検出器10によって無端ベ
ルト2の移動方向を検出する動作を説明する。図5のス
テップ(図では「S」にて示す)1では、無端ベルト2
の駆動が行われる。即ち、上述した移動方向検出位置9
0にキャリア3が到達したとき、図7の(a)に示すよ
うに、制御装置80の制御により時刻t0から170m
sの間、キャリア3のベルトコンベア35を構成するモ
ータ32が駆動される。尚、各キャリア3は連結されて
いるので、連続して順次、移動方向検出位置90に到達
する。よって、移動方向検出位置90に順次到達する各
キャリアの無端ベルト2を駆動させるため、制御装置8
0からは、図7の(a)に示すように、上記170ms
の経過後130msの時間をおいて再び170msの時
間にて駆動信号が送出される。このように制御装置80
は、上記170ms及び上記130msからなる周期に
て、連続して信号を送出する。ステップ2では、上記時
刻t0から所定時間T1が経過したか否かが判断され
る。この所定時間T1とは、無端ベルト2の移動方向検
出を開始するまでの待ち時間、即ち無端ベルト2が移動
を開始するまでの時間であり、図7の(e)に示すよう
に、上記T1は130msである。
【0021】上記所定時間T1が経過することでステッ
プ3では、管理装置70において当該キャリア3の直前
のキャリア3における移動方向検出結果のデータがリセ
ットされる。尚、このリセットとは、後述する、動作状
態を示す情報であって各キャリア3毎に累積された情報
をリセットすることではない。ステップ4では、第1検
出器11及び第2検出器12から信号が供給されたか否
かが判断され、かつ図7の(d)に示すようなパルス信
号が作成される。即ち、ステップ1にてモータ32を駆
動することで無端ベルト2が移動するので、被検出体3
1の磁界の変化を第1検出器11及び第2検出器12が
感知し、図7の(b),(c)に示すようなアナログ波
形にてなる移動方向基礎信号が第1検出器11及び第2
検出器12から移動方向判断装置41へ供給される。移
動方向判断装置41では、第1検出器11及び第2検出
器12から供給される両者の移動方向基礎信号の例えば
電圧値が両者ともに所定レベル値以上である部分に基づ
き図7の(d)に示すようなパルス信号が作成される。
尚、第1検出器11及び第2検出器12は、無端ベルト
2の移動方向に沿って配置されているので、第1検出器
11及び第2検出器12から移動方向判断装置41に供
給される移動方向基礎信号は、図7の(b),(c)に
示すように、若干互いの位相がずれる。よって、移動方
向判断装置41は、この位相のずれに基づき、例えば第
1検出器11から供給される移動方向基礎信号の位相が
第2検出器12から供給される移動方向基礎信号の位相
に比べ進んでいる場合には、無端ベルト2は第1検出器
11から第2検出器12方向へ移動していると判断し、
その逆の場合である、第2検出器11から供給される移
動方向基礎信号の位相が第1検出器12から供給される
移動方向基礎信号の位相に比べ進んでいる場合には、無
端ベルト2は第2検出器11から第1検出器12方向へ
移動していると判断する。そして移動方向判断装置41
はその方向を示す情報をも管理装置70へ送出する。
【0022】ステップ5では、移動方向判断装置41か
ら管理装置70へ順次、上記パルス信号が供給され、管
理装置70は供給される上記パルス信号を計数する。ス
テップ6からステップ8において管理装置70では、上
記パルス信号の計数値が所定時間T2の間に設定値以上
になったか否かが判断される。そして、図7の(d)〜
(f)に示すように、所定時間T2の間に計数値が設定
値以上になった場合、即ち、無端ベルト2が正常動作を
している場合には、管理装置70は当該キャリア3は正
常と判断し、キャリア番号と正常である旨とを記憶す
る。逆に、所定時間T2の間に計数値が設定値に満たな
かった場合、即ち、無端ベルト2が正常に動作していな
い場合には、管理装置70は当該キャリア3は動作異常
と判断し、キャリア番号と動作異常である旨とを記憶す
る。尚、上記所定時間T2は、図7の(e)に示すよう
に、上記所定時間T1直後の200msである。又、本
実施例において上記計数値の設定値は、図7の(d)に
示すように「4」である。又、図7の(f)に示すよう
に上記計数値が「4」になったときから、次のキャリア
3に対する所定時間T1(130ms)の終了時までの
時間T5に、管理装置70はキャリア番号と正常又は異
常である旨との情報を記憶する。
【0023】次に、速度検出器20によって無端ベルト
2の速度を検出する動作を説明する。尚、本実施例にお
いては速度検出は、無端ベルト2の駆動後、無端ベルト
2が所定速度以下になっていることを検出するものであ
る。又、上述したように、キャリア3の無端ベルト2は
移動方向検出器10が配置される移動方向検出位置90
にて一旦駆動された後、その駆動が停止されるが、その
間にもキャリア3は走行しており、キャリア3は移動方
向検出器10に隣接する速度検出器20が配置される速
度検出位置91に到達する。尚、無端ベルト2の駆動停
止、即ちモータ32の駆動停止は、キャリア3が上記速
度検出位置91に到達する前に指示される。このような
動作状況の元に速度検出動作を説明する。
【0024】図6に示すステップ21では、上述した所
定時間T1(170ms)が終了した時刻t1にてキャ
リア3に備わるベルトコンベア35を構成するモータ3
2の駆動が制御装置80にて停止される。ステップ22
では、制御装置80は上記時刻t1から所定時間T3の
290msを計時する。この所定時間T3は、モータ3
2の駆動を停止してから速度検出動作を開始するまでの
待ち時間であり、換言するとモータ32の駆動を停止し
てから無端ベルト2が所定速度まで減速されねばならな
い時間である。即ち、上述したように、無端ベルト2が
投入コンベア6から荷物1を引き込んだ後、モータ32
は停止されるが、モータ32の停止時における制動装置
の故障により、載置された荷物1が無端ベルト2から排
出されてしまうことのないように、モータ32の停止
後、無端ベルト2は所定の移動量内にて停止しなければ
ならない。よって、上記所定時間T3経過後において無
端ベルト2の速度を検出し、この検出速度が設定値以下
であれば、載置された荷物1が無端ベルト2から排出さ
れてしまうことはないとみなすものである。
【0025】上記所定時間T3が経過することで、ステ
ップ23では管理装置70において当該キャリア3の直
前のキャリア3における速度検出結果のデータがリセッ
トされる。尚、このリセットとは、後述する、動作状態
を示す情報であって各キャリア3毎に累積された情報を
リセットすることではない。ステップ24では、速度検
出器20から信号が供給されたか否かが判断され、かつ
図7の(h)に示すようなパルス信号が作成される。即
ち、上述したようにモータ32は図7の(a)に示す1
70ms時間のみ駆動された後、停止されるが、もしも
上記停止後も無端ベルト2が移動している場合には、被
検出体31の磁界の変化を速度検出器20が感知し、図
7の(g)に示すようなアナログ波形にてなる速度基礎
信号が速度検出器20から速度判断装置42へ供給され
る。速度判断装置42では、速度検出器20から供給さ
れる速度基礎信号の例えば電圧値が所定レベル値以上で
ある部分に基づき図7の(h)に示すようなパルス信号
が作成される。
【0026】ステップ25では、速度判断装置42から
管理装置70へ順次、上記パルス信号が供給され、管理
装置70は供給される上記パルス信号を計数する。ステ
ップ26からステップ28において管理装置70は、上
記パルス信号の計数値が所定時間T4の間に設定値以下
であるか否かが判断される。そして所定時間T4の間に
計数値が設定値以下である場合、即ち、無端ベルト2が
正常速度まで減速されている場合には、管理装置70は
当該キャリア3は正常と判断し、キャリア番号と正常で
ある旨とを記憶する。逆に、所定時間T4の間に計数値
が設定値を越える場合、即ち、無端ベルト2が正常速度
まで減速されていない場合、即ち荷物1を載置したとき
には載置した荷物1を排出してしまう可能性がある場合
には、管理装置70は当該キャリア3は動作異常と判断
し、キャリア番号と動作異常である旨とを記憶する。
尚、上記所定時間T4は、図7の(i)に示すように、
上記所定時間T3直後の200msである。又、本実施
例において上記計数値の設定値は、図7の(h)に示す
ように「2」である。又、図7の(j)に示すように、
上記所定時間T4の終了時点から、次のキャリア3に対
する所定時間T4(200ms)の開始時までの時間T
6に、管理装置70はキャリア番号と正常又は異常であ
る旨との情報を記憶する。
【0027】走行レール4が環状に設置され各キャリア
3が周回するような形態の荷搬送装置においては、上述
した動作にて得られた、無端ベルト2が正常動作をする
か否かの動作情報は管理装置70から制御装置80へ送
出される。制御装置80は、上記動作情報に基づき、例
えば、キャリア番号「10」のキャリア3の無端ベルト
2が動作不良であったときには、キャリア番号「10」
のキャリア3には荷物1を投入しないように、投入コン
ベア6の動作を制御し、一方、正常動作を行う無端ベル
ト2を有するキャリア3には荷物1を投入するように投
入コンベア6の動作を制御する。尚、無端ベルト2が正
常動作するか否かの検出は各周回毎に行われ、前回の検
出では動作異常と判断されたが、今回の検出では正常動
作と判断された場合には荷物1の投入は行われる。上述
した動作にて、キャリア3の各周回毎に各キャリア3の
無端ベルト2が正常に動作するか否かの動作情報が各キ
ャリア3毎に管理装置70に順次蓄えられて行く。そし
て、例えば、あるキャリア3における動作不良の情報が
設定値以上記録された場合には、管理装置70から制御
装置80にその旨の情報が送出され、制御装置80は例
えば以後そのキャリア3には荷物1の投入を禁止する。
又、管理装置70は、例えば、動作不良の情報が設定値
以上記録されたキャリア3の台数が設定値以上になった
ときには、制御装置80にその旨の情報を送出し、制御
装置80は例えば警報を発し、荷搬送装置全体の動作を
停止する等の制御をする。
【0028】尚、上述した実施例では、無端ベルト2
は、キャリア3が移動方向検出位置90に到達したとき
駆動されるが、無端ベルト2は荷物仕分け用のシュート
5にて荷物1を払い出した後、そのまま回転しながら移
動方向検出位置90まで走行させ上述した所定時刻にて
無端ベルト2の駆動を停止するようにしてもよい。
【0029】又、上述した実施例では、移動方向検出器
10、速度検出器20、被検出体31、管理装置70等
を荷判断装置の構成部分とした場合を説明したが、これ
に限らず、キャリア3のベルトコンベア35の出荷前の
動作試験装置として使用することも勿論可能である。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、キ
ャリア側には被検出体のみを設け移動方向検出器及び移
動方向判断装置は上記キャリアとは別設した。よって、
多数の上記キャリアが設けられる荷搬送装置において各
キャリアには上記被検出体を設けるだけでよく、かつ移
動方向検出器及び移動方向判断装置は荷搬送装置全体と
して少なくとも一つ設ければよいことから、本発明の荷
搬送装置は製造コストを低減することができる。又、移
動方向判断装置は、当該荷搬送装置の制御装置に接続す
ることで上記無端ベルトの動作不良の場合に上記制御装
置を介して例えば上記動作不良を起こしたキャリアには
荷物を投入しない等の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である荷搬送装置における
移動方向検出及び速度検出に関する部分の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 本発明の一実施例である荷搬送装置における
キャリアと移動方向検出器及び速度検出器との配置、並
びに移動方向検出器及び速度検出器と管理装置及び制御
装置との接続を示す斜視図である。
【図3】 本発明の一実施例である荷搬送装置における
被検出体と移動方向検出器との配置を示す側面図であ
る。
【図4】 本発明の一実施例である荷搬送装置における
被検出体と移動方向検出器及び速度検出器との配置を示
す平面図である。
【図5】 本発明の一実施例である荷搬送装置における
移動方向検出に関する動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】 本発明の一実施例である荷搬送装置における
速度検出に関する動作を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の一実施例である荷搬送装置における
移動方向検出及び速度検出に関する動作のタイミングチ
ャートである。
【図8】 荷搬送装置全体の一構成例を示す斜視図であ
る。
【図9】 荷搬送装置を構成するキャリア、走行レー
ル、シュート部分の形状を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…荷物、2…無端ベルト、3…キャリア、4…走行レ
ール、10…移動方向検出器、11…第1検出器、12
…第2検出器、20…速度検出器、31…被検出体、3
4…従動側プーリ、35…ベルトコンベア、41…移動
方向判断装置、42…速度判断装置、50…キャリア番
号検出器、70…管理装置、80…制御装置、90…移
動方向検出位置、91…速度検出位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/46 - 47/51 B65G 47/52 101

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行レールに沿って走行し、被仕分け物
    が載置される無端ベルト(2)を走行方向に対して直交
    方向に駆動するベルトコンベアを有する複数のキャリア
    (3)と、上記走行レールの脇に設けられ被仕分け物を
    上記無端ベルトへ投入する投入コンベアと、上記走行レ
    ールの脇に設けられる荷物仕分け用のシュートとを備
    え、上記投入コンベアによって上記被仕分け物が載置さ
    れた上記キャリアが上記走行レールに沿って走行して上
    記被仕分け物を排出すべき上記シュートに到達したとき
    上記ベルトコンベアを動作させて上記被仕分け物を上記
    シュートへ排出する荷搬送装置であって、 上記キャリアに設けられる被検出体(31)と、 上記走行レールの直線区間における移動方向検出位置に
    て上記キャリアに近接して配置され、かつ上記移動方向
    検出位置に上記キャリアが到達したとき上記ベルトコン
    ベアが駆動されることによる上記被検出体の動きを感知
    して上記無端ベルトの移動方向を示す情報の基礎となる
    移動方向基礎信号を送出する移動方向検出器(10)
    と、 上記移動方向基礎信号が供給され該移動方向基礎信号に
    基づき上記無端ベルトの移動方向を判断する移動方向判
    断装置(41)と、を備えたことを特徴とする荷搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 上記走行レールの直線区間において上記
    キャリアの進行方向側で上記移動方向検出器に隣接した
    速度検出位置に配置され走行する上記キャリアの上記無
    端ベルトが上記移動方向検出位置にていったん駆動され
    ることで上記速度検出位置にて上記被検出体の動きを感
    知して上記無端ベルトの速度を示す情報の基礎となる速
    度基礎信号を送出する速度検出器(20)と、 上記速度基礎信号が供給され該速度基礎信号に基づき上
    記無端ベルトが上記速度検出位置にて所定速度に達した
    か否かを判断する速度判断装置(42)と、をさらに備
    えた、請求項1記載の荷搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記移動方向判断装置から移動方向信号
    が供給され、又は上記速度判断装置から速度信号が供給
    され、上記移動方向信号又は上記速度信号に基づき上記
    無端ベルトの動作状態を各キャリア毎に判断し、各キャ
    リア毎に上記動作情報の管理を行う管理装置をさらに備
    えた、請求項1又は2記載の荷搬送装置。
  4. 【請求項4】 上記管理装置から上記動作情報に関する
    管理情報が供給され、該管理情報に基づき動作不良であ
    ると判断したキャリアに対しては上記被仕分け物の上記
    キャリアへの投入を行わせないように上記投入コンベア
    の動作制御を行う制御装置をさらに備えた、請求項3記
    載の荷搬送装置。
  5. 【請求項5】 上記被検出体は上記無端ベルトが着磁さ
    れてなる、請求項1ないし4のいずれかに記載の荷搬送
    装置。
  6. 【請求項6】 上記被検出体は、上記無端ベルトが掛け
    られ上記無端ベルトを駆動する駆動側プーリと対となる
    従動側プーリ内に配置された少なくとも一つの磁石(3
    1)である、請求項1ないし4のいずれかに記載の荷搬
    送装置。
  7. 【請求項7】 上記被検出体が磁石である場合、上記移
    動方向検出器は、上記従動側プーリに近接する位置であ
    って上記無端ベルトの移動方向に沿って配置される第1
    及び第2の検出器(11,12)から構成され、上記第
    1及び第2の検出器からは互いに位相の異なる上記移動
    方向基礎信号を上記移動方向判断装置へ送出し、上記移
    動方向判断装置は上記第1検出器及び第2検出器からそ
    れぞれ供給される上記移動方向基礎信号の位相のずれに
    基づき上記無端ベルトの移動方向を判断する、請求項6
    記載の荷搬送装置。
  8. 【請求項8】 上記第1及び第2検出器は、上記従動側
    プーリの回転中心を中心位置として上記従動側プーリの
    周方向に所定角度間隔にて配置される、請求項7記載の
    荷搬送装置。
  9. 【請求項9】 上記所定角度間隔は45度である、請求
    項8記載の荷搬送装置。
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