JP3231780B2 - 非気化性ゲッター及びその製造方法 - Google Patents

非気化性ゲッター及びその製造方法

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JP3231780B2 JP52158696A JP52158696A JP3231780B2 JP 3231780 B2 JP3231780 B2 JP 3231780B2 JP 52158696 A JP52158696 A JP 52158696A JP 52158696 A JP52158696 A JP 52158696A JP 3231780 B2 JP3231780 B2 JP 3231780B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術の分野 本発明は真空技術、特に非気化性ゲッター及びその製
造方法に関する。
発明は、電子真空装置において、例えば陰極線チュー
ブにおいて、光学的コンバーター、ジャイロスコープ、
等において、素粒子源及び加速器、例えばTOKAMAK T
−15タイプの核融合プラントにおいて高い真空を生じか
つ保つためのポンプとして使用することができる。
本発明は、好ましくは、環境からサーモスタットで調
温される媒体への伝熱を減少させる装置において、例え
ば真空フラスコ、液化ガス貯蔵において、坑井からガス
や原油を輸送するためのパイプライン(かかるパイプラ
インは、永久氷結域において環境を保護するために断熱
される)において真空を生じるために使用することがで
きる。
本発明は、また、不活性ガスを精製ために用いて良好
な結果を得ることができる。
従来技術 例えば半導体の生産及び使用における新規な技術の現
在増大する開発は、p−n−接合におけるn−タイプ及
びp−タイプ伝導が、そのような半導体の処理の域中に
存在する有害なガス状不純物(すなわち、O2、CO、C
O2、H2O、N2、等)によって妨げられることから、かか
る伝導の安定性に対して厳しい要求を設けている。
かかる有害な不純物は、非気化性ゲッターをベースに
した収着ポンプを使用して有害な不純物を処理域からポ
ンプで出すことによって除かれ、該域における有害なガ
ス状不純物の濃度レベルの減少はそれらの収着速度に依
存する。従って、収着速度の改良されたゲッターの開発
は、極めて重要なことである。収着速度の増大したゲッ
ターを製造しようとする試みがなされた(USSR発明者証
第1715496号)。既知のゲッターは3層を有し、それら
の内の1つは支持層であり、例えばFe、Ni又はそれらの
合金を含む群から選ばれる塑性物質で造られ、かつ他の
2つの表面ゲッター層は、各々、例えばアルミニウム16
重量%を含有し、残りがジルコニウムである、或はバナ
ジウム30重量%、チタン20重量%を含有し、残りがジル
コニウムであるジルコニウムベースの材料で造られる。
下記の作業を含む、ジルコニウムをベースにしたゲッ
ターを製造するプロセスが知られている: −例えばFe、Ni又はそれらの合金を含む群から選ばれ
る、支持層を形成する粉末材料、及びアルミニウム(A
1)16重量%を含み、残りがジルコニウム(Zr)であ
る、或はバナジウム(V)30重量%、チタン(Ti)20重
量%を含み、残りがジルコニウム(Zr)であるジルコニ
ウムベースの粉末材料を同時に変形域に供給し、ゲッタ
ー層を形成し、 ジルコニウムベースの材料を、支持層を形成する材料の
両側に供給する。該変形域において、該粉末材料は圧延
加工によって成形され、その結果、3層リボンの形態の
ゲッターブランクが製造される。該リボンが変形域を離
れている際に、該リボンは標準セクション、例えば200m
mに切断される。ゲッターブランクの該標準セクション
は加熱域にもたらされ、そこで真空条件が生じられかつ
保たれ、かつ950〜1,000℃にまで加熱される。この結
果、ブランク材料は焼結されるようになり、最終ゲッタ
ーは、機械的性質の改良された、すなわちゲッター材料
の引張強さの増大された、例えば6.3〜6.8kg/mm2に増大
された、収着レートの増大された、例えばゲッターを90
0℃で活性化した後に、収着される水素量が1.3m3.Pa/kg
である時に、室温において1.9m3/m2に達する生成物の形
態で製造される。
既知のゲッターは、引張強さが増大されるにもかかわ
らず、ゲッター層が、硬度及び脆性が増大することを特
徴とする金属間化合物を多量に含むZr−Al又はZr−V−
Ti合金をベースにした材料で造られることから、ゲッタ
ー層の示す機械的強さは小さい。従って、そのようなゲ
ッターが交番荷重で使用される場合に、それらは、もっ
ともしばしばくだける結果、破損する。その上、アルミ
ニウムを16重量%含有するジルコニウムベースのゲッタ
ーは、そのようなゲッターを活性化するのに高い温度
(約900℃)が必要とされることから、動力消費の増大
を引き起こす。
その上、既知のゲッターは、例えばFe、Ni及びそれら
の合金で造られる支持層がガス収着に対して特性がなく
(neutral)、かつゲッター層の多孔度が約20%と小さ
いことから、H2、O2、CO2、CO、N2、等のようなガスに
関して有する収着容量が小さい。
上記の非気化性ゲッターを製造するプロセスは、支持
層の厚さとゲッター層の全厚さとの最適な関係に達する
のが困難なことから、実現するのが難しく、また、該プ
ロセスは、粉末材料の大きな損失を伴い、ゲッター費の
増大に至る。
なおその上に、機械的強さが増大されかつ執着レート
が改良された非気化性ゲッターが知られている(RF(ソ
ビエト)特許第1750256号)。既知のゲッターは、バナ
ジウム(V)20〜35重量%、カルシウム(Ca)0.1〜0.5
重量%を含有し、残りがチタン(Ti)である。
該ゲッターは、チタン中のバナジウムの固溶体である
物質の可塑性が高いことにより、交番荷重で使用される
場合に、機械的強さの増大を示す。ゲッター材料中に元
素カルシウムが存在することは、酸素への高い化学的活
性を示すカルシウムが酸化カルシウム(CaO)を形成す
ることから、ガス収着のレートの増大に寄与し、かつ酸
化カルシウム粒子が金属粒子間に均一に分布されること
から、抗焼結剤として作用してゲッターの大きな多孔度
に寄与する。
上記のゲッターは下記の通りにして製造される。
バナジウム20〜35重量%、カルシウム0.1〜0.5重量%
を含有し、残りがチタンである金属粉末が変形域に供給
され、そこで該粉末材料は圧延加工によって成形されて
リボンの形態のゲッターブランクを生成する。該リボン
が変形域を離れている時に、該リボンは標準セクション
に切断され、該セクションは加熱域に輸送される。
該加熱域において、1Paよりも低い圧力が発生されか
つ維持され、ブランクはチタン−バナジウム合金の融点
の0.6倍よりも低い温度、例えば850℃に加熱され、更に
保たれる。このようにして製造されたゲッターは、多孔
度22%を有し、水素に関する収着レートが、収着される
水素の量が1.3m3Pa/kgである時に、室温において1.8m3/
m2であるプレートである。該ゲッターは、300〜350℃に
おいて活性化される。
上記を鑑みて、該組成を有するゲッターは、低い活性
温度を有するゲッターと呼ぶことができ、このことは、
要する動力消費が少ないポンピング手段を開発するのを
可能にする。それでも、そのようなゲッターは、収着レ
ートが低いことにより、適用性の可能性が限られてお
り、例えばそれは半導体生産において使用される多段ポ
ンピング装置において段として使用することができな
い。
発明の記述 本発明の目的は、ポンプで排出すべきガスに接触する
表面が大きいことにより、水素に関する収着レートが、
収着される水素の量が1.3m3Pa/kgである時に、室温にお
いて2m3/m2を越える非気化性ゲッターを開発するにあ
る。
発明の目的は、発明に従う、バナジウム20〜35重量
%、カルシウム0.1〜0.5重量%を含有し、残りがチタン
である非気化性ゲッターが、多孔度25〜65容積%を有す
ることによって達成される。
該ゲッターは、その表面において開口する細孔を多数
有する。その結果、大きな表面がポンプで排出すべきガ
スに接触し、ガス収着レートを増大させることになり、
例えば水素についての収着レートは、収着される水素の
量が1.3m3Pa/kgである時に、室温において2m3/m2を越え
る。多孔度が25%よりも小さいゲッターは、2m3/m2より
も小さい収着レートを示し、このことにより、それの適
用性の可能性は制限される。多孔度が25%よりも小さい
ゲッターは、例えば半導体生産において使用される多段
ポンピング装置において段として使用することができな
い。
65%を越える多孔度を有するゲッターは、機械的強さ
が小さくなり、交番荷重下でくだけ及び破損することに
なり得る。そのようなゲッターは、例えば夜見える装
置、ジャイロスコープ、等において使用することができ
ない。
これより、本発明に従うゲッターは、一層大きな開口
多孔度がゲッターの全多孔度の増大のもとになることに
より、300〜350℃において活性化した後に増大した収着
レート(1.5〜3倍)を有する。
また、発明の目的は、枝分れ粒子を有する粉末材料を
使用して該材料において25〜65%の範囲の多孔度を生成
することを含む非気化性ゲッターの製造方法を開発する
にある。
該目的は、発明に従って、バナジウム20〜35重量%、
カルシウム0.1〜0.5重量%を含有し、残りがチタンであ
る金属粉末を変形域に供給し、そこで該粉末材料を圧延
加工によって成形してリボンの形態のゲッターブランク
を製造し、該リボンを、変形域を出る際に、標準セクシ
ョンに切断し、該セクションを加熱域に輸送し、該加熱
域において、1Paよりも低い圧力を発生させかつ維持
し、ブランクをチタン−バナジウム合金の融点の0.6倍
よりも低い温度に加熱し、更に保ち、多孔度22〜65容積
%を有するゲッターを製造する方法において、該金属粉
末は嵩密度約0.7〜約1.5g/cm3の範囲を有する方法によ
って達成される。
金属粉末の嵩密度は、形成されるブランクにおける細
孔の量及びサイズを決める。嵩密度の値が小さい程、得
られる最終成形物の多孔度の値は大きくなり、逆もまた
同じであることが一般に知られている。
実験は、バナジウム20〜35重量%、カルシウム0.1〜
0.5重量%を含有し、残りがチタンである金属粉末の嵩
密度が0.7g/cm3の値に近づいている場合に、生成するゲ
ッターは多孔度約65%を有し、他方、上記の粉末の嵩密
度が約1.5g/cm3である場合に、生成するゲッターは多孔
度約25%を有することを示した。
変形域に供給する金属粉末は、好ましくは、粒径が50
μmよりも小さい粒子を70重量%よりも少ない量で含有
すべきである。それで、金属粉末は、嵩密度約1.5g/cm3
を有することになる。上記の金属粉末が、粒径が50μm
よりも小さい粒子を20重量%よりも少ない量で含有する
場合に、該粉末の嵩密度は約0.7g/cm3になる。
ゲッターは、好ましくは、約750〜約950℃の範囲内で
加熱すべきである。該温度範囲は、最大許容収縮レベル
であって、それによって生成するゲッターの機械的強
さ、並びにその多孔度(25〜65%)が維持されるものに
よって決められる。該ブランクを加熱域において加熱し
て750℃よりも低い温度にする場合に、金属原子の拡散
移動度が小さく、ゲッターの機械的強さが減少すること
になることにより、粒子間に一層弱い結合が形成され
る。該ブランクを加熱して950℃を越える温度にする場
合に、想到の収縮が生じて、ゲッターの多孔度の減少を
引き起こし、これより収着レートが低減することにな
る。
ゲッターブランクの多孔度が45%よりも小さい場合
に、該ブランクの標準セクションを渦巻き状に巻いても
よい。
リボンタイプのブランクは小さい機械的強さを示し、
この強さは、多孔度が増大する場合に、減少することが
知られている。実験は、多孔度が45%を越えるゲッター
ブランクを渦巻き状に巻く場合に、該ブランクは破損す
ることを示した。
発明のその他の目的及び利点は、本発明の特定の実施
態様の下記の例によって明らかにすることなる。
発明の特定の実施態様の変法 バナジウム20〜35重量%、カルシウム0.1〜0.5重量%
を含有し、残りがチタンである発明に従う非気化性ゲッ
ターは、多孔度約25〜約65%(容積)を有する。
発明に従うゲッターは、ゲッターを300〜350℃におい
て活性化して、執着される水素の量が1.3m3Pa/kgである
時に、室温で2m3/m2を越える水素収着レートを有する。
該性質は、該ゲッターを、大きなポンピング速度を制
限された空間で供すべき素粒子源及び加速器において、
例えば核融合プラントにおいて使用される収着ポンプに
おいて使用することを可能にする。
上述した数質を有するゲッターを製造するために、発
明に従えば、下記の作業を含む方法を提供する: バナジウム20〜35重量%、カルシウム0.1〜0.5重量%
を含有し、残りがチタンであり、かつ嵩密度約0.7〜約
1.5g/cm3の範囲内を有する金属粉末を変形域に供給す
る。該金属粉末は粒径が50μmよりも小さい粒子を70%
(重量による)よりも少ない量で含有する。該変形域内
で、金属粒子の塑性変形を引き起こす、該金属粉末の圧
縮強さを越える力、例えば1t/cm2を加える。
更に金属粉末を圧延して均一な密度及び最終生成物の
多孔度よりも大きな多孔度を有するリボンブランクを形
成する。リボンの長さはそれの幅よりもずっと長く、リ
ボンは、小さい厚さ及び該リボンを加熱域に移送するの
に十分な強さを有する。圧延加工の結果、例えば15〜80
mmの幅及び例えば0.4〜0.8mmの厚さを有するリボンが製
造される。
該金属粉末は、圧延加工する間、連続成形を受け、粉
末の容積は、重量が一定なままであるが、該粉末中の粒
子配置の密度が増大することから、減少する。
ゲッターブランクが変形域を出ている時に、ゲッター
ブランクを切断して標準セクションにし、例えば長さ20
0、70mm、等を有する該セクションを加熱域に移送す
る。該加熱域において、1Paよりも低い圧力を発生させ
かつ維持し、その下で、化学的に活性なガス(水素を除
く)の分圧は、該加熱域において1.10-2Paよりも低くす
べきであり、かつ該ゲッターブランクをチタン−バナジ
ウム合金の融点の0.6倍よりも低い温度に加熱した後
に、続ける。該加熱温度を約750〜約950℃の範囲に保
つ。該温度範囲は、最大許容収縮レベルであって、それ
によって生成するゲッターの機械的強さが維持される、
すなわち引張強さが、例えば1〜6kg/mm2に達し、かつ
所望の多孔度が25〜65%になるものによって決められ
る。
発明の特定の実施態様の一変法では、ゲッター多孔度
が45%よりも小さいならば、該ゲッターブランクの標準
セクションを渦巻き錠に巻く。リボンタイプのブランク
は小さい機械的強さを示し、この強さは、多孔度が増大
する場合に、減少することが知られている。実験は、多
孔度が45%を越えるブランクを渦巻き錠に巻く場合に、
該ブランクは破損することを示した。
例1 バナジウム28.45重量%、カルシウム0.31重量%、チ
タン71.24重量%を含有し、嵩密度γ=1.17g/cm3を有す
る金属粉末を変形域に供給し、該金属粉末は、粒径が50
μmよりも小さい粒子(q)を57%(重量による)含有
する。該変形域内で、金属粉末を、直径、例えばφ100m
mを有するローラー及び回転速度(V)1.5m/分を使用す
る圧延加工によって成形する。その結果、均一な密度の
ゲッターブランクが、厚さ(h)0.5mm及び幅30mmを有
するリボンの形態で製造され、該ブランクの多孔度は最
終生成物の多孔度よりも大きくなる。圧延加工する間、
該金属粉末は連続に成形される。該リボンタイプのゲッ
ターブラックは、該変形域を出た後に、切断して長さ20
0mmを有する標準セクションにし、次いで該セクション
を加熱域に移送する。該加熱域内で、圧力0.025Paを発
生させかつ維持し、ブランクを加熱して温度(T)850
℃にした後に、1時間の間保つ。ブランクを冷却した後
に取り出す。最終生成物の多孔度(P)は43%であり、
かつその引張強さは2.1kg/mm2である。
生成したゲッターは、温度(TaKT)350℃において15
分間活性化した後に、収着される水素の量(Q)が1.3m
3Pa/kgである時に、収着温度20℃において水素に関する
収着レート(S)4.0m3/m2を有する。
例2 バナジウム27.20重量%、カルシウム0.21重量%、チ
タン72.61重量%を含有し、嵩密度γ0.98g/cm3を有する
金属粉末を変形域に供給し、該金属粉末は、粒径が50μ
mよりも小さい粒子(q)を48%(重量による)含有す
る。該変形域内で、金属粉末を、例1に記載する通りの
ローラーを使用する圧延加工によって成形する。その結
果、均一な密度のゲッターブランクが、厚さ(h)0.5m
m及び幅30mmを有するリボンの形態で製造され、該ブラ
ンクの多孔度は最終生成物の多孔度よりも大きくなる。
該リボンタイプのゲッターブランクを、該変形域を出た
後に、切断して標準セクションにする。多孔度(P)が
45%よりも小さいゲッターブランクの該標準セクション
を、次いで渦巻き状に巻いて内直径80mmを有するコイル
にする。該標準セクションの長さは2.96mである。渦巻
き錠に巻いたゲッターブラックを加熱域に移送し、そこ
で、圧力0.025Paを発生させかつ維持し、ブランクを加
熱して温度(T)850℃にした後に、1時間の間保つ。
渦巻き状に巻いたブランクを、冷却した後に取り出す。
生成したゲッターは、例1によるゲッターの収着表面よ
りも大きな大きい収着表面を特徴とする。渦巻き状に巻
いたゲッターの多孔度(P)は38.5%であり、その水素
に関する収着レート(S)は、温度(TaKT)350℃にお
いて15分間活性化した後に、執着される水素の量(Q)
が1.3m3Pa/kgである時に、20℃である収着温度において
3.3m3/m2である。
異なる嵩密度を有する金属粉末を使用しかつ異なる焼
結温度を適用して行った実験の結果を表に提示する。
表中、γは、金属粉末の嵩密度であり; qは粒径が50μmよりも小さい粒子の量であ
り; Tは加熱温度であり; pはゲッター多孔度であり; hはゲッター厚さであり; Sは水素収着レートであり; tは収着温度であり; Qは収着される水素の量であり; TaKTはゲッター活性化温度である。
産業上の適用可能性 多孔度30%を有する発明に従うゲッターは、半導体生
産において使用される加速器に装着される多段マグネチ
ックディスチャージポンプにおいて寸法180×30×0.8mm
を有するプレート40によって形成される第一段として使
用する場合に、水素に関するポンピングレート0.3〜2m2
/sを有する。
フロントページの続き (72)発明者 プストボーイト ユリ ミハイロビッチ ロシア国 123060 モスコウ,ウリツァ ラスプレティナ,ディー11,ケイディ ーヴィー 7 (72)発明者 ストリヤロフ ブラディーミル レオニ ードビッチ ロシア国 123479 モスコウ,ウリツァ ロゴバ,ディー16,コルプス 1,ケ イヴィー 197 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 1/00 - 49/14 B22F 3/11

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バナジウム20〜35重量%、カルシウム0.1
    〜0.5重量%を含有し、残りがチタンである非気化性ゲ
    ッターであって、多孔度25〜65容積%を有することを特
    徴とする非気化性ゲッター。
  2. 【請求項2】下記の作業を含む非気化性ゲッターの製造
    方法: バナジウム20〜35重量%、カルシウム0.1〜0.5重量%を
    含有し、残りがチタンである金属粉末を変形域に供給
    し、そこで該金属粉末を圧延加工によって成形し、その
    結果ゲッターブランクをリボンの形態で製造し、該リボ
    ンを、該変形域を出た後に、標準セクションに切断し、
    該セクションを更に加熱域に輸送し、該加熱域におい
    て、1Paよりも低い圧力を発生させかつ維持し、該ゲッ
    ターブランクをチタン−バナジウム合金の融点の0.6倍
    よりも低い温度に加熱した後に、保ち、その結果、多孔
    度25〜65容積%を有するゲッターを製造する方法であっ
    て、該変形域に供給する該金属粉末は嵩密度0.7〜1.5g/
    cm3の範囲を有することを特徴とする。
  3. 【請求項3】前記変形域に供給する前記金属粉末が、粒
    径が50μmよりも小さい粒子を70重量%よりも少ない量
    で含有することを特徴とする請求項2の方法。
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